JPS5924735Y2 - 折版屋根の取付構造 - Google Patents
折版屋根の取付構造Info
- Publication number
- JPS5924735Y2 JPS5924735Y2 JP1978074192U JP7419278U JPS5924735Y2 JP S5924735 Y2 JPS5924735 Y2 JP S5924735Y2 JP 1978074192 U JP1978074192 U JP 1978074192U JP 7419278 U JP7419278 U JP 7419278U JP S5924735 Y2 JPS5924735 Y2 JP S5924735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- folded roof
- roof
- rising
- hanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、折版屋根の幅方向両端を屋根下地材に取付け
た吊子に馳締めして固着するようにした折版屋根の取付
構造に関する。
た吊子に馳締めして固着するようにした折版屋根の取付
構造に関する。
一般に、吊子を用いた馳締タイプの折版屋根は、吊子の
強度が大きく、馳締め部分が堅牢であるが、折版屋根の
両端のみが屋根下地材に対して強固に固定されているに
過ぎない。
強度が大きく、馳締め部分が堅牢であるが、折版屋根の
両端のみが屋根下地材に対して強固に固定されているに
過ぎない。
従って、折版屋根の幅方向寸法が大きいと、強風条件下
における風による負圧のために折版屋根の幅方向中間部
が浮き上ってガタッキが生じることがあり、幅方向中間
部の取付状態に不安があることから、折版屋根を幅広に
して使用枚数を減少することができなかった。
における風による負圧のために折版屋根の幅方向中間部
が浮き上ってガタッキが生じることがあり、幅方向中間
部の取付状態に不安があることから、折版屋根を幅広に
して使用枚数を減少することができなかった。
また、馳締めに先立って折版屋根を屋根下地材の上面の
所定位置に載置しても、風などによって折版屋根の位置
が不測にずれやすく、馳締作業も煩雑になることがあっ
た。
所定位置に載置しても、風などによって折版屋根の位置
が不測にずれやすく、馳締作業も煩雑になることがあっ
た。
そこで、本考案は、折版屋根の幅方向中間部に膨出部を
形成する一方、屋根下地材には吊子間の中間部に中間ピ
ースを設けて、前記膨出部をこの中間ピースに嵌合固定
することによって上述の従来欠点を解消すると共に、吊
子支持フレームを一対の断面コ字状金具から構成するこ
とによって吊子を吊子支持フレームに取り付けるための
ボルトナツトの操作を容易に行なえるようにし、さらに
、膨出部と中間ピースを設けたことによって派生する問
題、つまり、折版屋根の位置が膨出部と中間ピースとの
嵌合により規定される結果、折版屋根の形状、吊子支持
フレームや中間ピースの屋根下地材に対する取付位置等
にわずかな誤差があっても、隣接する折版屋根の内馳部
と外馳部及び吊子の位置関係が狂い、馳締めに支障を来
たすという問題を解決した馳締作業がスムーズかつ確実
に行なえる施工性の良い折版屋根の取付構造を提供する
ものである。
形成する一方、屋根下地材には吊子間の中間部に中間ピ
ースを設けて、前記膨出部をこの中間ピースに嵌合固定
することによって上述の従来欠点を解消すると共に、吊
子支持フレームを一対の断面コ字状金具から構成するこ
とによって吊子を吊子支持フレームに取り付けるための
ボルトナツトの操作を容易に行なえるようにし、さらに
、膨出部と中間ピースを設けたことによって派生する問
題、つまり、折版屋根の位置が膨出部と中間ピースとの
嵌合により規定される結果、折版屋根の形状、吊子支持
フレームや中間ピースの屋根下地材に対する取付位置等
にわずかな誤差があっても、隣接する折版屋根の内馳部
と外馳部及び吊子の位置関係が狂い、馳締めに支障を来
たすという問題を解決した馳締作業がスムーズかつ確実
に行なえる施工性の良い折版屋根の取付構造を提供する
ものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る折版屋根の取付構造を例示し、1
は鉄板などを折曲加工してなる折版屋根であり、幅方向
両端には断面視において水平な底部1aから先端に至る
程互いに遠ざがるように斜めに立上った立上り部2,2
′が形成され、一方の立上り部2の先端には水平肩部2
aとこの水平肩部2aから立上った内馳部3とが、また
他方の立上り部2′の先端には水平肩部2a′とこの水
平肩部2a′から立上った外馳部3′とがそれぞれ形成
されている。
は鉄板などを折曲加工してなる折版屋根であり、幅方向
両端には断面視において水平な底部1aから先端に至る
程互いに遠ざがるように斜めに立上った立上り部2,2
′が形成され、一方の立上り部2の先端には水平肩部2
aとこの水平肩部2aから立上った内馳部3とが、また
他方の立上り部2′の先端には水平肩部2a′とこの水
平肩部2a′から立上った外馳部3′とがそれぞれ形成
されている。
これら両馳部3,3′の形状は、吊子4の形状に応じて
任意に設定されるべきものである。
任意に設定されるべきものである。
而して、この実施例では、吊子4が馳締用の円弧形状部
4aとその下端より延設された垂下部4bとから形成さ
れている関係上、内馳部3は馳締用円弧形状部4aの内
周面に沿って彎曲した形状に設定され、その一部には、
馳締用円弧形状部4a内周面との間に毛細管現象による
雨水の侵入を防止する水切り用の凹部5が屈曲形成され
ている。
4aとその下端より延設された垂下部4bとから形成さ
れている関係上、内馳部3は馳締用円弧形状部4aの内
周面に沿って彎曲した形状に設定され、その一部には、
馳締用円弧形状部4a内周面との間に毛細管現象による
雨水の侵入を防止する水切り用の凹部5が屈曲形成され
ている。
外馳部3′は第2図に示すように、吊子4の馳締用円弧
形状部4aの外周面よりも幾分拡がった形状を呈し、馳
締めを行なうことによって第1図に示すように、馳締用
円弧形状部4aの外周面に沿った形状に彎曲するように
なっており、その自由端は、馳締用円弧形状部4a外周
面との間に毛細管現象による雨水の侵入を防止するに足
る間隙6を形成すべく、外方へ若干折返されている。
形状部4aの外周面よりも幾分拡がった形状を呈し、馳
締めを行なうことによって第1図に示すように、馳締用
円弧形状部4aの外周面に沿った形状に彎曲するように
なっており、その自由端は、馳締用円弧形状部4a外周
面との間に毛細管現象による雨水の侵入を防止するに足
る間隙6を形成すべく、外方へ若干折返されている。
折版屋根1の幅方向中間部には、第1図、第2図に示す
ように、上方へ屈曲した膨出部7が形成されている。
ように、上方へ屈曲した膨出部7が形成されている。
この膨出部7は、前記底部1aがら立上り、かつ、上方
に至る程互いに近づくように傾斜した一対の立上り板部
7a、7aと、当該両立上り板部7a、7aの先端間に
わたり且つ両立上り板部7a、7aの先端から外方に突
出して形成される膨出頭部とで形成されている。
に至る程互いに近づくように傾斜した一対の立上り板部
7a、7aと、当該両立上り板部7a、7aの先端間に
わたり且つ両立上り板部7a、7aの先端から外方に突
出して形成される膨出頭部とで形成されている。
つまり、前記膨出頭部は、前記立上り板部7a、7a夫
々の先端がら外方に逆方向に折曲った横板部7b、7b
と両横板部7b、7bの先端から立上った立上り板部7
c、7cならびに両立上り板部7c、7cの先端間にわ
たる横板部7dとから戒り、膨出部7下面には下向きに
開放した奥拡がりの溝が形成されている。
々の先端がら外方に逆方向に折曲った横板部7b、7b
と両横板部7b、7bの先端から立上った立上り板部7
c、7cならびに両立上り板部7c、7cの先端間にわ
たる横板部7dとから戒り、膨出部7下面には下向きに
開放した奥拡がりの溝が形成されている。
8は吊子支持フレームであり、第3図に示す如く、野地
板等の屋根下地材に対する取付片8a、8aと、該取付
片8a、8aから垂直に立上った垂直片8b、8bと、
該垂直片8b、8bの先端がら前記取付台8a、8a側
