JP2738494B2 - 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置 - Google Patents

抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置

Info

Publication number
JP2738494B2
JP2738494B2 JP24258893A JP24258893A JP2738494B2 JP 2738494 B2 JP2738494 B2 JP 2738494B2 JP 24258893 A JP24258893 A JP 24258893A JP 24258893 A JP24258893 A JP 24258893A JP 2738494 B2 JP2738494 B2 JP 2738494B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
value
welding
waveform
current waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24258893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0796374A (ja
Inventor
能成 塚田
寿也 渡辺
健策 金安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP24258893A priority Critical patent/JP2738494B2/ja
Publication of JPH0796374A publication Critical patent/JPH0796374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2738494B2 publication Critical patent/JP2738494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抵抗溶接機の溶接電流制
御方法および装置に関し、一層詳細には、予め設定され
た基準電流波形に追従させた溶接電流をワークに通電す
る抵抗溶接機において、溶接電流値と基準電流値との差
に基づいて前記基準電流波形の立下り波形を修正し、こ
の修正された修正電流波形に基づいてワークに通電する
溶接電流を制御する抵抗溶接機の溶接電流制御方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体等のワークを溶接す
るために抵抗溶接機が多く用いられている。この種の抵
抗溶接機では、溶接されるワークの重ね枚数、ワークの
端部若しくは中央部等の溶接点の部位、溶接されるワー
クの厚さおよび溶接されるワークの材質等、溶接点毎に
条件が異なるとき、夫々の溶接点毎に基準となる基準電
流波形が設定され、これらの基準電流波形に基づいて生
成された溶接電流を夫々の溶接点に通電する方法が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、予め初期設定された電極チップ間の抵抗値
が、電極チップの摩耗、ワーク間に混入した塵、若しく
は電極チップでワークを挟持する際の加圧力等により変
化した場合は、基準電流波形と同一波形の電流をワーク
に通電することができないという問題がある。
【0004】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためになされたものであって、電極チップ間の抵抗値が
初期設定された値と異なる場合であっても、安定したナ
ゲットを得ることができる抵抗溶接機の溶接電流制御方
法および装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、予め記憶された基準電流波形に基
づいて生成された電流をワークに供給し、所定のサンプ
リングタイム毎に前記ワークに通電された溶接電流値を
検出する第1のステップと、前記検出された溶接電流値
と、前記基準電流波形における前記サンプリングタイム
毎の電流値との電流差が設定範囲以内か否かを判定する
第2のステップと、前記電流差が前記設定範囲を越える
とき、当該越える回数が所定回数以上か否かを判定し、
且つ、前記設定範囲を越える回数が所定数以上であると
き、前記溶接電流の尖頭値を検出する第3のステップ
と、前記検出された溶接電流の尖頭値が設定値以内であ
るとき、前記溶接電流が通電開始時から前記尖頭値に達
するまでの経過時間を測定する第4のステップと、前記
経過時間と前記尖頭値とに基づいて前記予め記憶された
基準電流波形の立下り波形を修正した修正電流波形を生
成する第5のステップと、前記生成された修正電流波形
に基づいて前記ワークに供給する電流を生成する第6の
ステップと、からなることを特徴とする。
【0006】さらに、第2の発明は、基準となる基準電
流波形を予め記憶する基準電流波形記憶手段と、前記基
準電流波形に基づいて生成され、前記ワークに供給され
た溶接電流を検出する溶接電流検出手段と、前記検出さ
れた溶接電流値と前記基準電流波形の電流値との電流差
を所定のサンプリングタイム毎に演算する電流差演算手
段と、前記電流差が設定値以上か否かを判定し、且つ、
前記電流差が設定値以上であるとき、前記設定値以上と
