JPH03168940A - 光学式情報記録媒体 - Google Patents

光学式情報記録媒体

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JPH03168940A
JPH03168940A JP1304655A JP30465589A JPH03168940A JP H03168940 A JPH03168940 A JP H03168940A JP 1304655 A JP1304655 A JP 1304655A JP 30465589 A JP30465589 A JP 30465589A JP H03168940 A JPH03168940 A JP H03168940A
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JP
Japan
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recording medium
ammonium salt
optical information
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Pending
Application number
JP1304655A
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English (en)
Inventor
Satoru Hibino
日比野 哲
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ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03168940A publication Critical patent/JPH03168940A/ja
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、文書ファイル、画像ファイル、コンピュータ
ーメモリ等として使用される光学式IrIt報記録媒体
(以下光ディスクという)に関する.(従来の技術とそ
の課題冫 近年、取り扱われる情報量の急激な増加に伴ない、情報
処理技術も急速な発展を遂げているが、これらの大量の
情報の処理及び蓄積の手段として注目されているのが光
ディスクである.光ディスクは、その用途により再生専
用型、追記型及び、書き換え可能型の3種類がある.こ
れら光ディスクの代表的な構造は、片面記録タイプある
いは両面記録タイプに分類され、さらに前者は、保護板
付きタイプ及び単板タイプ、後者は、密着構造タイプと
エアサンドタイプに分けることができる.これらの構造
を第1図〜第4図に示す. 片面記録タイプのうち、保護板つき光ディスクは第1図
に示すようにプラスチック又はガラス製の透明基板1の
凹凸を形成している一方の面に情報記録層2を設け、こ
の情報記録層を接着剤3を介して透明基板1と同種材質
の保護板4にて被覆して保護している. 第2図は、情報記録層2の上に保護樹脂層を被覆したも
のである.両面記録タイプのうち、密着m遺タイプのも
のは第2図に示すように、一方の面に情報記録層2を設
けた二板の透明基板1を互いに情報記録層2を内側に向
かい合わせて、接着剤3を介して接合している. エアーサンドイツチタイブのものは、第4図に示すよう
に一方の面に情報記録層2を設けた2枚の透明基板1を
互いに情報記録層2を内側にして向い合せて中心部と周
辺部のスペーサ−6をはさんで接合している. 光ディスクの透明基板の材質としては、前述のようにプ
ラスチック又はガラスが用いられるが近年、加工コスト
や重量の面からアクリル樹脂やボリカーボネイト樹脂な
どの透明プラスチヅクがよく用いられている.しかし、
これらプラスチック材料は、ガラスに比べ表面がやわら
かく傷がつきやすい欠点を有している.また、ガラスに
比べ静電気を帯びやすくゴミ、ホコリが付着しやすい欠
点も有している.このような欠点を改善するためプラス
チック材料に帯電防止効果を付与することも検討され一
部実用化されているが、いまだ十分とはいえない. 本発明の目的はこれら従来検討中の欠点を改善すること
になり、特にそこで、、透明基板であるプラスチック材
の保護を目的として、耐さっ傷性とゴミ、ホコリ付着防
止性にすぐれた透明皮膜を有する光ディスクを提供する
ものである.(課題を解決するための手段) 本発明は、情報記録層と透明基板とコーティング層とを
有する光学ディスクにおいて、該コーティング層が分子
内に重合可能なエチレン性二重結合を少なくともlff
&l有するモノマー及び/又はオリゴマーを主或分とし
つつ (但し、R1は炭素数8以上の長鎖アルキルもしくはア
ルキレン基、R2は炭素数1〜4のアルキレン基、R3
、R4、R5は炭素数1〜4のアルキルらしくは置換ア
ルキル基を示し、X゜は第4級アンモニウム塩を形成す
る陰イオンを示す.)で示される第4級アンモニウム塩
を含有するコーティング組成物を重合硬化させた層によ
って構成されていることを特徴とする光学ディスクであ
る.該、コーティング層は通常第1図〜第4図に示した
如き横戒の光ディスクの透明基板上にコーティング剤を
塗布して1*重合硬化させてつくられる.本発明に使用
