JPH03165976A - 直流抵抗溶接装置 - Google Patents
直流抵抗溶接装置Info
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- JPH03165976A JPH03165976A JP30554789A JP30554789A JPH03165976A JP H03165976 A JPH03165976 A JP H03165976A JP 30554789 A JP30554789 A JP 30554789A JP 30554789 A JP30554789 A JP 30554789A JP H03165976 A JPH03165976 A JP H03165976A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 10
- 230000001934 delay Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 102220357476 c.34A>T Human genes 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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- Resistance Welding (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は溶接ロボット等に用いられ、被溶接部材を保持
した溶接電極間が所定加圧力に達するまで(加圧遅れ時
間)の間は本通電の遅延の制御が好適に行われる直流抵
抗溶接装置に関する。
した溶接電極間が所定加圧力に達するまで(加圧遅れ時
間)の間は本通電の遅延の制御が好適に行われる直流抵
抗溶接装置に関する。
[従来の技術コ
近時、溶接ガンに挟持される被溶接部材の加圧力の変動
、例えば、圧縮空気が変化した場合、加圧シリンダの加
圧力の変動等により生起する溶接品位の低下、大電流の
通電に伴う溶接電極の破損、並びに敗り等を有効に阻止
するため加圧状態を検知して通電制御を行う直流抵抗溶
接装置が知悉されている。
、例えば、圧縮空気が変化した場合、加圧シリンダの加
圧力の変動等により生起する溶接品位の低下、大電流の
通電に伴う溶接電極の破損、並びに敗り等を有効に阻止
するため加圧状態を検知して通電制御を行う直流抵抗溶
接装置が知悉されている。
このような直流抵抗溶接装置として、特公昭5 5−2
5 9 5 3号公報にも示されるように、溶接電極
間の抵抗により生じる電圧を検出し、この電圧の値をも
とに、加圧力の状態を識別して通電に係る制御を行う抵
抗溶接装置が存する。
5 9 5 3号公報にも示されるように、溶接電極
間の抵抗により生じる電圧を検出し、この電圧の値をも
とに、加圧力の状態を識別して通電に係る制御を行う抵
抗溶接装置が存する。
さらに、溶接電極間の被溶接部材の加圧力の検出値が所
定の値に上昇j.2た後、通電に係る好適な制御が行わ
れる溶接ガンの通電制御方法(特開平1−95881号
公報)を当出願人が提案している。
定の値に上昇j.2た後、通電に係る好適な制御が行わ
れる溶接ガンの通電制御方法(特開平1−95881号
公報)を当出願人が提案している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来技術における直流抵抗溶接装置にお
いては、比較的複雑な構或である専用の電圧検出器や判
別回路等の付加回路が必要である。さらに溶接ガンの通
電制御方法においても、加圧力を検知するために多数の
付加回路を用いて、通電制御を行うものであり、適用さ
れる装置においては装置規模、信号処理規模が増大する
不都合を有している。
いては、比較的複雑な構或である専用の電圧検出器や判
別回路等の付加回路が必要である。さらに溶接ガンの通
電制御方法においても、加圧力を検知するために多数の
付加回路を用いて、通電制御を行うものであり、適用さ
れる装置においては装置規模、信号処理規模が増大する
不都合を有している。
本発明は前記の課題に鑑みてなされ、比較的簡単な構或
において、被溶接物を保持した溶接電極間が所定加圧力
