JP2023113221A - 天井受け金具、その施工法、この天井受け金具を用いた天井材の取付構造、及び外装構造 - Google Patents

天井受け金具、その施工法、この天井受け金具を用いた天井材の取付構造、及び外装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】屋根の骨組として用いられる形鋼(屋根母屋)等に上方から無溶接で取り付けることができ、しかもその上面に各種の天井材を取り付けることができる天井受け金具を提供する。【解決手段】天井受け金具は、上フランジ11を備える形鋼1に取り付けられ、形鋼の上フランジを上下から挟むように配設され、挟む下側片22が上フランジの裏面に沿い、挟む上側片23に上向きボルト24が立設されている内側金具2と、上向きボルトが挿通する孔310を備える上面部31、その端縁からそれぞれ下向きに形成される延在片32,32'、延在片から外向き水平に形成される受状片33,33'、を備える外側金具3と、内側金具に外側金具を組み付けた状態で、上向きボルトに締め付けられる締着具4とからなり、それぞれの受状片は、形鋼に対し、上フランジの先端11aから基端11b方向、又は基端から先端方向に形成され、天井材を取付可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根の骨組として用いられる形鋼(屋根母屋)等に上方から無溶接で取り付けることができ、しかもその上面に各種の天井材を取り付けることができる天井受け金具、その施工法、この天井受け金具を用いた天井材の取付構造、及び外装構造に関する。
各種の鉄骨造の建築構造として、勾配を付けて配置したH形鋼等の上に、C形鋼からなる複数の屋根母屋を軒棟方向に平行に固定し、これら屋根母屋の上部に屋根下地材を敷設して取付ける構造が数多く知られている。
本出願人も、建築物の屋根面に断熱性を持たせたり、屋根裏面(天井面)の意匠性を高める構造として特許文献1に示される建築物の壁体構造を提案した。
しかし、この特許文献1に記載の壁体構造は、形鋼(構造材)に天井材等の壁材を架設して壁面を構築するものであるから、屋根施工前に採用する構成であるため、既存建築物には採用することができなかった。
一方、既存屋根(屋根の有無にかかわらず建築物の躯体に対して)に天井等の壁面を構築する構造(手法)として、特許文献2,3が提案され、躯体であるH型鋼やC形鋼に支持材等を介して天井材を配することで天井面を仕上げている。
特許第4764375号公報 特開平5-255994号公報 特開2015-224417号公報
しかしながら、建築物の躯体である鋼材は、施工誤差等によって間隔が一定ではないことが多く、そのため、天井材等が安定して支持されにくく脱落の危険を有するものであっった。そのような脱落を回避するには都度間隔に合わせた天井材等を用意する必要があり、手間の掛かるものであった。
そこで、本発明は、屋根の骨組として用いられる形鋼(屋根母屋)等に上方から無溶接で取り付けることができ、しかもその上面に各種の天井材を取り付けることができる天井受け金具、その施工法、この天井受け金具を用いた天井材の取付構造、及び外装構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたものであって、上フランジを備える形鋼に取り付けられる天井受け金具であって、前記形鋼の前記上フランジを上下から挟むように配設され、挟む下側片が前記上フランジの裏面に沿い、挟む上側片に上向きボルトが立設されている内側金具と、前記上向きボルトが挿通する孔を備える上面部、その端縁からそれぞれ下向きに形成される延在片、該延在片から外向き水平に形成される受状片、を備える外側金具と、前記内側金具に前記外側金具を組み付けた状態で、前記上向きボルトに締め付けられる締着具とからなり、前記それぞれの受状片は、前記形鋼に対し、前記上フランジの先端から遠ざかる方向、又は基端から遠ざかる方向に形成され、天井材を取付可能であることを特徴とする天井受け金具に関するものである。
なお、前記「挟む下側片」とは、形鋼の上フランジを挟む状態において下側に位置する下側片を意味し、前記「挟む上側片」とは、形鋼の上フランジを挟む状態において上側に位置する上側片を意味する。
また、本発明は、前記天井受け金具において、前記外側金具は、前記上面部の対向する側端を下方へそれぞれ折り曲げた下端が、前記上フランジ上に当接していることを特徴とする天井受け金具をも提案する。