する分子内に重合可能なエチレン性二重結合を少なくと
も1つ有するモノマー及び/又はオリゴマーは、従来か
ら重合硬化性の樹脂組戒物の成分として用いられていた
成分を適宜用いることができる.通常はエチレン性二重
結合を平均2個以上有するオリゴマーとエチレン性二重
結合を1個以上有するモノマーとの組合せが好ましく用
いられる.オリゴマーの具体例としては、ポリウレタン
(メタ}アクリレート、エボキシ(メタ》アクリレート
、ポリエステル(メタ)アクリレートなどのようなアク
リレート類をはじめ、ビニル基アリル基などにより変性
されたオリゴマー等が挙げられるが、特にこれらに限定
されない.これらオリゴマー類に代えてモノマー類を用
いることもできるが、オリゴマー類の粘度を下げ、かつ
、材質への密着力の向上、表面状態の改善の目的のため
に、分子内に重合可能なエチレン性二重結合を少なくと
も1つ有するモノマーを添加することが多い.これらモ
ノマーとしては、(メタ)アクリル酸エステル類、(メ
タ)アクリルアミド類、スチレン、ビニルビロリドンな
どのビニルモノマー類、及びアリルベンゼン、アリルモ
ルホリンなどのアリルモノマー類などが挙げられるが、
無論これらに限定されない. また、分子内に重合可能なエチレン性二重結合を平均3
個以上有するものを併用すると耐さつ傷性が一段と向上
する.これらの具体例として、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(
メタ)アクリレート、ジベンタエリスリトールテトラ(
メタ)アクリレート、ジベンタエリスリトールベンタ(
メタ)アクリレート、ジベンタエリスリトールヘキサ(
メタ)アクリレートなどが挙げられる.以上酌示したよ
うな分子内に重合可能なエチレン性二重結合を有ずるモ
ノマー類及びオリゴマー類はコーティングすべき被処理
材料の特性やその用途等に応じ通常2種以上が併用され
るが、本願発明においてはヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートのように分子内にヒドロキシル基を有する
モノマー及び/又はオリゴマーをそれらの1成分として
好ましくは重合性成分全体の5〜50重量%程度含有さ
せた場合に、後記する第4級アンモニウム塩との組合せ
において特に好ましい結果が得られる. 本発明の光ディスクのコーティング層形成用コーティン
グ剤は上記した如き重合性成分に前記一般式で示される
第4級アンモニウム塩を含有させたものである. 前記一般式において、R1の具体例としてはオレイル、
ステアリル、ミリスチル等の長鎖アルキル又はアルキレ
ン基があり、通常炭素数16〜20、特に18が好まし
い.R2としては、CH21〜4、特にーCH2C}■
20H2−が好ましい.R3、R4、R5としてはメチ
ル、エチル、プロビル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシ
プロビル等があり、特にその1つがヒドロキシエチル等
のヒドロキシアルキルであることが好ましい.X−とじ
ては、ハロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩等の無機塩を形成
する陰イオンが好ましい.これらアンモニウム塩は通常
、水および/またはアルコール溶液となっていることが
多い.このアンモニウム塩の添加量は、固形分として、
上記オリゴマー成分およびモノマー成分の全体100重
量部に対し、0.1〜5重量部である.o.1mu部よ
り添加量が少ないと十分な帯電防止効果は得られず、ま
た、5重量部より多いと樹脂硬化後の表面のべとつきの
原因となる. これらアンモニウム塩自体がIfl電防止能を有するこ
とは知られているが、本発明の硬化性樹脂組成物に対し
て他のより一般的な帯電防止剤が所期の目的を達し得な
いのに対し、上記のアンモニウム塩が選択的に顕高な効
果を示すことは極めて意外なことである. これらを必須戒分とするコーティング剤には当然のこと
ながら重合開始剤も共有させる.重合開始剤としては、
用いる樹脂に含まれる二重結合の性質により、ラジカル
重合を開始する能力やイオン重合を開始する能力を有す
るものであれば制限はなく適宜に公知の重合開始剤を用
いることができる.前者の例としては、無機過酸化物、
有機過酸化物、過酸化物と還元剤との組み合わせ、アゾ
化合物、及び光ラジカル重合開始剤などが挙げられ、ま
た、後者の例としては、光イオン重合開始剤などが挙げ
られる.なお、重合開始剤の添加量は、上記のオリゴマ
ー成分とモノマー成分の全体100重量部に対し、0.
01〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部の範
囲である.また重合開始剤以外にも適宜有機溶剤や各種
添加剤等を併用しうろことは勿論である.有機溶剤は、
粘度の調節に有効である.また併用しうる添加剤の例と
してはレベリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等があ
る. このようにmWされたコーティング剤を光ディスクの透
明基板1の上に塗布し通常紫外線によって代表される光
を照射することのよって耐さっ傷性とゴミ、ホコリ付着
