JPH0315860Y2 - - Google Patents

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JPH0315860Y2
JPH0315860Y2 JP1985025440U JP2544085U JPH0315860Y2 JP H0315860 Y2 JPH0315860 Y2 JP H0315860Y2 JP 1985025440 U JP1985025440 U JP 1985025440U JP 2544085 U JP2544085 U JP 2544085U JP H0315860 Y2 JPH0315860 Y2 JP H0315860Y2
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JP
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clutch
switch
automatic transmission
turned
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JP1985025440U
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JPS61142925U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、車両用自動変速装置の構成要素であ
るクラツチの位置を検出する装置に関する。
<従来の技術> 運転者の労力を軽減するために使用される従来
の自動変速装置としては、トルクコンバータとギ
ヤユニツト及び油圧制御機構で構成したものがよ
く知られている。
しかしながら、この種従来の自動変速装置のよ
うに伝達効率の悪いトルクコンバータを使用した
自動変速装置を搭載した車両では、機械式クラツ
チを備えた変速装置を搭載した車両に対比して燃
費が10〜20%も悪化するという問題点がある。
このような燃費の問題点を解消するために、本
出願人は機械式クラツチを備えた自動変速装置を
実開昭59−81843号として先に提案した。
ところで、このように機械式のクラツチを備え
た自動変速装置ではクラツチの状態(位置)を正
確に検出する必要性がある。このために、従来で
は例えば第5図に示すようにクラツチブースタ1
からクラツチレバー2に至るロツド3にリンクレ
バー4を介してポテンシヨメータ5を連動させ、
あるいは、第6図に示すようにクラツチブースタ
1からクラツチレバー2に至るロツド3に固定し
たプレート6を挟んでクラツチ接続検出スイツチ
7とクラツチ切断検出スイツチ8とを対向させる
ことにより、前記ポテンシヨメータ5の出力ある
いは前記スイツチ7,8の出力を介してクラツチ
の状態を検出するようにしていた。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、前者のようにポテンシヨメータ
を使用した場合はコストが高くなつてしまい、後
者のように2個のスイツチを使用すると部品点数
が多くなると共に、スペース的な制約が生じると
いう問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、1つのスイツチを設ける
のみでクラツチの位置を的確に検出でき、しかも
クラツチの切断操作及び接続操作の異常を検出す
ることのできる構成が簡単で安価な車両用自動変
速装置のクラツチ位置検出装置を提供することを
目的としている。
<問題点を解決するための手段> このために本考案では、クラツチが切断位置及
び接続位置にあるときにのみ切換作動して他の位
置にあるときと出力が異なる1個のスイツチを設
ける一方、クラツチの作動開始から所定時間以内
に前記スイツチ出力が変化し、かつその後更に所
定時間以内に前記スイツチ出力が変化することを
もつてクラツチの切断操作及び接続操作の完了を
判定すると共に、上記の各クラツチ出力の変化が
夫々ないことをもつてクラツチの切断操作及び接
続操作の異常を判定するクラツチ位置判定手段を
設けて車両用自動変速機のクラツチ位置検出装置
を構成している。
<作用> そしてこれにより、クラツチが切断された位置
と接続された位置とで変化するスイツチの出力の
時間的間隔に基づいてクラツチが切断位置あるい
は接続位置まで確実に移動したか、クラツチの切
断操作及び接続操作の異常が生じたかを判断する
ようにしている。
<実施例> 以下に第1図乃至第4図を参照して本考案の一
実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の要部の側面図であり、図示し
ないクラツチバルブを介してエアタンクに接続さ
れているクラツチブースタ10とクラツチレバー
11とを連動させるロツド12の側方に常開のオ
ン・オフ型スイツチ13を配設すると共に、前記
ロツド12には前記スイツチ13のプランジヤ1
3aを出没作動させるための突起12a,12b
を設けている。
又、前記突起12a,12bは、クラツチが接
続位置にあるときにプランジヤ13aを没入させ
てスイツチ13をオンさせる位置と、クラツチが
切断位置にあるときにプランジヤ13aを没入さ
せてスイツチ13をオンさせる位置とに設けられ
ており、このスイツチ13をクラツチ位置判定手
段14に接続することにより、クラツチがどのよ
うな状態にあるかを判断できるようにしている。
尚、前記スイツチ13は例えば第2図に示すよ
うに構成されており、ロツド12に設けた突起1
2a,12bによつてスプリング13bに抗して
プランジヤ13aが没入操作されたとき(クラツ
チが切断位置又は接続位置まで完全に移動してい
るとき)は、プランジヤ13aにガイド13cを
介して装着した可動接点13dが固定接点13
e,13f間に短絡してスイツチ13をONとす
るが、ロツド12に設けた突起12a,12bに
よつてプランジヤ13aが押されていないとき
(クラツチが切断途中又は接続途中であるとき)
は可動接点13dによる短絡が行われず、スイツ
チ13がOFFとなる。
そして、このようにクラツチが切断位置及び接
続位置にあるときにのみONとなつてその途中の
操作段階ではOFFとなるスイツチ13の出力を
介してクラツチの状態をクラツチ位置判定手段1
4にフイードバツクして自動変速装置の制御が行
われる。
即ち、第3図は自動変速装置の制御過程を例示
したフローチヤートであり、図示しないシフトチ
エンジ判定手段からシフトチエンジ命令が出力さ
れると、ステツプS1でアクセルが略全閉(アイ
ドル位置)に制御され、ステツプS2でクラツチ
がOFF(切断)位置に操作された後にステツプS
3で変速機がニユートラルにシフトされ、ステツ
プS4でクラツチがON(接続)位置に戻される。
尚、シフトチエンジ命令がシフトダウンである
ときはステツプS5でアクセルが略全開に制御さ
れて変速機のカウンタシヤフトの回転を上昇させ
る。
そして、ステツプS6で次シフトギヤのシンク
ロが実行され、ステツプS7でギヤシフト用のア
クチユエータを作動させて変速機のギヤを実際に
シフトし、ステツプS8ではアクセル操作の復
帰、シフト完了表示等で代表される変速操作終了
処理が実行され、次のシフトチエンジ信号の出力
を待機する。
又、スイツチ13に接続されているクラツチ位
置判定手段14では前記第3図のステツプS2,
S4の処理が第4図に示すフローチヤートのよう
に実行される。
即ち、ステツプS21ではクラツチブースタ1
0にエアを供給するためのクラツチバルブが開弁
操作される。
ステツプS22ではスイツチ13がOFFにな
つているか否かを判定し、NOであるときはクラ
ツチブースタ10の故障等を原因としてロツド1
2が移動せず、クラツチが未だ接続位置に保持さ
れているものと看做してステツプS23に進む。
ステツプS23ではスイツチ13のON状態が
所定時間(例えば0.2sec)に亙つて継続している
か否かを判定し、NOであるときはステツプS2
2に進んで再びスイツチ13の状態を判断する
が、YESであればクラツチバルブあるいはクラ
ツチブースタ10等にトラブルが生じたものと看
做して図示しないエラー処理ルーチンに進む。
ステツプS22でYESであると判定されたと
き、つまり、クラツチバルブをONすることによ
つてスイツチ13がOFFになつたときはステツ
プS24に進み、スイツチ13がONであるか否
かを判断する。そして、この判断の結果がYES
であるときは、クラツチブースタ10が正常に作
動してクラツチが切断位置まで確実に操作された
ものとして第3図のステツプS3に復帰する。
尚、ステツプS24でNOと判定されたときは
ステツプS25に進む。そして、スイツチ13が
所定時間(例えば0.8sec)の間にONとなつたと
き(クラツチブースタ10が最後まで作動したと
き)はステツプS24に戻るが、前記時間の間に
スイツチ13がONにならなかつた場合は、クラ
ツチブースタ10等にトラブルが生じたものと看
做して図示しないエラー処理ルーチンに進む。
尚、第3図のステツプS4でも上記第4図に示
すものと実質的に同一の処理が実行されるが、こ
の場合はステツプS21でクラツチバルブが
OFFされる点のみで異なり、他の部分は全く同
一であるのでその説明を省略する。
尚、クラツチブースタ10が作動を開始した後
に再び元の位置に戻つてクラツチがOFFになら
なくなつた場合は上記したエラー処理が実行され
ないが、この場合は変速機のシフト操作力が異常
に大きくなつてシフト不可能になるため、メイン
ルーチンの段階でエラー処理が実行される。更
に、同様の理由によつてクラツチがONにならな
くなつた場合は、アクセルを再び踏込んだとして
も再加速できなくなつてドライバが異常に気付く
ため、格別な問題は生じない。
<考案の効果> 以上説明したように本考案によれば、クラツチ
が切断位置及び接続位置にあるときにのみ切換作
動して他の位置にあるときと出力が異なる1個の
スイツチを設け、クラツチの作動開始から所定時
間以内に前記スイツチ出力が変化し、かつその後
更に所定時間以内に前記スイツチ出力が変化する
ことをもつてクラツチの切断操作及び接続操作の
完了を判定すると共に、上記の各クラツチ出力の
変化が夫々ないことをもつてクラツチの切断操作
及び接続操作の異常を判定するようにしているた
めに、従来のように高価なポテンシヨメータある
いはスペース的な問題を生じる2個のスイツチを
使用することなく車両用自動変速装置のクラツチ
位置(オートクラツチ)の位置を的確に検出する
ことができ、しかも、クラツチの切断操作及び接
続操作の異常も同時に検出でき、異常の処理を速
やかに実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の構成
図、第2図は同じくスイツチの具体例を示す断面
図、第3図は同じく全体の制御フローチヤート、
第4図は同じく要部の制御フローチヤート、第5
図及び第6図は従来例の要部の構成図である。 10……クラツチブースタ、11……クラツチ
レバー、12……ロツド、12a,12b……突
起、13……スイツチ、14……クラツチ位置判
定手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械式のクラツチを切断位置に操作して変速機
    をシフトした後に前記クラツチを接続位置に戻す
    ようにした車両用自動変速装置において、前記ク
    ラツチが切断位置及び接続位置にあるときにのみ
    切換作動して他の位置にあるときと出力が異なる
    1個のスイツチを設けると共に、クラツチの作動
    開始から所定時間以内に前記スイツチ出力が変化
    し、かつその後更に所定時間以内に前記スイツチ
    出力が変化することをもつてクラツチの切断操作
    及び接続操作の完了を判定すると共に、上記の各
    クラツチ出力の変化が夫々ないことをもつてクラ
    ツチの切断操作及び接続操作の異常を判定するク
    ラツチ位置判定手段を設けたことを特徴とする車
    両用自動変速装置のクラツチ位置検出装置。
JP1985025440U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0315860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985025440U JPH0315860Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985025440U JPH0315860Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61142925U JPS61142925U (ja) 1986-09-03
JPH0315860Y2 true JPH0315860Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30520509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985025440U Expired JPH0315860Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539871A (en) * 1978-09-16 1980-03-21 Hino Motors Ltd Sub speed changer power shift device for car

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539871A (en) * 1978-09-16 1980-03-21 Hino Motors Ltd Sub speed changer power shift device for car

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JPS61142925U (ja) 1986-09-03

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