JPH0238653A - 縦葺き屋根構造 - Google Patents
縦葺き屋根構造Info
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- JPH0238653A JPH0238653A JP18805288A JP18805288A JPH0238653A JP H0238653 A JPH0238653 A JP H0238653A JP 18805288 A JP18805288 A JP 18805288A JP 18805288 A JP18805288 A JP 18805288A JP H0238653 A JPH0238653 A JP H0238653A
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、建築物における縦葺き屋根構造に関し、さ
らに詳しくは、両側縁部に結合部を立ち上げて形成した
複数の縦葺き屋根板部材と、これらの隣接する縦葺き屋
根板部材の結合部相互間をキャッピング結合する桟カバ
ーキャップ部材とを組み合せて構成した縦葺き屋根構造
の改良に係るものである。
らに詳しくは、両側縁部に結合部を立ち上げて形成した
複数の縦葺き屋根板部材と、これらの隣接する縦葺き屋
根板部材の結合部相互間をキャッピング結合する桟カバ
ーキャップ部材とを組み合せて構成した縦葺き屋根構造
の改良に係るものである。
従来例によるこの種の建築物における縦葺き屋根構造と
しては、通常の場合、建築物の屋根小屋組みを形成する
母屋材などの屋根下地部材上にあって、株価から軒側へ
の屋根勾配に沿わせた所定間隔毎に糧数本の吊子部材を
配設して固定させておき、これらの各吊子部材間に縦葺
き屋根板部材(以下、単に屋根板部材とも呼ぶ)を介在
させると共に、吊子部材の左右両側縁部に形成した係合
部に対して、屋根板部材の左右両側縁部に形成した結合
部を係止させ、また、これらの係止面分を上方から被嵌
する押止部材により止着させ、さらに、左右両側部内縁
に一組の係着片部を弾性的に対向させた桟カバーキャッ
プ部材を用い、このように吊子部材に左右から係着され
る各屋根板部材の隣接する相互間を、桟カバーキャップ
部材の各係着片部により、上方から跨ぐように押し拡げ
ながら被嵌し、同各係着片部の弾性復元力で挟着させ、
このようにしてキャッピング結合させた構成が知られて
いる。
しては、通常の場合、建築物の屋根小屋組みを形成する
母屋材などの屋根下地部材上にあって、株価から軒側へ
の屋根勾配に沿わせた所定間隔毎に糧数本の吊子部材を
配設して固定させておき、これらの各吊子部材間に縦葺
き屋根板部材(以下、単に屋根板部材とも呼ぶ)を介在
させると共に、吊子部材の左右両側縁部に形成した係合
部に対して、屋根板部材の左右両側縁部に形成した結合
部を係止させ、また、これらの係止面分を上方から被嵌
する押止部材により止着させ、さらに、左右両側部内縁
に一組の係着片部を弾性的に対向させた桟カバーキャッ
プ部材を用い、このように吊子部材に左右から係着され
る各屋根板部材の隣接する相互間を、桟カバーキャップ
部材の各係着片部により、上方から跨ぐように押し拡げ
ながら被嵌し、同各係着片部の弾性復元力で挟着させ、
このようにしてキャッピング結合させた構成が知られて
いる。
しかしながら、前記のような従来の縦葺き屋根構造にお
いては、吊子部材に左右から係止された隣接する各屋根
板部材の結合部を、その相互間に跨るようにして、桟カ
バーキャップ部材の各係着片部により、弾性的に決着押
出してキャッピング結合させるだけの構成であるために
、同結合部自体の単体構造としては、必要とする充分な
結合強度を有してはいるのであるが、各屋根板部材の結
合部相互を押止する桟カバーキャップ部材の各係着片部
については、これが同結合部を弾性的に挟着したま\の
態様になっていて、その挟着状態を保持する手段があら
ためて講じられていないことから、例えば、この桟カバ
ーキャップ部材に対して、各挟着片部間に作用している
挟着力以上の外力が加えられたりすると、これらの各挟
着片部間が比較的容易に押し拡げられて、本来の挟着押
止が果されなくなると云う不都合を生ずるものであった
。
いては、吊子部材に左右から係止された隣接する各屋根
板部材の結合部を、その相互間に跨るようにして、桟カ
バーキャップ部材の各係着片部により、弾性的に決着押
出してキャッピング結合させるだけの構成であるために
、同結合部自体の単体構造としては、必要とする充分な
結合強度を有してはいるのであるが、各屋根板部材の結
合部相互を押止する桟カバーキャップ部材の各係着片部
については、これが同結合部を弾性的に挟着したま\の
態様になっていて、その挟着状態を保持する手段があら
ためて講じられていないことから、例えば、この桟カバ
ーキャップ部材に対して、各挟着片部間に作用している
挟着力以上の外力が加えられたりすると、これらの各挟
着片部間が比較的容易に押し拡げられて、本来の挟着押
止が果されなくなると云う不都合を生ずるものであった
。
すなわち、−層具体的に述べると、この種の縦葺き屋根
の葺き上げ作業中、あるいは補修作業中などにあって、
作業者が桟カバーキャップ部材をに方から踏み付けたり
した場合(一般に、作業者においては、屋根面を傷付け
まいとする潜在意識が働くために、往々にしてより一層
強固であろうと判断される結合部、こ\では、桟カバー
キャップ部材面を−F方から踏み付けて作業することが
多い。)などには、この桟カバーキャップ部材での各挟
着片部間が、作業者による上方からの負荷々爪、ないし
は、その反力によって比較的容易に押し拡げられて了う
もので、これが係着位置から外れたり、甚しいときには
結合部から脱落する惧れすらあって、その挟着作用が阻
