JPH0317254B2 - - Google Patents

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JPH0317254B2
JPH0317254B2 JP19112183A JP19112183A JPH0317254B2 JP H0317254 B2 JPH0317254 B2 JP H0317254B2 JP 19112183 A JP19112183 A JP 19112183A JP 19112183 A JP19112183 A JP 19112183A JP H0317254 B2 JPH0317254 B2 JP H0317254B2
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JP
Japan
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output
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sensitivity
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frequency stage
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JP19112183A
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English (en)
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JPS6083427A (ja
Inventor
Hisashi Arita
Kyotake Fukui
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、受信機の入力感度の切換えなどに用
いられる感度自動切換装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、放送局の多局化あるいはアマチユア無線
局等の増加が進んでおり、電波間の妨害による相
互変調などの問題が生じてきている。この防害特
性を改善するために高周波段の選択度を上げた
り、あるいはアツテネータなどを用いて妨害電波
の信号レベルを下げるなどの処理がなされてい
る。
以下図面を参照しながら従来の感度切換装置に
ついて説明する。第1図は従来の感度切換装置の
ブロツク図である。1はアンテナ、2′は感度切
換回路であり、高感度高周波回路2a(以下高感
度RFという)か低感度高周波回路2b(以下低感
度RFという)かの切換えを行ない高周波増幅器
7(以下RF増幅器という)に接続される。RF増
幅器7の出力はコンバータ8で中間周波数に変換
されて中間周波段へ出力される。
以上のような構成からなり、希望波のみであれ
ば高感度RF2aの出力をRF増幅器7に入力する
ように感度切換制御が行われる。
又、妨害波が存在する場合には低感度RF2b
の出力をRF増幅器7に入力するように感度切換
制御が行われる。ここで、感度切換制御は操作者
が再生音を聞いて妨害の有無を判断してスイツチ
2cをON/OFFさせることにより行つている。
しかしながら、上記のような構成においては放
送局を選局するたびに妨害が生じているかどうか
を耳で判断したり、あるいは同調周波数の近傍に
信号が存在するかどうかを確認した後スイツチを
操作することにより感度切換えを行なうというわ
ずらわしいものであり、さらに、カーラジオのよ
うに移動受信の場合、電波状況が変化し、その都
度、感度切換制御の判断をしなければならないと
いう問題点を有していた。
発明の目的 本発明は、感度切換えの判断および操作のわず
らわしさをなくすとともに、電波状況の変化に応
じて感度切換えを行ない、妨害波による影響を少
なくしながら、高感度を維持することを可能にす
る感度自動切換装置を提供することを目的とす
る。
発明の構成 本発明の感度自動切換装置は、高周波段と、前
記高周波段(コンバータを含む)の出力レベルを
検出する第1のレベル検出回路と、中間周波段
と、前記中間周波段の出力レベルを検出する第2
のレベル検出回路と、上記第1のレベル検出回路
の出力と基準レベルを比較する第1の比較器と、
上記第2のレベル検出回路の出力と基準レベルを
比較する第2の比較器と、上記第1、第2の比較
器の出力に基づき感度切換の判定を行う切換判定
回路と、前記切換判定回路の出力に基づき入力感
度を少なくとも2段以上切換える感度切換回路か
ら構成したものであり、これにより希望波と妨害
波の受信レベルに応じて自動的に感度設定を行な
うものである。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第2図は本発明の一実施例における感度自動切
換装置のブロツク図であり、第1図のブロツク図
と同一の部分については、同一番号を付してい
る。第2図において、アンテナ1から入力された
信号は感度切換回路2に入力される。さらに入力
信号は感度切換回路2(後述のように少なくとも
2段以上用意された感度のいずれかが設定され
る)を経て高周波段3に出力される。ここで、感
度切換手段としてアツテネータを用いた場合を示
してあり、第1、第2、第3のアツテネータ5
b,5c,5dはそれぞれ異なるアツテネータ量
を有している。今、仮に、アツテネータは
ATTn(n=1〜3)のnが大きいほど、大きい
ものとする。高周波段3の同調回路6で希望信号
が選択され高周波増幅器(以下RF増幅器)7に
入力される。RF増幅器7は利得制御ができる場
合を示してあり、RF増幅器7の出力はコンバー
タ8で中間周波数に変換されて中間周波段4に入
力される。又、コンバータ8の出力はレベル検出
器11に入力され、高周波段3の出力レベルが検
出される。レベル検出器11の出力βは、比較器
13に入力され、基準レベルとの比較がなされ
る。レベル検出器11のもう一方の出力β′はRF
増幅器7の利得制御にも使用される。一般に、
RF増幅器7とレベル検出器11で構成される回
路を自動利得制御回路(AC回路)と呼び、AGC
回路の制御電圧として、高周波段3の出力レベル
を検出したものを用いた場合を示してある。又、
中間周波段4に入力された信号は、中間周波フイ
ルタ9(IFフイルタ)と中間周波振幅制限増幅
器10(IF増幅器)の組み合せを数段通り、希
望波のみが取り出されて中間周波段4より検波器
に出力される。一方、中間周波段4の出力は、レ
ベル検出器12に入力され希望波のレベルを検出
して比較器14に出力される。比較器13,14
で基準レベルと比較された出力は切換判定回路1
5で妨害の有無、希望波のレベル等の判定を行な
い、感度切換回路2のいずれの感度に設定するか
の信号を出力する。
第3図に、高周波段3と中間周波段4の周波数
選択度特性を示す。
ここで、中心周波数cは中間周波数であり、±
aの周波数帯域を有するのは中間周波段4の出
力であり、±bの周波数帯域を有するのは高周波
段3の出力である。中間周波段4の出力の周波数
帯域はIFフイルタ9で決まり、高周波段3の出
力の周波数帯域は、回調回路6の選択度で決ま
る。一般にFM受信機の場合aはcに対して±
50kHz〜±110kHzで、Bは±800kHz〜±1.5kHzで
ある。
以上のように構成された本実施例の感度自動切
換装置について、以下にその動作を説明する。
第4図は、希望波のみの場合の入力レベルとレ
ベル検出器11の出力β(一点鎖線)と、レベル
検出器12の出力α(実線)との関係を示す図で
ある。第4図において、入力信号レベルがγ2にな
るまでは出力αは入力レベルの増加と共に増加
し、出力βは出力されない。入力レベルがγ2以上
になると、出力βはRF増幅器7の出力レベルの
増加を押えるように、入力レベルの増加に伴つて
増加する。一方、中間周波段4の入力がAGC回
路の働きにより、一定レベルに近くなると同時
に、IF増幅器10の振幅制限機能の為に出力α
は一定となる。
第5図は、第4図における出力αと出力βの関
係を示したもので、実線Xが希望波のみの場合の
関係を示している。
第6図イは、希望波fDと妨害波fuが存在する場
合をしており、希望波fDの信号レベルが妨害波fu
の信号レベルより大きければ、α、βの関係は第
6図ロの一点鎖線X′となるが、妨害波fuの信号
レベルが希望波fDの信号レベルより大きくなる
と、出力α、βの関係はX′でなくなる。今仮り
に、希望波fDの入力レベルがγ2とし、妨害波fuの
入力レベルがγ2より大きいとする出力βは妨害波
fuの増加に従つて増加していく。この時、出力β
の増加によりRF増幅器7は妨害波fuのレベルを
一定に保つように働く。この為、等価的に希望波
fDのレベルが下げられることにより、出力αは減
少していく。この時の出力α、βの関係を第6図
ロのγ′2で示す。
妨害波fuの入力レベルが増加するに従つて、
γ′2の矢印の方向に関係が移つていく。以下、希
望波fDの入力レベルがγ1の時、妨害波fuが増加す
るに従いγ′1の矢印の関係へと移つていき、同様
に希望波fDの入力レベルがγ3の時はγ′3の矢印の関
係へと移つていく。
以上より、出力α、βの関係を使つて妨害の有
無を検出する事が出来る。第7図イにおいて、比
較器13の基準レベルをY〓1とY〓2、比較器14
の基準レベルをY〓1、Y〓2とし、比較器13,1
4からは後述するように“H”(ハイレベル)あ
るいは“L”(ローレベル)が出力されるように
設定する。この基準レベルY〓1、Y〓2、Y〓1、Y〓2
の設定により、出力α、βの関係は9個の領域に
分けられる。第7図ロに比較器13,14の出力
関係を示す。同図において、領域の比較器1
3,14の出力を“LHLH”としているが、こ
れを“L1H1L2H2”と書きなおすと、L1、H1は比
較器13の出力で、L2、H2は比較器14の出力
である。そして、L1は基準レベルY〓2、H1は基準
レベルY〓1のそれぞれ出力βと比較した時の比較
器13の出力であり、L2は基準レベルY〓2、H2
基準レベルY〓1のそれぞれと出力αと比較した時
の比較器14の出力を示している。ここでは、基
準レベルよりレベル検出器11,12の出力が大
きい場合“H”が出力される場合を示している。
希望信号のみであれば、入力レベルが大きくなる
につれて比較器13,14の出力状態は→→
→→という出力が得られる。一方、妨害が
存在する場合は、、、、の領域に含まれ
る事になる。
次に切換判定回路15の動作として、比較器1
3,14の出力に基づき一例を説明する。まず、
希望波のみの場合で、大きなレベルの場合はに
あることにより、アツテネータ量を多くする方向
に感度切換回路2に指示を与え、スイツチの接点
をAo→Ao+1(O≦n<n+1≦3)と順次切換え
の領域に含まれた時点で、感度切換動作を止め
