JPH0320424Y2 - - Google Patents
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- JPH0320424Y2 JPH0320424Y2 JP13781383U JP13781383U JPH0320424Y2 JP H0320424 Y2 JPH0320424 Y2 JP H0320424Y2 JP 13781383 U JP13781383 U JP 13781383U JP 13781383 U JP13781383 U JP 13781383U JP H0320424 Y2 JPH0320424 Y2 JP H0320424Y2
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建造物の屋根や外壁において、断熱
材、吸音材またはこれらの組合せからなる板状の
内層部材を支持部材に取付ける取付装置の押え具
に関するものである 本考案の本案者は、前述のような内層部材取付
装置として、C形鋼からなる支持部材の建造物外
側辺の外面に内層部材を支持し、前記支持部材に
引掛けた取付具と押え具で前記内層部材を内、外
から挾着して固定すると共に、押え具に支持部材
と直交する面板取付部材を固定したものを先に提
案することにより、作業能率の向上と、高所作業
での安全性の確保ができるという利点を得た。
材、吸音材またはこれらの組合せからなる板状の
内層部材を支持部材に取付ける取付装置の押え具
に関するものである 本考案の本案者は、前述のような内層部材取付
装置として、C形鋼からなる支持部材の建造物外
側辺の外面に内層部材を支持し、前記支持部材に
引掛けた取付具と押え具で前記内層部材を内、外
から挾着して固定すると共に、押え具に支持部材
と直交する面板取付部材を固定したものを先に提
案することにより、作業能率の向上と、高所作業
での安全性の確保ができるという利点を得た。
本考案は、前述した考案者が先に提案したもの
の押え具をさらに改良したもので、その押え板の
取付具との固定を確実にすると共に、押え板とく
さび板を用いることで、面板取付部材を容易にし
かも確実に固定でき、さらにこれらを安価に製作
できる建造物用内層部材の押え具を提供すること
を目的としている。
の押え具をさらに改良したもので、その押え板の
取付具との固定を確実にすると共に、押え板とく
さび板を用いることで、面板取付部材を容易にし
かも確実に固定でき、さらにこれらを安価に製作
できる建造物用内層部材の押え具を提供すること
を目的としている。
この目的を達成するために、本考案による建造
物用内層部材の押え具は、前述のような建造物用
内層部材取付装置において、押え板とくさび板と
を備え、前記押え板は、押え板主板の中央部に外
側に突出する突出部を形成し、この突出部に押え
板と取付具を締付けるボルトの挿通孔を形成し、
前記主板の両端部に外側に突出する端板を設け、
これらの端板の両側部に前記面板取付部材の係合
部が係止される係止凹部を形成し、前記主板の端
板両側に延びる支持部に前記係止凹部に対向する
係止凹部を形成してなり、前記くさび板は、両側
部が係止凹部に係止された面板取付部の係止部と
係合凹部に係合する幅をもち、この幅が一端から
他端に向つて拡がる形状に形成し、さらに押え板
の支持部に支持された面板取付部材のフランジ部
を外側から前記支持部へ押付け得る厚さに形成し
てなることを特徴としている。
物用内層部材の押え具は、前述のような建造物用
内層部材取付装置において、押え板とくさび板と
を備え、前記押え板は、押え板主板の中央部に外
側に突出する突出部を形成し、この突出部に押え
板と取付具を締付けるボルトの挿通孔を形成し、
前記主板の両端部に外側に突出する端板を設け、
これらの端板の両側部に前記面板取付部材の係合
部が係止される係止凹部を形成し、前記主板の端
板両側に延びる支持部に前記係止凹部に対向する
係止凹部を形成してなり、前記くさび板は、両側
部が係止凹部に係止された面板取付部の係止部と
係合凹部に係合する幅をもち、この幅が一端から
他端に向つて拡がる形状に形成し、さらに押え板
の支持部に支持された面板取付部材のフランジ部
を外側から前記支持部へ押付け得る厚さに形成し
てなることを特徴としている。
以下、本考案を屋根に適用した一実施例につき
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
第1図、第2図において、1はC形鋼からなる
