JPS6015490B2 - クロ−ラ式車輌の油圧駆動装置 - Google Patents

クロ−ラ式車輌の油圧駆動装置

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JPS6015490B2
JPS6015490B2 JP6276278A JP6276278A JPS6015490B2 JP S6015490 B2 JPS6015490 B2 JP S6015490B2 JP 6276278 A JP6276278 A JP 6276278A JP 6276278 A JP6276278 A JP 6276278A JP S6015490 B2 JPS6015490 B2 JP S6015490B2
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JP
Japan
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casing
drive wheel
hollow hole
diameter part
small diameter
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JP6276278A
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JPS54330A (en
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清純 福井
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Nabtesco Corp
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Teijin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクローラ式車軸の駆動装置に関する。
従来、内部に中空孔を有し外周にクローラシューに係合
するスブロケットホイールが固定された駆動輪と、中空
孔内に挿入されて駆動輪を回転目在に支持し内部に油圧
モータが収納されたケーシングと、を備えたクローラ式
軍師の油圧駆動装置においては、この駆動装置内部に外
部からの異物が侵入するのを防止するために、駆動論の
中空孔周面とケーシングの外周面との間にシール部材を
介在させていた(袴閥昭49一10847ぴ号参照)。
しかしながら、シール部材をこのような位置に介在させ
ると、所要のシール効果を得るためには中空孔の周面と
ケーシングの外周面との同心度に配慮する必要があり、
この結果、製作が困難となるとともに装置が高価になる
という欠点があった。また、このようなシール部材は多
くの場合ケーシングの外周面に摩擦接触させながら装着
しなければならないため、装着時に損傷を受けることが
あるという欠点があった。本発明は以上の欠点に鑑みな
されたものであり、内部に中空孔を有するとともに外周
に環状フランジを有する駆動論と、駆動輪の環状フラン
ジに取り付けられたスプロケットホィールと、中空孔よ
り大径の大軽部、大径部から前方に向って延在する中空
孔より小径の小軽部および大軽部と小軽部とを連続する
段差部を有するとともに内部に後端面から前方に向って
延在する円筒状凹みを有し、駆動論の中空孔内に段差部
と駆動論の後端とがわずかな間隙を保つようその小径部
が挿入されたケーシングと、駆動輪の中空孔とケーシン
グの小径部との間に互に所定間隔離れて介在され駆動輪
をケーシングに回転自在に支持させる一対の軸受と、ケ
ーシングの段差部と駆動輪の後端との間に小径部外周に
接することなく設置され外部からの異物の侵入を防止す
るシール部材と、ケーシングの円筒状凹みの後端関口か
ら挿入されてケーシングに収納され、その前端部がケー
シングを貫通して突出する回転軸を有する油圧モータと
、ケーシングの前方に設けられ油圧モータの回転軸の回
転を駆動輪に伝達する遊星歯車減速機構と、を備えたこ
とを特徴とするクローラ式車鋼の油圧駆動装置である。
本発明の一実施例を以下図面によって説明する。
1は内部に中空孔2が形成された駆動論であり、この駆
動輪1の外周中央部には環状フランジ3が形成される。
4は駆動論1にその前方側から外装されたスプロケツト
ホィ−ルであり、このスプロケットホィール4はその内
周後部に環状フランジ3の外周面に対向して係合する第
1内周面4aを有するとともに、その内周前部に駆動輪
1の外周面に対向して係合する第2内周面4bを有し、
前記第1内周面4aと第2内周面4bとは環状フランジ
3の前端面に当接する段差面4cによって連続される。
このスプロケツトホィール4は前方から後方に向って環
状フランジ3にねじ込まれる複数個のボルト5により環
状フランジ3に固定される。スプロケットホィール4の
外周には、歯部4dが形成され、この歯部4dはクロー
ラシュー6の内部に取り付けられたチェーン7に係合す
る。8はケーシングであり、このケーシング8は後方か
ら前方に向って順次形成された中空孔2より大径の大蚤
部8aと、大蓬部8aから前方に向って延在する中空孔
2より4・径の小掻部8bと、大径部8aと小径部8b
とを連続する段差部8cと、を有する。
そして、このケーシング8は駆動輪1内の中空孔2内に
、その段差部8cと駆動輪1の後端とがわずかな間隔を
