JPH0317639B2 - - Google Patents

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JPH0317639B2
JPH0317639B2 JP13761085A JP13761085A JPH0317639B2 JP H0317639 B2 JPH0317639 B2 JP H0317639B2 JP 13761085 A JP13761085 A JP 13761085A JP 13761085 A JP13761085 A JP 13761085A JP H0317639 B2 JPH0317639 B2 JP H0317639B2
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cut
intersection
cuts
sheet
character
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Tetsuya Kuroiwa
Shinichiro Fukuda
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Shaken Co Ltd
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Shaken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明は、文字・図形等を形成したシートに剥
離用の切り目を入れるためのシートカツト装置に
おける切り目発生方法に関するものである。 [発明の背景技術] シートカツト装置は、第2図に示すように駆動
部3,4でX、Y方向へ移動するカツター1を各
種シート2上で移動させ、文字・図形(以下、単
に文字という)等を切り抜いて形成する装置であ
る。 シートカツト装置に用いるシートは各種のもの
があるが、例えばベースシートと、該ベースシー
ト上に粘着剤で密着している表面シートの二層構
造からなつているものがある。このような二層構
造のシートは、表面シートのみを文字の輪郭に従
いカツターで切り、文字を形成し、シート上に形
成した文字の輪郭の内側(ポジ像)が外側(ネガ
線)の少なくとも一方の表面シートを剥がして、
他の台紙等に張り付け各種デイスプレイとして利
用するものである。例えば、形成した文字のポジ
像を利用するときの一般的な剥離作業は、第3図
aに示すようにシートカツト装置のカツター1で
文字を形成したシート2上より、ポジ像5の表面
シートのみをピンセツト等の剥離治具6で剥がし
b、台紙8等の所望位置に張り付けるようにした
りc、また第4図aのようにシート2上に文字を
所望レイアウトで形成しとき、レイアウトを崩さ
ずにポジ像5を張り付けるため、不要部分(つま
り、ネガ像)7の表面シートのみを剥がしb、シ
ート2のベースシート上に形成したポジ像5を粘
着性のある透明または半透明の転写シート9に一
旦転写しc、更に転写シート9を台紙8等の所定
位置に張り合わせ転写シート9のみを剥がすこと
により文字のレイアウトを崩さずに張り付けでき
るようにしているd。尚、第3図、第4図におい
てネガ像7を利用する場合には、ポジ像5の剥離
と同様にネガ像7の表面シートのみを剥がして台
紙等に張り付けるようにしたり、或いはポジ像5
の表面シートのみを剥がし、シート2のベースシ
ート上のネガ像7を台紙等に張り付けずにそのま
ま利用するようにしている。 [背景技術の問題点] 以上述べてきたような不要部分の剥離作業(特
に、ネガ像を剥離するとき)は、不要部分を一度
で剥離できることが好ましい。しかし、シートの
大きさが大きくなり不要部分が多くなつたり、複
数の文字をレイアウトしたときなどは、不要部分
の粘着性のある表面シートを一度で剥がすことが
困難となる。また、小さい文字に対して不要部分
を剥がすときは、不要部分に比べて粘着力の弱い
ポジ像を不要部分と一緒に剥がしてしまうことが
あり、レイアウトを崩してしまうばかりでなく、