る。一方、入力レベルが小さくなつた場合つま
り、、のような領域に含まれる場合、感度切
換回路2に指示を与え、スイツチの接点をAo
Ao-1(O≦n−1<n≦3)と順次切換えある
いはの領域に含まれた時点で、感度切換動作を
止める。次に妨害波が存在する場合、の
領域にあることにより、の領域に含ま
れるように、感度切換回路2に切換判定回路15
より指示を与え、スイツチ接点Ao→Ao+1(O≦n
<n+1≦3)と順次切換える。そして、
の領域に含まれた時点においては、希望波の
みの場合の制御に従う。以上に簡単な動作を説明
したが、比較器13,14の持つ基準レベルの数
や、感度切換回路2の有するアツテネータの数お
よび、切換判定回路15の動作アルゴリズム等に
より、さらに最適の制御がなされる。又、切換判
定回路として、PLLシンセサイザー方式の受信
機等では、マイクロコンピユータ(マイコン)を
有している事より、切換判定回路15の動作をマ
イコンにて行なわせることも出来る。さらに、感
度切換回路として第2図の実施例ではアツテネー
タを使用したが、他の方法として妨害が無い場合
あるいは希望波の入力レベルが大きくない場合に
はRF増幅器で増幅してコンバータに入力し、妨
害が存在する場合あるいは、希望波の入力レベル
が非常に大きな場合には非直線性を有するRF増
幅器を通さずに直接コンバータに入力するという
方法によつても、感度切換と同等の効果が得られ
る。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は妨害
波が存在し相互変調妨害を発生させる可能性が有
る場合には、感度を低下させてその影響を軽減す
るとともに、妨害波レベルが下ればもとの状態に
自動的に復帰し、電波状況に追随した動作を自動
的に行ない、妨害波による歪の軽減を行なうとい
うすぐれた効果が得られる。
さらに、希望波の入力レベルが非常に大きく歪
が発生する場合においても、自動的に感度を低下
させて歪を軽減する効果が得られる。したがつ
て、従来のように操作者が再生音の良否により判
断して感度切換えを行なうというわずらわしさを
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の感度切換装置のブロツク図、第
2図は本発明の一実施例における感度切換装置の
ブロツク図、第3図は同装置における高周波段と
中間周波段の出力信号の有する周波数選択度特性
図、第4図は同装置における希望波のみの場合の
入力レベルとレベル検出器出力との関係を示す
図、第5図は同装置における高周波段と中間周波
段のそれぞれに接続されているレベル検出器出力
の相互関係図、第6図イは同装置における希望波
と妨害波の周波数関係図、第6図ロは同装置にお
ける妨害波が存在する場合のレベル検出器の出力
関係図、第7図イは同装置における比較器の基準
レベル図、、第7図ロは同装置における比較器の
基準レベルにより分割された領域におけるそれぞ
れの比較器出力の状態図である。 2,2′……感度切換回路、3……高周波段、
4……中間周波段、11,12……レベル検出
器、13,14……比較器、15……切換判定回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高周波段と、前記高周波段の出力レベルを検
    出する第1のレベル検出回路と、前記高周波段に
    接続された中間周波段と、前記中間周波段の出力
    レベルを検出する第2のレベル検出回路と、上記
    第1のレベル検出回路の出力と基準レベルを比較
    する第1の比較器と、上記第2のレベル検出回路
    の出力と基準レベルを比較する第2の比較器と、
    上記第1、第2の比較器の出力に基づき感度切換
    の判定を行う切換判定回路と、前記切換判定回路
    の出力に基づき入力感度を少なくとも2段以上切
    換える感度切換回路とを具備し、希望波と妨害波
    のレベルに応じて感度を自動的に切換えることを
    特徴とする感度自動切換装置。
JP19112183A 1983-10-13 1983-10-13 感度自動切換装置 Granted JPS6083427A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19112183A JPS6083427A (ja) 1983-10-13 1983-10-13 感度自動切換装置

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JP19112183A JPS6083427A (ja) 1983-10-13 1983-10-13 感度自動切換装置

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JPS6083427A JPS6083427A (ja) 1985-05-11
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JPH07111484A (ja) * 1993-08-20 1995-04-25 Hitachi Ltd 無線通信装置
JP4016902B2 (ja) 2003-07-30 2007-12-05 トヨタ自動車株式会社 外部信号供給装置および車両状態取得システム

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