保つよう、その小径部8bが挿入される。9,9′は駆
動輪1の中空孔2とケーシング8の小径部8bとの間に
介在された一対の軸受であり、この軸受9,9′はそれ
らの軸方向中央面L,L′がスプロケットホィール4の
歯幅中央面Mを挟むよう互いに所定間隔離れて位置し、
駆動論1をケーシング8に回転自在に支持させるような
されている。
また、この一対の軸受9,9′間には前記環状フランジ
3の前端面が位置する。ケーシング8の大蓬部8aの後
端部外周には段部8dが形成され、この段部8dには図
示していないクローラ式車鋼の本体フレームが固定され
る。ケーシング8の内部にはその後端面から前方に向っ
て延在する円筒状凹み10が形成され、この円筒状凹み
10の底面には円筒状凹み10の内径よりも小径の支持
孔11が形成され、この支持孔11の前端はケーシング
8の前面に閉口する。ケーシング8の段差部8cと駆動
論1の後端との間には、小径部8bの外周に接すること
なく設置されたシール部材12が介在され、このシール
部材12は外部からの異物の侵入を防止するようなされ
ている。13は前端部に斜板14を有する斜板式でアキ
シャルピストン型の油圧モータであり、この油圧モータ
13はケーシング8の円筒状凹み10の後端関口から円
筒状凹み10内にその斜板14が円筒状凹み10の底面
に当接するまで挿入されてケーシング8に収納される。
そして、油圧モータ13の斜板14は、ケーシング8の
前端面から斜板14にねじ込まれたボルト15を介して
ケーシング8に固定される。この結果、油圧モータ13
はケーシング8に着脱自在に取り付けられる。16はケ
ーシング8の後端面に固定されたブロックであり、この
ブロック16円筒状凹み10の後端関口を閉止する。
ブロック16内には一対の流入流出通17,17′が形
成される。18は回転軸であり、この回転軸18の前端
部は、支持孔11に取り付けられた軸受19を介してケ
ーシング8に回転自在に支持されるとともに、その後端
部はブロック16に取り付けられた軸受20を介してブ
ロック16に回転自在に支持される。
また、支持孔1 1と回転軸18との間にはオイルシー
ル21が介在され、ケーシング8と回転軸18との間の
間隙がシールされる。回転軸18の前端部はスプロケッ
トホィール4の歯幅中央面Mより前方側に位置するとと
もに、ケーシング8の前端部を貫通してケーシング8か
ら前方に突出する。22は回転軸18に取り付けられた
シリンダーブロックであり、このシリンダーブロック2
2は回転軸18と一体的に回転する。
シリンダーブロック22内には回転軸18と平行な3本
以上のピストン23が摺敷自在に挿入され、このピスト
ンの先端には斜板14に接触する滑子24が取り付けら
れる。なお、前述した斜板14およびピストン23の少
なくとも一部は前記一対の軸受9,9′に挟まれた空間
内に位置する。前述した斜板14、回転軸18、シリン
ダーブロック22、ピストン23、糟子24は全体とし
て前記油圧モータ13を構成する。油圧モータ13の回
転軸18の回転力を駆動論1に減速して伝達する遊星歯
車減速機構25は、駆動論1の中空孔2の前端閉口から
挿入され、ケーシング8の前方で組立てられて設けられ
る。この遊星歯車減速機構25は太陽歯車26を有し、
この太陽歯車26は前記回転軸18の前端に着脱に取り
付けられる。27はボルト28を介して駆動輪1の前端
面に着脱自在に取り付けられた蓋であり、この蓋27は
駆動論1の中空孔2の前端開口を閉止する。
29は内周面に歯が形成された可動環状歯車であり、こ
の可動環状歯車29は蓋27と駆動論1とに侠持されこ
れらを貫通する前記ボルト28がねじ込まれることによ
り、駆動論1の前端面に着脱自在に取り付けられる。
3川ま、駆動論1の前端部とケーシング8の前端面と蓋
27の後端面との間に形成された室内に設置された回転
ケーシングであり、この回転ケーシング30の後端面と
ケーシング8の前端面との間には軸受31が介在される
また回転ケーシング30の前端面と蓋27の後端面との
間には軸受32が介在される。この結果、回転ケーシン
グは、ケーシング8および蓋27に軸受31,32を介
して回転自在に支持される。33は回転ケーシング30
1こ取り付けられて支持される歯車軸であり、この歯車
軸33には軸受34を介して太陽歯車26と可動環状歯
車29との間に位置する遊星歯車35が回転自在に支持
される。
この遊星歯車35は、その後部に太陽歯車26にかみ合
う小歯車36を有するとともに、その前部に小歯車36
より大径で可動環状歯車29にかみ合う大歯車37を有
する。前述した太陽歯車26、可動環状歯車29、回転
ケーシング30、遊星歯車35は全体として前記遊星歯
車減速機構25を構成する。38はその内周に内歯39
が形成された固定円筒体であり、この固定円筒体38の
内歯39の後部はケーシング8の前端部外周に形成され
た外歯4川こスプラィン結合のようにかみ合うとともに
、その前部は遊星歯車35の小歯車36にかみ合い、前
記遊星歯車減速機礎25の回転基準の作用をなす。
次に本発明の一実施例の作用について説明する。
今、油圧モータ13が作動しているとすると、回転軸1
8は回転している。
この回転軸の回転は太陽歯車26に伝達される。このた
め、太陽歯車28にかみ合う遊星歯車35は回転軸18
の藤線回り1こ公転するとともに自身の鞠線回りに自転
する。このとき、回転基準となる回転できない固定円筒
体38に遊星歯車35の4・歯車36がかみ合っている
ため、遊星歯車35の大歯車37にかみ合っているため
、遊星歯車35の大歯車37にかみ合う可動環状歯車2
9は大歯車37の回転により回転軸18の藤線回りに大
トルクで低速回転する。この可動環状歯車29の回転は
駆動論1に伝達され、次いで、スプロケットホィール4
に伝達されクローラシュー6が走行する。ケーシング8
の段差部8cと駆動輪1の後端との間のシール部材12
は、外部からの異物の侵入を防止している。
このシール部材12は、ケーシング8や駆動論1の回転
軸線に対し垂直な面を有するケーシング8の段差部8c
と駆動輪1の後端との間に介装されているため、ケーシ
ング8と駆動論1との間の同心度の精度を高くする必要
がなく、この結果袋贋の製作が容易となって安価に製作
できる。また、シール部材12の装着は、その軸線方向
を垂直にした状態の駆動論1またはケーシング8を適宜
な場所に設置し、当初駆動輪1の後端またはケーシング
の段差部8c上にシール部材12を載遣し、それから駆
動論1とケーシング8とを相対的に鞠線方向に接近させ
ていき、最終的にシール部材12はケーシング8の段差
部と駆動輪1の後端との間に挟まれて介送される。この
ため、装着時にシール部材12が損傷を受けるおそれは
全くない。以上説明したように本発明によれば、ケーシ
ングが駆動論の中空孔より大径の大蓬部、該大径部から
前方に向って延在する中空孔より小径の小径部および大
蚤部と小径部とを連続する段差部を有し、駆動輪の中空
孔内に段差部と駆動論の後端とがわずかな間隙を保つよ
う小径部が挿入し、シール部材をケーシングの段差部と
駆動輪の後端との間に小径部外周に接することなく設置
したので、駆動論とケーシングとの間の同0度に配慮す
る必要がないため、クローラ式車鞠の油圧駆動装置の製
作が容易となるとともに安価に製作できる。
しかも、組立て時におけるシール部材の装着に際して、
シール部材が損傷を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明に係るクローラ式車鋼の油圧駆動装置
の一実施例を示すものであり、その断面図である。 1は駆動論、2は中空孔、3は環状フランジ、4はスプ
ロケツトホイ−ル、8はケーシング、9,9′は軸受、
10は円筒状凹み、12はシール部材、13は油圧モー
タ、18は回転軸、25は遊星歯車減速機構である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に中空孔を有するとともに外周に環状フランジ
    を有する駆動輪と、駆動輪の環状フランジに取り付けら
    れたスプロケツトホイールと、中空孔より大径の大径部
    、大径部から前方に向つて延在する中空孔より小径の小
    径部および大径部と小径部とを連続する段差部を有する
    とともに内部に後端面から前方に向つて延在する円筒状
    凹みを有し、駆動輪の中空孔内に段差部と駆動輪の後端
    とがわずかな間隙を保つようその小径部が挿入されたケ
    ーシングと、駆動輪の中空孔とケーシングの小径部との
    間に互に所定間隔離れて介在され駆動輪をケーシングに
    回転自在に支持させる一対の軸受と、ケーシングの段差
    部と駆動輪の後端との間に小径部外周に接することなく
    設置され外部からの異物の侵入を防止するシール部材と
    、ケーシングの円筒状凹みに収納され、その前端部がケ
    ーシングを貫通して突出する回転軸を有する油圧モータ
    と、ケーシングの前方に設けられ油圧モータの回転軸の
    回転を駆動輪に伝達する遊星歯車減速機構と、を備えた
    ことを特徴とするクローラ式車輌の油圧駆動装置。
JP6276278A 1978-05-25 1978-05-25 クロ−ラ式車輌の油圧駆動装置 Expired JPS6015490B2 (ja)

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JP3151775A Division JPS51106919A (ja) 1975-03-14 1975-03-14 Kyatapiraashikisharyono yuatsukudosochi

Publications (2)

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JPS54330A JPS54330A (en) 1979-01-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162269A (ja) * 1989-11-09 1991-07-12 Hitachi Kasei Polymer Kk 湿気硬化型接着剤の充填包装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162269A (ja) * 1989-11-09 1991-07-12 Hitachi Kasei Polymer Kk 湿気硬化型接着剤の充填包装方法

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JPS54330A (en) 1979-01-05

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