JP3416093B2 - 建築板の建物への留め付け方法、及び、そのための建築板と留め付け部材 - Google Patents
建築板の建物への留め付け方法、及び、そのための建築板と留め付け部材Info
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Description
壁材のような平板状の建築板を建物の側面に留め付ける
ための留め付け方法と、そのための建築板と留め付け部
材に関する。
建物の側面に留め付けることが行われる。例えば、建築
板の長手方向を横方向(水平方向)として躯体側に留め
付ける横張り工法では、図9に示すように、柱1と間柱
2とからなる縦軸組に、先ず透湿防水シート3を張り、
柱1あるいは間柱2の位置に縦胴縁4を取り付けて通気
層を確保し、該縦胴縁4に建築板(ここでは図示されな
い)を釘打ちなどにより固定する。また、建築板の長手
方向を縦方向(垂直方向)として区体側に留め付ける縦
張り工法では、図10に示すように、柱1,間柱2に透
湿防水シート3を張り、横胴縁5を水平方向に所定の間
隔でもって複数段に取り付け、該横胴縁5に建築板を留
め付ける。この場合、隣り合う左右の横胴縁5、5には
隙間Sを設けるようにして、通気用の通路を確保するこ
とが必要となる。
した釘を使用する方法以外に、図11に示すような専用
の留め付け金具60を用いる金具施工法がある。この留
め付け金具60は、躯体側への当接面部61aと建築板
の背面を支持する支持面部61bとが接続部61c及び
折曲片部61dを介して所定距離をおいて平行に位置し
ており、前記支持面部61bには、上下方向に位置する
2枚の建築板30A,30Bの対向する水平側縁31
A,31Bに形成した合じゃくり部(図12も参照)を
互いに噛み合わせた姿勢で嵌め込むことのできる取り付
け片部62が水平方向に突設されている。
には、縦胴縁4に取り付けられた留め付け金具60によ
って躯体側と建築板の裏面との間には、十分な通気層S
cが確保される。図12に、留め付け金具60を使用し
た建築板30の横張り留め付け方法を示す。建築板30
の留め付けに当たって、下位の建築板30Bを横置き定
着し、その建築板30Bの上水平側縁31Bに前記留め
付け金具60の取り付け片部62の下側部を嵌合して留
め付け金具60の位置決めをした後、該留め付け金具6
0をビス又は釘50により縦胴縁4に、あるいは縦胴縁
4を介して柱1あるいは間柱2に固定した後、上方の建
築板30Aの下水平側縁31Aを、先に固定した留め付
け金具60における取り付け片部62の上側部に嵌合し
た姿勢で横置きする。続いて、該横置きされた建築板3
0Aの上水平側縁31Bに、同じようにして次の留め付
け金具60を嵌合した後、該留め付け金具60を柱1あ
るいは間柱2にビス又は釘50により固定する。以下、
この作業を繰り返すことによって、建物の側面に上下方
向に多段に建築板30は横張りされ化粧外壁が構築され
る。
ように、建築板30の表面を損傷する恐れはなく、ま
た、留め付け金具60も外側からは見えず、外観的に非
常に好ましい留め付け状態が得られる。また、留め付け
た建築板30の裏面に十分な通気層Scが形成されるの
で結露の発生も抑制できる。
工の場合には、通常建築板の周縁部のみで釘打ちが行わ
れるため、決められた施工法に従わないような場合に、
耐風圧強度などの面で十分でないことが起こりうる。さ
らに、釘の頭部分の補修塗装が必要であり、美観上の問
題も有している。
cを形成するために縦胴縁4を多数組み付ける必要があ
り、その作業量は大きく、施工コストや工期にも大きな
影響を与える。さらに、金具施工の場合には、多数個の
留め付け金具を柱1あるいは間柱2に打ち付ける作業が
必要となる。
工の場合、建築板の上下の水平側縁に形成された合じゃ
くり部(下実部と上実部)に対して取り付けられる構造
であり、留め付けた建築板の表面側あるいは裏面側に大
きな面負荷(風圧など)がかかった場合、その負荷は上
下の留め付け金具部分でもって担持される。現在上梓さ
れている建築板は一枚当たりの面積が比較的小さいもの
