JPH03164714A - 液晶配向膜用組成物,液晶配向膜の製造法,液晶配向膜および液晶表示素子 - Google Patents

液晶配向膜用組成物,液晶配向膜の製造法,液晶配向膜および液晶表示素子

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JPH03164714A
JPH03164714A JP30568689A JP30568689A JPH03164714A JP H03164714 A JPH03164714 A JP H03164714A JP 30568689 A JP30568689 A JP 30568689A JP 30568689 A JP30568689 A JP 30568689A JP H03164714 A JPH03164714 A JP H03164714A
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Naoki Okuda
直紀 奥田
Shunichiro Uchimura
内村 俊一郎
Masahiro Kawakami
正洋 川上
Tonobu Sato
佐藤 任延
Hisao Yokokura
久男 横倉
Shunichi Numata
俊一 沼田
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Hitachi Ltd
Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液晶配向膜用組成物、液晶配向膜の製造法、液
晶配向膜および液晶表示素子に関する。
(従来の技術) 従来、大型デイスプレィ用液晶表示素子には。
視覚特性をよくするために8TN(スーパーツィステッ
ドネマチック)方式が用いられている。これはセル内で
の液晶分子の長袖方向が180〜2700ねじれた方式
(180〜270°ツイスト)であり、ツイスト角が大
きい程視覚特性が良好となる。これらのSTN方式素子
において、ツイスト角を大きくするためには、液晶分子
と、配向膜が形成されているガラス基板のなす角度(プ
レチルト角)が大きいことが必要であり、具体的には2
60° 以上のツイスト角を得るためにはプレチルト角
が7°以上となる配向膜材料が必要である。
しかし、従来のポリイミド系配向膜ではプレチルト角を
7°以上とすることができなかったため。
180〜240°ツイストの液晶表示素子が実用化され
ていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、180〜240°ツイストの液晶表示素子では
表示品質の向上に限界があるため最近では240〜27
0°ツイストの液晶表示素子が検討されている。特にツ
イスト角の大きい260〜270°ツイストの液晶表示
素子はSTN方式の液晶表示素子では最高の視覚特性を
得られるため盛んに検討が行われている。該液晶表示素
子に低プレチルト角の配向膜を用いるとドメインが発生
し。
表示品質が劣化するため、ドメインの発生しない高プレ
チルト角の配向膜を使用する必要がある。
特に260〜270°ツイストの液晶表示素子では7°
以上のプレチルト角が必要であるが、従来の液晶配向膜
ではプレチルト角が7°以上になるものがな(,260
〜270°ツイストの液晶表示素子には不適当であった
本発明は、前記従来技術の欠点を解決し、プレチルト角
を7°以上となる液晶配向膜用組成物。
液晶配向膜の製造法、この組成物より得られる液晶配向
膜および液晶表示素子を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記従来技術の問題に鑑み、鋭意研弗し
た結果1%定のポリイミドを液晶配向膜として用いると
、プレチルト角が7°以上となることを見出し1本発明
に到達した。
すなわち9本発明は。
(1)一般式(1) %式%(1) (nは6から12までの整数)で表される脂肪族ジアミ
ン (2)一般式(Ill (II) (式中、ArIBよびAr2は芳香族基+all+R2
+1ts ′s、−よびR4は炭素数1から10までの
アルキル基、炭素数1から10までの置換アルキル基ま
たは芳香族基、XlおよびX2は−C−〇−11 −CO(CH2)n−を示しくnは1からlOまでの1 は1から5までの整数を示す)で表されるケイ素原子を
有するテトラカルボン酸二無水物。
ならびに必要に応じて (3)  (1)以外の芳香族ジアミンおよび/または
脂肪族ジアミンまたは (4)  (2)以外のテトラカルボン酸二無水物を反