文字の偏や旁等の部首の位置をも崩してしまうと
いう問題が生じている。更に、不要部分のポジ像
を剥離する際には必要とするネガ像の輪郭部分を
ピンセツト等の剥離治具によつて傷つけてしまう
という問題もある。 [発明の目的] 本発明の目的は、多層構造のシート上に形成し
た文字の不要部分に切り目を発生させ、表面シー
トの剥離を容易にしたシートカツト装置における
切り目発生方法を提供するものである。 [発明の概要] 本発明は、文字・図形等を形成したシートに剥
離用の切り目を入れるためのシートカツト装置に
おける切り目発生方法であつて、シートの横
(X)方向または縦(Y)方向の少なくとも一方
向に、一定または任意ピツチの切り目発生位置を
設定し、前記切り目発生位置上に存在する文字・
図形の輪郭との交点を抽出し、前記抽出した交点
を切り目方向に対し出現する順に並び替え、ポジ
像出力に際しては前記切り目発生位置上に交点が
存在しないとき、所定の切り目開始位置から終了
位置まで切り目を発生し、前記切り目発生位置上
に交点が存在するとき、切り目方向に対して奇数
番目の交点を切り目停止位置、偶数番目の交点を
切り目開始位置とし、所定の切り目開始位置から
終了位置まで該交点の属性に従い切り目を発生す
るようにし、ネガ像出力に際しては前記交点が存
在する切り目発生位置上において、切り目方向に
対して奇数番目の交点を切り目開始位置、偶数番
目の交点を切り目停止位置とし、該交点の属性に
従い該交点間に切り目を発生するようにしたこと
を第1の特徴とし;文字・図形等を形成したシー
トに剥離用の切り目を入れるためのシートカツト
装置における切り目発生方法であつて、文字・図
形等のサイズに応じて予め記憶したピツチに従
い、シートの横(X)方向または縦(Y)方向の
少なくとも一方向に、レイアウトした各文字・図
形毎の切り目発生位置を設定し、前記切り目発生
位置の間隔を求め、前記間隔が予め設定した許容
量より大きいときは該間隔内に所定数の切り目発
生位置を追加し、前記間隔が許容量より小さいと
きは文字・図形のサイズの大きい方の文字・図形
によつて設定された切り目発生位置を削除するこ
とにより最適な切り目発生位置を選択し、前記切
り目発生位置上に存在する文字・図形の輪郭との
交点を求め、前記抽出した交点を切り目発生方向
に対し出現する順に並び替え、ポジ像出力に際し
ては前記切り目発生位置上に交点が存在しないと
き、所定の切り目開始位置から終了位置まで切り
目を発生し、前記切り目発生位置上に交点が存在
するとき、切り目方向に対して奇数番目の交点を
切り目停止位置、偶数番目の交点を切り目開始位
置とし、所定の切り目開始位置から終了位置まで
該交点の属性に従い切り目を発生するようにし、
ネガ像出力に際しては前記交点が存在する切り目
発生位置上において、切り目方向に対して奇数番
目の交点を切り目開始位置、偶数番目の交点を切
り目停止位置とし、該交点の属性に従い交点間に
切り目を発生するようにしたことを第2の特徴と
するシートカツト装置における切り目発生方法を
提供するものである。 以下、第5図のフローに従い本発明の第1の切
り目発生方法の概要を詳細に説明する。 レイアウト処理10 例えば、入力した各文字に対して文字のレイア
ウト位置、文字のサイズ、回転、変形等をデイス
プレイを参照しながら指定して所望レイアウトを
作成していく。本願出願人が先に出願した特願昭
59−269443号に記載した方法もレイアウト処理に
関するものである。ここでは、レイアウト領域を
指定することにより、レイアウト領域に対応した
文字サイズを暫定的に設定しレイアウト処理の能
率を向上させるものである。 切り目方向の設定11 切り目を入れていく方向(切り目方向)とし
て、横(X)方向または縦(Y)方向、或いは両
方向を設定する。例えば、切り目方向を横方向と
した場合、縦方向(切り目発生方向)に後述する
切り目発生位置が設定される。 ピツチ設定12 設定した切り目方向に発生する切り目のピツチ
量を設定する。該ピツチ量は一定または任意に設
定し、ピツチも等ピツチまたは可変ピツチとして