であり格別の不都合はないが、今後市場に出ることが予
想されるより大きな表面積を持つ建築板の留め付けに、
従来の留め付け金具による留め付け工法を採用する場合
には、建築板の上下の水平側縁に配置した前記留め付け
金具部分のみでの負荷担持では、十分な担持力が得られ
ずに、留め付け部での破損が生じうることが予測され
る。
であり、その目的は、胴縁を使わずに、直接、柱あるい
は間柱(構造躯体)に建築板を留め付ける、いわゆる、
直張り工法による建築板の留め付けをより簡便な工法で
行うことができ、また、建物躯体側と建築板裏面との間
に十分な通気層を容易に確保することもできることか
ら、留め付け作業を大きく省力化できる建築板の新規な
留め付け方法を提供することにある。
けた建築板の正面側あるいは裏面側から予期しない負荷
(面負荷)がかかった場合であっても、隣接する建築板
の接合部に過度に負荷が集中するのを防止し、それによ
り、例え建築板が大きな表面積を持つものであっても留
め付け状態に不安定さをもたらすことのない、建築板の
新規な留め付け方法を提供することにある。
け方法を行うための、新規な建築板及び留め付け部材を
提供することにある。また、上記の留め付け方法を行う
ための特別な部材を裏面に固定したものでありながら、
施工現場への搬送作業などは従来の建築板とほぼ同様に
して行うことのできる新規な建築板を提供することにあ
る。
めの本発明による建築板の建物への留め付け方法は、裏
面に係止頭部を持つ平板状をなす建築板と、該係止頭部
に係脱自在である長尺状の留め付け部材とを用い、該留
め付け部材を建築板の裏面の前記係止頭部を利用して建
築板に係着した状態とし、その状態で、当該留め付け部
材を建物側に固定することにより当該建築板を建物の側
面に留め付けていくことを特徴とする。
固定した平板状をなす建築板と、そこに係着される長尺
状の留め付け部材とは、個別に製作されて施工現場に搬
入される。係合頭部の突出量はわずかであり、多数枚の
建築板を間に薄い緩衝材を挟むだけで積載することが可
能であり、搬送車量に載せての運搬に格別の支障は来す
ことはない。また、留め付け部材は長尺状のものであり
多数本をまとめて容易に運搬することができる。
た係止頭部を利用して留め付け部材を建築板に係着す
る。好ましくは、建築板の長手方向に亘って複数本の留
め付け部材を係着する。その状態で、留め付け部材の一
部を建物側(好ましくは建物躯体の柱や間柱のような縦
材)に固定することにより、当該建築板を建物の側面に
直接かつ容易に留め付けることができる(直張り施
工)。
用されているものであってよく、その裏面に前記係止頭
部としての機能を果たす部材、好ましくは複数個の係止
用ワッシャ部材のような係着片が、好ましくは先端拡張
式の打ち込みリベットを打ち込むことにより固定され
る。固定作業は建築板の製造工場で容易に行うことがで
き、現場作業を複雑化することはない。また、前記係着
片のような係止頭部の建築板裏面からの突出距離は数m
m程度以下とすることは容易であり、運搬時に大きな障
害物となることもない。
ましくは、全部又は一部が建築板の裏面に接するように
された本体部分と、該本体部分に形成された係着穴と、
前記本体部分の長手方向の一方端に形成された第1の立
ち上がり片と、前記立ち上がり片又はその近傍に形成さ
れた係止域と、該第1の立ち上がり片の先端から前記本
体部分とは反対方向にかつ本体部分と平行に延出する延
出片と、前記本体部分の長手方向の他方端に形成された
係合舌片、とを備えており、前記係合舌片は、前記留め
付け部材を裏面に係着した建築板を上下に配置したとき
に、隣接する建築板に係着した留め付け部材の前記係止
域に挿入できるような位置及び形状に形成されている。
した係着状態が得られるように、前記係着穴は、建築板
の裏面に固定した前記係着片が通過可能な大きさの第1
の開穴と、前記係着片が通過することのできない大きさ
であって、かつ、前記第1の開穴に連通している第2の
開穴とからなる。
は、施工現場において、建築板の裏面に留め付け部材を
係着したものを多数用意する。そして、最初に、下位に
位置することとなる建築板(第1の建築板)をその裏面
