JPH03162997A - 簡易密書葉書 - Google Patents

簡易密書葉書

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JPH03162997A
JPH03162997A JP31354589A JP31354589A JPH03162997A JP H03162997 A JPH03162997 A JP H03162997A JP 31354589 A JP31354589 A JP 31354589A JP 31354589 A JP31354589 A JP 31354589A JP H03162997 A JPH03162997 A JP H03162997A
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postcard
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transparent plastic
sheet
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Nobuhiro Hado
信弘 羽藤
Etsujirou Ikeda
池田 悦治郎
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KIYOKUETSU CORP KK
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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KIYOKUETSU CORP KK
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は葉書大の紙材の長手方向に更にその長さが該葉
書大の紙材の長辺のほぼ半分のハーフサイズ紙材が折線
を介して連続されている葉書用紙材と、折線を介して折
り返されて互いに当接して密書面として使用されるこの
葉書用紙材の葉書大の紙材の部分及びハーフサイズ紙材
の両表面を一時接着する積層シートとから成り、折線を
介してハーフサイズ紙材を折り返す前には葉書大の密書
面とそれに続く葉書大の紙材の残りの部分である宛先記
入面とが葉書用紙材の同一面側に位置していてコンピュ
ータのレーザプリンタなどのプリンタにより宛先記入面
と葉書大の密書面との上に同時印字するのに好適で且つ
印字を破壊することなく密書面を剥離することができる
簡易密書葉書に関するものである。
〔従来の技術〕
従来プライバシーが問題となるような場合の通4 信手段としては封書が使用されている。しかしながら封
書は葉書に比べて切手代だけでもコスト高であるために
コストを低減させる手段が広く求められている。一方、
コストの低い葉書はその情報が部外者の目に曝されると
いう欠点がある。特に年金の支払い通知書等は個人のプ
ライバシー保護の観点から受給者以外には見えないよう
にすることが切望されている。類似の用途として、各稚
金融機関,保険会社,証券会社,クレジット会社,税務
関連,電気,ガス,水道,電信電話等の請求書や未納通
知書などがあり、これらも個人のプライバシー保護の観
点から支払い者以外には見えないようにする必要性が高
まっている。
このような現状において、近年、金融機関,税務関連,
電気,ガス,水道,電信電話等の各分野での業務に付帯
して作成郵送される書類の記載の印字はほとんどの場合
能率化のためコンピュータのプリンタによる印字処理が
主流をなしており、このような書類は受取人以外の目に
触れないように通常封書として発送されているが、郵送
コストが嵩み、封入封緘等の作業が煩雑である。このよ
うな業務通信に葉書を利用すれば大幅なコスト低減が図
れ、作業の簡素化が可能となる。そこで、最近はプライ
バシー保護の観点から情報内容部分を隠蔽するために再
剥離の可能な弱粘着剤を裏面に塗布したシール紙を葉書
の情報部に貼着する方法が考えられ実施されているが、
このような弱粘着剤を裏面に塗布したシール紙を使用す
る場合にはシール紙を葉書の情報部に貼着する前に弱粘
着剤層を保護していた剥離紙を弱粘着剤層から剥離除去
する必要があるため多量に葉書を使用する使用者は多量
の剥離紙の廃棄処理が必要となるという問題があり、ま
