JPH10211584A - 溶接制御方法 - Google Patents

溶接制御方法

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JPH10211584A
JPH10211584A JP9014326A JP1432697A JPH10211584A JP H10211584 A JPH10211584 A JP H10211584A JP 9014326 A JP9014326 A JP 9014326A JP 1432697 A JP1432697 A JP 1432697A JP H10211584 A JPH10211584 A JP H10211584A
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welding
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primary current
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Fumitomo Takano
文朋 高野
Kenji Miyanaga
健二 宮永
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/24Electric supply or control circuits therefor
    • B23K11/25Monitoring devices
    • B23K11/252Monitoring devices using digital means
    • B23K11/257Monitoring devices using digital means the measured parameter being an electrical current
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/24Electric supply or control circuits therefor
    • B23K11/241Electric supplies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】インバータ式抵抗溶接装置において、2次電流
検出センサの劣化を検出するとともに、溶接電流を高精
度に制御する。 【解決手段】通常の場合には、2次電流I2rによるフ
ィードバック制御を行うことで、溶接電流I2actを
高精度に制御し、一方、これと同時に、1次電流の検出
値I1が、1次電流の基準値について予め定めている許
容範囲を超える値となるかどうかをも監視し、超える値
となったときには2次電流の検出センサ42が劣化した
ものとする。これにより、電流フィードバック制御を2
次電流によるフィードバック制御から1次電流によるフ
ィードバック制御に切り換えることで、溶接電流I2a
ctを所定精度(例えば、±3%程度)で制御すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溶接電流を正確
にフィードバック制御する、例えば、インバータ式の直
流抵抗溶接装置に適用して好適な溶接制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インバータ式の直流抵抗
溶接装置では、供給される直流電圧をスイッチング素子
からなるインバータにより高周波交流電圧に変換し、こ
の高周波交流電圧を溶接トランスの1次側に供給し、そ
の2次側に発生する高周波パルス電圧を整流器により、
例えば、全波整流した後、溶接電極を通じて被溶接物に
加えるようにしたものが知られている。このインバータ
式の直流抵抗溶接装置は、溶接トランスが小型になり、
かつ電源の使用効率が高くなるという利点を有してい
る。
【0003】また、小型になるので、溶接トランスを溶
接ロボットの溶接アームの先端側に組み込むことが可能
となり、結果として溶接トランスの2次側コイル出力か
ら溶接電極までのアーム長を短くすることができる。実
際、自動車の鋼板等の溶接では、15000A程度以上
の溶接電流が必要とされる場合があり、この場合におい
て、前記溶接トランスの2次側コイル出力から溶接電極
までのアーム長を短くできることから、そのアーム部分
での電圧降下および熱の発生を少なくすることができ、
結果として、一層、電源効率を上げることができるとい
う利点が得られる。
【0004】このようなインバータ式の直流抵抗溶接装
