JPH03164791A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH03164791A
JPH03164791A JP1303107A JP30310789A JPH03164791A JP H03164791 A JPH03164791 A JP H03164791A JP 1303107 A JP1303107 A JP 1303107A JP 30310789 A JP30310789 A JP 30310789A JP H03164791 A JPH03164791 A JP H03164791A
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JP
Japan
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horizontal
video signal
display
vertical
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JP1303107A
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Yutaka Sato
裕 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G1/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data
    • G09G1/06Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data using single beam tubes, e.g. three-dimensional or perspective representation, rotation or translation of display pattern, hidden lines, shadows
    • G09G1/14Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data using single beam tubes, e.g. three-dimensional or perspective representation, rotation or translation of display pattern, hidden lines, shadows the beam tracing a pattern independent of the information to be displayed, this latter determining the parts of the pattern rendered respectively visible and invisible
    • G09G1/16Control arrangements or circuits, of interest only in connection with cathode-ray tube indicators; General aspects or details, e.g. selection emphasis on particular characters, dashed line or dotted line generation; Preprocessing of data using single beam tubes, e.g. three-dimensional or perspective representation, rotation or translation of display pattern, hidden lines, shadows the beam tracing a pattern independent of the information to be displayed, this latter determining the parts of the pattern rendered respectively visible and invisible the pattern of rectangular co-ordinates extending over the whole area of the screen, i.e. television type raster
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/44504Circuit details of the additional information generator, e.g. details of the character or graphics signal generator, overlay mixing circuits

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  • Multimedia (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はCRTを使用した表示装置に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータをはじめとする各種の電子制御装置におい
て、制御の入力媒体として表示装置を用いたシステムが
広く使用されている。
従来、表示装置に文字や図形などを表現する場合、背景
は黒くして表示したい文字や図形を光らせる方法がとら
れてきた。しかしながら、近年表示装置の性能向上と共
に、あたかも白い紙の上に文字や図形を書くように背景
を白く光らせ、表示したい文字や図形を黒や灰色、有彩
色などで表現する方法が、事務処理用途を目的としたワ
ードプロセッサやオフィスコンピュータなどを中心とし
て増加している。特にペーパーホワイトと称して、白色
系の表示装置を使って背景を白くシ1文字や図形を黒や
灰色とする表示装置、なかでも白色系蛍光体を塗布した
CRTを用いたモノクロデイスプレィ表示装置(ペーパ
ーホワイトCRT)は、コストや表示品質に優れている
特徴をもつため、広fく使用されてきている。これにつ
いては、「表示素子・装置最新技術′85年版」(「表
示素子・装置最新技術′85年版」編集委員全編)の3
5〜36頁にある。
一方、オフィスコンピュータやパーソナルコンピュータ
など使用目的が汎用的なものは、使用者が使用目的など
