JP3529312B2 - 建築板の留め付け構造 - Google Patents

建築板の留め付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば窯業系の外
壁材のような平板状の建築板を建物の側面に係止部材を
用いて留め付けた留め付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の外装工事として、窯業系建築板を
建物の側面に張り付けることが行われる。例えば、枠組
壁工法(ツーバイフォー工法)の場合、図11、図12
に示すように、枠組1が組み立てられ、そこに、必要に
応じて合板や透湿防水シートなどの下地材2を取り付け
た後、その上から、枠組1の縦材(縦地)3を利用して
窯業系建築板20が長手方向を横方向(水平方向)とし
て躯体側に横張りされていく。
【0003】この場合、最初に、一番下位に位置する建
築板20が枠組1に対して横方向に当てがわれ、立設す
る縦材3を利用してビスや釘4で固定される。次に、そ
の上に留め付けるべき建築板20を、上下の水平側縁2
0a,20bに形成した合じゃくり部(実加工部)を互
いに噛み合わせた姿勢として、当該建築板20を縦材3
にビスや釘4で固定する。この工法の場合には、留め付
けに用いた釘4の頭5が外から見えることとなり、外観
意匠を損なうので、通常、その箇所に後塗装が施され
る。また、釘打ち時に、建築板が損傷することも起こり
うる。
【0004】他の施工方法として、例えば、特開平9−
203184号公報などに示されるように、専用の留め
付け金具を用いて建築板を留め付けていく方法も行われ
る。図13はそのような留め付け金具60の一例であ
る。この留め付け金具60は、下地材2(縦材3)への
当接面部61aと建築板の背面を支持する支持面部61
bとが接続部61c及び折曲片部61dを介して所定距
離をおいて平行に位置している。前記支持面部61bに
は、上下方向に位置する2枚の建築板20A,20Bの
対向する水平側縁20a,20bに形成した合じゃくり
部を互いに噛み合わせた姿勢で嵌め込むことのできる取
り付け片部62が水平方向に突設されている。
【0005】建築板20の留め付けにあたっては、図1
4に示すように、先ず、適宜の手段により最下位の建築
板20Bを横置き定着する。次に、その建築板20Bの
上水平側縁20aに前記留め付け金具60の取り付け片
部62の下側部を嵌合して留め付け金具60の位置決め
をした後、該留め付け金具60をビス又は釘4により縦
材3に固定する。これを繰り返し、所要数の留め付け金
具60を縦材3を利用して横方向に固定する。次いで、
上方の建築板20Aの下水平側縁20bを、先に固定し
た留め付け金具60における取り付け片部62の上側部
に嵌合した姿勢で横置きする。該横置きされた建築板2
0Aの上水平側縁20aに、同じようにして次の留め付
け金具60を勘合した後、該留め付け金具60を縦材3
にビス又は釘4により固定する。以下、この作業を繰り
返すことによって、建物の側面に上下方向に多段に建築
板20は横張りされ化粧外壁が構築される。
【0006】この留め付け方法では、建築板20の表面
を損傷する恐れはなく、また、留め付け金具60も外側
からは見えず、外観的に非常に好ましい留め付け状態が
得られる。また、この様にして構築された化粧外壁は、
留め付けた建築板20と下地材2との間に空気流通空間
Scが形成されるので、建築板20の裏面に結露が発生
するのも抑制できる。また、この留め付け金具60を用
いた留め付け工法は、木枠のみならず鉄骨を用いた建て
込み工法にも適用できる利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の留め付け金具を
用いた建築板の留め付け工法は、木枠を用いる枠組壁工
法や従来からの日本の木造建築様式による木造建物や鉄
筋造り建物のように、所定距離をおいて縦材が規則的に
配置されている建物の側面へ建築板を留め付けていくの
にはきわめて有効性の高い工法である。しかし、縦材
(縦地)が側面に表出していない既存のモルタル壁やコ
ンクリート壁に対して、この工法を適用することは困難
である。その理由は、そのようなモルタル側面やコンク
リート側面に多数の留め付け金具を安定的に固定するこ
とが困難なことによる。そのために、既存の建物の側面
を新しい建築板で覆うような、いわゆる改修作業にこの
