JP2001279872A - 棟木受け具 - Google Patents

棟木受け具

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JP2001279872A
JP2001279872A JP2000091549A JP2000091549A JP2001279872A JP 2001279872 A JP2001279872 A JP 2001279872A JP 2000091549 A JP2000091549 A JP 2000091549A JP 2000091549 A JP2000091549 A JP 2000091549A JP 2001279872 A JP2001279872 A JP 2001279872A
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JP2000091549A
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English (en)
Inventor
Sakashi Kato
佐可志 加藤
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SERA ROOF KOGYO KK
Original Assignee
SERA ROOF KOGYO KK
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D12/00Non-structural supports for roofing materials, e.g. battens, boards
    • E04D12/004Battens
    • E04D12/006Batten-supporting means
    • E04D12/008Ridge-batten brackets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、主連結部、補助連結部の支柱部又は上
下支柱部の支柱部が折曲板状であり、強度性に欠ける問
題と、この問題を解決するために板厚を厚く改良した
り、又は幅方向の寸法を大きく改良したり、等の手段を
要し、材料のロス、重量の増加等の問題がある。また主連
結部、補助連結部の支柱部又は上下支柱部の支柱部を仮
支持する手段が設けられていない。主連結部又は上支持
部を一方の手で保持する必要があり、手間を要し、面倒
である。 【構成】脚片と、折曲片を備えた断面略角柱形状の固定
支持部と、数個の係止部及び数個の係止孔とで構成する
受け具ヘ゛ースと、断面略角柱形状の可動支持部と、数個の
被係止部及び係止孔と、可動支持部に設けた係止孔を備
えた棟木受け部とで構成する受け具本体と、でなる棟木
受け具である。従って、可動支持部の上方向からの挿入
による仮支持の確保と、高さ調整の操作を、片手での確
実な操作で行える。固定・可動支持部を断面略角柱形状
として、強度性の向上、板厚の薄肉化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棟木(笠木、棧木、横
木、横木等)受け具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の棟木受け具で、棟の高さを
段階的に変更できることを目的とする文献は、下記の二
件が挙げられる。
【0003】(1)は特開平11-172857号の笠木受け具(文
献(1))であって、内容は、脚片を付けた主連結部(固
定支持部)に対して笠木受け(棟木受け部)を有する補
助連結部を上下方向に動かすことで、棟の高さに応じて
主連結部の位置決め孔に整列する補助連結部の通孔を選
択し、両孔にヒ゜ンを貫通し、補助連結部の高さ方向の位
置を変更することで、高さを段階的に調整できる構成で
あり、前記目的を達成することにある。
【0004】(2)は特開平10-245939号の屋根の棟用固定
金具(文献(2))であって、台座部(脚片)を有する下
部支柱部(固定支持部)に対して笠木受け部(棟木受け
部)を有する上部支柱部(可動支持部)を動かすことで
棟の高さに応じて上部支柱部の位置決め孔に整列する下
部支持部の通孔を選択し、両孔にヒ゜ンを貫通し、上部支
持部の高さ方向の位置を変更することで、高さを段階的
に調整できる構成であり、前記目的を達成することにあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記文献(1)、(2)は、
主連結部、補助連結部の支柱部又は上下支柱部の支柱部
が折曲板状となっており、強度性に欠ける問題と、この
問題を解決するために板厚を厚く改良したり、又は幅方
向(棟方向)の寸法を大きく改良したり、等の手段を要
し、材料のロス、重量の増加等の問題がある。
【0006】また前記文献(1)、(2)は、主連結部、補助
連結部の支柱部又は上下支柱部の支柱部を仮に支持(仮
支持)する手段が設けられていないことから、主連結部
又は上支柱部を一方の手で保持する必要があり、手間を
要すること、面倒であること等の問題がある。
【0007】更に前記文献(1)、(2)は、主連結部又は上
支持部の支柱部は、長手方向の折曲端面間は開放となっ
ているので、補助連結部又は下支持部が外れる虞と、前
記の如く補助連結部又は下支持部の支柱部の強度性に欠
けること、等の問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、固定
・可動支持部間の係止関係を利用して、可動支持部を固
定支持部に対して仮支持した後に両係止孔への係止部材
の挿入により、当該固定・可動支持部を固定(緊結)す
る構成を採用し、可動支持部の上方向からの挿入による
仮支持の確保と、高さ調整の操作を、片手での確実な操
作が行えること、又は固定・可動支持部を断面略角柱形
状として、強度性の向上、板厚の薄肉化を図ること、等
を目的とする。
【0009】請求項1は、孔を備えた野地に固定される
脚片と、側面に多数の折曲片を備えた断面略角柱形状の
固定支持部と、この固定支持部に設けた数個の凹又は凸
の係止部及び数個の係止孔とで構成する受け具ヘ゛ースと、
この受け具ヘ゛ースの固定支持部に設けられる断面略角柱形
状の可動支持部と、この可動支持部に設けた数個の凸又
は凹の被係止部及び数個の係止孔と、この可動支持部に
設けた係止孔を備えた棟木受け部とで構成する受け具本
体と、でなる棟木受け具である。
【0010】請求項2の発明は、固定・可動支持部をフ゜レ
ス成形により製造可能とすること、及び強度性の確保を
図ること、等を目的とする。
【0011】請求項2は、固定支持部の側面に設けた多
数の断面片が、この側面に隣接する他の側面より折曲形
成された構成の棟木受け具である。
【0012】請求項3の発明は、棟木受け部において隣
接する棟木を、当該棟木受け部を利用して、連繋一体化
を図ることを意図する。
【0013】請求項3は、棟木受け部の孔が複数個設け
られている構成の棟木受け具である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。
【0015】受け具ヘ゛ースの対の脚片は屋根地(野地)に
設けられた状態で、当該脚片を釘止めする。
【0016】高さ調整及び受け具本体の取付けは、例え
ば、前記の如く、釘止めされた(受け具本体を予め受け
具ヘ゛ースに一体化していく(場合も有り得る)受け具ヘ゛ース
の固定支持部の上方開口より、受け具ヘ゛ースの可動支持部
を挿入しながら、固定支持部の係止孔に可動支持部の被
係止部を係止させていき、前記係止孔の被係止孔との関
係を利用して、受け具本体は、この例では、3段階に調
整される。このように本発明では、係止部と被係止部と
が、係止関係となっていることから、挿入後は、原則と
して受け具本体と受け具ヘ゛ースとは遊嵌ではあるが、当該
受け具本体は片手を利用して容易に上下動可能である
(片手は一例である)。従って、高い屋根の上で、安心
して作業が行え、かつ他方の片手で他の作業又は役目に
使用できる実益がある。
【0017】前記の操作により、受け具本体の位置が決
定したときに、当該受け具本体の孔と受け具ヘ゛ースの係止
孔とを整合させる。この整合した孔と係止孔(整合孔と
する)に釘を挿入して、釘の貫通端を折曲、挟持等して
固定する。勿論、ホ゛ルト、ナット等の緊締具も可能である。
【0018】尚、受け具本体の棟木受け部には、数個の
孔が開設されているので、各棟木を当該棟木受け部上で
衝合せ連繋した場合、前記孔を利用して釘止めすること
により、当該棟木受け部で、各棟木を連繋一体化でき
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0020】1は受け具ヘ゛ースで、この受け具ヘ゛ース1は、野
地Aに釘止めされる孔2、2・・・・(以下2とする)を備
えた対の脚片3、3(以下3とする)と、この脚片3より立
設した断面略角柱形状状の固定支持部4と、この固定支
持部4の両側面4a、4a(以下4aとする)又は一側面4aに