に達するまでの加圧遅れ時間に本通電を遅延するための
タイミング制御に優れ、可級的速やかで且つ大電流の通
電に伴う溶接電極の破損、あるいは散り等が有効に阻止
されて溶接品位が向上する直流抵抗溶接装置を提供する
ことを目的とする。
において、被溶接物を保持した溶接電極間が所定加圧力
に達するまでの加圧遅れ時間に本通電を遅延するための
タイミング制御に優れ、可級的速やかで且つ大電流の通
電に伴う溶接電極の破損、あるいは散り等が有効に阻止
されて溶接品位が向上する直流抵抗溶接装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
前記の課題を解決するために、本発明の直流抵抗溶接装
置は、 溶接電極に挟持される被溶接部材に本通電より低電圧の
予備通電を行う第1の通電手段と、前記被溶接部材の予
備通電に係る被溶接部材の電流を検知して検知信号を導
出する検知手段と、 前記検知信号の値が所定値以上において所定時間の本通
電を遅延する通電遅延手段と、前記遅延の終了時から所
定時間の本通電を行う第2の通電手段と、 を備えて構或される。
置は、 溶接電極に挟持される被溶接部材に本通電より低電圧の
予備通電を行う第1の通電手段と、前記被溶接部材の予
備通電に係る被溶接部材の電流を検知して検知信号を導
出する検知手段と、 前記検知信号の値が所定値以上において所定時間の本通
電を遅延する通電遅延手段と、前記遅延の終了時から所
定時間の本通電を行う第2の通電手段と、 を備えて構或される。
さらに、予備通電時間を設定し、且つ予備通電時間を計
数し、一致において溶接停止信号を送出する擬似溶接中
止制御手段とを備えて構威される。
数し、一致において溶接停止信号を送出する擬似溶接中
止制御手段とを備えて構威される。
[作用コ
以上のように構或される直流抵抗溶接装置においては、
溶接電極間に挟持された被溶接物の加圧開始店ともに予
備通電が行われ、その初期加圧が確認された後、さらに
所定加圧力に達するまでの間は本通電を遅延する本通電
遅延制御が行われる。
溶接電極間に挟持された被溶接物の加圧開始店ともに予
備通電が行われ、その初期加圧が確認された後、さらに
所定加圧力に達するまでの間は本通電を遅延する本通電
遅延制御が行われる。
さらに、被溶接部材の通電が正常に行われない場合は擬
似的に溶接工程を中止する擬似溶接中止制御が行われる
。
似的に溶接工程を中止する擬似溶接中止制御が行われる
。
これにより大電流の通電に伴う溶接電極の破損、あるい
は散り等が有効に阻止される。
は散り等が有効に阻止される。
[実施例]
次に、本発明に係る直流抵抗溶接装置の一実施例を、添
付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は実施例の全体構戊を示すブロック図、第2図お
よび第3図は実施例の動作における時間軸上の信号波形
を示すタイミングチャートである。
よび第3図は実施例の動作における時間軸上の信号波形
を示すタイミングチャートである。
先ず、構或を説明する。第1図に示される例は三和交流
電源に接続されるコンバータ部Aと、このコンバータ部
Aに接続されるインバータ部Bと、溶接トランス/整流
部Cと、溶接ガン部Dと、さらにインバータ部Bに対し
てパルス幅変調(PWM)信号を供給する溶接タイマ回
路Eとで概略構威されている。
電源に接続されるコンバータ部Aと、このコンバータ部
Aに接続されるインバータ部Bと、溶接トランス/整流
部Cと、溶接ガン部Dと、さらにインバータ部Bに対し
てパルス幅変調(PWM)信号を供給する溶接タイマ回
路Eとで概略構威されている。
コンバーク部Aは三相交流電源から供給される三和交流
の直流変換を行う。
の直流変換を行う。
インバータ部Bは電力用のトランジスタTraXTr
b,Tr c,Tr dがフルブリッジ回路で形威され
、前記コンバータ部Aの直流出力を所定の高周波交流に
変換する。
b,Tr c,Tr dがフルブリッジ回路で形威され
、前記コンバータ部Aの直流出力を所定の高周波交流に
変換する。
溶接トランス/整流部Cは高周波交流が入力される溶接
変圧器Tと、ここで導出される低電圧高周波交流を直流
化する整流器Da,Dbを有している。
変圧器Tと、ここで導出される低電圧高周波交流を直流
化する整流器Da,Dbを有している。