工法を用いることは容易ではない。
【0008】また、側面の外装意匠を変える目的から、
あるいは、一部の建築板が損傷したために、建築板の全
部又は一部を取り替えるような場合に、建物の側面に固
定した留め付け金具を取り外し、再度釘又はビスにより
固定する作業が必要であり、その固定作業も、同じ場所
に釘又はビスを打ち付けると留め付け金具の取り付けが
不安定となることから、場所を変えて固定する必要があ
るなど、煩雑な作業となる。
【0009】さらに、使用する留め付け金具は、横張り
施工の場合、建築板の上下の水平側縁に形成された合じ
ゃくり部(下実部と上実部)に対して取り付けられる構
造であり、留め付けた建築板の表面側あるいは裏面側に
大きな面負荷がかかった場合、その負荷は、主に、上下
の留め付け金具部分でもって担持される。現在上梓され
ている建築板は一枚当たりの面積が比較的小さいもので
あり格別の不都合はないが、今後市場に出ることが予想
されるより大きな表面積を持つ建築板の留め付けに、従
来の留め付け金具による留め付け工法を採用する場合に
は、建築板の上下の水平側縁に配置した前記留め付け金
具部分のみでの負荷担持では、十分な担持力が得られず
に、留め付け部での破損やそこからの離脱が生じうるこ
とが予測される。
【0010】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、建築板を留め付ける建物側の構造
に左右されることなく、また、新築の場合であっても、
リフォームの場合であっても、容易かつ確実に、当該建
物の側面に薄板状の建築板を上下方向に多段に留め付け
ることを可能とする、建築板の新規な留め付け構造を提
供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、建物の側面に留め付
けた建築板の正面側あるいは裏面側から予期しない負荷
(面負荷)がかかった場合であっても、隣接する建築板
の接合部に過度に負荷が集中するのを防止し、それによ
り、例え建築板が大きな表面積を持つものであっても留
め付け状態に不安定さをもたらすことのない、建築板の
新規な留め付け構造を提供することにある。本発明のさ
らに他の目的は、大きな表面積を持つ建築板であって
も、容易にかつ安定して建物の側面に留め付けかつ取り
外すことを可能とした、建築板の新規な留め付け構造を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明による建物の側面に薄板状の建築板を上下方
向に多段に留め付ける留め付け構造は、次のような特徴
事項を持つ。すなわち、建物の側面には、係合溝と係合
片とを持つ第1の係止部材が、上下方向にかつ当該側面
の横幅方向に一定の距離をおいて多列に取り付けられて
おり、建築板の裏面には、前記第1の係止部材の係合溝
に挿入可能であり、挿入状態で前記第1の係止部材の前
記係合片と上下方向に摺動可能に係合して離脱を阻止す
る作用をなす係合突起を備えた第2の係止部材が、上下
方向にかつ前記一定の距離と同じ距離をおいて多列に取
り付けられており、前記第1の係止部材は弾性鋼板から
構成され、前記第2の係止部材は鋼板から構成されてい
て、前記係合片および係合突起は前記各係止部材からの
切り起こし片として形成されており各建築板の前記第
2の係止部材の前記係合突起を前記建物の側面に取り付
けた前記第1の係止部材の前記係合片に係合させた状態
で、該建築板を上下方向に移動させて所定の位置に配置
することにより、複数の建築板が前記建物の側面に上下
方向に多段に留め付けられていることである。
【0013】上記の留め付け構造では、一枚の(個々
の)建築板は、その裏面に取り付けた複数個の係合突起
が、建物の側面に取り付けた複数個の係合片と係合する
ことにより、離脱しないように留め付けられる。このこ
とは、留め付けた建築板の表面側あるいは裏面側に面負
荷がかかった場合に、その負荷は、建築板の上下の水平
側縁部によってではなく、建築板の裏面に分散して位置
している前記多数の係合部で支持されることを意味す
る。そのために、表面積が大きい建築板であっても、安
定した留め付け態様が得られ、係合部が離脱したり、建
築板が破損するようにことは回避される。また、個々の
係合部にかかる負荷は、従来の留め付け金具による場合
に建築板の接合部にかかる負荷と比較して小さくなるこ
とから、建物の側面への第1の係止部材の取り付け部、
