JPH03174858A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、留守応答時に音声信号メモリの内容を再生し
て応答メツセージとして出力する留守番電話装置に関す
るものである。

［従来の技術１ 従来の留守番電話装置に応答メツセージを録音する場合
は、所定の機能キーを操作して録音モードとした後、マ
イクまたは送受話器により入力された応答メツセージを
この装置の中の録再ＩＣの所定のエリアに録音するもの
となっている。そして、留守モードにおける着信応答時
には、録音時と同一のビットレートによりこの録音され
た応答メ・Ｙセージを再生し、この再生された応答メツ
セージを電話回線を介し相手に送出している。

［発明が解決しようとする課題１ 上述した従来の留守番電話装置は、録音時と同一のビッ
トレートによりこの録音された応答メツセージを再生し
ているので、若い女性臼らが応答メツセージを録音して
おいて、留守応答時にこれが再生された場合、録音した
音声がそのままの状態で再生されることになり、イタズ
ラ電話を招く恐れがあるという問題があった。

［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するために、本発明に係る留守番
電話装置は、音声信号メモリの内容を再生する複数の再
生ビットレートに対応した各ボイスモードのうちのいず
れかを設定する設定手段と、この設定手段の出力に基づ
いて音声信号メモリからの再生ビットレートを制御する
制御手段とを備えたものである。

また、設定手段は、用件メツセージ録音再生装置の制御
キーを用いるようにしたものである。

また、設定手段は、時間帯を設定する時間帯設定手段と
、時間帯に対応するボイスモードを設定するボイスモー
ド設定手段とから構成されるようにしたものである。

［作用１ 留守応答時には、設定されたボイスモードに対応する再
生ビットレートにより音声信号が再生される。

また、用件メツセージ録音再生装置の制御キーが操作さ
れると留守応答時のボイスモードが設定される。

まｔ：、設定された時間帯になると、これに対応するボ
イスモードが設定される。

［実施ｆＭ］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明に係る留守番電話装置の一実施例を示す
ブロック図である。同図において、１゜１２はダイオー
ド、３皇〜３８はコンデンサ、４１．４□はフ・ツクス
イッチ、５１．５□はトランジスタ、７は通話回路、８
はダイヤル回路、９はダイヤルキー、１０は保留音回路
、１）はアンプ、１２はスピーカ、１３は音声録再回路
、１４はこの留守番電話装置の制御を行うＣＰＵ、１５
は再生ボタン、早送りボタン１巻き戻しボタンおよび応
答メツセージボタン等で構成される機能キー（制御キー
）、１６は１６Ｈｚ検出回路、１７は着信ブザー、１８
は着信検出回路、２１は各種の音声メツセージ等の音声
信号の録音再生が行われる録再ＩＣ（音声信号メモリ）
、２２はＤＴＭＦレシーバ、２３は各種の表示を行う表
示回路、２４は送話器を示すＴ、２５は受話器を示すＲ
１３０はＣＰＵ１４に内蔵された時計回路である。なお
、予め録再ＩＣ２１の音声信号を再生するビットレート
が設定されていて、この録再ＩＣ２１に録音された応答
メツセージ等の音声メツセージを再生する場合は、設定
されたビットレートに従って再生されるものとなってい
る。

そして、この留守番電話装置が留守モードに設定された
のち、電話回線端子Ｌ１．Ｌ２を介して着信が到来する
と、ＣＰＵＬ４はこの着信の到来を着信検出回路１８を
介して入力し、この着信に自動的に応答する。続いて、
ＣＰＵ１４は、録再ｒｃ２１に録イされた応答メツセー
ジを予め設定されたビ・ソトレートで再生して、この再
生されたｎ声信号を電話回線端子Ｌｌ　、Ｌ２を介して
相手に送出する二そしてその後、相手からの音声メツセ
ージが録再］Ｃ２１に録音されるものとなっている。

次に、本発明の留守番電話装置の第１実施例の動作を第
２図のフローチャートに基づいて説明する。

まず、ステップ５０において在宅待機処理が行われて在
宅モードが設定され、続いてステップ５１で応答メツセ
ージが録再ＩＣ２１に録音される。なお、この応答メツ
セージの録音及び再生を手動で行う場合には、機能キー
１５内の応答メツセージボタンを操作して行う、そして
、録再ＩＣ２１にメツセージが録音されていないときに
このボタンが操作されればメツセージの録音が行え、ま
た録音されているときにこのボタンが操作されればメツ
セージの再生ができる。