た受取人がシール紙を剥がす際に葉書の情報部を損なう
恐れがあり、更に弱粘着剤は何度でも接着・剥離が可能
であってシール紙を剥がした痕跡が残らないからプライ
バシー保護侵害防止効果に劣るという欠点もあった。
また裏面部周縁に適当幅に接着剤を塗布し接着剤面に沿
って切取り線を設けたシール紙を貼着する葉書(実開昭
64−16368号)も提案されているが,−6 この葉書では接着部分には情報を印字することが出来な
いので印字する情報量が著しく制限されるという欠点が
あった。更に、実開昭63−11863号において1枚
の葉書の裏面にアルミ蒸着処理を施した紙の裏面に低密
度ポリエチレンフイルムをラミネートしたカバーシート
の低密度ポリエチレンフイルムと高密度ポリエチレンフ
ィルムとの間にカバーシートの低密度ポリエチレンフィ
ルムと同種の低密度ポリエチレンをその通常の融点より
低い温度で熱押出して固化させた結合層を形威させて合
計5層から成るシール体を形威しこのシール体のアルミ
蒸着紙と反対側の高密度ポリエチレンフイルムに感圧性
接着剤を更にその外面に剥離紙を設けた合計7層の積層
シートを使用する被覆処理された郵便葉書も提案されて
いる。しかしながらこの郵便葉書に使用する積層シート
は構成が合計7層構成と繁雑で、しかも前述したように
不要となる剥離紙が多量に生じるという欠点があると共
に、記載できる密書面が宛先記入面と異なっているので
表面と裏面とを同一宛先に合わせるための−7 別作業を必要として作業能率が非常に低くなるという欠
点もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上述した如き従来の葉書の欠点を改善すべ
く鋭意検討の結果、葉書用紙材を葉書大の紙材の長手方
向に更にその長さが該葉書大の紙材の長辺のほぼ半分の
ハーフサイズ紙材が折線を介して連続されている言わば
従来の葉書用紙材と幅が同一で長さが約1.5倍のもの
とし、その折線を介して折り返されて互いに当接する葉
書大の紙材の部分及びハーフサイズ紙材の両表面で密書
として使用される密書面を構成させこの密書面を構成す
る以外の前記葉書大の紙材の表面で宛先記入面を構成さ
せれば折線でハーフサイズ紙材の表面を葉書大の紙利の
表面に折り返す前には葉書大の密書面と葉書大の約半分
の宛先記入面とが同一面側に位置しているのでコンピュ
ーターに連動されるプリンタ等により一挙に宛先と情報
とを印字でき、必要事項を印字したこの葉書用紙材を折
線を介して折り返して密書面間に挿入されて該密書−8
− 面同士を一時接着する手段としては、融点が120℃以
上の透明なプラスチックシートの一方の面に融点が11
0℃以上で該透明なプラスチックシートの融点より融点
が低く且つ該透明なプラスチックシートとの20℃,6
5%R}Iで剥離速度300mm/分でのT型剥離強度
がlO〜70 g /50mmとなる透明なプラスチッ
クが溶融押出しされて成る一時接着積層シートの両面に
前記透明なプラスチックシート,透明なプラスチック及
び葉書用紙材との20℃,65%RHで剥離速度300
mm/分でのT型剥離強度が300 g /50mm以
上で100℃以下の温度で前記葉書用紙材と感熱接着す
る透明な感熱接着剤層を設けられており葉書用紙材の密
書面の間に挿入されて該密書面同士を感熱接着により一
時接着する積層シートを使用すれば良いことを究明して
本発明に係る簡易密書葉書を完成したのである。
以下、図面により本発明に係る簡易密書葉書の1実施例
について詳細に説明する。
第1図は本発明に係る簡易密書葉書の葉書用紙材のl実
施例の表面を示す正面図、第2図は本発明において使用
する積層シートの構造を示す断面拡大説明図、第3図は
第l図に示した本発明に係る簡易密書葉書の構造を示す
断面説明図である。
図面中、1は第l図に示すように葉書大の紙材1aの長
手力向に更にその長さがこの葉書大の紙材1aの長辺の
ほぼ半分のハーフサイズ紙材1bが折線Xを介して連続
されていて、この折線Xを介して折り返されて互いに当
接するハーフサイズ紙材1b及び葉書大の紙材1aの部
分の両表面が密書として使用される密書面B,Aを構成
しこの密書面A,Bを構成する以外の前記葉書大の紙材
1aの表面が宛先記入面Cを構成する葉書用紙材であり
、この葉書用紙材1は葉書として使用された場合に郵便