なった回数が設定回数以上か否かを判定する判定手段
と、前記電流差が設定値以上となった回数が設定回数以
上であるとき、前記溶接電流が尖頭値に達したか否かを
判定し、且つ前記溶接電流が前記尖頭値に達したとき、
前記尖頭値が設定値以上か否かを判定する尖頭電流値判
定手段と、前記溶接電流が尖頭値に達したと前記尖頭電
流値判定手段によって判定されたとき、前記溶接電流が
通電開始時から尖頭値に達するまでの経過時間を測定す
る経過時間測定手段と、前記測定された経過時間と前記
尖頭値とに基づいて、前記基準電流波形の立下り波形を
修正して修正電流波形を生成する電流波形修正手段と、
を備え、前記修正電流波形に基づいてワークに供給する
電流を生成することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る抵抗溶接機の溶接電流制御方法お
よび装置では、ワークに通電される溶接電流値と基準電
流波形における電流値との電流差を所定のサンプリング
タイム毎に演算し、当該電流差が設定値以上か否かを判
定する。前記電流差が設定値以上であるとき、前記電流
差が設定値以上となった回数が設定回数以上か否かを判
定し、当該回数が設定回数以上であるとき、前記溶接電
流が尖頭値に達したか否かを判定する。
【0008】次いで、溶接電流値が尖頭値に達したと
き、前記尖頭値が設定値以上か否かを判定し、該尖頭値
が設定値以上であるとき、前記溶接電流の通電開始から
尖頭値までの経過時間を測定して、前記尖頭値と前記経
過時間とから基準電流波形の立下り波形を修正した修正
電流波形を生成し、前記修正電流波形に基づいた溶接電
流をワークに通電する。
【0009】このため、電極チップ間の抵抗値が変化し
た場合であっても、基準電流波形と平均値が同一となる
溶接電流をワークに通電することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る抵抗溶接機の溶接電流制
御方法について、それを実施する装置との関係におい
て、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0011】図1は本発明を実施する抵抗溶接機20の
全体構成を示すブロック図である。
【0012】抵抗溶接機20は交流電源21から出力さ
れる交流を直流に変換するコンバータ回路22と、この
直流を高周波交流に変換するインバータ回路24と、前
記高周波交流を変成し、且つ整流する溶接トランス回路
26と、ワークWを挟持する溶接ガン部28と、ワーク
Wに通電される溶接電流を制御する溶接コントローラ3
0とを備える。
【0013】さらに、抵抗溶接機20は、ワークWに通
電される溶接電流IW を検出する電流検出器34と、溶
接コントローラ30に対して加圧時間、溶接電流の尖頭
値、および溶接電流の通電時間等の溶接条件を入力する
ためのキーボード36と、この溶接条件を表示するディ
スプレイ装置38と、外部記憶手段であるフロッピデス
クに対してデータを書き込む/読み込むフロッピデスク
ドライバ(FDD)39とを備える。
【0014】前記溶接ガン部28はワークWを挟持する
ガンアーム40および41と、このガンアーム40、4
1に固着される電極チップ42および43と、前記ガン
アーム40、41を開閉自在に駆動するシリンダ44と
からなり、該シリンダ44には電磁切替弁46を介して
空気圧源48が接続される。前記電磁切替弁46の切替
動作は前記溶接コントローラ30によって制御される。
【0015】図2は溶接コントローラ30の構成を示す
ブロック図である。
【0016】溶接コントローラ30は、電流検出器34
に検出された溶接電流IW をデジタル値に変換するアナ
ログ/デジタル(以下、A/Dという)変換回路52
と、中央処理装置(以下、CPUという)58と、この
CPU58から出力される溶接電流の指令値Icmd をア
ナログ値に変換するデジタル/アナログ(以下、D/A
という)変換回路60と、該D/A変換回路60から出
力される信号に基づいてパルスを生成するパルス幅変調
(以下、PWMという)回路62とを備え、このPWM
回路62によって生成されたパルスは前記インバータ回
路24に対して出力される。
【0017】溶接コントローラ30は、抵抗溶接機20
を制御するための制御プログラムが記憶される読み出し
専用メモリ(以下、ROMという)64と、前記CPU
58が演算中に演算結果を一時的に記憶する読み書き可
能なメモリ(以下、RAMという)66と、キーボード
36、ディスプレイ装置38、FDD39および電磁切
替弁46のインターフェース(以下、I/Fという)回
路68とを備える。
【0018】溶接コントローラ30は、基準となる基準
電流波形が予め記憶される基準電流波形記憶回路70
と、サンプリングタイムt1 毎に基準電流波形の電流値
S と検出された溶接電流IW との電流差ID を演算す
る電流差演算回路72と、前記電流差ID が設定範囲±
d 以内か否かを判定し、且つ前記電流差ID が設定範
囲±Id を越えたとき、この設定範囲±Id を越えた回
数Nが設定回数mに達したか否かを判定する判定回路7
4とを備える。
【0019】さらに、溶接コントローラ30は、電流検
出器34に検出された溶接電流IWが尖頭値IP に達し
たか否かを判定し、且つ、前記尖頭値IP が設定値I
Pmin以上か否かを判定する尖頭電流値判定回路76と、
溶接電流IW が尖頭値IP に達するまでの経過時間tP