溶接ガン部Dは可動ガンアーム10aS10bを駆動す
るシリンダCdが電磁切換弁Dmを介して空圧源Arと
接続されている。さらに可動ガンアーム10aと溶接変
圧器Tの結線路にはワークWの通電の電流を検出する電
流検出器12が設けられている。
るシリンダCdが電磁切換弁Dmを介して空圧源Arと
接続されている。さらに可動ガンアーム10aと溶接変
圧器Tの結線路にはワークWの通電の電流を検出する電
流検出器12が設けられている。
溶接タイマ回路Eは溶接制御を行うためのCPU22と
、予備通電制御、本通電遅延制御、スローアップ制御、
本通電制御並びに擬似溶接中止制御等を行うためのプロ
グラムを格納し、7 且つ実行に係る情報の記憶、読み出しを行うためのRO
M24、RAM26とを有し、さらにロボットコントロ
ーラCcとの信号の送受を行い、且つ電磁切換弁Dmに
接続される入出力インタフェース(以下、必要に応じて
I/Oという)28を備えている。さらに、溶接条件の
値等を溶接タイマ回路Eに送出し、且つ表示ずるための
表示/入力装置Dpと接続されるI/030と、トロイ
ダル等の電流検出器12に接続されるA/D変換器32
と、RAM26から読み出され、後記される通電初期化
信号のクロックパルスを計数するカウンタ36と、通電
初期化信号のクロックパルスの送出から予め設定された
所定時間より短い設定時間を計時するタイマ38と、ト
ランジスタTra乃至Trdにパルス幅変調のベース電
流Sa,Sbを供給するベースドライブ回路Bcと、ベ
ースドライブ回路Bcにタイミングゲート信号を送出す
る電流制御部40とを有している。
、予備通電制御、本通電遅延制御、スローアップ制御、
本通電制御並びに擬似溶接中止制御等を行うためのプロ
グラムを格納し、7 且つ実行に係る情報の記憶、読み出しを行うためのRO
M24、RAM26とを有し、さらにロボットコントロ
ーラCcとの信号の送受を行い、且つ電磁切換弁Dmに
接続される入出力インタフェース(以下、必要に応じて
I/Oという)28を備えている。さらに、溶接条件の
値等を溶接タイマ回路Eに送出し、且つ表示ずるための
表示/入力装置Dpと接続されるI/030と、トロイ
ダル等の電流検出器12に接続されるA/D変換器32
と、RAM26から読み出され、後記される通電初期化
信号のクロックパルスを計数するカウンタ36と、通電
初期化信号のクロックパルスの送出から予め設定された
所定時間より短い設定時間を計時するタイマ38と、ト
ランジスタTra乃至Trdにパルス幅変調のベース電
流Sa,Sbを供給するベースドライブ回路Bcと、ベ
ースドライブ回路Bcにタイミングゲート信号を送出す
る電流制御部40とを有している。
さらにI/O52に接続され、予備通電の停8
止後、RAM2 6に設定された本通電遅延時間を計数
するカウンタ54と、I/056に接続され、前記RA
M2 6に設定された通電遅延時間をラッチするラッチ
回#r58とを有している。
するカウンタ54と、I/056に接続され、前記RA
M2 6に設定された通電遅延時間をラッチするラッチ
回#r58とを有している。
さらにカウンタ54とラッチ回路58が接続され、夫々
供給される信号を比較して、一致において本通電に係る
信号を送出するための比較器60と、さらにI/062
とを有している。なお、符号68はバスラインである(
第1の通電手段、通電遅延手段、第2の通電手段に対応
)。
供給される信号を比較して、一致において本通電に係る
信号を送出するための比較器60と、さらにI/062
とを有している。なお、符号68はバスラインである(
第1の通電手段、通電遅延手段、第2の通電手段に対応
)。
RAM26には表示/入力装置Dpから、予め予備通電
制御、本通電遅延制御、スローアップ制御、本通電制御
並びに擬似溶接中止制御のプリセット値Nとタイマ38
のブリセット時間Tbが記憶されている。
制御、本通電遅延制御、スローアップ制御、本通電制御
並びに擬似溶接中止制御のプリセット値Nとタイマ38
のブリセット時間Tbが記憶されている。
次に、上記の構或における動作を説明する(第1図乃至
第3図参照)。
第3図参照)。
先ず、ロボットコントローラCcから溶接指令信号(第
2図a)がI/028を介してCPU22に取り込まれ
る。
