JPH03161647A - 異形ダイヤフラムを用いたボックス柱の製造方法 - Google Patents

異形ダイヤフラムを用いたボックス柱の製造方法

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JPH03161647A
JPH03161647A JP29984389A JP29984389A JPH03161647A JP H03161647 A JPH03161647 A JP H03161647A JP 29984389 A JP29984389 A JP 29984389A JP 29984389 A JP29984389 A JP 29984389A JP H03161647 A JPH03161647 A JP H03161647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
box
diaphragm
box column
welded
Prior art date
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Application number
JP29984389A
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English (en)
Inventor
Fujio Kuze
久世 富士夫
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利川分野〉 本発明は、異形ダイヤフラムを内蔵するボックス柱の製
造方法、特に該ダイヤフラムの取付けのための溶接量が
少なく、かつ大入熱エレクトロスラグ溶接法を用いない
ボックス柱の製造方法に関するものである. 〈従来の技術〉 鉄鋼構造物である鉄骨の柱や橋脚のように圧縮力を受け
る部材の断面は曲げ、捩れ、捏屈等の耐力からみてボッ
クス型断面は優れた断面特性を有する.さらに耐力を確
保するためには、ボックス内部に四周が完全にボックス
柱に溶接された連結構造のダイヤフラムが必要とされる
. ここで建築用組立ボックス柱のダイヤフラムの取付けは
、通常ダイヤフラムの2辺を炭酸ガスアーク溶接法で溶
接し、他の2辺をエレクトロスラグ溶接法で行っており
、溶接線はダイヤプラム四周にわたり、溶接量は多く製
作コストがかかっていた. 特公昭50−35487号公報には、ダイヤフラムの四
周すべてにエレクトロスラグ溶接を行うボックス型構造
材の製造方法が開示されている.特公昭51−1549
7号公報には、エレクトロスラグ溶接法またはエレクト
ロガス溶接法でダイヤフラムの相対向する2辺を同時に
溶接接合する方法が開示されている.いずれも製造作業
が容易で高能率の溶接ができ、ボックス型構造材に曲り
や歪ができにくいという利点はあるが、依然としてダイ
ヤフラム四周にわたり溶接するので溶接量が多く、製作
コストが高いという問題があった. く発明が解決しようとする課題〉 本発明は、前述のような現状に鑑み、溶接量を減少し、
かつエレクトロスラグ溶接法を用いず、大入熱溶接によ
る熱影響部軟化域がでないようなボックス柱の製造方法
を提イハするためになされたものである. 〈課題を解決するための手段〉 本発明は、ダイヤフラムを内藏ずるボックス柱の製造方
法において、ボックス柱の3面を組み立てた後、矩形ダ
イヤプラムの4隅を切欠いた異形ダイヤフラムの3側端
部と、当接するボックス柱の3面とを炭酸ガス溶接法で
溶接し、次いで異形ダイヤフラムの残るl側端部の取付
け位置に貫通切欠き孔を有ずるボックス柱の1面と共に
4面を組み立てて、ボックス柱の4面が互いに当接する
4接触線上をサブマージアーク?S tI法で溶接した
後に、貫通切欠き孔に挿入された異形ダイヤフラムの側
壁部を炭酸ガスアーク溶接法で溶接することを特徴とす
る異形ダイヤフラムを用いたボックス柱の製造方法であ
る. 〈作 用〉 本発明方法および作用を図面に従って説明する.本発明
のボックス柱1の構造材内に押人ずる異形ダイヤフラム
2は、ボックス柱断面形状である矩形ダイヤフラムの4
隅を切欠いた形状とずる.さらに4側端部には構造材を
母材とする開先溶接ができるように開先加工を施してお
く.次にボックス柱構造材A面1(I)、B面l(2)
、C面l(3)の3面を組み立て、挿入された異形ダイ
ヤフラム2の側端部a2(+)、側端部b2(2)、側
端部c2(3)と当接するボックス柱の前記3面とを内
側から炭酸ガスアーク溶接法で溶接する.ここで、側端
部a,b,cに開先加工を施さずすみ肉溶接を行うこと
もできる. エレクトロスラグ溶接法は大入熱溶接でその組織が粗大
化し溶接金属、熱影響部の切欠き靭性が低下するが、本
発明で用いる炭酸ガスアーク溶接法は小人熱溶接なので
熱影響部の靭性低下は生じず、またより経済的な方法で
ある.さらに異形ダイヤフラムを用いたので溶接量は従
来の矩形ダイヤフラムに比べて減少された. ボックス構造材D面l(4)には、異形ダイヤフラムの
側端部d2(4)の取付け位直に、側端部dが第2図、
第3図に示すように嵌入できるような貫通切欠き孔4を
予め開孔しておく.この貫通切欠き孔4に側端部dを嵌
入して、ボックス柱の構造材A面、B面、C面、D面の
4面を組み立てる.この4面が当接する4接触線上をサ
ブマージアーク溶接法で溶接する. 最後に異形ダイヤフラムの側端部dが嵌入されている貫
通切欠き孔4部を炭酸ガスアークi8tI法でボックス
の外側から溶接する. 以上のように本発明方法では大入熱溶接であるエレクト
ロスラグ溶接法を使用しないので、鋼材の熱影響部軟化
域の生或、靭性低下を回避でき、また構造材の製造上化
学成分調整などの特別の対策が不要となった. また異形ダイヤフラムの採用によって従来に比べて溶接
量が著しく減少された. く発明の効果〉 本発明方法によると、前述のとおり溶接量が従来法に比
べて著しく減少したので製造コストが低減し、かつエレ
クトロスラグ溶接法を用いないので溶接金属、熱影響部
靭性低下、軟化によるボ・冫クス柱の歪、曲りの発生を
防止できた.
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を説明するための斜視図、第2図
は、側端部dの組み立て後の状況を示す斜視図、第3図
は、側端部dの組み立て後の状況を示す断面図である. l ・・・ボックス柱、 l(2)・・・B面、 l(4)・・D面、 2(1)・・・側端部a、 2(3)・・・側端部C、 3   ・・・冫容!妾部、 ! (+)・・・八面、 l(3)・・・C面、 2 ・・・異形ダイヤフラム、 2(2)・・・側端部b、 2(4)・・・側端部d、 4 ・・・n通切欠き7L. 特許出潮人 川崎製鉄株式会社 第 1 図 第 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ダイヤフラムを内蔵するボックス柱の製造方法において
    、 ボックス柱の3面を組み立てた後、矩形ダイヤフラムの
    4隅を切欠いた異形ダイヤフラムの3側端部と、当接す
    るボックス柱の3面とを炭酸ガス溶接法で溶接し、次い
    で異形ダイヤフラムの残る1側端部の取付け位置に貫通
    切欠き孔を有するボックス柱の1面と共に4面を組み立
    てて、ボックス柱の4面が互いに当接する4接触線上を
    サブマージアーク溶接法で溶接した後に、貫通切欠き孔
    に挿入された異形ダイヤフラムの側壁部を炭酸ガスアー
    ク溶接法で溶接することを特徴とする異形ダイヤフラム
    を用いたボックス柱の製造方法。
JP29984389A 1989-11-20 1989-11-20 異形ダイヤフラムを用いたボックス柱の製造方法 Pending JPH03161647A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012210652A (ja) * 2011-03-18 2012-11-01 Arcreate:Kk 鉄骨構造物柱梁接合部の梁と突起付き内ダイアフラム直結工法
US10754542B2 (en) 2015-08-10 2020-08-25 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for manipulating user interface objects with visual and/or haptic feedback

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JP2012210652A (ja) * 2011-03-18 2012-11-01 Arcreate:Kk 鉄骨構造物柱梁接合部の梁と突起付き内ダイアフラム直結工法
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