法で規定されている葉書の規格を超えたのでは意味を無
さないので折線Xでハーフサイズ紙材1bが折り返され
た後の最大寸法が140mm X90mm−150mm
X 107mmの範囲にあり且つその坪量は70〜21
5 g /耐程度のものを用いれば良い。そして、上記
宛先記入面Cと密書面A,Bとに一挙に宛先と密書とし
て必要な情報とをコンピュータのレーザプリンタ等のプ
リンタにより印字できるようにするためには、両側すな
わち宛先記入面Cの折線Xと反対側及び宛先記入面Cと
最も離れた密書面Bの折線Xと反対側に所定間隔で孔が
穿設されている耳部1cを設け、この耳部1cとの接続
部にパーフォレーションPを設けておくことが好ましい
2は第2図に示すように、融点が120℃以上の透明な
プラスチックシート2aの一方の面に融点が110℃以
上で該透明なプラスチックシート2aの融点より融点が
低く且つ人の手で容易に剥離でき且つ受取人に届くまで
に剥離しないように該透明なプラスチックシート2aと
の20″c,65%RHで剥離速度300rynl分で
のT型剥離強度が10−70 g /50mmとなる透
明なプラスチック2bが溶融押出しされて戊る一時接着
積層シ一トZの両面に前記透明なプラスチックシート2
a,透明なプラスチック2b及び葉書用紙材1との20
℃,65%Rl{で剥離速度300an/分でのT型剥
離強度が300g/50mm以上でlOO℃以下の温度
で葉書用紙材1に感熱接着する透明な感熱接着剤層2c
が設けられている4層構造から或り葉一11ー 書用紙材1の密書面A,B間に挿入されて密書面A,B
同士を感熱接着により一時接着する積層シートであり、
この積層シ一ト2の一部を構成する一時接着積層シ一ト
2としては、透明なプラスチックシート2aがポリエチ
レンテレフタレート,ポリプロピレン又はアセテートの
いずれかから或り、透明なプラスチック2bがエチレン
−アクリル酸エチル共重合体及び/又はエチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体
及び/又はエチレン−酢酸ビニル共重合体とポリエチレ
ンとの混合樹脂のいずれかから成っていれば良く,中で
もエチレン−アクリル酸エチル共重合体及び/又はエチ
レン−酢酸ビニル共重合体5〜35重量%とポリエチレ
ン95〜65重量%との混合樹脂であることが作業性や
所望のT型剥離強度を得易いので好ましいが、前記実開
昭63−11863号に開示されているように透明なプ
ラスチックシート2aが高密度ポリエチレンシ一ト又は
ポリエチレンテレフタレートシートであり、透明なプラ
スチック2bが低密度ポリエチレンとしても差し支えな
い。
−12 またこの一時接着積層シ一トZの両面に設けられており
前記透明なプラスチックシート2a,透明なプラスチッ
ク2b及び葉書用紙材1との20℃,65%RHで剥離
速度300na+/分でのT型剥離強度が300 g 
/50mm以上で100℃以下の温度で葉書用紙材工と
感熱接着する透明な感熱接着剤層2cとしては、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体系、エチレン−酢酸ビニル共
重合体系、エチレン−アクリル酸共重合体系,アクリル
系,スチレンーブタジェンースチレン共重合体系、スチ
レン−イソプレン−スチレン共重合体系、スチレン−エ
チレンブチレン−スチレン共重合体系のいずれかを使用
すれば良い。
〔作 用〕
かかる構成の本発明に係る簡易密書葉書は、葉書用紙材
1が、葉書大の紙材1aの長手力向に更にその長さがこ
の葉書大の紙材1aの長辺のほぼ半分のハーフサイズ紙
材1bが折線Xを介して連続されていてこの折線Xを介
して折り返されて互いに当接する葉書大の紙材1aの部
分とハーフサイズ紙材1bとの両表面が密書として使用
される密書面A,Bを構成しこの密書面A,Bを構成す
る以外の葉書大の紙材1aの表面が宛先記入面Cを構成
しているので、折線Xを折らない状態では宛先記入面C
と密書面A,Bとが同一面に並んでいるため宛先記入面
Cに宛先をまた通常の葉書と同じ面積を有する密書面A
,Bに密書としての情報を一挙に記載できるのであり、
このように同一面に記載するので情報が異なる宛先に記
載される怖れはない。
そしてこれらの記載はコンピュータのレーザプリンタな
どのプリンタにより宛先記入面C,密書面A及びBにそ