2図a)がI/028を介してCPU22に取り込まれ
る。
0
CPU22は溶接指令信号をもとにROM24に格納さ
れたプログラムおよびRAM26に書き込まれた溶接条
件(予備通電制御、本通電遅延制御、スローアップ制御
、本通電制御並びに擬似溶接中止制御)を読み出し、こ
こで■/028から電磁切換弁Dmに加圧信号〈第2図
b〉を供給される。続いて、空圧源Arから送出される
圧縮空気がシリンダCdに供給されて可動ガンアーム1
0a,10bが閉動してワークWを挟持する。
れたプログラムおよびRAM26に書き込まれた溶接条
件(予備通電制御、本通電遅延制御、スローアップ制御
、本通電制御並びに擬似溶接中止制御)を読み出し、こ
こで■/028から電磁切換弁Dmに加圧信号〈第2図
b〉を供給される。続いて、空圧源Arから送出される
圧縮空気がシリンダCdに供給されて可動ガンアーム1
0a,10bが閉動してワークWを挟持する。
次に、時刻tazにおいて、通電初期化信号(第2図C
)のクロックパルスPaがRAM26から読み出され、
カウンタ36、タイマ38および電流制御部40に導入
される。
)のクロックパルスPaがRAM26から読み出され、
カウンタ36、タイマ38および電流制御部40に導入
される。
カウンタ36は計数値を1とし、タイマ38はクロック
パルスPaの前縁部から計数を開始する。さらに、電流
制御部40には、RAM26から読み出され、その初期
値Vaのスロープ波形の通電信号(第2図d)が導入さ
れ、これに基づいてタイミングゲート信号がペースドラ
10 イブ回路Bcに供給される。
パルスPaの前縁部から計数を開始する。さらに、電流
制御部40には、RAM26から読み出され、その初期
値Vaのスロープ波形の通電信号(第2図d)が導入さ
れ、これに基づいてタイミングゲート信号がペースドラ
10 イブ回路Bcに供給される。
タイミングゲート信号は前記通電信号の振幅値に応じた
ベース電流Sa,Sbのパルス幅増減の制御信号であり
、トランジスタ’l’ra乃至Trdのスイッチング動
作により、高周波交流が導出され、続いて、溶接変圧器
T1整流器DaSDbを介した直流電圧がワークWに印
加される。
ベース電流Sa,Sbのパルス幅増減の制御信号であり
、トランジスタ’l’ra乃至Trdのスイッチング動
作により、高周波交流が導出され、続いて、溶接変圧器
T1整流器DaSDbを介した直流電圧がワークWに印
加される。
ここまでの状態はワークWの初期加圧中であり、ワーク
Wに本通電が行われないプリセット時間Tb(予備通電
、第2図C)である。プリセット時間Tbの終了時にタ
イマ38から計数終了信号(図示せず)がCPU22に
送出され、時刻taaで通電初期化信号のクロックバル
スpbを読み出し、カウンタ36の計数値が2となる。
Wに本通電が行われないプリセット時間Tb(予備通電
、第2図C)である。プリセット時間Tbの終了時にタ
イマ38から計数終了信号(図示せず)がCPU22に
送出され、時刻taaで通電初期化信号のクロックバル
スpbを読み出し、カウンタ36の計数値が2となる。
ここでタイマ38はクロックバルスpbの前緑部から計
数を開始する。
数を開始する。
この時点で通電信号は初期値Vaに初期化されスローア
ップ制御が開始される。この初期化は複数回(図示され
る6回、時刻taa乃至t11 ab)行われる。このプリセット時間Tbの電流検出器
12の検出電流が所定値以上においては、ワークWの初
期加圧が正常とされて本通電遅延制御が行われる。なお
、所定値以下においては再度溶接指令信号の取り込みか
ら開始する。
ップ制御が開始される。この初期化は複数回(図示され
る6回、時刻taa乃至t11 ab)行われる。このプリセット時間Tbの電流検出器
12の検出電流が所定値以上においては、ワークWの初
期加圧が正常とされて本通電遅延制御が行われる。なお
、所定値以下においては再度溶接指令信号の取り込みか
ら開始する。
本通電遅延制御は初期加圧の完了、すなわち、加圧が完
了するまでの間はスローアップ制御並びに本通電制御を
遅延するものであり、RAM26に予めワークWの板圧
、材質等を考慮した時間が記憶されている。RAM26
から読み出された時間(時刻tab乃至tac)がI/
052を介してラッチ回路58でラッチされ、さらにI