害されると云う欠点があった。
の葺き上げ作業中、あるいは補修作業中などにあって、
作業者が桟カバーキャップ部材をに方から踏み付けたり
した場合(一般に、作業者においては、屋根面を傷付け
まいとする潜在意識が働くために、往々にしてより一層
強固であろうと判断される結合部、こ\では、桟カバー
キャップ部材面を−F方から踏み付けて作業することが
多い。)などには、この桟カバーキャップ部材での各挟
着片部間が、作業者による上方からの負荷々爪、ないし
は、その反力によって比較的容易に押し拡げられて了う
もので、これが係着位置から外れたり、甚しいときには
結合部から脱落する惧れすらあって、その挟着作用が阻
害されると云う欠点があった。
この発明は、従来のこのような問題点を改善するために
なされたもので、その目的とするところは、屋根下地面
上に配設されて隣接する各屋根板部材の結合部を、その
相互間に跨るようにして、上方から被嵌させる桟カバー
キャップ部材の各係着片部により、弾性的に挟着押止し
てキャッピング結合させる場合、たとえ、こわらの各挟
着片部間に作用している挟着力以上の外力が加えられる
ことがあっても、各挟着片部による結合部相互間の挟着
押止が外れたりする惧れのない係着手段を備えた。この
種の縦葺き屋根構造を提供することである。
なされたもので、その目的とするところは、屋根下地面
上に配設されて隣接する各屋根板部材の結合部を、その
相互間に跨るようにして、上方から被嵌させる桟カバー
キャップ部材の各係着片部により、弾性的に挟着押止し
てキャッピング結合させる場合、たとえ、こわらの各挟
着片部間に作用している挟着力以上の外力が加えられる
ことがあっても、各挟着片部による結合部相互間の挟着
押止が外れたりする惧れのない係着手段を備えた。この
種の縦葺き屋根構造を提供することである。
〔3題を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明に係る縦葺き屋
根構造は、屋根面を形成する面板部2面板部の左右両側
縁部を立ち上げて形成した一ヒ端部の各突き当て支持部
、各突き当て支持部を外側下方に折り返し、かつこれを
立ち上げて形成した各係合溝部、および各係合溝部を経
て立ち上げた各延出部からなる縦葺き屋根板部材と、基
板部の左右両側縁部を立ち一層げて外側に折り返し垂下
させ、各折り返し部に形成されて航記各延田部を挿入支
持する各挿入溝部、および各挿入溝部を経て垂下された
両端部を斜め下方に弾性的に延長させて、各先端に係止
縁を形成した各係止片部からなり、必要に応じて吊子部
材を兼ねる係止面材と、前記係止面材を覆う覆い部、覆
い部の両下端縁部を内側に対向して折り返し折曲させ、
前記各突き当て支持部に突き当て\被嵌される各突き当
て嵌合部、各突き当て嵌合部のL面に形成され、前記各
係止縁によって係止される各係止面、および各突き当て
嵌合部の筒内縁を内側下方に延長させて、前記係合溝部
に圧接係合される各係合片部からなる桟カバーキャップ
部材とを備えて構成したものであり、また、航記覆い部
の左右に内側へ突出する各突出部の上面に係止面を形成
させたものである。
根構造は、屋根面を形成する面板部2面板部の左右両側
縁部を立ち上げて形成した一ヒ端部の各突き当て支持部
、各突き当て支持部を外側下方に折り返し、かつこれを
立ち上げて形成した各係合溝部、および各係合溝部を経
て立ち上げた各延出部からなる縦葺き屋根板部材と、基
板部の左右両側縁部を立ち一層げて外側に折り返し垂下
させ、各折り返し部に形成されて航記各延田部を挿入支
持する各挿入溝部、および各挿入溝部を経て垂下された
両端部を斜め下方に弾性的に延長させて、各先端に係止
縁を形成した各係止片部からなり、必要に応じて吊子部
材を兼ねる係止面材と、前記係止面材を覆う覆い部、覆
い部の両下端縁部を内側に対向して折り返し折曲させ、
前記各突き当て支持部に突き当て\被嵌される各突き当
て嵌合部、各突き当て嵌合部のL面に形成され、前記各
係止縁によって係止される各係止面、および各突き当て
嵌合部の筒内縁を内側下方に延長させて、前記係合溝部
に圧接係合される各係合片部からなる桟カバーキャップ
部材とを備えて構成したものであり、また、航記覆い部
の左右に内側へ突出する各突出部の上面に係止面を形成
させたものである。
(作 用〕
すなわち、この発明においては、係止面材の左右の各挿
入溝部内に、相互に隣接される屋根板部材での各延出部
を挿入支持させ、かつ吊子部材の左右の各当接部に、各
屋根板部材の各係合溝部の下面を当接させることで、そ
れぞれの各部材の位置決め配置とその保持とが効果的に
なされ、また、これらを被覆するように上方から桟カバ
ーキャップ部材を被嵌させることで、桟カバーキャップ
部材の左右の各保合片部が係止面材の左右の各係止片部
を弾性に抗し排斥して、各屋根板部材の左右の各保合溝
部内に挿入係合され、かつ左右の各突き当て嵌合部が左
右の各突き当て支持部に嵌装され、同時に、左右の各係
止片部の各先端係止縁が、左右の各突き当て嵌合部、ま
たは各突出部の何れかの各係止面を係止し、このように
して所期の縦葺き屋根を葺き上げ得るのである。
入溝部内に、相互に隣接される屋根板部材での各延出部
を挿入支持させ、かつ吊子部材の左右の各当接部に、各
屋根板部材の各係合溝部の下面を当接させることで、そ
れぞれの各部材の位置決め配置とその保持とが効果的に
なされ、また、これらを被覆するように上方から桟カバ
ーキャップ部材を被嵌させることで、桟カバーキャップ
部材の左右の各保合片部が係止面材の左右の各係止片部
を弾性に抗し排斥して、各屋根板部材の左右の各保合溝
部内に挿入係合され、かつ左右の各突き当て嵌合部が左
右の各突き当て支持部に嵌装され、同時に、左右の各係