及び、建築板の裏面への第2の係止部材の取り付け部の
引っ張りに対する耐性は比較的小さくてすみ、そのため
に、それぞれの側面あるいは裏面への取り付け態様を容
易化することができる。それにより、リフォーム時など
において、前記第1の係止部材をモルタル壁のような建
物側面へ直接取り付けることも可能となる。
【0014】好ましい態様では、前記第2の係止部材は
当該建築板の上下方向の長さと実質的に同じ長さの長尺
状のものとされ、前記係合突起は、当該第2の係止部材
の全長にわたり所定の間隔をおいて複数個が形成され
る。このように建築板の裏面に長尺物である第2の係止
部材を横幅方向に多列に取り付けることにより、建築板
の強度を向上させることができ、表面積が大きい建築板
であっても、安定した留め付け態様が得られる。この場
合に、前記第1の係止部材は前記第2の係止部材に形成
された前記係合突起の前記所定の間隔と実質的に同じ間
隔で建物の側面に上下方向に取り付けられる。この態様
では、既設の建築板を取り外すときに、当該建築板を僅
かに上方に移動するだけで、第1と第2の係止部材同士
の係合を解除することができ、リフォーム時などでの建
築板の取り付け及び取り外しが容易となる。
【0015】好ましい態様では、前記第1の係止部材
長尺状のものであり、かつ、前記係合片は、前記第2の
係止部材に形成された前記係合突起の前記所定の間隔と
同じ間隔で、当該第1の係止部材の長手方向に複数個が
形成される。第1の係止部材が長尺状のものであること
により、建物の側面への第1の係止部材の取り付け作業
を少ない手数で済ますことができる。この場合に、長尺
状の第1の係止部材の長さは、留め付けようとする建築
板の上下方向長さと実質的に同じ長さであってもよく、
その複数倍の長さのものであってもよい。第1の係止部
材が弾性鋼板から構成されかつ前記係合片がその全長に
亘り形成されている態様では、横幅方向の位置決めのみ
をして、建築板を第1の係止部材に向けて押圧すること
により、裏面に取り付けた第2の係止部材の前記係合突
起は、前記第1の係止部材の係合溝内に圧入されて前記
係合片と容易に係合状態となり、建築板の離脱は確実に
阻止される。一方、前記係合片が所定の間隔で当該第1
の係止部材の長手方向に形成されている態様では、当該
建築板を僅かに上方に移動するだけで、第1と第2の係
止部材同士の係合を容易に解除することができる利点が
ある。
【0016】前記第2の係止部材の建築板の裏面への取
り付け態様は、容易に分離しないことを条件に適宜のも
のを用いうるが、実験では、先端拡張式の打ち込みリベ
ットを用いることが最も効果的である。また、留め付け
る建築板の素材に特に制限はないが、一般的に窯業系の
板材は、それが大面積のものである場合に、面負荷によ
り割れを生じやすいことを考慮すると、窯業系の建築板
は本発明の留め付け構造の対象建築板としてきわめて有
効である。さらに、4周、少なくとも上下の水平側縁に
実加工を施しておくことは、隣接して留め付けられた建
築板の間から雨水が浸入するのを防止できることもあ
り、好ましい態様である。
【0017】本発明による建築板の留め付け構造は、前
記のように任意の建物の任意の側面に施工できる利点が
ある。特に、対象とする建物が、枠組壁工法(ツーバイ
フォー工法)や軸組工法などの木造下地組や、あるい
は、鉄筋下地組を有する建物である場合には、それら下
地組を構成する縦材(縦地)を利用して前記第1の係止
部材を容易かつ確実に取り付けることが可能であり、容
易に本発明による建築板の留め付け構造を構築できるメ
リットがある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る留め
付け構造を、枠組壁工法(ツーバイフォー工法)による
建物の側面に適用した場合の一例を示している。この例
において、組み立てられた枠組1を覆うようにして合板
や透湿防水シートなどの下地材(ここでは図示されな
い)が取り付けられ、その上から、該枠組1の縦材(縦
地)3を利用して仮想線で示す第1の係止部材10が長
手方向にビス4(図2b参照)などを用いて固定され
る。そして、該第1の係止部材10を利用して、後記す
るように、裏面に第2の係止部材30を取り付けた薄板
状の建築板20が上下方向に多段に留め付けられる。前
記縦材3、3の間隔dは任意であるが、この例では4
5.5cm程度である。前記第1の係止部材10は縦材
3のすべてに取り付けてもよく、一本おき(距離2
d)、二本おき(距離3d)などで取り付けてもよい。
【0019】図2は前記第1の係止部材10を詳細に示
す。図2aはその全体を示す斜視図であり、図2bは当
該係止部材10を前記縦材3に取り付けた状態を上から
見た図である。第1の係止部材10は全体がばね鋼材で
作られており、平坦な底部11とその両側部から前方に
立ち上がった両側部12,12とで係合溝19が形成さ
れる。該両側部12,12の前方端12a,12aには
外側に拡がるように延びる拡開面13,13を連接して
いる。前記底部11は前記縦材3への取り付け面となる
部分であり、ビス孔11aが適数設けてある。また、前
記拡開面13,13の先端部13a,13aは、後記す
るように、留め付ける建築板20の裏面側を支承する機
能を果たす。第1の係止部材10の長さは、留め付ける
建築板20の上下方向の高さHと実質的に等しい長さで
あってもよく、その整数倍の長さであってもよい。適宜
の長さに造っておき施工現場で適切な長さに切断しても
よい。
【0020】前記底部11と前記拡開面13,13の先
端部13a,13aとの間の距離hは、留め付ける建築
板20と縦材3との間に空間を形成する役目をも果たし
ており、通常1cm程度が好ましい。また、両側部1
2,12の前記前方端12a,12a間の距離aは、底
部11の幅bよりも狭くされている。両側部12,12
の前方端12a,12aよりもやや底部11側に入った
箇所には、長手方向に一定の間隔s1をおいて、複数の
切り起こし片14,14が、互いに対向して対をなすよ
うにして形成されている。該対をなす切り起こし片1
4,14は、ともに、先端が底部11側に向いた傾斜角
を持ち、かつ、その先端14a,14a間の距離cは、
両側部12,12の前記前方端12a,12a間の距離
aよりも狭くされている。好ましくは、前記拡開面1
3,13と前記切り起こし片14,14とは連続した傾
斜面をなすようにされる。また、一本の第1の係止部材
10の長さは、前記間隔s1の整数倍とされ、かつ、最
下端(最上端)からs1/2の距離に最初の切り起こし
片14,14が形成され、以下、s1の間隔で順次切り
起こし片14,14が形成される。なお、この切り起こ
し片14,14は本発明でいう「係合片」を構成する。
【0021】図3は、図1に示した建物の側面に留め付
けるべき建築板20の一実施の形態を裏面から見た斜視
図である。この例において、建築板20は平板状の窯業
系建築板であり、高さHは、前記第1の係止部材10に
おける前記一対の切り起こし片14,14の長手方向の
間隔s1の整数倍とされ、横幅Wは、前記縦材の3、3
の間隔dの整数倍とされる。建築板20の裏面には、図
4に詳細に示す、当該建築板20の高さH(例えば、横
張りの場合には455mmのものが、縦張りの場合には
3030mmのものなどが使用される)と等しい長さの
長尺状の第2の係止部材30が、建築板20の横幅方向
に一定の距離Dをおいて、上下方向に複数本が取り付け
てある。前記距離Dは、好ましくは、前記縦材3の間隔
dと同じ距離とされるが、2dあるいは3dなどの距離
であってもよい。要は、建物の縦材3に取り付けた前記
第1の係止部材10、10間の距離と同じとされる。好
ましくは建築板20の4周には図12あるいは図14に
示すような実加工が施され(図3では示されない)、上
水平側縁及び/又は下水平側縁には前記第2の係止部材
30の取り付け位置を作業者に認知させる目的で、小さ
な切り欠き21などの目印が形成される。
【0022】図4は前記第2の係止部材30を詳細に示
す。図4aはその全体を示す斜視図であり、図4bは当
該係止部材30を前記建築板20に取り付けた状態を上
から見た図である。第2の係止部材30は全体がばね鋼
材で作られてもよく、普通の鋼板により作られてもよ
い。図示のように、第2の係止部材30は、平坦な底面
板31,31と、両底面板の間に位置する凸条32とを
備える。該凸条32の先端近傍には、複数の切り起こし
体33,33が、長手方向に一定の間隔s2をおいて、
ほぼ水平方向(前記底面板31と平行な方向)に、か
つ、互いに対向して対をなすように形成されている。前
記底面板31,31は建築板20への取り付け面となる
部分であり、後記する先端拡張式の打ち込みリベット5
0による止め付けのための止め孔31aが適数設けてあ
る。