置において、被溶接物に供給される電流(溶接電流)、
すなわち、前記溶接トランスの2次電流を一定値(基準
値)に制御しようとする場合(いわゆる2次電流定電流
制御の場合)には、例えば、前記インバータをパルス幅
変調(PWM)制御により駆動し、溶接トランスの2次
電流をトロイダルコイル(トロイダルコアにエナメル線
等の絶縁被覆電線を複数ターン巻いた構成)等の電流セ
ンサ(電流検出器)で検出し、この検出値を前記基準値
と比較し、比較誤差に応じて前記パルス幅変調制御のパ
ルス幅を変えることで、前記溶接トランスの2次電流が
一定値になるようにフィードバック制御するようにして
いる。
【0005】この2次電流によるフィードバック制御に
よれば、溶接電流値を直接フィードバックすることにな
るので、例えば、±150A程度(溶接電流が1500
0Aである場合には±1%程度)の精度を保持すること
ができ、結果として被溶接物に対する溶接品質を均一化
することができる。
【0006】なお、2次電流によるフィードバック制御
ではなく1次電流によるフィードバック制御によれば、
溶接電流を間接的に制御することになるので、通常、±
3%程度の精度になる。
【0007】インバータ式の直流抵抗溶接装置において
は、例えば、特公平8−4943号公報に公表されてい
るように、被溶接物あるいは溶接電極の接触具合が変動
して溶接電流(2次電流)が急激に減少した場合、それ
を補償するために1次電流のパルス幅が広がり、かつそ
のピーク値も上昇し、この電力増加によりインバータを
構成するスイッチング素子が破壊するおそれがあること
が指摘されている。このスイッチング素子の破壊を防止
するために、前記公報には、1次電流をも検出し、2次
電流の設定値に対応した1次電流値を演算し、演算した
1次電流値より数%高い値にリミットレベルを設け、2
次電流の供給中(溶接中)に、検出した1次電流値が前
記リミットレベルを超える値となった場合には、1次電
流のパルス幅を制限するようにして前記スイッチング素
子の破壊を防止するという技術が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者等
は、2次電流によるフィードバック制御中に、2次電流
の検出値は設定値(基準値)であるにも拘わらず、1次
電流の検出値のみが、連続的にあるレベルまで、あるい
は階段状に増加する場合があるという現象を見いだし
た。
【0009】この現象を解明するために、2次電流検出
用の電流センサであるトロイダルコイルを溶接装置から
取り外し、そのインピーダンス値を測定したところ、測
定中に、電流センサに物理的な衝撃を与えるとインピー
ダンス値(インダクタンス値)が減少する場合があると
いうことが判明した。なお、測定中に物理的な衝撃を与
えない場合においても、インピーダンス値(インダクタ
ンス値)が減少している2次側用電流センサが存在する
ことも判明した。そして、新品の2次側用電流センサを
前記溶接装置に取り付けて2次電流によるフィードバッ
ク制御を再び行った場合には、2次電流の検出値はもち
ろんのこと、1次電流の検出値も変動しなくなるという
知見も得た。
【0010】これらの知見から2次側用電流センサの電
流電圧変換効率が劣化しているものと推定され、2次側
用電流センサが劣化した場合には、上述の現象、すなわ
ち、2次電流によるフィードバック制御中に2次電流の
検出値が設定値であるにも拘わらず、1次電流の検出値
のみが増加する現象を説明することができる。
【0011】なお、劣化した電流センサであるトロイダ
イルコイルを分解して調査したところ、トロイダルコイ
ルを構成するコアと、このコアに巻かれている絶縁被覆
電線との接触あるいは、隣り合うコイル巻線間のレアー
ショートまたは短絡を発見することができた。
【0012】この発明はこのような課題および知見を考
慮してなされたものであり、通常の場合には、溶接電流
を高精度に制御することを可能にするとともに溶接電流
の検出精度の劣化を検出することを可能し、溶接電流の
検出精度の劣化を検出した場合においても、溶接電流を
所定精度で制御することを可能とする溶接制御方法を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、溶接トラン
スの2次コイル側より電流を検出し、検出した2次電流
によるフィードバック制御を行いながら、前記溶接トラ
ンスの1次コイル側の電流を検出し、この1次電流の検
出値と、予め求めておいた1次電流の許容範囲とを比較
し、この比較結果において、前記1次電流の検出値が、