止片部の各先端係止縁が、左右の各突き当て嵌合部、ま
たは各突出部の何れかの各係止面を係止し、このように
して所期の縦葺き屋根を葺き上げ得るのである。
以下、この発明に係る縦葺き屋根構造の一実施例につき
、第1図ないし第3図を参照して詳細に説明する。
、第1図ないし第3図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの実施例を適用した縦葺き屋根構造の概要構
成を示す横断面図、第2図は同上側々の各構成部材を分
解して示す分解斜視図であり、また、第3図は他の実施
例による縦葺き屋根構造のM1要構成を示す横断面図で
ある。
成を示す横断面図、第2図は同上側々の各構成部材を分
解して示す分解斜視図であり、また、第3図は他の実施
例による縦葺き屋根構造のM1要構成を示す横断面図で
ある。
第1図および第2図に示す一実施例構成において、符号
(11)は縦葺き屋根面の主体を構成する縦葺き屋根板
部材(以下、単に、屋根板部材とも呼ぶ)、(21)は
隣接される各屋根板部材(11)、(it)の相互をそ
れぞれの端部側で個々に当接させ、最終的にこれらを屋
根下地側に固定保持する吊子部材、(31)は吊子部材
(21)上に固定されて、各屋根板部材(11) 、
(I 1)の端部相〃間に介在される係!F部材、(旧
)は係止面材(31)を含み各屋根板部材(+1>、(
11)の端部相互間を係止すると共に、キャッピング結
合して被覆する桟カバーキャップ部材である。
(11)は縦葺き屋根面の主体を構成する縦葺き屋根板
部材(以下、単に、屋根板部材とも呼ぶ)、(21)は
隣接される各屋根板部材(11)、(it)の相互をそ
れぞれの端部側で個々に当接させ、最終的にこれらを屋
根下地側に固定保持する吊子部材、(31)は吊子部材
(21)上に固定されて、各屋根板部材(11) 、
(I 1)の端部相〃間に介在される係!F部材、(旧
)は係止面材(31)を含み各屋根板部材(+1>、(
11)の端部相互間を係止すると共に、キャッピング結
合して被覆する桟カバーキャップ部材である。
そして、これらの各構成部材のうち、屋根板部材(1,
1)、係止面材(31)および桟カバーキャップ部材(
41)については、通常の場合、後述する横断面形状に
されて、それぞれに長尺の弾性を有して強靭な金属薄鋼
板を用い、これをその長手方向に沿い、成形ロール機に
よるロール成形、または、ベンダープレス機によるベン
ディング成形などにより一連に賦形して形成し、また、
吊子部材(21)については、例えば、アルミ押し出し
成形などにより形成し/である。
1)、係止面材(31)および桟カバーキャップ部材(
41)については、通常の場合、後述する横断面形状に
されて、それぞれに長尺の弾性を有して強靭な金属薄鋼
板を用い、これをその長手方向に沿い、成形ロール機に
よるロール成形、または、ベンダープレス機によるベン
ディング成形などにより一連に賦形して形成し、また、
吊子部材(21)については、例えば、アルミ押し出し
成形などにより形成し/である。
しかして、前記屋根板部材(11,)は、中間部にあっ
て可及的に面一平坦化された面板部(12)と、この面
板部(12)の左右両側縁部にあって上方に立ち上げら
れた結合部(13) 、 (13)とを有しており、ご
れらの各結合部(13) 、 (13)には、面板部(
12)の側縁部をF方に折曲して立ち上げた基部立ちト
がり部(14)、この基部立ちトかり部(14)の上端
部に形成した突き当て支持部(15)、この突き当て支
持部(+5)を外側下方に所定の深さ対応分だけ折り返
して6下させ、かつこれを再度、ゆるやかに上方へ立ち
上げて形成した同深さ対応分たりの係合溝部(16)、
およびその上方へ立ち上げて形成した部分に相当して、
先端を折り返し縁曲げ部(18)とした延出部(17)
を順次に設けである。
て可及的に面一平坦化された面板部(12)と、この面
板部(12)の左右両側縁部にあって上方に立ち上げら
れた結合部(13) 、 (13)とを有しており、ご
れらの各結合部(13) 、 (13)には、面板部(
12)の側縁部をF方に折曲して立ち上げた基部立ちト
がり部(14)、この基部立ちトかり部(14)の上端
部に形成した突き当て支持部(15)、この突き当て支
持部(+5)を外側下方に所定の深さ対応分だけ折り返
して6下させ、かつこれを再度、ゆるやかに上方へ立ち
上げて形成した同深さ対応分たりの係合溝部(16)、
およびその上方へ立ち上げて形成した部分に相当して、
先端を折り返し縁曲げ部(18)とした延出部(17)
を順次に設けである。
なお、この屋根板部材(11)については、図示省略し
たが、必要に応じて、その面板部(12)の両側部にイ
Xかな段差部を形成させて、面形状に変化を与えるとか
、その面強度を向上させるのも一つの手段として好まし
いことである。
たが、必要に応じて、その面板部(12)の両側部にイ
Xかな段差部を形成させて、面形状に変化を与えるとか
、その面強度を向上させるのも一つの手段として好まし
いことである。
また、補記吊子部材(21)は、−数的な形態であると
ころの1個々準則に形成されるものではなくて、長手方
向に一連にされた長尺の、いわゆる通し吊子と呼ばわる
ものであって、下部に後述する屋根下地側への取り付は
部となる基板部(22)と、この基板部(22)の両側
縁肩部上に形成されて、前記係合溝部(+6) 、 (
16)の下面を当接させる当接部(23) 、 (23
)と、これらの各当接部(23) 、 (23)間を結
ぶ上部の取り付は部(24)とからなっている。
ころの1個々準則に形成されるものではなくて、長手方
向に一連にされた長尺の、いわゆる通し吊子と呼ばわる
ものであって、下部に後述する屋根下地側への取り付は