へ直角に折れ曲った支持片8a’、8a’とを有する一
対の断面コ字状の金具を第1図に示すように、それらの
垂直片8b、8b同士が吊子4の垂下部4bを介して対
面する状態に配置して成り、前記取付片8a、8aを屋
根下地材9に、釘付、ビス止め、溶接など屋根下地材9
の材質に応じた適当な手段で取付け、かつ、両垂直片8
b、sbの間に吊子4の垂下部4bを挟持させ、ボルト
ナラ) 10で締付けて吊子4を支持するように構成さ
れている。
板等の屋根下地材に対する取付片8a、8aと、該取付
片8a、8aから垂直に立上った垂直片8b、8bと、
該垂直片8b、8bの先端がら前記取付台8a、8a側
へ直角に折れ曲った支持片8a’、8a’とを有する一
対の断面コ字状の金具を第1図に示すように、それらの
垂直片8b、8b同士が吊子4の垂下部4bを介して対
面する状態に配置して成り、前記取付片8a、8aを屋
根下地材9に、釘付、ビス止め、溶接など屋根下地材9
の材質に応じた適当な手段で取付け、かつ、両垂直片8
b、sbの間に吊子4の垂下部4bを挟持させ、ボルト
ナラ) 10で締付けて吊子4を支持するように構成さ
れている。
11は、前記両支持フレーム8間の中央部において、前
記支持フレーム8と同様な手段により屋根下地材9に取
付けた中間ピースであり、第4図に示すように、下端に
屋根下地材9への取付片11a、11aを有し、かつ、
取付片11a、llaがら垂直に立上った一対の脚部1
1 b、11 bとこれら両脚部11 b、11 bの
頚部よりも大きく、かつ、前記膨出部7の膨出頭部(既
述したように、横板部7b、7bと立上り板部7c、7
cと横板部7dとがら成る。
記支持フレーム8と同様な手段により屋根下地材9に取
付けた中間ピースであり、第4図に示すように、下端に
屋根下地材9への取付片11a、11aを有し、かつ、
取付片11a、llaがら垂直に立上った一対の脚部1
1 b、11 bとこれら両脚部11 b、11 bの
頚部よりも大きく、かつ、前記膨出部7の膨出頭部(既
述したように、横板部7b、7bと立上り板部7c、7
cと横板部7dとがら成る。
)を嵌合固定する頭部11 Cとがら成り、前記膨出部
7の膨出頭部を前期中間ピース11の頭部11Cに押付
けることにより、膨出部7のスプリングバックによって
膨出部7の奥拡がり溝が中間ピース11の頭部11Cに
弾性嵌合するように構成されている。
7の膨出頭部を前期中間ピース11の頭部11Cに押付
けることにより、膨出部7のスプリングバックによって
膨出部7の奥拡がり溝が中間ピース11の頭部11Cに
弾性嵌合するように構成されている。
頭部11 Cの形状は、膨出部7の膨出頭部の形状に応
じて任意に設定されるものであるが、この実施例では、
両脚部11 b、11 bの上端がら互いに逆方向に折
曲った横片とこれら両横片の先端から上方に至る程互い
に近づくように傾斜した傾斜片ならびに、両傾斜片の先
端間にわたる横片とによって形成されている。
じて任意に設定されるものであるが、この実施例では、
両脚部11 b、11 bの上端がら互いに逆方向に折
曲った横片とこれら両横片の先端から上方に至る程互い
に近づくように傾斜した傾斜片ならびに、両傾斜片の先
端間にわたる横片とによって形成されている。
尚、第1図、第2図に示すように、折版屋根1の底部1
aの幅より、つまり前記立上り部2,2′と底部1a、
1aとの境界部P、P、および、前記底部1a、1aと
立上り板部7a、7aとの境界部Q、Q間の寸法より、
前記吊子支持フレーム8と中間ピース11の両取付片8
a、lla間の間隔を大きくして、両者に寸法差を生じ
るように形成しである。
aの幅より、つまり前記立上り部2,2′と底部1a、
1aとの境界部P、P、および、前記底部1a、1aと
立上り板部7a、7aとの境界部Q、Q間の寸法より、
前記吊子支持フレーム8と中間ピース11の両取付片8
a、lla間の間隔を大きくして、両者に寸法差を生じ
るように形成しである。
そして、前記折版屋根1を吊子支持フレーム8および中
間ピース11に取付けた状態では、吊子支持フレーム8
の取付片8aと前記新版屋根1の境界部P、Pとの間、
ならびに、前記中間ピース11の取付片11 aと前記
折版屋根1の境界部Q、Qとの間に、それぞれ隙間を形
成している。
間ピース11に取付けた状態では、吊子支持フレーム8
の取付片8aと前記新版屋根1の境界部P、Pとの間、
ならびに、前記中間ピース11の取付片11 aと前記
折版屋根1の境界部Q、Qとの間に、それぞれ隙間を形
成している。
上記の構成によれば、吊子支持フレーム8が、垂直片8
b、8b同士が吊子4の垂下部4bを介して対面するよ
うに配置された一対の断面コ字状の金具によって構成さ
れているので、吊子4の垂直部4bを垂直片8b、8b
間に挿入してボルトナラ) 10で締付は固定する際、
吊子支持フレーム8がボルトナツト10を操作する工具
や手先の邪魔にならず、つまり、ボルトナツト10の軸
芯方向両側面を覆うものが全くなく、ボルトナツト10
の操作を容易に行なえるのである。
b、8b同士が吊子4の垂下部4bを介して対面するよ
うに配置された一対の断面コ字状の金具によって構成さ
れているので、吊子4の垂直部4bを垂直片8b、8b
間に挿入してボルトナラ) 10で締付は固定する際、
吊子支持フレーム8がボルトナツト10を操作する工具
や手先の邪魔にならず、つまり、ボルトナツト10の軸
芯方向両側面を覆うものが全くなく、ボルトナツト10
の操作を容易に行なえるのである。
しかも、上記の構成によれば、折版屋根1を、馳締めし
て吊子4に圧着するに先立ち、先ず膨出部7を、そのス
プリングバックを利用して、中間ピース11の頭部11
Cに弾性嵌合させることにより、屋根下地材9に対す
る折版屋根1の仮止めを行ない、次いで、内馳部3を一
方の吊子4の馳締用円弧形状部4aに挿入し、かつ、内
馳部3側の水平肩部2aを前記吊子支持フレーム8の支
持片Ba’に支持させると共に、外馳部3′を他方の吊
子4の馳締用円弧状部4a外に套嵌しこの状態で、既知
のシーマ−により、内馳部3.吊子4の馳締用円弧状部
4a、外馳部3′の三者を挟圧して馳締めを行なうので
ある。
て吊子4に圧着するに先立ち、先ず膨出部7を、そのス
プリングバックを利用して、中間ピース11の頭部11
Cに弾性嵌合させることにより、屋根下地材9に対す
る折版屋根1の仮止めを行ない、次いで、内馳部3を一
方の吊子4の馳締用円弧形状部4aに挿入し、かつ、内
馳部3側の水平肩部2aを前記吊子支持フレーム8の支
持片Ba’に支持させると共に、外馳部3′を他方の吊
子4の馳締用円弧状部4a外に套嵌しこの状態で、既知
のシーマ−により、内馳部3.吊子4の馳締用円弧状部
4a、外馳部3′の三者を挟圧して馳締めを行なうので
ある。
このように、折版屋根1を屋根下地材9の所定位置に仮
止めした状態で馳締めを行なえるのであり、しかも、膨
出部7が補強リブとなって新版屋根の強度を増大させる
ばかりでなく、膨出部7の膨出頭部と中間ピース11の
頭部との弾性嵌合により、折版屋根1の幅方向中間部が
屋根下地材9に対して固定されるため、折版屋根1を幅
広に形成しても、風などによって幅方向中間部が浮き上
ったり、ガタッキを生じることがない。
止めした状態で馳締めを行なえるのであり、しかも、膨
出部7が補強リブとなって新版屋根の強度を増大させる
ばかりでなく、膨出部7の膨出頭部と中間ピース11の
頭部との弾性嵌合により、折版屋根1の幅方向中間部が
屋根下地材9に対して固定されるため、折版屋根1を幅
広に形成しても、風などによって幅方向中間部が浮き上
ったり、ガタッキを生じることがない。
即ち、折版屋根1を幅広にしても十分に強固な取付は状
態が得られるのであり、これによって折版屋根1使用枚
数の減少による施工性の向上を図り得るのである。
態が得られるのであり、これによって折版屋根1使用枚
数の減少による施工性の向上を図り得るのである。
それでいて前記両取付片8a、lla間の間隔を前記折
版屋根1の底部1aの幅よりも大きくして両者間に寸法
差を生じせしめ、かつ、前記取付片8aと112および
前記境界部PとQとの間に間隙を形成しているので、折
版屋根1の成型加工時や運搬、保管時の形状あるいは寸
法誤差、もしくは屋根下地材9に対する吊子支持フレー
ム8や中間ピース11の取付位置の誤差等があっても、
前記寸法差の範囲内で折版屋根1の取付けに融通が効き
、隣接する折版屋根1の内馳部3と外馳部3′の位置合
せが可能であるから折版屋根1の底部1aが前記取付片
8aと11 aに接触することなく、上記馳締に支障が
ない。
版屋根1の底部1aの幅よりも大きくして両者間に寸法
差を生じせしめ、かつ、前記取付片8aと112および
前記境界部PとQとの間に間隙を形成しているので、折
版屋根1の成型加工時や運搬、保管時の形状あるいは寸
法誤差、もしくは屋根下地材9に対する吊子支持フレー
ム8や中間ピース11の取付位置の誤差等があっても、
前記寸法差の範囲内で折版屋根1の取付けに融通が効き
、隣接する折版屋根1の内馳部3と外馳部3′の位置合
せが可能であるから折版屋根1の底部1aが前記取付片
8aと11 aに接触することなく、上記馳締に支障が
ない。
また夏期酷暑時に折版屋根1が熱膨張しても隙間の範囲
内でそれを吸収して取付片8aと113に接触するとい
う支障がない。
内でそれを吸収して取付片8aと113に接触するとい
う支障がない。
また、内馳部3側の水平肩部2aを吊子支持フレーム8
の支持片8a′に支持させるので、折版屋根の内馳部3
側の端部が吊子4から落下せず、従って、馳締めに先立
って、外馳部3′が内馳部3を納まりよく覆って互いに
嵌合した状態を保つので、馳締作業がスムーズにかつ確
実に行なえるのである。
の支持片8a′に支持させるので、折版屋根の内馳部3
側の端部が吊子4から落下せず、従って、馳締めに先立
って、外馳部3′が内馳部3を納まりよく覆って互いに
嵌合した状態を保つので、馳締作業がスムーズにかつ確
実に行なえるのである。
折版屋根1の幅寸法L、立上り部2,2′の高さH1膨
出部7の高さh等は適宜に設定できるが、この実施例で
はL−600〜700mm、H=h≦60mmに設定さ
れている。
出部7の高さh等は適宜に設定できるが、この実施例で
はL−600〜700mm、H=h≦60mmに設定さ
れている。
また、吊子4の長さ11は100〜120mm、中間ピ
ース11ノ長さ12は40〜60mmに設定されている
がこれに限られるものではない。
ース11ノ長さ12は40〜60mmに設定されている
がこれに限られるものではない。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は折版屋根取付状
態における縦断面図、第2図は折版屋根の縦断面図、第
3図は吊子支持フレームの斜視図、第4図は中間ピース
の斜視図である。 1・・・・・・折版屋根、1a・・・・・・底部、2,
2′・・・・・・立上り部、2 a 、2’a・・・・
・・水平肩部、3・・・・・・内駒部、3′・・・・・
・外馳部、4・・・・・・吊子、7・・・・・・膨出部
、7a・・・・・・立上り板部、8・・・・・・吊子支
持フレーム、8a・・・・・・取付片、8b・・・・・
・垂直片、8a′・・・・・・支持片、11・・・・・
・中間ピース、11 a・・・・・・取付片、11 b
・・・・・・脚部、11 C・・・・・・頭部、P、Q
・・・・・・境界部。
態における縦断面図、第2図は折版屋根の縦断面図、第
3図は吊子支持フレームの斜視図、第4図は中間ピース
の斜視図である。 1・・・・・・折版屋根、1a・・・・・・底部、2,
2′・・・・・・立上り部、2 a 、2’a・・・・
・・水平肩部、3・・・・・・内駒部、3′・・・・・
・外馳部、4・・・・・・吊子、7・・・・・・膨出部
、7a・・・・・・立上り板部、8・・・・・・吊子支
持フレーム、8a・・・・・・取付片、8b・・・・・
・垂直片、8a′・・・・・・支持片、11・・・・・
・中間ピース、11 a・・・・・・取付片、11 b
・・・・・・脚部、11 C・・・・・・頭部、P、Q
・・・・・・境界部。
Claims (1)
- 折版屋根の幅方向両端に底部から先端に至る程互いに遠
ざかるように斜めに立上った立上り部を設け、一方の立
上り部の先端に水平肩部とこの水平肩部から立上った内
馳部を、他方の立上り部の先端には水平肩部とこの水平
肩部から立上った外馳部を夫々設け、幅方向中間部には
、前記底部から上方に至る程互いに近づくように斜めに
立上った一対の立上り板部と当該両立上り板部の先端間
にわたり且つ両立上り部の先端から外方に突出して形成
される膨出頭部からなる膨出部を設け、屋根下地材の上
面には、屋根下地材に対する取付片と該取付片から垂直
に立上った垂直片と該垂直片の先端から前記取付片側へ
直角に折れ曲った支持片とからなる断面コ字状の金具の
一対をそれらの垂直片同士が吊子の垂直部を介して対面
する状態に配置して構成された吊子支持フレームを、前
記折版屋根の前記内馳部と外馳部の幅に対応する間隔を
隔てて複数個設け、該フレームには、前記吊子をその垂
下部が前記垂直片間に挟持され、かつ、ボルトナツトで
締付けられた状態に取り付け、これら吊子支持フレーム
間の中間の前記折版屋根の膨出部に対応する位置には、
屋根下地材に対する取付片と該取付片から垂直に立上っ
た脚部と前記新版屋根の膨出頭部を嵌合固定する頭部と
からなる中間ピースを設け、前記吊子支持フレームの取
付片と前記中間ピースの取付片との間隔を前記折版屋根
の底部の幅より大とし、さらに、前記折版屋根の膨出部
の膨出頭部を前記中間ピースの頭部に嵌合固定すると共
に、前記内駒部側の水平肩部を前記吊子支持フレームの
前記支持片に支持させた状態で、隣接する折版屋根の外
馳部を前記吊子に馳締めし、前記吊子支持フレームの前
記取付片と、前記折版屋根の前記底部と前記立上り部の
境界部との間、ならびに、前記中間ピースの前記取付片
と、前記折版屋根の前記底部と前記立上り板部の境界部
との間に夫々隙間を形成しであることを特徴とする折版
屋根の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978074192U JPS5924735Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 折版屋根の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978074192U JPS5924735Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 折版屋根の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54175117U JPS54175117U (ja) | 1979-12-11 |
JPS5924735Y2 true JPS5924735Y2 (ja) | 1984-07-21 |
Family
ID=28987501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978074192U Expired JPS5924735Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 折版屋根の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924735Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521678B2 (ja) * | 1972-05-08 | 1977-01-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521678U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP1978074192U patent/JPS5924735Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521678B2 (ja) * | 1972-05-08 | 1977-01-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54175117U (ja) | 1979-12-11 |
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