JPS6246032Y2 - - Google Patents

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JPS6246032Y2
JPS6246032Y2 JP14021380U JP14021380U JPS6246032Y2 JP S6246032 Y2 JPS6246032 Y2 JP S6246032Y2 JP 14021380 U JP14021380 U JP 14021380U JP 14021380 U JP14021380 U JP 14021380U JP S6246032 Y2 JPS6246032 Y2 JP S6246032Y2
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JP
Japan
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clutch
pressure oil
hydraulic circuit
clutches
speed
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JP14021380U
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JPS5763139U (ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランスミツシヨンのクラツチ制御装
置に関するものである。
従来、トランスミツシヨンの速度変換用クラツ
チの制御を電磁弁を使用して行う場合、弁切換操
作は前後進用クラツチレバーの動作とは別に行う
ので、弁切換方向が判別し難く、電磁弁を油圧回
路中に並列に配列すると両方(例えば一速、二速
用)の電磁弁が同時に作用する危険性があり、ク
ラツチが破損する場合がある。
本考案は、上記の点に鑑み、一個のクラツチが
作動しているときに他のクラツチの電磁弁を作動
させても常に一方のクラツチだけを作動してクラ
ツチの破損を防止し得、安全性を向上し得ると共
に、製造コストを低くし得るクラツチ制御装置を
提供しようとするものである。
以下に本考案の一実施例を図面に基いて説明す
ると、図中1はトランスミツシヨンで、これは第
一速ないし第四速の速度変換用クラツチ2〜5と
前後進用クラツチ6,7とを有している。そして
前記クラツチ2〜5に圧油を供給する速度変換用
油圧回路8及び前記クラツチ6,7に圧油を供給
する方向変換用油圧回路9が設けられ、これら両
回路8,9は共通油圧回路10に接続されてい
る。そして、前記速度変換用油圧回路8には、前
記クラツチ2〜5のうち使用頻度の最も高い第四
速クラツチ5を除いた他のクラツチ2,3,4に
圧油を切換供給する電磁弁11,12,13が
夫々設けられ、これら電磁弁は前記回路8に直列
に配されている。また、前記方向変換用油圧回路
9には三位置切換弁14が介装され、該切換弁1
4は左位置14aで前進用クラツチ6に、右位置
14cで後進用クラツチ7に夫々圧油を供給し、
中立位置14bで圧油を遮断するよう構成されて
いる。また、前記各電磁弁11,12,13は、
左位置11a,12a,13aで第四速クラツチ
5側へ、また右位置11b,12b,13bで
夫々のクラツチ2,3,4へ圧油を供給するよう
構成されている。なお15はタンクである。
次に作用を説明すると、トランスミツシヨン1
は前進四速、後進四速に切換可能であり、図の状
態から第一速クラツチ2の第一電磁弁11を右位
置11bに切換えると、圧油は第一速クラツチ2
側に流れてこれを作動させる。この状態で第二電
磁弁12を右位置に切換えても、圧油はすべて第
一速クラツチ2側へ流れ、第二速クラツチ3側へ
流れない。同様に第二速クラツチ3へ圧油を供給
している状態、即ち第一電磁弁11は左位置11
aに、第二電磁弁12は右位置12bに夫々切換
えた状態で第三電磁弁13を右位置13bに切換
えても、第三速クラツチ4へ圧油は流れない。反
対に第二速クラツチ3側へ圧油を供給している状
態で第一電磁弁11を右位置11bに切換える
と、圧油は第二速クラツチ3側に流れずに第一速
クラツチ側へ流れる。即ち、低速側のクラツチが
作動しているときに高速側のクラツチを作動させ
るには、低速側電磁弁を左位置に切換える必要が
あり、また高速側のクラツチを作動している状態
で低速側の電磁弁を右位置に切換えると、圧油は
低速側クラツチを作動させるように流れる。従つ
て、オペレータの誤操作で、高低両速の電磁弁を
共に右位置に切換えた場合でも、常に低速側のク
ラツチが作動することになる。
次に三個の電磁弁11,12,13を図面の如
く左位置11a,12a,13aに保持すると、
圧油は第四速クラツチ5側に流れて使用頻度の最
も高い第四速クラツチ5を作動させる。
以上の説明から明らかな通り、本考案は、トラ
ンスミツシヨンの三個以上の速度変換用クラツチ
に圧油を供給するための油圧回路が設けられ、該
油圧回路には、前記クラツチのうち使用頻度の最
も高いクラツチを除いた他のクラツチに圧油を切
換供給する電磁弁が夫々設けられ、これら電磁弁
は、前記油圧回路に前記使用頻度の最も高いクラ
ツチよりも圧油供給側で直列に配列されたことを
特徴とするトランスミツシヨンのクラツチ制御装
置に関するものである。
従つて、本考案によると、電磁弁を直列に配列
したことにより、オペレータの誤操作で、高速側
クラツチ及び低速側クラツチの両電磁弁を共に作
動側へ切換えて圧油を夫々のクラツチへ供給しよ
うとしても、常に一方のクラツチへ圧油を供給し
ようとするため、両クラツチが共に作動して破損
することなく、安全性を向上し得、更にクラツチ
の数よりも一個少ない電磁弁でクラツチ制御が行
い得、しかも使用頻度の最も高いクラツチには電
磁弁を省略できるため、製造コストを小にし得、
耐久性の大なるクラツチ制御装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す油圧回路図であ
る。 1……トランスミツシヨン、2〜7……クラツ
チ、8,9,10……油圧回路、11,12,1
3……電磁弁、14……切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスミツシヨンの三個以上の速度変換用ク
    ラツチに圧油を供給するための油圧回路が設けら
    れ、該油圧回路には、前記クラツチのうち使用頻
    度の最も高いクラツチを除いた他のクラツチに圧
    油を切換供給する電磁弁が夫々設けられ、これら
    電磁弁は、前記油圧回路に前記使用頻度の最も高
    いクラツチよりも圧油供給側で直列に配列された
    ことを特徴とするトランスミツシヨンのクラツチ
    制御装置。
JP14021380U 1980-09-30 1980-09-30 Expired JPS6246032Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14021380U JPS6246032Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JP14021380U JPS6246032Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS5763139U JPS5763139U (ja) 1982-04-15
JPS6246032Y2 true JPS6246032Y2 (ja) 1987-12-10

Family

ID=29500132

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JP14021380U Expired JPS6246032Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JPS5763139U (ja) 1982-04-15

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