JPH04180970A - 光ディスク用コーティング材及び光ディスク - Google Patents

光ディスク用コーティング材及び光ディスク

Info

Publication number
JPH04180970A
JPH04180970A JP30749990A JP30749990A JPH04180970A JP H04180970 A JPH04180970 A JP H04180970A JP 30749990 A JP30749990 A JP 30749990A JP 30749990 A JP30749990 A JP 30749990A JP H04180970 A JPH04180970 A JP H04180970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
weight
acrylate
parts
coating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30749990A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tokunaga
徳永 眞
Masaki Niimoto
新本 雅樹
Mitsuo Sato
三男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP30749990A priority Critical patent/JPH04180970A/ja
Publication of JPH04180970A publication Critical patent/JPH04180970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬化性、透明性、耐擦傷性、帯電防止性に優
れる光ディスク用帯電防止性紫外線硬化型コーティング
材、および該コーティング材を塗布した光ディスクに関
する。
〔従来の技術〕
現在、産業用、民生用の光ディスク基盤材料としては、
ガラスや、ポリカーボネイト樹脂、ポリメチルメタクリ
レート樹脂、エポキシ樹脂等が使用されている。
中でも、プラスチック基盤の光ディスクは、帯電しやす
い特性を有し、塵埃の吸引、付着によるエラーレートの
増加などが、製品使用上の障害となっている。すなわち
、光ディスクに記録された情報は、レーザーで読み出さ
れるが、その際、ディスク表面上の埃等の粒子は、光路
上の遮蔽物となり、読み出しの障害となる。
この障害を除去するための方法として、読み出し面、い
わゆるピックアップサイドに、■;埃のような粒子をデ
フォーカスするために、iooμm〜180μmのオー
バーコートを塗布する方法、 ■;埃のような粒子を物理的に拭き取るのに傷っけない
ようにハードコートを塗布する方法、■;埃のような粒
子の付着を防ぐ、帯電防止コート材を塗布する方法等が
挙げられる。
■のオーバーコートを塗布する方法において、透光性保
護オーバーコート層の材料として、例えばU、 S、 
P、 4.101,907号に開示されているシリコン
エラストマーのような軟質材料が挙げられるが、該コー
ティング材は粘着性で埃を吸着、保持し易く、硬化温度
は高く、硬化時間も長いという問題点があった。
また、3iCLやSiO等の無機硬質材料は、透湿性、
密着性、屈折率の変化する部分の膜厚が厚いことによる
光学特性の劣化等の問題点があった。
■の有機硬質材料として、ハードコート材を塗布する方
法のうち、溶剤系のハードコート材では溶剤の消散によ
る収縮をともなう問題がある。−方、基材の選択範囲が
ひろく、処理時間が短いだけでなく、耐薬品性、耐擦傷
性、耐磨耗性等の各種塗膜性能に優れているため用いら
れる紫外線硬化型コーティング材は、摩擦等によって静
電気を発生し塵埃が付着しやすという欠点があった。
さらに、■の帯電防止コーティング材を塗布する方法と
して、従来の帯電防止コーティング材は、例えば低湿時
においては効果が十分に得られなかったり、塗布後の乾
燥や熱セット等の工程における加熱、摩擦、洗浄等によ
ってその効果が消失したりし、耐久性が不十分なものが
多いという欠点があり、耐久性のよいものが望まれてい
た。
このような問題の解決策として、特開昭63−6064
号のように、従来の紫外線硬化型コーティング材にリン
酸エステルを添加することにより、相溶性のバランスを
利用し帯電防止材の表面配向を促して帯電防止性能とハ
ードコートを組み合わす提案がなされているが、耐湿試
験等、長期試験の塗膜の機械的強度、耐久性、帯電防止
性能の持続性等のバランスの良い塗膜を形成することは
困難で、ハードコート材と帯電防止コーティング材の特
性を兼ね備えたものが望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる状況において本発明の目的は、光ディスク基板材
料の帯電防止コーティングにおいて、塗膜を構成する成
分として、チオシアン酸塩と、アルキレングリコール鎖
