JPH052733Y2 - - Google Patents

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JPH052733Y2
JPH052733Y2 JP9013487U JP9013487U JPH052733Y2 JP H052733 Y2 JPH052733 Y2 JP H052733Y2 JP 9013487 U JP9013487 U JP 9013487U JP 9013487 U JP9013487 U JP 9013487U JP H052733 Y2 JPH052733 Y2 JP H052733Y2
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flange
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築や土木現場等に仮設する枠組足
場の階段に関する。
〔従来の技術〕
かかる枠組足場は第9図に示すように、下端を
ジヤツキベース23あるいは枠組ベースで支承さ
れた門形フレーム状の建枠24に布板26をかけ
渡し、建枠24間を端部がロツクされた交叉筋違
25で連結固定するもので、上方へはピンやアー
ムロツクで建枠24を連結して立上げる。
前記布板26は歩行通路及び作業床となるが、
この布板26に上がるために、途中に階段27を
設けている。
この階段は、桁材に間隔をおいて踏板を固定し
たものであり、従来は第10図、第11図に示す
ように桁材21として鋼製の中空管を用い、これ
に、鋼製の踏板22を溶接するものがほとんどで
あり、溶接の際には適当な治具を別途用意し、こ
れで桁材21と踏板22とを拘束して行つてい
る。
このように従来は桁材に踏板を固定するに当た
つては別途用意した治具で両者を拘束する必要が
あるため、固定作業が頻雑で作業能率がよくなか
つた。そして溶接作業は熟練を要する不都合もあ
つた。
また、踏板等が鋼製であるため、階段全体の重
量が30〜36Kgと、他の建枠などの部材に比べて相
当大きくなり、取扱いにくいばかりか、組立の作
業が高所になる場合は危険も伴う。
そこで、かかる不都合を解消し、溶接によらず
に踏板を桁材に固定でき、しかも軽量で取扱いや
すいものとして出願人は先に実願昭61−195129号
(実開昭63−98931号公報)、実願昭61−195130号
(実開昭63−98930号公報)に示すものを提案し
た。
これは、2本の平行する桁材のフランジに切欠
きを設けておき、この切欠きに踏板の左右両端を
差し込むことで踏板の動きを阻止し、この状態で
ビス止め等により踏板を桁材に固定するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる手段は、複数の踏板の全部を同
時に桁材に差し込んで組立てるものであるため、
多数枚の踏板のうちの例えば1枚が破損しただけ
の場合でもこの1枚を新しいものと交換あるいは
補修するには、桁材及び踏板の全部を解体しない
と破損した1枚の踏板を取外すことができず、作
業能率が非常にわるかつた。
また、運搬や保管時などに、多数の足場用階段
を積み重ねたとき、踏板の左右巾が桁材間の巾よ
りも広くなつているため、積み重ねた上段の階段
の踏板が下段の階段の桁材間に入り込まず積重ね
効率がわるく、その結果、梱包に手間を要するの
みならず、荷姿が不安定となり、荷くずれしやす
く危険でもあり、スペースも大きなものを要す
る。
さらに、桁材を切欠いたため、垂直方向の荷重
は800Kg〜1000Kgと充分なものが得られるが、横
方向の荷重に弱く、横振れの原因となり階段を昇
降する際心理的に不安感を生じることが多い。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
軽量であることはもちろんのこと、踏板が破損し
たような場合に、1枚だけでもこれを簡単に取外
せて補修や交換が容易に行え、しかも垂直水平方
向への安定性に優れ、運搬時や保管時の荷姿、積
姿が安定しており、積重ね効率がよいのでスペー
スも少なくてすむ金属製枠組足場用階段を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、2本の平行
する桁材と該桁材に固定する踏板とで構成される
枠組足場用階段において、上フランジと下フラン
ジとを有する断面コ字形の桁材を該上下フランジ
が外向きになるよう並行に配列し、一方、踏板の
左右巾を前記桁材間の内法寸法に等しく形成し、
桁材の上フランジ間外面と下フランジ間外面に架
設される受材を踏板下面に当接し、該受材を介し
て踏板を桁材間に固着することを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本考案によれば、2本の平行する桁材の上下の
フランジの外面に受材を取付け、この受材に踏板
の下面の前後部を取付けることにより、踏板が桁
材間に1枚ずつ固着される。この状態で踏板は受
材を介して桁材のフランジ面で支持され、かつ2
本の平行する桁材のフランジ間にすつぽりと入り