応させて得られるポリアミド酸を含有してなる液晶配向
膜用組成物この組成物を用いる液晶配向膜の製遺失、こ
の組成物を用いて形成した液晶配向膜および液晶表示素
子に関する。
本発明に用いられる上記の一般式+11で表される脂肪
族ジアミ/としては9例えば1.6−ジアミツヘキサン
、1.7−ジアミノへブタン、1.8−ジアミノオクタ
ン、1.9−ジアミノノナン、1.10−ジアミノデカ
ン、1.11−ジアミノウンデカン。
1.12−ジアミノドデカンなどが挙げられる。これら
は1種でまたは2種以上併用して使用することができる
。本発明に用いられる上記の一般式(Illで表される
ケイ素原子を有するテトラカルボン酸二無水物としては
、1.3−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1
,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物、1
.3−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1,1
,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物、1.3
−ビス(λ4−ジカルボキシフェニル>−i、i、亀a
−テトラフェニルジシロキサンニ無水物、1.3−ビス
(3−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)プロ
ピル) −1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン
二無水物、1.3−ビス(2−(3,4−ジカルボキシ
ベンゾイルオキシ)エチル) −1,1,3,3−テト
ラメチルジシロキサン二無水物、1.3−ビス(5−(
3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)ペンチル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物、
113−ビス(3−(3,4−ジカルボキシベンゾイル
オキシ)プロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシベン
ゾイルオキシ)ジフェニルシラ/二無水物、ビス(3,
4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)ジメチルシラン二
無水物。ビス(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ
)エチルメチルシランニ無水物。
1.3−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1゜
3−ジメチル−1,3−ジエチルジシロキサンニ無水物
、  1.3−ビス(!4−ジカルボキシフェニル)−
1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン
ニ無水物、1.3−ビス(λ4−ジカルボキシフェニル
) −1,1,3,3,5,5,7,7−オクタメチル
チトラシロキサンニ無水物、1.3−ビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)−1,1,3,入5.5.7.7
.9.9−デカメチルペンタシロキサンニ無水物、1.
3−ビス(3゜4−ジカルボキシフェニル) −1,1
,3,λ5.5.7.7゜9.9,11.11−ドデカ
メチルヘキサンニ無水物などが挙げられ、これらは1種
でまたは2種以上併用して使用することができる。
また上記の一般式(11で表される脂肪族ジアミンおよ
び上記の一般式([1で表されるケイ素原子を有するテ
トラカルボン酸二無水物以外の必要に応じて用いられる
芳香族ジアミンおよび/または脂肪族ジアミンおよびテ
トラカルボン酸二無水物については特に制限はないが、
芳香族ジアミンおよび脂肪族ジアミンとしては9例えば
m−7二二レンジアミン、p−フェニレンジアミン、4
.4’−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ジア
ミノジフェニルメタン、13′−ジメチル−4,4′−
ジアミノジフェニルメタン、入a;s、s′−テトラメ
チル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、2.2−
ビス(4−アミノフェニル)プロパン、4.4’−ジア
ミノジフェニルスルフィド、4.4’−ジアミノジフ−
