JPH03162269A - 湿気硬化型接着剤の充填包装方法 - Google Patents

湿気硬化型接着剤の充填包装方法

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JPH03162269A
JPH03162269A JP1289931A JP28993189A JPH03162269A JP H03162269 A JPH03162269 A JP H03162269A JP 1289931 A JP1289931 A JP 1289931A JP 28993189 A JP28993189 A JP 28993189A JP H03162269 A JPH03162269 A JP H03162269A
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JP
Japan
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film
adhesive
composite film
foil
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP1289931A
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English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
孝宏 鈴木
Hideo Tozaki
戸崎 英男
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Kasei Polymer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、湿気硬化型接着剤の充填包装方法に関する.
〈従来の技術) 湿気硬化型ウレタン系接着剤は、空気中の湿気および被
着体表面の吸着水などと反応して架橋が進行し、強靭で
耐薬品性にすぐれる硬化物を形成するので、すぐれた接
着特性を持っている.しかも2液形と異なり1液で使用
することが出来るため、使用前に2液を混合する手間も
不用であるという大きなメリットがある.こうした特徴
を活かして建材、自動車等広範な用途に使用されている
.しかし、湿気硬化なるがゆえに、その充填されている
包装容器(例えばべ−ル缶などの》密閉性が不充分な場
合、空気中の湿気によって接着剤表面に硬化皮膜が形成
されてしまう. 密ぺい性が完全であったとしても缶容器内の接着剤表面
上に残存する空気中の湿気によって硬化皮膜が形或され
易い。この対策として不活性ガス(例えば、N,、CO
,など〉を缶容器内に満たす方法が行われているが、短
期間にガスが一散しその効果を消失する.比較的効果の
ある対策としては、従来より不活性ガスを缶内に満たす
と同時に、ポリエチレン、ボリブロビレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ンなどの栃脂フィルムを接着剤表面に敷く方法が行われ
ている.しかしながらこのような樹脂フィルムは、程度
の差こそあれ、透湿性があるため保存が長期に渡る場合
には、硬化皮膜が形成されてしまう.このようにして接
着剤の表面に硬化皮膜が形戒された場合、接着剤を使用
するに際して、接着剤として有効に利用できる量が少な
くなるだけでなく、その硬化皮膜が破砕し接着剤中に異
物状に混入して接着作業に悪影響を及ぼし、更に接着物
の表面外観を著しく損ねる.一方、透湿性の全くないフ
ィルムとして金属箔があるが、表面が酸化し易く酸化物
が接着剤中に混入し接着特性を低下させたり、折れジワ
が発生し易く、接着剤表面に良好に密着せず空気がたま
る欠点がある.更に、接着剤の使用に際して、フィルム
をはく離する時、破れてはく離し難い. (発明が解決しようとする011N) そこで鋭意研究の結果、本発明は樹脂フィルムと金属箔
などをラミネートした多層祝合フィルムを接着剤表面に
敷くことにより、接着fY業に悪影響を及ぼす、接着剤
の硬化皮膜の形戒を防止することができ、貯蔵安定性に
降れ、更には作業性の良好な湿気硬化型接着剤の充填包
装方法を提供するものである. (課題を解決するための手段) 本発明で用いる多層複合フィルムは、例えば、ポリエチ
レン、ボリプロビレン、ポリエチレンテレフタレート、
ボリ塩イヒビニル、ボリ塩fヒビニリデンなどと、金属
箔例えば、アルミ箔、銀箔、金箔などの素材をラミネー
1−Lm戒される.この場きラミネートする代りに蒸着
フィルムを複合フィルムとして用いることが出来る.複
合フィルムの暦数としては、それぞれが2層以上であっ
ても良い.これらの多層複合フィルムは、通常の方法す
なわち、予め製造された金属箔に樹脂フィルムをドライ
ラミネートする方法や金属箔上に樹脂を直接押出ながら
複合フィルム化するエクストルージョンラミ法などによ
り形成される. 2層以上とする場合、これらの方法をくりかえすことに
より形戒される.また金属箔および樹脂フィルムの代り
に蕉着フィルムを用いても同様な効果が得られる.この
蒸着フィルムも通常の方法、すなわち真空下で金属を溶
融させて蒸発させ、樹脂フィルム上に付着させる方法で
得られた物で充分効果を発揮する.接着剤を充填する容
器としては通常の缶、rIAえば容量的には0.11か
ら200疋程度まで可能で、その種類としては、マル缶
、ベール缶、グリス缶、ドラム缶等をそのまま用いるこ
とが出来る.また本発明において適応しうる湿気硬化型
接着剤は、過剰量のポリイソシアネート化合物、例えば
ジフエニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート、ジメチルジフエニルメタンジイソシアネート
へキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
P−フ二二レンジイソシアネ−1・、などと1分子中に
2個程度の活性水素を有するボリオール例えば、ポリエ