を測定する経過時間測定回路78と、基準電流波形を修
正する電流波形修正回路80とを備える。
【0020】以上のように構成される抵抗溶接機20に
おいて、ワークWを溶接する作用について、図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0021】ROM64から読み出されたプログラムに
基づいてCPU58からI/F回路68を介して電磁切
替弁46の駆動信号が出力されると、この駆動信号によ
って電磁切替弁46が開弁され、空気圧源48からシリ
ンダ44に対して圧力空気が送給される。前記圧力空気
によるシリンダ44の動作によりガンアーム40、41
が閉動し、このガンアーム40、41に取着された電極
チップ42、43によってワークWが挟持される。
【0022】次いで、第1のサンプリングタイムt1
おける基準電流波形(図4(イ)参照)のデータが基準
電流波形記憶回路70からCPU58によって読み出さ
れて、このデータに基づいた電流の指令値Icmd がD/
A変換回路60に対して出力される。
【0023】前記電流の指令値Icmd はD/A変換回路
60でアナログの指令値If に変換されてPWM回路6
2に対して出力され、この指令値If はPWM回路62
でパルス幅変調されて所定の周波数とデューティサイク
ルのパルスとなり、インバータ回路24に対して出力さ
れる。
【0024】前記パルスに基づいてインバータ回路24
で高周波交流が生成され、この高周波交流は溶接トラン
ス回路26に対して出力される。溶接トランス回路26
によって高周波交流が変成、且つ整流されて溶接電流I
W が生成され、この溶接電流IW が溶接ガン部28を介
してワークWに通電される(ステップS1)。
【0025】前記ワークWに通電された溶接電流IW
電流検出器34によって検出され、A/D変換回路52
を介してCPU58によって読み取られて(ステップS
2)、電流差演算回路72に対して出力される。
【0026】電流差演算回路72では基準電流波形記憶
回路70から出力された第1のサンプリングタイムt1
における基準電流波形の電流値IS から、電流検出器3
4によって検出された溶接電流IW が減算され(IS
W =ID )(ステップS3)、この電流差ID が判定
回路74に対して出力される。
【0027】前記電流差ID は判定回路74で設定範囲
±Id 以内か否かが判定され(ステップS4)、電流差
D が設定範囲±Id を越えたとき、さらに、電流差I
D が設定範囲±Id を越えた回数Nが所定回数mに達し
たか否かが判定される(ステップS5)。
【0028】この判定の結果、回数Nが所定回数mに達
しないとき、電流差ID が設定範囲±Id を越えた回数
Nが所定回数mに達するまで、サンプリングタイムt1
毎にステップS2〜S5が実行される。
【0029】一方、ステップS5の判定で電流差ID
設定範囲±Id を越えた回数Nが所定数mに達したと
き、溶接電流IW が尖頭値IP に達したと尖頭電流値判
定回路76によって判定されるまで、基準電流波形に基
づいて生成された溶接電流IWがワークWに通電され
(ステップS6)、溶接電流IW が尖頭値IP に達した
と判定されたときは、尖頭値IP が設定値IPmin越えた
か否かが尖頭電流値判定回路76によって判定される
(ステップS7)。
【0030】この判定で尖頭値IP が設定値IPminを越
えたと判定されたとき、経過時間測定回路78によって
溶接電流IW が尖頭値IP に達するまでの経過時間tp
が測定され(ステップS8)、この経過時間tp と前記
尖頭値IP とに基づいて、基準電流波形の立下り開始時
間を遅延させた修正電流波形が電流波形修正回路80に
よって生成される(図4(ロ)参照)(ステップS
9)。
【0031】この場合、電流波形修正回路80は基準電
流波形記憶回路70に記憶された基準電流波形の平均値
と同一となるように、前記修正電流波形を生成する。
【0032】次いで、前記修正電流波形に基づいた電流
に関する信号がCPU58によって生成され、この修正
電流波形に基づいた溶接電流IW (図4(ハ)参照)
が、前述のステップS1と同様の作用でワークWに通電
される(ステップS10)。
【0033】一方、ステップS4における判定で、電流
差ID が設定範囲±Id 以内と判定されたとき、尖頭電
流値判定回路76により溶接電流IW が尖頭値IP に達
したか否かが判定され(ステップS11)、この判定で
尖頭値IP に達しないと判定された場合は、サンプリン
グタイムt1 毎にステップS2〜S4が実行される。
【0034】また、ステップS11の判定で尖頭値IP
に達したと判定されたとき、電流差ID が設定範囲±I
d を越えた回数Nが所定回数mに達することなく溶接電
流I w が尖頭値IP に達したと尖頭電流値判定回路76
に判定され、前述のステップS7以降が実行されて、尖
頭値IP と尖頭値IP に至るまでの経過時間tp とに基
づいて前述のステップS9で修正電流波形が生成され
(図4(ニ)参照)、ステップS10で修正電流波形に
基づいて生成された溶接電流IW がワークWに通電され
る(図4(ホ)参照)。
【0035】この場合、図4(ホ)に示す溶接電流IW
は図4(イ)に示す基準電流波形と比較して図4の斜線
部(ト)に相当する電流量が不足する。そこで、基準電
流波形の立下り波形を図4(ニ)に修正し、この修正電