さらに、本発明は、前記天井受け金具の施工法であって、前記内側金具の前記下側片が前記上フランジの裏面側に、前記上側片が表面側に位置するように配設する第1の工程と、前記上側片に立設した上向きボルトに、前記上面部に設けた孔を挿通させるように前記外側金具を組み付ける第2の工程と、前記上向きボルトに前記締着具を締め付けられることで、形鋼の上フランジにこの天井受金具が一体的に取り付けられる第3の工程と、を含むことを特徴とする天井受け金具の施工法をも提案する。
また、本発明は、前記天井受け金具を用いた天井材の取付構造であって、前記天井材は、面板部の一方の側端に前記受状片に嵌合可能な取付受部、他方の側端に前記取付受部に嵌合可能な取付重合部を備え、前記形鋼に所定間隔で取り付けられたそれぞれの前記天井受け金具の前記受状片に、前記天井材の前記取付受部及び前記取付重合部が嵌合されてなることを特徴とする天井材の取付構造をも提案する。
さらに、本発明は、前記天井受け金具を用いた外装構造であって、前記形鋼に所定間隔で固定されたそれぞれの前記天井受け金具にて、前記天井材が取り付けられると共に、前記形鋼に所定間隔で固定された支持部材に外装構造が取り付けられていることを特徴とする外装構造をも提案する。
本発明の天井受け金具は、屋根の骨組として用いられる形鋼(屋根母屋)等に上方から無溶接で取り付けることができ、しかもその上面に各種の天井材を取り付けることができる。そのため、屋根側に溶接用の各種工具を運び込む手間も強度も必要がなく、室内側に下方側からの施工を行うための足場等を組み付けるための巨大な設備も必要がなく、施工自体を簡易に行うことができる。
また、外側金具は、前記上面部の対向する側端(規制片)を下方へそれぞれ折り曲げた下端が、前記上フランジ上に当接している場合、上下方向の圧力に対して高い強度を有するため、締着具の過度の締め付けにも変形等を生ずることがなく安定に取り付けられる。
また、天井受け金具の施工法は、前記内側金具の前記下側片が前記上フランジの裏面側に、前記上側片が表面側に位置するように配設する第1の工程と、前記上側片に立設した上向きボルトに、前記上面部に設けた孔を挿通させる第2の工程と、前記上向きボルトに前記締着具を締め付けることで、形鋼の上フランジにこの天井受け金具が一体的に取り付けられる第3の工程と、を含むので、何れの工程も無溶接で、特別な設備や特殊な治具を用いることなく簡易に上方から行うことができ、形鋼の上フランジに容易に且つ強固に定着させることができる。
さらに、本発明の天井材の取付構造(天井構造)は、前記天井材が、面板部の一方の側端に前記受状片に嵌合可能な取付受部、他方の側端に前記取付受部に嵌合可能な取付重合部を備え、前記形鋼に所定間隔で取り付けられたそれぞれの前記天井受け金具の前記受状片に、前記天井材の前記取付受部及び前記取付重合部が嵌合されてなるので、隙間なく天井材を配設することができる。
さらに、本発明の外装構造は、前記形鋼の所定間隔で固定されたそれぞれの前記天井受け金具にて、前記天井材が取り付けられると共に、前記形鋼に所定間隔で固定された支持部材に外装構造が取り付けられているので、形鋼の上方側に外装構造が、形鋼の下方側に天井構造がそれぞれ形成されたものとなる。
(a)本発明の天井受け金具を形鋼に臨ませた状態を示す斜視図、(b)天井受け金具を取り付けた状態を示す斜視図である。 (a)形鋼に内側金具を配設した状態を示す側面図、(b)その正面図、(c)更に外側金具を配設した状態を示す側面図、(d)その正面図、(e)更に締着具を締め付けた状態を示す側面図、(f)その正面図である。 形鋼に取り付けた天井受け金具に天井材を部分的に取り付けている状態を示す斜視図である。 (a)実施例1の天井受け具を用いた外装構造の一例を示す正面図、(b)b-b線における断面図、(c)c-c線における断面図である。
本発明の天井受け金具は、上フランジを備える形鋼に取り付けられる部材であって、前記形鋼の前記上フランジを上下から挟むように配設され、挟む状態において下側に位置する下側片が前記上フランジの裏面に沿い、挟む状態において上側に位置する上側片に上向きボルトが立設されている内側金具と、前記上向きボルトが挿通する孔を備える上面部、その端縁からそれぞれ下向きに形成される延在片、該延在片から外向き水平に形成される受状片、を備える外側金具と、前記内側金具に前記外側金具を組み付けた状態で、前記上向きボルトに締め付けられる締着具とからなり、前記それぞれの受状片は、前記形鋼に対し、前記上フランジの先端から遠ざかる方向、又は基端から遠ざかる方向に形成され、天井材を取付可能であることを特徴とする。