を有するアニオン性界面活性剤を組み合わせて成る帯電
防止性組成物を使用し、これにさらにパーフルオロアル
キル基を持つ(メタ)アクリル酸誘導体を含有させるこ
とにより、従来の紫外線硬化型コーティング材の有する
透明性、耐擦傷性および耐溶剤性に優れた性能を有し、
かつ帯電防止性を有し、長期にわたり表面のブリードの
ない塗膜を形成する光ディスク用コーティング材および
同コーティング材で塗膜を形成した光ディスクを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従う帯電防止性紫外線硬化型コーティング材は
、下記一般式で表されるパーフルオロアルキル基を含有
する(メタ)アクリル酸誘導体と、チオシアン酸塩に、
アルキレングリコール鎖を有するアニオン性界面活性剤
を組み合わせて成る帯電防止性組成物、共重合可能な(
メタ)アクリル酸エステル類から選ばれた少なくとも一
種類の化合、光重合開始剤とが混合されていることを特
徴とする特 CF3(CF2)、、CH2CH20CH2CH(OH
)CH20COC=CH(n=3〜7.R;−Hまたは
=CH5)本発明の帯電防止性紫外線硬化型コーティン
グ材に含まれるパーフルオロアルキル(メタ)アクリレ
ートは、塗膜の耐湿試験で、表面のリードを押さえる効
果を持ち、パーフルオロアルキルエトキ、ジェポキシプ
ロパンと、(メタ)アクリル酸の付加で得られる。
パーフルオロアルキル(メタ)アクリレートの具体例と
しては、3−(2−パーフルオロブチルエトキシ)−2
−ヒドロキシ−1−(メタ)アクリロイルオキシプロパ
ン、3−(,2−パーフルオロペンチルエトキシ)−2
−ヒドロキシ−1−(メタ)アクリロイルオキシプロパ
ン、3−(2−パーフルオロへキシルエトキシ)−2−
ヒドロキシ1−(メタ)アクリロイル、3−(2−パー
フルオロヘプチルエトキシ)−2−ヒドロキシ−1−(
メタ)アクリロイルオキシプロパン、3−(2−パーフ
ルオロオクチルエトキシ)−2−ヒドロキシ−1−(メ
タ)アクリロイルオキシプロパン等が挙げられる。
これらのパーフルオロアルキル基が、n−3以下である
場合、長期におけるブリードの抑制効果が不十分であり
、n=9以上の場合は相溶性が悪く、コーティング材自
体が白濁する。
また、パーフルオロアルキル(メタ)アクリレートの使
用量は、コーティング材系中に均一に分布するため、特
に制限はないが、好ましくは、10重量部未満である。
10重量部を越えると硬化性が悪くなり、表面硬度が落
ちる。
帯電防止性組成物を構成するチオシアン酸塩の具体例と
しては、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸カリウ
ム、チオシアン酸バリウム、チオシアン酸アンモニウム
、チオシアン酸亜鉛等が挙げられる。
中でも、溶解性や価格の点から好適なものはチオシアン
酸バリウム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナト
リウムである。
また、アルキレングリコール鎖を有するアニオン性界面
活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシプロピレンアルキルエーテル等のアルキルエーテ
ルの硫酸エステルのナトリウム塩や、それらのリン酸エ
ステルのナトリウム塩、さらに、ラウリルアルコールエ
トキシ、ラウリルアルコールプロポキシ、オレイルアル
コールエトキシ、オレイルアルコールプロポキシ、ステ
アリルアルコールエトキシ、ステアリルアルコールプロ
ポキシ等の高級アルコールエトキシ硫酸エステル、ある
いは高級アルコールプロポキシ硫酸エステルや、それら
のリン酸エステル等が挙げられる。中でも、溶解性や相
溶性の点からポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テルの硫酸エステルのナトリウム塩が好適である。
これらのチオシアン酸塩とアニオン性界面活性剤の組み
合わせの割合は、チオシアン酸塩60〜100重量%、
およびアニオン性界面活性剤0〜40重量%の範囲が好
ましい。
アニオン性界面活性剤の使用量を40重量部を越えて使
用しても格別な帯電防止効果の向上は得にくくなり、硬
化塗膜の表面硬度が低くなる傾向にある。
また、この帯電防止性組成物の使用量は、コーティング
材全量の1〜10重量%が好ましい。使用量を10重量
部を越えて使用した場合も、アニオン性界面活性剤を4
0重量%を越えて使用した場合と同様、格別な帯電防止
効果の向上は得にくくなり、硬化塗膜の表面硬度が低く
なる傾向にある。
この、帯電防止性組成物と混合される共重合可能な(メ
タ)アクリル酸エステル類の例としては、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ
)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート
、4−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート等の水