流波形に基づいて生成された溶接電流IW を供給するこ
とによって、図4の斜線部(チ)に相当する電流量が増
加し、この斜線部(チ)に相当する電流量によって前記
斜線部(ト)に相当する不足電流量を補充する。
【0036】一方、ステップS7において、溶接電流I
W の尖頭値IP が設定値IPminを越えなかったと尖頭電
流値判定回路76によって判定されたとき(図4(ヘ)
参照)、電極チップ42、43によるワークWの挟持状
態が不充分であるため、電極チップ42、43間の抵抗
値が著しく増加したと判定されて、通電が中止され(ス
テップS12)、さらに、挟持状態の異常を示すエラー
メッセージに関する信号がディスプレイ装置38に対し
て出力されて(ステップS13)、このフローチャート
の実行が終了される。
【0037】以上説明したように、本実施例によれば、
電極チップ42、43間の抵抗値が増加した場合であっ
ても、溶接電流IW の尖頭値IP が設定値IPmin以上で
あれば、溶接電流IW の尖頭値IP と尖頭値IP までの
経過時間tP とによって修正電流波形を生成することに
より、基準電流波形記憶回路70に記憶されている基準
電流波形の平均値と同一の平均値となる電流を溶接点に
対して供給することができる。
【0038】さらに、溶接電流IW の尖頭値IP が設定
値IPmin以下であれば、電極チップ42、43によるワ
ークWの挟持状態が著しく不充分と判定することができ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る抵抗溶接機の溶接電流制御
方法および装置では、電極チップ間の抵抗値が変化した
場合であっても、基準電流波形と同一の平均値となる電
流をワークに通電することができるため、初期設定され
た電流量を常に溶接点に対して供給することが可能とな
り、良質のナゲットを安定して得ることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する抵抗溶接機の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の抵抗溶接機における溶接コントローラの
構成を示すブロック図である。
【図3】図1の抵抗溶接機において、ワークを溶接する
方法を説明するフローチャトである。
【図4】図1の抵抗溶接機において、基準電流波形記憶
回路に記憶される基準電流波形と、修正された修正電流
波形と、ワークに通電される電流との関係を説明する図
である。
【符号の説明】
20…抵抗溶接機 24…インバー
タ回路 26…溶接トランス回路 28…溶接ガン
部 30…溶接コントローラ 34…電流検出
器 40、41…ガンアーム 42、43…電
極チップ 52…A/D変換回路 58…CPU 70…基準電流波形記憶回路 72…電流差演
算回路 74…判定回路 76…尖頭電流
値判定回路 78…経過時間測定回路 80…電流波形
修正回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め記憶された基準電流波形に基づいて生
    成された電流をワークに供給し、所定のサンプリングタ
    イム毎に前記ワークに通電された溶接電流値を検出する
    第1のステップと、 前記検出された溶接電流値と、前記基準電流波形におけ
    る前記サンプリングタイム毎の電流値との電流差が設定
    範囲以内か否かを判定する第2のステップと、 前記電流差が前記設定範囲を越えるとき、当該越える回
    数が所定回数以上か否かを判定し、且つ、前記設定範囲
    を越える回数が所定数以上であるとき、前記溶接電流の
    尖頭値を検出する第3のステップと、 前記検出された溶接電流の尖頭値が設定値以内であると
    き、前記溶接電流が通電開始時から前記尖頭値に達する
    までの経過時間を測定する第4のステップと、 前記経過時間と前記尖頭値とに基づいて前記予め記憶さ
    れた基準電流波形の立下り波形を修正した修正電流波形
    を生成する第5のステップと、 前記生成された修正電流波形に基づいて前記ワークに供
    給する電流を生成する第6のステップと、 からなることを特徴とする抵抗溶接機の溶接電流制御方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の溶接電流制御方法におい
    て、修正電流波形に基づいて生成される電流の平均値
    は、基準電流波形の平均値と同一であることを特徴とす
    る抵抗溶接機の溶接電流制御方法。
  3. 【請求項3】基準となる基準電流波形を予め記憶する基
    準電流波形記憶手段と、 前記基準電流波形に基づいて生成され、前記ワークに供
    給された溶接電流を検出する溶接電流検出手段と、 前記検出された溶接電流値と前記基準電流波形の電流値
    との電流差を所定のサンプリングタイム毎に演算する電
    流差演算手段と、 前記電流差が設定値以上か否かを判定し、且つ、前記電
    流差が設定値以上であるとき、前記設定値以上となった
    回数が設定回数以上か否かを判定する判定手段と、 前記電流差が設定値以上となった回数が設定回数以上で
    あるとき、前記溶接電流が尖頭値に達したか否かを判定
    し、且つ前記溶接電流が前記尖頭値に達したとき、前記
    尖頭値が設定値以上か否かを判定する尖頭電流値判定手
    段と、 前記溶接電流が尖頭値に達したと前記尖頭電流値判定手
