JP2617668B2 - 直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法 - Google Patents

直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法

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JP2617668B2
JP2617668B2 JP4344727A JP34472792A JP2617668B2 JP 2617668 B2 JP2617668 B2 JP 2617668B2 JP 4344727 A JP4344727 A JP 4344727A JP 34472792 A JP34472792 A JP 34472792A JP 2617668 B2 JP2617668 B2 JP 2617668B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/24Electric supply or control circuits therefor
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    • B23K11/252Monitoring devices using digital means
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  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流抵抗溶接機の溶接
電流制御方法に関し、一層詳細には、複数の溶接ポイン
トを連続して溶接する場合に、散りの発生状況または連
続溶接回数により、溶接電流波形を制御する直流抵抗溶
接機の溶接電流制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】産業界においては、種々のワークを溶接
するために、直流抵抗溶接装置が広範に用いられてい
る。この種の直流抵抗溶接装置を用いた溶接現場では、
溶接電流値、加圧力、および通電時間を制御することに
よって溶接品質の管理が行われている。これらの制御対
象の中、溶接電流値は散り発生限界電流値以内であり、
且つ、散り発生限界電流値付近が最適であって、この最
適な溶接電流値で溶接が行われると、散りが発生するこ
となく、且つ充分な溶接強度(剪断引っ張り強さ)を得
られることが知られている。
【0003】そこで、オペレータは溶接電流を徐々に上
昇若しくは減少させることにより散り発生限界電流値を
検出し、この値に基づいて最適な溶接電流値を求め、こ
の電流値によって溶接を行っている。
【0004】一方、前記溶接電流の通電波形を制御する
技術的思想が特公昭58−43192号の「スポット溶
接法」に開示されている。この「スポット溶接法」で
は、溶接電流の通電時間の初期において散り発生限界電
流値以上の溶接電流を通電し、ナゲット生成後は散り発
生限界電流値以下とすることにより、安定した溶接強度
を得ようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術における方法で設定された最適な溶接電流値に
よって、複数の溶接ポイントを連続的に溶接すると、電
極チップの劣化に伴って散り発生限界電流値が徐々に上
昇するため、初期設定された最適な溶接電流値では溶接
電流が不足し、溶接強度が低下するという問題がある。
【0006】一方、上記の「スポット溶接法」では、安
定した溶接強度が得られるものの、連続打点性について
は問題がある。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためになされたものであって、直流抵抗溶接機において
複数の溶接ポイントを連続的に溶接するとき、高い溶接
強度を安定して得ることのできる直流抵抗溶接機の溶接
電流制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、第1の溶接電流値と、当該第1溶
接電流値より大なる第2の溶接電流値との少なくとも2
段階の溶接電流波形をワークに通電する直流抵抗溶接機
の溶接電流制御方法において、前記溶接電流波形の溶接
電流によって複数の溶接ポイントを連続的に溶接し、当
該溶接において散りが発生したとき、前記第2溶接電流