部となる基板部(22)と、この基板部(22)の両側
縁肩部上に形成されて、前記係合溝部(+6) 、 (
16)の下面を当接させる当接部(23) 、 (23
)と、これらの各当接部(23) 、 (23)間を結
ぶ上部の取り付は部(24)とからなっている。
そしてまた、前記係止面材(31)は、前記取り付は部
(24)上に取り付は固定される基板部(32)と、こ
の基板部(32)の両側縁部を上方に折曲して立ち上げ
た各側壁部(33) 、 (33)と、これらの各側壁
部(33) 、 (33)を外側下方に折り返し垂下さ
せ、同折り返し部に形成されて前記各縁曲げ部(18)
、 (18)を含む延出部(17) 、 (17)を
受は入れ支持する各挿入溝部(34) 、、 (34)
と、これらの各挿入溝部(34)。
(24)上に取り付は固定される基板部(32)と、こ
の基板部(32)の両側縁部を上方に折曲して立ち上げ
た各側壁部(33) 、 (33)と、これらの各側壁
部(33) 、 (33)を外側下方に折り返し垂下さ
せ、同折り返し部に形成されて前記各縁曲げ部(18)
、 (18)を含む延出部(17) 、 (17)を
受は入れ支持する各挿入溝部(34) 、、 (34)
と、これらの各挿入溝部(34)。
(34)を経て垂下された各部分を−・部づ)切り起し
て、斜め外側下方へスカート状に拡がるように延長突出
させた係止片部(35) 、 (35)とからなってあ
り、各係止片部(35) 、 (35)の先端部には、
それぞれに前記突き当て支持部(+5) 、 (15)
に上方から臨ませ得る係止縁(35a) 、 (35a
)を形成しである。
て、斜め外側下方へスカート状に拡がるように延長突出
させた係止片部(35) 、 (35)とからなってあ
り、各係止片部(35) 、 (35)の先端部には、
それぞれに前記突き当て支持部(+5) 、 (15)
に上方から臨ませ得る係止縁(35a) 、 (35a
)を形成しである。
なお、この場合、各挿入溝部(34)、 (34)を経
て垂下された各部分の全体を、そのま工斜め外側下方へ
スカート状に拡がるように延長突出させて係止片部(3
5) 、 (35)とし、同各先端部にそれぞれ各係止
縁(35a) 、 (35a)を形成するようにしてて
もよい。
て垂下された各部分の全体を、そのま工斜め外側下方へ
スカート状に拡がるように延長突出させて係止片部(3
5) 、 (35)とし、同各先端部にそれぞれ各係止
縁(35a) 、 (35a)を形成するようにしてて
もよい。
さらに、前記桟カバーキャップ部材(4I)は、半円弧
シェル状にされて剛性を高めた覆い部(42)を有し、
この覆い部(42)の下端縁部をそれぞれ内側に対向し
て一旦、折り返し、かつ再度、折り返し折曲させること
により、その下面側にあって、前記突き当て支持部(1
5)に上方から被嵌して突き当てる突き当て嵌合部(4
3) 、 (4:l)を形成させると共に、その上面に
あって、前記係止片部(35) 、 (35)での係止
縁(35a) 、 (35a)により係止される係止面
(44) 、 (44)をそれぞれに形成させ、かつ同
突き当て嵌合部(43)、(43)の端部を斜め内側下
方に延長させて、前記各係合溝部(+6) 、 (+6
)の外側内面に圧接させる係合片部(45) 、 (4
5)を形成させたものである。
シェル状にされて剛性を高めた覆い部(42)を有し、
この覆い部(42)の下端縁部をそれぞれ内側に対向し
て一旦、折り返し、かつ再度、折り返し折曲させること
により、その下面側にあって、前記突き当て支持部(1
5)に上方から被嵌して突き当てる突き当て嵌合部(4
3) 、 (4:l)を形成させると共に、その上面に
あって、前記係止片部(35) 、 (35)での係止
縁(35a) 、 (35a)により係止される係止面
(44) 、 (44)をそれぞれに形成させ、かつ同
突き当て嵌合部(43)、(43)の端部を斜め内側下
方に延長させて、前記各係合溝部(+6) 、 (+6
)の外側内面に圧接させる係合片部(45) 、 (4
5)を形成させたものである。
こきで、この実施例構成による屋根構造は、建築物の屋
根組、ないしは小屋組を構成する個々の母屋材(51)
に対し、適宜に屋根下地面としての野地板(52)など
を介して取付けられる。なお、この野地板(52)には
、当然、所定の傾斜、つまり、いわゆる、屋根勾配が与
えられている。
根組、ないしは小屋組を構成する個々の母屋材(51)
に対し、適宜に屋根下地面としての野地板(52)など
を介して取付けられる。なお、この野地板(52)には
、当然、所定の傾斜、つまり、いわゆる、屋根勾配が与
えられている。
しかして、前記野地板(52)上にあっては、まず、吊
子部材(21)の複数本を線側から軒側へかけた上下方
向で、屋根板部材(1■)の巾寸法によって決定される
所定のピッチ間隔毎に配設させると共に、各吊子部材(
2I)上にそれぞれ係止面材(31)を配置させ、これ
らを図に示す通り、適宜に取り付はボールド(53)な
どで取付は固定させ、これによって同側々の吊子部材(
21)および係止面材(31)自体をその配設位置にし
っかりと固定する。
子部材(21)の複数本を線側から軒側へかけた上下方
向で、屋根板部材(1■)の巾寸法によって決定される
所定のピッチ間隔毎に配設させると共に、各吊子部材(
2I)上にそれぞれ係止面材(31)を配置させ、これ
らを図に示す通り、適宜に取り付はボールド(53)な
どで取付は固定させ、これによって同側々の吊子部材(
21)および係止面材(31)自体をその配設位置にし
っかりと固定する。
ついで、このように野地板(52)上に配設固定された
吊子部材(21)と係止面材(3I)に対しては、係止
面材(31)の左右の各挿入溝部(34) 、 (34
)内に、相互に隣接される屋根板部材(11)、(11
)での各延出部(17) 、 (17)を、その各縁曲
げ部(18) 、 (18)の曲面を利用して挿入させ
ると共に、吊子部材(21)の左右の各当接部(2:l
) 、 (23)に、各屋根板部材(11)、(II>
での各結合部(+3) 、 (+3)の係合溝部(+6
) 、 (16)の下面を当接させて、これらの各屋根
板部材(11)、(11)のそれぞれを野地板(52)
上に正確に位置決めして載置させる。
吊子部材(21)と係止面材(3I)に対しては、係止
面材(31)の左右の各挿入溝部(34) 、 (34
)内に、相互に隣接される屋根板部材(11)、(11
)での各延出部(17) 、 (17)を、その各縁曲
げ部(18) 、 (18)の曲面を利用して挿入させ
ると共に、吊子部材(21)の左右の各当接部(2:l
) 、 (23)に、各屋根板部材(11)、(II>
での各結合部(+3) 、 (+3)の係合溝部(+6
) 、 (16)の下面を当接させて、これらの各屋根
板部材(11)、(11)のそれぞれを野地板(52)
上に正確に位置決めして載置させる。
イ乃って、この状態においては、左右の各屋根板部材(
II)、(II)での各結合部(+3) 、 (13)
を形成している基部立ち上がり部(14) 、 (+4
)の上端部に、左右の各突き当て支持部(+5) 、
(+5)が露出して位置され、その側部での各延出部(
+7) 、 (17)との間にあって、左右の各係合溝
部(16) 、 (1B)が上方に向は開口して位置さ
れることになり、同時に、係止面材(31)から延出さ
れている左右の各係止片部1:15) 、 (35)の
係止縁(35a) 、 (35a)が、各突き当て支持
部(15) 、 (15)に上方から臨むように弾性的
に突出されることになる。
II)、(II)での各結合部(+3) 、 (13)
を形成している基部立ち上がり部(14) 、 (+4
)の上端部に、左右の各突き当て支持部(+5) 、
(+5)が露出して位置され、その側部での各延出部(
+7) 、 (17)との間にあって、左右の各係合溝
部(16) 、 (1B)が上方に向は開口して位置さ
れることになり、同時に、係止面材(31)から延出さ
れている左右の各係止片部1:15) 、 (35)の
係止縁(35a) 、 (35a)が、各突き当て支持
部(15) 、 (15)に上方から臨むように弾性的
に突出されることになる。
その後、これらを被覆するようにして上方から桟カバー
キャップ部材(41)を被嵌させると、まず、この桟カ
バーキャップ部材(41)の左右の各係合片部(45)
、 (45)が、係止面材(31)の左右の各係1L
片部(35)、 (:15)に当接され、これをその弾
性に抗して撓めながら排斥して、左右の各屋根板部材(
11)、(II)での各結合部(13) 、 (+3)
の各係合溝部(+6) 、 (16)内に挿入係合され
ると共に、その左右の各突き当て嵌合部(43) 、
(43)が、左右の各結合i’ls (13) 、 (
+3)の各突き当て支持部(15) 、 (15)に嵌
装されることになり、覆い部(42)が係止面材(31
)の左右の各挿入溝部(34) 、 (34)に突き当
てられた時点では、これらの左Uの各係止片部(35)
、 (35)の排斥が、各係合片部(45) 、 (
45)から解放されることになるために、これが自身の
弾性で復帰されて、その各先端係止縁(35a) 、
(35a)が左右の各突き当て嵌合部(4:l) 、
(43)での各係止面(44) 、 (44)に係止さ
れるもので、このようにして所期の縦葺き屋根を極めて
容易かつ簡単に作業性よく葺き上げ得るのである。
キャップ部材(41)を被嵌させると、まず、この桟カ
バーキャップ部材(41)の左右の各係合片部(45)
、 (45)が、係止面材(31)の左右の各係1L
片部(35)、 (:15)に当接され、これをその弾
性に抗して撓めながら排斥して、左右の各屋根板部材(
11)、(II)での各結合部(13) 、 (+3)
の各係合溝部(+6) 、 (16)内に挿入係合され
ると共に、その左右の各突き当て嵌合部(43) 、
(43)が、左右の各結合i’ls (13) 、 (
+3)の各突き当て支持部(15) 、 (15)に嵌
装されることになり、覆い部(42)が係止面材(31
)の左右の各挿入溝部(34) 、 (34)に突き当
てられた時点では、これらの左Uの各係止片部(35)
、 (35)の排斥が、各係合片部(45) 、 (
45)から解放されることになるために、これが自身の
弾性で復帰されて、その各先端係止縁(35a) 、
(35a)が左右の各突き当て嵌合部(4:l) 、
(43)での各係止面(44) 、 (44)に係止さ
れるもので、このようにして所期の縦葺き屋根を極めて
容易かつ簡単に作業性よく葺き上げ得るのである。
すなわち、このようにして葺き上げられた縦葺き屋根の
結合構造においては、左右の各屋根板部材(11)、(
11)での各結合部(+3) 、 (11)にあって、
その各突き当て支持部(15) 、 (+5)に、桟カ
バーキャップ部材(41)の左右の各突き当て嵌合部(
43)。
結合構造においては、左右の各屋根板部材(11)、(
11)での各結合部(+3) 、 (11)にあって、
その各突き当て支持部(15) 、 (+5)に、桟カ
バーキャップ部材(41)の左右の各突き当て嵌合部(
43)。
(43)が嵌装係合されると共に、これらの各突き当て
嵌合部(43) 、 (43)の各係止面(44)、(
44)を、係止面材(31)での各係止片部(35)
、 (35)の係止縁(35a) 、 (35a)が係
止して、同桟カバーキャップ部材(41)の下限および
上限位置を不動な状態にそれぞれに規制する。つまり、