れぞれ同時に印字することができ、このようにプリンタ
により印字する場合には宛先記入面Cと密書面Bとの両
側に所定間隔で孔が穿設されている耳部1cを有しこの
耳部1cとの接続部にパーフォレーションPが設けられ
ていると便利である。かくして宛先記入面Cに宛先を、
また密書面A,Bに密書としての情報を記載したら、葉
書用紙材1の密書面A,B間の折線Xを介して密書面A
,Bの表面同士が互いに当接するように折り返す。
14− このように折り返すに際し、記載した密書面A,B間に
は融点が120℃以上の透明なプラスチックシート2a
の一方の面に融点が110℃以上でこの透明なプラスチ
ックシート2aの融点より融点が低く且つ透明なプラス
チックシート2aとの20℃,65%R11で剥離速度
300mm/分でのT型剥離強度が10〜70g750
m+nとなる透明なプラスチック2bが溶融押出しされ
て成る一時接着積層シ一トZの両面に前記透明なプラス
チックシート2a,透明なプラスチック2b及び葉書用
紙材工との20°C,65%RHで剥離速度300mm
/分でのT型剥離強度が300 g /50Wml以上
で100℃以下の温度で前記葉書用紙材1と感熱接着す
る透明な感熱接着剤層2cが設けられている積層シ一ト
2を挿入して、葉書用紙材1の密書面A,Bの両裏面か
ら、積層シ一ト2の透明な感熱接着剤層2cを溶融させ
る温度に加熱して葉書用紙材工の密書面A,Bの表面同
士を積層シ一ト2で一時接着し、葉書用紙材1の宛先記
入面Cと密書面Bとの両側に所定間隔で孔が穿設されて
いる耳部ICが存在する場合にはこの耳部1cをこの耳
部1cとの15 接続部のパーフォレーションPに沿って除去すれば作業
が完了するのである。
このような処理において、葉書用紙材1の宛先記入面C
と密書面A,Bとへの印字をコンピュータのレーザプリ
ンタにより同時印字した場合には、葉書用紙材工の密書
面A,Bの表面同士を積層シ一ト2により100℃以下
の温度で感熱接着するために加熱しても印字されたトナ
ー中に含まれている樹脂が溶融して印字が解読不能にな
ることが防止できるのである。
〔実施例〕
実施例1 厚さ16−のポリエチレンテレフタレートフイルムから
成る透明なプラスチックシート2aの一方の面にエチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体20重量部とポリエチレ
ン80重量部とから成る透明なプラスチック2bを20
Ilm厚さで溶融押出してラミネートした一時接着積層
シ一トZを製造し、この一時接着積層シ一トZの両面に
70℃で感熱接着するエチレン−酢酸ビニル共重合体系
のホットメルト型接16一 着剤より威る透明な感熱接着剤)f42cをそれぞれ2
5g/d塗工して積層シ一ト2を作製した。次いで15
0 X 107mmの葉書大の紙材1aの長手方向に更
にその長さが該葉書大の紙材1aの長辺のほぼ半分のハ
ーフサイズ紙材1bが折線Xを介して連続されていてこ
の折線Xを介して折り返されて互いに当接する葉書大の
紙材1aの部分とハーフサイズ紙材1bとの両表面が密
書として使用される密書面A,Bを構成しこの密書面A
,Bを構成する以外の前記葉書大の紙材1aの表面が宛
先記入面Cを構成している坪量150g/rrlの連続
伝票用紙から成る葉書用紙材lを用意し、この葉書用紙
材1の宛先記入面Cと密書面A,Bとにコンピュータの
レーザプリンタによって受取人住所と秘密文書とを同時
に印字した後にこの葉書用紙材1を密書面A,Bの表面
同士が当接するように折線Xで折り返し、この密書面A
,B間に上記積層シ一ト2を挿入して、表面温度が透明
なプラスチック2bの融点より低い100℃〜120℃
の熱ロール間に通して透明な感熱接着剤層2cで感熱接
着し充分に冷却した後、葉書用紙材1の密書面A,B間
の20℃,65%RHで剥離速度300mm/分でのT
型剥離強度を測定した処、25g/50mmで容易に手
剥がしすることができ、印字面は全く損傷されずに良好
に判読でき、またその全重量は4.4gで往路専用の簡
易密書葉書として使用できることが確認できた。
比較例 前記実施例1とは一時接着積層シ一トZを構成する透明
なプラスチック2bとしてエチレン−アクリル酸エチル
共重合体40重量部とポリエチレン60重量部とから成
る熱可塑性樹脂を使用した以外は全く同様にして簡易密