エールスルホン。1.5−ジアミノナフタレン、2.6
−ジアミノオクタン、2.2−ビス(4−アミノフェノ
キシフェニル)フロパン、2.2−ビス(4−アミノフ
ェノキシフェニル) −1,1,1,3,3,3−へキ
サフルオロプロパン、1.3−ビスアミノプロピル−1
、1,3,3−テトラメチルジシロキサン、ビス(4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル)スルホン。
1.3−ジアミノ−2)λ5,6−テトラメチルペンゼ
ン9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン。
9.9−ビス(4−アミノフェニル)アントラセン(1
0)、3.3’−ジアミノジフェニルスルホン。
4.4′−シアミノジフエ、ニルエーテル−3−カルボ
ンアミド、1.4−ジアミノシクロヘキサンなどが挙げ
られ、これらは2種以上を併用することもできる。
また必要に応じて用いられる(2)以外のテトラカルボ
ン酸二無水物としては9例えばピロメリット酸二無水物
、a、3:4.+’−ジフェニルテトラカルボン酸二無
水物、31工4.4′−ベンゾフェノンテトラカルボン
酸二無水物、2.λ6.7−ナフタレンテトラカルボン
酸二無水物、1,2,5.6−ナフタレンテトラカルボ
ン酸二無水物、ス2:3.3′−ジフェニルテトラカル
ボン酸二無水物、3,4,9.10−ペリレンテトラカ
ルボン酸二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)エーテル二m水物、  3.■4.4′−ジシクロ
へキシルテトラカルボン酸二無水物などが挙げられ、こ
れらは2種以上を併用することができる。
本発明においては、上記の(1)および(3)のジアミ
ンのモル数の総和と、上記の(2)および(4)のテト
ラカルボン酸二無水物のモル数の総和とをほぼ等モルに
して反応させることが好ましい。
上記の(1)一般式(11で表される脂肪族ジアミン。
(2)一般式(It)で表されるケイ素原子を有するテ
トラカルボン酸二無水物および必要に応じて、 (31
(11以外の芳香族ジアミンおよび/″またけ脂肪族ジ
アミンおよび(4)(2)以外のテトラカルボン酸二無
水物は不活性溶媒に溶解され9反応させてポリアミド酸
とされる。
不活性溶媒としては、前記単量体の全てを溶解する必要
はないが、生成するポリアミド酸を溶解するものが好ま
しく1例えばN−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルホルムアミド、N、N−ジエチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド。
ヘキサメチルホスホルアミド、テトラメチルスルホン、
1.4−ジオキサンなどの1種または2種以上が用いら
れる。これらの溶媒以外に、ガラス基板への塗れ性をよ
くするだめの溶媒を1反応前または反応終了後に添加す
ることもできる。これらの溶媒として例えばプチルセロ
ンルプ、プチルセロソルフアセテート、キシレン、トル
エンナトカ用いられる。
本反応で得られたポリアミド酸は100〜400℃に加
熱することおよび/または無水酢酸などの脱水剤で化学
処理することによりポリイミドとされる。液晶挾持基板
上の液晶に面する側に電極を設け、該基板および電極上
に液晶配向膜組成物より得られる液晶配向膜を形成して
液晶表示素子とされる。
本発明のポリイミドの液晶基板上への形成は上記の反応
で生成したポリアミド酸の溶液を、予め例えばI To
 (Indium Tin 0xide )等の透明電
極が形成されたガラス基板上に塗布した後、乾燥。
脱水閉環させてポリイミド層とすることにより行われる
塗布方法としては、浸漬法、印刷法、吹付は法等の方法
が用いられる。脱水閉環温度は100〜400℃、好ま
しくは150〜300℃の範囲で任意に選択することが
できる。
また加熱時間は1分〜6時間、好ましくは1分〜3時間
とされる。
本発明のポリイミド層にはガラス基板とポリイミド層と
の密着性をよくするためにこの間にシランカップリング
剤またはチタンカップリング剤等のカップリング剤を用
いてもよい。
このようにして形成されたポリイミド層は9表面をラビ
ングすることによって液晶配向膜として用いられる。
本発明の液晶配向膜用組成物を用いて得られる液晶配向
膜は260〜270°のツイスト角を有するSTN方法
の液晶表示素子に特に適している。
(実施例) 以下本発明を実施例により説明する。
実施例1 1.8−ジアミノオクタン103.29(0,715モ
