JPH0447483Y2 - - Google Patents

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JPH0447483Y2
JPH0447483Y2 JP1984103231U JP10323184U JPH0447483Y2 JP H0447483 Y2 JPH0447483 Y2 JP H0447483Y2 JP 1984103231 U JP1984103231 U JP 1984103231U JP 10323184 U JP10323184 U JP 10323184U JP H0447483 Y2 JPH0447483 Y2 JP H0447483Y2
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JP1984103231U
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車等車両の自動変速機に関する。
[従来技術] 自動車等車両の自動変速機は、周知の如く変速
機のセレタク部でパーキングP、リバースR、ニ
ユートラルN、ドライブD、2速固定2、1速固
定1等の各レンジを指定し、そのセレクタ部で指
定したレンジを変速機に伝達し、変速機を目的と
するシフト段にギヤセツトするようになつてい
る。
ところで、従来技術によれば例えば実公昭51−
47696号公報にみられるようにセレクタ部で指定
した指定レンジを変速機に伝達する手段としては
機械的手段を採用していた。この公報に記載の技
術によれば、セレクタ部のセレクトレバーの下部
にリンクの一端を連結すると共に、そのリンクの
他端を変速機の連結し、セレクトレバーでレンジ
を指定すると指定レンジ情報がリンクを介して変
速機に伝達され、変速機を例えば特定のシフト段
としていた。
しかしながら、このようにセレクタ部と変速機
とをリンクのような機械的手段で連結するとどう
しても機構的に複雑なものとなる。
また、実公昭51−48101号公報にみられるよう
にセレクタ部に電気接点を設けたものもあるが、
該電気接点は単にリバースランプやニユートラル
ランプを点灯するものであつた。
また車両の運転状態、例えばエンジンの回転速
度、負荷、車速等を検出してシフト操作を制御す
る制御部を有する自動変速機が開発されている。
したがつてかかる方式の自動変速機においては、
機械式の信号ではなく、電気信号により制御する
方がはるかに効果的である。
この点に鑑み、本出願人は、実願昭58−80214
号において、自動変速機の制御部に、一定時間以
上電気接点がオンされているときのみシフトチエ
ンジを判定する機能を設けた自動変速機を提案し
ている。
ところで、この変速機においては、ある一定時
間電気接点がオフの状態が続いた場合、電気接点
の故障あるいはセレクトレバーが途中で止まつて
いる等のセレクタ信号のエラーの判定がなされて
しまい、不具合が生ずるという問題がある。
[考案の目的] すなわち、例えばレンジNからレンジ1にセレ
クトレバーを操作する場合に、途中のレンジDお
よび2の接点に一時的にオンオフし、したがつて
レンジDおよび2のアクチユエータは一時的に作
動する。そのために、不必要にアクチユエータが
作動シ、故障等の原因となる。またセレクトレバ
ーの操作速度は早い人と遅い人とがあり、セレク
トレバーが例えばレンジNとDとの間にあるとき
は全ての電気接点がオフとなり、特に遅く作動す
るとエラーの判定がなされる。
一定時間の信号の欠落、例えば発電機からの信
号が出なくなつた場合に、一定時間経過後に歯車
比の変更を禁止する自動変速装置は、特開昭52−
94978号公報に開示されている。しかしながら、
かかる公知技術ではセレクトレバーの操作に関し
て判定を行うものではない。すなわち、一定時間
オンだけでシフトチエンジを判定条件とし、かつ
一定時間オフをエラーの判定条件とすると、遅く
セレクトレバーを操作すると、エラーと判定され
てしまう。
[解決しようとする課題] したがつて本考案の目的は、セレクトレバーの
操作速度と無関係に、目的とするシフト段に確実
にギヤセツトでき、かつ不必要にエラー判定をし
ない車両の自動変速機を提供するにある。
[課題を解決する手段] 本考案によれば、変速機のセレクタ部で指定し
たレンジを電気的に検出し出力する電気接点を設
け、該電気接点はシフトチエンジを判定する制御
部に接続されており、その制御部は出力信号によ
りアクチユエータを作動して変速機のシフト位置
を制御する機能を有している車両の自動変速機に
おいて、該制御部は一定時間以上ある1つの電気
接点がオンされているときのみその電気接点に応
じたシフトチエンジを判定するとともに、一定時
間以上全ての電気接点がオフされているときのみ
エラーと判定し、かつ上記2つの状態以外のとき
ではシフトチエンジまたはエラー判定のいずれも
行わないとう機能を有している。
[考案の作用効果] したがつて、セレクトレバーの操作に際し、例
えばレンジN→1のときにレンジDおよび2の電
気接点が一時的にオンオフするが、そのオンの時
間は所定時間例えば0.5秒より短いので、制御部
はレンジD又はレンジ2が指定されたものと判断
しない。そのために、アクチユエータは不必要な
作動をせず、その結果、故障等が少なくなる。
また、セレクトレバーを遅く操作しても所定時