書葉書を得、実施例と同様の処理を行った処、葉書用紙
材1の密書面A,Bとの間の20℃,65%RHで剥離
速度300mm/分でのT型剥離強度が80 g /5
0mmで、剥がしカールが発生し印字の判読が困難であ
った。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明に係る簡易密書葉書は、葉書用紙材
1の宛先記入面Cと密書面A,Bとが同一面に位置して
いるので、宛先と情報とを同時に印字できるから異なる
宛先に他人宛の情報を印字する危険が無く、特にコンピ
ュータ処理によって宛先と情報とを同時にプリントする
ことができ、また密書としての情報記入面が密書面A,
Bによって従来の葉書の裏面全面を使用したのと同様で
あり、しかも葉書用紙材1の密書面A,B間には一時接
着用の一時接着積層シ一トZの両面に透明な感熱接着剤
層2cを有する積層シ一ト2を挿入して感熱接着するの
で印字された密書面A,Bは透明な感熱接着剤層2cが
感熱接着されて保護されているから印字した内容の削除
,挿入,訂正ができないので悪用を防げることができる
ばかりか長時間の保存も可能であり,この葉書の受取人
は少なくとも葉書用紙材lの密書面A,B間の積層シ一
ト2の一時接着積層シ一ト2の透明なプラスチックシー
ト2aと透明なプラスチック2bとの20℃,65%R
Hで剥離速度300nm/分での剥離強度が10〜70
g750mであるので手で剥離することによって印字さ
れた秘密文書を破壊することなく読むことができるので
ある。そして積層シ一ト2の一時接着積−19− 層シ一トZを構成する透明なプラスチックシート2aと
透明なプラスチック2bとは一度引き剥がした後には再
度接着することができないのでプライバシーの侵害防止
効果が非常に優れており、更に現在使用されている葉書
のように密書面を隠蔽するための処理を行う際に多量の
剥離紙が残って処理公害問題等が発生するということも
皆無である。
そして積層シ一ト2の両面の感熱接着剤層2cは一時接
着積層シ一トZを構成する透明なプラスチックシート2
aと透明なプラスチック2bとの融点より10℃以上低
い温度で感熱接着できるものであるため、一時接着積層
シ一ト2のT型剥離強度が積層シ一ト2の葉書用紙材1
への感熱接着により変化することもないのである。
このように種々の利点を有している本発明に係る簡易密
書葉書は、プライバシーの侵害問題が生じる秘密文書を
特に多量に発送する事業分野に対する貢献度の非常に高
いものである。
【図面の簡単な説明】
第王図は本発明に係る簡易密書葉書の葉書用紙−20− 材の1実施例の表面を示す正面図、第2図は本発明にお
いて使用する積層シートの構造を示す断面拡大説明図、
第3図は第1図に示した本発明に係る簡易密書葉書の構
造を示す断面説明図である。 図面中 1・・・・葉書用紙材 1a・・・・葉書大の紙材 1b・・・・ハーフサイズ紙材 1c・・・・耳部 X・・・・折線 A,B・・・・密書面 C・・・・宛先記入面 P・・・・パーフォレーション 2・・・・積層シート Z・・・・一時接着積層シート 2a・・・・透明なプラスチックシート2b・・・・透
明なプラスチック 2c・・・・透明な感熱接着剤層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 葉書大の紙材(1a)の長手方向に更にその長さが
    該葉書大の紙材(1a)の長辺のほぼ半分のハーフサイ
    ズ紙材(1b)が折線(X)を介して連続されていて、
    該折線(X)を介して折り返されて互いに当接する葉書
    大の紙材(1a)の部分とハーフサイズ紙材(1b)と
    の両表面が密書として使用される密書面(A、B)を構
    成し該密書面(A、B)を構成する以外の前記葉書大の
    紙材(1a)の表面が宛先記入面(C)を構成する葉書
    用紙材(1)と、 融点が120℃以上の透明なプラスチックシート(2a
    )の一方の面に融点が110℃以上で該透明なプラスチ
    ックシート(2a)の融点より融点が低く且つ該透明な
    プラスチックシート(2a)との20℃、65%RHで
    剥離速度300mm/分でのT型剥離強度が10〜70
    g/50mmとなる透明なプラスチック(2b)が溶融
    押出しされて成る一時接着積層シート(Z)の両面に前