ル)にN−メチル−2−ピロリドン17009を添加し
、充分攪拌した後、B4,4’−ジフェニルカルボン酸
二無水物71.59(0,243モル)およびピロメリ
ット酸二無水物79.59(0,365モル)および1
.3−ビス(亀4−ジカルボキシフェニル)−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物45.89
(0,107モル)を加え、50℃で5時間反応させた
ところ、淡黄色の粘稠な液体となった。この溶液を粘度
調整し2枚のITO透明透明付極付ラス基板上にスピン
ナーで塗布し。
250℃で1時間加熱し、溶媒の除去およびポリアミド
酸の脱水閉環を行い、厚さ500Aのポリイミド層を形
成した。2枚のガラス基板上のこの層の表面をラビング
処理し、これをラビング方向がアンチパラレルになるよ
うに2枚のポリイミド層を対向させて組み合わせ9周り
をエポキシ系シール剤EN−1000(日立化成工業株
式会社興商品名)で封止し、内部に液晶ZLI−113
2(メルク社製商品名)を封入し、液晶セルを形成した
。次にこの液晶セルを安定させるためエージング処理と
して液晶ZLI−1132のTNI(71℃)以上の温
度である120℃で1時間加熱した後、プレチルト角を
レーザー光を用いて測定したところ、プレチルト角は1
1.5°であり、260〜270°ツイストの液晶表示
素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
次に前記溶液を用いて前記と同様の方法で640×20
0ドツトになるようにITO透明電極が形成された基板
上にポリイミド層を形成し、この層の表面を270°ツ
イストになるようにラビング処理し、上記と同様にして
270°ツイストになるようにセルを組み立てて、液晶
を封入し、エージング処理を行って液晶表示素子を作成
した。
該液晶表示素子は、640X200ドツトで駆動でき、
ドメイン等の配向不良が発生せずコントラスト良好で高
表示品質であった。
実施例2 1.6−シアミツヘキサン18.09 (0,155モ
ル)および4.4′−ジアミノジフェニルエーテル31
.09(0,155モル)にN−メチル−2−ピロリド
ン13509を添加し、充分攪拌した後。
a、 14.4′−ジフェニルカルボン酸二無水物81
.99(0,278モル)および1.3−ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル) −1,1,3,3−テトラ
メチルジシロキサン二無水物19.1 g (0,03
1モル)を加え、55℃で6時間反応させたところ、淡
黄色の粘稠な液体となった。
この溶液を用いて実施例1と同様な方法で処理して液晶
セルを形成し、120℃で1時間加熱することによりエ
ージング処理した後、プレチルト角を測定したところ、
プレチルト角は7.0°であり260〜270°ツイス
トの液晶表示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
さらにこの溶液を用いて実施例1と同様の方法で液晶表
示素子を形成したが、該液晶表示素子は。
640X200ドツトで駆動でき、ドメイン等の配向不
良が発生せずコントラスト良好で高表示品質であった。
実施例3 1.6−ジアミツヘキサン15.69(0,134モル
)および1.12−ジアミノドデカン62.69(0,
312モル)にN−メチル−2−ピロリドン800gを
添加し、充分撹拌した後、ピロメリット酸二!水物46
.2 g (0,2)2モル)、  3.、l;4゜4
′−ジフェニルカルボン酸二無水物62,39(0,2
)2モル)および1.3−ビス(3−(3,4−ジカル
ボキシベンゾイルオキシ)プロピル)−1、1,3,3
−テトラメチルジシロキサン二無水物13.39(0,
022モル)を加え、45℃で7時間反応させたところ
、淡黄色の粘稠な液体となった。
この溶液を用いて実施例1と同様な方法で処理して液晶
セルを形成し、120℃で1時間加熱することによりエ
ージング処理した後、プレチルト角を測定したところ、
プレチルト角は8.3°であり260〜270°ツイス
トの液晶表示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
さらにこの溶液を用いて実施例1と同様の方法で液晶表
示素子を形成したが、該液晶表示素子は。
640X200ドツトで駆動でき、ドメイン等の配向不
良が発生せずコントラスト良好で高表示品質であった。
実施例4 1.8−ジアミノオクタン36.09(0,249モル