桟カバーキャップ部材(41)の上下方向の動きがその
位置に拘束されるのであり、また同時に、桟カバーキャ
ップ部材(41)の左右の各係合片部(45) 、 (
45)が、左右の各屋根板部材(U) 、 (tt)で
の各結合部(13) 、 (13)の各保合溝部(+6
) 、 (+6)内に挿入されかつ圧接係合されて、こ
工では、桟カバーキャップ部材(41)の左右方向の動
きについてもその位置に拘束されるのであり、この結果
として、−ロ、、結合された後は、たとえ、桟カバーキ
ャップ部材(4I)に対して、これを上方から踏み付け
たりして加えられる負荷々重は勿論のこと、上下、左右
の何れの方向からの外力が加えられることがあっても、
その結合が外れたり、あるいはまた、その結合部の一部
が変形したりするような惧れを完全に解消し得るのであ
る。
嵌合部(43) 、 (43)の各係止面(44)、(
44)を、係止面材(31)での各係止片部(35)
、 (35)の係止縁(35a) 、 (35a)が係
止して、同桟カバーキャップ部材(41)の下限および
上限位置を不動な状態にそれぞれに規制する。つまり、
桟カバーキャップ部材(41)の上下方向の動きがその
位置に拘束されるのであり、また同時に、桟カバーキャ
ップ部材(41)の左右の各係合片部(45) 、 (
45)が、左右の各屋根板部材(U) 、 (tt)で
の各結合部(13) 、 (13)の各保合溝部(+6
) 、 (+6)内に挿入されかつ圧接係合されて、こ
工では、桟カバーキャップ部材(41)の左右方向の動
きについてもその位置に拘束されるのであり、この結果
として、−ロ、、結合された後は、たとえ、桟カバーキ
ャップ部材(4I)に対して、これを上方から踏み付け
たりして加えられる負荷々重は勿論のこと、上下、左右
の何れの方向からの外力が加えられることがあっても、
その結合が外れたり、あるいはまた、その結合部の一部
が変形したりするような惧れを完全に解消し得るのであ
る。
また、前記第1図、第2図実施例構成においては、桟カ
バーキャップ部材(41)での左右の各突き当て嵌合部
(43) 、 (43)の各係1F面(44) 、 (
44)を、係止面材(3I)での各係止片部(35)
、 (35)の係止縁(35a) 、 (35a)によ
って係止させるようにしているが、第3図実施例構成に
示すように、この桟カバーキャップ部材(41)の覆い
部(42)の両側部にあって、それぞれ内側に突出する
突出部(46) 、 (46)を形成させることにより
、これらの左右の各突出部(46) 、 (46)での
内側上面に各係止面(47) 、 (47)を形成させ
ておき、前記各係止面(44) 、 (44)に代えて
、こわらの各係止面(47) 、 (47)を、前記と
同様に、各係止片部(35) 、 (35)の係止縁(
35a) 、 (35a)により係止させるようにして
も、同様な作用、効果が得られる。
バーキャップ部材(41)での左右の各突き当て嵌合部
(43) 、 (43)の各係1F面(44) 、 (
44)を、係止面材(3I)での各係止片部(35)
、 (35)の係止縁(35a) 、 (35a)によ
って係止させるようにしているが、第3図実施例構成に
示すように、この桟カバーキャップ部材(41)の覆い
部(42)の両側部にあって、それぞれ内側に突出する
突出部(46) 、 (46)を形成させることにより
、これらの左右の各突出部(46) 、 (46)での
内側上面に各係止面(47) 、 (47)を形成させ
ておき、前記各係止面(44) 、 (44)に代えて
、こわらの各係止面(47) 、 (47)を、前記と
同様に、各係止片部(35) 、 (35)の係止縁(
35a) 、 (35a)により係止させるようにして
も、同様な作用、効果が得られる。
以ト詳述したように、この発明によるときは、屋根面を
形成する面板部9面板部の左右両側縁部を立ち上げて形
成した上端部の各突き当て支持部、各突き当て支持部を
外側下方に折り返し、かつこれを立ち上げて形成した各
係合溝部、および各保合溝部を経て立ち上げた各延出部
からなる縦葺き屋根板部材と、基板部の左右両側縁部を
立ち上げて外側に折り返し垂下させ、各折り返し部に形
成された各挿入溝部、および各挿入溝部を経て垂下され
た両端部を斜め下方に弾性的に延長させて各先端に係止
縁を形成した各係止片部を有し、必要に応じて吊子部材
を兼ねる係止面材と、覆い部、覆い部の両下端縁部を内
側に対向して折り返し折曲させた各突き当て嵌合部、各
突き当て嵌合部の上面、または別の突出部の上面に形成
された各係止面、および各突き当て嵌合部の園内縁を内
側下方に延長させた各保合片部からなる桟カバーキャッ
プ部材とを備えて構成したから、係止面材の左右の各挿
入溝部内に、相〃に隣接される屋根板部材での谷延出部
を挿入支持させ、吊子部材の左右の各当接部に、各屋根
板部材の各係合溝部の下面を当接させることで、それぞ
れの各部材の位置決め配置とその保持とを効果的に行な
えると共に、これらを被覆するように上方から桟カバー
キャップ部材を被嵌させることで、桟カバーキャップ部
材の左右の各係合片部が係止面材の左右の各係止片部を
弾性に抗し排斥して、これらの各係合片部を各屋根板部
材の左右の各係合溝部内に挿入係合でき、かつ左右の各
突き当て嵌合部を左右の各突き当て支持部に嵌装でき、
同時に、左右の各係止片部の各先端係止縁によって、左
右の各突き当て嵌合部、または各突出部の何れかの各係
止面を係止できるもので、このようにして所期の縦葺き
屋根を極めて容易かつ簡単に作業性よく葺き上げ得るの
であり、そして、このように葺き上げた状態では、左右
の各屋根板部材での各突き当て支持部に対する桟カバー
キャップ部材の左Uの各突き当て嵌合部の嵌装、および
各係合溝部内への各係合片部の挿入係合と、桟カバーキ
ャップ部材での左右の各係止面に対する係止面材の左右
の各係止縁の係止とによって、同桟カバーキャップ部材
の上下方向ならびに左右方向への移動を効果的かつ強制
的に拘束でき、これによって、例えば、外力などの負荷
のために、桟カバーキャップ部材の雨下端部が押し拡げ
られたり、外れたりすることを良好に防止でき、これら
の結果として、左右の各屋根板部材での各結合部相互間
の桟カバーキャップ部材による結合状態を確実に保持し
得るのであり、しかも、構造的にも比較的簡単で、容易
かつ安価に提供できるなどの優れた特長を有するもので
ある。
形成する面板部9面板部の左右両側縁部を立ち上げて形
成した上端部の各突き当て支持部、各突き当て支持部を
外側下方に折り返し、かつこれを立ち上げて形成した各
係合溝部、および各保合溝部を経て立ち上げた各延出部
からなる縦葺き屋根板部材と、基板部の左右両側縁部を
立ち上げて外側に折り返し垂下させ、各折り返し部に形
成された各挿入溝部、および各挿入溝部を経て垂下され
た両端部を斜め下方に弾性的に延長させて各先端に係止
縁を形成した各係止片部を有し、必要に応じて吊子部材
を兼ねる係止面材と、覆い部、覆い部の両下端縁部を内
側に対向して折り返し折曲させた各突き当て嵌合部、各
突き当て嵌合部の上面、または別の突出部の上面に形成
された各係止面、および各突き当て嵌合部の園内縁を内
側下方に延長させた各保合片部からなる桟カバーキャッ
プ部材とを備えて構成したから、係止面材の左右の各挿
入溝部内に、相〃に隣接される屋根板部材での谷延出部
を挿入支持させ、吊子部材の左右の各当接部に、各屋根
板部材の各係合溝部の下面を当接させることで、それぞ
れの各部材の位置決め配置とその保持とを効果的に行な
えると共に、これらを被覆するように上方から桟カバー
キャップ部材を被嵌させることで、桟カバーキャップ部
材の左右の各係合片部が係止面材の左右の各係止片部を
弾性に抗し排斥して、これらの各係合片部を各屋根板部
材の左右の各係合溝部内に挿入係合でき、かつ左右の各
突き当て嵌合部を左右の各突き当て支持部に嵌装でき、
同時に、左右の各係止片部の各先端係止縁によって、左
右の各突き当て嵌合部、または各突出部の何れかの各係
止面を係止できるもので、このようにして所期の縦葺き
屋根を極めて容易かつ簡単に作業性よく葺き上げ得るの
であり、そして、このように葺き上げた状態では、左右
の各屋根板部材での各突き当て支持部に対する桟カバー
キャップ部材の左Uの各突き当て嵌合部の嵌装、および
各係合溝部内への各係合片部の挿入係合と、桟カバーキ
ャップ部材での左右の各係止面に対する係止面材の左右
の各係止縁の係止とによって、同桟カバーキャップ部材
の上下方向ならびに左右方向への移動を効果的かつ強制
的に拘束でき、これによって、例えば、外力などの負荷
のために、桟カバーキャップ部材の雨下端部が押し拡げ
られたり、外れたりすることを良好に防止でき、これら
の結果として、左右の各屋根板部材での各結合部相互間
の桟カバーキャップ部材による結合状態を確実に保持し
得るのであり、しかも、構造的にも比較的簡単で、容易
かつ安価に提供できるなどの優れた特長を有するもので
ある。
第1図はこの発明の一実施例を適用した縦葺き屋根構造
の概要構成を示す横断面図、第2図は同上側々の各構成
部材を分解して示す分解斜視図、第3図は同上能の実施
例による縦葺き屋根構造の概要構成を示す横断面図であ
る。 (It)・・・・屋根板部材、(12)・・・・面板部
、(13)・・・・結合部、(14)・・・・基部立ち
上がり部、(15)・・・・突き当て支持部、(16)
・・・・係合溝部、(17)・・・・延出部、(18)
・・・・縁曲げ部。 (21)・・・・吊子部材、(22)・・・・基板部、
(23)・・・・当接部、(24)・・・・取り付は部
。 (31)・・・・係止面材、(32)・・・・基板部、
(33)・・・・側壁部、(34)・・・・挿入溝部、
(35)・・・・係止片部、(35a)・・・・係止縁
。 (41)・・・・桟カバーキャップ部材、(42)・・
・・覆い部、(43)・・・・突き当て嵌合部、(44
)・・・・係止面、(45)・・・・係合片部、(46
)・・・・突出部、(47)・・・・係止面。 (51)・・・・母屋材、(52)・・・・野地板、(
53)・・・・取り付はボールド。 特許出願人 松本商事有限会社
の概要構成を示す横断面図、第2図は同上側々の各構成
部材を分解して示す分解斜視図、第3図は同上能の実施
例による縦葺き屋根構造の概要構成を示す横断面図であ
る。 (It)・・・・屋根板部材、(12)・・・・面板部
、(13)・・・・結合部、(14)・・・・基部立ち
上がり部、(15)・・・・突き当て支持部、(16)
・・・・係合溝部、(17)・・・・延出部、(18)
・・・・縁曲げ部。 (21)・・・・吊子部材、(22)・・・・基板部、
(23)・・・・当接部、(24)・・・・取り付は部
。 (31)・・・・係止面材、(32)・・・・基板部、
(33)・・・・側壁部、(34)・・・・挿入溝部、
(35)・・・・係止片部、(35a)・・・・係止縁
。 (41)・・・・桟カバーキャップ部材、(42)・・
・・覆い部、(43)・・・・突き当て嵌合部、(44
)・・・・係止面、(45)・・・・係合片部、(46
)・・・・突出部、(47)・・・・係止面。 (51)・・・・母屋材、(52)・・・・野地板、(
53)・・・・取り付はボールド。 特許出願人 松本商事有限会社
Claims (2)
- (1)屋根面を形成する面板部、面板部の左右両側縁部
を立ち上げて形成した上端部の各突き当て支持部、各突
き当て支持部を外側下方に折り返し、かつこれを立ち上
げて形成した各係合溝部、および各係合溝部を経て立ち
