JP2630916B2 - 縦葺き屋根板用固定具 - Google Patents

縦葺き屋根板用固定具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造が極めて簡易であ
り、縦葺き屋根の施工に際して現場で取付け誤差が生じ
ても施工性に優れ、確実に屋根板を保持することができ
る縦葺き屋根板用固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板材をV字状若しくは上面が解放す
る略梯形状に折曲した屋根板を、緊締具を使用してタイ
トフレームのような固定具に固定するようにした折版屋
根としては、例えば実開平1−131727号公報に記
載されている。上記公報に記載の折版屋根は、梁等に固
定したタイトフレームに左右に隣り合う屋根板の側部を
沿わせ、タイトフレームの上端に緊締具をボルトで止着
することにより屋根板の上端を挟着状に固定し、上記緊
締具にキャップ部材を被着して折版屋根を構成してい
る。しかし上記構成の折版屋根では、緊締具及びタイト
フレームにそれぞれボルトの貫通孔を穿設し、特にタイ
トフレームの貫通孔の下面にナットを固着したものを用
いるので、部材の製造が極めて面倒で、材料コストも高
かった。また、タイトフレーム毎の貫通孔にボルトを嵌
め付け、工具等を用いて締め付け作業を行わなければな
らないので、極めて作業に手間を要して非能率的となる
等の問題があった。そこで本出願人は、特願平3−31
7269号(特開平5−125799号)にて、折版屋
根用固定具を提案し、屋根板の施工時にナット締め等の
作業を必要とすることなく屋根板及びキャップ部材を容
易に嵌合状に取付けることができ、且つ正荷重にばかり
でなく吹き上げ風圧力等の負荷重に対しても極めて高い
強度を有する折版屋根を施工できるようにした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
3−317269号の折版屋根用固定具でも、以下の点
に改良の余地があった。 前記固定具は、断面が上方へ開放する略逆門形状の
固定受枠部と、下方へ開放する略門形状の固定枠部の2
部材を予め一体化した構成であり、現場においてはナッ
ト締め等の作業が不要であるものの、工場で固定具自体
を製造する段階ではナット締め等による一体化作業が必
要で、材料コストも高かった。 縦葺き屋根板の固定具の割付は、通常「墨出し」と
呼ばれる作業により行われる。具体的には、一般に軒棟
の2箇所で、鉄骨又は鉄骨上に敷設した下地材に、桁行
き方向に屋根板の有効幅の整数倍の位置出しを行い、そ
の後、前記位置出しした軒棟のポイントを結んで軒棟間
の固定具の取付位置を割り付ける。ここで、軒棟のポイ
ント出しは、屋根面の桁行き長さを施工される屋根板の
有効幅で除する作業であるから、全体として割付誤差が
発生する可能性は極めて小さい。しかし、その後の軒棟
間位置出しは、作業に糸を使用することから、例えば仮
に有効幅が400(mm)の場合、実際の割付は、39
9、401、402、398(mm)というように一部
が広くなると他が狭くなるという具合に、人為的誤差を
含めて必ずしも屋根板の有効幅どおりにはならないこと
が多い。前記割付誤差が極めて小さい場合には何等問題
は生じないが、部分的にでも割付誤差が大きくなると、
幅狭の部位では施工性が著しく悪化する結果となり、逆
に幅広の部位では屋根板と固定具の嵌合が甘くなる一方
で、キャップ部材の嵌合はきつくなるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
欠点を解消し、また従来からの要望に対処するために提
案されたもので、下面部の両端に屋根板の側部を受け止
める受片を形成した断面が上方へ開放する略逆門形状の
固定受枠部と、略水平な上面部の左右に脚部を設け、各
脚部の下端に梁等の躯体に固定するための固定片を形成
した下方へ開放する略門形状の固定枠部とからなり、上
記固定受枠部の下面部の上面と上記固定枠部の上面部の
下面とが当接するように一体化してなる縦葺き屋根板用
固定具にあって、前記固定枠部の上面部は前記固定受枠
部の下面部より幅広であり、固定受枠部の受片には、固
定枠部の上面部の上面に臨む係止片を形成すると共に、
該係止片と固定受枠部の下面部とで固定枠部の上面部を
挟持して一体化したことを特徴とする縦葺き屋根板用固
定具に関するものである。
【0005】
【作用】上記構成の縦葺き屋根用固定具は、係止片によ
り固定受枠部と固定枠部とを一体化するので、固定受枠
部も固定枠部も構成が極めて簡易で、容易に製造するこ
とができる。また、固定枠部に対して固定受枠部を横方
向にスライドさせることができるので、割付誤差が生じ
ていても適宜に微調整をして無理なく施工することがで
き、屋根板の保持もより確実なものとなる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。本発明における縦葺き屋根の固定具1は、
上方へ開放する略逆門形状の固定受枠部2と下方へ開放
する略門形状の固定枠部3とからなり、例えば鉄骨から