/056を介して導入されたクロック信号がカウンタ5
4で計数される。そして夫々の導出信号が比較器60で
比較され、その一致においてI/062を介した信号が
CPU22に取り込まれて、スローアップ制御並びに本
通電制御が開始される(時刻tac)。
了するまでの間はスローアップ制御並びに本通電制御を
遅延するものであり、RAM26に予めワークWの板圧
、材質等を考慮した時間が記憶されている。RAM26
から読み出された時間(時刻tab乃至tac)がI/
052を介してラッチ回路58でラッチされ、さらにI
/056を介して導入されたクロック信号がカウンタ5
4で計数される。そして夫々の導出信号が比較器60で
比較され、その一致においてI/062を介した信号が
CPU22に取り込まれて、スローアップ制御並びに本
通電制御が開始される(時刻tac)。
次に、RAM26のデータにより時刻tacから時刻t
adまでのスローアップ制御時間T12 Sは図示される振幅(第2図d)に対応する信号が電流
制御部40から導出されベースドライブ回路Bcに供給
される。電流検出器12の検知電流は所定電流Ia(第
2図e)において本通電制御(フィードバック制御)が
開始され、時刻tad乃至時刻tae間において一定の
電流1aがワークWに通電される。なお、この後、所定
の加圧保持時間(第2図b)が確保される。
adまでのスローアップ制御時間T12 Sは図示される振幅(第2図d)に対応する信号が電流
制御部40から導出されベースドライブ回路Bcに供給
される。電流検出器12の検知電流は所定電流Ia(第
2図e)において本通電制御(フィードバック制御)が
開始され、時刻tad乃至時刻tae間において一定の
電流1aがワークWに通電される。なお、この後、所定
の加圧保持時間(第2図b)が確保される。
この加圧保持時間経過後の時刻tafで溶接終了信号(
第2図f)が溶接タイマ回路38からロボットコントロ
ーラCcに送給され、溶接信号が停止する(第2図a1
時刻tag)。これによって、1溶接工程が完了する。
第2図f)が溶接タイマ回路38からロボットコントロ
ーラCcに送給され、溶接信号が停止する(第2図a1
時刻tag)。これによって、1溶接工程が完了する。
次に、擬似溶接中止制御について説明する(第3図参照
〉。
〉。
空圧源ATの空気圧が極めて低下して可動ガンアーム1
0a,10bが駆動されない場合、あるいは溶接電極1
1a,llbの接触部位に絶縁性塵埃等が付着した場合
には、ワークWに通電されず、さらにワークWが可動ガ
ンアーム13 10a,10b間に挟持された状態で溶接工程が中止さ
れる。
0a,10bが駆動されない場合、あるいは溶接電極1
1a,llbの接触部位に絶縁性塵埃等が付着した場合
には、ワークWに通電されず、さらにワークWが可動ガ
ンアーム13 10a,10b間に挟持された状態で溶接工程が中止さ
れる。
この場合、溶接工程を擬似的に終了せしめる擬似溶接中
止制御が行われる。
止制御が行われる。
この擬似溶接中止制御は、ロボットコントローラCcか
ら供給される溶接指令信号(第3図a)に基づいて加圧
信号(第3図b)が電磁切換弁Dmに送出される。
ら供給される溶接指令信号(第3図a)に基づいて加圧
信号(第3図b)が電磁切換弁Dmに送出される。
続いて、RAM26から通電初期化信号のパルスPa(
第3図C〉が読み出され、通電信号が初期化されてスロ
ーアップ制御が開始される(第3図e,時刻tbz)。
第3図C〉が読み出され、通電信号が初期化されてスロ
ーアップ制御が開始される(第3図e,時刻tbz)。
次いで、プリセット時間Tbの経過後(第3図C〉ワー
クWに通電が行われているか否が判定される。ここで通
電されていない場合は、再び初期化される。このように
して通電されているか否かの判定がプリセット時間Tb
毎にN回(初期化回数としては、N−1回)実施され、
その時間が(N−1)XTbに対応する無通電許容時間
Ta I ] owが経過した時(第3図C、14 時刻tbb)にI/028を介して擬似溶接終了信号(
第3図d〉がロボットコントローラCCに出力されて、
連動機器(図示せず)が停止する。同時に通電信号が停
止(第3図01時刻tbb)され、これにより溶接が擬
似的に終了する(第3図a1時刻tbc)。この場合、