上げた各延出部からなる縦葺き屋根板部材と、基板部の
左右両側縁部を立ち上げて外側に折り返し垂下させ、各
折り返し部に形成されて前記各延出部を挿入支持する各
挿入溝部、および各挿入溝部を経て垂下された両端部を
斜め下方に弾性的に延長させて、各先端に係止縁を形成
した各係止片部からなり、必要に応じて吊子部材を兼ね
る係止部材と、前記係止部材を覆う覆い部、覆い部の両
下端縁部を内側に対向して折り返し折曲させ、前記各突
き当て支持部に突き当てゝ被嵌される各突き当て嵌合部
、各突き当て嵌合部の上面に形成され、前記各係止縁に
よつて係止される各係止面、および各突き当て嵌合部の
両内縁を内側下方に延長させて、前記係合溝部に圧接係
合される各係合片部からなる桟カバーキャップ部材とを
備えて構成したことを特徴とする縦葺き屋根構造。 - (2)覆い部の左右に内側へ突出する各突出部を設け、
これらの各突出部の上面に係止面を形成させた請求項1
に記載の縦葺き屋根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18805288A JPH0635742B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 縦葺き屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18805288A JPH0635742B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 縦葺き屋根構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238653A true JPH0238653A (ja) | 1990-02-08 |
JPH0635742B2 JPH0635742B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=16216846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18805288A Expired - Lifetime JPH0635742B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 縦葺き屋根構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635742B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628045U (ja) * | 1992-09-16 | 1994-04-15 | 大同建材工業株式会社 | 屋根板の接続構造 |
US6116802A (en) * | 1997-05-05 | 2000-09-12 | L'oreal | Device for packaging and applying a crumbleable product |
EP1197610A2 (en) * | 1995-08-25 | 2002-04-17 | Gantan Beauty Industry Co., Ltd. | Longitudinal facing, facing retainers, and facing structure having facing and facing retainers |
JP2008166180A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Keihin Corp | 電子回路基板とコネクタの接続構造 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP18805288A patent/JPH0635742B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628045U (ja) * | 1992-09-16 | 1994-04-15 | 大同建材工業株式会社 | 屋根板の接続構造 |
EP1197610A2 (en) * | 1995-08-25 | 2002-04-17 | Gantan Beauty Industry Co., Ltd. | Longitudinal facing, facing retainers, and facing structure having facing and facing retainers |
EP1197610A3 (en) * | 1995-08-25 | 2003-05-07 | Gantan Beauty Industry Co., Ltd. | Longitudinal facing, facing retainers, and facing structure having facing and facing retainers |
US6116802A (en) * | 1997-05-05 | 2000-09-12 | L'oreal | Device for packaging and applying a crumbleable product |
JP2008166180A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Keihin Corp | 電子回路基板とコネクタの接続構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635742B2 (ja) | 1994-05-11 |
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