この天井受け金具は、上フランジを備える形鋼に取り付けられる部材であって、前記内側金具と前記外側金具と前記締着具とからなり、以下に前記内側金具、前記外側金具、前記締着具についてそれぞれ説明する。
なお、この天井受け金具を取り付ける形鋼は、上フランジを備えるものであり、後述する図示実施例のようにC形鋼でもよいし、L形鋼やZ形鋼でもよい。
この天井受け金具に用いる内側金具は、前述のように形鋼の上フランジを上下から挟むように配設され、挟む状態において下側に位置する下側片が上フランジの裏面に沿い、挟む状態において上側に位置する上側片に上向きボルトが立設されている構成である。
この内側金具は、後述する図示実施例のように溝状部を備える逆U字状の成形材とすることで、上側片及び下側片のそれぞれが上下方向の圧力に対して高い強度を有するようにすることが望ましい。この場合、上フランジの先端側から溝状部を挿入するように配設することができる。
前記上向きボルトは、その下端(頭部)が内側金具の上側片に一体的に固定される構成であり、後述する図示実施例のように孔を設けた上側片の裏面側から上向きボルトを挿着することで上側片に上向きボルトが立設されるようにしてもよい。
この天井受け金具に用いる外側金具は、前述のように前記上向きボルトが挿通する孔を備える上面部、その端縁からそれぞれ下向きに形成される延在片、該延在片から外向き水平に形成される受状片、を備える構成である。
なお、前記端縁とは、組み付け時に上フランジの先端側及び基端側となる端縁を指す。そのため、それぞれの受状片は、前記形鋼に対し、前記上フランジの先端から遠ざかる方向、又は基端から遠ざかる方向に延在するように形成されている。また、前記受状片は、天井材を取付可能である。
この外側金具は、上面部に孔が形成されているので、配設した内側金具の上向きボルトの上端に孔をあてがうように上方から臨ませ、上向きボルトが上面部を貫通するように組付ける。また、後述する図示実施例のように前記上面部の対向する側端(規制片)を下方へそれぞれ折り曲げた下端が、前記上フランジ上に当接している場合には、上下方向の圧力に対して高い強度を有するため、締着具の過度の締め付けにも変形等を生ずることがなく安定に取り付けられる。
この天井受け金具に用いる締着具は、前述のように前記内側金具に前記外側金具を組み付けた状態で、前記上向きボルトに締め付けられる構成である。
この締着具(ナット)は、上向きボルトに螺合させて締め付けることで、前記内側金具を上方に引っ張り上げると共に前記外側金具を下方へ押さえ付けるように定着させるので、この天井受け金具を形鋼に一体的に取り付けることができる。
なお、前記受状片は、天井材を取付可能であるが、この天井材は前記受状片に取付可能な構成を備え、安定に取り付けられることが望ましい。
天井材は、天井面を形成する面板部を備える部材であり、この面板部についても後述する図示実施例のように平坦状であっても有孔板(パンチング)であってもよく、その上面側にボード状或いは不定形の断熱材を配置するようにしてもよい。
これらの内側金具、外側金具、及び締着具からなる本発明の天井受け金具は、屋根の骨組として用いられる形鋼(屋根母屋)等に上方から無溶接で取り付けることができ、しかもその上面に各種の天井材を取り付けることができる。
さらに、本発明は、前記天井受け金具の施工法であって、前記内側金具の前記下側片が前記上フランジの裏面側に、前記上側片が表面側に位置するように配設する第1の工程と、前記上側片に立設した上向きボルトに、前記上面部に設けた孔を挿通させるように前記外側金具を組み付ける第2の工程と、前記上向きボルトに前記締着具を締め付けられることで、形鋼の上フランジにこの天井受金具が一体的に取り付けられる第3の工程と、を含むことを特徴とする天井受け金具の施工法をも提案する。
この施工法における第1の工程は、前述のように前記内側金具の前記下側片が前記上フランジの裏面側に、前記上側片が表面側に位置するように配設する。
後述する図示実施例では、前記内側金具に溝状部を設け、上フランジの先端側から溝状部を臨ませ、その状態で内側金具を基端側へスライド状に移動させ、上フランジに内側金具を遊嵌状に配設するようにしている。