値の通電開始時刻を溶接電流の通電時間内において早
め、散りが発生しないとき、前記第2溶接電流値の通電
開始時刻を、溶接電流の通電時間内において遅らせるこ
とを特徴とする。
【0009】さらに、第2の発明は、第1の溶接電流値
と、当該第1溶接電流値より大なる第2の溶接電流値と
の少なくとも2段階の溶接電流波形をワークに通電する
直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法において、複数の溶
接ポイントを連続して溶接するとき、任意の溶接打点数
毎に前記第2溶接電流値の通電開始時刻を、溶接電流の
通電開始時刻から順次シフトさせることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る直流抵抗溶接機の溶接電流制御方
法では、第1の溶接電流値と、当該第1溶接電流値より
大なる第2の溶接電流値との少なくとも2段階の溶接電
流波形をワークに通電して、複数の溶接ポイントを連続
的に溶接し、当該溶接において散りが発生したとき、前
記第2溶接電流値の通電開始時刻を溶接電流の通電時間
内において早め、散りが発生しないとき、前記第2溶接
電流値の通電開始時刻を通電時間内において遅らせる。
【0011】さらに、別の発明では、第1の溶接電流値
と、当該第1溶接電流値より大なる第2の溶接電流値と
の少なくとも2段階の溶接電流波形によって複数の溶接
ポイントを連続して溶接するとき、任意の溶接打点数毎
に前記第2溶接電流値の通電開始時刻を、溶接電流の通
電開始時刻から順次シフトさせる。
【0012】従って、複数の溶接ポイントを連続して溶
接するとき、平均電流を変化させることなく、第2の溶
接電流値の通電開始時刻を変化させることで、良質のナ
ゲットを形成するために最適な溶接電流を供給すること
ができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る直流抵抗溶接機の溶接電
流制御方法について、それを実施する装置との関係にお
いて、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
【0014】図1は本発明を実施するインバータ式直流
抵抗溶接装置20の全体構成を示すブロック図である。
【0015】インバータ式直流抵抗溶接装置20は交流
電源21から出力される交流を全波整流するコンバータ
回路22と、全波整流された直流を高周波交流に変換す
るインバータ回路24と、前記高周波交流を変成し整流
する溶接トランス回路26と、ワークWを挟持する溶接
ガン部28と、ワークWに通電される溶接電流を制御す
る溶接コントローラ30とを備える。
【0016】さらに、インバータ式直流抵抗溶接装置2
0は、溶接トランス回路26の1次側の溶接電流(以
下、1次電流という)I1 を検出するトロイダルコイル
からなる1次側電流検出器32と、溶接トランス回路2
6の2次側の溶接電流(以下、2次電流という)I2
検出する2次側電流検出器34と、溶接コントローラ3
0に溶接条件等を入力するためのキーボード36と、表
示手段としてのディスプレイ装置であるCRT38と、
外部記憶手段であるフロッピディスクにデータを書き込
みまたは読み出すフロッピディスクドライバ(以下、F
DDという)39とを備える。
【0017】前記溶接ガン部28はワークWを挟持する
可動ガンアーム40、41と、この可動ガンアーム4
0、41に固着される電極チップ42、43と、前記可
動ガンアーム40、41を開閉自在に駆動するシリンダ
44とからなり、該シリンダ44には電磁切替弁46を
介して空圧源48が接続される。前記電磁切替弁46の
切替動作は前記溶接コントローラ30によって制御され
る。
【0018】図2は溶接コントローラ30の構成を示す
ブロック図である。
【0019】溶接コントローラ30は前記1次側電流検
出器32から出力される1次電流I 1 をデジタル値に変
換するアナログ/デジタル(以下、A/Dという)変換
回路50と、2次側電流検出器34から出力される2次
電流I2 をデジタル値に変換するA/D変換回路52
と、前記A/D変換回路50から出力される1次電流I
1 、または前記A/D変換回路52から出力される2次
電流I2 のいずれか一方を選択する検出電流選択回路5
4と、溶接に関する初期値が記憶される設定値記憶回路
56とを備える。
【0020】さらに、溶接コントローラ30は前記検出
電流選択回路54、および後述するインタフェース回路
(以下、I/Fという)70等を制御するとともに、前
記設定値記憶回路56から溶接に関する初期値を読み出
す中央演算装置(以下、CPUという)58と、このC
PU58から出力される溶接電流の指令値Icmd をアナ
ログ値に変換するデジタル/アナログ(以下、D/Aと
いう)変換回路60と、前記D/A変換回路60から出
力される信号に基づいたデューティのパルスを生成する
パルス幅変調(以下、PWMという)回路62とを備
え、このPWM回路62は前記インバータ回路24を付
勢する。
【0021】さらにまた、溶接コントローラ30は前記
CPU58が前記夫々の回路を制御するための制御プロ
グラムを記憶する読み出し専用メモリ(以下、ROMと
いう)64と、前記CPU58が制御中に演算結果を一
次的に記憶する読み出し/書き込みメモリ(以下、RA
Mという)66と、複数の溶接電流波形を記憶する溶接
電流波形記憶回路68と、前記キーボード36、CRT
38、FDD39および電磁切替弁46のI/F70と
を備える。
【0022】インバータ式直流抵抗溶接装置20は以上
のように構成されるが、ここで、本願発明者は、鋭意研
究の結果、高電流IH と低電流IL とからなる2段階の
溶接電流波形によって溶接がなされる場合に、高電流I
H の通過時間t1 が同一であっても、溶接電流通電時間
T内における高電流IH の通電開始時刻によって散り発
生の抑止および良質なナゲットの形成に大きな効果があ
ることを突き止めた。
【0023】さらに、前記効果を応用することによっ
て、複数の溶接ポイントを連続的に溶接する初期におい
ては、溶接電流通電時間Tの初期に高電流IH を通電
し、連続溶接回数Nが増加するに従って高電流IH の通
電開始時刻をシフトさせることにより、安定した溶接強
度が得られることを実験によって確認した。
【0024】この実験に用いられた溶接電流波形を図3
に示し、夫々の溶接電流波形によって得られた引っ張り
せん断強さのデータを図4〜図6に示す。
【0025】図4はタイプ1の溶接電流波形で溶接した
場合、図5はタイプ2の溶接電流波形で溶接した場合、
図6はタイプ3の溶接電流波形で夫々複数の溶接ポイン
トを溶接した場合の溶接強度の推移を示す。
【0026】前記図4から容易に諒解されるように、タ
イプ1の溶接電流波形で複数の溶接ポイントを連続的に
溶接した場合は、初回からn1 回、例えば、800回に
おいて、散りが発生することなく、且つ充分な溶接強度
が安定して得られるが、800回以降では溶接強度が不
安定となり、さらに打点数が増加すると溶接強度が著し
く低下する。
【0027】さらに、タイプ2の溶接電流波形による溶
接では、図5に示されるように打点数が801回からn
2 回、例えば、1200回において充分な溶接強度が安
定して得られ、連続溶接回数Nが初回から800回の範
囲では散りが多発し、一方、1200回以降では溶接強
度が不安定となる。
【0028】さらにまた、図6に示すようにタイプ3で
は、初回から1200回の打点数ではほとんど散りが発
生し、1200回以降の打点数において安定した充分な
溶接強度が得られる。
【0029】このような実験結果に基づいて、散りの発
生状況に応じて高電流IH の通電開始時刻を制御する実
施例について図7および図8のフローチャートを参照し
て説明する。
【0030】先ず、溶接を行うための夫々の初期値がオ
ペレータによって設定される(ステップS1)。
【0031】すなわち、ワークWに発生する散りを、例
えば、2次電流I2 によって検出することを示すデータ
がキーボード36から入力されると、I/F70を介し
て読み取ったCPU58は、2次電流I2 を選択する選
択信号を検出電流選択回路54に対して出力する。
【0032】さらに、複数の溶接ポイントを連続して溶
接する場合に散りが連続して発生した連続溶接回数Nを
判定するための設定値N1 、N3 、N5 、および複数の
ポイントを連続して溶接する場合に散りが連続して発生
しなかった回数を判定するための設定値N2 、N4 、N
6 が入力されると、これらの設定値が設定値記憶回路5
6に記憶される。
【0033】また、溶接電流通電時間T、2段階の溶接
電流波形の平均電流IA 、高電流I H の通電時間t1
および低電流IL が設定されると、CPU58は下式に
基づいて高電流IH を求め、2段階の溶接電流波形を生
成する。
【0034】このとき、設定される平均電流IA は方形
