JPS634646Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634646Y2 JPS634646Y2 JP1983027213U JP2721383U JPS634646Y2 JP S634646 Y2 JPS634646 Y2 JP S634646Y2 JP 1983027213 U JP1983027213 U JP 1983027213U JP 2721383 U JP2721383 U JP 2721383U JP S634646 Y2 JPS634646 Y2 JP S634646Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- planetary
- planetary reduction
- ring
- reduction mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ダンプトラツク等の走行車両におけ
る車輪を駆動する装置に関するものである。
る車輪を駆動する装置に関するものである。
従来、この種の車輪駆動装置としては第１図に
示すように、アクスルチユーブ１に車輪のホイー
ルハブ２を軸受３を介して回転自在に設けアクス
ルチユーブ１内に挿通した駆動軸４を遊星二段減
速機構Ａを介してホイールハブ２に連結したもの
が知られている。
示すように、アクスルチユーブ１に車輪のホイー
ルハブ２を軸受３を介して回転自在に設けアクス
ルチユーブ１内に挿通した駆動軸４を遊星二段減
速機構Ａを介してホイールハブ２に連結したもの
が知られている。
この様な装置において、車両が大型となつて車
輪への伝達トルクが大きくなると遊星二段減速機
構Ａの第１，第２リングギヤ５，６を加工上の理
由や、装置のコストの面から別体としている。
輪への伝達トルクが大きくなると遊星二段減速機
構Ａの第１，第２リングギヤ５，６を加工上の理
由や、装置のコストの面から別体としている。
つまり、歯巾の長いリングギヤを加工するに
は、長いストロークを要する歯部のシエービング
加工をせねばならず、加工が面倒であるからリン
グギヤを第１，第２リングギヤ５，６に分割して
いる。
は、長いストロークを要する歯部のシエービング
加工をせねばならず、加工が面倒であるからリン
グギヤを第１，第２リングギヤ５，６に分割して
いる。
また、遊星二段減速機構Ａの入力側の第１遊星
減速機構A1の通過トルクは、出力側の第２遊星
減速機構A2のトルクよりも小さいので、第１遊
星減速機構A1の各歯車のモジユールを第２遊星
減速機構A2の各歯車へモジユールよりも小さく
て良いので、リングギヤを第１，第２リングギヤ
５，６に分割している。
減速機構A1の通過トルクは、出力側の第２遊星
減速機構A2のトルクよりも小さいので、第１遊
星減速機構A1の各歯車のモジユールを第２遊星
減速機構A2の各歯車へモジユールよりも小さく
て良いので、リングギヤを第１，第２リングギヤ
５，６に分割している。
しかし、リングギヤを第１，第２リングギヤ
５，６に分割すると、組立、分解作業が面倒とな
つてしまう。
５，６に分割すると、組立、分解作業が面倒とな
つてしまう。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、第１，第２遊星減速機構のリン
グギヤを一体として組立、分解作業を容易とする
ことができると共に、各リングギヤを異なるモジ
ユールとすることができ、さらにはリングギヤの
加工が容易であるようにした車輪の駆動装置を提
供することである。
り、その目的は、第１，第２遊星減速機構のリン
グギヤを一体として組立、分解作業を容易とする
ことができると共に、各リングギヤを異なるモジ
ユールとすることができ、さらにはリングギヤの
加工が容易であるようにした車輪の駆動装置を提
供することである。
以下第２図を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
図示しない車体に装着された筒状のアクスルチ
ユーブ１０の外周には車輪１１のホイールハブ１
２が軸受１３を介して回転自在に支承されその内
部には駆動軸１４が挿通してあり、該駆動軸１４
は遊星二段減速機構Ｂを介して前記ホイールハブ
１２に連結してある。
ユーブ１０の外周には車輪１１のホイールハブ１
２が軸受１３を介して回転自在に支承されその内
部には駆動軸１４が挿通してあり、該駆動軸１４
は遊星二段減速機構Ｂを介して前記ホイールハブ
１２に連結してある。
つまり、駆動軸１４の端部側には第１遊星減速
機構B1の第１サンギヤ１５が固着され、該第１
サンギヤ１５は、第１キヤリヤ１６に支承された
第１プラネタリヤギヤ１７を介して第１リングギ
ヤ１８に噛合していると共に、第１リングギヤ１
８は筒体１９の一端側内周面に削設形成され、他
端側内周面には第２遊星減速機構B2の第２リン
グギヤ２０が形成され、かつ第１，第２リングギ
ヤ１８，２０間には環状溝１９ａが形成してあ
る。
機構B1の第１サンギヤ１５が固着され、該第１
サンギヤ１５は、第１キヤリヤ１６に支承された
第１プラネタリヤギヤ１７を介して第１リングギ
ヤ１８に噛合していると共に、第１リングギヤ１
８は筒体１９の一端側内周面に削設形成され、他
端側内周面には第２遊星減速機構B2の第２リン
グギヤ２０が形成され、かつ第１，第２リングギ
ヤ１８，２０間には環状溝１９ａが形成してあ
る。
そして、前記筒体１９はアクスルチユーブ１０
の端部に固着したリングギヤハブ２１に連結さ
れ、第２リングギヤ２０は、第２プラネタリヤギ
ヤ２２、第２キヤリヤ２３を介して駆動軸１４の
端部寄、つまり、第１サンギヤ１５のボス部１５
ａに回転自在に支承した第２サンギヤ２４に噛合
していると共に、第２サンギヤ２４は第１キヤリ
ヤ１６と連結され、第２キヤリヤ２３がホイール
ハブ１２に連結してある。
の端部に固着したリングギヤハブ２１に連結さ
れ、第２リングギヤ２０は、第２プラネタリヤギ
ヤ２２、第２キヤリヤ２３を介して駆動軸１４の
端部寄、つまり、第１サンギヤ１５のボス部１５
ａに回転自在に支承した第２サンギヤ２４に噛合
していると共に、第２サンギヤ２４は第１キヤリ
ヤ１６と連結され、第２キヤリヤ２３がホイール
ハブ１２に連結してある。
しかして、駆動軸１４の回転は第１サンギヤ１
５に伝動し、第１リングギヤ１８が固定している
から第１プラネタリヤギヤ１７を介して第１キヤ
リヤ１６が回転し、第１キヤリヤ１６の回転は第
２サンギヤ２４に伝動し、第２リングギヤ２０が
固定しているから第２プラネタリヤギヤ２２を介
して第２キヤリヤ２３に伝動し、ホイールハブ１
２を回転駆動し、車輪１１は駆動軸１４によつて
二段階に減速されて回転駆動する。
５に伝動し、第１リングギヤ１８が固定している
から第１プラネタリヤギヤ１７を介して第１キヤ
リヤ１６が回転し、第１キヤリヤ１６の回転は第
２サンギヤ２４に伝動し、第２リングギヤ２０が
固定しているから第２プラネタリヤギヤ２２を介
して第２キヤリヤ２３に伝動し、ホイールハブ１
２を回転駆動し、車輪１１は駆動軸１４によつて
二段階に減速されて回転駆動する。
また、第１，第２リングギヤ１８，２０は筒体
１９の内周面にそれぞれ独立して形成してあるか
ら、そのモジユールを異ならせることができると
共に、シエービング加工等により第１，第２リン
グギヤ１８，２０を別々に加工でき、加工する歯
幅が狭くなつて加工が容易となる。
１９の内周面にそれぞれ独立して形成してあるか
ら、そのモジユールを異ならせることができると
共に、シエービング加工等により第１，第２リン
グギヤ１８，２０を別々に加工でき、加工する歯
幅が狭くなつて加工が容易となる。
また、第１，第２リングギヤ１８，２０は一体
となつているから、分解、組立作業が簡単とな
る。
となつているから、分解、組立作業が簡単とな
る。
本考案は以上の様になり、駆動軸１４によつて
ホイールハブ１２を第１，第２遊星減速機構B1，
B2によつて減速して回転駆動でき、車輪を大ト
ルクで駆動できると共に、第１，第２遊星減速機
構B1，B2の第１，第２のリングギヤ１８，２０
は軸方向に亘つて同一径である筒体１９の内周面
における環状溝１９ａの両側にそれぞれ独立して
形成してあるから、そのモジユールを異ならせて
第１リングギヤ１８を小モジユール、第２リング
ギヤ２０を大モジユールとすることができると共
に、シエービング加工等により第１，第２リング
ギヤ１８，２０を別々に加工でき、加工する歯幅
が狭くなつて加工が容易となり、しかも第１，第
２リングギヤ１８，２０は軸方向に亘つて同一径
となつた筒体１９の内周面に形成されて一体とな
つているから、ホイールハブ１２に取着した車輪
の内側に簡単に挿入して取付けできるばかりか、
第１，第２遊星減速機構B1，B2の第１，第２プ
ラネタリヤギヤ１７，２２の外周寸法を同一とし
て第１，第２遊星減速機構B1，B2をコンパクト
にできる。
ホイールハブ１２を第１，第２遊星減速機構B1，
B2によつて減速して回転駆動でき、車輪を大ト
ルクで駆動できると共に、第１，第２遊星減速機
構B1，B2の第１，第２のリングギヤ１８，２０
は軸方向に亘つて同一径である筒体１９の内周面
における環状溝１９ａの両側にそれぞれ独立して
形成してあるから、そのモジユールを異ならせて
第１リングギヤ１８を小モジユール、第２リング
ギヤ２０を大モジユールとすることができると共
に、シエービング加工等により第１，第２リング
ギヤ１８，２０を別々に加工でき、加工する歯幅
が狭くなつて加工が容易となり、しかも第１，第
２リングギヤ１８，２０は軸方向に亘つて同一径
となつた筒体１９の内周面に形成されて一体とな
つているから、ホイールハブ１２に取着した車輪
の内側に簡単に挿入して取付けできるばかりか、
第１，第２遊星減速機構B1，B2の第１，第２プ
ラネタリヤギヤ１７，２２の外周寸法を同一とし
て第１，第２遊星減速機構B1，B2をコンパクト
にできる。
第１図は従来例の断面図、第２図は本考案の実
施例を示す断面図である。 １０はアクスルチユーブ、１２はホイールハ
ブ、１４は駆動軸、１８，２０は第１，第２リン
グギヤ、１９は筒体、Ｂは遊星二段減速機構、
B1，B2は第１，第２遊星減速機構。
施例を示す断面図である。 １０はアクスルチユーブ、１２はホイールハ
ブ、１４は駆動軸、１８，２０は第１，第２リン
グギヤ、１９は筒体、Ｂは遊星二段減速機構、
B1，B2は第１，第２遊星減速機構。
Claims (1)
- アクスルチユーブ１０にホイールハブ１２を回
転自在に設けると共に、該アクスルチユーブ１０
内に挿通した駆動軸１４の端部に第１遊星減速機
構B1の第１サンギヤ１５を連結し、該第１遊星
減速機構B1の第１キヤリヤ１６を第２遊星減速
機構B2の第２サンギヤ２４に連結すると共に、
その第２キヤリヤ２３を前記ホイールハブ１２に
連結し、前記第１，第２遊星減速機構B1，B2の
第１，第２プラネタリヤギヤ１７，２２を軸方向
に並設すると共に、軸方向に亘つて同一径でかつ
内周面における環状溝１９ａを境して軸方向両側
に第１，第２リングギヤ１８，２０を形成した筒
体１９を、前記アクスルチユーブ１０に、その第
１リングギヤ１８に第１プラネタリヤギヤ１７が
噛合し第２リングギヤ２０に第２プラネタリヤギ
ヤ２２が噛合するように取着したことを特徴とす
る車輪の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2721383U JPS59133328U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車輪の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2721383U JPS59133328U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車輪の駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59133328U JPS59133328U (ja) | 1984-09-06 |
| JPS634646Y2 true JPS634646Y2 (ja) | 1988-02-06 |
Family
ID=30158109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2721383U Granted JPS59133328U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車輪の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59133328U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006264395A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ダンプトラックの走行駆動装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5764157B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2015-08-12 | 株式会社小松製作所 | 作業車両のアクスル装置及び作業車両 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3416623A (en) * | 1967-07-12 | 1968-12-17 | Westinghouse Air Brake Co | Tram drive unit for mining machine |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2721383U patent/JPS59133328U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3416623A (en) * | 1967-07-12 | 1968-12-17 | Westinghouse Air Brake Co | Tram drive unit for mining machine |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006264395A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ダンプトラックの走行駆動装置 |
| JP4490317B2 (ja) * | 2005-03-22 | 2010-06-23 | 日立建機株式会社 | ダンプトラックの走行駆動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59133328U (ja) | 1984-09-06 |
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