この施工法における第2の工程は、前述のように前記上側片に立設した上向きボルトに、前記上面部に設けた孔を挿通させるように前記外側金具を組み付ける。
後述する図示実施例では、上方から前記外側金具を、上面部の孔に上向きボルトが挿通するように、且つ規制片が前記内側金具の外側に配置されるように組み付ける。
この施工法における第3の工程は、前述のように前記上向きボルトに前記締着具を締め付けることで、形鋼の上フランジにこの天井受金具が一体的に取り付けられる。
後述する図示実施例では、締着具を、上向きボルトの上端から螺合させて締め付けると、締着具は前記外側金具の上面部に当接するまで下降し、更に締め付けることで、締着具はそれ以上は下降できないので、前記内側金具の上側片を上方に引っ張り上げると共に前記外側金具の上面部を下方へ押さえ付け、この天井受け金具は一体的に且つ強固に上フランジ上に定着させることができる。
このように本発明の天井受け金具は、何れの工程も無溶接で、特別な設備や特殊な治具を用いることなく簡易に上方から行うことができ、形鋼の上フランジに容易に且つ強固に定着させることができる。そのため、屋根側に溶接用の各種工具を運び込む手間も強度も必要がなく、室内側に下方側からの施工を行うための足場等を組み付けるための巨大な設備も必要がなく、施工自体を簡易に行うことができる。
そして、前記天井受け金具を用いた天井材の取付構造(天井構造)は、それぞれの前記天井受け金具の前記受状片に、前記天井材の前記取付受部及び前記取付部が嵌合されてなるので、隙間なく天井材を配設することができる。
また、前記天井受け金具を用いた外装構造は、前記形鋼に所定間隔で固定されたそれぞれの前記天井受け金具にて、前記天井材が取り付けられると共に、前記形鋼に所定間隔で固定された支持部材に外装構造が取り付けられていることを特徴とするので、前記形鋼の下方側(室内側)には前記天井受け金具を用いた天井構造が配設され、前記形鋼の上方側に外装構造が取り付けられた構造となる。そのため、天井構造の施工も外装構造の施工も、形鋼の上方から容易に施工することができる。
なお、形鋼の上方側に形成される外装構造については、形鋼の上方から施工できるものであれば、特にその支持部材や外装材等の構成について何等限定するものではない。後述する図示実施例では、前記天井受け金具と同様に取付金具が形鋼に固定されることで、強固にタイトフレームが立設状に固定され、その上端に外装材やキャップ材を保持可能な受金具が固定されている構造は、前記天井構造と同様に形鋼の上方からの施工を容易に果たすことができるため望ましいが、それに限定するものではない。
本発明の天井受け金具の実施例1は、図1及び図2に示す上フランジ11を備える形鋼1に取り付けられる内側金具2と外側金具3と締着具4とからなり、前記外側金具3に設けられた受状片33,33'には、形鋼1に対し、上フランジ11の先端11aから基端11b方向、又は基端11bから先端11a方向に形成され、図示しない天井材を取付可能である。
この実施例1における形鋼1は、C形鋼であり、上フランジ11及び下フランジ12及びウエブ13とからなり、図中の符号11aは上フランジ11の先端であり、符号11bは上フランジ11の基端である。なお、この上フランジ11は、基端11bから先端11aに向かって細くなるように形成されているので、その上面は水平状でもその下面は傾斜状になっている。
前記内側金具2は、前記形鋼1の上フランジ11を上下から挟むように配設され、挟む状態において下側に位置する下側片23が上フランジ11の裏面に沿い、挟む状態において上側に位置する上側片22に上向きボルト24が立設されている構成である。
この実施例1における内側金具2は、溝状部21を備える逆U字状の成形材とすることで、上側片22及び下側片23のそれぞれが上下方向の圧力に対して高い強度を有するようにしたものである。そして、この内側金具2は、上フランジ11の先端11a側から溝状部21を挿入するように配設することができる。なお、この溝状部21の挿入深さは上フランジ11の幅とほぼ同一に形成されているので、配設後の上側片22の先端は、図2(a)に示されるように上フランジ11の基端11bに沿うように配置される。
また、前記上向きボルト24は、その下端(頭部)が内側金具2の上側片22に一体的に固定される構成であり、孔を設けた上側片22の裏面側から六角ボルトを挿着することで上側片22の表面側から上向きボルト24(の螺合部分)が立設(露出)している。