設定する。ピツチ量が設定されると、該ピツチ量
に従い切り目発生方向に切り目発生位置を求め
る。例えば、第1図aは出力サイズxn、yoのシ
ート2の横方向にピツチ量pの切り目を等ピツチ
で発生する場合を示す。該ピツチ量pに従いシー
ト2の始端0より切り目発生位置y1〜y9が求めら
れ設定される。尚、ピツチ量pを設定する代りに
切り目発生位置を直接設定するようにしてもかま
わない。 ポジ/ネガ設定13 シートカツト装置で切り抜いたシートに対して
ポジ像かネガ像のどちらを利用するのか、或いは
不要部分はどちらなのかを設定する。該ポジ/ネ
ガ設定により不要部分に切り目を発生することが
できる。 切り抜き14 切り抜きを指令することにより、シートカツト
装置は前記レイアウト処理10で作成したレイア
ウトの各文字の輪郭点に従いカツターを移動させ
文字を切り抜いていく。 交点抽出15 文字を切り抜いていくと同時に文字の輪郭点
が、前記設定した切り目発生位置上に存在するか
否かを判別し、存在するとき該輪郭点を交点とし
て記憶する。以下、これを交点テーブルという。
第1図aにおいては、輪郭点に従い切り抜いた文
字「友」に対して、文字の輪郭点のy座標が切り
目発生位置y1〜y9と一致するか否かを判別するこ
とにより、図示のようにa1〜a23の交点(●で示
す)が抽出され、該交点は抽出された順に例えば
第6図aのように各切り目発生位置y1〜y9上に存
在する交点のx座標を記憶した交点テーブルを作
成する。 交点ソート16 抽出された交点は、各切り目発生位置の切り目
方向に対して出現順に並び替えられる。例えば、
シート2のx座標の始端0から終端xnを切り目
方向とするとき、第1図aに示す切り目発生位置
y1〜y9において抽出された交点a1〜a23をx座標
の降順に並び替える。こうして前述の第6図aの
ように抽出順に記憶した交点テーブルの交点a1
a23は、第6図bのように各切り目発生位置にお
いてx座標の降順に並び替える。第1図aからも
分るように、第6図bでは切り目発生位置y5とy6
上の交点が夫々並び替えられた交点テーブルとな
る。 切り目発生17 前記ポジ/ネガ設定13においてポジを設定し
た場合において、切り目発生位置上に交点が存在
しないとき、例えば切り目開始位置及び終了位置
として設定した切り目方向の始端から終端まで切
り目を発生させ、切り目発生位置上に交点が存在
するとき、切り目方向の奇数番目の交点を切り目
停止位置、偶数番目の交点を切り目開始位置とし
て始端から終端まで該交点の属性に従い切り目を
発生する。第6図bにおいて切り目発生位置y1
においては始端0から終端xnまで切り目を発生
し、切り目発生位置Y2上においては交点a1を切
り目停止位置、交点a20を切り目開始位置とする
ことにより、始端0から交点a1までと交点a20
ら終端xnまでに切り目を発生する。以下、各切
り目発生位置において同様に切り目を発生するこ
とにより、第1図bに示すようなポジ像のときの
切り目C(実線で示す)を発生する。 一方、ネガを設定した場合において、切り目発
生位置に交点が存在しないときは切り目を発生さ
せず、切り目発生位置に交点が存在するときのみ
切り目方向に対して奇数番目の交点を切り目開始
位置、偶数番目の交点を切り目停止位置として該
交点の属性に従い該交点間に切り目を発生する。
第6図bにおいて切り目発生位置y1上には交点が
存在しないので切り目は発生せず、切り目発生位
置y2上においては交点a1を切り目開始位置、交点
a20を切り目停止位置とすることにより、交点a1
から交点a20まで切り目を発生する。以下、各切
り目発生位置において同様に切り目を発生するこ
とにより、第1図cに示すようなネガ像のときの
切り目C(実線で示す)を発生する。 尚、切り目方向を横方向とした場合について説
明したが、切り目方向を縦方向とした場合には、
前述した切り目発生位置をx座標上に設定し、該
切り目発生位置上に存在する交点のy座標を記憶
するようにして同様に処理することができる。 また、切り目方向として縦横両方向を設定した
場合、前述の切り目方向を横とした場合と縦にし
た場合の両方の処理を行なえばよい。例えば、第
7図aに示すように縦及び横の切り目発生方向に
夫々設定されたピツチ量py、pxによつて、各切
り目発生位置y1〜y9及びx1〜x4が設定され、各切
り目発生位置において文字の輪郭との交点(切り
目発生位置y1〜y9上の交点を●、切り目発生位置
x1〜x4上の交点を〇で示す)を夫々抽出し、ポジ
像のときは第7図bのように横方向の切り目C1
と縦方向の切り目C2を夫々発生させ、ネガ像の
ときは第7図cのように横方向の切り目C1と縦
方向の切り目C2を夫々発生させる。 上記第1の方法においては、レイアウトした文
字に対し切り目を発生するピツチを別途設定して
切り目を発生する場合について説明したが、次に
第2の方法としてレイアウトした文字のサイズに
応じたピツチを自動的に設定して切り目を発生さ
せる方法について説明する。尚、この方法は前記
説明した第5図のフローにおいてピツチ設定12
を第8図に示すフローに従い処理するだけで以下
同様に処理することができる。 前記した第5図のフローに従いレイアウト処理
10及び切り目方向設定11を行なう。例えば、
第9図は文字「き」、「り」、「め」を所望レイアウ
トしたものであり、図示のように文字「き」は文
字サイズ(SX1、SY1)として、文字の中心を座
標M1にレイアウトし、文字「り」は文字サイズ
(SX2、SY2)として、文字の中心を座標M2にレ
イアウトし、文字「め」は文字サイズ(SX3
SY3)として、文字の中心を座標M3にレイアウ
トし、更に、角度θだけ回転したものである。
尚、図中の文字を囲む枠は文字の形状を説明上示
したもので実際には出力されない。 以下、本発明の第2の方法におけるピツチ設定
処理について第8図のフローに従い説明する。 文字毎のピツチ抽出20 予め各種文字サイズに応じたピツチ量を記憶
し、レイアウトする各文字サイズに対応したピツ
チ量を読出し、該ピツチ量に従い該文字の切り目
発生位置を求める。例えば、該文字の中心座標よ
り切り目発生方向と逆方向に文字サイズの半角分
ずらした位置を該文字の切り目発生位置の開始点
とし、該ピツチ量に従い該開始点より切り目発生
位置を求め、切り目発生位置と該文字サイズを記
憶したピツチテーブルを作成する。第9図におい
て文字「き」のY方向のサイズSY1に対してピツ
チ量P1が設定され、文字「り」のY方向のサイ
ズSY2に対してピツチ量P2が設定され、文字
「め」のY方向のサイズSY3に対してピツチ量P3
が夫々設定される。そして、各ピツチ量に従い切
り目発生位置を求めることにより、文字「き」に
対してy1、y2、y3、y6、y8が設定され、文字
「り」に対してy4、y5、y7、y8、y9が設定され、
文字「め」に対してy10、y11、y12、y13の切り目
発生位置が夫々設定される。そして、第10図a
に示すように切り目発生位置Pと該文字の文字サ
イズSを記憶したピツチテーブルを作成する。 ピツチソート21 前記ピツチテーブルに記憶された各文字毎の切
り目発生位置を切り目発生方向に対して降順に並
び替える。例えば、第10図aのように記憶した
各文字毎の切り目発生位置縦方向に対して降順に
並び替えることにより、第10図bのようなピツ
チテーブルとなる。 ピツチ量lの算出22 並び替えられたピツチテーブルの切り目発生位
置に対して各ピツチ量lを算出する。そして、該
ピツチ量lが予め設定した許容量の範囲内にある
か否かを判別する。 ピツチ削除23 ピツチ量lが許容量より小さいとき、前記ピツ
チテーブルより該切り目発生位置の文字サイズを
比較し、文字サイズの大きい方の文字によつて設
定された切り目発生位置を削除する。例えば、第
9図において切り目発生位置y5とy6間、及び切り
目発生位置y9とy10間のピツチ量lが許容量以下
であるとすると、第10図bより該当する切り目
発生位置(y5とy6、およびy9とy10)の文字サイ
ズ(SY1とSY2、およびSY2とSY3)を夫々比較
することにより、SY1>SY2、およびSY2<SY3
であることから切り目発生位置y6及び切り目発生
位置y10がピツチテーブルより削除される。 ピツチ追加24 ピツチ量lが許容量より大きいとき、該ピツチ
内に所定数の切り目発生位置を追加する。例え
ば、第9図において切り目発生位置の始端0と切
り目発生位置y1のピツチ量lが許容量以上である
とすると、例えば該ピツチを2等分する切り目発
生位置ysを新たにピツチテーブルの始端0と切り
目発生位置y1間に追加する。 ピツチ選択25 前記ピツチ削除23、ピツチ追加24において
ピツチ量lが許容量より小さいときは該当する切
り目発生位置をピツチテーブルより削除し、ピツ
チ量lが許容量より大きいときは該ピツチ内に所
定数の切り目発生位置を新たにピツチテーブルに
追加して、前記ピツチテーブルより最適な切り目
発生位置が選択される。例えば、第10図bにお
いては最適な切り目発生位置として第10図cの
ように切り目発生位置が選択される。 このようにして切り目発生位置が設定される
と、以下前述した第5図に示したフローに従いポ
ジ/ネガ設定13から切り目発生17までの処理
を同様して行なうことにより、ポジ像のときは第
11図aのように切り目Cを発生し、ネガ像のと
きは第11図bのように切り目Cを発生する。ま
た、第1の方法と同様に切り目方向を縦方向にし
たり、或いは縦横両方向として処理してもかまわ
ない。 [発明の実施例] 本発明における第1の切り目発生方法及び第2
の切り目発生方法を最適に実施し得る装置の一実
施例を示すブロツク図を第12図乃至第13図に
示す。 第12図において30は文字の入力、該文字に
対するレイアウト位置情報、形状情報などのレイ
アウト情報の設定、切り目方向の設定、切り目の
ピツチの設定などを行なう入力部、31はデータ
の転送・各種制御を行なう制御部、32は入力部
30のレイアウト情報に従いレイアウトを行なう
レイアウト処理部、33は該レイアウト情報を記
憶するレイアウトデータ記憶部、34はレイアウ
ト処理部32でレイアウトされた文字のパターン
をキヤラクタージエネレータ35より読出して
CPTデイスプレイ等の表示部36に表示するこ
とにを制御する表示制御部、37は文字等を切り
抜いたシートの不要部分に切り目を発生させる切
り目発生部、38はレイアウト処理部32でレイ
アウトされた文字に対し、キヤラクタージエネレ
ータ35より読出した文字の輪郭点に従い、シー
トカツト装置等のシートカツト部39のカツター
を制御するカツター制御部である。 次に動作について説明する。まずレイアウト作
成について説明する。入力部30より入力した文
字は表示部36に表示され、表示部36で文字を
確認しながら各文字に対して各種レイアウト情報
を設定する。レイアウト処理部32は該レイアウ
ト情報に従い文字のレイアウトを行ない、該レイ
アウト情報をレイアウトデータ記憶部33に記憶
する。こうして作成されたレイアウトは表示制御
部34によつて対応する文字パターンをキヤラク
タージエネレータ35より読出して表示部36に
表示される。尚、レイアウト作成の詳細について
は前述した特願昭59−269443号に記載したとおり
であるので省略する。 レイアウトが完了し入力部36より切り抜きを
指令することにより、カツター制御部38は前記
レイアウトデータに従いキヤラクタージエネレー
タ35より対応する文字パターンを読出し、該文
字パターンの輪郭点を順次シートカツト部39へ
出力する。シートカツト部39は該輪郭点に従い
カツターを移動してシート上に所望文字を形成す
る。 次に、本発明の切り目発生部37の動作につい
て第13図を用いて詳細に説明する。はじめに切
り目のピツチを別途入力する第1の方法の場合に
ついて説明する。演算部40は入力部30より入
力したピツチ量lに従い切り目発生位置を求め
る。該切り目発生位置はピツチ選択部44におい
て全て切り目発生位置として選択される。 切り目発生位置が設定されると文字の切り抜き
が行なわれる。文字の切り抜きが行なわれると交
点検出部45は第12図のカツター制御部38よ
り出力される輪郭点(x、y)を入力し、切り目
発生位置選択部44で選択した切り目発生位置と
比較し、一致したときの輪郭点を交点として交点
記憶部46に記憶する。交点記憶部46に記憶さ
れた交点は交点座標ソート部47において切り目
方向に対して出現順に交点を並び替える。こうし
て並び替えられた交点は交点出力部48において
入力部30のポジ/ネガ設定により、ポジ設定の
場合、交点記憶部46の切り目発生位置に対して
交点が存在しないときは、切り目方向の始端と終
端の座標をカツター制御部38へ出力することに
より、カツター制御部38はカツターを制御して
始端、終端間に切り目を入れていく。 また、交点が存在するときは切り目方向に対し
て奇数番目の交点を切り目停止位置、偶数番目の
交点を切り目開始位置としてカツター制御部38
へ出力することにより、カツター制御部38は該
交点の属性に従いカツターを制御して始端、終端
間に所定の切り目を入れていく。 一方、ネガ設定の場合、交点の存在する切り目
発生位置において、切り目方向に対して奇数番目
の交点を切り目開始位置、偶数番目の交点を切り
目停止位置としてカツター制御部38へ出力する
ことにより、カツター制御部38は該交点の属性
に従いカツターを制御して該交点間に切り目を入
れていく。 次に第2の方法の場合の動作について説明す
る。第2の方法の場合は第13図に示す切り目発
生部37においてピツチ記憶部41、切り目発生
位置記憶部42、切り目発生位置ソート部43を
追加する。 第12図の入力部30より切り抜き指令が入力
されると、レイアウト処理部32よりレイアウト
した各文字のレイアウト位置情報及び文字サイズ
が演算部40に入力される。そして、ピツチ記憶
部41に記憶した各文字サイズに対応するピツチ
量より該文字サイズに対応するピツチ量を読出
し、該レイアウト位置情報に従い求めた切り目発
生位置を切り目発生位置記憶部42に記憶する。
切り目発生位置記憶部42に記憶した切り目発生
位置は、切り目発生位置ソート部43において切
り目発生方向に対して降順に並び替えられる。切
り目発生位置選択部44は各切り目発生位置のピ
ツチ量を求め、該ピツチ量が許容量より小さいと
きは文字サイズの大きい方の文字によつて設定さ
れた切り目発生位置を削除し、該ピツチ量が許容
量より大きいときは該ピツチ内に所定数の切り目
発生位置を新たに設定することにより最適な切り
目発生位置が選択される。こうして切り目発生位
置が選択されると、以下前述の第1の方法と同様
に交点検出部45、交点座標記憶部46、交点座
標ソート部47、交点出力部48を動作すること
により切り目を発生することができる。 [発明の効果] 本発明は、多層構造のシート上に形成した文字
の不要部分に対して設定したピツチの切り目を発
生させることにより表面シートの剥離を容易にす
ることができる。また、不要部分が多くなつて
も、該不要部分を分割して剥離できるので、従来
のように不要部分と一緒に文字を剥がしてしまう
こともない。更に、不要部分がポジ像のときには
該ポジ像の切り目よりピンセツト等の剥離治具で
剥離すれば必要とするネガ像を傷つけることもな
い。更に、ポジ像を転写シートに一旦転写して台
紙等に張り付ける場合において、本発明により切
り目を入れた不要部分の表面シートを剥離する
際、第1図b及び第11図aのように横方向の切
り目を入れときのシート2の上部及び下部の不要
部分50,51や、第7図bのように縦横両方向
に切り目を入れたときのシート2の四隅の不要部
分52,53,54,55の表面シートを剥離せ
ずに文字共に転写シートに転写すれば、台紙等に
張り付ける際に位置決めし易いという副次的効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の方法で発生した切り目
の一例を示す図、第2図はシートカツト装置の外
観図、第3図、第4図は二層構造のシートの剥離
作業を説明するための図、第5図は本発明の処理
手順を示すフロー図、第6図は第5図を説明する
ための図、第7図は本発明の第1の方法の応用例
を示す図、第8図は本発明の第2の方法の処理手
順を示すフロー図、第9図、第10図は第8図を
説明するための図、第11図は本発明の第2の方
法で発生した切り目の一例を示す図、第12図は
本発明を最適に実施し得る装置の位置実施例を示
すブロツク図、第13図は第12図の切り目発生
部を詳細に示すブロツク図である。30……入力
部、31……制御部、35……キヤラクタージエ
ネレータ、37……切り目発生部、38……カツ
ター制御部、39……シートカツト部、40……
演算部、41……ピツチ記憶部、42……切り目
発生位置記憶部、43……切り目発生位置ソート
部、44……切り目発生位置選択部、45……交
点検出部、46……交点座標記憶部、47……交
点座標ソート部、48……交点出力部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字・図形等の輪郭に切り目を形成したシー
    トに剥離用の切り目を入れるためのシートカツト
    装置における切り目発生方法であつて、 シートの横(X)方向または縦(Y)方向の少
    なくとも一方向に、一定または任意ピツチの切り
    目発生位置を設定し、前記切り目発生位置上に存
    在する文字・図形の輪郭の切り目との交点を抽出
    し、前記抽出した交点を切り目方向に対し出現す
    る順に並び替え、ポジ像出力に際しては前記切り
    目発生位置上に交点が存在しないとき、所定の切
    り目開始位置から終了位置まで切り目を発生し、
    前記切り目発生位置上に交点が存在するとき、切
    り目方向に対して奇数番目の交点を切り目停止位
    置、偶数番目の交点を切り目開始位置とし、所定
    の切り目開始位置から終了位置まで該交点の属性
    に従い切り目を発生するようにし、ネガ像出力に
    際しては前記交点が存在する切り目発生位置上に
    おいて、切り目方向に対して奇数番目の交点を切
    り目開始位置、偶数番目の交点を切り目停止位置
    とし、該交点の属性に従い該交点間に切り目を発
    生するようにしたことを特徴とするシートカツト
    装置における切り目発生方法。 2 サイズが異なる複数の文字・図形等の輪郭に
    切り目を形成したシートに剥離用の切り目を入れ
    るためのシートカツト装置における切り目発生方
    法であつて、 文字・図形等のサイズに応じて予め記憶したピ
    ツチに従い、シートの横(X)方向または縦
    (Y)方向の少なくとも一方向に、レイアウトし
    た各文字・図形毎の切り目発生位置を設定し、前
    記切り目発生位置の間隔を求め、前記間隔が予め
    設定した許容量より大きいときは該間隔内に所定
    数の切り目発生位置を追加し、前記間隔が許容量
    より小さいときは文字・図形のサイズの大きい方
    の文字・図形によつて設定された切り目発生位置
    を削除することにより最適な切り目発生位置を選
    択し、前記切り目発生位置上に存在する文字・図
    形の輪郭の切り目との交点を求め、前記抽出した
    交点を切り目発生方向に対し出現する順に並び替
    え、ポジ像出力に際しては前記切り目発生位置上
    に交点が存在しないとき、所定の切り目開始位置
    から終了位置まで切り目を発生し、前記切り目発
    生位置上に交点が存在するとき、切り目方向に対
    して奇数番目の交点を切り目停止位置、偶数番目
    の交点を切り目開始位置とし、所定の切り目開始
    位置から終了位置まで該交点の属性に従い切り目
    を発生するようにし、ネガ像出力に際しては前記
    支点が存在する切り目発生位置上において、切り
    目方向に対して奇数番目の交点を切り目開始位
    置、偶数番目の交点を切り目停止位置とし、該交
    点の属性に従い交点間に切り目を発生するように
    したことを特徴とするシートカツト装置における
    切り目発生方法。
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