に係着した留め付け部材を利用して建物の側面に留め付
ける。次に、上位に位置することとなる建築板(第2の
建築板)を、前記第1の建築板の上位の水平側縁に沿っ
て、かつ、当該第2の建築板の裏面に係着した留め付け
部材の前記係合舌片を前記第1の建築板の留め付け部材
に形成された前記係止域に挿入した状態で留め付けてい
く。それにより、当該建築板は、裏面に係着した長尺状
の留め付け部材同士を互いに連結した状態で、上下方向
に連続した状態で留め付けられる。
域は、隣接する建築板の裏面に係着した留め付け部材の
前記係合舌片がそこに入り込み、かつ入り込んだ後は、
前記係合舌片が前方側(建築板側)への負荷によって容
易に当該係止域から分離しないようにされていればよ
く、具体的な形状は任意である。例えば、係合舌片が入
り込み得るように設計された前記第1の立ち上がり片に
形成された開口であってもよく、あるいは、前記第1の
立ち上がり片が前記本体部分よりも幅狭に形成されてい
る場合には、当該本体部分の長手方向の一方端において
前記第1の立ち上がり片が存在しない領域が係止域であ
ってもよい。後者の場合には、前記第1の立ち上がり片
が存在しない領域の裏面に係合舌片が入り込むことによ
り、所要の係合状態が得られる。
部分における側辺部には強度保持材が設けられる。強度
保持材は本体部分の一部を裏面に向けて折り曲げて形成
してもよく、別部材を溶着などにより一体化したもので
あってもよい。強度保持材により留め付け部材の曲げ剛
性は向上し、背面圧などにより建築板が変形するのを確
実に阻止することができる。好ましくは、前記強度保持
材の高さは、前記延出片のレベルの同じとされる。それ
により、強度保持材の先端が建物躯体側に衝接するよう
になり、建築板の背面部の支持を確実とする。
前記した留め付け部材を建物側の縦材間の間隔に合わせ
た間隔で複数本を裏面に係着できるように、前記係着片
が所定の間隔で多数固定されている。そのようにするこ
とにより、留め付け後の建築板の強度を確実に向上させ
ることができる。
築板の裏面に係着した留め付け部材を建物側に直接固定
するようにしており、従来の留め付け金具を用いる留め
付け構造の場合と比較して、多数の留め付け金具を取り
付ける作業が省略できる分、現場での留め付け作業が大
幅に省力化される。また、留め付け部材の一端に形成し
た立ち上がり片の存在により、建物側と建築板裏面との
間には十分な通気層が確保されるので、従来の直張り工
法で必要とされた「胴縁」が一切不要となり、作業の簡
素化と省力化がはかれる。
であり、その本体部分を建築板の裏面に接した状態で、
建築板の長手方向に多列に係着されているために、建築
板自体の強度を大幅に向上させることができ、表面積が
大きい建築板であっても、安定した留め付け態様が得ら
れる。また、留め付けた建築板の裏面側に大きな面負荷
がかかった場合でも、その負荷は、建築板の上下の水平
側縁部によってではなく、主に、建築板裏面に固定した
係止頭部と留め付け部材との間の係着部(係止頭部と係
着穴との係止部)、及び、留め付け部材同士の連結部
(係合舌片と係止域との係合部)によって担持され、建
築板の上下の水平側縁に形成された合じゃくり部(下実
部と上実部)には実質的に作用しない。そのために、建
築板の合じゃくり部の破損も回避できる。
に特に制限はないが、一般的に窯業系の板材は、それが
大面積のものである場合に、面負荷により割れを生じや
すいことを考慮すると、窯業系の建築板は本発明の留め
付け構造の対象建築板としてきわめて有効である。さら
に、4周、少なくとも上下の水平側縁に実加工を施して
おくことは、隣接して留め付けられた建築板の間から雨
水が浸入するのを防止できることもあり、好ましい態様
である。
物の任意の縦材を有効に利用できる利点がある。そのた
めに、対象とする建物が、枠組壁工法(ツーバイフォー
工法)や軸組工法などの木造下地組や、あるいは、鉄骨
下地組を有する建物である場合に、それら下地組を構成
する縦材(縦地)を利用して、建築板を容易かつ確実に
取り付けることができるメリットがある。
適な実施の形態を説明する。図1aは本発明に係る建築
板の一例を裏面からみて示す斜視図であり、図1bは図
1aのb−b線による断面を拡大して示す図である。建
築板30それ自体は、建物の外装工事などにおいて建物
の側面に留め付けられる従来知られた窯業系建築板と同
じであってよく、必要に応じて、4周には合じゃくり接
合のための実加工がなされる。
「係止頭部」の一例を構成する係止用ワッシャ部材(係
着片)35が所定の間隔をおいて複数個固定されてい
る。すなわち、図示のように、短手方向に間隔hをおい
て係止用ワッシャ部材35が複数個直線状に固定されて
おり、そのようなワッシャ部材の列が当該建築板30を
留め付けようとする建物の柱1や間柱2の間隔Wに合わ
せて、建築板30の長手方向に多列に形成されている。
なお、すべての柱1や間柱2に対応する位置に前記ワッ
シャ部材の列を形成してもよく、飛び飛びに対応させて
形成してもよい。
面視円形のものであり、図1bに示すように、その中央
部は裏面が平坦な凹所36とされ、その中央に止め孔3
7が形成されている。そして、該止め孔37から留めビ
スやリベットなど打ち込み、ワッシャ部材35を建築板
30の裏面に固定する。図2は、限定するものではない
が先端拡張式の打ち込みリベット40を用いて、建築板
30の裏面にワッシャ部材35を固定する手順を示して
いる。図2aに示すように、この例において、建築板3
0の裏面の所定位置には予め有底穴31が形成されてお
り、最初に、該有底穴31とワッシャ部材35の前記止
め孔37を一致させてワッシャ部材35を建築板30の
裏面に配置する。そして、図2bに示すように、前記止
め孔37を通して前記有底穴31内に先端拡張式の打ち
込みリベット40をセットする。
ない打ち込み機により打ち込む。それにより、その先端
41が拡開して建築板30内に入り込み、リベットヘッ
ド42と建築板30の裏面との間でワッシャ部材35の
前記凹所36が不動状態でクランプされ、ワッシャ部材
35は建築板30の裏面に固定される。その状態で、前
記凹所36の周囲のワッシャ部材35と建築板30の裏
面の間には隙間Pが形成される。クランプ後に、リベッ
ト40の支軸43を適宜の手段により除去する(図2
c)ことにより、ワッシャ部材35の建築板30裏面へ
固定作業は終了する(図2d)。同じようにして、建築
板30の裏面の所定の位置にワッシャ部材35を打ち付
け固定することにより、図1aに示すような本発明によ
る建築板30が形成される。
5を打ち付け固定後の建築板30は、その厚みがワッシ
ャ部材35の厚み部だけ厚くなる。しかし、その増加分
は少なく、かつその突出部は裏面全体に実質的に等しく
分散している。そのために、この建築板30を車両など
で運搬するときに、図示しないが、間に薄い緩衝シート
を挟み込むだけで、安定した状態で多段に積層積載する
ことができる。また、その際に、厚み方向の高さも過度
に増加することはない。
35に係着する長尺状の留め付け部材10を説明する。
図3は留め付け部材10の一例を示す斜視図である。留
め付け部材10は、全体が鋼材で作られており、平坦面
である本体部分11と、該本体部分11の上方端から後
方斜め上方に所定の角度で折り曲げて形成される立ち上
がり片12と、該立ち上がり片12の先端から前記本体
部分11とは反対方向(上方向)にかつ本体部分11と
平行に延出する延出片13とを備える。前記立ち上がり
片12及び延出片13は前記本体部分11よりも幅の狭
いものであり、本体部分11の中央位置に形成されてい
る。従って、前記立ち上がり片12の両側には、切り欠
き域12a,12aが形成されることとなる。また、前
記延出片13には止め孔18が形成される。
り曲げ片11a,11aとされており、前記本体部分1
1に対する強度保持材としての機能を果たす。該折り曲
げ片11a,11aの先端11bのレベル(すなわち、
強度保持材の高さ)は、好ましくは、前記延出片13の
裏面と実質的に同一面レベルの位置とされる。それによ
り、留め付け時に、折り曲げ片11a,11aの先端1
1bが建物躯体側に衝接するようになり、止め付ける建
築板の背面部の支持を確実とする。
には、適宜の角度で斜め後ろに折り曲げて形成した2つ
の係合舌片20a,20aが備えられる。そして、2つ
の係合舌片20a,20aの間の距離は、前記立ち上が
り片12の横幅よりも幾分広い幅とされる。さらに、必
須ではないが、前記本体部分11の下方端の中央部には
前方に向けた折り曲げ片21が形成されており、後記す
るように、その部分に留め付けようとする建築板30の
下縁部分が載ることにより、当該建築板30と留め付け
部材10との位置決めが行われる。
留め付け部材10を前記建築板30の裏面に固定したワ
ッシャ部材35を利用して係脱自在に係着するための複
数個の係着穴19が形成される。係着穴19は、建築板
の裏面に固定した係止用ワッシャ部材35が通過可能な
大きさの第1の開穴部19aと、当該係止用ワッシャ部
材35が通過することのできない大きさであって、か
つ、前記第1の開穴部に連通している第2の開穴部19
bとからなっており、図3に示すように、前記第1の開
穴部19aが上位位置、すなわち、前記延出片13が形
成される側となるようにして形成されている。なお、係
着穴19の間隔hは、建築板30の裏面に固定した係止
用ワッシャ部材35の前記短手方向の間隔hと等しくさ
れている。
部分11の長さは固着しようとする建築板30の短手方
向の長さと実質的に同じとされ、また、前記立ち上がり
片12の奥行きは、当該建築板30を建物側に留め付け
たときに所望される通気層を形成するための隙間の大き
さによって決められる。
建築板30の裏面に係着される。図4に示すように、最
初に、建築板裏面のワッシャ部材列に沿わせて留め付け
部材10を置く。その際に、前記第1の開穴部19aの
位置とワッシャ部材35の位置とを一致させる(図4
a)。その位置状態で留め付け部材10を建築板30の
裏面に向けて移動させると、前記ワッシャ部材35が第
1の開穴部19aを通過して、留め付け部材10の裏面
と建築板30の裏面とは互いに接した位置状態となる。
その状態で留め付け部材10を上方に引き上げると、前
記したワッシャ部材35の裏面と建築板30裏面との間
の隙間Pに、前記係着穴19の第2の開穴部19bの周
辺部位が入り込み、留め付け部材10は建築板30の裏
面に係着された状態となる(図4b)。
は、前記第2の開穴部19bの下縁が前記ワッシャ部材
35の前記凹所36に衝接した位置によって規制される
ようにしてもよく、前記のように留め付け部材10の本
体部分11の下方端に折り曲げ片21を形成する場合に
は、その部分に留め付けようとする建築板30の下縁部
が載ることにより、位置決めが行われるようにしてもよ
い。後者による場合には、精度の高い位置決めが可能と
なる。いずれの場合も、係着後の留め付け部材10にお
ける前記延出片13の少なくとも止め孔18の部分が建
築板30の上側縁から突出した位置となるように、位置
決めがなされる。
に所要本数の留め付け部材10を係着する。その際に、
図5に示すように、すべてのワッシャ部材列に係着して
もよく、場合によっては、必要なワッシャ部材列にのみ
係着してもよい。建物躯体側への建築板の留め付け強度
や建物躯体側の縦材の配置などにより適宜選択すればよ
い。図5はそのようにして留め付け部材10を係着した
建築板30を建物側に留め付けた状態を示している。
した建築板30の留め付けに当たっては、先ず、下位に
位置する建築板30(30B)を、図5に示すように、
その留め付け部材10の位置を当該建物の柱1及び間柱
2の位置に合わせた状態として、当該建築板30を建物
の側面に向けて押し付ける。それにより、留め付け部材
10の前記延出片13は柱1及び間柱2に衝接した姿勢
となるので、その状態で、延出片13に形成した止め孔
18からビス50をねじ込み、当該留め付け部材10を
柱1又は間柱2に固定する。一枚の建築板30Bに係着
した留め付け部材10のすべてを柱1又は間柱2に固定
した後、その側方にさらに建築板30Bを配置し、同様
な留め付け作業を行う。
う。先ず、上位の建築板30Aと下位の建築板30Bと
の留め付け部材10、10の位置とを上下方向に一致さ
せた状態として、下位の建築板30Bの上位の水平側縁
(下実部)に沿って、上位の建築板30Aの下位の水平
側縁(上実部)を載せるようにする。それにより、上位
の建築板30Aに係着した留め付け部材10の下端に形
成された係合舌片20a,20aは、下位の建築板30
Bの留め付け部材10の前記立ち上がり片12の両側に
形成された切り欠き域12a,12a内に挿入された状
態となり、両留め付け部材10、10は連結状態となる
(図6参照)。
しっかりと押し付け、その留め付け部材10の延出片1
3を柱1又は間柱2に衝接させた後、前記下位の建築板
30Bの場合と同様にして、当該延出片13の止め孔1
8を利用してビス50をねじ込み、留め付け部材10を
柱1又は間柱2に固定する。以下、横方向及び上段方向
に必要な枚数の留め付けを同様にして行っていくことに
より、本発明による建物の化粧壁面が構築される。
は胴縁を用いなくても(すなわち、直張りでありなが
ら)、建物側と建築板30との間にスペース(通気層S
c)を十分に確保できるので、留め付け作業は大きく省
力化される。また、留め付け部材10は長尺状のもので
あり、本体部分11を建築板30の裏面に接した状態
で、かつ、その複数個の係着穴19を建築板30の裏面
に固定したワッシャ部材35に係着することにより、建
築板30の長手方向に多列に係着されるので、建築板3
0自体の強度を向上させることができ、表面積が大きい
建築板であっても、安定した留め付け態様が得られる。
面負荷がかかった場合に、その負荷は、建築板30の上
下の水平側縁部によってではなく、主に、係着穴19
(第2の開穴部19b)とワッシャ部材35との複数個
の係着部、及び、留め付け部材10同士の連結部によっ
て担持されるので、建築板30の上下の水平側縁に形成
された合じゃくり部(下実部と上実部)には作用しな
い。そのために、建築板の合じゃくり部の破損も回避で
きる。
す。この留め付け部材10Aは、平坦面である本体部分
111と、該本体部分111の上方端をほぼ90゜の角
度で折り曲げて形成される第1の立ち上がり片112
と、該第1の立ち上がり片112の先端から前記本体部
分111とは反対方向(上方向)にかつ本体部分111
と平行に延出する延出片113とを備える。
体部分111側に向けてかつ前記第1の立ち上がり片1
12とほぼ平行に折り曲げられて、左右の第2の立ち上
がり片114a、114bとされており、その先端は、
本体部分111の裏面と実質的に同一面レベルの位置で
下向きに90゜の角度で折り曲げられて担持面115
a、115bとされ、その下端はさらに前記延出片11
3に向けて折り曲げられている。それにより、前記左右
の第2の立ち上がり片114a、114bの間には、前
記延出片113に達する切り欠き116が形成される。
切り欠き116の横幅に相当する横幅の開口117が形
成されている。該開口117は本発明でいう「係止域」
に相当する。前記延出片113に止め孔118が形成さ
れ、前記本体部分111には、図3に示した留め付け部
材10と同様に、かつ、同様の形状である複数個の止め
孔119が形成される。
部をほぼ90゜の角度で折り曲げて形成した水平部分1
20aと、その先端を適宜の角度で下方に折り曲げて形
成した斜板部分120bとからなる係合舌片120が形
成されている。該係合舌片120の横幅は前記第1の立
ち上がり片112に形成された開口117の横幅よりも
幾分狭い幅とされ、また、水平部分120aの奥行き
は、前記本体部分111から前記開口117の手前側の
側縁までの距離とほぼ等しくされている。
3に示した留め付け部材10と同様であり、それを係着
する建築板30の形態も図1に示したものと同じものが
用いられる。但し、この留め付け部材10Aを用いる場
合には、下位の建築板30Bの上位の水平側縁(下実
部)に沿って、上位の建築板30Aの下位の水平側縁
(上実部)を載せるようにするときに、上位の建築板3
0Aの裏面を、下位の建築板30Bに固定した留め付け
部材10Aにおける前記第2の立ち上がり片114a、
114bに形成された担持面115a、115bに案内
させながら下降させることができるので、載置作業は容
易となる。また、載置された状態では、上位の建築板3
0Aに固定した留め付け部材10Aの係合舌片120の
斜板部分120bが、下位の建築板30Bの留め付け部
材10Aに形成した前記係止孔117に挿入した状態と
なるので、両留め付け部材10A、10Aの連結状態は
安定したものとなる。
態を示す。この留め付け部材10Bは、前記第2の立ち
上がり片114が一枚の平板状であって切り欠き116
が形成されていない点で、前記図7に示した留め付け部
材10Aと構成が相違している。他の構成は図7のもの
と同じであり、同じ部材に同じ符号を付している。この
留め付け部材10Bでは、切り欠き116を形成しない
ことから第2の立ち上がり片114部分の成形作業が容
易化するとともに、強度も向上する利点がある。この留
め付け部材10Bを固定した建築板同士を留め付けると
きには、上位の建築板30Aをわずかに前方に傾斜させ
た姿勢で下位の建築板30Bに向けて落とし込むことに
より、留め付け部材10B,10B同士の連結(係合舌
片120と係止孔117との係合)は、容易に行うこと
ができ、その後、上位の建築板10Aを建物側に押し付
けることにより、上位の建築板30Aの裏面下端は、下
位の建築板30Bに固定した留め付け部材10における
前記第2の立ち上がり片114に形成された担持面11
5に支持された姿勢となるので、安定した上下の接続状
態が得られる利点がある。
に相当するものとして平面視で円形のワッシャ部材35
を示したが、それは例示であって、これに限らず、建築
板裏面との間に所定の隙間Pを確保することができ、か
つ、留め付け部材10に形成される係着穴19との間
で、係脱自在な取り付け関係を得られるものであれば、
他の任意の形状であってよい。例えは、図1cに示すよ
うに平面視矩形状の係着片35Aなどであってもよい。
方法によれば、胴縁を用いなくても(直張りでありなが
ら)、建物側と建築板との間にスペース(通気層)を十
分に確保できるので、その分、建築板の留め付け作業は
大きく省力化される。また、用いる留め付け部材は長尺
状のものであり、その本体部分を建築板の裏面に複数箇
所で係着した状態で、横幅方向に多列に固定されている
ので、建築板自体の強度を向上させる効果とともに、表
面積が大きい建築板であっても、あるいは、厚み12m
m程度の比較的薄手の建築板であっても、安定した留め
付け態様が得られる利点がある。
荷がかかった場合に、その負荷は、建築板の上下の水平
側縁部によってではなく、主に、建築板側の複数個の係
止頭部と留め付け部材側の複数個の係着穴の係着部、留
め付け部材同士の連結部(係合舌片と係止域との係合
部)によって担持されるので、建築板の合じゃくり部の
破損も回避できる。
築板は裏面に係止頭部を固定しているが、係合頭部の突
出量はわずかでありかつ平均して分布しているので、多
数枚の建築板を間に薄い緩衝材を挟むだけで多段に積載
することが可能であり、搬送車量に載せて運搬するのに
格別の支障は来さない。また、留め付け部材は長尺状の
ものであり多数本をまとめて容易に運搬することができ
る。
を裏面からみて示す斜視図であり、図1bは、図1aの
b−b線による断面図であって係止頭部の一実施の態様
を示し、図1cは、係止頭部を構成する係着片の他の形
態を示す。
先端拡張式の打ち込みリベットを用いて建築板の裏面に
固定する態様を説明する図。
す斜視図。
着する手順を説明する図。
状態を説明する図。
り説明する図。
図。
に用いる留め付け金具の一実施の形態を説明する図。
築板を建物の側面に留め付ける態様を説明する図。
部分、11a…強度保持材、12…立ち上がり片、12
a…係止域の一例としての切り欠き域、13…延出片、
18…止め孔、19…係着穴、19a…第1の開穴部、
19b…第2の開穴部、20a…係合舌片、30…建築
板、35…係着片としてのワッシャ部材、40…先端拡
張式の打ち込みリベット、P…隙間
Claims (11)
- 【請求項1】 裏面に係止頭部を持つ平板状をなす建築
板と、該係止頭部に着脱自在である長尺状の留め付け部
材とを用い、該留め付け部材を前記係止頭部を利用して
建築板の裏面に係着した状態とし、その状態で、当該留
め付け部材を建物側に固定することにより当該建築板を
建物の側面に留め付けていく方法であって、 前記留め付け部材が、全部又は一部が建築板の裏面に接
するようにされた本体部分と、該本体部分に形成された
係着穴と、前記本体部分の長手方向の一方端に形成され
た立ち上がり片と、前記立ち上がり片又はその近傍に形
成された係止域と、該立ち上がり片の先端から前記本体
部分とは反対方向にかつ本体部分と平行に延出する延出
片と、前記本体部分の長手方向の他方端に形成された係
合舌片、とを備えており、前記係合舌片は、前記留め付
け部材を裏面に係着した建築板を上下に配置したとき
に、隣接する建築板に係着した留め付け部材の前記係止
域に挿入できるような位置及び形状に形成されており、 そこにおいて、下位に位置することとなる第1の建築板
をその裏面に係着した留め付け部材を建物側に固定する
ことにより建物の側面に留め付けた後、上位に位置する
こととなる第2の建築板を、前記第1の建築板の上位の
水平側縁に沿って、かつ、当該第2の建築板の裏面に係
着した留め付け部材の前記係合舌片を前記第1の建築板
の留め付け部材に形成された前記係止域に挿入した状態
で留め付けていく ことを特徴とする建築板の建物への留
め付け方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の建築板の建物への留め付
け方法に用いる平板状をなす建築板であり、裏面には係
止頭部としての機能を果たす複数個の係着片が所定の間
隔で固定されていることを特徴とする建築板。 - 【請求項3】 前記係着片の固定は先端拡張式の打ち込
みリベットによりなされていることを特徴とする請求項
2記載の建築板。 - 【請求項4】 前記請求項2又は3記載の建築板ととも
に用いる留め付け部材であって、全部又は一部が当該建
築板の裏面に接するようにされた本体部分と、該本体部
分に形成された係着穴と、該本体部分の長手方向の一方
端に形成された立ち上がり片と、前記立ち上がり片又は
その近傍に形成された係止域と、該上がり片の先端から
前記本体部分とは反対方向にかつ本体部分と平行に延出
する延出片と、前記本体部分の長手方向の他方端に形成
された係合舌片、とを備えており、前記係合舌片は、前
記留め付け部材を裏面に係着した建築板を上下に配置し
たときに、隣接する建築板に係着した留め付け部材の前
記係止域に挿入できるような位置及び形状に形成されて
おり、さらに、前記係着穴は、前記建築板の裏面に固定
した係着片が通過可能な大きさの第1の開穴と、前記係
着片が通過することのできない大きさであって、かつ、
前記第1の開穴に連通している第2の開穴とからなるこ
とを特徴とする留め付け部材。 - 【請求項5】 前記係止域は前記立ち上がり片に形成さ
れた開口により形成されることを特徴とする請求項4記
載の留め付け部材。 - 【請求項6】 前記立ち上がり片は前記本体部分よりも
幅狭に形成されており、前記係止域は当該本体部分の長
手方向の一方端において前記立ち上がり片が存在しない
領域であることを特徴とする請求項4記載の留め付け部
材。 - 【請求項7】 前記本体部分の側辺部は強度保持材を備
えることを特徴とする請求項4ないし6いずれか記載の
留め付け部材。 - 【請求項8】 前記延出片には、少なくとも一個の止め
孔が形成されていることを特徴とする請求項4ないし7
いずれか記載の建築板用留め付け部材。 - 【請求項9】 前記建築板は、請求項4ないし8いずれ
か記載の留め付け部材を建物側の縦材間の間隔に合わせ
た間隔で複数本を裏面に係着できるように、前記係着片
が所定の間隔で固定されていることを特徴とする請求項
2又は3記載の建築板。 - 【請求項10】 前記建築板が窯業系の建築板であるこ
とを特徴とする請求項2,3又は9いずれか記載の建築
板。 - 【請求項11】 少なくとも上下の水平側縁には実加工
が施されていることを特徴とする請求項2,3,9又は
10いずれか記載の建築板。
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