により表示装置をカラーCRT、モノクロ(グリーン)
CRT、液晶デイスプレィやプラズマデイスプレィなど
多くの種類から選択できるように制御装置と表示装置と
をケーブルなどで接続して着脱交換可能としているが、
このようなシステムでは、接続される表示装置によって
、ペーパーホワイトCRTでは「背景:白、文字/図形
:黒のリバース表示(白地に黒表示)」だが。
グリーンCRTでは、「背景:黒、文字/図形:緑のノ
ーマル表示(黒地に緑表示)」といった具合に表示形態
を変えている。また、表示用の制御信号として、映像信
号と同期信号を伝送しており、映像信号は制御プログラ
ムで制御可能な表示領域(有効表示エリア)のみを伝送
している。
従来のこのようなシステムにおいて、ペーパーホワイト
CRTで「白地に黒表示」を行なうには。
制御プログラムにより背景を白くして、文字や図形を黒
く表示するように制御することにより行なっていた。
他方、CRTを用いた表示装置では、表示管面の外側周
辺部は「歪みが大きい」、「ぼける」。
「表示する内容や使用条件によって表示すイズが変化す
る」なとの問題があるために有効表示エリアをCRTの
表示管面の開口サイズより一回り小さくしたアンダース
キャン表示方式が用いられており、モノクロ液晶表示装
置では、有効表示エリアを表示面の開口サイズとはゾ同
じにする一方で、表示品質が不満なために表示装置に設
けられたスイッチにより、[白地に黒表示」と「黒地に
白表示」とを切り換え可能として、表示画面が見易い方
を使用者に選択可能としているものが多い。
第28図は、従来のCRTを用いた表示装置の構成を示
したもので、端子1は垂直同期信号入力端子、端子2は
水平同期信号入力端子、端子3は映像信号入力端子であ
り、端子1から入力された垂直同期信号は、垂直偏向回
路8により垂直偏向信号になり、CRT16の偏向コイ
ル15に与えられて、CRTの電子ビームの垂直方向の
偏向走査を行なう、端子2から入力された水平同期信号
は、水平偏向回路9により水平偏向信号となり、CRT
16の偏向コイル15に与えられて、CRTの電子ビー
ムの水平方向の偏向走査を行なう。
端子3から入力された映像信号は、信号処理回路13に
より黒レベル設定や白レベルゲイン調整などの信号処理
を行ない、出力ドライバ14を通してCRT16の電子
銃に供給され、電子ビームとなってCRT表示管面内部
に塗布された蛍光体を発光させて表示される。また、正
極性アナログ信号で、定格: 1.0Vp−p(75Q
終端時)と定義されている場合、映像信号入力最小レベ
ルが黒(無表示)で、そのある最小レベルに対する正方
向の信号レベル差が表示される明るさになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したごと<CRTや液晶デイスプレィなどのいずれ
でも選択できるように、制御装置が制御可能な表示領域
(有効表示エリア)を背景の大きさと文字や図形などの
データ表示する領域の大きさと同一にしているので、ペ
ーパーホワイトCRTをはじめとするCRTを用いた表
示装置で、「白地に黒表示」を行なった場合、CRTで
は表示領域より表示管面を大きくしており、第15図(
a)に示すように「白い背景の周辺に黒い無表示の部分
ができる。」、「有効表示エリアの周辺に近い部分に文
字や図形を表示すると寸づまりとなる。」、「有効表示
エリアの最も外側にデータ(文字や図形)を表示しよう
としても、データが黒でその周辺も黒のために表現不可
能となる。たとえば、幅が1ドツトの縦線を描画しても
縦線と認識できない。」などといった問題がある。
本発明の目的は、背景の白い領域の大きさを有効表示エ
リアより大きくする表示装置を提供することにある。
一方、上記従゛来技術のシステムでペーパーホワイトC
RT表示装置とモノクロ液晶デイスプレィ表示装置の両
者を接続可能としているものは、ペーパーホワイトCR
T表示装置と液晶デイスプレィ表示装置の機能を同一に
する配慮がなされていないために、液晶デイスプレィ表
示装置には表示反転スイッチがついていても、ペーパー
ホワイトCRT表示装置には表示反転スイッチがついて
いないために、同様の表示色であるホワイト表示装置に
もかかわらず機能が異なるといった問題があった。
本発明の他の目的は、ペーパーホワイトCRT表示装置
とモノクロ液晶デイスプレィ表示装置と機能を同じくす
る表示装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、特定の大きさの表示領域(
=有効表示エリア)を持つ入力された映像信号に対して
、この表示領域を広げるようにこの表示領域の外側に映
像信号を付加するための手段を設けたものである。
さらに、上記他の目的を達成するために、有効表示エリ
アの外側に表示領域を付加されて映像信号反転回路にて
反転した映像信号と表示装置に入力された映像信号とを
切換えるスイッチを設けたものである。
〔作用〕
表示領域(=有効表示エリア)の外側に映像信号を付加
することによって表示領域を広げるので、白背景領域を
拡張することとなり、見易い表示形態が実現できる。
また、切換スイッチにより入力された映像信号と反転さ
れた映像信号をを選択することができ、ヘーハーホワイ
トCRT表示装置と液晶デイスプレィ表示装置の機能を
同一にすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例の構成を示す。端子1は垂直
同期信号入力端子、端子2は水平同期信号入力端子、端
子3は映像信号入力端子である。
端子1から入力された垂直同期信号は、垂直偏向基準パ
ルス発生回路4により位相補正され、垂直偏向回路8に
より垂直偏向信号になり、CRTI6の偏向コイル15
に与えられて、CRTの電子ビームの垂直方向の偏向走
査を行なう、端子2から入力された水平同期信号は、水
平偏向基準パルス発生回路6により位相補正され、水平
偏向回路9により水平偏向信号となり、CRT16の偏
向コイル15に与えられて、CRTの電子ビームの水平
方向の偏向走査を行なう、垂直ブランキングパルス発生
回路5は、垂直同期信号および水平同期信号から映像信
号の垂直方向のブランキングパルスを生成する。水平ブ
ランキングパルス発生回路7は水平同期信号から映像信
号の水平方向のブランキングパルスを生成する。映像ブ
ランキングパルス発生回路10は垂直ブランキングパル
スと水平ブランキングパルスとを合成し、映像ブランキ
ングパルスを生成する。端子3から入力された映像信号
はブランキング回路11によりブランキング処理され1
反転増幅回路12により正負反転され、信号処理回路1
3により黒レベル設定や白レベルゲイン調整などの信号
処理を行ない、8力ドライバ14を通してCRT16の
電子銃に供給され、電子ビームとなってCRT表示管面
内部に塗布された蛍光体を発光させて表示される。
本実施例では、有効表示エリアが横1120ドツト×縦
780ドツトのインターレース方式のデイスプレィの場
合で以下、説明する。この装置の信号仕様は1ドツトあ
たり18,9nsである。
第2図は水平同期信号と映像信号の位相関係を示し、水
平周期(Th)が29.63,148=1568ドツト
、水平有効表示期間(Thl)が21゜17μ5=11
20ドツト、水平帰線期間C’rh2)が8.47μs
 = 448ドツト、水平フロントポーチ(Th3)が
1.06μ5=56ドツト、水平同期信号幅(Th4)
が2.65μ5=140ドツト、水平バックポーチ(T
h5)が4.76μ5=252ドツトである。
第3図はインターレース方式の画面を簡単に記したもの
で、実線17と一点鎖線18が表示期間中の走査線で、
破線が水平帰線期間中の走査線。
記入していないがC−Hの間とD−Aの間が垂直帰線期
間中である。インターレース方式は一枚の画面を2回の
垂直走査によって構成するもので、1回の垂直走査をフ
ィールドといい、1枚の画面が完成される1回の垂直走
査をフレームという。
実線17が偶数フィールド、−点鎖線18が奇数フィー
ルドの走査線である。インターレース方式において、正
しい画面を構成するためには、偶数フィールドと奇数フ
ィールドの走査線が互いの中間となることであり、−こ
のため、Tv= (N+172)XThの関係を満足す
ることが必要である。
ここでTv:垂直周期、Th:水平周期、N:自然数で
ある。
第4図は垂直同期信号と映像信号の位相関係を示す、垂
直周期(Tv)が12.46m5=420.5H(但し
、Hは水平周期Thと同意)、垂直有効表示期間(Tv
l)が11.56m5=390H,垂直帰線期間(Tv
2)が918.6μ5=31H/889.0ps=30
H1垂直フロントポーチ(Tv3)が21.17μs=
0.5H+336ドツト/6.35μ5=OH+336
ドツト、垂直同期信号幅(T v 4 )が474.1
4s==16H,垂直バックポーチ(Tv5)が423
.4μ5=14.5H−336ドツト/408.5μ5
=14H−336ドツトとなっている。
なお、ここで垂直帰線期間、垂直フロントポーチおよび
垂直バックポーチに2つの数値があるのは。
奇数フィールドから偶数フィールドのときと偶数フィー
ルドから奇数フィールドのときとで異なるためであり、
奇数から偶数時の値/偶数から奇数時の値で記しており
、また、水平同期信号の立ち上がりエツジにたいする値
である。
第5図は垂直同期信号、水平同期信号、垂直偏向基準パ
ルスおよび垂直ブランキングパルスの関係を示す図であ
り、第5図(a)〜(d)ともに上から、垂直同期信号
、水平同期信号、垂直偏向基準パルスおよび垂直ブラン
キングパルスの順で記している。第5図(a)、(C)
は偶数フィールドから奇数フィールドへの変化で、第5
図(a)は垂直同期信号の立上りの時点を、第5図(c
)は立ち下がりの時点を示す。第5図(b)、(d)は
奇数フィールドから偶数フィールドへの変化の時で、同
様に第5図(b)は垂直同期信号の立上りの時点を、第
5図(d)は立ち下がりの時点を示す。垂直偏向基準パ
ルス発生回路4は垂直同期信号と水平同期信号とを入力
とし、垂直偏向回路8の走査/帰線の動作位相の基準パ
ルスを発生させるもので、入力される垂直同期信号に対
して一定時間(TVDI)遅延して出力開始し、一定時
間(TVD2)出力されるパルスを生成する。 垂直ブ
ランキングパルス発生回路5は、垂直同期信号と水平同
期信号とを入力として映像ブランキング用の垂直ブラン
キングパルス信号を発生させるもので、垂直ブランキン
グパルスは垂直表示期間の終了から垂直偏向基準パルス
出力開始までの間に出力開始して、垂直偏向基準パルス
出力終了から垂直表示期間の開始までの間に出力終了す
るパルスである。ここで水平同期信号が0”つまり水平
走査期間中に垂直ブランキングパルスが切り変わると後
述の有効表示期間の外側に背景を付加した時に画面の中
はどから始まったり1画面の中はどで終ったりすること
となる。そのため、画面の左端から始まり、画面の右端
で終るためには、垂直ブランキングパルスは水平同期信
号がII 11jつまり水平帰線期間中に切り変わるこ
とが必要である。つまり、垂直表示期間の終了から垂直
偏向基準パルス出力開始までの間で水平同期信号がit
 1 uである間に出力開始し、垂直偏向基準パルス出
力終了から垂直表示期間の開始までの間で水平同期信号
が“1”である間に出力終了するパルスである。
垂直偏向基準パルス出力@ (TVD2)は、垂直偏向
回路がCRTの垂直方向の電子ビームの帰線動作に必要
な時間の最小値(TVDO)以上: TVD2≧T V
DOとしなければならない。本例ではT VDO=16
Hであり、 TVD2= 16 Hとしている。ここで
、垂直同期信号の水平同期信号に対する位相差は、TH
V1=6.35μs  (336ドツト)、THV2=
21.17tts  (0,5H+336ドツト)であ
り、TVDI=201.lus (7H−336ドツト
)である。
第6図は垂直偏向基準パルス発生回路4の具体的な2例
を示す、第6図(a)は74LS164を代表とするシ
フトレジスタを用いたもので、端子31が垂直同期信号
入力端子、端子32が水平同期信号入力端子、端子42
が垂直偏向基準パルス出力端子であり、シフトレジスタ
33のQG高出力B入力が“H”/″L”になった後の
7回目のCLK入力つまり水平同期信号立ち上がりに同
期してtiH”/“L”となる、先述のように本例はイ
ンターレース走査しており、第5図(b)、(d)と(
a)、(C)のようにフィールド変化が、偶数から奇数
の時と奇数から偶数の時で、水平同期信号変化タイミン
グ−垂直同期信号変化タイミングが21.17μs/6
.35μsと異なっているために、垂直同期信号変化タ
イミング〜QG出力変化タイミングは186.3μs/
20181μSの2種類がある。そこで、抵抗34とコ
ンデンサ35によって垂直同期信号を8.47μs (
1568−1120=448ドツト)から11.1μs
  (448+140=648ドツト)の遅延させれば
、垂直同期信号変化タイミングで水平同期信号は、奇数
から偶数のフィールド変化のときはH”、偶数から奇数
のフィールド変化のときは“L”となるため、どちらの
フィールド変化であるかが74LS74で代表されるD
タイプフリップフロップ36を使って判別できる。第5
図(a)、(c)の偶数から奇数のときは負論理出力Q
端子側が“′H″′となり、シフトレジスタ33のQG
高出力、第5図(b)、(d)の奇数から偶数のときは
正論理出力q端子側がttH″′となり、シフトレジス
タ33のQG高出力抵抗37とコンデンサ38との遅延
回路にて14.82μs=0.5Hの遅延させて端子4
2から出力する。
これによって第5図に示すように、垂直同期信号から2
01.1μs遅延してパルス幅が16Hである垂直偏向
基準パルスが生成できる。
第6図(b)は74LS123を代表とするマルチバイ
ブレータを用いたもので、水平同期信号が不要な回路例
である。端子21が垂直同期信号入力端子、端子28が
垂直偏向基準パルス出力端子であり、マルチバイブレー
タ22.23はA入力をH”としているので、B入力の
立ち上がりよりQ出力がljH”となり、C端子とR/
C端子に接続されたR、Cの定数から決定される一定時
間(t=o、45RC)経過後“L”になる動作をする
が、抵抗24とコンデンサ25をt=201.1μSと
なるRCとし、抵抗26とコンデンサ27をt=474
.lus (16H)となるRCと設定することにより
、本構成で第5図に示すように、垂直同期信号から20
1.1μs遅延してパルス幅が16Hである垂直偏向基
準パルスが生成できる。
第7図は垂直ブランキングパルス発生回路5の具体例を
示し、第6図(a)と同様に74LS164を代表とす
るシフトレジスタ45を用いたものである。端子43は
水平同期信号入力端子、端子44は垂直同期信号入力端
子、端子51は垂直ブランキングパルス出力端子である
0本例では第5図に示すように、奇数フィールドから偶
数フィールドへの変化時の垂直同期信号立ち下がりのと
きのみ、垂直同期信号立ち下がりから8回目の水平同期
信号の立ち上がりエツジに同期して変化し、その他は垂
直同期信号変化から7回目の水平同期信号の立ち上がり
エツジに同期して変化する垂直ブランキングパルスを発
生させる。そのため、第6図(a)の垂直偏向基準パル
ス発生回路と同様に、抵抗46とコンデンサ47からな
る遅延回路と74LS74で代表されるDタイプフリッ
プフロップ48を使ったフィールド判別回路にてフィー
ルド判別して、奇数フィールドから偶数フィールドへの
変化時の垂直同期信号立ち下がりのときのみシフトレジ
スタ45のQH比出力、他はQG高出力することによっ
て、垂直ブランキングパルスが生成できる。
水平偏向基準パルス発生回路6は、水平同期信号を入力
として水平偏向回路9の走査/帰線の動作位相の基準パ
ルスを発生させるもので、水平同期信号に対して同位相
か一定時間(THDI )遅延して出力開始し、一定時
間(TM01 )出力される水平偏向基準パルスを生成
する。ここで、水平偏向基準パルスのパルス出力l1l
l (TM01 )は水平偏向回路がCRTの水平方向
の電子ビームの帰線動作に必要な時間の最小値(THD
O)以上: T)ID2≧T HDOとしなければなら
ない0本例では、THDO=2.65μsであるので、
水平同期信号をそのまま水平偏向基準パルスとしている
水平ブランキングパルス発生回路7は水平同期信号を入
力とし、映像ブランキング用の水平ブランキングパルス
信号を発生させる。第8図は水平映像信号、水平同期信
号、水平偏向基準パルスおよび水平ブランキングパルス
の関係を示し、上から水平映像信号、水平同期信号、水
平偏向基準パルスおよび水平ブランキングパルスの順で
記しており、水平映像信号の斜線部が入力された映像信
号の表示期間(有効表示エリア)である、水平ブランキ
ングパルスは水平表示期間の終了から水平偏向基準パル
ス出力開始までの間の水平表示期間の終了から一定時間
(TM01 )後に出力開始し。
水平偏向基準パルス出力終了から水平表示期間の開始ま
での間の水平表示期間の開始から一定時間(T)104
 )前に出力終了するパルスである。即ち、各水平映像
信号間の区間で、その区間より狭い区間が水平ブランキ
ングパルスの幅となる6本例では出力開始を水平同期信
号出力開始と同一位相として、THD3=TI(D4 
= 1 、06 tt s = 56ドツトと設定して
いる。
第9図は本実施例による水平同期信号、水平偏向基準パ
ルスおよび水平ブランキングパルスの関係を示し、上か
ら、水平同期信号、水平偏向基準パルスおよび水平ブラ
ンキングパルスの順で記している。水平偏向基準パルス
は水平同期信号と同一位相、水平ブランキングパルスは
出力開始が水平同期信号の出力開始と同じでパルス幅が
6.35μs=水平帰線期間(Thz) −(TM01
) + (TlO2)=448ドツトのパルスである。
第10図は水平ブランキングパルス発生回路7の具体的
な2例を示す。第10図(a)は端子52が水平同期信
号入力端子、端子56が水平ブランキングパルス出力端
子であり、水平同期信号と水平同期信号を抵抗53とコ
ンデンサ54からなる遅延回路によって6.35−2.
65=3.70μs (196ドツト)遅らせた信号と
を、74LS32で代表されるORゲート55により論
理和して水平ブランキングパルスを生成する。一方、第
10図(b)は74LS123で代表されるマルチバイ
ブレータを用いたもので、端子57が水平同期信号入力
端子、端子61が水平ブランキングパルス出力端子であ
り、マルチバイブレータ58のQ出力はB入力信号、つ
まり水平同期信号立ち上がりから44 H#Fとなり、
抵抗60とコンデンサ59の定数から決定される一定時
間(0,45RC)経過後“L 11となる動作をする
ので、水平ブランキングパルスとして出力する。
映像ブランキングパルス発生回110は水平ブランキン
グパルスと垂直ブランキングパルスとを合成して映像ブ
ランキングパルスを発生させるもので、例えば74LS
32で代表されるORゲートにて水平ブランキングパル
スと垂直ブランキングパルスとを論理和する。
ブランキング回路11は映像信号と映像ブランキングパ
ルスとを入力として、映像信号に対してブランキング処
理を行なう回路であり、第11図に一具体例を示す。端
子62は電源入力端子、端子63は映像信号入力端子、
端子64は映像ブランキングパルス入力端子、端子79
はブランキング回路出力端子である。この回路を第12
図の動作波形図を用いて説明する0本実施例の装置の映
像信号は、正極性アナログ信号であって、定格:1.0
Vp−p(75Ω終端時)である。第12図(a)は水
平周期での動作を示したものであり、上から入力映像信
号、映像ブランキングパルス、トランジスタ72のベー
ス電圧およびブランキング回路出力信号である。抵抗8
0は伝送線路に対する終端抵抗であって75Ωであり、
入力映像信号の最大レベル(VSH)−最小レベル(V
SL) =1vである。トランジスタ66と抵抗65は
エミッタホロアを構成しており、入力の映像信号に対し
てインピーダンス変換を行ない、トランジスタ71は映
像ブランキングパルスのizH”/“L”によってオン
/オフし、コンデンサ67との組合せによりクランプ回
路となっていて、映像信号の映像ブランキングパルスの
“H”期間の位相の電圧をトランジスタ71のエミッタ
に与えられる抵抗76.77および78の抵抗比で決定
する電圧VCL:VCL= (R77B+R78)Xv
Cc、/ (R76+R77+R78)にし、映像ブラ
ンキングパルスのl(L I+期間はコンデンサ67の
蓄積電荷により電圧VCLに対して相対的にDCシフト
した波形となり、トランジスタ72のベースに入力され
る。トランジスタ72とトランジスタ73および抵抗7
4はクリップ回路を構成しており、互いのベース電圧の
高い方によりエミッタ電圧が決まる動作をするので、ト
ランジスタ73のベースに映像ブランキングパルスを抵
抗68と69によってレベル変換した信号を入力して、
VCL≧VBE+(VBLXR69)/ (R68+R
69)、VCl5なるように設定すれば、ブランキング
回路出力信号であるトランジスタ72とトランジスタ7
3のエミッタ電圧は、第12図(a)の上から4番目の
波形のように、映像ブランキングパルスの“H”期間は
映像ブランキングパルスの“Hsrレベル(VBH)か
ら決定される電圧となり、映像ブランキングパルスのI
t L 11期間は入力映像信号の電圧レベル(VS 
)から決定される電圧となる。
入出力関係をまとめると ■映像ブランキングパルスの“H”期間VO1= (V
BHxR69)/ (R68+R69)−VBE ≧VCL−2VBE ■映像ブランキングパルスのl(L 11期間VOUT
= (VS−VSL)+VCL−VBE信号最大レベル
: VO2= (VSH−VSL) 十VCL−VBE= 
1 、0 +VCL−VBE 信号最小レベル: V O3= (VSL−VSL) + VCL−VBE
=VCL−VBE となる。
ここで、映像ブランキングパルス発生回路で説明したよ
うに図中斜線部で示した映像信号の水平表示期間(有効
表示エリア)に対して前後56ドツト分VS=VSLの
信号を付加した映像信号となり、本実施例では、VO1
=V○2となるようにR68,R69の値とR76、R
77、R78の値を設定している。第12図(b)は垂
直周期での動作を示し、上から入力映像信号、映像ブラ
ンキングパルスおよびブランキング回路出力信号である
。垂直ブランキングパルス発生回路で述べたように映像
ブランキングパルスは、映像信号の垂直表示期間(有効
表示エリア)に対して前後7H: TVP1=7H,T
VP2=15H−8H,TVP3=7H,TVP4=1
4H−7H分広がった位相であるので、同様に前後7H
分VS=VSLの信号を付加した映像信号となる。
反転増幅回路12はブランキング回路11の出力信号を
入力として信号を正負反転することによって、入力映像
信号の最大レベル(VSH)を反転増幅回路出力信号の
最小レベル(VRL)とし、入力映像信号の最小レベル
(VSL)を反転増幅回路出力信号の最大レベル(VR
H)とするものである。
第13図は反転増幅回路12の具体例を示し、端子81
は電源入力端子、端子82は反転増幅回路映像信号入力
端子、端子9oは反転映像信号出力端子である。トラン
ジスタ83はエミッタ接地の反転増幅回路で、その入出
力電圧利得はA v =−R87/R84であり、コン
デンサ86と抵抗85は高周波利得の補正用である。本
実施例では。
前段のブランキング回路11での電圧利得が1であるの
で、R87=R84としている。トランジスタ88は抵
抗89とでエミッタホロアを構成しており、反転した映
像信号が後段の影響を受けないようにインピーダンス変
換するものである。
本回路の入出力関係を次に示す。
VR=VCC−R87X (Vin−VBE)/R84
−VBE = VCC−Vin ここで、vR:反転回路出力、Vin:反転回路入力で
ある。
第14図は本実施例の入力映像信号から反転映像信号ま
での関係を示し、上から入力映像信号、水平同期信号、
映像ブランキングパルス、ブランキング回路出力信号お
よび反転映像信号の順で記してあり、水平周期での動作
を示すが、反転映像信号は、 ■映像ブランキングパルスのH”期間 VRI=VCC−VO1 ■映像ブランキングパルスの゛′L″期間入力信号最大
レベル: VR2=VCC−VO2 =VCC−(1,0+VCL−VBE)入力信号最小レ
ベル: VR3=VCC−VO3 =VCC−(VCL−VBE) となる0本実施例においては、VO1=VO2としてい
るので、VR1=VR2であり、映像ブランキングパル
スの“H”期間は入力信号最小レベル、ブランキング回
路11にて有効表示エリアに付加した水平方向二前後5
6ドツト、垂直方向:前後7Hの期間は入力信号最大レ
ベル、有効表示エリアは入力信号の反転信号となった映
像信号が得られる。第14図の反転映像信号の波形から
よく理解される。ごとく、斜線で示された映像信号の前
後に白表示映像信号が付加された形態となる。この反転
映像信号をCRTを用いた表示装置の映像信号入力とし
て信号処理回路13に入力すれば、出力ドライバ14を
通ってCRT16の電子銃に供給され、第15図(c)
に示すように有効表示エリア(第15図(c)では、破
線で囲まれた領域)の外側に「左右:56ドツト分、上
下ニアHX2=14ライン分」最も明るい白い部分が付
加される。また、有効表示エリア内は、正極性アナログ
信号で、定格: 1.0Vp−p (75Ω終端時)を
入力して、映像信号入力最小レベルが最も明るい白にな
り、映像信号入力最大レベルが黒(無表示)で、その入
力レベルの最大レベルに対する信号レベル差が表示され
る明るさになる。
本実施例のホワイトCRTに、グリーンCRTで「背景
:黒9文字/図形:緑のノーマル表示(黒地に緑表示)
」といった具合の表示形態となる制御プログラムを入力
すると、「背景:白9文字/図形:黒のリバース表示(
白地に黒表示)」という表示形態となり、さらに、背景
の大きさが有効表示エリア(横1120ドツトX縦78
0ドツト)より一回り大きい(横1232ドツト×縦8
08ドツト)表示形態が実現する。これにより、制御プ
ログラムに特別な変更を加えることなく。
r背景:白2文字/図形:黒のリバース表示(白地に黒
表示)」が実現できるとともに、制御装置が制御可能な
表示領域(有効表示エリア)の最も外側にデータ(文字
や図形)を表示しても、さらにその外側に背景部分が余
裕をもっであるために。
第15図(c)に示すように「白い背景の周辺に黒い無
表示の部分が小さくなる。」、「有効表示エリアの周辺
に近い部分に文字や図形を表示しても寸づまりとならな
い。」、「有効表示エリアの最も外側にデータ(文字や
図形)を表示しても、データが黒でその周辺に白い背景
があるので表現可能となる。第15図(Q)中の破線が
有効表示エリアの最も外側に線を表示した例」などの効
果がある。なお、ある15インチのCRTデイスプレィ
表示装置の場合、CRTの表示管面の開口サイズが横:
289mmX縦210mm、有効表示エリアが横: 2
60mmX縦181mm、本発明によって広げられた背
景の大きさが横: 286mmX縦187mmとなって
いる。
第16図は本発明の他の実施例を示す。第1図の実地例
の構成に信号切り換えスイッチ91を追加したもので、
信号切り換えスイッチ91によって、信号処理回路13
に入力される映像信号を端子3から入力される映像信号
と反転増幅回路12出力の反転映像信号とを切り換える
ことによって、正極性アナログ信号、定格: 1.0V
p−p (75Ω終端時)を入力したときに。
■第15図(b)に示すように、映像信号入力最小レベ
ルが黒(無表示)で、映像信号入力最大レベルが最も明
るい白になり、映像信号入力レベルの最小レベルに対す
る信号レベル差が表示される明るさになる「黒地に白表
示」と。
■第15図(c)に示すように、映像信号入力最小レベ
ルが最も明るい白になり、映像信号入力最大レベルが黒
(無表示)で、入力レベルの最大レベルに対する信号レ
ベル差が表示される明るさになる「白地に黒表示」 の表示形態の切り換えが可能となる。
第17図は切り換えスイッチ91の具体例を示す。切り
換えスイッチは機械的なスイッチにより映像信号を直接
切り換えてもよいが、本スイッチを外部から操作可能な
位置に設置すると、多ぐは映像信号を引き回すことにな
り、ノイズやクロストーク、周波数特性の劣化などの問
題が発生するために、第17図に示すように電子スイッ
チとすることが多い、端子92は電源入力端子、端子9
3は映像信号入力端子、端子94は反転映像信号入力端
子、端子108はスイッチ回路出力端子である。トラン
ジスタ95.トランジスタ96および抵抗97はクリッ
プ回路を構成しており、このクリップ回路は互いのベー
ス電圧の低い方によりエミッタ電圧が決まる動作をする
ので、トランジスタ96側のベース電圧が接地側のとき
はトランジスタ96側のベース電圧から、トランジスタ
96のベース電圧が電源電圧側のときは、トランジスタ
95側のベース電圧から、つまり入力映像信号からのエ
ミッタ電圧となる。トランジスタ98、トランジスタ9
9および抵抗100も同様にクリップ回路を構成してい
て、同様な動作をする。スイッチ107は切り換えるこ
とによって、トランジスタ96とトランジスタ98の一
方を接地側、他方を電源電圧側とできるので、スイッチ
107の状態によりトランジスタ105のベースに、端
子93からの入力映像信号と端子94からの入力反転映
像信号のいずれか一方が入力される。トランジスタ10
5は抵抗106とでエミッタホロアを構成しており1反
転した映像信号が後段の影響を受けないようにインピー
ダンス変換するものであり、端子108からスイッチ1
07によって選択された入力映像信号と入力反転映像信
号のいずれか一方が出力される。ここで、入出力の電圧
利得はR103とR104の比で決まるが、本例では入
力映像信号と入力反転映像信号のいずれも同利得とする
ようにR103=R104と設定しているので、Av=
1/2となる。このレベル低下は後段の信号処理回路1
3によって吸収することができるが、第18図のように
、増幅器にて入出力の電圧利得をAv=1となるように
することもできる。第18図は、第17図にトランジス
タ11oによるベース接地増幅器を付加したものである
本実施例では表示装置内に表示信号付加部/反転切り換
えスイッチを設けたが、垂直ブランキングパルス発生回
路5、水平ブランキングパルス発生回路7、映像ブラン
キングパルス発生回路10、ブランキング回路11およ
び反転増幅回路12を制御装置側に接地してもよく、ま
た、ブランキング回路11と反転増幅回路12を入れ替
える構成や信号処理回路13内に含める構成や信号処理
回路13後段にする構成でもよい。また、第19図のよ
うにブランキング回路11と反転増幅回路12と切り換
えスイッチ91とをまとめて部品点数低減を行なうこと
も可能である。また、スイッチ91をレジスタなどを利
用して制御プログラムにて制御可能としてやれば、瞬時
に切り変わる高速な白黒反転が可能になる。
また、CRT以外の表示媒体においても同様の構成で映
像信号に表示信号の付加を行なえば有効表示エリアの外
側に背景を広げることが可能である。
第20図は本発明のさらに他の実施例を示す。
第20図の実施例は第1図の構成に対してブランキング
回路と反転増幅器の代りに、加算回路によって背景信号
を付加するもので、第1図と同番号のものは同じもので
ある。垂直付加信号発生回路121は垂直同期信号およ
び水平同期信号から映像信号の垂直方向付加信号を生成
する。水平付加信号発生回路122は水平同期信号から
映像信号の水平方向の付加信号を生成する。端子3から
入力された映像信号は、信号加算回路123により垂直
/水平付加信号を付加され、信号処理回路13により黒
レベル設定や白レベルゲイン調整などの信号処理を行い
、出力ドライバ14を通してCRT16に表示される。
水平付加信号発生回路122は水平同期信号を入力とし
て映像信号に対する水平方向の付加信号を発生するもの
で、第21図に示すように水平付加信号は、水平表示期
間の終了から水平偏向基準パルス出力開始までのあいだ
の水平表示期間の終了から一定時間(T HO3)と、
水平偏向基準パルス出力終了から水平表示期間の開始ま
でのあいだの水平表示期間の開始から一定時間(T H
O2)前に出力するパルスである。本例では第1図の実
施例と同様に、THD3= THD4= 1 、06μ
5=56ドツトと設定している。
第22図は本実施例の水平同期信号と水平付加信号の関
係を示す図であり、上が水平同期信号、下が水平付加信
号である。水平付加信号は水平有効表示期間の終了から
同期信号の出力開始までの1.06μ5=56ドツトと
、水平有効表示期間の開始の1.06μs前から水平有
効表示期間開始まで出力するパルスである。
第23図は水平付加信号発生回路122の具体例を示し
、端子144は水平同期信号入力端子。
端子145は水平付加信号出力端子であり、74LS1
61で代表されるカウンタを用いたものである。カウン
タ124,125,126はCK端子から入力されるク
ロックを2n分周するもので、インバータ129〜13
7およびNANDゲート138.139.140はデコ
ーダを構成しており、この構成にて、NANDゲート1
38は196回目から197回目の間、NANDゲート
139は252回目から253回目の間、NANDゲー
ト140は1372回目から1373回目の聞出力され
る。フリップフロップ143は74LS74に代表され
るDタイプフリップフロップであり、T入力からR入力
までQ端子側がIT HIIとなる。カウンタ124,
125.126は端子144から入力された水平同期信
号によってリセットされるので、水平同期信号がII 
L IIになった後からカウント開始となり、端子14
5からは水平同期信号が′L″になった後から196カ
ウント目から252カウント目までと、1372カウン
ト目から水平同期信号が′H″になるまで31 HIf
が出力される0発振器127を制御回路のドツトクロッ
クと同じ周波数の52.9MHz (18,9ns)と
すれば、第22図に示すように、水平同期信号終了から
3.70μs後から56ドツト;1.06μS、水平同
期信号開始の1.06μs前から水平同期信号開始まで
の水平付加信号を得る。ここで第1図の実施例の説明か
ら252ドツト=4.76μs後、有効表示エリアの終
りは水平同期信号開始の56ドツト=1.06μs前で
あり、水平付加信号は有効表示エリアの直前と直後とな
るが、水平付加信号と水平有効表示領域が連続しないと
映像信号に背景として信号を付加したとき「すきま」が
あく、背景データと重なるなどの問題が生じるために、
水平付加信号発生回路122には1ドツト以内の精度が
必要であり、発振器27に高精度の発振器を用いた分周
回路を使用している。
垂直付加信号発生回路121は垂直同期信号と水平同期
信号とを入力とし、映像信号に対する垂直方向の付加信
号な発生させるもので、垂直付加信号は垂直表示期間の
終了から垂直偏向基準パルス出力開始までの間と、垂直
偏向基準パルス出力終了から垂直表示期間の開始までの
間の水平帰線期間中以外に出力するパルスである。ここ
で、水平同期信号が#1Ojjつまり水平走査期間中に
垂直付加信号が切り変わると、有効表示期間の外側に背
景として付加したときに画面の中はどから始まったり、
画面の中はどで終ったりすることとなる。
そのため1画面の左端から始まり1画面の右端で終るた
めには、垂直付加信号は水平同期信号が′″1″つまり
水平帰線期間中に垂直付加信号が切り変わることが必要
である。つまり垂直表示期間の終了から垂直偏向基準パ
ルス出力開始までの間で水平同期信号が11111であ
る間に出力終了して。
垂直偏向基準パルス出力終了から垂直表示期間の開始ま
での間で水平同期信号が+y111である間から出力開
始して垂直表示期間の開始時に終了するパルスである。
第24図は垂直付加信号発生回路121の具体例を示し
、第25図にその動作を示す。第24図において、端子
151は垂直同期信号入力端子、端子152は水平同期
信号入力端子、端子167は垂直付加信号出力端子で、
74LS123を代表とするマルチバイブレータを用い
たものである。
第25図(a)〜(d)はともに上から垂直同期信号、
水平同期信号、マルチバイブレータ154のQ出力、マ
ルチバイブレータ155のQ出力および垂直付加信号の
順で示している。斜線部は有効表示エリアである。端子
151から入力された垂直同期信号はマルチバイブレー
タ154.155によって419.5H遅延して出力開
始して23.5Hの聞出力するパルスとなり、74LS
74で代表されるDタイプフリップフロップ160゜1
61のリセット端子に入力される。Dタイプフリップフ
ロップ160.161のQ出力はリセット入力信号が′
H″になった最初の回の水平同期信号の立上りに同期し
て立上る。ORゲート162により論理和されてマルチ
バイブレータ155のB入力となり、マルチバイブレー
タ155はB入力立上りから7HのあいだQ出力は出力
される。
これにより、垂直同期信号の立上り側では有効表示エリ
アの最後のラインの次から7Hと、垂直同期信号の立下
がり側では有効表示エリアの最初のラインの次から7H
出力される信号を得る。抵抗165とコンデンサ166
とNORゲート168は、第1図の水平ブランキングパ
ルス発生回路であって、ANDゲート169によって垂
直付加信号に対して水平帰線期間中をブランキングする
ものである。
信号加算回路123は映像信号と付加信号とを入力とし
、トランジスタ178による信号加算によって、入力映
像信号に対して背景となる信号を付加するものである。
第26図は信号加算回路123の具体例を示し、端子1
85は電源入力端子。
端子171は垂直付加信号入力端子、端子172は水平
付加信号入力端子、端子173は映像信号入力端子、端
子184は信号加算回路出力端子である。トランジスタ
178はベース接地の増幅回路を利用した加算回路で、
それぞれの端子からの入出力電圧利得はA v (17
1) =R177/ R170、Av (172)=R
177/R174、Ay (173)=R177/R1
75であり、加算比は1/R170: l/R174:
 1/R175で与えられる。ここで、付加した信号レ
ベルと有効表示エリア内の映像信号レベルの最大レベル
を等しくするため、本実施例では水平付加信号と垂直付
加信号の”H″’/”L”レベル差が等しいので、R1
70=R174としており、水平付加信号と垂直付加信
号のlP H11/ II L 1ルベル差=3.5v
で入力映像信号の最大/最小レベル差が1、Ovなノテ
、R174:R175=3,5:1として、有効表示エ
リアの入出力利得を1としたいので、R175=R17
7と設定している。
トランジスタ183は抵抗182とでエミッタホロアを
構成しており、加算された映像信号が後段の影響を受け
ないようにインピーダンス変換するものである。
第27図は入力映像信号から加算映像信号までの関係を
示した図で、上から入力映像信号、水平同期信号、水平
加算信号および加算映像信号の順で示し、水平周期での
動作を示しており、水平/垂直付加信号の71 H#1
期間は入力信号最大レベルとなって有効表示エリアに水
平方向二煎後56ドツト、垂直方向:前後7Hの期間は
入力信号最大レベルを付加して有効表示エリアは入力信
号と等しい信号となった映像信号が得られる。
この加算回路出力映像信号を従来技術で例示したCRT
を用いた表示装置の映像信号入力として信号処理回路1
3に入力すれば、出力ドライバを通ってCRTに与えら
れ、第15図(c)に示すように有効表示エリア(第1
5図(c)では破線で囲まれた領域)の外側に左右56
ドツト分、上下: 7HX2=14ライン分最も明るい
白い部分が付加される。また有効表示エリア内は正極性
アナログ信号で、定格: 1.0Vp−p (75Ω終
端時)を入力して映像信号入力最大レベルが最も明るい
白になり、映像信号入力最小レベルが黒(無表示)で、
その入力レベルの最小レベルに対する信号レベル差が表
示される明るさになる。
本実施例のホワイトCRTに、!背景:白1文字/図形
:黒のリバース表示(白地に黒表示)」という表示形態
を行うには、制御プログラムにてr背景:白1文字/図
形:黒」とすればよく、第1図の実施例で説明したと同
様の表示形態が実現できる。さらに背景の大きさが有効
表示エリア(横1232ドツト×縦808ドツト)表示
形態が実現する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、以下に記載されているような効果を奏
する。「白地に黒表示」を行なった場合に有効表示エリ
アの外側に十分な背景領域があるため、有効表示エリア
の隅でも「寸づまり」となったり、「表現不可能なデー
タ(文字や図形)がでるjなどの使用者に不自然さや不
具合のない表示形態が実現できる。
また1表示装置にて映像信号を反転できるので「黒地に
明表示」のシステムで「白地に黒表示」を実現するため
に制御装置や制御プログラムを作りなおす必要がない。
さらに、従来のグリーンCRTの表示装置の回路に付加
回路の追加の構成がとれるので、グリーンCRTデイス
プレィとペーパーホワイトCRTデイスプレィとでCR
Tと付加回路の有無のみの違いとすることができるので
装置の共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
水平同期信号と映像信号の位相関係を示す図、第3図は
インターレース方式の画面を説明する図、第4図は垂直
同期信号と映像信号の位相関係を示す図、第5図は垂直
同期信号、垂直偏向基準パルス、垂直ブランキングパル
スおよび水平周期信号の関係を示す図、第6図は第1図
の垂直偏向基準パルス発生回路の具体例を示す回路図、
第7図は第1図の垂直ブランキングパルス発生回路の具
体例を示す回路図、第8図は水平映像信号と水平同期信
号、水平偏向基準パルスおよび水平ブランキングパルス
の関係を示す図、第9図は本実施例の水平同期信号、水
平偏向基準パルスおよび水平ブランキングパルスの関係
を示す図、第10図は第1図の水平ブランキングパルス
発生回路の具体例を示す回路図、第11図は第1図の映
像ブランキング回路の具体例を示す回路図、第12図は
映像ブランキング回路の動作波形図、第13図は第1図
の反転増幅回路の具体例を示す回路図、第14図は反転
増幅回路の動作波形図、第15図はCRTデイスプレィ
の表示形態を示す図、第16図は本発明の他の実施例を
示すブロック図、第17図および第18図はスイッチ回
路の具体例を示す回路図、第19図は映像ブランキング
回路と反転増幅回路とスイッチ回路を総合した具体例を
示す回路図、第20図は本発明のさらに他の実施例を示
すブロック図、第21図は水平映像信号、水平同期信号
、水平偏向基準パルスおよび水平付加信号の関係を示す
図、第22図は本実施例の水平同期信号、水平偏向基準
パルスおよび水平付加信号の関係を示す図、第23図は
水平付加信号発生回路の具体例を示す図、第24図は垂
直付加信号発生回路の具体例を示す図、第25図は各信
号の関係を示す図、第26図は信号加算回路の具体例を
示す図、第27図は信号加算回路の動作波形図、第28
図は従来のCRTデイスプレィを示すブロック図である
。 1.21.31.44・・・・・・垂直同期信号入力端
子、2.32.43.52.57・・・・・・水平同期
信号入力端子、3・・・・・・映像信号入力端子、4・
・・・・・垂直偏向基準パルス発生回路、5・・・・・
・垂直ブランキングパルス発生回路、6・・・・・・水
平偏向基準パルス発生回路、7・・・・・・水平ブラン
キングパルス発生回路、8・・・・・・垂直偏向回路、
9・・・・・・水平偏向回路、10・・・・・・映像ブ
ランキングパルス発生回路、11・・・・・・ブランキ
ング回路、12・・・・・・反転増幅回路。 13・・・・・・信号処理回路、14・・・・・・出力
ドライバ。 15・・・・・・偏向コイル、16・・・・・・CRT
、91・旧・・スイッチ回路、 狸園 伴+図 (b) (扶) 箔 図 (久〕 (ら) 簿71目 メ11フ゛ラー料ブ沖ルス発生工1;#5’+91ヨ 妬?1量 穿10園 ×1λ拳 (、b) 6演4()4−ルド゛ 千にハールド゛ 緊41図 晃 1ダ 口 (α) (こ) (b) ネ(11渇 嶺12図 各=1回 茅 zO 鵬λ( 図 事zz図 亮251名 津719 第2g図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特定の大きさの表示領域を持つ入力された映像信
    号に対して上記表示領域を広げるように上記表示領域の
    外側に映像信号を付加する手段を有する映像表示装置。
  2. (2)入力された映像信号によって白背景領域と白以外
    で文字、図形を表示する表示装置において、上記白背景
    領域の外側にさらに白背景表示を付加するように上記映
    像信号に白表示映像信号を付加する手段を有する映像表
    示装置。
  3. (3)最小レベルが無表示であり、所定の周期で入力さ
    れる各水平有効表示期間の映像信号を反転するとともに
    、上記各映像信号間の区間で該区間より狭い区間をブラ
    ンキングする反転およびブランキング手段を有し、該手
    段の出力を表示手段に与えることを特徴とする映像表示
    装置。
  4. (4)上記入力された映像信号と、上記反転およびブラ
    ンキング手段の出力信号との一方を選択して上記表示手
    段に与える手段を有する請求項3記載の映像表示装置。
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