なお、この実施例1における上側片22は、横状片の両側片が下方へ折り下げられた形状(一つの横状片と二つの縦状片からなる)であり、下側片23は、所定間隔を隔てた二つの縦状片からなる。
前記外側金具3は、前記上向きボルト24が挿通する孔310を備える上面部31、その端縁からそれぞれ下向き(垂直状)に形成される延在片32,32'、該延在片32,32'から外向き水平に形成される受状片33,33'を備えている構成である。
前記端縁とは、組み付け時に上フランジ11の先端11a側及び基端11b側となる端縁を指す。そのため、手前側の受状片33は、上フランジ11の先端11aから更に手前側へ延在するように、奥側の受状片33'は、上フランジ11の基端11bから更に奥側へ延在するように形成されている。即ちこれらの受状片33,33'は、垂直状の延在片32,32'の下端からそれぞれ遠ざかる方向に延在するように形成されている。
加えてこの実施例1における外側金具3には、上面部31の側縁からそれぞれ下向き(垂直状)に形成される規制片34,34が設けられ、これらの規制片34,34(の中央部分341)の下端が上フランジ11上に当接しているので、水平状の上面部31と垂直状の規制片34,34とで形成される外側金具3は、上下方向の圧力に対して高い強度を有するために締着具4の過度の締め付けにも変形等を生ずることがなく安定に取り付けられる。さらに、対向する規制片34,34の離間距離を、前記内側金具2の横幅より僅かに大きく成形しているので、上面部31を前記内側金具2の上側片23に嵌合状に取り付けることができる。
このように当該実施例1の外側金具3の矩形状に形成される上面部31には、対向する端縁に下向きに延在片32,32'が形成され、対向する側縁に下向きに規制片34,34が形成されている構成である。
なお、この規制片34の下端の中央部分341を、上フランジ11の幅寸法に削除(下端から切り込む)することでその先端部分342及び基端部分343よりも短く形成したので、中央部分341の下端が上フランジ11に当接すると共に先端部分342が上フランジ11の先端11aに、基端部分343が上フランジ11の基端11bに、それぞれ係合状に配設される。また、前述のように規制片34は、上面部31の両側縁にそれぞれ形成されているので、前述の中央部分341も先端部分342も基端部分343もそれぞれの規制片34に形成されているため、安定に上フランジ11上に嵌合状に配設される。勿論これだけでは、上フランジ11に沿って移動可能であるが、前述のように上向きボルト24に孔310を挿通させるため、適正位置に安定に取り付けられる。
前記締着具4は、前記内側金具2に前記外側金具3を組み付けた状態で、前記上向きボルト24に締め付けられる部材(ナット)である。
この締着具4は、上向きボルト24の上端から螺合させて締め付けることで、前記内側金具2を上方に引っ張り上げると共に前記外側金具3を下方へ押さえ付けるように定着させるので、この天井受け金具を形鋼1に一体的に取り付けることができる。
このように本発明の天井受け金具は、屋根の骨組として用いられる形鋼1(屋根母屋)等に上方から無溶接で取り付けることができ、しかもその上面に各種の天井材を取り付けることができる。
そのため、屋根側に溶接用の各種工具を運び込む手間も強度も必要がなく、室内側に下方側からの施工を行うための足場等を組み付けるための巨大な設備も必要がなく、施工自体を簡易に行うことができる。
続いて、前記天井受け金具の施工法について説明する。
この施工法における第1の工程は、前述のように前記内側金具2の下側片23が上フランジ11の裏面側に、上側片22が表面側に位置するように配設する。即ち図1(a)に示すように、上フランジ11の先端11a側から前記内側金具2の溝状部21を臨ませ、その状態で内側金具2を図中の白抜き矢印のように基端11b側へスライド状に移動させ、図2(a)に示すように上フランジ11に内側金具2を遊嵌状に配設する。
なお、施工に先立って孔を設けた上側片22の裏面側から六角ボルトを挿着することで上側片22の裏面側には六角柱状の頭部が位置し、表面側には螺合部分(上向きボルト24)が立設状に位置するが、前記上側片22は、横状片の両側片が下方へ折り下げられた形状であるため、図2(b)に示すように頭部は横状片と両側片に囲まれた空間に配置されている。