酸基含有の(メタ)アクリル酸エステルや、2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、または2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレートへのエチレンオキサイ
ド、あるいはプロピレンオキサイドの付加物、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、または2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレートの二量体または二量
体が挙げられる。
これらの、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルの使
用量は、0〜20重量%の範囲で使用され、好ましくは
、5〜10重量%の範囲である。
使用量が20重量%を越える場合、塗膜と基材間の付着
性が低下する傾向にある。
架橋剤として塗膜の耐擦傷性、基材の表面保護に効果の
あるアクリル酸エステルの例としては、以下に記述する
ような各種の(メタ)アクリレート化合物が包括され、
これらの中からその一種もしくは二種以上を選択使用す
る。
多価アクリレートの具体例としては、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタ
ントリ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート等が挙げられ、また−分子中に(メタ)アクリロ
イル基を二個含む化合物の具体例としては、■、3−ブ
タンジオールジ(メタ)アクリレート、1.4ブタンジ
オールジ(メタ)アクリレート、1.6−ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリ
コールジ(メタ)アルリレート等が挙げられる。
上記多価エステル以外の(メタ)アクリレート化合物の
例としては、フタル酸、アジピン酸等の多塩基酸と、エ
チレングリコール、ヘキサンジオール、ブタンジオール
等の多価アルコールと(メタ)アクリル酸との反応で得
られるポリエステルポリ(メタ)アクリレート、エポキ
シ化合物のエポキシ基を(メタ)アクリル酸でエステル
化したエポキシ(メタ)アクリレート、ポリオールとポ
リイソシアネートと2−ヒドロキシエチルアクリレート
のような水酸基含有モノマーとの反応で得られるウレタ
ンポリ(メタ)アクリレート、ポリシロキサンと(メタ
)アクリル酸化合物との反応によって得られるポリシロ
キサンポリ(メタ)アクリレート、ポリアミドと(メタ
)アクリル酸化合物との反応によって得られるポリアミ
ドポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの多官能(メタ)アクリレートの好適な使用量は
、アクリロイル基を3個以上持つものを30〜60重量
%、アクリロイル基を2個、または、これ以上のモノマ
ーを0〜20重量%である。
3官能以上の単量体の使用量が30重量%未満である場
合、塗膜の耐擦傷性等の表面保護性能が悪くなる傾向に
あり、また60重量%を越える場合、帯電防止性組成物
の表面配向を妨げ十分な帯電防止性能の発揮ができなく
なる傾向にある。
さらに、−分子中に一個の(メタ)アクリロイル基を有
するものとして、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ
ート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒ
ドロフルフリル(メタ)アクリレート、N−ヒドロキシ
メチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(
メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
これらの単官能(メタ)アクリレートの使用量は、10
〜25重量%が好適である。使用量が10重量%未満の
場合、コーティング材の粘度が高くなり、スピンコータ
ー塗装する上で作業性が悪く、また、硬化塗膜の基材と
の付着性も低下するので好ましくない。25重量%を越
える場合、塗膜の硬化性能が低下する傾向にある。
また、これら(メタ)アクリレート化合物の中でも分子
中にアクリロイル基を有するものはメタクリロイル基を
有するものに比し硬化性により良好な結果が得られるた
め、本発明において特に好ましく用いられる。
光重合開始剤の例としては、260〜450 n mの
紫外線領域に吸収を持つ、ベンヅイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプ
ロピルエーテル、アセトイン、ブチロイン、トルオイン
、ペンシル、ベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェ
ノン、ジェトキシアセトフェノン、a、a−ジメトキシ
−a−フェニルアセトフェノン、メチルフェニルグリオ
キシレート、エチルフェニルグリオキシレート、4,4
′−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン
等のカルボニル化合物、テトラメチルチウラムモノスル
フィド、テトラメチルチウラムジスルフィド等の硫黄化
合物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−2,4
−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物、ベンゾイル
パーオキサイド、ジターシャリ−ブチルパーオキサイド
等の過酸化物が挙げられる。上記の光重合開始剤は、一
種であっても二種以上の混合物であっても差し支えなく
、その使用量は特許請求の範囲に示される帯電防止性組
成物とアクリル酸エステルの合計100重量部に対して
一般に0.1〜2重量重置部とすればよい。
本発明に従った帯電防止性紫外線硬化型コーティング材
は、その品質性能を満足させるため、従来公知の下記成
分を含有することができる。すなわち、表面調整剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤等の添加剤を適宜含ませるよう
にしても良い。
前記各成分を一般的な配合方法により配合して得られる
帯電防止性紫外線硬化型コーティング材の塗装方法、硬
化方法は特に限定されるものではないが、本発明の主た
る用途である光ディスクを基材とするため、配合したコ
ーティング剤は0.2μメンブランフィルタ−により濾
過した後、1[ft3]あたりの浮遊粒子が1000以
下の環境のもとでスピンコーターで乾燥膜厚が4〜5μ
mとなるように塗布し、ついで紫外線を照射して硬化さ
せれば良い。
紫外線の発生源としては、高圧水銀ランプ、メタルハラ
イドランプ等を使用することができ、従来の紫外線硬化
型コーティング材の有する耐擦傷性および耐溶剤性に優
れ、かつ帯電防止性を有する塗膜を持つ光ディスクが形
成される。
〔実施例〕
次に、代表的な実施例によ′って本発明の内容をより具
体的に説明する。
ただし、これらは単なる例示であり、本発明の適用例は
これらのみに限られない。
尖U上二主 多官能アクリレートとして、ジペンタエリスリトールへ
キサアクリレート(以下、DPHAという。)を22g
1ポリエチレングリコールジアクリレートを6g1単官
能アクリレートとして、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート(以下、HEAという。)を6g1テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート(以下、THFAという。)を7
g、3−(2−パーフルオロへキシルエトキシ)−2−
ヒドロキシ−1−アクリロイルオキシプロパンを1.4
g中に、本発明に従うチオシアン酸バリウム(以下、B
a(SCN)zという。)と、アニオン性界面活性剤と
してエチレンオキサイド6モル付加のラウリルフェニル
エーテル硫酸ナトリウム(以下、CzH2iPhO(E
O)asOsNaという。)との10=1混合物を第1
表の量で均一配合し、光重合開始剤としてメチルフェニ
ルグリオキシレート(以下、MPGという。)をIg加
えた。
このコーティング材を乾燥膜厚が4〜5μmになるよう
にスピンコーターでポリカーボネート製ディスク基板上
に塗布し、紫外線照射を行ない塗膜を形成し、その塗膜
について帯電防止性能、ディスク性能を試験した。
その結果を第8表に示す。
第  1  表 多官能アクリレートとしてDPHAを15g。
ポリエチレングリコールジアクリレートを5g1単官能
アクリレートとして、HEAを5g、THFAを3g、
3− (2−パーフルオロへキシルエトキシ)−2−ヒ
ドロキシ−1−アクリロイルオキシプロパンを0.9g
中に、B a (S CN ) zとCI IH23P
hO(EO)、5O1Naを第2表の割合の混合物でI
g均一配合し、光重合開始剤としてMPGを0,7g加
えた。このコーティング材を実施例1と同様に試験し、
その結果を第8表に示した。
第2表 多官能アクリレートとしてDPHAを22g、ポリエチ
レングリコールジアクリレートを6g1単官能アクリレ
ートとしてTHFAを9g、3−(2−パーフルオロヘ
キシル)エトキシ−2−ヒドロキシ−1−アクリロイル
オキシプロパンを0.4g、本発明に従う第3表のよう
な、チオシアン酸塩とアニオン性界面活性剤のlO:1
の混合物のIgを均一配合し、光重合開始剤としてMP
Gを1g加えた。このコーティング材を実施例1と同様
に試験し、その結果を第8表に示した。
第  3  表 多官能アクリレートとして、DPHAとポリエチレング
リコールジアクリレートを第4表の量、単官能アクリレ
ートとして、HEAを1.4g、THFAを2g、3−
(2−パーフルオロヘキシル)エトキシ−2−ヒドロキ
シ−1−アクリロイルオキシプロパン0.6g中に、B
 a (S CN)z)とCxH2sPhO(EO)s
SO3Naの10:1混合物のIgを均一配合し、光重
合開始剤としてMPGを0.4g加えた。このコーティ
ング材を実施例1と同様に試験し、その結果を第8表に
示した。
第4表 本ポリエチレングリコールジアクリレート次lt口2 
13 多官能アクリレートとして第5表の化合物を、8.5g
1ポリエチレングリコールジアクリレートをIg、単官
能アクリレートとしてHEAを1.4g5THFAを2
g、3−(2−パーフルオロヘキシル)エトキシ−2−
ヒドロキシ−1−アクリロイルオキシプロパン0.5g
中?−1Ba(SCN)2とCIIHzsPhOCEO
’)aSOsNaの10 : 1混合物の1gを均一配
合し、光重合開始剤としてMPGを0.4g加えた。こ
のコーティング材を実施例1と同様に試験し、その結果
を第8表に示した。
第  5  表 TMPTA; トリメチロールプロパントリアクリレー
トPETA 、ペンタエリスリトールトリアクリレート
叉遺を口3 14 多官能アクリレートとしてDPHAを15g1ポリエチ
レングリコールジアクリレートを5g1単官能アクリレ
ートとしてHEAを5g、THFAを3g1パーフルオ
ロアルキルアクリレートとして、第6表の化合物を0.
9 g中に、Ba(SCN)2とC++Hz3PhO(
EO)esOsNaの10:1混合物の1gを均一配合
し、光重合開始剤としてMPGを0.7g加えた。この
コーティング材を実施例1と同様に試験し、その結果を
第8表に示した。
第6表 * * A ; 0COCHC)12、Et;CH2C
H2実1肚1」ニニ1」− 多官能アクリレートとしてDPHAを15g1ポリエチ
レングリコールジアクリレートを5g1単官能アクリレ
ートとしてHEAを5g5THFAを3g、3−(2−
パーフルオロヘキシル)エトキシ−2−ヒドロキシ−1
−アクリロイルオキシプロパンを、第7表の量、Ba(
SCN)zとCI IH23PhO(EO)asOsN
aの10:1混合物の1gを均一配合し、光重合開始剤
としてMPGを0.7g加えた。このコーティング材を
実施例1と同様に試験し、その結果を第8表に示した。
第7表 (以下余白) 此Jd引り 多官能アクリレートとしてDPHAを22g、ポリエチ
レングリコールジアクリレートを6g1単官能アクリレ
ートとしてHEAを6g、THFAを7gに、光重合開
始剤としてMPGを1g加えた。このコーティング材を
実施例1と同様に試験し、その結果を第11表に示した
ル較■呈−ユ 多官能アクリレートとしてDPHAを15g1単官能ア
クリレートとしてHEAを5g、THFAを3g13−
(2−パーフルオロヘキシル)エトキシ−2−ヒドロキ
シ−1−アクリロイルオキシプロパン0.3中に、Ba
(SCN)2とC+ + H23PhO(EO)ssO
sNaを、第9表の割合の混合物で1gを均一配合し、
光重合開始剤としてMPGを0.2g加えた。このコー
ティング材を実施例1と同様に試験し、その結果を第1
1表に示した。
(以下余白) 第9表 多官能アクリレートとして、DPHAとポリエチレング
リコールジアクリレートを第4表の量、単官能アクリレ
ートとして、HEAを1.4g、THFAを2g、3−
(2−パーフルオロヘキシルエトキシ)−2−ヒドロキ
シ−1−アクリロイルオキシプロパン0.6g中に、B
a(SCN)2)とCzHz3PhO(EO)ssOi
Naの10=1混合物の1gを均一配合し、光重合開始
剤としてMPGを0.4g加えた。このコーティング材
を実施例1と同様に試験し、その結果を第8表に示した
このコーティング材を実施例1と同様に試験し、その結
果を第11表に示した。
ル較拠■ ポリエチレングリコールジアクリレートを9.5g1単
官能アクリレートとしてHEAを1.4g。
THFAを2g、3− (2−パーフルオロヘキシル)
エトキシ−2−ヒドロキシ−1−アクリロイルオキシプ
ロパンを0.6g中に、Ba(SCN)2とCIIH2
3P h O(E 0)as O3N aの10:l混
合物のIg均一配合し、光重合開始剤としてMPGを0
.4g加えた。このコーティング材を実施例1と同様に
試験し、その結果を第11表に示した。
工較桝にl 多官能アクリレートとしてDPHAを15g、ポリエチ
レングリコールジアクリレートを5g1単官能アクリレ
ートとしてHEAを5g、THFAを3g、第10表の
化合物を0.9g中に、Ba(SCN)iとC++Ht
sPhO(EO)ssOiNaの10:1の混合物で1
gを均一配合し、光重合開始剤としてMPGを0.7加
えた。このコーティング材を実施例1と同様に試験し、
その結果を第11表に示した。
(以下余白) 第10表 ネ零 A:0COCI(CH2、εt:CH2CHzル
IIユ 多官能アクリレートとしてDPHAを15g1ポリエチ
レングリコールジアクリレートを5g1単官能アクリレ
ートとしてHEAを5g、THFAを3g、3−(2−
パーフルオロヘキシル)エトキシ−2−ヒドロキシ−1
−アクリロイルオキシプロパンを第7表の量、Ba(S
CN)2とC11H23C11H23Pho(EO)の
lO:1の混合物でIgを均一配合し、光重合開始剤と
してMPGを0,7g加えた。このコーティング材を実
施例1と同様に試験し、その結果を第11表に示した。
(以下余白) 第11表 なお、第8表及び第11表中の数値等については次のと
おりである。
表中の数値;上段 硬化後初期 中段 エタノール拭き取り後 下段 耐湿試験後(60℃、 90%RH。
24時間) 表面抵抗値:タケダ理研TR−8601型にて測定。
印加電圧100V、 1分値 帯電半減期 二 川口電子 スタティックペーパアナラ
イザー5P−428型帯電量  印加電圧8KV 表面状態 :上段 500g加重テーパー磨耗試験後の
ヘイズ値 中段 エタノール拭き取り後 下段 耐湿試験後(60°C,90%RH。
24時間) 密 着 性:ごばん目セロテープ試験 〔発明の効果〕 従来の紫外線硬化型コーティング材の有する耐擦傷性お
よび耐溶剤性に優れ、かつ帯電防止性を有する塗膜を持
つ光ディスクが形成される。
手続ン甫正書(自発) 平成3年1月23日 平成2年 特許願 第307499号 2、発明の名称 光ディスク用コーティング材及び光ディスク3、補正を
する者 事件との関係    特許出願人 居所  東京都中央区京橋二丁目3番19号4、代理人
■101 7、補正の内容 明細書を次の通り補正する。
(1)  第7頁5行目の「表面のリードを・・・」の
記載を「表面のブリードを・・・」と補正する。
(2)第7頁16行目の「アクリロイル」の記載を「ア
クリロイルオキシプロパン」と補正する。
−以上一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式であらわされるパーフルオロアルキル基
    を有する(メタ)アクリル酸誘導体を含有し、チオシア
    ン酸塩とアルキレングリコール鎖を有するアニオン性界
    面活性剤を組み合わせて成る帯電防止性組成物を1〜1
    0重量部、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルを0
    〜20重量部、共重合可能な(メタ)アクリル酸エステ
    ルとして、3官能以上の単量体を30〜60重量部、2
    官能単量体を0〜50重量部、単官能体を10〜25重
    量部、および光重合開始剤とが混合されていることを特
    徴とする光ディスク用帯電防止性紫外線硬化型コーティ
    ング材。 ▲数式、化学式、表等があります▼=CH (n=3〜7、R;−Hまたは−CH_3)2、下記一
    般式であらわされるパーフルオロアルキル基を有する(
    メタ)アクリル酸誘導体を含有し、チオシアン酸塩とア
    ルキレングリコール鎖を有するアニオン性界面活性剤を
    組み合わせて成る帯電防止性組成物を1〜10重量部、
    水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルを0〜20重量
    部、共重合可能な(メタ)アクリル酸エステルとして、
    3官能以上の単量体を30〜60重量部、2官能単量体
    を0〜50重量部、単官能体を10〜25重量部、およ
    び光重合開始剤とが混合されていることを特徴とする光
    ディスク用帯電防止性紫外線硬化型コーティング材を塗
    布したことを特徴とする光ディスク。 ▲数式、化学式、表等があります▼=CH (n=3〜7、R=−Hまたは−CH_3)
JP30749990A 1990-11-14 1990-11-14 光ディスク用コーティング材及び光ディスク Pending JPH04180970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30749990A JPH04180970A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 光ディスク用コーティング材及び光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30749990A JPH04180970A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 光ディスク用コーティング材及び光ディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04180970A true JPH04180970A (ja) 1992-06-29

Family

ID=17969821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30749990A Pending JPH04180970A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 光ディスク用コーティング材及び光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04180970A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5518788A (en) * 1994-11-14 1996-05-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Antistatic hard coat incorporating a polymer comprising pendant fluorinated groups