間例えば1秒以上かかつて、次のレンジまで移動
させることはない。したがつて全ての電気接点が
オフになることは異常しかない。それ故にエラー
の判定も合理的に行われる。
すなわち、本考案では、ある1つの電気接点が
一定時間例えば0.5秒間以上オンであること、お
よび全ての電気接点が一定時間以上オフであるこ
との2つの状態が判断の基準であり、その結果セ
レクタ操作は不要なシフトチエンジをなくすと共
に接点故障等のエラーの判定を適確に行うことが
できる。
以上の如く本考案によれば、不必要な信号によ
りアクチユエータを作動することなく、円滑なギ
ヤセツトが行われ、かつセレクタ信号のエラーの
判定も適確である。
[好ましい実施の態様] 本考案の実施に際し、制御部には、セレクタ信
号検出部と時間計測部とギヤセツト制御部とを設
け、時間計測部には電気接点のオン時間を計測し
一定時間以下の場合にリセツトされる第1のカウ
ンタおよび電気接点のオフ時間を計測し一定時間
以下の場合にリセツトされる第2のカウンタを設
けるのが好ましい。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図および第2図はレンジを指定するセレク
タ装置を示し、本考案を実施したセレクタ装置1
は、手動操作されるセレクトレバー2を、このセ
レクトレバー2により電気接点3aないし3fが
オン・オフされる。接点3aはパーキングP、接
点3bはリバースR、接点3cはニユートラル
N、接点3dはドライブD、接点3eは2速固
定、接点3fは、1速固定にセレクトされたこと
を検知する電気接点で、各電気接点3aないし3
fがセレクトレバー2によりオンされると、制御
装置4に入力され、制御装置4は変速機5を操作
するアクチユエータ6に作動信号を出力するよう
になつている。
第3図において、制御装置4には、入力したセ
レクタ信号を検出するセレクタ信号検出部7、第
1および第2のカウンタ9aおよび9bを備えた
時間計測部8、アクチユエータ6に作動信号を出
力するギヤセツト制御部10およびエラーを判定
するエラー判定部11が設けられている。そして
制御装置4は、第1のカウンタ9aにより一定時
間以上電気接点がオンされているときのみシフト
チエンジがあつたと判定し、一定時間以下のとき
はカウンタ9aをリセツトし、また第2のカウン
タ9bにより一定時間電気接点がオフされている
ときのみエラー判定部11によりエラーと判定
し、一定時間以下のときはカウンタ9bをリセツ
トするようになつている。
次に第4図に示すセレクタレバー電気接点のN
レンジから2レンジに切換時のタイミングフロー
チヤートと第5図および第6図に示す制御装置4
のプログラムのフローチヤートを参照して本考案
の作動を説明する。なお、制御装置4は0.5秒以
上電気接点がオンされたときのみシフトチエンジ
がなされたと判定し、1秒以上電気接点がオフさ
れたときのみエラーと判定するとする。また、セ
レクトレバー2の通常の切換速度では、Nレンジ
から1レンジまでの時間αは1秒であり、切換途
中のレンジの接点は0.2秒オンされるものとする。
今、セレクトレバー2をNレンジから1レンジ
に切換えると、先ずDレンジの電気接点3dがオ
ンとなり、制御装置4にDレンジ指定信号が入力
する。それをセレクタ信号検出部7が検出する
(ステツプS1)。制御装置4は第1のカウンタ9
aで検出信号が0.5秒継続したかを判断する(ス
テツプS2)。電気接点3dのオン時間は0.2秒であ
つて0.5秒より小さいのでステツプS2はNOであ
り、ギヤシフトとは判定しないで再びステツプ
S1に戻る。ここで次の電気接点3eのオンまで
はセレクト信号は制御装置4に入力しないのでス
テツプS1はNOとなり、制御装置4は第1のカウ
ンタ9aをリセツトする。次いで2レンジについ
て同様にステツプS1,S2およびS3が行われる。
1レンジについてもステツプS1およびS2が同様
に行われるが、電気接点3fはオンに固定される
ので、0.5秒より長くなつてステツプS2はYESと
なり、1レンジにギヤシフトと判定しギヤセツト
制御部10はアクチユエータ6に1速にギヤセツ
トをするように作動信号を出力し(ステツプ
S4)、変速機5を1レンジにギヤセツトするので
ある。このように、セレクトレバー2をNレンジ
から1レンジに切換えた場合、第4図の内部有効
レンジ信号に示すように途中Dおよび2レンジは
無視され、1レンジの信号のみが有効と判定さ
れ、Dおよび2レンジのギヤセツトは起動されな
いで、1レンジのみが有効な信号とみなされ、目
的とする1速への円滑なギヤセツトがなされる。
ところで、あるレンジの接点のオフから次のレ
ンジの接点のオンまでの時間例えば第4図に示す
Nレンジの接点3cのオフからDレンジの接点3
dのオンまでの時間βをカウンタ信号検出部7が
検出すると(ステツプS11)、制御装置4は第2
のカウンタ9aで検出信号が1秒継続したかを判
断する(ステツプS12)。βが1秒以内であれば
ステツプS12はNOであり、エラーとは判定しな
いで、再びステツプS11に戻る。ここで、次のレ
ンジの接点3dがオンとなるとステツプS11は
NOとなり制御装置4は第2のカウンタ9bをリ
セツトする。一方、もしβが1秒より長い場合す
なわちステツプS12のYESの場合は、エラー判定
部11は、電気接点の故障あるいはセレクトレバ