この施工法における第2の工程は、前述のように前記上側片22に立設した上向きボルト24に、前記上面部31に設けた孔310を挿通させるように前記外側金具3を組み付ける。即ち図1(a)に示すように、上方から前記外側金具3を、上面部31の孔310に上向きボルト24が挿通するように、且つ延在片32,32'が上フランジ11を跨ぐように臨ませ、その状態で外側金具3を図中の白抜き矢印のように下方へスライド状に移動させ、図2(c)に示すように前記内側金具2の外側に前記外側金具3が配置されるように組み付ける。なお、上面部31の孔310に上向きボルト24が挿通するように配設する際には、前述のように内側金具2の対向する縦片の外側に外側金具3の規制片34,34が配置されるように取り付ける。
この施工法における第3の工程は、前述のように前記上向きボルト24に前記締着具4を締め付けることで、形鋼1の上フランジ11にこの天井受金具が一体的に取り付けられる。即ち締着具4を、上向きボルト24の上端から螺合させて締め付けると、図2(e)に示すように締着具4は前記外側金具3の上面部31に接触(当接)するまで下降する。更に締め付けることで、締着具4はそれ以上は下降できないので、前記内側金具2(の上側片22)を上方に引っ張り上げると共に前記外側金具3(の上面部31)を下方へ押さえ付け、この天井受け金具は一体的に且つ強固に上フランジ11上に定着させることができる。
このように本発明の天井受け金具の施工法は、前記第1の工程から、前記第2の工程、そして前記第3の工程と、何れの工程も無溶接で、特別な設備や特殊な治具を用いることなく簡易に行うことができ、形鋼1の上フランジ11に容易に且つ強固に定着させることができる。
さらに、本発明の天井材6の取付構造(天井構造)は、図3に示すように前記天井材6が、面板部61の一方の側端に前記受状片33,33'に嵌合可能な取付受部62、他方の側端に前記取付受部62に嵌合可能な取付重合部63を備え、前記形鋼1に所定間隔で取り付けられたそれぞれの前記天井受け金具の前記受状片33,33'に、前記天井材6の前記取付受部62及び前記取付重合部63が嵌合されてなる。
なお、図中の符号5は、H形鋼であって、その中央にC形鋼である前記形鋼1が設置されている。
前記天井材6は、矩形状の金属面板材の両側縁に成形加工が施された成形材であり、平坦状の面板部61のそれぞれの側縁を略逆J字状に折り上げて取付受部62、取付重合部63が形成されているものであり、その取付状態では取付受部62の外側に取付重合部63が配置されるので、取付重合部63は取付受部62より僅かに大きく形成されている。
図3では、前記天井受け具の外側金具3の受状片33,33'に上方から天井材6の取付受部62、取付重合部63が取り付けられている。より詳細には、外側金具3の受状片33又は受状片33'に、上方から天井材6の取付部62を落とし込むように配設し、隣り合う天井材6の取付重合部63をその上から嵌合状に取り付け、更に固定具6bを打ち込んで固定する。また、図中の点線は固定具6bの打ち込みを示す。
なお、この図3では、前記天井材6の面板部61の上面側に断熱材等を配設していないが、後述する図4のように断熱材を配設して天井構造としてもよい。
図4(a)は、前記天井受け金具を用いた外装構造の一例であり、前記天井材6の面板部61の表面側に、不定形の弾性材料で形成された断熱材7を配設して天井構造としており、天井材6の面板部61から端縁(取付受部62及び取付重合部63の嵌合部分)に亘ってこの不定形の断熱材7は上方側から変形されて配設されている。
なお、図中の符号8Aは形鋼1の上に立設するタイトフレーム、符号8Bはそのタイトフレーム8Aの上端に固定具8fにて取り付けられる受け金具である。また、符号8C及び8Dは、タイトフレーム8Aを固定するため取付金具であり、固着具8eにて形鋼1の上フランジ11にタイトフレーム8Aの底辺と共に一体的に固定されている。更に、符号2,3は、前記天井受け金具(内側金具及び外側金具)である。
前記図4(a)におけるb-b線における断面図を図4(b)に示し、c-c線における断面図を図4(c)に示した。
図4(b)に示すように前記取付金具(8C,8D)は、略つ字状の第1金具8Cを、タイトフレーム8Aの底辺を配置した形鋼1の上フランジ11の上下に配すると共に、略N字状の第2金具8Dを上フランジ11の上面に沿わせた状態で、上方から固着具8eを締め付けることで、この取付金具(8C,8D)が、形鋼1の上フランジ11にタイトフレーム8Aの底辺を挟み込むように固定することができる。