なる躯体4に固定され、ボルト、ナットやビス等、或い
は工具を利用することなく屋根板5及びキャップ部材6
を取付けることができ、確実に保持することができるも
のである。
【0007】上記固定具1を構成する固定受枠部2は、
図1から図4までの第1の実施例によれば略水平な下面
部21の前後に、直立する受片22が設けられ、該受片
22の上端中央に上端に向かって開口する受溝部23を
設けるとともに、上記受溝部23の上端から左右方向に
延在する受部分24を設けた構成で、図面の実施例では
受部分24が外方に延在する受面状であるが、受面状で
はなくて受片22の上端縁部により直線状に構成しても
よい。また、上記固定受枠部2の側面には嵌合部25と
係止片26とを設けるが、各受片22の側縁の下方を切
込み、その切込みの下側に形成された延出部を内側へ折
り込むことにより、その基端部分を嵌合部25、折り込
んだ片部分を係止片26とする。したがって、前後の受
片22においては、受部分24の側端下方に嵌合部25
を設けてあり、係止片26が突き合うように対向状に設
けられている。
【0008】一方、上記固定受枠部2と一体に組み合わ
されて固定具1を構成する固定枠部3は、図1から図4
までの第1の実施例によれば略水平な上面部31の左右
に、下方に傾斜する傾斜部32を設けると共に、各傾斜
部32の下端から下方に向かって次第に対向間隔が幅広
となる左右の脚部33と、各脚部33の下端に水平な固
定片34を外向きに形成した断面が略門型状のフレーム
である。このような固定受枠部2は、略一定幅の板材を
上記構成をなすように適宜に折曲加工して作製すること
ができる。尚、上記固定枠部3において、上面部31の
(横方向の)幅は前記固定受枠部2の下面部21の横幅
より幾分幅広になるように設計してある。また、左右の
傾斜部32は脚部33より緩い勾配となっている。
【0009】上記固定受枠部2を固定枠部3の上面部3
1に固定するには、固定枠部3の上面部31の下面に固
定受枠部2の下面部21の上面を当接させるのである
が、具体的には前記係止片26を固定枠部3の上面部3
1の上面に臨ませ、該係止片26と固定受枠部2の下面
部21とで固定枠部3の上面部31を挟持して一体化す
る。尚、上記手順の一例は後述する図7で説明する。し
たがって、本発明の固定具1は、ボルトやナット等を必
要とすることなく一体化することができる。また、前述
のように固定枠部3の上面部31は、予め固定受枠部2
の下面部21より幅広に設計してあるので、その差の分
だけ固定受枠部2は横方向にスライドさせることができ
る。
【0010】前記屋根板5は金属板を屈曲成形した長尺
材で、略平板状の屋根板部51の左右側縁に上方に向か
って幅広となるように傾斜する側部52を左右に設けた
略梯形状であって、各側部52の上端に略水平な載置部
分53を形成し、該載置部分53の先端縁には下向きに
屈曲する折曲部54を形成してある。また、載置部分5
3の基端からやや下方側の側部52には、前記受片22
の嵌合部25に嵌着する嵌入部55を屈曲形成してあ
る。
【0011】前記キャップ部材6は屋根板5と同様に金
属板を屈曲成形した長尺材で、被着部61の左右側縁
に、下方に向かって幅広となるように傾斜する側片62
を左右に屈曲成形し、上記側片62の下端には、側片6
2の内側に折返し状に屈曲する係止部63を設けた構成
である。
【0012】前記構成の固定具1、屋根板5及びキャッ
プ部材6を用いて図示実施例の縦葺き屋根を施工する手
順を以下に示す。まず、施工に際しては躯体4の上面に
固定具1を屋根板5の横幅の間隔で固定すると共に、前
後方向に並列する躯体4に固定具1を一列状に固定す
る。尚、固定具1を躯体4に固定する場合、固定片34
から躯体4にビス等を打ち込めばよい。
【0013】次に、左右に隣り合う固定具1間に屋根板
5を落とし込むように配置し、左右の側部52を各固定
具1の脚部33に沿わせ、受部分24で載置部分53を
受け止めると共に、受溝部23に折曲部54を上から嵌
装し、また嵌合部25に嵌入部55を側方から嵌着す
る。その際、割付誤差が生じていても、固定具1は固定
受枠部2を横方向にスライドさせて微調整することがで
きるので、適宜に微調整することにより施工に支障を生
ずることがなく、屋根板5の保持もより確実なものとな
る。
【0014】尚、上述のように屋根板5の左右の側部5
2を各固定具1の脚部33に沿わせながら各部分を嵌め
付けると、屋根板5は左右の固定具1間に弾性的に保持
されることになり、特に左右の折曲部54が受溝部23
に嵌装して嵌入部55が嵌合部25に嵌着することによ
り、屋根板5は強固に保持される。また、屋根板5の左
右の載置部分53は固定受枠部2の受部分24によって
受け止められる。そして、各固定具1の左右に上述のよ
うに各屋根板5を配設し、それぞれ弾性的に保持する
と、図4で示すように各固定具1の左右の脚部33に各
屋根板5の側部52が添設し、固定受枠部2に左右の屋
根板5の側部52の上端部分が保持される。
【0015】最後に、キャップ部材6を固定受枠部2の
上方に配置し、左右の側片62を拡張したり滑らせなが