【0023】前記凸条32の幅caは、前記第1の係止
部材10の両側部12,12の前方端12a,12a間
の距離aよりもわずかに狭い距離とされ、また、前記一
対の切り起こし体33,33の両先端間の距離aaは、
前記切り起こし片14,14の両先端間の距離cよりも
ある程度長い距離とされる。さらに、前記一対の切り起
こし体33,33の前記長手方向の間隔s2は、前記第
1の係止部材10における前記切り起こし片14,14
の長手方向の間隔s1と同じとされ、かつ、最下端(最
上端)からs2/2の距離に最初の切り起こし体33,
33が切り起こされ、以下、s2の間隔で順次切り起こ
される。さらに、前記第2の係止部材30における前記
平坦な底面板31,31と前記一対の切り起こし体3
3,33との間の距離xaは、前記第1の係止部材10
における前記拡開面13,13の先端部13a,13a
と前記切り起こし片14,14の先端14a,14aと
の間の距離xとほぼ等しいか僅かに長い距離とされる。
なお、この切り起こし体33,33は本発明でいう「係
合突起」を構成する。
【0024】本発明による建築板の留め付け構造を構築
するに当たっては、先ず、前記しかつ図5に示すよう
に、建物の側面に、例えば枠組壁工法における枠組1の
縦材3あるいは柱3aを利用して、前記第1の係止部材
10をビス4などを用いて所定距離d(あるいは2d,
3d・・)ごとに取り付ける。なお、第1の係止部材1
0は、その長さに応じて、必要な本数が上下方向に連続
して取り付けられるが、その際に、予め必要とされる全
本数を建物の側面に取り付けるようにしてもよく、建築
板20の上下方向への留め付けに合わせて順次継ぎ足し
ていくようにしてもよい。一方、建築板20の裏面に
は、図3に示したように、前記第2の係止部材30をや
はり所定距離D(あるいは2D,3D・・)(ただし、
ここでは、d=D)ごとに固定する。
【0025】図6a及び図6bは、第2の係止部材30
の固定方法を説明する部分断面図である。図6aに示す
ように、先ず、建築板20の裏面における、前記第2の
係止部材30が取り付けられるべき位置での、前記止め
孔31aが位置することとなる部位には、予め有底穴2
2が穿設され、該有底穴22内に前記止め孔31aを通
して先端拡張式の打ち込みリベット50がセットされ
る。セットされた打ち込みリベット50は図示しない打
ち込み機により打ち込まれ、図6bに示すようにその先
端51が拡開して建築板20内に入り込む。それによ
り、リベットヘッド52と建築板20の裏面との間で、
第2の係止部材30の平坦な底面板31,31が不動状
態でクランプされ、建築板20裏面への固定が行われ
る。なお、固定後にリベット50の支軸53は適宜の手
段により除去される。
【0026】そのようにして、所定本数の第2の係止部
材30を裏面に取り付けた建築板20(図3参照)が作
られる。留め付け作業では、最初に、一枚の建築板20
について、建物の側面に固定した第1の係止部材10と
当該建築板20の裏面に固定した第2の係止部材30と
が対向した位置となるように、横方向の位置決めを行
う。当該建築板20の水平側縁に形成した前記目印21
を利用することにより、その位置決め作業は容易とな
る。上下方向の位置は任意であってよい。図7aは前記
位置決めされた状態を示す部分断面図である。
【0027】その状態で、建築板20を建物の側面に向
けて押し付ける。それにより、第2の係止部材30に形
成した複数の切り起こし体33,33の両先端部が、第
1の係止部材10における前記拡開面13,13に衝接
し、該拡開面13,13間を押し開きながら次第に前進
していき、ついには、前記両側部12,12の前方端1
2a,12aを乗り越えて、底部11と両側部12,1
2とで形成される係合溝19内に入り込む。もし押し込
もうとする建築板20の上下方向の位置が、当該切り起
こし体33,33の位置と前記第1の係止部材10にお
ける切り起こし片14,14の位置とが一致した位置の
場合には、切り起こし体33,33の先端は、切り起こ
し片14,14にも衝接して前記係合溝19をさらに押
し開き、前記切り起こし片14,14の先端14a,1
4aを乗り越えて、係合溝19内に入り込む。
【0028】図7bに示すように、その状態では、第2
の係止部材30に形成した切り起こし体33,33は、
第1の係止部材10に形成した切り起こし片14,14