US5585201A (en) * 1995-06-05 1996-12-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Radiation-curable composition comprising a polydimethylsiloxane
US5609990A (en) * 1995-02-08 1997-03-11 Imation Corp. Optical recording disk having a sealcoat layer
JP2004155852A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成方法、印刷物及び記録装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5518788A (en) * 1994-11-14 1996-05-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Antistatic hard coat incorporating a polymer comprising pendant fluorinated groups
US5609990A (en) * 1995-02-08 1997-03-11 Imation Corp. Optical recording disk having a sealcoat layer
US5585201A (en) * 1995-06-05 1996-12-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Radiation-curable composition comprising a polydimethylsiloxane
JP2004155852A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成方法、印刷物及び記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5518788A (en) Antistatic hard coat incorporating a polymer comprising pendant fluorinated groups
US5609990A (en) Optical recording disk having a sealcoat layer
KR20060049031A (ko) 코팅용 조성물, 코팅필름, 코팅필름 제조방법 및 광기록매체
JPH06180859A (ja) 耐擦傷性および帯電防止性に優れた光ディスク用コーティング材および光ディスク
JP3360940B2 (ja) 光ディスク用コーティング材および光ディスク
JPH04180970A (ja) 光ディスク用コーティング材及び光ディスク
JP4888625B2 (ja) 非溶剤型光硬化型保護膜用樹脂組成物
JPH09278831A (ja) 光重合性組成物及びその硬化被膜を有する光ディスク
JP3186115B2 (ja) コーティング材及び光ディスク
US6066684A (en) Photopolymerizable composition and optical disk having cured coating thereof
JP2001288325A (ja) 光ディスク用光重合性帯電防止剤組成物
JPH04247337A (ja) 光ディスク
JP2995858B2 (ja) 光記録媒体
JPH0480267A (ja) 光ディスク用コーティング材及び光ディスク
JP3299349B2 (ja) 帯電防止性紫外線硬化型コーティング材
JP3965510B2 (ja) 光ディスク貼り合わせ用紫外線硬化型接着剤
JPH0770555A (ja) 帯電防止材料及びこの帯電防止材料がコートされた記録媒体
JPH04247338A (ja) 光ディスク
JPH0480266A (ja) 帯電防止性紫外線硬化型コーティング材
JPH04172634A (ja) 光ディスク用材料及びその硬化物
JP2959050B2 (ja) 光硬化性樹脂組成物
JPH04149280A (ja) 光ディスク用オーバーコート組成物
JP3373292B2 (ja) 帯電防止性紫外線硬化型コーティング材
JPH05186534A (ja) 帯電防止用組成物
JPH02284904A (ja) 硬化性アクリル系樹脂組成物および被覆部材