I/O (図示せず)を介したカウンタ36からの計数
終了信号を用いてランプの点灯、ベルの吹鳴を行うよう
にして、溶接工程の停止を所要の作業者に報知すること
ができる。
クWに通電が行われているか否が判定される。ここで通
電されていない場合は、再び初期化される。このように
して通電されているか否かの判定がプリセット時間Tb
毎にN回(初期化回数としては、N−1回)実施され、
その時間が(N−1)XTbに対応する無通電許容時間
Ta I ] owが経過した時(第3図C、14 時刻tbb)にI/028を介して擬似溶接終了信号(
第3図d〉がロボットコントローラCCに出力されて、
連動機器(図示せず)が停止する。同時に通電信号が停
止(第3図01時刻tbb)され、これにより溶接が擬
似的に終了する(第3図a1時刻tbc)。この場合、
I/O (図示せず)を介したカウンタ36からの計数
終了信号を用いてランプの点灯、ベルの吹鳴を行うよう
にして、溶接工程の停止を所要の作業者に報知すること
ができる。
このようにして、初期加圧時間を不必要に大きくする必
要がなく、結果的に溶接タイムが最短化される。
要がなく、結果的に溶接タイムが最短化される。
なお、上記の実施例では、電流検出器12を溶接変圧器
Tの二次側に配設しているが、これに限らず、溶接変圧
器Tの一次コイル側あるいはコンバータ部Aとインバー
タ部Bと結線路に配設しても前記と同様の作用効果が得
られる。
Tの二次側に配設しているが、これに限らず、溶接変圧
器Tの一次コイル側あるいはコンバータ部Aとインバー
タ部Bと結線路に配設しても前記と同様の作用効果が得
られる。
[発明の効果]
l5
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、溶接
電極間に挟持された被溶接部材の加圧開始とともに予備
通電が行われ、その初期加圧が確認された後、さらに所
定加圧力に達するまでの間は本通電を遅延する本通電遅
延制御が行われる。さらに、被溶接部材の通電が正常に
行われない場合は擬似的に溶接工程を中止する擬似溶接
中止制御が行われる。
電極間に挟持された被溶接部材の加圧開始とともに予備
通電が行われ、その初期加圧が確認された後、さらに所
定加圧力に達するまでの間は本通電を遅延する本通電遅
延制御が行われる。さらに、被溶接部材の通電が正常に
行われない場合は擬似的に溶接工程を中止する擬似溶接
中止制御が行われる。
したがって、比較的簡単な構或のもとに、被溶接部材を
保持した溶接電極間が所定加圧力に達するまでの加圧遅
れ時間が設けられて充分な被溶接部材の加圧のもとに本
通電が行われるものとなり、これにより、可級的速やか
に且つ大電流の通電に伴う溶接電極の破損、あるいは散
り等が有効に阻止されて溶接品位が向上する効果が得ら
れる。
保持した溶接電極間が所定加圧力に達するまでの加圧遅
れ時間が設けられて充分な被溶接部材の加圧のもとに本
通電が行われるものとなり、これにより、可級的速やか
に且つ大電流の通電に伴う溶接電極の破損、あるいは散
り等が有効に阻止されて溶接品位が向上する効果が得ら
れる。
第1図は本発明の直流抵抗溶接装置に係る一実施例の全
体構或を示すブロック図、 16 第2図および第3図は実施例の動作における時間軸上の
信号波形を示すタイミングチャートである。 10a,10b・・・可動ガンアーム 12・・・電流検出器 22・・・CPU24・・
・ROM 26・・・RAM36・・・カウ
ンタ 38・・・タイマ54・・・カウンタ
58・・・ラッチ回路60・・・比較器 A・・・コンバータ部 B・・・インバ−タmC・
・・溶接トランス/整流部 D・・・溶接ガン部 E・・・溶接タイマ回路T
ra−Trd・・・トランジスタ W・・・ワーク l 7
体構或を示すブロック図、 16 第2図および第3図は実施例の動作における時間軸上の
信号波形を示すタイミングチャートである。 10a,10b・・・可動ガンアーム 12・・・電流検出器 22・・・CPU24・・
・ROM 26・・・RAM36・・・カウ
ンタ 38・・・タイマ54・・・カウンタ
58・・・ラッチ回路60・・・比較器 A・・・コンバータ部 B・・・インバ−タmC・
・・溶接トランス/整流部 D・・・溶接ガン部 E・・・溶接タイマ回路T
ra−Trd・・・トランジスタ W・・・ワーク l 7