また、タイトフレーム8Aの上端に固定される受け金具8Bは、固定部である底面から前端及び後端が立ち上がってその側端及び上端が、縦葺き外装材である外装材9Aの側面部の裏面を支持する。
さらに、外装材9Aは、略水平状の面板部91の側端から傾斜状に立ち上がる側面部92,92を備え、該側面部92の上端に前記受け金具8Bに取り付けられる取付成形部が形成されている。また、キャップ材9Bは、隣り合う外装材9A,9Aに跨るように取り付けられる部材であり、上方から押圧するだけで弾性的に嵌合(係合)させることができる。
そして、キャップ材9Bにて外装面の山状部が形成され、外装材9Aの平坦状の面板部91にて外装面の谷状部が形成されている。
図4(c)に示す天井受け金具(内側金具2及び外側金具3)が用いられた部位については、前記図1~3にて説明した通りであり、その上面側に前述のような山状部及び谷状部を備える外装面が形成されている。
このように施工される図4(a)の外装構造は、前記形鋼1の所定間隔で固定されたそれぞれの前記天井受け金具2,3にて、前記天井材6'が取り付けられると共に、前記形鋼1に所定間隔で固定された支持部材(8A~8f)に外装構造(9A,9B)が取り付けられているので、形鋼1の上方側に外装構造が、形鋼1の下方側に天井構造がそれぞれ形成されたものとなる。
1 形鋼
11 上フランジ
11a (上フランジの)先端
11b (上フランジの)基端
12 下フランジ
2 内側金具
21 溝状部
22 上側片
23 下側片
3 外側金具
31 上面部
310 孔
32,32' 延在片
33,33' 受状片
4 締着具
6 天井材
6b 固定具
61 面板部
62 取付受部
63 取付重合部
7 断熱材
8A タイトフレーム
8B 受け金具
9A 外装材
9B キャップ材

Claims (5)

  1. 上フランジを備える形鋼に取り付けられる天井受け金具であって、
    前記形鋼の前記上フランジを上下から挟むように配設され、挟む下側片が前記上フランジの裏面に沿い、挟む上側片に上向きボルトが立設されている内側金具と、
    前記上向きボルトが挿通する孔を備える上面部、その端縁からそれぞれ下向きに形成される延在片、該延在片から外向き水平に形成される受状片、を備える外側金具と、
    前記内側金具に前記外側金具を組み付けた状態で、前記上向きボルトに締め付けられる締着具とからなり、
    前記それぞれの受状片は、前記形鋼に対し、前記上フランジの先端から遠ざかる方向、又は基端から遠ざかる方向に形成され、天井材を取付可能であることを特徴とする天井受け金具。
  2. 前記外側金具は、前記上面部の対向する側端を下方へそれぞれ折り曲げた下端が、前記上フランジ上に当接していることを特徴とする請求項1に記載の天井受け金具。
  3. 請求項1又は2に記載の天井受け金具の施工法であって、
    前記内側金具の前記下側片が前記上フランジの裏面側に、前記上側片が表面側に位置するように配設する第1の工程と、
    前記上側片に立設した前記上向きボルトに、前記上面部に設けた孔を挿通させるように前記外側金具を組み付ける第2の工程と、
    前記上向きボルトに前記締着具を締め付けることで、前記形鋼の前記上フランジにこの天井受け金具が一体的に取り付けられる第3の工程と、
    を含むことを特徴とする天井受け金具の施工法。
  4. 請求項1又は2に記載の天井受け金具を用いた天井材の取付構造であって、
    前記天井材は、面板部の一方の側端に前記受状片に嵌合可能な取付受部、他方の側端に前記取付受部に嵌合可能な取付重合部を備え、
    前記形鋼に所定間隔で取り付けられたそれぞれの前記天井受け金具の前記受状片に、前記天井材の前記取付受部及び前記取付重合部が嵌合されてなることを特徴とする天井材の取付構造。
  5. 請求項1又は2に記載の天井受け金具を用いた外装構造であって、
    前記形鋼に所定間隔で固定されたそれぞれの前記天井受け金具にて、前記天井材が取り付けられると共に、前記形鋼に所定間隔で固定された支持部材に外装構造が取り付けられていることを特徴とする外装構造。
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