の先端位置よりも内側に位置する状態となる。その状態
で、当該建築板20は、前記第1の係止部材10の拡開
面13,13の先端部13a,13aにその裏面側が支
承された状態で、第1の係止部材10を案内として上下
に移動することが可能である。そのようにして取り付け
た建築板20を建物の側面の最下段位置に落下させる
と、第1の係止部材10に形成したすべての切り起こし
片14,14と第2の係止部材30に形成したすべての
切り起こし体33,33とは、上記したような位置関係
で形成されていることから、両者は、互いに係合して互
いに離脱できない状態となり、建築板20は、第1の係
止部材10側から離脱することのない状態で建物側面に
留め付けられる。以下、同様にして横方向と上下方向に
建築板を留め付けていくことにより、本発明による建築
板の留め付け構造を持つ建物の化粧壁面が構築される。
【0029】上記の留め付け構造では、建築板20は、
その裏面に取り付けた第2の係止部材30の複数個の切
り起こし体(係合突起)33が、建物の側面に取り付け
た第1の係止部材10の複数個の切り起こし片(係合
片)14と係合することにより、離脱しないように留め
付けられる。それにより、留め付けた建築板20の裏面
側に風の吹き込みなどにより面負荷がかかった場合に、
その負荷は複数個の係止部で分散して担持される。その
ために、表面積が大きい建築板であっても、安定した留
め付け態様が得られる。また、個々の係合部にかかる負
荷は分散により小さくなることから、建物の側面への第
1の係止部材10の取り付け態様、及び、建築板20の
裏面への第2の係止部材30の取り付け態様も簡素化す
ることができる。
【0030】また、第2の係止部材30は当該建築板2
0の上下方向の長さと同じ長さの長尺状のものであり、
それが横幅方向に所定の距離をおいて複数本取り付けら
れることから、当該平板状の建築板20の強度を大きく
向上させることができる付加的効果も生じる。さらに、
第1の係止部材10に形成される切り起こし片14は、
第2の係止部材30に形成される切り起こし体33と同
じ間隔で形成されるので、留め付けの確実性は担保され
る。リフォーム時などで既設の建築板20を取り外すと
きに、上方の建築板を割ってその留め付け位置から建築
板と第1の係止部材とを取り外した後、それより下方に
位置する建築板を順に、上方へずらし引き抜くことによ
り、容易にそれらをすべて取り外すことが可能となる。
切り起こし片14と切り起こし体33との係合を外した
状態で建築板を手前に引き抜くことにより、建築板を取
り外すこともできる。
【0031】図8は、本発明の建築板の留め付け構造に
用いる前記第1の係止部材の他の実施の形態を示す。こ
の第1の係止部材10Aは、前記図2に示した長さ方向
に複数個の係合片(切り起こし片14)を備えた長尺状
のものではなく、一個の係合片14Aのみを備える比較
的長さの短いものとして作られる。その横断面形状は図
2に示したものと同様である。この第1の係止部材10
Aは、建物の側面に、より好ましくは、柱のような縦材
3に、前記第2の係止部材30に形成した一対の切り起
こし体33間の間隔s2と同じ間隔でもって、多段に取
り付けられることを除き、他の留め付け構造は、上記図
1〜図7に基づき説明したものと同様である。
【0032】この態様の第1の係止部材10Aを用いる
場合には、その製作が容易であると共に、留め付け時に
は、第2の係止部材30を裏面に取り付けた建築板20
の横方向の位置決めを行って前記図7aの状態とした
後、建築板20をわずかに上方に移動した状態で縦材3
側に向けて押しつけることにより、第1の係止部材10
と第2の係止部材30の位置関係を図7bに示す状態と
することができ、そこで、建築板20を落下させること
によって、切り起こし片14と切り起こし体33との所
要の係合状態を得ることができる。前記第1の係止部材
10Aと第2の係止部材30とが図7bに示す状態に移
行するときに、第1の係止部材10Aの拡開面13A,
13A間を押し開く必要がないことから、留め付け作業
が容易化する。もちろん、横方向の位置決め後に、切り
起こし片14と切り起こし体33とが対向した位置とな
るように建築板20をセットし、切り起こし体33を第
1の係止部材10Aの拡開面13A,13A間を押し開
くようにして挿入し、切り起こし片14と切り起こし体
33とを係止状態とすることも可能である。
【0033】図9は、本発明の建築板の留め付け構造に
用いる第1の係止部材のさらに他の実施の形態を示す。
この第1の係止部材10Bは、前記図2に示した第1の
係止部材10ように複数個の係合片(切り起こし片1
4)を備えたものではなく、長尺状の第1の係止部材1
0Bの全長にわたって、長尺状の係合片14Bが備えら
れている他の構成は前記第1の係止部材10と同様であ
る。なお、図示の例では、前記長尺状の係合片14Bは
前記した拡開面13,13と一体のものとして整形され
ているが、別の長尺状の切片を溶着などにより固定して
もよい。この第1の係止部材10Bを用いる場合には、
第2の係止部材30の複数個の係合突起(切り起こし体
33)は任意の位置で前記長尺状の係合片14Bと係合
状態となることができるので、第1の係止部材10Bと
第2の係止部材30との上下方向の位置決めが容易化す
る利点がある。
【0034】図10は、第2の係止部材の他の実施の形
態を裏面に取り付けた建築板20を示す。この第2の係
止部材30Aは、図3,図4に示したもののように複数
個の係合突起(切り起こし体33)を備えた長尺状のも
のではなく、一個の係合片33aのみを備える比較的長
さの短いものであり、その横断面形状は図3,図4に示
すものと同様である。図示のように、この第2の係止部
材30Aは、前記した第2の係止部材30に形成された
一対の切り起こし体33間の間隔s2と同じ間隔でもっ
て、建築板20に多段に取り付けられる。相手方となる
第1の係止部材はすでに説明したいずれの形態のもので
あってもよい。
【0035】この第2の係止部材30Aを備えた建築板
20を用いる留め付け構造では、建築板20が補強され
るという付加的な効果は得られない反面、留め付けよう
とする建築板を軽量化できる利点がある。また、図8に
示した第1の係止部材10Aと組み合わせて用いること
により、建築板の取り外し時に、わずかに建築板を上方
向に移動するだけで、容易に第1の係止部材10Aと第
2の係止部材30Aとの係合を解除できる利点がある。
【0036】なお、第1及び第2の係止部材において、
その係合片(切り起こし片14)及び係合突起(切り起
こし体33)の間隔S1及びS2は、第1の係止部材で
の係合片の上下方向の配置位置と第2の係止部材での係
合突起の上下方向の配置位置とが、留め付け時に一致す
るように設けられていれば所要の留め付け態様が得られ
ることは容易に理解されよう。従って、図示したものの
ように、それらが等間隔(S1又はS2)で設けられる
ことは好ましい態様であるとしても、それが必須の構成
でないことも理解されよう。
【0037】
【発明の効果】本発明による建築板の留め付け構造によ
れば、建築板を留め付ける建物側の構造に左右されるこ
となく、また、新築の場合であっても、リフォームの場
合であっても、容易かつ確実に、当該建物の側面に薄板
状の建築板を上下方向に多段に留め付けることができ
る。また、建物の側面に留め付けた建築板の正面側ある
いは裏面側から予期しない負荷(面負荷)がかかった場
合であっても、その負荷は分散して担持されるので、例
え建築板が大きな表面積を持つものであっても安定した
留め付け状態を得ることができる。好ましい態様におい
ては、留め付け用の部材が建築板の補強材としても機能
することから、一層安定した留め付け状態を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る留め付け構造を、枠組壁工法(ツ
ーバイフォー工法)による建物の側面に適用した場合の
一例を示す図。
【図2】本発明に係る留め付け構造で用いる第1の係止
部材を詳細に示す図であり、図2aはその全体を示す斜
視図、図2bは当該係止部材を縦材に取り付けた状態を
上から見た図である。
【図3】図1に示した建物の側面に留め付けるべき建築
板の一実施の形態を裏面から見た斜視図。
【図4】本発明に係る留め付け構造で用いる第2の係止
部材を詳細に示す図であり、図4aはその全体を示す斜
視図、図4bは当該係止部材を建築板に取り付けた状態
を上から見た図である。
【図5】本発明に係る留め付け構造で用いる第1の係止
部材を拡大して示す斜視図。
【図6】第2の係止部材を先端拡張式の打ち込みリベッ
トを用いて建築板の裏面に固定する方法を説明する部分
断面図。
【図7】第1の係止部材と第2の係止部材との係合態様
を説明するのに供される図であり、図7aは係合前の状