    段によって判定されたとき、前記溶接電流が通電開始時
    から尖頭値に達するまでの経過時間を測定する経過時間
    測定手段と、 前記測定された経過時間と前記尖頭値とに基づいて、前
    記基準電流波形の立下り波形を修正して修正電流波形を
    生成する電流波形修正手段と、 を備え、前記修正電流波形に基づいてワークに供給する
    電流を生成することを特徴とする抵抗溶接機の溶接電流
    制御装置。
JP24258893A 1993-09-29 1993-09-29 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置 Expired - Fee Related JP2738494B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24258893A JP2738494B2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24258893A JP2738494B2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0796374A JPH0796374A (ja) 1995-04-11
JP2738494B2 true JP2738494B2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=17091294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24258893A Expired - Fee Related JP2738494B2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2738494B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100278799B1 (ko) * 1997-09-27 2001-04-02 황락훈 전압형 인버터를 이용한 아크형 전기 용접방법
KR100322345B1 (ko) * 1999-06-14 2002-02-07 이준웅 점 용접기의 용접 전류 결정 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0796374A (ja) 1995-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4456810A (en) Adaptive schedule selective weld control
EP0764495A1 (en) Inverter seam resistance welding electric power supply apparatus
US20050218120A1 (en) Energy balanced weld controller
US5786558A (en) Method and apparatus for controlling inverter resistance welding
JP2738494B2 (ja) 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置
US5523541A (en) Method and apparatus for controlling constant current for resistance welding
JPH11104849A (ja) スポット溶接装置の溶接制御装置
JP3507843B2 (ja) 抵抗溶接制御方法及び装置
JPH0788659A (ja) 直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置
JPH10211584A (ja) 溶接制御方法
JPH04300078A (ja) インバータ式抵抗溶接制御方法及び装置
JPH04333378A (ja) インバータ式抵抗溶接制御方法
JPH09277063A (ja) 抵抗溶接制御装置
JP2756403B2 (ja) 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置
JP2762201B2 (ja) 抵抗溶接制御方法
JPH05337655A (ja) 抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置
KR100225593B1 (ko) 저항용접 제어장치
JP2000190082A (ja) 抵抗溶接制御装置
JP2806767B2 (ja) 抵抗溶接機における圧力設定方法および装置
JPH0631443A (ja) 交流tig溶接の制御方法
JPH0929451A (ja) 抵抗溶接方法
JP2635783B2 (ja) 直流抵抗溶接装置
JP2840141B2 (ja) 直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置
JPH08197261A (ja) インバータ式溶接機の異常検出方法およびその装置
JP2614690B2 (ja) 溶接用変圧器の制御方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees