JPH064048A - ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路 - Google Patents
ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路Info
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- JPH064048A JPH064048A JP18459692A JP18459692A JPH064048A JP H064048 A JPH064048 A JP H064048A JP 18459692 A JP18459692 A JP 18459692A JP 18459692 A JP18459692 A JP 18459692A JP H064048 A JPH064048 A JP H064048A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路規模を大きくせずに水平ドライバのクロ
ック信号の周波数を下げ、安価に解像度を上げることが
できるようにすること。 【構成】 ドットマトリックス型液晶表示パネル24の
信号電極群261、262、…に水平ドライバ40から表
示データを供給し、液晶表示パネル24の走査電極群3
01、302、…に垂直ドライバ20から走査信号を供給
する駆動回路において、水平ドライバ40は液晶表示パ
ネル24の奇数番目の信号電極群261、263、…に表
示データ用の信号電圧を供給してなり、液晶表示パネル
24の偶数番目の信号電極群262、264、…のそれぞ
れに、その信号電極の両隣りの信号電極に供給された信
号電圧の平均値電圧を出力する平均値電圧出力回路50
2、504、…を設け、水平ドライバ40の信号出力線数
を従来の半分にする。
ック信号の周波数を下げ、安価に解像度を上げることが
できるようにすること。 【構成】 ドットマトリックス型液晶表示パネル24の
信号電極群261、262、…に水平ドライバ40から表
示データを供給し、液晶表示パネル24の走査電極群3
01、302、…に垂直ドライバ20から走査信号を供給
する駆動回路において、水平ドライバ40は液晶表示パ
ネル24の奇数番目の信号電極群261、263、…に表
示データ用の信号電圧を供給してなり、液晶表示パネル
24の偶数番目の信号電極群262、264、…のそれぞ
れに、その信号電極の両隣りの信号電極に供給された信
号電圧の平均値電圧を出力する平均値電圧出力回路50
2、504、…を設け、水平ドライバ40の信号出力線数
を従来の半分にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットマトリックス型
表示パネル(例えばドットマトリックス型液晶表示パネ
ル)の信号電極群に水平ドライバからの表示データを供
給し、前記ドットマトリックス型表示パネルの走査電極
群に垂直ドライバからの走査信号を供給するようにした
ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路の改良に関
するものである。
表示パネル(例えばドットマトリックス型液晶表示パネ
ル)の信号電極群に水平ドライバからの表示データを供
給し、前記ドットマトリックス型表示パネルの走査電極
群に垂直ドライバからの走査信号を供給するようにした
ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドットマトリックス型液
晶表示パネルの駆動回路は図5に示すように構成されて
いた。すなわち、映像信号(例えば複合映像信号)を信
号処理回路10で処理(例えばR、G、Bの色信号に復
調処理)し、ついで交流駆動回路12によって所定周期
(例えば1水平走査期間)毎に極性の反転する交流化し
た表示信号に変換して水平ドライバ(例えばソースドラ
イバ)14に供給する。同期分離回路16によって映像
信号中の同期信号(例えば水平同期信号と垂直同期信
号)を分離し、この同期信号をもとにしてタイミング信
号発生回路18でクロック信号やスタートパルスなどの
タイミング信号を作成して水平ドライバ14と垂直ドラ
イバ(例えばゲートドライバ)20に供給する。
晶表示パネルの駆動回路は図5に示すように構成されて
いた。すなわち、映像信号(例えば複合映像信号)を信
号処理回路10で処理(例えばR、G、Bの色信号に復
調処理)し、ついで交流駆動回路12によって所定周期
(例えば1水平走査期間)毎に極性の反転する交流化し
た表示信号に変換して水平ドライバ(例えばソースドラ
イバ)14に供給する。同期分離回路16によって映像
信号中の同期信号(例えば水平同期信号と垂直同期信
号)を分離し、この同期信号をもとにしてタイミング信
号発生回路18でクロック信号やスタートパルスなどの
タイミング信号を作成して水平ドライバ14と垂直ドラ
イバ(例えばゲートドライバ)20に供給する。
【0003】そして、水平ドライバ14は、表示信号
(例えばR、G、Bの色信号)をクロック信号でサンプ
リングして表示データを得、この表示データを信号出力
線221、222、223、…を介してドットマトリック
ス型液晶表示パネル(以下単に液晶表示パネルと記述す
る)24の信号電極261、262、263、…に供給す
る。垂直ドライバ20は、タイミング信号発生回路18
からのタイミング信号に基づいて1水平走査期間(1
H)の間に1水平線(1ライン)分走査するための走査
信号を、信号出力線281、282、283、…を介して
液晶表示パネル24の走査電極301、302、303、
…に順次供給する。これにより所定の表示が行なわれ
る。Gc、…は画素を表わしている。
(例えばR、G、Bの色信号)をクロック信号でサンプ
リングして表示データを得、この表示データを信号出力
線221、222、223、…を介してドットマトリック
ス型液晶表示パネル(以下単に液晶表示パネルと記述す
る)24の信号電極261、262、263、…に供給す
る。垂直ドライバ20は、タイミング信号発生回路18
からのタイミング信号に基づいて1水平走査期間(1
H)の間に1水平線(1ライン)分走査するための走査
信号を、信号出力線281、282、283、…を介して
液晶表示パネル24の走査電極301、302、303、
…に順次供給する。これにより所定の表示が行なわれ
る。Gc、…は画素を表わしている。
【0004】クロック信号の周波数をFckとし、水平
走査周波数をFhとし、液晶表示パネル24の水平画素
数をNとすると、これらの間にはFck=N×Fhの関
係が成立する。また、水平ドライバ14を上下2つに分
割した場合には、必要とするクロック信号の周波数を1
/2に下げることができる。
走査周波数をFhとし、液晶表示パネル24の水平画素
数をNとすると、これらの間にはFck=N×Fhの関
係が成立する。また、水平ドライバ14を上下2つに分
割した場合には、必要とするクロック信号の周波数を1
/2に下げることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にハイビジョンの
ように水平走査周波数Fhが高くなったり、表示画面が
大きくなって水平画素数Nが増えると、Fck=N×F
hの関係から必要とするクロック信号の周波数Fckが
高くなる。一方、図5に示した従来例では、水平ドライ
バ14の信号出力線221、222、223、…の数は液
晶表示パネル24の信号電極261、262、263、…
の数と等しい数だけ必要になる。このため、Fckが高
くなると水平ドライバ14の価格が高価になるか水平ド
ライバ14の実現が不可能になるという問題点があっ
た。
ように水平走査周波数Fhが高くなったり、表示画面が
大きくなって水平画素数Nが増えると、Fck=N×F
hの関係から必要とするクロック信号の周波数Fckが
高くなる。一方、図5に示した従来例では、水平ドライ
バ14の信号出力線221、222、223、…の数は液
晶表示パネル24の信号電極261、262、263、…
の数と等しい数だけ必要になる。このため、Fckが高
くなると水平ドライバ14の価格が高価になるか水平ド
ライバ14の実現が不可能になるという問題点があっ
た。
【0006】このような問題点を解決するため、図6に
示すように、水平ドライバを上側の水平ドライバ14a
と下側の水平ドライバ14bとに分割し、上側の水平ド
ライバ14aの信号出力線22a1、22a2、22
a3、…を液晶表示パネル24の信号電極261、2
63、265、…に接続し、下側の水平ドライバ14bの
信号出力線22b1、22b2、22b3、…を液晶表示
パネル24の信号電極262、264、266、…に接続
することによって、個々の水平ドライバ14a、14b
の信号出力線群の数を半分にして個々の水平ドライバ1
4a、14bのクロック信号の周波数Fckを半分にす
るようにしたものもあるが、水平ドライバのクロック信
号の周波数Fckを半分より小さくする(例えば1/4
にする)には、回路規模を大きくしなければならないと
いう問題点があった。
示すように、水平ドライバを上側の水平ドライバ14a
と下側の水平ドライバ14bとに分割し、上側の水平ド
ライバ14aの信号出力線22a1、22a2、22
a3、…を液晶表示パネル24の信号電極261、2
63、265、…に接続し、下側の水平ドライバ14bの
信号出力線22b1、22b2、22b3、…を液晶表示
パネル24の信号電極262、264、266、…に接続
することによって、個々の水平ドライバ14a、14b
の信号出力線群の数を半分にして個々の水平ドライバ1
4a、14bのクロック信号の周波数Fckを半分にす
るようにしたものもあるが、水平ドライバのクロック信
号の周波数Fckを半分より小さくする(例えば1/4
にする)には、回路規模を大きくしなければならないと
いう問題点があった。
【0007】すなわち、水平ドライバを3つ以上に分割
して個々の水平ドライバのクロック信号の周波数Fck
をさらに下げようとすると、1画面分の表示データ(映
像データ)を書き込むためのフレームメモリが必要とな
り、回路規模が大きくなってしまうからである。本発明
は上述の問題点に鑑みなされたもので、回路規模を大き
くせずに水平ドライバのクロック信号の周波数を下げる
ことができ、安価に解像度を上げることのできるドット
マトリックス型表示パネルの駆動回路を提供することを
目的とするものである。
して個々の水平ドライバのクロック信号の周波数Fck
をさらに下げようとすると、1画面分の表示データ(映
像データ)を書き込むためのフレームメモリが必要とな
り、回路規模が大きくなってしまうからである。本発明
は上述の問題点に鑑みなされたもので、回路規模を大き
くせずに水平ドライバのクロック信号の周波数を下げる
ことができ、安価に解像度を上げることのできるドット
マトリックス型表示パネルの駆動回路を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドットマトリ
ックス型表示パネルの信号電極群に水平ドライバから表
示データを供給し、前記ドットマトリックス型表示パネ
ルの走査電極群に垂直ドライバから走査信号を供給する
ようにしたドットマトリックス型表示パネルの駆動回路
において、前記水平ドライバは前記ドットマトリックス
型表示パネルの奇数番目の信号電極群に表示データ用の
信号電圧を供給してなり、前記ドットマトリックス型表
示パネルの偶数番目の信号電極群のそれぞれに、その信
号電極の両隣りの信号電極に供給された信号電圧の平均
値電圧を出力する平均値電圧出力回路を設けてなること
を特徴とするものである。
ックス型表示パネルの信号電極群に水平ドライバから表
示データを供給し、前記ドットマトリックス型表示パネ
ルの走査電極群に垂直ドライバから走査信号を供給する
ようにしたドットマトリックス型表示パネルの駆動回路
において、前記水平ドライバは前記ドットマトリックス
型表示パネルの奇数番目の信号電極群に表示データ用の
信号電圧を供給してなり、前記ドットマトリックス型表
示パネルの偶数番目の信号電極群のそれぞれに、その信
号電極の両隣りの信号電極に供給された信号電圧の平均
値電圧を出力する平均値電圧出力回路を設けてなること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】ドットマトリックス型表示パネルの奇数番目の
信号電極群には、水平ドライバから表示データ用の信号
電圧が供給される。ドットマトリックス型表示パネルの
偶数番目の信号電極群のそれぞれには、平均値電圧出力
回路によって対応する信号電極の両隣の信号電極に供給
される信号電圧をほぼ平均した平均値電圧が信号電圧と
して供給される。このため、フレームメモリを設けるこ
となく、水平ドライバの信号出力線数を従来の半分にす
ることができる。そして、一般に、動画又は自然画で
は、ある画素の信号電圧と隣接する画素の信号電圧との
差が小さいので、平均値電圧による補完でも表示が実際
と大きく変わることがない。
信号電極群には、水平ドライバから表示データ用の信号
電圧が供給される。ドットマトリックス型表示パネルの
偶数番目の信号電極群のそれぞれには、平均値電圧出力
回路によって対応する信号電極の両隣の信号電極に供給
される信号電圧をほぼ平均した平均値電圧が信号電圧と
して供給される。このため、フレームメモリを設けるこ
となく、水平ドライバの信号出力線数を従来の半分にす
ることができる。そして、一般に、動画又は自然画で
は、ある画素の信号電圧と隣接する画素の信号電圧との
差が小さいので、平均値電圧による補完でも表示が実際
と大きく変わることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるドットマトリックス型表
示パネルの駆動回路の一実施例を図1を用いて説明す
る。図1において、図5と同一部分は同一符号とする。
図1の(a)において、24はドットマトリックス型表
示パネルとしてのドットマトリックス型液晶表示パネル
(以下単に液晶表示パネルと記述する)である。前記液
晶表示パネル24の奇数番目の信号電極261、263、
265、…には水平ドライバ40の信号出力線421、4
22、423、…が接続し、前記液晶表示パネル24の走
査電極301、302、303、…には垂直ドライバ20
の信号出力線281、282、283、…が接続してい
る。
示パネルの駆動回路の一実施例を図1を用いて説明す
る。図1において、図5と同一部分は同一符号とする。
図1の(a)において、24はドットマトリックス型表
示パネルとしてのドットマトリックス型液晶表示パネル
(以下単に液晶表示パネルと記述する)である。前記液
晶表示パネル24の奇数番目の信号電極261、263、
265、…には水平ドライバ40の信号出力線421、4
22、423、…が接続し、前記液晶表示パネル24の走
査電極301、302、303、…には垂直ドライバ20
の信号出力線281、282、283、…が接続してい
る。
【0011】502、504、506、…は本発明に特有
の平均値電圧出力回路である。前記平均値電圧出力回路
502は、抵抗値のほぼ等しい2つの抵抗R、Rを直列
に接続し、その両端を前記水平ドライバ40の信号出力
線421と422に接続し、前記抵抗R、Rの接続点cを
前記液晶表示パネル24の偶数番目の信号電極262に
接続して形成されている。そして、前記平均値電圧出力
回路502は、前記水平ドライバ40の信号出力線421
と422とから前記液晶表示パネル24の隣接する奇数
番目の信号電極261と263とに供給された信号電圧の
平均値電圧を前記液晶表示パネル24の偶数番目の信号
電極262に出力するように構成されている。
の平均値電圧出力回路である。前記平均値電圧出力回路
502は、抵抗値のほぼ等しい2つの抵抗R、Rを直列
に接続し、その両端を前記水平ドライバ40の信号出力
線421と422に接続し、前記抵抗R、Rの接続点cを
前記液晶表示パネル24の偶数番目の信号電極262に
接続して形成されている。そして、前記平均値電圧出力
回路502は、前記水平ドライバ40の信号出力線421
と422とから前記液晶表示パネル24の隣接する奇数
番目の信号電極261と263とに供給された信号電圧の
平均値電圧を前記液晶表示パネル24の偶数番目の信号
電極262に出力するように構成されている。
【0012】前記平均値電圧出力回路504、506、…
は、前記平均値電圧出力回路502とほぼ同様に形成さ
れ、前記水平ドライバ40の信号出力線422と423、
423と424、…から前記液晶表示パネル24の隣接す
る奇数番目の信号電極263と265、265と267、…
に供給された信号電圧の平均値電圧を前記液晶表示パネ
ル24の偶数番目の信号電極264、266、…に出力す
るように構成されている。前記平均値電圧出力回路50
2、504、506、…は、図示のような水平ドライバ4
0の外付けに限るものでなく、水平ドライバ40の内部
に組み込むようにしてもよい。
は、前記平均値電圧出力回路502とほぼ同様に形成さ
れ、前記水平ドライバ40の信号出力線422と423、
423と424、…から前記液晶表示パネル24の隣接す
る奇数番目の信号電極263と265、265と267、…
に供給された信号電圧の平均値電圧を前記液晶表示パネ
ル24の偶数番目の信号電極264、266、…に出力す
るように構成されている。前記平均値電圧出力回路50
2、504、506、…は、図示のような水平ドライバ4
0の外付けに限るものでなく、水平ドライバ40の内部
に組み込むようにしてもよい。
【0013】前記水平ドライバ40は、例えば、図1の
(b)に示すように、シフトレジスタ44とラッチ回路
461、462、463、…とバッファ481、482、4
83、…とを具備してなり、前記シフトレジスタ44に
は図5に示したタイミング信号発生回路からのスタート
パルスとクロック信号が入力し、前記ラッチ回路4
61、462、463、…には表示信号(例えばR、G、
Bの色信号)が入力している。
(b)に示すように、シフトレジスタ44とラッチ回路
461、462、463、…とバッファ481、482、4
83、…とを具備してなり、前記シフトレジスタ44に
は図5に示したタイミング信号発生回路からのスタート
パルスとクロック信号が入力し、前記ラッチ回路4
61、462、463、…には表示信号(例えばR、G、
Bの色信号)が入力している。
【0014】つぎに、前記実施例の作用を図2を併用し
て説明する。 (イ)垂直ドライバ20は、従来例と同様に、信号出力
線281、282、283、…を介して1水平走査期間
(1H)に1走査線(1ライン)分を走査するための走
査信号を液晶表示パネル24の走査電極301、302、
303、…に出力して、垂直方向に走査している。
て説明する。 (イ)垂直ドライバ20は、従来例と同様に、信号出力
線281、282、283、…を介して1水平走査期間
(1H)に1走査線(1ライン)分を走査するための走
査信号を液晶表示パネル24の走査電極301、302、
303、…に出力して、垂直方向に走査している。
【0015】(ロ)水平ドライバ40のラッチ回路46
1、462、463、…は、表示信号をクロック信号でサ
ンプリングした表示データを1水平走査期間(1H)の
間保持し、バッファ481、482、483、…を経、信
号出力線421、422、423、…を介して液晶表示パ
ネル24の奇数番目の信号電極261、263、265、
…に出力する。このとき同時に、液晶表示パネル24の
偶数番目の信号電極262、264、266、…には、対
応する平均値電圧出力回路502、504、506、…か
ら、両側に隣接する奇数番目の信号電極261と263、
263と265、265と267、…に供給される信号電圧
の平均電圧が信号電圧として供給される。
1、462、463、…は、表示信号をクロック信号でサ
ンプリングした表示データを1水平走査期間(1H)の
間保持し、バッファ481、482、483、…を経、信
号出力線421、422、423、…を介して液晶表示パ
ネル24の奇数番目の信号電極261、263、265、
…に出力する。このとき同時に、液晶表示パネル24の
偶数番目の信号電極262、264、266、…には、対
応する平均値電圧出力回路502、504、506、…か
ら、両側に隣接する奇数番目の信号電極261と263、
263と265、265と267、…に供給される信号電圧
の平均電圧が信号電圧として供給される。
【0016】例えば、液晶表示パネル24の1番目の信
号電極261に供給される表示データの実効値を図2の
(a)に示すようにV1とし、液晶表示パネル24の3
番目の信号電極263に供給される表示データの実効値
を同図の(b)に示すようにV3とすると、平均値電圧
出力回路502によって作成し液晶表示パネル24の2
番目の信号電極262に供給される表示データ(信号電
圧)の実効値V2は、同図の(c)に示すようにV1とV
3の平均値(V2=1/2(V1+V3))となる。図2の
(a)、(b)、(c)において、Vcは白レベルを示
すコモン電圧、VbhとVblは高い方と低い方の黒レ
ベル電圧を表わし、V1、V2、V3は黒レベル電圧Vb
h、Vblを基準とした実効値を表わしている。
号電極261に供給される表示データの実効値を図2の
(a)に示すようにV1とし、液晶表示パネル24の3
番目の信号電極263に供給される表示データの実効値
を同図の(b)に示すようにV3とすると、平均値電圧
出力回路502によって作成し液晶表示パネル24の2
番目の信号電極262に供給される表示データ(信号電
圧)の実効値V2は、同図の(c)に示すようにV1とV
3の平均値(V2=1/2(V1+V3))となる。図2の
(a)、(b)、(c)において、Vcは白レベルを示
すコモン電圧、VbhとVblは高い方と低い方の黒レ
ベル電圧を表わし、V1、V2、V3は黒レベル電圧Vb
h、Vblを基準とした実効値を表わしている。
【0017】(ハ)したがって、垂直ドライバ20が液
晶表示パネル24の走査電極301、302、303、…
に1水平走査期間(1H)に1走査線(1ライン)分を
走査するための走査信号を順次出力するタイミングに同
期して、水平ドライバ40が液晶表示パネル24の奇数
番目の信号電極261、263、265、…に表示データ
を出力するとともに、平均値電圧出力回路502、5
04、506、…が両側に隣接する画素についての表示デ
ータの平均値を補完データとして液晶表示パネル24の
偶数番目の信号電極262、264、266、…に出力す
ることによって表示が行なわれる。一般に動画又は自然
画では、ある画素の信号電圧と隣接する画素の信号電圧
との差が小さいので、平均値電圧による補完でも表示が
実際と大きく変わることがない。
晶表示パネル24の走査電極301、302、303、…
に1水平走査期間(1H)に1走査線(1ライン)分を
走査するための走査信号を順次出力するタイミングに同
期して、水平ドライバ40が液晶表示パネル24の奇数
番目の信号電極261、263、265、…に表示データ
を出力するとともに、平均値電圧出力回路502、5
04、506、…が両側に隣接する画素についての表示デ
ータの平均値を補完データとして液晶表示パネル24の
偶数番目の信号電極262、264、266、…に出力す
ることによって表示が行なわれる。一般に動画又は自然
画では、ある画素の信号電圧と隣接する画素の信号電圧
との差が小さいので、平均値電圧による補完でも表示が
実際と大きく変わることがない。
【0018】前記実施例では、平均値電圧出力回路を、
水平ドライバから液晶表示パネルの隣接する奇数番目の
信号電極へ出力する信号電圧が両端に供給された直列接
続の2つの抵抗で形成し、この2つの抵抗の接続点から
平均値電圧を出力するように構成したが、本発明はこれ
に限るものでなく、水平ドライバから液晶表示パネルの
隣接する奇数番目の信号電極へ出力する信号電圧のほぼ
平均値電圧を作成し、この平均値電圧を液晶表示パネル
の対応する偶数番目の信号電極に出力するものであれば
よい。
水平ドライバから液晶表示パネルの隣接する奇数番目の
信号電極へ出力する信号電圧が両端に供給された直列接
続の2つの抵抗で形成し、この2つの抵抗の接続点から
平均値電圧を出力するように構成したが、本発明はこれ
に限るものでなく、水平ドライバから液晶表示パネルの
隣接する奇数番目の信号電極へ出力する信号電圧のほぼ
平均値電圧を作成し、この平均値電圧を液晶表示パネル
の対応する偶数番目の信号電極に出力するものであれば
よい。
【0019】例えば、図3に示すように、直列接続され
た2つのFET60と60、…の両端を水平ドライバ4
0の隣接する信号出力線421と422、…に接続し、こ
のFET60と60、…の接続点62、…を液晶表示パ
ネル24の偶数番目の信号電極群262、…に接続する
ことによって平均値電圧出力回路50a2、…を形成
し、液晶表示パネル24の奇数番目の信号電極群261
と263、…に供給される信号電圧の平均電圧を作成
し、この平均値電圧を液晶表示パネル24の対応する偶
数番目の信号電極262、…に出力するようにしてもよ
い。前記平均値電圧出力回路50a2、…のFET60
と60、…のゲートには所定のバイアス電圧が供給され
ている。
た2つのFET60と60、…の両端を水平ドライバ4
0の隣接する信号出力線421と422、…に接続し、こ
のFET60と60、…の接続点62、…を液晶表示パ
ネル24の偶数番目の信号電極群262、…に接続する
ことによって平均値電圧出力回路50a2、…を形成
し、液晶表示パネル24の奇数番目の信号電極群261
と263、…に供給される信号電圧の平均電圧を作成
し、この平均値電圧を液晶表示パネル24の対応する偶
数番目の信号電極262、…に出力するようにしてもよ
い。前記平均値電圧出力回路50a2、…のFET60
と60、…のゲートには所定のバイアス電圧が供給され
ている。
【0020】前記実施例では、水平ドライバが1つの場
合について説明したが、本発明はこれに限るものでな
く、図4に示すように、水平ドライバを上側の水平ドラ
イバ40aと下側の水平ドライバ40bの2つに分割し
た場合についても利用することができる。
合について説明したが、本発明はこれに限るものでな
く、図4に示すように、水平ドライバを上側の水平ドラ
イバ40aと下側の水平ドライバ40bの2つに分割し
た場合についても利用することができる。
【0021】すなわち、上側の水平ドライバ40aの信
号出力線42a1、42a2、42a3、…を液晶表示パ
ネル24の第1、第5、第9、…番目の信号電極2
61、265、269、…に接続し、下側の水平ドライバ
40bの信号出力線42b1、42b2、42b3、…を
液晶表示パネル24の第3、第7、第11…番目の信号
電極263、267、2611、…に接続し、平均値電圧出
力回路50b2、50b4、50b6、…が、水平ドライ
バ40a、40bから液晶表示パネル24の隣接する奇
数番目の信号電極261と263、263と265、265
と267、…へ出力する信号電圧のほぼ平均値電圧を作
成し、この平均値電圧を液晶表示パネル24の対応する
偶数番目の信号電極262、264、266、…に出力す
るものであればよい。
号出力線42a1、42a2、42a3、…を液晶表示パ
ネル24の第1、第5、第9、…番目の信号電極2
61、265、269、…に接続し、下側の水平ドライバ
40bの信号出力線42b1、42b2、42b3、…を
液晶表示パネル24の第3、第7、第11…番目の信号
電極263、267、2611、…に接続し、平均値電圧出
力回路50b2、50b4、50b6、…が、水平ドライ
バ40a、40bから液晶表示パネル24の隣接する奇
数番目の信号電極261と263、263と265、265
と267、…へ出力する信号電圧のほぼ平均値電圧を作
成し、この平均値電圧を液晶表示パネル24の対応する
偶数番目の信号電極262、264、266、…に出力す
るものであればよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によるドットマトリックス型表示
パネルの駆動回路は、上記のように、ドットマトリック
ス型表示パネルの奇数番目の信号電極群には、水平ドラ
イバの信号出力線群から直接表示データ用の信号電圧が
供給され、ドットマトリックス型表示パネルの偶数番目
の信号電極群には、平均値電圧出力回路によって対応す
る信号電極の両隣の信号電極に供給される信号電圧の平
均値電圧が信号電圧として供給されように構成したの
で、フレームメモリを設けることなく、水平ドライバの
信号出力線数を従来の半分にすることができる。
パネルの駆動回路は、上記のように、ドットマトリック
ス型表示パネルの奇数番目の信号電極群には、水平ドラ
イバの信号出力線群から直接表示データ用の信号電圧が
供給され、ドットマトリックス型表示パネルの偶数番目
の信号電極群には、平均値電圧出力回路によって対応す
る信号電極の両隣の信号電極に供給される信号電圧の平
均値電圧が信号電圧として供給されように構成したの
で、フレームメモリを設けることなく、水平ドライバの
信号出力線数を従来の半分にすることができる。
【0023】このため、フレームメモリを設けるような
回路規模を大きくすることなく、水平ドライバのクロッ
ク信号の周波数を従来の半分にすることができる。さら
に、ラッチ回路やバッファの数を従来の半分にすること
ができるの水平ドライバの構成を簡単にすることができ
る。したがって、従来より安価にして解像度を上げるこ
とができる。
回路規模を大きくすることなく、水平ドライバのクロッ
ク信号の周波数を従来の半分にすることができる。さら
に、ラッチ回路やバッファの数を従来の半分にすること
ができるの水平ドライバの構成を簡単にすることができ
る。したがって、従来より安価にして解像度を上げるこ
とができる。
【図1】本発明によるドットマトリックス型表示パネル
の駆動回路の一実施例を示すもので、(a)は要部の構
成図、(b)は(a)の一部の一例を示す構成図であ
る。
の駆動回路の一実施例を示すもので、(a)は要部の構
成図、(b)は(a)の一部の一例を示す構成図であ
る。
【図2】図1の平均値電圧出力回路の作用を説明する説
明図である。
明図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部を示す構成図であ
る。
る。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す要部の構成図
である。
である。
【図5】従来例を示す構成図である。
【図6】他の従来例を示す構成図である。
20…垂直ドライバ、 24…ドットマトリックス型液
晶表示パネル、261、262、263…信号電極、 3
01、302、303…走査電極、40、40a、40b
…水平ドライバ、502、504、506、50a2、50
a4、50a6、50b2、50b4、50b6…平均値電
圧出力回路、 60…FET、 Gc…画素、 R…抵
抗、V1、V2、V3…表示用の信号電圧の黒レベルを基
準とした実効値、Vc…コモン電圧(白レベル)、 V
bh、Vbl…黒レベル電圧。
晶表示パネル、261、262、263…信号電極、 3
01、302、303…走査電極、40、40a、40b
…水平ドライバ、502、504、506、50a2、50
a4、50a6、50b2、50b4、50b6…平均値電
圧出力回路、 60…FET、 Gc…画素、 R…抵
抗、V1、V2、V3…表示用の信号電圧の黒レベルを基
準とした実効値、Vc…コモン電圧(白レベル)、 V
bh、Vbl…黒レベル電圧。
Claims (2)
- 【請求項1】ドットマトリックス型表示パネルの信号電
極群に水平ドライバから表示データを供給し、前記ドッ
トマトリックス型表示パネルの走査電極群に垂直ドライ
バから走査信号を供給するようにしたドットマトリック
ス型表示パネルの駆動回路において、前記水平ドライバ
は前記ドットマトリックス型表示パネルの奇数番目の信
号電極群に表示データ用の信号電圧を供給してなり、前
記ドットマトリックス型表示パネルの偶数番目の信号電
極群のそれぞれに、その信号電極の両隣りの信号電極に
供給された信号電圧の平均値電圧を出力する平均値電圧
出力回路を設けてなることを特徴とするドットマトリッ
クス型表示パネルの駆動回路。 - 【請求項2】平均値電圧出力回路は、水平ドライバから
ドットマトリックス型表示パネルの隣接する奇数番目の
信号電極に供給された信号電圧を両端に受ける直列接続
の2つの抵抗を具備し、この2つの抵抗の抵抗値をほぼ
等しく形成し、前記2つの抵抗の接続点から平均値電圧
を出力するようにしてなる請求項1記載のドットマトリ
ックス型表示パネルの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18459692A JPH064048A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18459692A JPH064048A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064048A true JPH064048A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16155981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18459692A Pending JPH064048A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ドットマトリックス型表示パネルの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064048A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100686312B1 (ko) * | 1998-03-19 | 2007-02-22 | 소니 가부시끼 가이샤 | 액정표시장치 |
CN105096851A (zh) * | 2014-05-22 | 2015-11-25 | 拉碧斯半导体株式会社 | 显示面板的驱动装置以及显示面板驱动方法 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP18459692A patent/JPH064048A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100686312B1 (ko) * | 1998-03-19 | 2007-02-22 | 소니 가부시끼 가이샤 | 액정표시장치 |
CN105096851A (zh) * | 2014-05-22 | 2015-11-25 | 拉碧斯半导体株式会社 | 显示面板的驱动装置以及显示面板驱动方法 |
JP2015222307A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 表示パネルの駆動装置及び表示パネル駆動方法 |
CN105096851B (zh) * | 2014-05-22 | 2019-12-24 | 拉碧斯半导体株式会社 | 显示面板的驱动装置以及显示面板驱动方法 |
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