態を、図7bは係合後の状態を示している。
【図8】本発明に係る留め付け構造に用いる第1の係止
部材の他の実施の形態を示す図。
【図9】本発明に係る留め付け構造に用いる第1の係止
部材のさらに他の実施の形態を示す図。
【図10】本発明に係る留め付け構造に用いる第2の係
止部材の他の実施の形態を裏面に取り付けた建築板を示
す図。
【図11】枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の説明に
供される図。
【図12】建物の外装工事として窯業系建築板を建物の
側面に張り付ける一態様を説明する図。
【図13】建物の外装工事として窯業系建築板を建物の
側面に留め付けるときに用いる留め付け金具の一形態を
説明する図。
【図14】図13に示す留め付け金具を用いて窯業系建
築板を建物の側面に留め付ける態様を説明する図。
【符号の簡単な説明】
1…枠組壁工法で用いられる枠組、3…縦材、20…建
築板、10…第1の係止部材、14…係合片、19…係
合溝、30…第2の係止部材、33…係合突起
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−108551(JP,A) 実開 昭62−19326(JP,U) 特公 平7−931(JP,B2) 実公 昭58−49304(JP,Y2) 特許2602190(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の側面に薄板状の窯業系建築板を上
    下方向に多段に留め付けた留め付け構造であって、 建物の側面には、係合溝19と該係合溝19内に所定の
    間隔で形成された複数個の係合片14とを持つ鋼板から
    なる長尺状の第1の係止部材10が、上下方向にかつ当
    該側面の横幅方向に一定の距離をおいて多列に取り付け
    られており、 建築板20の裏面には、当該建築板20の上下方向の長
    さと実質的に同じ長さであり、かつ前記第1の係止部材
    10に形成した係合片14と同じ間隔で形成された複数
    の係合突起33を持つ鋼板からなる長尺状の第2の係止
    部材30が、上下方向にかつ前記一定の距離と同じ距離
    をおいて多列に取り付けられており、 前記複数の係合突起33は、建築板20を第1の係止部
    材10に向けて押圧することにより、第1の係止部材1
    0を押し広げて、その係合溝19に挿入可能とされてお
    り、該係合突起33が係合溝19に入り込んだ状態で、
    当該建築板20はその背面側が第1の係止部材10の先
    端に支承された状態となり、かつ、その状態で前記第1
    の係止部材10に対して上下方向には移動可能であり、
    係合突起33が前記係合片14と対向した位置では、両
    者が係合して前後方向には離脱できないようになってお
    り、 前記係合片14および係合突起33は前記各係止部材1
    0、30からの切り起こし片として形成されており、 各建築板20を第1の係止部材10に向けて押圧して、
    各建築板20の裏面に取り付けた前記第2の係止部材3
    0の複数個の係合突起33を前記建物の側面に取り付け
    た前記第1の係止部材10の係合溝19内に挿入した
    後、該建築板20を上下方向に移動して、前記複数個の
    係合突起33が前記複数個の係合片14に対向した位置
    とし、それを繰り返すことによって、複数枚の建築板2
    0が前記建物の側面に上下方向に多段に留め付けられて
    いることを特徴とする建築板の留め付け構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の係止部材30の前記建築板2
    0の裏面への取り付けは先端拡張式の打ち込みリベット
    50によりなされていることを特徴とする請求項1記載
    の建築板の留め付け構造。
  3. 【請求項3】 前記建物が、枠組壁工法(ツーバイフォ
    ー工法)や軸組工法などの木造下地組や、あるいは、鉄
    筋下地組を有する建物であり、前記第1の係止部材は、
    それら下地組を構成する縦材に取り付けられていること
    を特徴とする請求項1記載の建築板の留め付け構造。
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