母屋すなわち支持部材、2は取付具である。この
取付具2は、第3図乃至第7図にも示すように、
鋼板のプレス加工品からなり、断面へ字形の一端
部2aが下方に延び、その下端から断面へ字形の
まま彎曲した部分と一体に直角に屈曲して上方に
延びる断面M字形の部分からなる中間部2bが形
成され、中間部2bの上端から一端部側に直角に
屈曲した断面倒立溝形の他端部2cが形成され、
他端部2cに穿つた孔2dと同心にナツト3が溝
内に収容されて溶接などの手段で他端部2cに固
定されている。
母屋すなわち支持部材、2は取付具である。この
取付具2は、第3図乃至第7図にも示すように、
鋼板のプレス加工品からなり、断面へ字形の一端
部2aが下方に延び、その下端から断面へ字形の
まま彎曲した部分と一体に直角に屈曲して上方に
延びる断面M字形の部分からなる中間部2bが形
成され、中間部2bの上端から一端部側に直角に
屈曲した断面倒立溝形の他端部2cが形成され、
他端部2cに穿つた孔2dと同心にナツト3が溝
内に収容されて溶接などの手段で他端部2cに固
定されている。
そして、取付具2の一端2eが支持部材1の外
側辺1a内面に当接され、取付具2の中間部2b
が支持部材1の開口1bに通され、開口側外側壁
1に沿つて上方に延ばされ、取付具2の他端部2
cが支持部材1の外側辺1a外面側に配置され、
上方から棒状のボルト4がナツト3のめねじに螺
挿されて締付けられ、前記ボルト4の内端と取付
具2の一端2eとで支持部材1の外側辺1aが挾
持されている。
側辺1a内面に当接され、取付具2の中間部2b
が支持部材1の開口1bに通され、開口側外側壁
1に沿つて上方に延ばされ、取付具2の他端部2
cが支持部材1の外側辺1a外面側に配置され、
上方から棒状のボルト4がナツト3のめねじに螺
挿されて締付けられ、前記ボルト4の内端と取付
具2の一端2eとで支持部材1の外側辺1aが挾
持されている。
また、断面がほぼ溝形に薄鋼板を成形した連結
部材5の溝底部5bに孔5aが設けられ、孔5a
がボルト4に嵌められて、前記連結部材5が支持
部材1の外側辺1a外面側に支持部材1と直交し
て支持されている。支持部材1の外側辺1a外面
に、木毛板、断熱板、吸音板などの少なくとも1
つからなる内層部材6が支持され、これらの隣接
するものの対向端部内面にそれぞれ切欠部6aが
形成されている。これらの切欠部6aに下から嵌
合させた連結部材5が切欠部6aに収容されてい
る。
部材5の溝底部5bに孔5aが設けられ、孔5a
がボルト4に嵌められて、前記連結部材5が支持
部材1の外側辺1a外面側に支持部材1と直交し
て支持されている。支持部材1の外側辺1a外面
に、木毛板、断熱板、吸音板などの少なくとも1
つからなる内層部材6が支持され、これらの隣接
するものの対向端部内面にそれぞれ切欠部6aが
形成されている。これらの切欠部6aに下から嵌
合させた連結部材5が切欠部6aに収容されてい
る。
隣接する内層部材6の対向端部外面に跨がつが
面板取付部材8の取付具兼用押え具の押え板7が
支持されており、押え具は押え板7とくさび板1
1を主要部として構成されている。
面板取付部材8の取付具兼用押え具の押え板7が
支持されており、押え具は押え板7とくさび板1
1を主要部として構成されている。
押え板7は、第8図乃至第12図にも示すよう
に、鋼板のブレス加工品からなり、主板7aの両
端に建造物外側すなわち上方に角角に曲げられて
突出した端板7aが形成され、端板7bの下端部
両側に係止凹部7cがそれぞれ形成され、手板7
aの中央部には上方に突出する突出部7dが端板
7b間に設けられ、突出部7dの中央にはボルト
4挿通用の孔7eが形成され、孔7eと同心にナ
ツト9が回動可能にかしめ付けられている。この
ナツト9は、場合によつては回動しないように固
着してもよい。
に、鋼板のブレス加工品からなり、主板7aの両
端に建造物外側すなわち上方に角角に曲げられて
突出した端板7aが形成され、端板7bの下端部
両側に係止凹部7cがそれぞれ形成され、手板7
aの中央部には上方に突出する突出部7dが端板
7b間に設けられ、突出部7dの中央にはボルト
4挿通用の孔7eが形成され、孔7eと同心にナ
ツト9が回動可能にかしめ付けられている。この
ナツト9は、場合によつては回動しないように固
着してもよい。
前記主板7aの端板7b両側に支持部7fが水
平に延び、支持部7fから上方に段差7gが設け
て端板7b側に上彎反転した係合凹部7hが係止
凹部7cと対向して形成され、支持部7fの両端
縁から下方に直角に屈曲して三角形状の爪片7i
が形成されている。
平に延び、支持部7fから上方に段差7gが設け
て端板7b側に上彎反転した係合凹部7hが係止
凹部7cと対向して形成され、支持部7fの両端
縁から下方に直角に屈曲して三角形状の爪片7i
が形成されている。
押え具のくさび板11は、第13図乃至第15
図に示すように、鋼板の成形品からなり、幅方向
中央に全長にわたつて突条部11aが上方に突出
して形成され、押え板7の係止凹部7cの係止凹
部7cと係合凹部7hとに両側部が係合可能な幅
と所定の厚さに形成され、両側縁部11bには連
続三角形の凹凸が形成され、さらに一端から他端
に向つて幅が広くなる傾斜が両側縁部に設けられ
て、平面ほぼ台形に構成されている。
図に示すように、鋼板の成形品からなり、幅方向
中央に全長にわたつて突条部11aが上方に突出
して形成され、押え板7の係止凹部7cの係止凹
部7cと係合凹部7hとに両側部が係合可能な幅
と所定の厚さに形成され、両側縁部11bには連
続三角形の凹凸が形成され、さらに一端から他端
に向つて幅が広くなる傾斜が両側縁部に設けられ
て、平面ほぼ台形に構成されている。
そして、前記ボルト4が内層部材6に挿通さ
れ、これらの上方に延びてナツト9に螺合され、
前記押え板7の爪片7iが内層部材6に外側から
喰込まれ、主板7aおよび支持部7fが内層部材
6外面に支持され、ナツト9をボルト4に締付け
ることで、押え板7と取付具2の他端部2cとに
より、隣接する内層部材6の対向端部および連結
部材5の溝底部5bが挾着される。ボルト4のナ
ツト9から突出した部分には必要に応じて図示し
ない緩止めナツトで締付けてもよい。
れ、これらの上方に延びてナツト9に螺合され、
前記押え板7の爪片7iが内層部材6に外側から
喰込まれ、主板7aおよび支持部7fが内層部材
6外面に支持され、ナツト9をボルト4に締付け
ることで、押え板7と取付具2の他端部2cとに
より、隣接する内層部材6の対向端部および連結
部材5の溝底部5bが挾着される。ボルト4のナ
ツト9から突出した部分には必要に応じて図示し
ない緩止めナツトで締付けてもよい。
前記面板取付部材8は、鋼板の成形品からな
り、段8aより外側部分の幅が挟い倒立溝形部8
bの両側下端部に対向部が互に近接するように彎
曲させて係合部8cが形成され、これらを介して
フランジ部8dが直角に幅を拡げるように両側に
突設されている。
り、段8aより外側部分の幅が挟い倒立溝形部8
bの両側下端部に対向部が互に近接するように彎
曲させて係合部8cが形成され、これらを介して
フランジ部8dが直角に幅を拡げるように両側に
突設されている。
そして、面板取付部材8は上方から押え板7の
端板7bに強制嵌合されて係合部8cが押え板7
の係止凹部7cに係止されると共に、フランジ部
8dが押え板7の支持部7f外側面に支持され、
係合部8cと押え板7の係合凹部7hが同一平面
上で対向する。係合部8cと係合凹部7hに、く
さび板11を圧挿して係合させることで、くさび
板11が所定の厚さと幅をもつてるため、フラン
ジ部8dが外側から押え板7の支持部7fに挾着
されて押え板7に固定される。
端板7bに強制嵌合されて係合部8cが押え板7
の係止凹部7cに係止されると共に、フランジ部
8dが押え板7の支持部7f外側面に支持され、
係合部8cと押え板7の係合凹部7hが同一平面
上で対向する。係合部8cと係合凹部7hに、く
さび板11を圧挿して係合させることで、くさび
板11が所定の厚さと幅をもつてるため、フラン
ジ部8dが外側から押え板7の支持部7fに挾着
されて押え板7に固定される。
前記面板取付部材8は、支持部材1と直交して
垂木を構成し、段8a上に木毛板、断熱板、吸音
板などの少くとも1つからなる外層部材12の端
部が支持されて、段8aに適宜の手段で固定され
ている。外層部材12の外側面とほぼ接するよう
に、面板である屋根板13が葺かれ、屋根板13
は面板取付部材8の外側面に適宜の手段で固定さ
れている。
垂木を構成し、段8a上に木毛板、断熱板、吸音
板などの少くとも1つからなる外層部材12の端
部が支持されて、段8aに適宜の手段で固定され
ている。外層部材12の外側面とほぼ接するよう
に、面板である屋根板13が葺かれ、屋根板13
は面板取付部材8の外側面に適宜の手段で固定さ
れている。
なお、第1図中、14は内層部材6上に敷設し
たアスフアルトフエルトである。
たアスフアルトフエルトである。
以上のように構成された実施例のものは、取付
具2の他端部2cと押え板と主板7aとがナツト
3,8とボルト4で締結されているので、押え板
7の主板7aの突出部7dがこれの上にあるナツ
ト8の締付けで若干撓むことと相まつて押え板7
の取付具2の固定が確実であると共に、押え板7
と取付具2で連結部材5と隣接する内層部材6と
を挾着しており、内層部材6が締付けられる部分
を内、外両側面とも比較的広い面積にしたので、
比較的軟い材質の内層部材6でも強固な固定がで
き、その材質の選択範囲を拡げることができる。
具2の他端部2cと押え板と主板7aとがナツト
3,8とボルト4で締結されているので、押え板
7の主板7aの突出部7dがこれの上にあるナツ
ト8の締付けで若干撓むことと相まつて押え板7
の取付具2の固定が確実であると共に、押え板7
と取付具2で連結部材5と隣接する内層部材6と
を挾着しており、内層部材6が締付けられる部分
を内、外両側面とも比較的広い面積にしたので、
比較的軟い材質の内層部材6でも強固な固定がで
き、その材質の選択範囲を拡げることができる。
また、押え板7が面板取付部材8の固定具を兼
ねているので、面板取付部材8の固定に要する部
品数を少なくすることができ、くさび板11を用
いて押え板7と面板取付部材8を前述のように固
定しているので、これらの固定作業が容易で短時
間にできる上に、固定も強固にできる。すなわ
ち、押え板7の両端板7bに設けた係止凹部7c
に面板取付部材8の係合部8cを係合させると共
に、係合部8cに押え板7の係合凹部7hとにく
さび板11の両側部を圧挿して係合させること
で、押え板7の支持部7fとくさび板11で内、
外側から面板取付部材8のフランジ部8dを挾着
しているので、強固な固定ができ、この場合に段
差7gによつて係合凹部7hを内層部材6から若
干浮上がらせるとより確実な固定ができる。
ねているので、面板取付部材8の固定に要する部
品数を少なくすることができ、くさび板11を用
いて押え板7と面板取付部材8を前述のように固
定しているので、これらの固定作業が容易で短時
間にできる上に、固定も強固にできる。すなわ
ち、押え板7の両端板7bに設けた係止凹部7c
に面板取付部材8の係合部8cを係合させると共
に、係合部8cに押え板7の係合凹部7hとにく
さび板11の両側部を圧挿して係合させること
で、押え板7の支持部7fとくさび板11で内、
外側から面板取付部材8のフランジ部8dを挾着
しているので、強固な固定ができ、この場合に段
差7gによつて係合凹部7hを内層部材6から若
干浮上がらせるとより確実な固定ができる。
また、くさび板11は、一端から他端に向かう
幅が拡がる形状にしたので、一端側からハンマで
打込むなどにより、容易に圧挿でき、係合凹部7
hを弾性変形させて主板7aから離れるように押
すために抜けにくく、したがつて支持部7fとく
さび板11によるフランジ部8dの締付けが緩み
にくい。なお、本実施例では、くさび板11の両
側縁部11bに連続三角形の凹凸を形成したこと
で、一層くさび板11を抜けにくくしている。ま
た、くさび板11に突条部11aを形成したこと
で、くさび板11の打込みなどによる圧挿を容易
にしている。
幅が拡がる形状にしたので、一端側からハンマで
打込むなどにより、容易に圧挿でき、係合凹部7
hを弾性変形させて主板7aから離れるように押
すために抜けにくく、したがつて支持部7fとく
さび板11によるフランジ部8dの締付けが緩み
にくい。なお、本実施例では、くさび板11の両
側縁部11bに連続三角形の凹凸を形成したこと
で、一層くさび板11を抜けにくくしている。ま
た、くさび板11に突条部11aを形成したこと
で、くさび板11の打込みなどによる圧挿を容易
にしている。
そして、押え板7に内層部材6に喰込む爪片8
iに設けたので、押え板内層部材の位置決めが確
実にできる。
iに設けたので、押え板内層部材の位置決めが確
実にできる。
さらに、押え板7、くさび板11は、鋼板の曲
げ加工品で構成され、これらが軽量であると共
に、押え板7はくさび板11を嵌挿するための孔
を設ける必要がないため、製作が容易であると共
に強度的にすぐれている。
げ加工品で構成され、これらが軽量であると共
に、押え板7はくさび板11を嵌挿するための孔
を設ける必要がないため、製作が容易であると共
に強度的にすぐれている。
そして、本実施例の押え板7、くさび板11を
用いても、本考案の考案者が先に提案したものが
もつ、ドリルのような電動工具が溶接機などを用
いることなく、スパナやハンマのように手動工具
だけで内層部材取付装置を組立てることができ、
高所での作業が安全に行えるといいう利点を失う
こともない。
用いても、本考案の考案者が先に提案したものが
もつ、ドリルのような電動工具が溶接機などを用
いることなく、スパナやハンマのように手動工具
だけで内層部材取付装置を組立てることができ、
高所での作業が安全に行えるといいう利点を失う
こともない。
なお、前述した実施例は屋根の場合であるが、
本考案は建造物の壁体にも適用できる。また、実
施例では取付具を鋼板の曲げ加工品で構成した
が、本考案は取付具を鋳物としてもよく、この場
合にはナツトを固定する代りに取付具にボルトが
螺合するめねじ孔を設けてもよく、さらに押え板
ナツトは押え板に取付けることなく、押え板と別
体にしてもよい。そして実施例では押え板に爪片
を設けて内層部材に喰込ませることにより、押え
板を内層部材に位置決めして確実に固定できるよ
うにしたが、内層部材の材質によつては爪片を省
略してもよい。
本考案は建造物の壁体にも適用できる。また、実
施例では取付具を鋼板の曲げ加工品で構成した
が、本考案は取付具を鋳物としてもよく、この場
合にはナツトを固定する代りに取付具にボルトが
螺合するめねじ孔を設けてもよく、さらに押え板
ナツトは押え板に取付けることなく、押え板と別
体にしてもよい。そして実施例では押え板に爪片
を設けて内層部材に喰込ませることにより、押え
板を内層部材に位置決めして確実に固定できるよ
うにしたが、内層部材の材質によつては爪片を省
略してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、押え板
とくさび板とが鋼板のプレス加工で容易に得ら
れ、安価に提供でき、また押え板はくさび板用の
孔がないため強度が強く、押え板と取付具をボル
トで締付けて内層部材を締付けているので、内層
部材の確実な固定ができると共に、押え板の支持
部とくさび板で面板取付部材のフランジ部を挾着
しているだけではなく、面板取付部材の係止部を
押え板の端板に設けた係止凹部に係止した上に、
面板取付部材の係合部と押え板の係合凹部にくさ
び板の両側部を圧挿して係合させていることで面
板取付部材も確実な固定ができ、くさび板を一端
から他端に向かつて幅を拡げたので、くさび板が
緩む恐れも少なく、さらに面板取付部材の固定作
業も容易にでき、しかも考案者が先に提案した内
層部材取付装置の利点を失わない押え具を提供で
きるという効果が得られる。
とくさび板とが鋼板のプレス加工で容易に得ら
れ、安価に提供でき、また押え板はくさび板用の
孔がないため強度が強く、押え板と取付具をボル
トで締付けて内層部材を締付けているので、内層
部材の確実な固定ができると共に、押え板の支持
部とくさび板で面板取付部材のフランジ部を挾着
しているだけではなく、面板取付部材の係止部を
押え板の端板に設けた係止凹部に係止した上に、
面板取付部材の係合部と押え板の係合凹部にくさ
び板の両側部を圧挿して係合させていることで面
板取付部材も確実な固定ができ、くさび板を一端
から他端に向かつて幅を拡げたので、くさび板が
緩む恐れも少なく、さらに面板取付部材の固定作
業も容易にでき、しかも考案者が先に提案した内
層部材取付装置の利点を失わない押え具を提供で
きるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す一部を断面し
た側面図、第2図は同正面図、第3図は取付具の
正面図、第4図は同正面図、第5図は同側面図、
第6図および第7図は第4図の−線および
−線断面図、第8図は押え板の平面図、第9図
は同正面図、第10図は同側面図、第11図は第
8図のXI−XI線断面図、第12図は斜視図、第1
3図はくさび板の平面図、第14図は同正面図、
第15図は同側面図である。 1……支持部材、2……取付具、3……ナツ
ト、4……ボルト、5……連結部材、6……内層
部材、7……押え板、7a……主板、7b……端
板、7c……係止凹部、7d……突出部、7e…
…孔、7f……支持部、7g……段差、7h……
係合凹部、7i……爪片、8……面板取付部材、
8c……係合部、8d……フランジ部、9……ナ
ツト、11……くさび板、11a……突条部、1
1b……側縁部。
た側面図、第2図は同正面図、第3図は取付具の
正面図、第4図は同正面図、第5図は同側面図、
第6図および第7図は第4図の−線および
−線断面図、第8図は押え板の平面図、第9図
は同正面図、第10図は同側面図、第11図は第
8図のXI−XI線断面図、第12図は斜視図、第1
3図はくさび板の平面図、第14図は同正面図、
第15図は同側面図である。 1……支持部材、2……取付具、3……ナツ
ト、4……ボルト、5……連結部材、6……内層
部材、7……押え板、7a……主板、7b……端
板、7c……係止凹部、7d……突出部、7e…
…孔、7f……支持部、7g……段差、7h……
係合凹部、7i……爪片、8……面板取付部材、
8c……係合部、8d……フランジ部、9……ナ
ツト、11……くさび板、11a……突条部、1
1b……側縁部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) C形鋼からなる支持部材の建造物外側辺の外
面に内層部材を支持し、前記支持部材に引掛け
た取付具と押え具で前記内層部材を内、外から
挾着して固定すると共に、押え具に支持部材と
直交する面板取付部材を固定した建造物用内層
部材取付装置において、押え板とくさび板とを
備え、前記押え板は、押え板主板の中央部に外
側に突出する突出部を形成し、この突出部に押
え板と取付具を締付けるボルトの挿通孔を形成
し、前記主板の両端部に外側に突出する端板を
設け、これらの端板の両側部に前記面板取付部
材の係合部が係止される係止凹部を形成し、前
記主板の端板両側に延びる支持部に前記係止凹
部と対向する係止凹部を形成してなり、前記く
さび板は、両側部が係止凹部に係止された面板
取付部材の係止部と係合凹部に係合する幅をも
ち、この幅が一端から他端に向つて拡がる形状
に形成し、さらに押え板の支持部に支持された
面板取付部材のフランジ部を外側から前記支持
部へ押付け得る厚さに形成したことを特徴とす
る建造物用内層部材の押え具。 (2) 押え板の支持部の両端縁から内層部材に喰込
む爪片を形成した実用新案登録請求の範囲第1
項記載の建造物用内層部材の押え具。 (3) 押え板の支持部に係合凹部が内層部材外面と
離れるように段差を設けた実用新案登録請求の
範囲第1項または第2項記載の建造物用内層部
材の押え具。 (4) くさび板の両側縁部に連続三角形の凹凸を形
成した実用新案登録請求の範囲第1項、第2項
または第3項記載の建造物用内層部材の押え
具。 (5) くさび板の幅方向中央部に全長にわたり突条
部を形成した実用新案登録請求の範囲第1項、
第2項、第3項または第4項記載の建造物用内
層部材の押え具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13781383U JPS6046723U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 建造物用内層部材の押え具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13781383U JPS6046723U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 建造物用内層部材の押え具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6046723U JPS6046723U (ja) | 1985-04-02 |
JPH0320424Y2 true JPH0320424Y2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=30309420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13781383U Granted JPS6046723U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 建造物用内層部材の押え具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6046723U (ja) |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP13781383U patent/JPS6046723U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6046723U (ja) | 1985-04-02 |
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