JPH0673527U - 副変速機の変速制御回路装置 - Google Patents

副変速機の変速制御回路装置

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JPH0673527U
JPH0673527U JP1534293U JP1534293U JPH0673527U JP H0673527 U JPH0673527 U JP H0673527U JP 1534293 U JP1534293 U JP 1534293U JP 1534293 U JP1534293 U JP 1534293U JP H0673527 U JPH0673527 U JP H0673527U
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JP
Japan
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shift
switch
clutch
auxiliary transmission
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP1534293U
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English (en)
Inventor
広和 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、副変速機の変速制御回路装置に関
し、ダブルクラッチによる副変速機のハイ、ロウ切換え
の不良を防止することを目的とする。 【構成】 クラッチペダルの踏み込みによってオンとな
るクラッチスイッチに直列にハイ・ロウを切り換える変
速スイッチが接続され、その変速スイッチに副変速機の
ハイ・ロウを切り換えるハイ・ロウ用電磁バルブが接続
されている副変速機の変速制御回路装置において、上記
クラッチスイッチに並列に、シフトノブのニュートラル
位置へのシフト操作でオンとなり、次のシフト操作でオ
フとなるニュートラルスイッチを接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主トランスミッションに対し、ハイ・ロウの何れかに切り換える副 変速機の変速制御回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の副変速機の変速制御回路装置においては、エンジンの回転が副 変速機に伝達されている間は、その副変速機のハイ・ロウへの切換えが行われる ことに起因するハイ・ロウのギアの破損を生じなくするための回路が設けられて おり、この回路を図4に示す。
【0003】 同図において、電源バッテリAに対して、クラッチペダル1が踏み込まれた際 にオンとなるクラッチスイッチ2が、副変速機をハイ・ロウに切り換える変速ス イッチ3間に設けられている。
【0004】 この変速スイッチ3のハイ側には、電流が流れることによって開く電磁バルブ 4が、ロウ側には同様な電磁バルブ5が接続され、この電磁バルブ4、5には、 エアタンク6からの配管が接続され、この配管に対する出口側は、それぞれシリ ンダ7の両端に接続されている。
【0005】 このシリンダ7内をスライドするピストン8には、副変速機をハイ・ロウの何 れかに切り換えるシフトフォーク9が連結されている。 従って、クラッチペダル1が踏み込まれていない、即ちクラッチによってエン ジンの回転が副変速機に伝達されている期間は、クラッチスイッチ2がオフであ るため、電源バッテリAの電流が変速スイッチ3を介して電磁バルブ4、5に電 流が流れることはなく、従ってエアタンク6からのエアの流れが電磁バルブ4か ら5に、又は逆に電磁バルブ5から4に切り換えられることはない。
【0006】 そのために、シリンダ7内のピストン8に対するエアタンク6からのエア圧の 向きが変わることがなく、副変速機のハイ・ロウが切換えられることはない。 尚、副変速機の変速制御回路に関する先行技術としては、実開昭63−152 050号公報記載の副変速機のニュートラル警報装置、実開平4−48457号 公報記載の車両用副変速機のシフト切換制御装置、実開平4−56965号公報 記載の副変速機の切換制御装置が知られている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このような副変速機が用いられるのは、トラック、バス等の大型の車両であり 、この種の大型車両においては、主トランスミッションの変速操作を行う際には 、ダブルクラッチと称されるクラッチ操作が行われる。
【0008】 このダブルクラッチは、最初のクラッチの踏み込みで、主トランスミッション は、そのギアが噛合していないニュートラル状態とされ、その後に一度クラッチ の踏み込みを解除した後に、再度のクラッチの踏み込みを行い、その時に操作さ れたシフトノブの位置のギアの噛合が行われるものである。
【0009】 このダブルクラッチ操作は2回のクラッチ踏み込みの間の時間は短く行わない と、ギアシフトまでの時間が長くなってしまうので、素早く行う必要がある。 前記のような副変速機において、ハイ、ロウの切換えを行う際に、ダブルクラ ッチ操作が余りに素早く行われると、クラッチスイッチ2がオフとなって、ハイ 、ロウの切換えの完了ができず、切換え不良が発生してしまう欠点がある。
【0010】 即ち、図5に示すように、最初のクラッチペダル1の踏み込み時間t1 の間に シフトノブがそれまでのシフト位置p1 からニュートラル位置へのシフトが行わ れ、それと同様にして変速スイッチ3のハイからロウへの切換えが行われ、これ らの操作の完了後に、通常は踏み込み時間t1 においてクラッチペダル1の踏み 込みが解除される。
【0011】 そして、次に2回目のクラッチペダル1の踏み込みがt2 において行われて、 シフトノブはニュートラル位置から次のシフト位置p2 へシフトされるが、これ らのシフト操作の時間は熟練によって極めて短時間で行われるようにようになり 、従って最初のクラッチペダル1の踏み込み時間t1 は短くなる。
【0012】 これに対し、変速スイッチ3の操作による電磁バルブの4、5の動作時間、エ アタンク6からシリンダ7内にエアが流れて、ピストン8を押してシフトフォー ク9を動作させる時間は、或る程度の時間が必要である。
【0013】 そのために、クラッチペダル1の踏み込み時間t1 が、同図点線のようにシフ トフォーク9の動作完了の時間t3 よりも短くなると、副変速機の変速完了時間 よりも短くなって、ダブルクラッチ操作によるシフト不良となってしまう。
【0014】 本考案は、従来の副変速機の変速制御回路装置の前述のダブルクラッチによる 問題点を解決し、ダブルクラッチによる副変速機のハイ、ロウ切換えの不良を防 止することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、クラッチペダルの踏み込みによってオンとなるクラッチスイッチに 直列にハイ・ロウを切り換える変速スイッチが接続され、その変速スイッチに副 変速機のハイ・ロウを切り換えるハイ・ロウ用電磁バルブが接続されている副変 速機の変速制御回路装置において、上記クラッチスイッチに並列に、ダブルクラ ッチによるシフトノブのニュートラル位置へのシフト操作でオンとなり、次のシ フト位置へのシフト操作でオフとなるニュートラルスイッチを接続したことを特 徴とする。
【0016】
【作用】
本考案の副変速機の変速制御回路装置は、クラッチを切るとクラッチスイッチ がオンとなり、副変速機をハイ、ロウの切換えが開始されると共に、シフトノブ はニュートラル位置への移動が行われるために、ニュートラルスイッチがオンと なり、電源からの電流がハイ、ロウ用の電磁バルブに供給される。
【0017】 従って、ハイ、ロウの切換えが完了する前に、クラッチスイッチがオフとなっ ても、ハイ、ロウの切換えを完了することができるものである。
【0018】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、図1〜図3について以下に説明するが、この実施例 においては、前記従来の副変速機の変速制御回路装置に対して、クラッチスイッ チ2と並列にニュートラルスイッチ10が設けられる他は、回路的には異なるも のではない。
【0019】 このニュートラルスイッチ10は、図2に示すエンジンの回転を変速する主ト ランスミッション11のシフトギアシャフト12が、そのギアが何れのギアにも 噛合しない位置、即ちニュートラル位置にある時に、その窪み部12aに嵌入す るスライドピン13によってオンされるものである。
【0020】 次に、この副変速機の変速制御回路装置の動作を図3に基づいて説明する。 この実施例において、クラッチペダル1がダブルクラッチ操作のために踏み込 まれると、クラッチスイッチ2がオンとなり、同時にシフトノブがニュートラル 位置へシフトされるので、ニュートラルスイッチ10がオンとなり、クラッチペ ダル2の踏み込みが解除される。
【0021】 このクラッチペダル1の踏み込みの解除でクラッチスイッチ2がオフとなった 時に、変速スイッチ3の切換えによるシフトフォーク9の動作が完了していなく ても、ニュートラルスイッチ10がオンであるため、電源バッテリAの電流は、 ニュートラルスイッチ10、変速スイッチ3を介して電磁バルブ4、5に流れ続 ける。
【0022】 そして、次のダブルクラッチ操作により、クラッチスイッチ2がオンとなり、 シフトノブは次のシフト位置p2 へのシフト操作が行われて、ニュートラルスイ ッチ10がオフとなるものである。
【0023】 従って、変速スイッチ3の切換えによる変速動作の完了は、ニュートラルスイ ッチ10、クラッチスイッチ2の何れもがオフとなるダブルクラッチ操作の2回 目の踏み込みが解除されるまでに行えば良いので、変速スイッチ3の切換えによ る切換え動作の完了に時間を要しても、確実に終了させることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ダブルクラッチ操作の最初のクラッチペダルの 踏み込み時間が短いことに起因する副変速機の変速切換え動作が完了できなくな る切換え不良を、防止することができる。
【0025】 又、クラッチスイッチとニュートラルスイッチとが並列に設けられているので 、何れか一方が故障しても、副変速機の変速操作を行うことができ、この回路の 信頼性の向上に貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の回路図である。
【図2】同上のニュートラルスイッチの説明図である。
【図3】図1の回路のタイムチャートである。
【図4】従来の副変速機の変速制御回路装置の回路図で
ある。
【図5】同上の回路のタイムチャートである。
【符号の説明】
A 電源バッテリ 1 クラッチペダル 2 クラッチスイッチ 3 変速スイッチ 4、5 電磁バルブ 10 ニュートラルスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチペダルの踏み込みによってオン
    となるクラッチスイッチに直列にハイ・ロウを切り換え
    る変速スイッチが接続され、その変速スイッチに副変速
    機のハイ・ロウを切り換えるハイ・ロウ用電磁バルブが
    接続されている副変速機の変速制御回路装置において、
    上記クラッチスイッチに並列に、ダブルクラッチによる
    シフトノブのニュートラル位置へのシフト操作でオンと
    なり、次のシフト位置へのシフト操作でオフとなるニュ
    ートラルスイッチを接続したことを特徴とする副変速機
    の変速制御回路装置。
JP1534293U 1993-03-30 1993-03-30 副変速機の変速制御回路装置 Pending JPH0673527U (ja)

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JP1534293U JPH0673527U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 副変速機の変速制御回路装置

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JPH0673527U true JPH0673527U (ja) 1994-10-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304401A (ja) * 2000-04-24 2001-10-31 Isuzu Motors Ltd 車両の変速制御装置
CN109185452A (zh) * 2018-09-29 2019-01-11 陕西法士特汽车传动集团有限责任公司 一种用于保护主副箱同步器的操纵系统及操作方法

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