)$jび4,4′−ジアミノジフェニルエーテル5.5
9(0,027モル)にN−メチル−2−ピロリドン8
50gを添加し、充分攪拌した後、亀x4.4′−ジフ
ェニルカルボン酸二無水物78.29(0,139モル
)およびビス(亀4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)
ジフェニルシランニ無水物30.29(0,138モル
)を加え、50℃で5時間反応させたところ、淡黄色の
粘稠な液体となった。
この溶液を用いて実施例1と同様な方法で処理して液晶
セルを形成し、120℃で1時間加熱することによりエ
ージング処理した後、プレチルト角を測定したところ、
プレチルト角は9.5°であり260〜270°ツイス
トの液晶表示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
さらにこの溶液を用いて実施例1と同様の方法で液晶表
示素子を形成したが、該液晶表示素子は。
640X200ドツトで駆動でき、ドメイン等の配向不
良が発生せずコントラスト良好で高表示品質であった。
(発明の効果) 本発明の液晶配向膜用組成物によって液晶配向膜を形成
すれば、プレチルト角が7°以上となるため、260〜
270°ツイストの液晶表示素子を作成することができ
る。またこの液晶配向膜を有する液晶挾持基板を使用し
て260〜270°ツイストさせた液晶表示素子はドメ
イン等の配向不良が発生せず高い表示品質を有するため
9本発明の液晶配向膜組成物は、高表示品質のSTN方
式の液晶表示素子に用いることが好ましい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)一般式( I ) H_2N−(CH_2)n−NH_2( I )(nは6
    から12までの整数)で表される脂肪族ジアミン (2)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Ar_1およびAr_2は芳香族基、R_1、
    R_2、R_3およびR_4は炭素数1から10までの
    アルキル基、炭素数1から10までの置換アルキル基ま
    たは芳香族基、X_1およびX_2は▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    を示し(nは1から10までの 整数を示す)、kおよびmは0または1、Lは0または
    1から5までの整数を示す)で表されるケイ素原子を有
    するテトラカルボン酸二無水物ならびに必要に応じて (3)(1)以外の芳香族ジアミンおよび/または脂肪
    族ジアミンまたは (4)(2)以外のテトラカルボン酸二無水物を反応さ
    せて得られるポリアミド酸を含有してなる液晶配向膜用
    組成物。 2、一般式( I )で示される脂肪族ジアミンのモル数
    を反応に用いられる全ジアミンのモル数の50%以上、
    および一般式(II)で表されるテトラカルボン酸二無水
    物のモル数を反応に用いられる全テトラカルボン酸二無
    水物のモル数の0.5%以上とした請求項1記載の液晶
    配向膜用組成物。 3、液晶挾持基板の電極を形成した面上に、請求項1記
    載の液晶配向膜用組成物より得られるポリアミド酸の溶
    液を塗布後、乾燥、脱水閉環させてポリイミド層を形成
    し、ついでラビングする液晶配向膜の製造法。 4、液晶挾持基板の電極を形成した面上に、請求項2記
    載の液晶配向膜用組成物より得られるポリアミド酸の溶
    液を塗布後、乾燥、脱水閉環させてポリイミド層を形成
    し、ついでラビングする液晶配向膜の製造法。 5、請求項1記載の液晶配向膜組成物より形成された液
    晶配向膜。 6、請求項2記載の液晶配向膜組成物より形成された液
    晶配向膜。 7、液晶挾持基板上の液晶に面する側に電極を設け、該
    基板および電極上に請求項1記載の液晶配向膜用組成物
    より得られる液晶配向膜を形成した液晶表示素子。 8、液晶挾持基板上の液晶に面する側に電極を設け、該
    基板および電極上に請求項2記載の液晶配向膜用組成物
    より得られる液晶配向膜を形成した液晶表示素子。
JP30568689A 1989-11-24 1989-11-24 液晶配向膜用組成物,液晶配向膜の製造法,液晶配向膜および液晶表示素子 Pending JPH03164714A (ja)

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