込む。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の金属製枠組足場用階段の実施
例を示す側面図、第2図は同上斜視図で、図中1
は本考案の金属製枠組足場用階段を構成する桁
材、2は踏板、3は受材、4は建枠への掴み金具
で、桁材1は例えばアルミニウムのような軽量金
属の押出形材からなり一例として第3図の正面図
に示すように上下両端に巾広のフランジ5a,5
bを長手方向に沿つて対向させて突出させた断面
略コ字状のものである。
踏板2もアルミニウムのような軽量金属の押出
形材によるもので、第4図の正面図に示すように
裏面の前端に中空状の突出壁6を、また後端近く
に係合リブ7をそれぞれ一体に形成した。この突
出壁6は後方の壁面を後述する受材3に当接する
保持部6aとし、該保持部6aは踏板2の本体部
2aに対して斜めに形成し、その下端に受材3に
係合する係合突片6bを突設した。
また、係合リブ7も前記保持部6aと同様に、
受材3に係合するよう本体部2aに対して斜めに
突設する。
図中8は踏板2の本体部2aの上面に適宜形成
した滑り止め、9a,9bは桁材1への固定時に
用いるタツピングホールを示す。
受材3も前記桁材1や踏板2と同様にアルミニ
ウムのような軽量金属の押出形材によるもので、
一例として第5図の正面図に示すように細長い平
行四辺形状の中空材とし、短辺の上面3aを踏板
2への取付部、長辺の背面3bまたは前面3cを
桁材1への取付部とし、上面3aと背面3b、上
面3aと前面3cとがなす角度を、桁材1に踏板
2を取付ける際、桁材1と踏板2とがなす角度と
等しくなるよう形成する。また、受材3の左右端
面3d,3d′は第6図の平面図に示すように斜め
切りして桁材1への取付部となる背面3b又は前
面3cを露出させ当該露出部分にリベツト止め用
の孔10bが設けられる。
建枠への掴み金具4は、一端にフツク部4aを
形成し、他端の桁材1への取付部4bを軽量化の
ため矢印形状とし、ここにリベツト止め用の孔4
cを穿設したもので、アルミニウムのような軽量
金属の押出形材により製造したものを適宜厚さに
スライスし、あるいはアルミ板もしくは鉄板を型
抜きして得る。
図中4dは、前記フツク部4aの開口を閉塞す
るロツク片である。
階段を組立てるには、まず2本の桁材1,1を
それぞれのフランジ5a,5bを外向きにして並
設し、踏板2を平行する桁材1,1間に差込んで
タツピングホール9a,9bにタツピングネジ1
1を挿着し踏板2を桁材1,1間に仮固定する。
次に第7図に示すように踏板2の裏側に受材3を
差し込んで上方のフランジ5aの外面に受材3の
背面3bを当接し、ここに穿設してあるリベツト
止め用の孔10bを介してブラインドリベツト1
2により受材3を桁材1の上方のフランジ5aの
上面に取付ける。
同様にして、下方のフランジ5bの外面にも受
材3の前面3c側を当接してここに穿設してある
リベツト止め用の孔(図示せず)を介してブライ
ンドリベツト12により受材3を下方のフランジ
5b上面に取付ける。この場合受材3は中空に形
成したので、軽量で十分な強度をそなえ、しかも
平行四辺形に形成したので桁材1に取付けるのみ
で踏板2が桁材1と所要角度傾斜するよう踏板2
の支持部を形成する。そして受材3の長辺部を取
付部とすることにより適数個のリベツトを使用で
きるため受材3は桁材1へ強固に固定される。ま
た受材3は細長い平行四辺形に形成されるが、そ
の端面を斜め切りすることによりリベツト取付部
は露出するのでリベツトの取付も容易である。
そして受材3の上面3aに踏板2をブラインド
リベツト12で固定するとともにタツピングホー
ル9a,9bのタツピングネジ11を緊着して踏
板2を桁材1,1間に最終的に固定する。
このように組立てられると、上方のフランジ5
a側では踏板2の裏面に形成してある突出壁6の
保持部6aが受材3の前面3cに密接し、かつ、
係合突片6bが下面3eの端に係合する。また、
下方のフランジ5b側では踏板2の表面の係合リ
ブ7が受材3の背面3bの端に係合し、こうして
踏板2は左右両側の桁材1,1により左右動が阻
止されるとともに、係合突片6b、係合リブ7に
より前後動が阻止されることになつて横振防止に
有効である。
また、保持部6aと前面3cを係合させるとと
もに係合突片6bを受材3の下面3eに係合させ
ることによつて踏板2の前端に荷重が加わつた場
合に受材3を変形させる力に突出壁6が抵抗する
ので大きな荷重に耐えることができる。
他の踏板2も同様にして桁材1,1間に順次固
定し、掴み金具4の取付部4b,4bをフランジ
5a,5b間に挿入し、リベツト止め用の孔4
c,4cを介してリベツトにより掴み金具4の取
付部4bを桁材1,1の上下両端に取付ける。か
かる踏板2と受材3と掴み金具4と桁材1,1は
アルミニウム等の軽金属製としたから軽量であり
桁材1,1への取付作業に際しては取扱いが楽で
ある。
以上のごとく組立てられた階段を、掴み金具4
のフツク部4aにより建枠24に取付けて足場に
組込む。使用時に踏板2に加わる荷重は、踏板2
が桁材1に対してタツピングネジ11により2個
所を直接固定されるとともに、受材3により前後