前記1次電流の許容範囲を超える値となったとき、前記
2次電流によるフィードバック制御を前記1次電流によ
るフィードバック制御に切り換えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、通常の場合には、2次
電流によるフィードバック制御を行うことで、溶接電流
を高精度に制御し、一方、これと同時に、1次電流の検
出値が、1次電流の許容範囲を超える値となるかどうか
をも監視し、超える値となったときには2次電流の検出
センサが劣化したものと推定する。このとき以降、電流
フィードバック制御を2次電流によるフィードバック制
御から1次電流によるフィードバック制御に切り換える
ことで、溶接電流を所定精度(例えば、±3%程度)で
制御することができる。
【0015】この場合、1次電流の検出値が、1次電流
の許容範囲を超える値となったとき、警告を表す信号を
出力することで、オペレータは、2次側の電流センサが
劣化していることを知ることができ、所望のときにその
2次側の電流センサを交換することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0017】図1は、この一実施の形態が適用されたイ
ンバータ式直流抵抗溶接装置10の概略的な構成を示し
ている。
【0018】インバータ式直流抵抗溶接装置10は、基
本的には、インバータ12と溶接トランス14と整流出
力部16と制御部18とから構成される。
【0019】インバータ12は、例えば、IGBT(絶
縁ゲートバイポーラトランジスタ)等の電力用スイッチ
ング素子21〜24がブリッジ型に接続された構成とさ
れ、スイッチング素子21、23のコレクタ共通接続点
と、スイッチング素子22、24のエミッタ共通接続点
には、端子25、26を介して直流電圧Eが供給され
る。この直流電圧Eとしては、例えば、400V等の3
相交流電源が整流された直流電圧が供給される。スイッ
チング素子21〜24のベースには、ドライブ回路30
からPWMドライブ信号が供給される。
【0020】このPWMドライブ信号により、周知のよ
うに、インバータ12は、スイッチング素子21、22
がオン状態(スイッチング素子23、24はオフ状態)
とスイッチング素子21、22がオフ状態(スイッチン
グ素子23、24がオン状態)を繰り返して、直流電圧
Eが高周波の交流電圧に変換されて、溶接トランス14
の1次コイル側に供給される。
【0021】センタタップ式の溶接トランス14の2次
コイル側には、巻数比n(2次コイルの巻数/1次コイ
ルの巻数。この実施の形態では、1/100)に応じた
高周波交流電圧が発生し、この高周波交流電圧が整流器
31、32により全波整流され、この全波整流された電
圧が略直流電圧として、溶接電極33、34を介して被
溶接物W(35、36)に供給される。
【0022】溶接トランス14の2次電流(溶接電流と
もいいい、信号または値を表す。)I2act(添字a
ctは、2次側閉回路に実際に流れている電流を意味す
る。)が、電流センサ42を通じて検出され、積分回路
43を通じて直流電圧にされる。この直流電圧が、A/
D変換回路52に供給され、デジタル信号の2次電流I
2r(添字rは、読み取り値を意味し、符号I2rは、
必要に応じて2次検出電流または2次検出電流値ともい
う。)とされてマイクロコンピュータ61に供給され
る。なお、実際上、A/D変換回路52の出力側までは
2次電流に対応する電圧値(電流センサ42により電流
電圧変換される。)であるが、理解の容易のために、2
次電流I2rとしている。電流センサ42としては、ト
ロイダルコイル型あるいはロゴスキーコイル型のセンサ
を用いることができる。
【0023】一方、図2にその波形を示す溶接トランス
14の1次電流I1act(信号または値を表す。)
が、トロイダルコイル型等の電流センサ41を通じて検
出され、増幅回路45を通じて高周波交流電圧としての
1次電流I1としてA/D変換回路51に供給され、デ
ジタル信号の1次電流I1rとされてマイクロコンピュ
ータ61に供給される。なお、実際上、1次側の電流セ
ンサ41においては、劣化が発生しないので、1次電流
I1rは、実際に流れている1次電流I1actに正確
に対応した値になる。
【0024】マイクロコンピュータ61は、直流の2次
電流(値も表すものとする。)I2rをPWMの1サイ
クルT(図2参照)毎に取り込むと同時に、1次電流I
1rのピーク値I1pも前記PWMの1サイクルT毎に
取り込む。この実施の形態において、1次電流I1r の
ピーク値I1pは、図2に示すように、PWMの1サイ
クルをTとするとき、その1サイクルTの開始点から電
流が急激に上昇し、その後傾斜が緩くなった時点から、
その傾斜の緩い期間の半分の期間tpが大略経過した時
点(緩傾斜期間の中央点)における値をI1pとして各
サイクルT毎に測定するようにしている。
【0025】このようにして、A/D変換回路51、5
2の出力信号である1次電流I1r(検出値は1次電流
のピーク値I1pである。)と2次電流I2rとがマイ
クロコンピュータ61に取り込まれる。
【0026】マイクロコンピュータ61は、駆動・制御
・処理・判断手段等として機能し、特に、この実施の形
態では、フィードバック制御手段としても機能し、周知
のように、中央処理装置(CPU)に対応するマイクロ
プロセッサ(MPU)と、このマイクロプロセッサに接
続される入出力装置としてのAD変換回路やDA変換回
路、I/Oポート、制御プログラム・システムプログラ
ム・ルックアップテーブル等が予め書き込まれる読み出
し専用メモリ(ROM)、処理データを一時的に保存等
するランダムアクセスメモリ(RAMであり、書き込み
・読み出しメモリ)、タイマ回路および割り込み処理回
路等を1チップに集積したLSIデバイスとして提供さ
れる。
【0027】マイクロコンピュータ61には、キーボー
ド等の指令値入力部62を通じて、2次電流の指令値信
号(指令値ともいう。)S(I2)が供給される。マイ
クロコンピュータ61は、基本的には、この指令値S
(I2)とフィードバック信号である2次電流I2rと
の比較結果に応じたパルス間隔を有する払出パルスP
(この払出パルスPのパルス幅は、図2に示す間隔tを
意味する。)をPWM発生回路71に供給する。PWM
発生回路71は、この払出パルスPの間隔tに応じたパ
ルス幅を有するPWM信号をドライブ回路30に供給す
る。ドライブ回路30は、このPWM信号に基づき、イ
ンバータ12を構成するスイッチング素子21〜24を
上述の順序で駆動するためのPWMドライブ信号を出力
する。なお、マイクロコンピュータ61には、CRTや
LCD等の表示器95が接続され、マイクロコンピュー
タ61から出力される警告を表す信号に基づいて所定の
警告表示がなされる。
【0028】次に、図1例の動作について、図3のフロ
ーチャートと、図4の機能ブロック図および図5の波形
図をも参照して説明する。なお、図3のフローチャート
の制御主体は、マイクロコンピュータ61であり、図4
の機能ブロック図を構成する各ブロックは、マイクロコ
ンピュータ61により実現されるブロックであるが、デ
ィスクリート部品による等価的な構成とすることも可能
である。
【0029】まず、オペレータが被溶接物W(35、3
6)に応じた溶接電流(2次電流)の指令値S(I2)
を指令値入力部62から入力することで、指令値S(I
2)が読み込まれる(ステップS1)。実際上、被溶接
物Wに係る機種名(具体的には、例えば、自動車の機種
名)が選定されることで、使用する鋼板の厚さや使用す
るガンアームが自動的にマイクロコンピュータ61の図
示しない記憶部(以下、メモリともいう。)中のテーブ
ルから選定され、また、対応する溶接条件(具体的に
は、加圧時間、通電時間、溶接電流値等)も自動的にメ
モリ中のテーブルから選定される。ここでいう2次電流
の指令値S(I2)とは、溶接条件中、溶接電流値の指
令値(目標値)をいう。
【0030】読み込まれた指令値S(I2)は、図5A
に示すように、通電開始時点t0から時点t1まではス
ローアップ制御により徐々に増加し、時点t1以降、通
電終了時点t4までは一定値であるものとする。時点t
0から時点t4までの期間が図2に示す通電期間Taに
対応する。なお、繁雑となるので、図2の波形は、スロ
ーアップ制御に対応した波形とはしていない。また、通
電期間(通電時間ともいう。)Taは、PWMの1サイ
クルTと区別するために、通電サイクルTaともいう。
【0031】指令値S(I2)は、図4に示すように、
マルチプレクサ81の一方の固定ポート81bおよび共
通ポート81aを介して誤差生成部(誤差信号生成部)
85の基準入力側に供給される。時点t0では、誤差生
成部85の他方の入力である比較入力側には、何も信号
が供給されていないので、最初のPWMの1サイクルT
では、誤差生成部85から指令値S(I2)がそのまま
出力され、払出パルス算出部84に供給される。
【0032】マルチプレクサ81の他方の固定ポート8
1cには、図示していないメモリに格納されている1次
電流フィードバック制御のための指令値S(I1)が供
給される。この1次電流の指令値S(I1)は、次の
(1)式で計算している。
【0033】 S(I1)=S(I2)/n …(1) n:トランス巻数比 1次電流値の基準値の平均値I1averefは、実効
値に近似した値としてメモリに格納されている。具体的
に説明すると、2次電流センサ42が正常であったとき
に測定した、各PWMの1サイクルTの1次電流のピー
ク値をI1prefとするとき、その各PWMの1サイ
クルTの1次電流の基準値I1refを、次の(2)式
で計算し、1次電流値の基準値の平均値I1avere
fを、次の(3)式で計算している。
【0034】 I1ref=I1pref×√(t/T) …(2) I1averef=(1/N)ΣI1ref …(3) すなわち、1次電流の基準値I1refは、各PWMの
1サイクルT毎に測定した1次電流のピーク値I1pr
efに、払出パルス幅tをPWMの1サイクルTで割っ
た値の平方根をかけた値として算出される。また、1次
電流値の基準値の平均値I1averefは、各PWM
の1サイクルTの1次電流の基準値I1refを通電サ
イクルTa間積算して、通電サイクルTaを構成するP
WMの1サイクルTの数(通電サイクルTa内のパルス
数ともいう。)Nで割った値として算出される。
【0035】このようにして予め求められ計算された通
電の1サイクルTaの1次電流の基準値の平均値I1a
verefが、1次電流の許容範囲の算出部88に供給
される(ステップS2)。なお、図5Dには、各PWM
の1サイクルTの1次電流の基準値I1refを示して
いる。
【0036】時点t0において、払出パルス算出部84
において、最初のPWMの1サイクルTの払出パルスP
のパルス幅tが算出されて(ステップS3)、PWM発
生回路71に供給される(ステップS4)。PWM発生
回路71は、この払出パルスPに応じたPWM信号をド
ライブ回路30に供給することで、ドライブ回路30か
らPWMドライブ信号(スイッチング信号)が出力さ
れ、インバータ12がオンオフ動作を開始する。これに
より1次電流I1actが通電し、溶接トランス14の
コアを通じて2次電流I2actが通電する。
【0037】このとき、1次電流I1actと2次電流
I2actが、それぞれ、電流センサ41、42により
検出され、1次電流I1rおよび2次電流I2rとして
読み込まれる(ステップS5)。
【0038】そして、1次電流I1rは、A/D変換回
路51を通じて実効値の近似値の算出部91に供給さ
れ、このPWMの1サイクルTにおける実効値の近似値
I1mが前記(2)式に対応する次の(4)式により算
出される(ステップS6)。なお、(4)式において、
I1pは、そのPWMの1サイクルTにおけるピーク値
である(図2参照)。
【0039】 I1m=I1p×√(t/T) …(4) 次いで、この実効値の近似値I1mが、積算部92で次
の(5)式によりPWMの1サイクルTの終了後に積算
される(ステップS7)。今回は、この(5)式の値
は、過去の積算値が存在しないので(4)式の値に等し
い。
【0040】 ΣI1m=ΣI1p×√(t/T) …(5) 誤差生成部85では、2次電流の指令値S(I2)とス
テップS5で読み込んだ2次電流I2rとを比較して、
誤差(差)を払出パルス算出部84に供給する(ステッ
プS8)。詳しく説明すると、今回のPWMの1サイク
ルTにおける指令値S(I2)を目標値とし、この目標
値と今回のPWMの1サイクルTで検出した2次電流I
2rとの差を算出して払出パルス算出部84に供給す
る。
【0041】払出パルス算出部84では、この誤差と次
のPWMの1サイクルTにおける指令値S(I2)の目
標値に基づいて次のPWMの1サイクルT用の払出パル
スPのパルス幅t(図2参照)を算出してPWM発生回
路71に供給する(ステップS9)。
【0042】次いで、ステップS1で与えられた指令値
S(I2)による通電が終了したかどうかが、前記した
通電サイクルTaを構成するPWMの1サイクルTの数
Nにより判定され(ステップS10)、この判定が否定
的であった場合には、この判定が肯定的となるまで、換
言すれば、今回の通電サイクルTaの通電が終了するま
で、ステップS4〜ステップ9の処理を繰り返す。
【0043】ステップS10の判定が肯定的となったと
き、換言すれば、2次電流フィードバック制御による今
回の通電サイクルTaが終了したときに、ステップS7
で求められている1通電時間Ta内における1次電流の
実効値の近似値Imの積算値ΣimをPWMの1サイク
ルTの数Nで割った、1次電流の1通電期間Taにおけ
る測定平均値I1avem{前記(3)式に対応した次
の(6)式参照}を平均値算出部93により求める(ス
テップS11)。
【0044】 I1avem=(1/N)ΣI1m …(6) この1次電流の測定平均値I1avemは、比較部89
の比較入力端子に供給される。
【0045】次に、2次側の電流センサ42の劣化状態
を判断するために、比較部89により、(6)式で算出
した、今回の通電サイクルTaにおける1次電流の測定
平均値I1avemと、許容範囲算出部88で、以下に
説明するようにして予め算出されている1次電流値の基
準値の平均値I1averefから求めた許容範囲I1
averef±ΔIとを比較する(ステップS12)。
【0046】この場合、許容範囲算出部88では、前記
(3)式で予め求めている1次電流値の基準値の平均値
I1averefに対して、予め定めている許容誤差、
例えば、αを考慮して次の(7)式により許容範囲をS
(I1)±ΔIとして計算する。
【0047】 I1averef×(1±α)=I1averef±ΔI …(7) ここで、αの値は、2次側の電流センサ42が劣化する
(検出電流を電圧に変換する効率が低下する)ことのみ
を考えた場合には+値のみでよいが、測定誤差等(各部
電源電圧の変動、あるいは溶接電極33、34の摩耗等
による変動、加圧力の変動、測定誤差の変動等)による
誤動作を回避するために、例えば、±3%に選定する。
【0048】ステップS12の判定処理が成立した場合
には、2次電流検出センサ42の劣化がなく、正常に溶
接が終了したものと判断して、2次電流I2によるフィ
ードバック制御を継続する。一方、ステップS12の判
定処理が否定的となった場合には、図5A〜図5Dに参
考として模式的に示すように、2次電流の指令値S(I
2)(図5A参照)と読取値である2次電流値I2r
(図5C参照)は、例えば、時点t1〜t4の間で変化
していないのにもかかわらず、1次電流の読取値に対応
するPWMの1サイクルTにおける1次電流値の実効値
の近似値I1m(図5D参照)が、例えば、時点t2か
ら増加して、時点t3では、許容範囲I1ref+ΔI
を超える値となっており、実際の2次電流I2actが
図5Bに示すように時点t2から増加しているような場
合には、時点t4における今回の通電期間Taの終了後
の次の通電サイクルTaからは、1次電流の検出値(ピ
ーク値)I1pによるフィードバック制御、いわゆる1
次電流フィードバック制御に切り換える(ステップS1
3)。
【0049】すなわち、時点t4以降の次の通電時にお
いて、ステップS12の判断処理を行う比較部89の比
較結果の2値信号(警告信号)に応じて、マルチプレク
サ82、81の共通ポート81a、82aが、他方の固
定ポート81c、82c側に切り換えられる。以降、誤
差生成部85では、1次電流指令値S(I1)を基準信
号とし、これと1次電流検出値I1pとを比較して誤差
を生成し、払出パルスPのパルス幅を決定し、PWM発
生回路71へ出力するようにすることで、1次電流I1
によるフィードバック制御が行われる。
【0050】また、このとき、比較結果信号を警告を表
す信号として図示しない映像信号変換部により変換して
出力し(ステップS14)、表示器95上に異常である
ことの警告表示を行う。必要に応じて、その表示器95
上に、1次電流によるフィードバック制御に切り換わっ
たことも表示する。なお、警告表示ととともに、あるい
は独立して、図示していないスピーカを用いて警報表示
を行うようにしてもよい。
【0051】なお、前記した許容誤差αは、比率ではな
く、通電時間Ta中、一定の値とすることもできること
はいうまでもない。
【0052】上述した実施の形態を総括的に説明すれ
ば、溶接電流I2の制御は、溶接電流I2の目標値を指
令値S(I2)として、マイクロコンピュータ61に与
え、この値に相当する払出パルスPをPWM発生回路7
1に供給する。
【0053】PWM発生回路71により発生したPWM
信号が実際の溶接電流I2actにどう反映されている
かを電流センサ42により取り込む。
【0054】マイクロコンピュータ61は、2次検出電
流値I2rと指令値S(I2)とを比較し、誤差が発生
していれば、その誤差がなくなるように補正制御する。
例えば、指令値S(I2)に対して2次検出電流I2r
の値が小さかった場合には前記払出パルスPのパルス幅
tを広げる方向に制御する。
【0055】しかし、何らかの原因で電流センサ42が
劣化した場合には、2次電流の検出値I2rは、実際の
2次電流I2actより小さい値となる。このため誤差
生成部85で誤差が発生し、結局、実際の溶接電流I2
actが目標値に比較して相当に大きな値になってしま
う。これを回避するために、2次電流フィードバック制
御時にも、1次電流I1の検出を行い、1回の通電サイ
クルTa毎に、1次電流I1の測定平均値I1mを算出
し、この値が、予め定めている所定の許容範囲I1av
eref+ΔI内の値であるかどうかを判定し、算出し
た測定平均値I1mが前記許容範囲Iaberef±Δ
Iを超えていることを確認したときには、次の通電サイ
クルTaからフィードバック制御を2次電流による制御
から1次電流による制御に切り換えるようにするととも
に、警告表示を行うようにしている。
【0056】このため、2次電流の読取値I2rが、図
5Cに示すように、指令値S(I2)と同じように変化
している場合においても、2次電流センサ42の劣化を
検出することが可能となり、かつ、次通電(次の通電サ
イクルTa)からは、1次電流による間接的な溶接電流
(2次電流)の制御であるため、若干、溶接電流精度が
劣るものの所定の範囲内に保持された溶接を行うことが
できる。
【0057】なお、被溶接物Wの良否は、1次電流の測
定平均値I1mから判断することができる。
【0058】また、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、2次電流の検出センサが正常の場合には、2次電流
によるフィードバック制御を行うことで、溶接電流を高
精度に制御することができ、一方、2次電流の検出セン
サの劣化を検出した場合には、電流フィードバック制御
を2次電流によるフィードバック制御から1次電流によ
るフィードバック制御に切り換えることで、溶接電流を
所定精度(例えば、±3%程度)で制御することができ
るという効果が達成される。
【0060】これにより、2次電流の検出センサが劣化
した場合においても、溶接不良の発生が最小限に抑制さ
れ、信頼性を向上させることが可能になると同時に、被
溶接物の歩留まりを高くすることができるという効果も
併せて達成される。
【0061】また、2次電流の検出センサが劣化した場
合においても、溶接作業を中断することなく継続して行
うことができるという派生的な効果も達成される。
【0062】さらに、2次電流の検出センサの劣化を警
告信号による表示あるいは警報等により知ることができ
るので、例えば、定期的な点検作業を省略することがで
きるという効果も達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたインバー
タ式直流溶接装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】通電期間内の1次電流の例を模式的に示す波形
図である。
【図3】図1例の動作説明に供されるフローチャートで
ある。
【図4】図1例中、マイクロコンピュータの機能を構成
として示す機能ブロック図である。
【図5】図1例、図4例の動作説明に供される波形図で
あって、図5Aは、2次電流の指令値波形図、図5B
は、実際の2次電流の波形図、図5Cは、2次電流の読
取値の波形図、図5Dは、1次電流の制御に係る波形図
である。
【符号の説明】
10…インバータ式直流抵抗溶接装置 12…インバー
タ 14…溶接トランス 16…整流出力
部 61…マイクロコンピュータ 95…表示部 I1…1次電流、1次電流値 I2act…実
際の2次電流 I2r…2次電流の読取値(2次電流の検出値) P…払出パルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接トランスの2次コイル側より電流を検
    出し、検出した2次電流によるフィードバック制御を行
    いながら、前記溶接トランスの1次コイル側の電流を検
    出し、 この1次電流の検出値と、予め求めておいた1次電流の
    許容範囲とを比較し、 この比較結果において、前記1次電流の検出値が、前記
    1次電流の許容範囲を超える値となったとき、前記2次
    電流によるフィードバック制御を前記1次電流によるフ
    ィードバック制御に切り換えることを特徴とする溶接制
    御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記1次電流の検出値が、前記1次電流の許容範囲を超
    える値となったとき、警告を表す信号を出力することを
    特徴とする溶接制御方法。
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