次に、ステップ５２で留守モードが設定されたか否かが
判断され、これが「Ｎ」のとき、すなわち在宅モードの
ときはステップ５３において応答メツセージボタンの押
下が判断される。そして、これが「ＮＪのときはステッ
プ５２に戻るが、「Ｙ」のときは、ステップ５４で応答
メツセージの再生およびビットレートの変更処理が行わ
れる。すなわち、留守モードを設定する前に、ビットレ
ートを変えながら、再生される応答メツセージを聴取し
て適切なビットレートに設定する。ここで、再生ビット
レートが大であれば録音した音声信号よりも高い周波数
の音声信号として再生され、また再生ビットレートが小
であれば低い周波数の音声信号として再生される。

次に、ステップ５２で「Ｙ」のとき、すなわち留守モー
ドが設定されれば、ステップ６０において留守待機の処
理が行われ、続いてステップ６１で電話回線からの着信
の到来が判断される。そして、これが「Ｙ」のときはこ
の着信に自動応答するとともに、ステップ６２で設定さ
れたビットレートにより留守応答処理、すなわち設定さ
れたピッ１〜レー１へにより応答メツセージが再生され
て電話１ｉｉ１ｔｔを介して相手に送出され、続いてス
テ・ツブ６３で相手の音声を録音する留守録音処理が行
われる。

また、ステップ６１でＩＮ、のとき、すなわち着信が到
来しなければ、ステップ６４で留守モードの解除が！−
１）１）７Ｆされ、これが「Ｙ」のときはステップ６０
に戻り、ｒ　Ｎ　Ｊのとき、すなわち留守モードが解除
されないときは、ステップ７０で応答メツセージボタン
の押下が判断される。

ステ・ツブ７０において「Ｎ」のときは、ステップ６０
に戻り、「ＹＪのとき、すなわち応答メツセージボタン
が押下されれば、ステップ７１において予め設定された
ビットレートで応答メツセージの再生が行われる。すな
わち、留守モードにおいても応答メツセージボタンを押
下すれば、予め設定されたビットレートにより応答メツ
セージの再生を行うことができ、後述するようにこの留
守モード中でもビットレートの変更が行える。なお、こ
の設定されたビットレートは次に変更操作が行われるま
では保持されている。

次に、ステップ７２において応答メツセージの再生終了
の判断が行われ、これが「Ｙ」のときはステップ６０に
戻るが、「Ｎ」のとき、すなわち再生が終了しなければ
、ステップ７３で機能キー１５内の各ボタンの操作によ
る音声信号の再生ビットレート変更要求、すなわち音声
変更要求の判断が行われる。ここで、機能キー１５内の
各ボタンのうち、再生ボタンが押下された場合には再生
する音声信号のビ・ソトレートは録音するビットレート
よりも大となり、また早送りボタンが押下された場合は
録音するビットレートと同一となり、さらに巻き戻しボ
タンが押下された場合は録音するビットレートより小と
なり、各再生ビットレートに対応する各ボイスモードが
設定できる。

なお、再生ボタン、早送りボタン・よび巻き戻しボタン
の各ボタンは、この留守番電話装置の本来の機能を実現
するために従来から設けられている既存のボタンである
。

次に、ステップ７３で「Ｎ」のとき、すなわち音声変更
要求ではないときはステップ７１に戻って応答メツセー
ジの再生処理が行われ、ステップ７３で「Ｙ」のときは
、ステップ７４で応答メツセージの再／Ｌを停止し、続
いてステップ７５で各ボタン操作に応じたビットレート
の変更処理が行われて、ステップ７１に戻り応答メツセ
ージの再ノＬ処理が再開される。

なお、本実施例においては留守モードが解除されても、
音声信号再生時のビットレートは設定されたままの状態
を保持するようにしているが、これをリセットしてノー
マルモード、すなわち録音時と同一のビットレートに再
設定するようにしても良い。

次に、本発明の留守番電話装置の第２実施例の動作を第
３図のフローチャートに基づいて説明する。

まず、ステップ８０において各ボイスモードを変更する
ボイスチェンジモードのセットの判断が行われる。そし
て、これが「Ｙ」のときは、ステップ８■において１日
を２つの時間帯に分けたうちの第２時間帯（例えば夜間
〉の開始・終了時刻がダイヤルキー９を操作することに
よりＣＰＵ１４の内蔵メモリに設定される。続いて、第
１゜第２時間帯のそれぞれのボイスモードが機能キー１
５内の各ボタンを操作することによりＣＰＵＩ４の内蔵
メモリに設定される。なお、この留守番電話装置を女性
が使用する場合には、予めこの女性の音声により応答メ
ツセージを録音しておき、第２時間帯、すなわち夜間時
のボイスモードの設定を、ビットレートの小さい、従っ
て周波数の低い音声信号が再生されるようなモードに設
定すれば、夜間における留守応答時に周波数の低い男性
のような音声信号が相手に送出されてイタズラ電話の撃
退を行うことができる。

続いて、ステップ８２において留守モードのセットの判
断が行われ、これがｒ　Ｎ　、＋のときはステップ８０
に戻る。また、ステップ８０で「Ｎ」のときはステップ
８２において留守モードのセットの判断が行われる。

ステップ８２において「Ｙ」のとき、すなわち留守モー
ドがセットされれば、ステップ９０において留守待機の
処理が行われ、続いてステップ９１で時計回路３０の出
力を検出してこれがＣＰＵ１４の内蔵メモリに設定され
た第２時間帯の開始時刻と一致したか否かが判断され、
これが「ＹＩのときは第２時間帯の開始時刻になったと
いうことで、ステップ９２で第２時間帯のボイスモード
がＣ））　ＬＪ　１４に内蔵されたモードメモリにセッ
トされる。その後、ステップ９３で第２時間帯の終了時
刻になったか否かが判断されることになるが、このとき
は第２時間帯の開始時刻になったばかりなので、「Ｎ」
となり、ステップ９５において着信の到来が１）断され
る。

ステップ９５で「Ｙ」のとき、すなわち着信が到来すれ
ば、この着信に自動応答してステップ９６でモードメモ
リに設定されたボイスモードに応じたビットレートで応
答メツセージが再生されて型詰回線に送出され、ステッ
プ９１に戻る。また、ステップ９５で「Ｎ」のとき、す
なわち着信がｆ：’ｌ　東しなければステップ９１に戻
る。

また、ステップ９１で「Ｎ」のとき、すなわち第２時間
帯の開始時刻になっていないときは、ステップ９３に進
み第２時間帯の終了時刻になったか否かが判断され、こ
れが「Ｎ」のときはステップ９５に進むが、「Ｙ」のと
き、すなわち第２時間帯の終了時刻になれば、第１時間
帯（例えば昼間）になったということで、ステップ９４
で第１時間帯のボイスモードがモードメモリに設定され
、ステップ９５で着信の到来が判断される。

なお、本実施例において第１時間帯をノーマルボイスモ
ード、すなわち録音時のビットレートと同一のビットレ
ートで再生されるモードに予め固定しても良く、また、
３つ以上の時間帯を設けてそれぞれにボイスモードを設
定するようにしても良い。

［発明の効果］ 以上説明したことから明らかなように、本発明に係る留
守番電話装置は、留守応答時には、設定されたボイスモ
ードに対応する再生ビットレートにより音声信号を再生
するように構成したので、録音した音声信号と異なる音
声信号が再生され、この結果イタズラ電話を撃退できる
という効果がある。

また、用件メツセージ録音再生装置の制御キーを操作し
て留守応答時のボイスモードを設定するようにしたので
、特別なキーを設けることなく。

既存のキーによりボイスモードが設定できるという効果
がある。

また、設定された時間帯になると、これに対応するボイ
スモードが設定されるようにしたので、ボイスモードの
設定が自動的に行えるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る留守番電話装置の一実施例を示す
ブロック図、第２図はこの装置の第１の実施例の動作を
説明するフローチャート、第３図は第２の実施例の動作
を説明するフローチャートである。 ４１　、４２　・・−・フックスイッチ、７・・・・通
話回路、８・・・・ダイヤル回路、９・・・・ダイヤル
キー、１０・・・・保留音回路、■１・・・・アンプ°
、１３・・・・音声録再回路、■４・・・・ＣＰ　ＬＪ
、■５・・・・機能キＬ　６・−・・１６Ｈｚ検出回路
、１８・・・着信検出回路、２１・・・・録再ＩＣ１２
２・・・・Ｄ　Ｔ　Ｍ　Ｆレシーバ、２３−・−・表示
回路、３０・・・・時計回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部から入力された音声を一定のビットレートで
   音声信号メモリに録音し、留守応答時に音声信号メモリ
   の内容を再生して応答メッセージとして出力する留守番
   電話装置において、 前記音声信号メモリの内容を再生する複数の再生ビット
   レートに対応した各ボイスモードのうちのいずれかを設
   定する設定手段と、 この設定手段の出力に基づいて前記音声信号メモリから
   の再生ビットレートを制御する制御手段と を備えてなる留守番電話装置。
2. （２）請求項（１）記載の留守番電話装置において、設
   定手段は用件メッセージ録音再生装置の制御キーを使用
   するようにしたことを特徴とする留守番電話装置。
3. （３）請求項（１）記載の留守番電話装置において、設
   定手段は時間帯を設定する時間帯設定手段と、時間帯に
   対応するボイスモードを設定するボイスモード設定手段
   とからなるようにしたことを特徴とする留守番電話装置
   。