状の溶接電流波形をワークWに通電して求めた散り発生
限界電流値IS1に予め設定された値Id1、例えば、50
0〜1000Aを加算した値であり、高電流IH の通電
時間t1 は、例えば、溶接電流通電時間Tの1/5であ
り、低電流IL は散り発生限界電流値IS1から予め設定
された値Id2、例えば、200Aを減算して求めた電流
値であり、このように設定された夫々の値から2段階の
溶接電流波形における高電流IH を求めると、 IA =IS1+Id1 …(1) IA ×T=IH ×(1/5)T+(IS1−200)×(4/5)T …(2) (2)式に(1)式を代入すると、 (IS1+Id1)T=IH ×(1/5)T+(IS1−200)×(4/5)T IS1+Id1=(1/5)×IH +(4/5)×IS1−160 IH =IS1+5Id1+800 となる。このようにして生成された2段階の溶接電流波
形を図9に示す。
【0035】CPU58は前記2段階の溶接電流波形に
基づいて、高電流IH の通電開始時刻を溶接電流の通電
開始時刻から順次シフトさせたタイプ1〜タイプ3の溶
接電流波形を生成して(図3参照)、溶接電流波形記憶
回路68に記憶する。
【0036】次いで、溶接が開始されると、溶接電流波
形記憶回路68から読み出されたタイプ1の溶接電流波
形に基づいて(図3(A)参照)、溶接電流がワークW
に通電され(ステップS2)、CPU58は2次側電流
検出器34を介して検出された2次電流I2 から、散り
が発生したか否かを判定する(ステップS3)。散りが
発生した場合は、連続溶接回数Nが予め設定された設定
値N1 に達したか否かを判定して(ステップS4)、設
定値N1 に達しない場合は、電極チップ42、43とワ
ークWとの間に塵等が混入することにより、発生した散
りと判定して、再びタイプ1の溶接電流波形による溶接
を実行する。
【0037】散りが発生した連続溶接回数Nが設定値N
1 に達した場合は、平均電流IA が高いと判定して、下
式に従って予め設定値記憶回路56に記憶された値ΔI
A だけ平均電流IA を下げ(ステップS5)、この値が
予め設定値記憶回路56に設定された最小平均電流I
AMIN以上か否かを判定する(ステップS6)。
【0038】IA ←IA −ΔIA …(3) IA −ΔIA >IAMINであれば、新たな高電流IH1と低
電流IL1とからなる2段階の溶接電流波形が平均電流I
A −ΔIA によって生成され、ステップS2において前
記平均電流IA −ΔIA におけるタイプ1の波形で溶接
がなされ、IA−ΔIA >IAMINでなければ異常と判定
してCRT38に異常を表示する。
【0039】一方、前記ステップS3において、散りが
発生しないと判定された場合は、散りが発生しなかった
連続溶接回数Nが設定値N2 に達したか否かを判定し
(ステップS7)、設定値N2 に達していない場合は、
散発的に散りが発生する、すなわち、充分な溶接強度が
得られる平均電流IA によって溶接がなされていると判
定し、タイプ1の溶接電流波形による溶接を継続する。
【0040】また、散りが発生しなかった連続溶接回数
Nが設定値N2 に達した場合は、溶接電流波形記憶回路
68からタイプ2の溶接電流波形を読み出して、この波
形の溶接電流を通電する(ステップS8)。
【0041】この場合、タイプ2の溶接電流波形は、前
記タイプ1における時刻t1 から溶接終了までの時間t
2 の1/2、すなわち、t2 /2秒間を低電流IL によ
って通電し、t2 /2秒からt1 秒間は高電流IH を通
電した後、再び低電流IL をt2 /2秒間通電する波形
である(図3(b)参照)。
【0042】CPU58は前記タイプ2の溶接電流波形
による溶接で散りが発生したか否かを判定し(ステップ
S9)、散りが発生した場合は、散りが発生した連続溶
接回数Nが予め設定された設定値N3 に達したか否かを
判定して(ステップS10)、設定値N3 に達しない場
合は、充分な溶接強度が得られる平均電流IA によって
溶接がなされていると判定し、ステップS8に戻り、タ
イプ2の溶接電流波形による通電を繰り返し実行する。
【0043】散りが発生した連続溶接回数Nが設定値N
3 に達した場合は、高電流IH の通電開始時刻が遅いと
判定して、前記ステップS2に戻り、溶接電流波形をタ
イプ1に戻して、溶接電流を通電する。
【0044】前記ステップ9において、散りが発生しな
いと判定された場合、この発生しない連続溶接回数Nが
設定値N4 に達したか否かを判定し(ステップS1
1)、設定値N4 に達するまで、タイプ2の溶接電流波
形による溶接を継続し、設定値N 4 に達した場合にCP
U58は溶接電流波形記憶回路68からタイプ3の溶接
電流波形を読み出して、このタイプ3の溶接電流波形に
よる溶接を行う(ステップS12)。
【0045】この場合、タイプ3の溶接電流波形は、通
電開始からt2 秒間は散り発生限界電流値IS1より小な
る低電流IL を通電し、t2 秒から通電終了までのt1
秒間は散り発生限界電流値IS1より大なる高電流IH
通電する波形である(図3(c)参照)。
【0046】CPU58は前記タイプ3の溶接電流波形
による溶接で散りが発生したか否かを判定し(ステップ
S13)、散りが発生した場合は、散りが発生した連続
溶接回数Nが予め設定された設定値N5 に達したか否か
を判定する(ステップS14)。設定値N5 に達しない
場合は、散発的に散りが発生しているため、充分な溶接
強度が得られる平均電流IA によって溶接がなされてい
ると判定して、ステップS12に戻り、タイプ3の溶接
電流波形による通電を繰り返し実行する。
【0047】散りが発生する連続溶接回数Nが設定値N
5 に達した場合は、高電流IH の通電開始時刻が遅いと
判定して、前記ステップS8に戻り、溶接電流波形をタ
イプ2に戻して溶接電流を通電する。
【0048】前記ステップ13において、散りが発生し
ないと判定された場合、散りが発生しない連続溶接回数
Nが設定値N6 に達したか否かを判定し(ステップS1
5)、設定値N6 に達しない場合は、散発的に散りが発
生する最適な溶接電流で溶接が行われていると判定し
て、タイプ3の溶接電流波形による溶接を継続する。
【0049】また、散りが発生しない連続溶接回数Nが
設定値N6 に達した場合は、散り発生限界電流値IS1
高くなったために溶接電流の平均電流IA が不足したと
判定して、下式に従って予め設定値記憶回路56に記憶
された値ΔIA だけ平均電流IA を上昇させる(ステッ
プS16)。
【0050】IA ←IA +ΔIA …(4) この平均電流IA +ΔIA が予め設定値記憶回路56に
設定された最大平均電流IAMAX以上か否かを判定し(ス
テップS17)、IA +ΔIA <IAMAXであれば、平均
電流IA +ΔIA に基づいて、新たな高電流IH2と低電
流IL2とからなる2段階の溶接電流波形が生成され、こ
の波形のタイプ1でステップS2に戻り溶接がなされ
る。IA +ΔIA >IAMAXであれば、平均電流IA +Δ
A が溶接トランス回路26の通電し得る最大平均電流
AMAX以上と判定してCRT38に異常を表示する。
【0051】また、ステップS15において、散りが発
生しない連続溶接回数Nが設定値N 6 に達した場合、ス
テップS16以降を実行せず、チップドレスの指示をC
RT38に表示して、ステップS2に戻るサブルーチン
処理も考えられる。
【0052】さらに、ステップS7からステップS8に
移行する際、ステップS11からステップS12に移行
する際、およびステップS15からステップS16に移
行する際に、それぞれの各ステップS7、S11、S1
5のときの溶接電流波形で所定の溶接回数を経てから、
次の各ステップS8、S12、S16に移行してもよ
い。
【0053】以上説明したように、本実施例によれば、
溶接が連続的に行われる場合に、散りの発生状況に応じ
て溶接電流波形記憶回路68に記憶されたタイプ1〜タ
イプ3の溶接電流波形が選択され、この溶接電流波形に
基づいた溶接電流がワークに通電されることにより、散
りの発生を抑止し、充分な溶接強度を得ることのできる
溶接を安定して行うことが可能となる。
【0054】なお、本実施例では、溶接電流波形記憶回
路68に記憶されたタイプ1、2および3の溶接電流波
形を散りの発生状況に応じて選択したが、高電流IH
通電開始時刻に関する指令をCPU58から出力するこ
とにより、高電流IH の通電開始時刻を連続的に制御
し、より一層緻密な制御をすることが可能となる。
【0055】また、本実施例では2次電流I2 によって
散りの発生を検出したが、1次電流I1 、電極間電圧、
電極変位、電極変位加速度およびアコースティックエミ
ッション等の方法によって散りの発生を検出することも
可能である。
【0056】次に、2段階の溶接電流波形によって溶接
する別の実施例について、図10〜図13を参照しなが
ら説明する。
【0057】なお、以下の説明において、前述の実施例
と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳
細な説明を省略する。
【0058】図10はインバータ式直流抵抗溶接装置7
2の構成を示すブロック図であり、図11は溶接コント
ローラ74の構成を示すブロック図である。
【0059】溶接コントローラ74は溶接電流波形を作
成するための初期値を記憶する設定値記憶回路76と、
複数の溶接電流波形を記憶する溶接電流波形記憶回路7
8と、方形波形の溶接電流を通電することによって予め
求められた散り発生限界電流IS1を記憶する散り発生限
界電流記憶回路80とを備える。
【0060】以上のように構成されるインバータ式直流
抵抗溶接装置74において、予め設定された連続溶接回
数n1 およびn2 毎に2段階の溶接電流波形の中、高電
流I H の通電開始時間を変化させながら、複数の溶接ポ
イントを連続的に溶接する方法について、図12のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0061】キーボード36からオペレータによって連
続して溶接する回数n、例えば、2000回が設定され
ると(ステップS21)、CPU58は連続して溶接す
る回数nが2000回における散り発生限界電流IS1
散り発生限界電流記憶回路80から読み出し(図13参
照)(ステップS22)、この散り発生限界電流値I S1
に、予め設定値記憶回路76に記憶された値を加算し
て、2段階の溶接電流波形の平均電流IA を演算する
(ステップS23)。
【0062】次いで、CPU58は前記平均電流I
A と、設定値記憶回路76に記憶された溶接電流通電時
間T、高電流IH の通電時間t1 および低電流IL とか
ら、高電流IH を求め、前記図9に示す2段階の溶接電
流波形を作成して(ステップS24)、この高電流IH
の通電時間t1 を通電開始時刻から通電終了時刻まで変
化させた図3に示すタイプ1〜タイプ3の溶接電流波形
を生成し(ステップS25)、さらに、夫々の溶接電流
波形に連続溶接回数N、例えば、タイプ1は1<連続溶
接回数N≦n1 、タイプ2はn1 +1<連続溶接回数N
≦n2 、タイプ3はn2 +1<連続溶接回数N≦nを設
定して、溶接電流波形記憶回路78に記憶する。
【0063】溶接が開始されると、CPU58はタイプ
1の溶接電流波形を溶接電流波形記憶回路78から読み
出して(図3(a)参照)、この波形に基づいた溶接電
流をワークWに供給するとともに(ステップS26)、
連続溶接回数Nの計数を開始する。
【0064】連続溶接回数Nがn1 、例えば、800回
に達したとき(ステップS27)、溶接電流波形をタイ
プ2とし(ステップS28)、タイプ2の溶接電流波形
による連続溶接回数Nがn2 、例えば、1200回に達
したとき(ステップS29)、溶接電流波形をタイプ3
とし(ステップS30)、タイプ2の溶接電流波形によ
る連続溶接回数Nが設定された2000回に達したとき
(ステップS31)、溶接を終了する。
【0065】なお、連続溶接回数Nが2000回に達し
た後、チップドレスをし、ステップS21に戻るように
してもよい。
【0066】以上説明したように、本実施例では、高電
流IH と低電流IL とからなる2段階の溶接電流波形の
高電流IH を、溶接電流の通電開始時刻から通電終了時
刻にシフトさせたタイプ1〜タイプ3の溶接電流波形を
生成し、夫々の波形に実験で得られた連続溶接回数N、
例えば、タイプ1は1≦N≦n1 、タイプ2はn1 +1
≦N≦n2 、タイプ3はn2 +1≦N<nを設定する。
そして、連続溶接回数Nが夫々の設定値に達したとき、
タイプ1〜タイプ3の溶接電流波形を選択することによ
り、複数の溶接ポイントを連続して溶接する場合に充分
な溶接強度を安定して得ることが可能となる。
【0067】なお、本実施例ではタイプ1〜タイプ3の
3種類の波形によって溶接したが、さらに多種類の波形
を設定することによって、より一層、高品質の溶接を得
ることが可能となる。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る直流抵抗溶接機の溶接電流
制御方法では、2段階の溶接電流波形の溶接電流によっ
て複数の溶接ポイントを連続して溶接するとき、平均電
流を変化させることなく、第2溶接電流値の通電開始時
間を変化させることで、常に良質のナゲットを形成する
ことが可能となり、高い溶接強度を安定して得ることが
可能となるという効果が得られる。
【0069】さらに、散りを発生させることがないた
め、溶接品質が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するインバータ式直流抵抗溶接装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例における溶接コントローラの
構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す溶接コントローラの溶接電流波形記
憶回路に記憶される溶接電流波形を示す図である。
【図4】図3に示すタイプ1の溶接電流波形によって、
複数の溶接ポイントを溶接した場合の溶接強度の推移を
示す図である。
【図5】図3に示すタイプ2の溶接電流波形によって、
複数の溶接ポイントを溶接した場合の溶接強度の推移を
示す図である。
【図6】図3に示すタイプ3の溶接電流波形によって、
複数の溶接ポイントを溶接した場合の溶接強度の推移を
示す図である。
【図7】図1に示すインバータ式直流抵抗溶接装置にお
いて、散り発生の有無によって2段階の溶接電流波形を
選択する方法を説明するフローチャートである。
【図8】図1に示すインバータ式直流抵抗溶接装置にお
いて、散り発生の有無によって2段階の溶接電流波形を
選択する方法を説明するフローチャートである。
【図9】図2に示す溶接コントローラで生成された2段
階の溶接電流波形を説明する図である。
【図10】インバータ式直流抵抗溶接装置の別の実施例
の全体構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示す実施例における溶接コントロー
ラの構成を示すブロック図である。
【図12】図10に示すインバータ式直流抵抗溶接装置
において、予め設定された連続溶接回数で溶接電流波形
を選択する方法を説明するフローチャートである。
【図13】図12に示すフローチャートにおいて、設定
された連続溶接回数から散り発生限界電流を求める動作
を説明する図である。
【符号の説明】
20、72…インバータ式直流抵抗溶接装置 24…インバータ回路 26…溶接トランス回路 28…溶接ガン部 30、74…溶接コントローラ 32、34…電流検出器 36…キーボード 40、41…可動ガンアーム 42、43…電極チップ 50、52…A/D変換回路 54…検出電流選択回路 56、76…設定値記憶回路 58…CPU 60…D/A変換回路 62…PWM回路 64…ROM 66…RAM 68、78…溶接電流波形記憶回路 80…散り発生限界電流記憶回路
フロントページの続き (72)発明者 矢口 幸宏 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダ エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−273574(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の溶接電流値と、当該第1溶接電流値
    より大なる第2の溶接電流値との少なくとも2段階の溶
    接電流波形をワークに通電する直流抵抗溶接機の溶接電
    流制御方法において、 前記溶接電流波形の溶接電流によって複数の溶接ポイン
    トを連続的に溶接し、当該溶接において散りが発生した
    とき、前記第2溶接電流値の通電開始時刻を溶接電流の
    通電時間内において早め、散りが発生しないとき、前記
    第2溶接電流値の通電開始時刻を、溶接電流の通電時間
    内において遅らせることを特徴とする直流抵抗溶接機の
    溶接電流制御方法。
  2. 【請求項2】第1の溶接電流値と、当該第1溶接電流値
    より大なる第2の溶接電流値との少なくとも2段階の溶
    接電流波形をワークに通電する直流抵抗溶接機の溶接電
    流制御方法において、 複数の溶接ポイントを連続して溶接するとき、任意の溶
    接打点数毎に前記第2溶接電流値の通電開始時刻を、溶
    接電流の通電開始時刻から順次シフトさせることを特徴
    とする直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法。
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