JP6826378B2 - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents

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本発明は、車輪の内空領域に配置されて当該車輪を駆動するインホイールモータ駆動装置に関する。
インホイールモータ駆動装置として従来、例えば、特開2014−76775号公報(特許文献1)に記載のごときものが知られている。特許文献1の図1には、円筒形状のハウジングと、ハウジングの端面に配置される中間リングと、これらを連結するボルトが示されている。中間リングは、ハウジングとハブユニット軸受の外輪との間に介在する。ハブユニット軸受は、上述した外輪と、内輪である車輪ハブと、これら内外輪間に配置される複数の転動体とを含む。
内輪である車輪ハブは、ハウジングおよび中間リングから軸線方向一方へ突出し、ハット(帽子)形状のブレーキディスクと結合する。上述したボルトは、中間リングに設けられる貫通孔を貫通してハウジングの雌ねじ穴に螺合する。そしてボルトの頭部がブレーキディスクと隙間を介して向き合う。
車輪ハブの軸線に関し、ブレーキディスクは、軸線方向隙間を介して中間リングと向き合う。ボルトの頭部はブレーキディスクと中間リングとの隙間に配置される。
特開2014−76775号公報 図1
インホイールモータ駆動装置は、車輪に内設されることから寸法の制約があり、小型であることが好ましい。上記従来のようなインホイールモータ駆動装置にあっては、寸法上さらに改善可能な点があることを本発明者は見いだした。つまり特許文献1記載のインホイールモータ駆動装置にあっては、上述したボルト頭部とブレーキディスクが干渉しないよう、両者間にクリアランスを確保する必要がある。そうすると中間リングとブレーキディスクとの軸線方向隙間はボルト頭部の寸法分大きくなり、ひいてはインホイールモータ駆動装置の寸法が大型化していた。
本発明者は、従来考慮されていなかった技術思想として、ボルトの配置を見直すことによりインホイールモータ駆動装置の軸線方向寸法の小型化を図ることに着想した。本発明は、従来よりも小型化されたインホイールモータ駆動装置を提供することを目的とする。
この目的のため本発明によるインホイールモータ駆動装置は、車輪ハブを回転自在に支
持する車輪ハブ軸受部と、モータ回転軸および外歯歯車同士の噛合からなる平行軸歯車減速機を内蔵し車輪ハブを駆動する装置本体と、車輪ハブと結合するブレーキディスクとを備える。ブレーキディスクは、車輪ハブの軸線に関し、装置本体よりも軸線方向一方側に配置される。装置本体は、ブレーキディスクに近い側に配置されてブレーキディスクと向き合う第1ケーシング部材、ブレーキディスクから遠い側に配置される第2ケーシング部材、およびこれら第1ケーシング部材と第2ケーシング部材とを連結するボルトとを含む。ボルトは、頭部を第1ケーシング部材側とし、軸部を第2ケーシング部材側として延び、車輪ハブの軸線方向にみてボルトの頭部はブレーキディスクの摩擦面よりも外径側および内径側の両方に配置される。
かかる本発明によれば、軸線方向にみて、ボルトとブレーキディスクの摩擦面とが重ならないよう配置されるので、ブレーキディスク摩擦面と第1ケーシング部材との間にボルト頭部が存在しない。したがってブレーキディスク摩擦面と第1ケーシング部材と隙間を、ボルト頭部の寸法分だけ詰めることができる。
本発明のインホイールモータ駆動装置は好ましくは減速部を有する。減速部は、例えば遊星歯車組のように、モータ部から回転を入力される入力軸と、車輪ハブへ回転を出力する出力軸が同軸に配置されていてもよい。あるいは減速部は平行軸式減速機であってもよい。本発明の一実施形態としてモータ回転軸は、車輪ハブの軸線からオフセットして平行に延びる。かかる実施形態によれば、平行軸式減速機を備えるインホイールモータ駆動装置において、インホイールモータ駆動装置の小型化を図ることができる。特に軸線から遠い部分と軸線に近い部分とを有する筒状の第2ケーシング部材において、軸線に直角な突き合せ面のうち軸線から遠い部分と軸線に近い部分にボルトを配設して、ブレーキディスクの摩擦面と重ならないよう配置することができる。このとき軸線から遠い部分に配設されるボルトは、ブレーキディスクの摩擦面よりも外径側に位置するとよい。また軸線に近い部分に配設されるボルトは、ブレーキディスクの摩擦面よりも内径側に位置するとよい。
インホイールモータ駆動装置の車輪ハブ軸受部は、特に限定されない、好ましい実施形態として車輪ハブは外輪であり、車輪ハブ軸受部は、当該外輪の中心孔に通される固定軸と、外輪および固定軸間に配置される複数の転動体を含む。かかる実施形態によれば、小径の固定内輪と、大径の回転外輪と、回転外輪よりも大径のブレーキディスクと、ブレーキディスクよりも大径の第1ケーシング部材とを有するインホイールモータ駆動装置において、ボルトをブレーキディスクの摩擦面と重ならないよう配置して、インホイールモータ駆動装置の小型化を図ることができる。他の実施形態として車輪ハブ軸受部は、小径の回転内輪と、大径の固定外輪を有してもよい。
このように本発明によれば、軸線方向にみて、ボルトとブレーキディスクの摩擦面とが重ならないよう配置されるので、第1ケーシング部材とブレーキディスクとの軸線方向隙間を小さくして、インホイールモータ駆動装置の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態になるインホイールモータ駆動装置を示す模式図であり、車幅方向外側からみた状態を表す。 同実施形態の内部を模式的に示す横断面図である。 同実施形態を模式的に示す展開断面図である。 図1からブレーキディスクを取り外して示す模式図である。 同実施形態を示す模式図であり、外方から軸線直角方向にみた状態を表す。 本発明の他の実施形態を示す模式図である。 他の実施形態を模式的に示す展開断面図である。 図6からブレーキディスクを取り外して示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態になるインホイールモータ駆動装置を示す模式図である。図2は、同実施形態のインホイールモータ駆動装置を模式的に示す横断面図である。図2中、減速部内部の各歯車は歯先円で表され、個々の歯を図略する。図3は、同実施形態のインホイールモータ駆動装置を模式的に示す展開断面図である。図3で表される切断面は、図2に示す軸線Mおよび軸線Nfを含む平面と、軸線Nfおよび軸線Nlを含む平面と、軸線Nlおよび軸線Oを含む平面と、軸線Oおよび軸線Pを含む平面を、この順序で接続した展開平面である。図4は、図1からブレーキディスクを取り外して示す模式図である。図1、図2および図4は、電動車両の車幅方向外側からみた状態を表す。
インホイールモータ駆動装置10は、車輪ハブ軸受部11と、モータ部21と、モータ部21の回転を減速して車輪ハブ軸受部11に伝達する減速部31を備え、電動車両(図示せず)の車幅方向左右両側に対称配置される。このとき図3に示すように、車輪ハブ軸受部11は車幅方向外側に配置され、モータ部21は車幅方向内側に配置される。
インホイールモータ駆動装置10は、図1に仮想線で表される車輪ホイールWの内空領域に配置されるとともに、図3に仮想線で表される車輪ホイールWの中心と連結し、車輪の車輪ホイールWを駆動する。
各インホイールモータ駆動装置10は、図示しないサスペンション装置を介して電動車両の車体と連結される。インホイールモータ駆動装置10は、公道で電動車両を時速0〜180km/hで走行させることができる。
モータ部21および減速部31は、図1および図2に示すように車輪ハブ軸受部11の軸線Oと同軸に配置されず、図3に示すように車輪ハブ軸受部11の軸線Oからオフセットして配置される。つまりインホイールモータ駆動装置10は、詳しくは後述するが、車両の前向きに配置される部位と、車両の後ろ向きに配置される部位と、上方に配置される部位と、下方に配置される部位とを含む。モータ部21および減速部31は、軸線Oに直角な断面における断面積が大きく、インホイールモータ駆動装置10の主要部分を占めることから、装置本体ともいう。
車輪ハブ軸受部11は、図3に示すように車輪ホイールWと結合する車輪ハブとしての外輪12と、外輪12の中心孔に通される内側固定部材13と、外輪12と内側固定部材13との環状隙間に配置される複数の転動体14を有し、車軸を構成する。内側固定部材13は、非回転の固定軸15と、1対のインナーレース16と、抜け止めナット17と、キャリア18とを含む。固定軸15は根元部15rが先端部15eよりも大径に形成される。インナーレース16は、根元部15rと先端部15eの間で、固定軸15の外周に嵌合する。抜け止めナット17は固定軸15の先端部15eに螺合して、抜け止めナット17と根元部15rの間にインナーレース16を固定する。外輪12は装置本体の軸線O方向一方側に配置されてモータ部21に駆動される。
固定軸15は軸線Oに沿って延び、減速部31の外郭をなす本体ケーシング43を貫通する。固定軸15の先端部15eは、本体ケーシング43の正面部分43fに形成される開口43pを貫通し、正面部分43fよりも車幅方向外側へ突出する。固定軸15の根元部15rは、本体ケーシング43の背面部分43bよりも車幅方向内側から、背面部分43bに形成される開口43qを貫通する。なお正面部分43fと背面部分43bは軸線O方向に間隔を空けて互いに向き合うケーシング壁部分である。根元部15rにはキャリア18が取付固定される。キャリア18は本体ケーシング43の外部で図示しないサスペンション装置およびタイロッドと連結する。
転動体14は、軸線O方向に離隔して複列に配置される。軸線O方向一方のインナーレース16の外周面は、第1列の転動体14の内側軌道面を構成し、外輪12の軸線O方向一方の内周面と対面する。軸線O方向他方のインナーレース16の外周面は、第2列の転動体14の内側軌道面を構成し、外輪12の軸線O方向他方の内周面と対面する。以下の説明において、車幅方向外側(アウトボード側)を軸線O方向一方ともいい、車幅方向内側(インボード側)を軸線O方向他方ともいう。図3の紙面左右方向は、車幅方向に対応する。外輪12の内周面は転動体14の外側軌道面を構成する。
外輪12の軸線O方向一方端にはフランジ部12fが形成される。フランジ部12fはブレーキディスクBDおよび車輪ホイールWのスポーク部Wsと同軸に結合するための結合座部を構成する。外輪12はフランジ部12fでブレーキディスクBDおよび車輪ホイールWと結合して、車輪ホイールWと一体回転する。なお図示しない変形例として、フランジ部12fは周方向に間隔を空けて外径側へ突出する突出部であってもよい。
モータ部21は図3に示すように、モータ回転軸22、ロータ23、ステータ24、モータケーシング25を有し、この順序でモータ部21の軸線Mから外径側へ順次配置される。モータケーシング25は筒状であり、モータ部21のモータケーシングカバー25vは、モータケーシング25のうち軸線M方向他方端の開口を覆う。モータ部21は、径方向隙間を介して対面する内径側のロータおよび外径側のステータを有することから、ラジアルギャップモータであるが、他の形式であってもよい。例えば図示しなかったがモータ部21はアキシャルギャップモータであってもよい。ステータ24は、車体側から延びる動力線(図示せず)と接続する。モータ部21は、車体側から動力線を介して電力を供給されて、力行運転し、あるいは外輪12の回転を電力に変換し動力線を介して車体側へ供給する回生運転を行う。
モータ回転軸22およびロータ23の回転中心になる軸線Mは、車輪ハブ軸受部11の軸線Oと平行に延びる。つまりモータ部21は、車輪ハブ軸受部11の軸線Oから離れるようオフセットして配置される。モータ回転軸22の先端部を除いたモータ部21の大部分の軸線方向位置は、図3に示すように内側固定部材13の軸線方向位置と重ならない。円筒状のモータケーシング25は、軸線M方向一方端で本体ケーシング43の背面部分43bと結合し、軸線M方向他方端で蓋状のモータケーシングカバー25vに封止される。モータ回転軸22の両端部は、転がり軸受27,28を介して、モータケーシング25およびモータケーシングカバー25vに回転自在に支持される。モータ部21は外輪12(つまり車輪)と、後述するポンプ軸51を駆動する。
減速部31は、入力軸32、入力歯車33、中間歯車34、中間軸35、中間歯車36、中間歯車37、中間軸38、中間歯車39、出力歯車40、出力軸41、および本体ケーシング43を有する。入力軸32は、モータ回転軸22の先端部22eよりも大径の筒状体であって、モータ部21の軸線Mに沿って延びる。先端部22eは入力軸32の軸線M方向他方端部の中心孔に受け入れられて、入力軸32はモータ回転軸22と同軸に結合する。入力軸32の両端は転がり軸受42a,42bを介して、本体ケーシング43に支持される。入力歯車33は、モータ部21よりも小径の外歯歯車であり、入力軸32と同軸に結合する。具体的には入力歯車33は、入力軸32の軸線M方向中央部の外周に一体形成される。
出力軸41は、外輪12の円筒部分よりも大径の筒状体であって、車輪ハブ軸受部11の軸線Oに沿って延びる。外輪12の軸線O方向他方端は、出力軸41の軸線O方向一方端の中心孔に受け入れられて、出力軸41は外輪12と同軸に結合する。出力軸41の軸線O方向両端部外周には転がり軸受44,46が配置される。出力軸41の軸線O方向一方端は転がり軸受44を介して、本体ケーシング43の正面部分43fに支持される。出力軸41の軸線O方向他方端は転がり軸受46を介して、本体ケーシング43の背面部分43bに支持される。出力歯車40は外歯歯車であり、出力軸41と同軸に結合する。具体的には出力歯車40は出力軸41の軸線O方向他方端の外周に一体形成される。
軸線O方向位置に関し、転がり軸受44は外輪12の中央部と重なるよう配置されるが、転がり軸受46は外輪12よりも軸線O方向他方側に配置されて外輪12と重ならない。転がり軸受46は出力歯車40の歯よりも内径側に配置され、転がり軸受46の軸線O方向位置は、出力歯車40の軸線O方向位置と重なる。
2本の中間軸35,38は入力軸32および出力軸41と平行に延びる。つまり減速部31は四軸の平行軸歯車減速機であり、出力軸41の軸線Oと、中間軸35の軸線Nfと、中間軸38の軸線Nlと、入力軸32の軸線Mは互いに平行に延び、換言すると車幅方向に延びる。
各軸の車両前後方向位置につき説明すると、図2に示すように入力軸32の軸線Mは出力軸41の軸線Oよりも車両前方に配置される。また中間軸35の軸線Nfは入力軸32の軸線Mよりも車両前方に配置される。中間軸38の軸線Nlは出力軸41の軸線Oよりも車両前方かつ入力軸32の軸線Mよりも車両後方に配置される。図示しない変形例として入力軸32の軸線Mと、中間軸35の軸線Nfと、中間軸38の軸線Nlと、出力軸41の軸線Oが、この順序で車両前後方向に配置されてもよい。この順序は駆動力の伝達順序でもある。
各軸の上下方向位置につき説明すると、入力軸32は、入力軸32の上下方向位置が出力軸41の上下方向位置と重なるよう配置される。中間軸35の軸線Nfは入力軸32の軸線Mよりも上方に配置される。中間軸38の軸線Nlは中間軸35の軸線Nfよりも上方に配置される。なお複数の中間軸35,38は、入力軸32および出力軸41よりも上方に配置されれば足り、図示しない変形例として中間軸35が中間軸38よりも上方に配置されてもよい。あるいは図示しない変形例として出力軸41が入力軸32よりも上方に配置されてもよい。
中間歯車34および中間歯車36は外歯歯車であり、図3に示すように中間軸35の軸線Nf方向中央部と同軸に結合する。中間軸35の両端部は、転がり軸受45a,45bを介して、本体ケーシング43に支持される。中間歯車37および中間歯車39は外歯歯車であり、中間軸38の軸線Nl方向中央部と同軸に結合する。中間軸38の両端部は、転がり軸受48a,48bを介して、本体ケーシング43に支持される。
本体ケーシング43は、減速部31および車輪ハブ軸受部11の外郭をなし、筒状に形成されて、図2に示すように軸線O、Nf、Nl、Mを取り囲む。また本体ケーシング43およびブレーキディスクBDは、図3および図4に示すように車輪ホイールWの内空領域に収容される。車輪ホイールWの内空領域はリム部Wrの内周面と、リム部Wrの軸線O方向一端と結合するスポーク部Wsとによって区画される。そして車輪ハブ軸受部11、減速部31、およびモータ部21の軸線方向一方領域が車輪ホイールWの内空領域に収容される。またモータ部21の軸線方向他方領域が車輪ホイールWから軸線方向他方へはみ出す。このように車輪ホイールWはインホイールモータ駆動装置10の大部分を収容する。
図2を参照して本体ケーシング43は、軸線Oの真下部分43cと、出力歯車40の軸線Oから車両前後方向に離れた位置、具体的には入力歯車33の軸線Mの真下で、下方へ突出する部分とを有する。この突出する部分はオイルタンク47を形成し、真下部分43cよりも下方に位置する。
本体ケーシング43は、筒状であり、図3に示すように入力軸32、入力歯車33、中間歯車34、中間軸35、中間歯車36、中間歯車37、中間軸38、中間歯車39、出力歯車40、出力軸41、および車輪ハブ軸受部11の軸線O方向中央部を収容する。本体ケーシング43の内部には潤滑油が封入され、減速部31は潤滑される。入力歯車33、中間歯車34、中間歯車36、中間歯車37、中間歯車39、出力歯車40ははすば歯車である。
本体ケーシング43は、図2に示すように真下部分43cおよびオイルタンク47を含み一群の歯車33,34,36,37,39,40を囲繞する筒状部分43dと、図3に示すように減速部31の筒状部分の軸線方向一方側を覆う略平坦な正面部分43fと、減速部31の筒状部分の軸線方向他方側を覆う略平坦な背面部分43bを有する。正面部分43fは略平坦な板材であり、筒状部分43dの軸線方向一方の開口を覆う。また正面部分43fは複数のボルト49によって筒状部分43dに連結固定される。筒状部分43dは、軸線Oを中心とする円筒形状ではなく、軸線Oに近い部分と、軸線Oから遠い部分を含む。背面部分43bは、モータケーシング25と結合する。また背面部分43bは、固定軸15と結合する。
正面部分43fには外輪12が貫通するための開口43pが形成される。開口43pには、外輪12との環状隙間を封止するシール材43sが設けられる。このため回転体になる外輪12は、軸線O方向一方端部を除いて本体ケーシング43に収容される。
背面部分43bの内側壁面には、開口43qに沿って延びる円筒部が形成される。換言するとこの円筒部の内周面が開口43qを構成する。この円筒部は、出力軸41の軸線O方向他方端の中心孔に通される。この円筒部の外周面と出力軸41の内周面との環状隙間には、当該環状隙間を封止するシール材43vが配置される。
小径の入力歯車33と大径の中間歯車34は、減速部31の軸線方向他方側(モータ部21側)に配置されて互いに噛合する。小径の中間歯車36と大径の中間歯車37は、減速部31の軸線方向一方側(フランジ部12f側)に配置されて互いに噛合する。小径の中間歯車39と大径の出力歯車40は、減速部31の軸線方向他方側に配置されて互いに噛合する。このようにして入力歯車33と複数の中間歯車34、36,37,39と出力歯車40は、互いに噛合し、入力歯車33から複数の中間歯車34、36,37,39を経て出力歯車40に至る駆動伝達経路を構成する。そして上述した駆動側小径歯車および従動側大径歯車の噛合により、入力軸32の回転は中間軸35で減速され、中間軸35の回転は中間軸38で減速され、中間軸38の回転は出力軸41で減速される。これにより減速部31は減速比を十分に確保する。複数の中間歯車のうち中間歯車34は、駆動伝達経路の入力側に位置する第1中間歯車となる。複数の中間歯車のうち中間歯車39は、駆動伝達経路の出力側に位置する最終中間歯車となる。
図2に示すように、出力軸41、中間軸38、および入力軸32は、この順序で車両前後方向に間隔を空けて配置される。さらに中間軸35および中間軸38は、入力軸32および出力軸41よりも上方に配置される。かかる第1実施形態によれば、車輪ハブになる外輪12の上方に中間軸を配置し得て、外輪12の下方にオイルタンク47の配置スペースを確保したり、外輪12の真下にサスペンション装置のボールジョイント(図示せず)を受け入れる空間を確保したりすることができる。したがって当該ボールジョイントを通過して上下方向に延びる転舵軸線を車輪ハブ軸受部11に交差して設けることができ、車輪ホイールWおよびインホイールモータ駆動装置10を転舵軸線回りに好適に転舵させることができる。
本体ケーシング43は、図3に示すようにポンプ軸51、転がり軸受52a,52b、ポンプギヤ53、およびオイルポンプ54をさらに収容する。ポンプ軸51の軸線Pは、出力軸41の軸線Oと平行に延びる。またポンプ軸51は、図2に示すように出力軸41から車両前後方向に離れて配置され、軸線P方向両端側で、転がり軸受52a,52bを介して回転自在に支持され、軸線P方向中央部でポンプギヤ53と同軸に結合する。ポンプギヤ53ははずば歯車であり、出力歯車40と噛合する。出力歯車40はポンプ軸51を駆動する。
図2を参照して本実施形態のポンプ軸51は入力軸32よりも下方に配置され、オイルタンク47はポンプ軸51よりも下方に配置される。オイルポンプ54は、ポンプ軸51と略同軸に配置され、吸入油路59iおよび吐出油路59oと接続する。吸入油路59iはオイルポンプ54から下方へ延び、下端に吸入口59jを有する。吸入口59jはオイルタンク47の底部に配置される。吐出油路59oは、オイルポンプ54から上方へ延び、上端に給油孔59pを有する。給油孔59pは、減速部31の内部空間にあって、複数の歯車(入力歯車33、中間歯車34、36,37,39、出力歯車40)よりも上方に配置される。ポンプ軸51およびオイルタンク47は、出力軸41よりも車両前方に配置される。車輪ホイールWがインホイールモータ駆動装置10に駆動されて車両が走行すると、オイルタンク47は車両前方から走行風を受けて、空気冷却される。
オイルポンプ54は、ポンプ軸51に駆動され、オイルタンク47に貯留した潤滑油を吸入油路59iの吸入口59jから吸入し、吐出油路59oへ吐出する。次に潤滑油は吐出油路59oの給油孔59pから流出して、複数の歯車(入力歯車33、中間歯車34、36,37,39、出力歯車40)に供給される。これにより減速部31は潤滑および冷却される。また油路を図示しなかったが、オイルポンプ54は潤滑油をモータ部21にも供給し、モータ部21を潤滑および冷却する。
次にケーシング部材同士を連結するボルト49と、ブレーキディスクBDとの位置関係につき説明する。
図3に示すように外輪12の軸線Oに関し、ブレーキディスクBDは、減速部31よりも軸線方向一方側に配置され、正面部分43fと向き合う。本体ケーシング43の第1ケーシング部材である正面部分43fの外縁と、本体ケーシング43の第2ケーシング部材である筒状部分43dの一方端には、互いに突き合される突き合せ面がそれぞれ設けられる。突き合せ面43tは軸線O,Mに対して直角な平坦面である。
また図2に示すように、突き合せ面43tは1周するよう帯状に延びる。筒状部分43dの一方端には、帯状の突き合せ面43tに沿って、ボルト49と螺合する雌ねじ穴50が間隔を空けて複数形成される。正面部分43fの外縁にも、帯状の突き合せ面に沿って、ボルト49が貫通するための貫通孔が間隔を空けて複数形成される。正面部分43fに形成される複数の貫通孔の配列と、筒状部分43dに形成される複数の雌ねじ穴50の配列は同一であるので、正面部分43fの突き合せ面と筒状部分43dの突き合せ面とを突き合せると、各貫通孔は各雌ねじ穴50に一致する。
図3に示すように軸線O,M方向一方から各貫通孔にボルト49を通し、各雌ねじ穴に螺合させて締め付けると、ボルト49の頭部が軸線O,M方向一方から正面部分43fを押圧し、正面部分43fは筒状部分43dに連結固定される。ボルト49は、ボルト頭部を正面部分43f側とし、ボルト軸部を筒状部分43d側として延びる。
ブレーキディスクBDは、外径側の両面に形成される環状平坦面である摩擦面BD2と、摩擦面BD2よりも内径側の内径部分BD3とを含む。摩擦面BD2と内径部分BD3は面一ではなく、軸線O方向に離れている。このためブレーキディスクBDはハット(帽子)形状である。内径部分BD3と、外径部分になる摩擦面BD2とは、軸線O方向に延びる連結部分BD4を介して結合する。ブレーキディスクBD両面に設けられる摩擦面BD2は、図示しないブレーキキャリパによって挟圧される。内径部分BD3にはフランジ部12fと連結するための貫通孔BD5が形成される。
ブレーキディスクBDは、内径部分BD3を軸線O方向一方とし、摩擦面BD2を軸線O方向他方とし、摩擦面BD2が軸線Oと同軸かつ直角になるよう、内径部分BD3でフランジ部12fに連結固定される。このため摩擦面BD2は、内径部分BD3よりも正面部分43fに近い。ボルト49の頭部は、正面部分43fから軸線O,M方向一方へ突出するが、図1に示すように摩擦面BD2に重ならないよう配置される。なお図1中と、以下の説明では、ボルト49をボルト49bあるいはボルト49cと呼ぶ。
図1に示すようにボルト49bは、環状の摩擦面BD2よりも外径側で1列に配列される。ボルト49cは、軸線Oを中心として周方向に間隔を空けて、環状の摩擦面BD2よりも内径側で1列に配列される。なお発明の理解を容易にするため、図1では摩擦面BD2にハッチングを施し摩擦面BD2の形状および配置を明確にする。また図1では内径部分BD3の外周を図略して、ボルト49cを表す。
図5は、同実施形態を示す模式図であり、インホイールモータ駆動装置10の外方から軸線Oに直角な方向にみた状態を表す。第1ケーシング部材としての正面部分43fおよび第2ケーシング部材としての筒状部分43dは、インホイールモータ駆動装置10の装置本体の内部空間Rを区画する壁である。内部空間Rは、モータ部のステータおよびロータや、減速部の複数の歯車等を収容する。図5中、軸線Oを含む平坦面でブレーキディスクBDを切断して表すと、ブレーキディスクBDの外径部分の半径領域RDは、摩擦面BD2に対応する。ボルト49bおよびボルト49cは半径領域RDと重ならないよう配置される。そしてボルト49bの頭部は、半径領域RDよりも外径側に配置される。またボルト49cの頭部は、半径領域RDよりも内径側に配置される。
ところで本実施形態によれば、インホイールモータ駆動装置10の装置本体が本体ケーシング43を含む。本体ケーシング43は、ブレーキディスクBDに近い側に配置されてブレーキディスクBDと向き合う正面部分43fと、ブレーキディスクBDから遠い側に配置される筒状部分43dを含む。第1ケーシング部材になる正面部分43fと、第2ケーシング部材になる筒状部分43dは、ボルト49によって連結される。ボルト49は、頭部を正面部分43f側とし、軸部を筒状部分43d材側として延びる。外輪12の軸線O方向にみて、ボルト49の頭部はブレーキディスクBDの摩擦面BD2よりも外径側および/または内径側に配置される。
かかる実施形態によれば、正面部分43fと摩擦面BD2との軸線O方向隙間を小さくしても、ボルト49の頭部と摩擦面BD2が干渉することがない。したがってインホイールモータ駆動装置10の軸線O方向寸法を小さくすることができ、インホイールモータ駆動装置10の小型化に資する。
また本実施形態では、モータ回転軸22が外輪12の軸線Oからオフセットして平行に延びることから、本体ケーシング43が円筒形状にならない。つまり筒状部分43dが、図2に示すように、軸線Oに近い部分(例えば真下部分43c)と、軸線Oから遠い部分とを含む。これにより軸線O方向にみて、ボルト49と摩擦面BD2が重ならないよう配置することができる。
次に本発明の他の実施形態を説明する。図6は本発明の他の実施形態を示す模式図である。図7は他の実施形態を模式的に示す展開断面図である。図7で表される切断面は、前述した図3と同様の展開断面である。図8は、図6からブレーキディスクを取り外して示す模式図である。図6および図8は、電動車両の車幅方向外側からみた状態を表す。発明の理解を容易にするため、図6では摩擦面BD2にハッチングを施し摩擦面BD2の形状および配置を明確にする。また図6では内径部分BD3の外周を図略して、ボルト49cを表す。他の実施形態につき、前述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。
前述した実施形態では図3に示すように車輪ハブ軸受部11が外輪回転内輪固定型の転がり軸受である。つまり車輪ハブ軸受部11は、車輪ハブとして回転する外輪12と、外輪12の中心孔に通される固定軸15と、外輪12および固定軸15によって区画される環状隙間に配置される複数の転動体14を含む。これに対し他の実施形態では図7に示すように車輪ハブ軸受部11が内輪回転外輪固定型の転がり軸受である。つまり車輪ハブ軸受部11は、車輪ハブとして回転する内輪19と、内輪19の外周面を包囲する固定外輪20と、固定外輪20および内輪19によって区画される環状隙間に配置される複数の転動体14を含む。
固定外輪20は、軸線Oと平行に延びるボルト20bによって、正面部分43fの外側壁面に連結固定される。軸線O方向にみて、ボルト20bはフランジ部12fと重なるように配置される。つまり複数のボルト20bおよび固定外輪20は、ハット形状であるブレーキディスクBDのハット内部に配置される。ボルト20bの軸部は固定外輪20のフランジ部を貫通し、正面部分43fに形成される雌ねじ穴に螺合する。ボルト20bの頭部は固定外輪20のフランジ部から軸線O方向一方側へ突出するが、軸線O方向にみて内径部分BD3の半径領域と重なることから、ブレーキディスクBDとの干渉が問題になることはない。
出力軸41はシャフト状に形成される。出力軸41の一方端部41eは、転がり軸受44を超えて軸線O方向一方へ延び、内輪19の中心孔に差し込まれてスプライン嵌合する。
他の実施形態においても図6および図8に示すように、軸線O方向にみてボルト49の配置と摩擦面BD2の配置が重ならないよう配置される。このため図7に示すように正面部分43fと摩擦面BD2との軸線O方向隙間を小さくしても、ボルト49の頭部と摩擦面BD2が干渉することがない。したがってインホイールモータ駆動装置10の軸線O方向寸法を小さくすることができ、インホイールモータ駆動装置10の小型化に資する。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になるインホイールモータ駆動装置は、電気自動車およびハイブリッド車両において有利に利用される。
10 インホイールモータ駆動装置、 11 車輪ハブ軸受部、
12 外輪、 15 固定軸、 21 モータ部(装置本体)、
22 モータ回転軸、 31 減速部(装置本体)、
43 本体ケーシング、 43b 背面部分、 43c 真下部分、
43d 筒状部分(第2ケーシング部材)、
43f 正面部分(第1ケーシング部材)、 43t 突き合せ面、
47 オイルタンク、 49,49b,49c ボルト、
50 雌ねじ穴、 BD ブレーキディスク、 BD2 摩擦面、
BD3 内径部分、 BD4 連結部分、 BD5 貫通孔。

Claims (3)

  1. 車輪ハブを回転自在に支持する車輪ハブ軸受部と、
    モータ回転軸および外歯歯車同士の噛合からなる平行軸歯車減速機を内蔵し前記車輪ハブを駆動する装置本体と、前記車輪ハブと結合する環状のブレーキディスクとを備え、
    前記車輪ハブの軸線に関し、前記ブレーキディスクは、前記装置本体よりも軸線方向一
    方側に配置され、
    前記装置本体は、前記ブレーキディスクに近い側に配置されて前記ブレーキディスクと
    向き合う第1ケーシング部材、前記ブレーキディスクから遠い側に配置される第2ケーシ
    ング部材、およびこれら第1ケーシング部材と第2ケーシング部材とを連結するボルトと
    を含み、
    前記ボルトは、頭部を前記第1ケーシング部材側とし、軸部を前記第2ケーシング部材
    側として延び、
    前記車輪ハブの軸線方向にみて、前記ボルトの頭部は前記ブレーキディスクの摩擦面よ
    りも外径側および内径側の両方に配置される、インホイールモータ駆動装置。
  2. 前記モータ回転軸は、前記車輪ハブの軸線からオフセットして平行に延びる、請求項1
    に記載のインホイールモータ駆動装置。
  3. 前記車輪ハブは外輪であり、
    前記車輪ハブ軸受部は、当該外輪の中心孔に通される固定軸と、前記外輪および前記固
    定軸間に配置される複数の転動体を含む、請求項1または2に記載のインホイールモータ
    駆動装置。
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