防止性にすぐれた透明皮膜が形成される. (実施例) 以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的に述べる.
なお、例中の部はすべて重量部である.実麹例−1〜8
及び比較飼1〜8 下記表1のように重合性二重結合をもつオリゴマー、モ
ノマー、光重合開始剤、第4級アンモニウム塩又は池の
界面活性剤及び溶剤の各部数を混合溶解した.得られた
紫外線硬化性樹脂組戒物を第1図の如き構成の光ディス
ク用のポリカーボネイト基材1上にデッピング塗装し、
次いで60゜Cの恒温層に3〜5分間放置して溶剤を揮
敗させた後、300〜4001の波長の紫外,i<紫外
線照度1801141/aJ)を10秒間照射し、表面
の樹脂組成物を硬化させた. こうして得られた硬化膜を有する各テストビースについ
て鉛筆輝度試験、耐さっ傷性試験、密着性試験、煙草灰
付着試験及び帯電圧の測定を行った.結果を表2に示す
. 相溶性試験二目視にてvIi脂配合組成物が一様な溶液
となるかを下記2段階で評価した.○・・・・・・透明
で、濁りのない均一な溶液X・・・・・・濁り、沈澱が
認められる.評価×のものは、その後の試験は行わない
. j9筆硬度試験:JIS  K−5400に準じ、11
<fの荷重をかけて塗膜硬度を測定する.耐さっ潟性試
験:塗膜を爪でひっかき、傷のつきぐあいを肉眼により
下記2段階で評価した.O・・・・・・全く傷を認めな
い. ×・・・J・・傷を認める. 密着性試験:JIS  K−5400に準じ、1間角の
碁盤目が100個できるように、塗膜を貫通して、テス
トビースの生地面に届くように切潟を入れ、その上にセ
ロハンテープを完全に密着させ、次いで瞬間的にセロハ
ンテーブを引き離したときの碁盤目の残存数を残存碁盤
目数/100で示す.煙草灰付着試@:硬化膜を有する
テストビースの表面を木綿布にて10往復こすった後、
煙草の灰にテストビースを近づけていき、灰が付着する
時の高さを測定した. 帯電圧測定:煙草灰付着テストと同様に、硬化膜を有す
るテストピースの表面を木綿布にて10往復こすった後
、静電気測定tll(株式会社 宍戸商会製 スタチロ
ンM)によりテストピース表面に帯びた静電気圧を測定
した. 結果を表2に示す. 表2の結果からら明らかなように、本発明の光ディスク
のコーティング層は、優れた汚れ防止性、帯電防止性、
耐さつ傷性等の性質を示す.
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は光学式情報記録媒体の一例を示す断面
図である. 1・・・透明基板      2・・・情報記録層3・
・・接着剤層      4・・・保護板5・・・保護
樹脂層     6・・・スベーサー7・・・コーティ
ング層 手続補正書田 発)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報記録層と透明基板とコーティング層とを有す
    る光学式情報記録媒体において、該コーティング層が分
    子内に重合可能なエチレン性結合を少なくとも1個有す
    るモノマー及び/又はオリゴマーを主成分としかつ 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は炭素数8以上の長鎖アルキルもしくは
    アルキレン基、R^2は炭素数1〜4のアルキレン基、
    R^3、R^4、R^5は炭素数1〜4のアルキルもし
    くは置換アルキル基を示し、X^−は第4級アンモニウ
    ム塩を形成する陰イオンを示す。)で示される第4級ア
    ンモニウム塩を含有するコーティング組成物を重合硬化
    させた層によつて構成されていることを特徴とする光学
    式情報記録媒体。
  2. (2)該モノマー及び/又はオリゴマーが(メタ)アク
    リレート及び/又はこのオリゴマーからなる請求項1記
    載の光学式情報記録媒体。
  3. (3)該モノマー及び/又はオリゴマーがヒドロキシア
    ルキル(メタ)アクリレート及び/又はそのオリゴマー
    を少なくともその一部として含有する請求項1又は2記
    載の光学式情報記録媒体。
JP1304655A 1989-11-27 1989-11-27 光学式情報記録媒体 Pending JPH03168940A (ja)

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JP1304655A JPH03168940A (ja) 1989-11-27 1989-11-27 光学式情報記録媒体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130036597A1 (en) * 2011-08-12 2013-02-14 Michael Parng Earphone/Headphone/Ear Bud

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130036597A1 (en) * 2011-08-12 2013-02-14 Michael Parng Earphone/Headphone/Ear Bud

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