ら各係止部63を各嵌入部55に係合させると、各側片
62の弾性により係止部63が嵌入部55に強固に係合
してキャップ部材6が上方に外れることがなく、しかも
側片62により嵌入部55が嵌合部25に強固に嵌着す
る。従って、固定具1に左右の屋根板5の側部52が弾
性的に保持されるばかりでなく、左右の側部52の上端
部分にキャップ部材6が弾性的に、強固に被着し、特に
隣接する折曲部54間を閉塞するのである。
【0016】このように、本発明の固定具1は、屋根板
5及びキャップ部材6を前述のように弾性的に被着して
容易に縦葺き屋根を施工することができ、ボルト、ナッ
トやビス等を使用することなく施工することができる。
【0017】また、本発明の固定具1を用いて施工した
縦葺き屋根構造は、現場で取付け誤差が生じていても固
定受枠部2を幅方向にスライドさせて微調整することが
できるので、適宜に微調整することにより支障を生ずる
ことなく施工することができる。こうして取付けられた
屋根板5は、確実に保持されるものとなる。さらに、前
記固定具1の上面部31の左右には、脚部33より緩い
勾配の傾斜部32を設けてあるので、屋根板5の嵌入部
55を押し下げようとする力が作用しても、緩勾配の傾
斜部32がこの力を確実に受け止めることができ、固定
受枠部2にまで上記の力が作用することがない。
【0018】図5は本発明の固定具1の第2の実施例を
示すもので、固定受枠部2の受部分24は、前記第1の
実施例のように受面状ではなくて受片22の上端縁部に
より直線状に構成した。また、係止片26は、前記第1
の実施例より横長で、対向する係止片26どうしは先端
が当接する状態で突き合わされ、溶接により中央で接合
されている。さらに、固定枠部3の上面部31は、前後
の縁部が切り欠かれて傾斜部32や脚部33より幅狭に
構成され、この上面部31と当接する固定受枠部2の下
面部21は、傾斜部32や脚部33とほぼ同一の幅に構
成されている。上記以外の構成は前記第1の実施例と同
一であるから、図面に同一符号を付して説明を省略す
る。
【0019】上記構成の固定具1は、対向する係止片2
6どうしを接合したことにより前後の受片22の傾倒及
び変形が防止され、正荷重に対する安全性が高まる。
尚、係止片26どうしの接合は、係止片26どうしを重
ね合わせて溶接するものでも良いし、リベット等の接続
具を用いて行うものでも良い。また、この固定具1は前
後の幅がほぼ均一であるため、工場で製造された複数の
固定具1を寝かせた状態で積み重ねたり、或いはこの状
態で現場まで搬送しても受片22の変形等を生ずる引き
起こすことがない。
【0020】図6は本発明の固定具1の第3の実施例を
示すもので、受溝部23は、前記第1の実施例に比べて
幅広に形成した。また、固定受枠部2の受部分24は、
前記第2の実施例と同様に受片22の上端縁部により直
線状に構成した。さらに、係止片26は、受片22の中
央部を略横H字状に切込み、その縁部を内側へ折り曲げ
て形成した。上記以外の構成は前記第1の実施例と同一
であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
尚、上記固定具1に取付ける屋根板5は、折曲部54が
略U字状の溝形状のものを用いた。
【0021】上記構成の固定具1は、係止片26が受片
22の一部から構成されているので素材の有効度(歩留
まり)に優れている。また、屋根板5の折曲部34を上
記のように溝形状にしたので、屋根板5の側部52の上
端部を補強することができ、側部52の上方外面とキャ
ップ部材5の側片42の内面との間に毛細管現象により
雨水が浸透しても、折曲部54が溝状であるから浸透し
た雨水を貯溜することもできる。しかも、屋根板5は金
属板を屈曲して成形するのであるが、金属板の切断面で
ある折曲部54の先端縁が上を向いて室内側から見えな
いので、例えば長期間の経過により切断面が腐食しても
室内側から観察できなくて体裁よいものとなる。
【0022】また、本発明の固定具1は図7に示す手順
で組立作製することができる。尚、同図は、前記第3の
実施例の固定具1を用いて示した。まず、同図(a)に
示すように所定形状に素材を打抜いて係止片26を拡開
させた固定受枠部用材料2’を、同図(b)に示すよう
に固定枠部3の脚部33間に装入し、固定受枠部用材料
2’の下面部21の上面と固定枠部3の上面部31の下
面とを当接させるように臨ませる。その後、同図(c)
に示すように受片22を立ち上げると、固定枠部3の上
面部31の上面において係止片26どうしが対向状に配
置し、係止片26と固定受枠部2の下面部21の上面と
で、固定枠部3の上面部31を挟持する状態で一体化す
る。このように本発明の固定具1は、極めて容易に製造
することができる。
【0023】特に第3の実施例の固定具1では、固定受
枠部2(固定受枠部用材料2’)が簡易な構成であるか
ら、現場への搬送において変形等を生ずることもない
し、上述の組立を現場において行うことも容易である。
【0024】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。例えば、図面の実
施例では例えば図4で示すように固定具1が一つの山状
で、左右の固定具1の片半部分で屋根板5の側部52を
保持しているが、固定具1が横に並列する二つ若しくは
三つ以上の山状で、谷部に屋根板5を配置して施工する
構成でもよい。このような構成であれば、固定具1の施
工が簡単であるし、左右に隣り合う固定具1の位置が正
確に設定されるので、位置の調整が極めて簡単である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の縦葺き屋根
板用固定具は、係止片により固定受枠部と固定枠部とを
一体化するのでナット締め等が不要となり、極めて容易
に製造することができる。また、材料コストを低減する
ことができる。
【0026】また、本発明の縦葺き屋根板用固定具は、
固定枠部に対して固定受枠部を横方向にスライドさせる
ことができるので、現場での取付け誤差が生じていても
適宜に幅方向の微調整を行うことができる。その結果、
施工性が向上し、屋根板の保持もより確実なものとな
る。
【0027】特に、受片の中央部を切込み、その縁部を
内側へ折り曲げて係止片を形成すると、係止片が受片の
一部から構成されることになるので、素材の有効度(歩
留まり)に優れている。
【0028】また、左右受片の対向する係止片どうしを
中央で接合した固定具は、前後の受片の傾倒及び変形が
防止され、正荷重に対する安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の固定具を用いた縦葺き
屋根の分解した要部を示す斜視視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の固定具を用いた縦葺き
屋根の分解した要部を示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の固定具を用いた縦葺き
屋根の施工した状態の要部を示す正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の固定具を用いた縦葺き
屋根の施工した状態を示す一部の正面図である。
【図5】本発明の第2の実施例の固定具の要部を示す斜
視図である。
【図6】本発明の第3の実施例の固定具を用いた縦葺き
屋根の施工した状態の要部を示す正面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の固定具の組立手順の一
例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 固定具 2 固定受枠部 21 下面部 22 受片 23 受溝部 22 受部分 25 嵌合部 26 係止片 3 固定枠部 31 上面部 32 傾斜部 33 脚部 34 固定片 4 躯体 5 屋根板 51 屋根板部 52 側部 53 載置部分 54 折曲部 55 嵌入部 6 キャップ部材 61 被着部 62 側片 63 係止部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面部の両端に屋根板の側部を受け止め
    る受片を形成した断面が上方へ開放する略逆門形状の固
    定受枠部と、 略水平な上面部の左右に脚部を設け、各脚部の下端に梁
    等の躯体に固定するための固定片を形成した下方へ開放
    する略門形状の固定枠部とからなり、 上記固定受枠部の下面部の上面と上記固定枠部の上面部
    の下面とが当接するように一体化してなる縦葺き屋根板
    用固定具にあって、 前記固定枠部の上面部は前記固定受枠部の下面部より幅
    広であり、固定受枠部の受片には、固定枠部の上面部の
    上面に臨む係止片を形成すると共に、該係止片と固定受
    枠部の下面部とで固定枠部の上面部を挟持して一体化し
    たことを特徴とする縦葺き屋根板用固定具。
  2. 【請求項2】 係止片は、受片の左右側縁に設けた延出
    部を内側へ折り込んで形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の縦葺き屋根板用固定具。
  3. 【請求項3】 係止片は、受片の中央部を切込み、その
    縁部を内側へ折り曲げて形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の縦葺き屋根板用固定具。
  4. 【請求項4】 左右受片の対向する係止片どうしを中央
    で接合したことを特徴とする請求項1又は2又は3に記
    載の縦葺き屋根板用固定具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162439A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Takashi Goto 折板とその固定用フレーム及び天井材の吊り金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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