ーテルボリオール、ポリエステルボリオール、ポリブタ
ジエンボリオール、アクリルボリオール、ひまし油およ
びその誘導体など1種もしくは、2種以上を要求する物
性および粘度となるよう適宜選択使用し、これらを60
〜100゜C程度の加熱下で数時間反応させて得られる
ポリウレタンプレボリマーを主戒分とし、必要に応じて
可塑剤、(例えば、ジオクチルフタレート、ジブチルフ
タレート、アルキル多環芳香族炭化水素類、塩素化バラ
フィンなど)、充填剤(例えば、炭酸カルシウム、タル
ク、クレー、アスベスト,微粉末シリカなど、)溶剤(
例えば、トルエン、キシレン、エステル類、ケトン類な
ど)、さらに、顔料、密着性付与・剤、触媒、安定剤な
どを配きした系で構成される.(作 用) 本発明の充填包装方法は、使用されるS層複合フィルム
の透湿性が、ほとんどあるいは全く無いことに起因する
ものであり、多層複合フィルムが、湿気を通さず、湿気
硬化型接着剤の反応を防止することにより、本効果が達
戊されるものである. (実施例) 次に実施例で本発明を訂細に説明するが、実施例のみに
限定されるものではない.文中「部」、「%」は、断わ
りのないかぎり重量基準である。
く使用した包装材料〉 JIS−21620  2種ベール缶 く使用した接着剤〉 分子Jl i,oooのPTMG 100部に4.4′
−ジフエニルメタンジイソシアネート 45部(NC○
/OH=1.8>を加え、80’ Cで4時間反応させ
た.得られたポリウレタンプレボリマーのインシアネー
ト基含有量は4.6%、25°Cにおける粘度は50,
000CPであった.このポリウレタンプレボリマーを
用いて、高粘度用混含ミキサーに充分乾燥した炭酸カル
シウム 100部、酸化チタン 6部、ジオクチルフタ
レート 10部、ポリウレタンプレボリマー 100部
、微粉末シリカ 3部を均一に攪拌する.均一に分敗さ
せた峻、脱水した酢酸エチル 11部とジブチルチンジ
ラウレー}−0.05部を加え均一に分散させて本実施
例に用いる、温気硬化型接着剤を得た.実施例−1. JIS−21620  28ベール缶に前記に示すよう
調整された接着削を20゜C  65%RH雰囲気中で
10kg充填し、接着剤表面には、50μのポリエチレ
ンと50μアルミ箔をラミネートして得られた複合フィ
ルムを、ポリエチレン層を接着剤側に接する様に表面に
敷いた。
次に缶内に空気を残存させたままフタをしめて、20゜
C−65%Rl{中に6ケ月保管しておき、その後の接
着剤表面の状態を観察した.その結果、多層複合フィル
ムをスムーズにはく離することが出来、硬化皮膜の形成
も全くなかった. 実施例−2. 実施例−1と同様に下表に示すアルミラミネートフィル
ム(100μ)を用いて行った。
実施例−3. 実施例−1と同様に下表に示すアルミ蒸着フィルム(1
00μ〉を用いて行った. 実施例−1と同様に、アルミ箔100μを用いて行った
.その結果、接着剤表面にアルミ箔を敷ぐ際に、折れジ
ワが発生し、密着不充分となり、密着していない部分に
、硬化皮膜が形或した.また、はく離の際はアルミ箔が
破れ、作業性に問題があった.比較例−2. 実施例−1と同様にポリエチレンフィルム(100μ)
を用いて行った.その結果、接着剤表面には約2、の硬
化皮膜が形成した.(発明の効果) 以上のように、本発明の充填包装方法は、単一の樹脂フ
ィルムおよび金属箔を用いた場合に比べ、良好な結果を
示した.本充填包装方法を湿気硬化型接着剤を充填した
缶容器に適用することにより、製造されたままの湿気硬
化型接着剤が使用現場に搬入されることになり、その工
業的価値は大なるものである.以  上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)湿気硬化型ウレタン系接着剤を充填包装するに当
    たって、缶の中に充填された接着剤の表面に、金属箔と
    樹脂フィルムをラミネートしてなる多層複合フィルムを
    敷くことを特徴とする湿気硬化型接着剤の充填包装方法
  2. (2)該多層複合フィルムが、金属箔およびまたは樹脂
    フィルムが2層以上であることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項記載の充填包装方法
  3. (3)金属箔およびまたは樹脂フィルムが金属を蒸着し
    てなる樹脂フィルムであることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項記載の充填包装方法
  4. (4)該多層複合フィルムが樹脂フィルムに金属を蒸着
    してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    充填包装方法
JP1289931A 1989-11-09 1989-11-09 湿気硬化型接着剤の充填包装方法 Pending JPH03162269A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004532723A (ja) * 2001-03-19 2004-10-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 熱軟化性湿気硬化性材料用のパッケージおよびディスペンサ
JP2017007744A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 シャープ化学工業株式会社 硬化型樹脂組成物入り包装容器の製造方法および硬化型樹脂組成物入り包装容器並びに硬化型樹脂組成物の施工方法

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JPH01174586A (ja) * 1987-12-28 1989-07-11 Sekaicho Rubber Co Ltd カートリッジに充填した湿気硬化型1成分系シーリング材の貯蔵安定方法

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