JPH03168180A - ミシンの糸切り装置における下糸保持装置 - Google Patents

ミシンの糸切り装置における下糸保持装置

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JPH03168180A
JPH03168180A JP30652289A JP30652289A JPH03168180A JP H03168180 A JPH03168180 A JP H03168180A JP 30652289 A JP30652289 A JP 30652289A JP 30652289 A JP30652289 A JP 30652289A JP H03168180 A JPH03168180 A JP H03168180A
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JP
Japan
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thread
bobbin thread
bobbin
holding
pressure
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Application number
JP30652289A
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English (en)
Inventor
Kyozo Dowaki
堂脇 恭三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH03168180A publication Critical patent/JPH03168180A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ミシンの糸切り装置における下糸保持装置に
関し、特に糸切断後の下糸の切断端を確実に保持するよ
うに挾持圧を調整可能とした下糸保持装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の下糸保持装置として、例えば実公昭61
−8856号公報に示すようなものがある。
この従来装置は、第6図に示すように固定刃61と移動
刃62を持つ糸切り装置において、移動刃62の下面に
自由端が常に接触するように弾性体の糸保持体63を設
けて、切断後の上糸64と下糸65を移動刃62と糸保
持体63の間で挾持するようにし、この扶持圧を調整す
るために糸保持体63に自由端を対向させた調圧子66
を回動可能に設け、調圧子66を調圧ネジ67により上
下方向に移動させるように構成したものである。
なお、調圧子66の基部は案内台68に回動可能に取り
付けられている。
移動刃62と糸保持体63の間の挾持圧の調整は、調圧
ネジ67をねじ込むことにより調圧子66の自由端が上
がるので挾持圧は強くなり、反対方向に調圧ネジ67を
回せば調圧子66の自由端が下がって挾持圧は弱くなる
[発明が解決しようとする課題] 従来の糸切り装置における下糸保持装置は以上のように
構成されているので、調圧ネジ67による調圧子66の
調整により糸保持体63の中央部が上下に移動するもの
であった。そのため、移動刃62の下面と接触している
糸保持体63の下糸保持部分63aは、第6図に示すよ
うに左右移動(矢印a)及び傾斜変形(矢印b)を発生
し、たとえ下糸保持の挾持圧は調整できても、下糸に対
して均等に圧力が伝わらないため、肝心の下糸との保持
接触部分が不安定となり、下糸保持機能が十分に得られ
ないという課題があった。
また、従来の挾持圧調整手段は調節状態をロックする機
構を持っていないため、ミシンの振動等により調節状態
が変動することがあった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされ(3) たもので、下糸を安定して保持することができるととも
に、調節後の下糸保持力に変動をもたらさないようにし
たミシンの糸切り装置における下糸保持装置を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明に係るミシンの糸
切り装置における下糸保持装置は、固定刃と、該固定刃
の下面に沿って往復動し、針に連なる上糸及び釜に収納
されたボビンに連なる下糸を捕捉して前記固定刃との間
で該上糸及び下糸を切断する可動刃とを備えたミシンの
糸切り装置において、先端部に前記可動刃の下面と接触
する下糸接触部を有し、基部を前記可動刃の案内台に固
定した下糸保持体と、該下糸保持体の下糸接触部を下方
より押圧する突起部を有する下糸保持押圧体と、該下糸
保持抑圧体を支持し、前記下糸接触部に対する押圧力を
調節可能な調節ネジを有する挾持圧調節体と、該挾持圧
調節体の調節後の位置を固定する固定ネジとを備えた構
成としたものである。
(4) [作 用] 本発明において、下糸挾持圧の調節は、調節ネジの回動
操作により、挾持圧調節体が変位し、それに取り付けら
れた下糸保持押圧体のたわみが変化し、下糸保持体に対
する押圧力が変化することにより行う。
また、下糸保持押圧体の押圧部位は突起部により下糸保
持体の可動刃下面の下糸接触部近傍を押すように確保さ
れているため、下糸は可動刃と下糸保持体により常に安
定して保持される。
調節ネジによる挾持圧調節後は、固定ネジにより挾持圧
調節体の位置が固定される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明による下糸保持装置の一実施例を示す分
解斜視図、第2図は第1図の下糸保持装置を備えた糸切
り装置の要部の構成を示す正面図、第3図は第2図の上
面図である。
図において、1はミシンベッドにねじ止めされた針板、
2は水平面内で回転し、針3と協動して本縫縫目を形成
するための釜で、上糸4を捕捉する外釜5と、この外釜
5内に支承され内部に下糸6用のボビン7を収納する内
釜8を有している。
9はミシンベッドにねじ止めされ、釜2と糸切り装置を
備えた釜取付台、10は可動刃11を取り付け往復動す
る移動体で、釜取付台9に摺動可能に嵌合されている。
11aは可動刃11の先端部に糸捕捉用フック部11b
及び切刃11Cとともに形成された糸さばき部、12は
可動刃11の近傍に固定配置された固定刃で、可動刃1
1と協動し、可動刃11により捕捉した上糸4及び下糸
6を同時に切断する。
13は下糸保持体で、可動刃11の下方に位置し糸切断
後の下糸6を下糸接触部13aと可動刃11との間で挾
圧して保持する。下糸保持体13はネジ14により案内
台15に固定されている。
16は下糸保持押圧体で、弾性力を有する材料で形成さ
れ、基蔀を挾持圧調節体17にネジ18にて固定支持さ
れ、他方の自由端16aは弾性力により常に下糸接触部
13a下面に圧接している。
特に下糸保持体13への押圧点は突起部16bで可動刃
11と下糸接触部13aの中心近傍に配設されている。
17は糸切断後の下糸6を保持する挾持圧を調節する挾
持圧調節体で、17aはその挾持圧調節体17の軸部で
、案内台15の穴15aに嵌合され、セットネジ1つに
て挾持圧調節後は固定されるようになっている。
20は挾持圧調節ネジで、案内台15のネジ孔15bに
螺着され、ネジ頭部下面20aと挾持圧調節体17の端
部17bとは常に接触している。
21はコイルスプリングで、挾持圧調節ネジ20に装着
され、挾持圧調節体17の端部17bとネジ頭部下面2
0aの圧接状態を確保している。
案内台15は挾持圧調節体17を支持し、かつ往復摺動
する可動刃11の摺動案内台であり、ネジ21にて釜取
付台9に固着されている。22は釜取付台9に回動可能
に支承された揺動腕で、先端部にローラ23を有し移動
体10の溝に嵌合している。30は布である。
(7) 次に、この実施例の動作を説明する。第3図は本発明の
要部の構成を示す上面図で糸切り前の状態を示している
。この状態では可動刃11は図中の実線で示す準備位置
にある。
所定の糸切り操作を行うと揺動腕22が揺動し、この動
作がローラ23を介し移動体10に伝達される。これに
より釜取付台9に嵌合された移動体10が水平面を直進
し、移動体10の上に取り付けられた可動刃11が鎖線
で示す位置まで進む。
次に、ミシンが回転し糸切りカム(図示せず)の位相が
前述とは逆になると、前記各機構は逆方向に作動し、可
動刃11は復動となる。この時第1図で示すように可動
刃11のフック部1lbで上糸4及び下糸6を捕捉し、
さらに復動すると固定刃12と可動刃11の切刃11C
との協動により準備位置直前の位置で上糸4と下糸6は
同時切断される。切断後の上糸4b及び下糸6bは布3
0と一緒に取り出され、ボビン側の下糸6aのみ第4図
に示すように可動刃11の下面と下糸保持体13の下糸
接触部13aとの間で挾持され、次(8) の縫目形勢に備え保持される。
この保持体13が下糸6aを挾持する圧力は、挾持圧調
節ネジ20の締付加減で調節されるようになっており、
セットネジ1つを弛め調節ネジ20を締め付けると、第
1図において挾持圧調節体17は軸部17aを支点に反
時計方向に回動し、これと固着されている下糸保持押圧
体16も同様に反時計方向に回動する。これにより弾性
力を有する下糸保持抑圧体16のたわみが大きくなり、
下糸保持体13への押圧力は増大する。このため、可動
刃11の下面と下糸保持体13との下糸挾持圧は強くな
る。適当な挾持圧調節後はセットネジ1つを締め付け挾
持圧調節体17の位置を固定し、下糸保持体13の挾持
圧力は一定に保たれる。
反対に挾持圧調節ネジ20を弛めると、コイルスプリン
グ21の付勢力及び下糸保持体16の弾性力の解放によ
り挾持圧調節体17は時計方向に回動ずるので、下糸挾
持力は弱くなる。
なお、上記実施例では、挾持圧調節体17を回動による
調節式としたが、上下調節式または左右調節式としても
同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、可動刃の下面に下糸保持
体の下糸接触部を配し、この下糸接触部近傍を下方より
下糸保持抑圧体の突起部で押圧するようにしたので、安
定した下糸保持位置を確保でき、また下糸保持押圧体の
押圧力は調節ネジの回動操作により挾持圧調節体を介し
て調節され、可動刃と下糸保持体との間の下糸挾持圧を
適正にするようになっているので、糸の太さによる下糸
挾持圧の調整及び下糸保持力の安定がきわめて簡単な操
作でできるという効果がある。
また、挾持圧調節後は固定ネジで挾持圧調節体をロック
することができるため、調節状態の変動が生じない。
以上の結果、糸の太さ及び摩擦力に応じて挾持圧力を調
節でき、下糸を適正な圧力で確実に保持できるので、下
糸外れによる目飛びが生じることがなく、糸切り後確実
な縫目形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による下糸保持装置の一実施例を示す分
解斜視図、第2図は第1図の下糸保持装置を備えた糸切
り装置の要部の構或を示す正面図、第3図は第2図の上
面図、第4図は本発明の動作を説明する要部正面図、第
5図は下糸保持体の説明図、第6図は従来の下糸保持装
置の構成図である。 2・・・釜 3・・・針 4・・・上糸 6・・・下糸 11・・・可動刃 12・・・固定刃 13・・・下糸保持体 16・・・下糸保持押圧体 1つ・・・固定ネジ 20・・・挾持圧調節ネジ なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  固定刃と、該固定刃の下面に沿って往復動し、針に連
    なる上糸及び釜に収納されたボビンに連なる下糸を捕捉
    して前記固定刃との間で該上糸及び下糸を切断する可動
    刃とを備えたミシンの糸切り装置において、 先端部に前記可動刃の下面と接触する下糸接触部を有し
    、基部を前記可動刃の案内台に固定した下糸保持体と、
    該下糸保持体の下糸接触部を下方より押圧する突起部を
    有する下糸保持押圧体と、該下糸保持押圧体を支持し、
    前記下糸接触部に対する押圧力を調節可能な調節ネジを
    有する挾持圧調節体と、該挾持圧調節体の調節後の位置
    を固定する固定ネジとを備えたことを特徴とするミシン
    の糸切り装置における下糸保持装置。
JP30652289A 1989-11-28 1989-11-28 ミシンの糸切り装置における下糸保持装置 Pending JPH03168180A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5333565A (en) * 1992-10-30 1994-08-02 Mim Industries, Inc. Thread cutting via reciprocating arm with pockets and a trimming plate
JP2001062180A (ja) * 1999-08-16 2001-03-13 Duerkopp Adler Ag 糸ばさみを備えた本縫ミシン
JP2006075219A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Juki Corp ミシンの上糸保持装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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