ー2の途中停止等のエラーであると判定し、図示
されないエラー表示部にエラーを表示し警告する
(ステツプS14)。従つて、Nレンジから2レンジ
までの切換時間すなわち第4図のβが1秒より長
くなつても、途中の電気接点3d,3eが正常で
あればβの正味時間は1秒よりはるかに短くエラ
ーと判定されることはない。このようにして有効
なエラー判定がなされるのである。
[まとめ] 以上説明したように本考案によれば、制御部は
一定時間以上電気接点がオンされているときのみ
ギヤシフトを判定するとともに、一定時間以上電
気接点がオフされているときのみエラーを判定す
る機能を有しているので、途中でオンとなつたレ
ンジの信号を無視して目的とするシフト段への円
滑なギヤセツトを行うとともに、有効なエラー判
定を行う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したセレクタ装置の斜視
図、第2図はセレクタ装置の配線図、第3図は制
御装置のブロツク図、第4図はセレクトレバー電
気接点のタイミングチヤートの図、第5図および
第6図は制御装置のプログラムを示すフローチヤ
ートの図である。 1……セレクタ装置、2……セレクトレバー、
4……制御装置、5……変速機、8……時間計測
部、9a……第1のカウンタ、9b……第2のカ
ウンタ、11……エラー判定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速機のセレクタ部で指定したレンジを電気的
    に検出し出力する電気接点を設け、該電気接点は
    シフトチエンジを判定する制御部に接続されてお
    り、その制御部は出力信号によりアクチユエータ
    を作動して変速機のシフト位置を制御する機能を
    有している車両の自動変速機のおいて、該制御部
    は一定時間以上のある1つの電気接点がオンされ
    ているときのみその電気接点に応じたシフトチエ
    ンジを判定するとともに、一定時間以上全ての電
    気接点がオフされているときのみエラーと判定
    し、かつ上記の2つの状態以上のときではシフト
    チエンジまたはエラー判定のいずれも行わないと
    いう機能を有していることを特徴とする車両の自
    動変速機。
JP1984103231U 1984-07-10 1984-07-10 車両の自動変速機 Granted JPS6118945U (ja)

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JP1984103231U JPS6118945U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 車両の自動変速機

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JP1984103231U JPS6118945U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 車両の自動変速機

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Publication Number Publication Date
JPS6118945U JPS6118945U (ja) 1986-02-03
JPH0447483Y2 true JPH0447483Y2 (ja) 1992-11-10

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ID=30662625

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JP1984103231U Granted JPS6118945U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 車両の自動変速機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163461A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Isuzu Motors Ltd 自動変速装置
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JPS534195A (en) * 1976-06-30 1978-01-14 Tokyo Rasenkan Seisakushiyo Kk Device for molding vacuum vessel bellows tube for tokamak nuclear fusion reactor or the like
JPS5649447A (en) * 1979-09-28 1981-05-06 Nissan Motor Co Ltd Abnormality processing device for controller of automatic transmission
JPS5821045A (ja) * 1981-07-29 1983-02-07 Kubota Ltd 作業車の走行変速装置

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