Claims (3)
- (1)溶接電極に挟持される被溶接部材に本通電より低
電圧の予備通電を行う第1の通電手段と、前記被溶接部
材の予備通電に係る被溶接部材の電流を検知して検知信
号を導出する検知手段と、 前記検知信号の値が所定値以上において所定時間の本通
電を遅延する通電遅延手段と、 前記遅延の終了時から所定時間の本通電を行う第2の通
電手段と、 を備えることを特徴とする直流抵抗溶接装置。 - (2)請求項1記載の直流抵抗溶接装置において、予備
通電時間を設定し、且つ予備通電時間を計数し、一致に
おいて溶接停止信号を送出する擬似溶接中止制御手段を
備えることを特徴とする直流抵抗溶接装置。 - (3)請求項1および2記載の直流抵抗溶接装置におい
て、通電遅延手段は予備通電に係る電流をもとに時間計
数を行うカウンタと、遅延の値をラッチする回路とを備
えるとともに、カウンタの値とラッチされた値の一致に
おいて本通電開始の信号を第2の通電手段に送出する比
較器とを備えることを特徴とする直流抵抗溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1305547A JPH0755380B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 直流抵抗溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1305547A JPH0755380B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 直流抵抗溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03165976A true JPH03165976A (ja) | 1991-07-17 |
JPH0755380B2 JPH0755380B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17946475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1305547A Expired - Fee Related JPH0755380B2 (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 直流抵抗溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755380B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525953A (en) * | 1978-08-15 | 1980-02-25 | Furukawa Battery Co Ltd:The | Preparation of enclosed alkali storage battery |
JPS61150786A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Nissan Motor Co Ltd | スポツト溶接方法 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP1305547A patent/JPH0755380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5525953A (en) * | 1978-08-15 | 1980-02-25 | Furukawa Battery Co Ltd:The | Preparation of enclosed alkali storage battery |
JPS61150786A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Nissan Motor Co Ltd | スポツト溶接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755380B2 (ja) | 1995-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |