JPH0316992Y2 - - Google Patents

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JPH0316992Y2
JPH0316992Y2 JP1982140170U JP14017082U JPH0316992Y2 JP H0316992 Y2 JPH0316992 Y2 JP H0316992Y2 JP 1982140170 U JP1982140170 U JP 1982140170U JP 14017082 U JP14017082 U JP 14017082U JP H0316992 Y2 JPH0316992 Y2 JP H0316992Y2
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JP
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shape
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JP1982140170U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、仮設用足場板に係り、床板として
エキスパンドメタルを用い低層用一側足場に使用
するのに好適な仮設用足場板に関する。
従来、エキスパンドメタルを床板として用いた
仮設用足場板に関する提案は種々なされてきてい
る。
例えば、実開昭57−110239号公報に示されるよ
うに、エキスパンドメタルの少なくとも長手方向
の両端部に、断面がU字状の帯状金属カバーを嵌
着し、該帯状金属カバーをその内部のエキスパン
ドメタルと共に逆L字状に下り曲げて足場枠本体
を構成すると共に、前記折曲部相互間に複数の棧
を張設した足場枠である。
また、実開昭50−69826号公報に示されるよう
に、並列する1対の横架枠間にこれと連結して管
状の踏桟を間隔おきに列設し、両横架枠の上端縁
に逆L字形の屈曲片を形成して両側に相対向する
凹溝を設けた梯子状の架設台と、中板の両側に側
端縁部が架設台の凹溝に突入する外板を下方に揺
動できるように連結し、下面に帯状のリブを、上
面には多数の凸条をそれぞれ形成し、リブに架設
台の踏桟と係合する切欠部を設けた歩み板との組
み合わせから成り、上記各部材を押出型材で形成
した軽金属製の枠足場板である。
しかし、実開昭57−110239号公報の第1図及び
第2図に示される足場枠では、エキスパンドメタ
ルの長手方向及び幅方向に、断面がU字状の帯状
金属カバーを嵌着し、逆L字状に折り曲げている
が、帯状金属カバーの形状の直線状部分が多いた
め、足場枠の強度を確保することができなかつ
た。特にエキスパンドメタルの幅方向について、
その長手方向と同一形状の帯状金属カバーを嵌着
し、逆L字状に折り曲げているため、足場枠全体
においても極めて直線状部分が多く、足場枠に強
い力が加えられたときに、足場が湾曲することが
多かつた。また、エキスパンドメタルの幅方向に
嵌着する帯状金属カバーの両端部には、エキスパ
ンドメタルの長手方向に嵌着する帯状金属カバー
と連結するための特別な構造が存材しないため、
溶接等の手段により両金属カバーを固着した場合
でも、僅かな力によつて帯状金属カバーが分断さ
れ易かつた。
一方、実開昭50−69826号公報に示される枠足
場板でも、外板の長手方向に、上端縁に逆L字形
の屈曲片を形成して両側に相対向する凹溝を設け
た梯子状の架設台を嵌着しているものの、並列す
る1対の横架枠間には、管状の踏桟を所定の間隔
で列設しているのみで、横架枠の両端部に特別な
部材を配していないことから、枠足場板の強度を
確保するとができなかつた。
この考案は、従来例のかかる欠点に鑑みて、床
材としてのエキスパンドメタル材の囲枠への取付
構造を改良することで溶接箇所数と部材点数とを
少なくして、しかも所要の強度は保持させること
で製品コストの低下と軽量化を図ること等を目的
として案出されたものであり、その要旨は、一対
の腕木材と各腕木材の対向する端部相互間に固着
した枠材とでエキスパンドメタル床材の周縁部を
囲繞する如くして収納固着する囲枠を構成する仮
設用足場板において、前記腕木材は、上部片を略
倒J字形に折曲して水平方向に開口した溝部を自
身の上部長手方向に設け、底部片の開放端近傍を
略直角に折り上げることでリツプ片を設けて側部
片との間でつかみ金具片と基端部を嵌め込んで固
着する受溝部を形成し、前記枠材は、断面が上下
方向に略逆L字形を呈する部材の上部片を折り返
して水平方向に開口した溝部を自身の上部長手方
向に設け、側部片の開放端近傍を外方へと略直角
に折り曲げて折曲片を形成し、上部片の両端部に
は、前記腕木材の溝部内に収容載置される載置突
片を断面略倒L字形に突設したことにある。
以下、図面に基づいてこの考案の一実施例を説
明する。
1は、水平方向に開口した溝部2を上部の長手
方向に沿わせて設けることで形成された腕木材で
ある。この腕木材1は、上部片3と側部片4と底
部片5とで断面略コ字形を呈する長尺の溝形材か
らなり、前記上部片3を略倒J字形に折曲するこ