2個所が固定されるので、2重支持構造となり、
横方向への荷重にも強くきわめて安全性が高いも
のとなつており、また、踏板2の上面に形成した
滑り止め8により安全に使用できる。
そして、多数枚ある踏板2のうちのいずれかが
損傷、破損した場合は、その損傷した部分の踏板
2と受材3とを取外し、これを補修しあるいは新
規なものと交換する。
また、運搬や保管時には、第8図に示すように
下段の階段の桁材1,1間に上段の階段の踏板
2′を差込んでこの踏板2′に固着されている受材
3′を、下段の階段の踏板2上に載せることによ
り、上方へと階段を順次積重ねることができる。
なお、前記実施例では、踏板2の裏面前側に設
けた受材3への取付部となる突出壁6を中空状の
ものとして特に大きな荷重が加わる踏板2の前端
に強度をもたせるようにしたが、かかる構造に限
定されるものではなく、踏板2下面に適宜間隔で
リブを設けたものとすることもできる。
また、係合リブ7および係合突片6bは横振れ
阻止に有効であるが組立解体を容易にするため省
略することもできる。そして、受材3は前記する
有利点のほかに修理の際の互換性を得るために平
行四辺形の同一形状のものをフランジ5a,5b
に固着するようにしたが、かかる平行四辺形状に
限定されるものではなく、踏板2とフランジ5
a,5bへの固着面を有する形状のものであれば
種々の変形が考えられる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の金属製枠組足場用階
段は、軽量で取扱いやすいことはもちろんのこ
と、踏板を桁材に固定する作業も熟練を必要とし
ないし、別途治具などを用いる必要がなく簡単に
固定作業が行え安全性と作業能率を向上できる。
また、使用時において、踏板に加わる荷重のう
ち垂直方向のものは受材を介して桁材のフランジ
で、水平方向のものは桁材で支持されるので、安
全性が高い。
さらに、踏板が損傷した場合には、桁材、踏板
の全部を分解することなく、補修や交換を必要と
する部分のみを取外すことができるので、補修、
交換作業も簡単に行え、運搬時や保管時には下段
の桁材間に上段の踏板を差込んでこれを下段の踏
板上に順次積重ねていくことができるので、積重
ね効率がよく安定した状態で積重ねられ、荷姿積
姿が安定し、積重ねに要するスペースも少なくて
すむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属製枠組足場用階段の実施
例を示す側面図、第2図は同上斜視図、第3図は
桁材の正面図、第4図は踏板の側面図、第5図は
受材の側面図、第6図は同上平面図、第7図は本
考案の階段の要部を示す縦断側面図、第8図は階
段を積重ねた状態の要部の縦断側面図、第9図は
枠組足場の全体を示す斜視図、第10図は従来の
枠組足場用階段を示す側面図、第11図は同上正
面図である。 1……桁材、2……踏板、2a……本体部、3
……受材、3a……上面、3b……背面、3c…
…前面、3d,3d′……左右端面、3e……下
面、4……掴み金具、4a……フツク部、4b…
…取付部、4c……孔、4d……ロツク片、5
a,5b……フランジ、6……突出壁、6a……
保持部、6b……係合突片、7……係合リブ、8
……滑り止め、9a,9b……タツピングホー
ル、10a,10b……孔、11……タツピング
ネジ、12……ブラインドリベツト、21……桁
材、22……踏板、23……ジヤツキベース、2
4……建枠、25……交叉筋違、26……布板、
27……階段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の平行する桁材と該桁材に固定する踏板と
    で構成される枠組足場用階段において、上フラン
    ジと下フランジとを有する断面コ字形の桁材を該
    上下フランジが外向きになるよう並行に配列し、
    一方、踏板の左右巾を前記桁材間の内法寸法に等
    しく形成し、桁材の上フランジ間外面と下フラン
    ジ間外面に架設される受材を踏板下面に当接し、
    該受材を介して踏板を桁材間に固着することを特
    徴とした金属製枠組足場用階段。
JP9013487U 1987-06-10 1987-06-10 Expired - Lifetime JPH052733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9013487U JPH052733Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JP9013487U JPH052733Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JPS63200045U JPS63200045U (ja) 1988-12-22
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JPS63200045U (ja) 1988-12-22

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