    記透明なプラスチックシート(2a)、透明なプラスチ
    ック(2b)及び葉書用紙材(1)との20℃、65%
    RHで剥離速度300mm/分でのT型剥離強度が30
    0g/50mm以上で100℃以下の温度で前記葉書用
    紙材(1)と感熱接着する透明な感熱接着剤層(2c)
    が設けられており前記葉書用紙材(1)の密書面(A、
    B)間に挿入されて該密書面(A、B)同士を感熱接着
    により一時接着する積層シート(2)と、 から成ることを特徴とする簡易密書葉書。 2 一時接着積層シート(Z)の透明なプラスチックシ
    ート(2a)がポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
    ピレン又はアセテートのいずれかから成り、透明なプラ
    スチック(2b)がエチレン−アクリル酸エチル共重合
    体及び/又はエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
    −アクリル酸エチル共重合体及び/又はエチレン−酢酸
    ビニル共重合体とポリエチレンとの混合樹脂のいずれか
    から成る請求項1に記載の簡易密書葉書。 3 積層シート(2)の画面の透明な感熱接着剤層(2
    c)が塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系、エチレン−
    酢酸ビニル共重合体系、エチレン−アクリル酸共重合体
    系、アクリル系、スチレン−ブタジエン−スチレン共重
    合体系、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体系、
    スチレン−エチレンブチレン−スチレン共重合体系のい
    ずれかから成る請求項1又は2の記載の簡易密書葉書。 4 葉書用紙材(1)がコンピュータのプリンタにより
    宛先記入面(C)及び密書面(A、B)上に同時印字さ
    れるように宛先記入面(C)の密書面(A)と反対側及
    び宛先記入面(C)から離れた密書面(B)の宛先記入
    面(C)と反対側の両側に、所定間隔で孔が穿設されて
    いる耳部(1c)を有し、この耳部(1c)との接続部
    にパーフォレーション(P)が設けられている請求項1
    から3までのいずれか1項に記載の簡易密書葉書。
JP1313545A 1989-08-14 1989-12-04 簡易密書葉書 Expired - Lifetime JPH0815827B2 (ja)

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JP1-207871 1989-08-14
JP20787189 1989-08-14
JP1313545A JPH0815827B2 (ja) 1989-08-14 1989-12-04 簡易密書葉書

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JPH03162997A true JPH03162997A (ja) 1991-07-12
JPH0815827B2 JPH0815827B2 (ja) 1996-02-21

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61134251A (ja) * 1984-12-05 1986-06-21 大日本インキ化学工業株式会社 透明性の改良された蓋用複合フイルム
JPS6351772U (ja) * 1986-09-24 1988-04-07
JPS6416691A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Yoshikazu Kimura Normal postal card material
JPS6436183U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06
JPH0174179U (ja) * 1988-07-27 1989-05-19

Patent Citations (5)

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