とで前記溝部2を設けてなるものであり、強度を
向上させるべく底部片5の開放端近傍を略直角に
折り上げることでリツプ片6をそれぞれ形成し、
側部片4との間で受溝部7を形成している。
腕木材1を、その溝部2の開口側を対向させて
配置し、これら腕木材1との間で囲枠Fを形成す
る枠材10は、第4図及び第5図に示すように、
断面が上下方向に略逆L字形を呈する軽山形鋼状
の部材を、その上部片11の開放端近傍はこれを
折り返すことで形成した溝部12と、側部片13
の開放端近傍を外方へと直角に折曲することで形
成した折曲片14とを有してなる。この枠材10
において折り返すことで溝部12を形成している
上部片11の両端部には、第4図及び第5図に示
すように、前記腕木材1の溝部2内に収容載置さ
れるべき載置突片15が断面略倒L字形を呈して
突設されている。
腕木材1と枠材10とでの囲枠Fの形成は、溝
部2を対向させて配置した一対の腕木材1の端部
相互間に、枠材10における各載置突片15は腕
木材1の溝部2内に収容載置し、腕木材1と枠材
10との当接面は溶着等の手段により固着するこ
とにより行なう。
このようにして形成された囲枠Fは、内側に開
口した溝部2,12にて内周側を全周に亘り囲繞
することになり、これらの溝部2,12内にはそ
の開口側からエキスパンドメタル床材20の周縁
部21を収容することでこれを張架し、腕木材1
と枠材10との各上部片3,11とエキスパンド
メタル床材20との当接部の適宜位置を溶着する
ことで一体的に固着する。
また、腕木材1相互間には、張架された前記エ
キスパンドメタル床材20を底面から支持すると
共に、囲枠F自体の強度向上をも図るべく適数の
補強材22が配設されている。この補強材22
は、軽量であると同時に所要の曲げ強度をも有す
る溝形状の鋼材が好適であり、この鋼材を用いる
場合は図示例のように底側片をエキスパンドメタ
ル床材20の支持部として配置することで行な
う。
なお、腕木材1の長さに応じて、中央部に配設
する補強材22を溝の深い溝形状の鋼材を用いる
場合は、より一層、強度を向上させることができ
る。
囲枠Fに張架したエキスパンドメタル床材20
の固着については、腕木材1と枠材10とに対し
てはいずれも溝部2,12を形成していない上部
片3,11上に位置するエキスパンドメタル床材
20のボンド部をアーク溶接等の手段にて上部片
3,11に溶着することで行なう。また、補強材
22への溶着も同様にして行なう。
一方、囲枠Fへのつかみ金具片23の固着は、
腕木材1の各端部外側面の受溝部7につかみ金具
片23の基端部24を嵌め込んで固着することに
より行なう。両者の固着手段は、腕木材1とつか
み金具片23の基端部24とを連通する円孔を予
め設けておき、この円孔を介してリベツト25接
合したものが図示されているが、これに限らず溶
着する等、確実に固着できるものであればよい。
この考案は、一対の腕木材1と各腕木材1の対
向する端部相互間に固着した枠材10とでエキス
パンドメタル床材20の周縁部を囲繞する如くして
収納固着する囲枠Fを構成する仮設用足場板にお
いて、前記腕木材1は、上部片3を略倒J字形に
折曲して水平方向に開口した溝部2を自身の上部
長手方向に設け、底部片5の開放端近傍を略直角
に折り上げることでリツプ片6を設けて側部片4
との間でつかみ金具片23の基端部24を嵌め込
んで固着する受溝部7を形成し、前記枠材10
は、断面が上下方向に略逆L字形を呈する部材の
上部片11を折り返して水平方向に開口した溝部
12を自身の上部長手方向に設け、側部片13の
開放端近傍を外方へと略直角に折り曲げて折曲片
14を形成し、上部片11の両端部には、前記腕
木材1の溝部2内に収容載置される載置突片15
が断面略倒L字形を呈して突設されていることか
ら、エキスパンドメタル床材20の周縁部21た
る切断面を露出させることなく腕木材1と枠材1
0との各上部片3,11にて形成された溝部2,
12内に狭み込むようにして収容することができ
る。
従つて、エキスパンドメタル床材20の囲枠F
への固着も、表出している腕木材1と枠材10と
の各上部片3,11に対して上面から溶着作業を
行なうことができるので作業能率の向上に寄与す
るところ大である。しかも、床材としてのエキス
パンドメタル床材20の周縁部21は、全て囲枠
Fの溝部2,12内に狭み込むようにして収容さ
れていることから、囲枠F等への溶着箇所数を従
来のものに比較して減少させても所要の強度を確
保することができる。
また、腕木材1の底部片5の開放端近傍を略直
角に折り上げることでリツプ片6を形成し、側部
片4との間で受溝部7を形成すると共に、枠材1
0は、断面が上下方向に略逆L字形を呈する部材
の上部片11を折り返して水平方向に開口した溝部
12を自身の上部長手方向に設け、側部片13の
開放端近傍を外方へと略直角に折り曲げて折曲片
14を形成する等、腕木材1と枠材10が夫々折
曲部を多くして形成していることから、部材自体
の強度も向上しており、このため、補強材22の
配設点数も従来のものより少なくすることがで
き、軽量化を図ることができる。特に、折曲部を
多く設けている腕木材1及び枠材10の溝部2,
12によりエキスパンドメタル床材20の周縁部
21を収容するため、エキスパンドメタル床材2
0にどのような方向から力が加えられた場合にも
腕木材1や枠材10が湾曲したり、エキスパンド
メタル床材20が腕木材1及び枠材10の溝部
2,12から外れるようなことがなく、仮設用足
場板の強度を充分に保持することができる。加え
て、リツプ片6や折曲片14を設けるとは、比較
的に簡単な作業で行なうことができ、製造コスト
を低く押さえることもできる。更に、枠材10に
おける上部片11の両端部には、腕木材1の溝部
2内に収容載置される載置突片15が、断面略倒
L字形を呈して突設されていることから、枠材1
0と腕木材1の固着を強固なものとし、エキスパ
ンドメタル床材20にどのような方向から力が加
えられた場合にも枠材10と腕木材1とが分断さ
れるようなことはない。
この外、つかみ金具片23の固着は、腕木材1
にリツプ状の折曲片14を設け、受溝部7を構成
していることから、つかみ金具片23の基端部2
4を、受溝部7が挾持する状態で固着するため、
つかみ金具片23の腕木材1への固着を一層堅固
なものとすることができる。
以上述べたように、この考案によればエキスパ
ンドメタル床材を床板とした足場板の生産性を向
上させる一方で、その軽量化と強度向上をも図る
ことができ、ひいてはコストの低減化にも寄与す
ることができる等、種々の実用的効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体斜視図、第2図は一部を省略したX−X
線断面図、第3図は一部を省略したY−Y線断面
図、第4図及び第5図は腕木材に固着される枠材
の端部形状を示す一部省略拡大斜視図である。 1……腕木材、2……溝部、3……上部片、4
……側部片、5……底部片、6……リツプ片、7
……受溝部、10……枠材、11……上部片、1
2……溝部、13……側部片、14……折曲片、
15……載置突片、20……エキスパンドメタル
床材、21……周縁部、22……補強材、23…
…つかみ金具片、24……基端部、25……リベ
ツト、F……囲枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の腕木材と各腕木材の対向する端部相互間
    に固着した枠材とでエキスパンドメタル床材の周
    縁部を囲繞する如くして収納固着する囲枠を構成
    する仮設用足場板において、前記腕木材は、上部
    片を略倒J字形に折曲して水平方向に開口した溝
    部を自身の上部長手方向に設け、底部片の開放端
    近傍を略直角に折り上げることでリツプ片を設け
    て側部片との間でつかみ金具片の基端部を嵌め込
    んで固着する受溝部を形成し、前記枠材は、断面
    が上下方向に略逆L字形を呈する部材の上部片を
    折り返して水平方向に開口した溝部を自身の上部
    長手方向に設け、側部片の開放端近傍を外方へと
    略直角に折り曲げて折曲片を形成し、上部片の両
    端部には、前記腕木材の溝部内に収容載置される
    載置突片が断面略倒L字形を呈して突設されたこ
    とを特徴とする仮設用足場板。
JP14017082U 1982-09-16 1982-09-16 仮設用足場板 Granted JPS5944842U (ja)

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JP14017082U JPS5944842U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 仮設用足場板

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JP14017082U JPS5944842U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 仮設用足場板

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JPS5944842U JPS5944842U (ja) 1984-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020190171A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 株式会社ディケイエス エンジニアリング 建築用安全足場

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109715U (ja) * 1976-02-18 1977-08-20

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JP2020190171A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 株式会社ディケイエス エンジニアリング 建築用安全足場

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