数個設けた凹又は凸の係止部5、5・・・・(以下5とす
る)と、同側面4a又は一側面4aに数個設けた係止孔6、6
・・・・(以下6とする)と、前記側面4a又は一側面4a
より折曲形成された折曲片7、7・・・・(以下7とす
る)とで構成されている。そして、この受け具ヘ゛ース1
は、一枚の板材をフ゜レス成形で成形するに適する構成とす
る。尚、受け具ヘ゛ース1は、鋼材等の板材を主とるが、フ゜ラ
スチック、その他材料で構成することもできる。
【0021】10は受け具本体で、この受け具本体10は棟
木Bを支持する数個の孔11、11・・・・(以下11とす
る)を備えた棟木受け部12と、この棟木受け部12より重
設した断面略角柱形状の可動支持部13と、この可動支持
部13の両側面13a、13a(以下13aとする)又は一側面13a
に数個設けた凸又は凹の被係止部14、14・・・・(以下
14とする)とで構成する。
【0022】20は棟、21は葺き土、22は熨斗瓦、23は棧
瓦を示す。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、孔を備えた脚片と、
多数の折曲片を備えた断面略角柱形状の固定支持部と、
この固定支持部に設けた数個の係止部及び数個の係止孔
とで構成する受け具ヘ゛ースと、受け具ヘ゛ースに設けられる断
面略角柱形状の可動支持部と、この可動支持部に設けた
数個の被係止部及び数個の係止孔と、可動支持部に設け
た係止孔を備えた棟木受け部とで構成する受け具本体
と、でなる棟木受け具である。従って、固定・可動支持
部間の係止関係を利用して、可動支持部を固定支持部に
対して仮支持した後に両係止孔への係止部材の挿入によ
り、固定・可動支持部を固定する構成を採用し、可動支
持部の上方向からの挿入による仮支持の確保と、高さ調
整の操作を、片手での確実な操作で行えること、又は固
定・可動支持部を断面略角柱形状として、強度性の向
上、板厚の薄肉化が図れること、等の特徴がある。
【0024】請求項2の発明は、固定支持部の側面に設
けた多数の断面片が、この側面に隣接する他の側面より
折曲形成された構成の棟木受け具である。従って、固定
・可動支持部をフ゜レス成形により製造可能となること、及
び強度性の確保が図れること、等の特徴がある。
【0025】請求項3の発明は、棟木受け部の孔が複数
個設けられている構成の棟木受け具である。従って、棟
木受け部において隣接する棟木を、棟木受け部を利用し
て、連繋一体化が図れる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の断面図である。
【図3】本発明の使用状態を示す縮尺模式図である。
【符号の説明】
1 受け具ヘ゛ース 2 孔 3 脚片 4 固定支持部 4a 側面 5 係止部 6 係止孔 7 折曲片 10 受け具本体 11 孔 12 棟木受け部 13 可動支持部 13a 側面 14 被係止部 21 葺き土 22 熨斗瓦 23 棧瓦 A 野地 B 棟木

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔を備えた野地に固定される脚片と、側
    面に多数の折曲片を備えた断面略角柱形状の固定支持部
    と、この固定支持部に設けた数個の凹又は凸の係止部及
    び数個の係止孔とで構成する受け具ヘ゛ースと、 この受け具ヘ゛ースの固定支持部に設けられる断面略角柱形
    状の可動支持部と、この可動支持部に設けた数個の凸又
    は凹の被係止部及び数個の係止孔と、この可動支持部に
    設けた係止孔を備えた棟木受け部とで構成する受け具本
    体と、 でなる棟木受け具。
  2. 【請求項2】上記の固定支持部の側面に設けた多数の断
    面片が、この側面に隣接する他の側面より折曲形成され
    た構成の請求項1に記載の棟木受け具。
  3. 【請求項3】上記の棟木受け部の孔が複数個設けられて
    いる構成の請求項1に記載の棟木受け具。
JP2000091549A 2000-03-29 2000-03-29 棟木受け具 Pending JP2001279872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261167A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Sazen Seisakusho:Kk 棒材支持装置

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