JPH0315721Y2 - - Google Patents

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JPH0315721Y2
JPH0315721Y2 JP7491584U JP7491584U JPH0315721Y2 JP H0315721 Y2 JPH0315721 Y2 JP H0315721Y2 JP 7491584 U JP7491584 U JP 7491584U JP 7491584 U JP7491584 U JP 7491584U JP H0315721 Y2 JPH0315721 Y2 JP H0315721Y2
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JP7491584U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えばパラボラアンテナ用支柱等の
支柱体の支持構造に関するものである。
「従来の技術」 一般に、例えばパラボラアンテナを設けるとき
は、専用の鉄塔を形成して立設し、基礎にコンク
リート打設するので、工事に多数の手数を要する
上工期が長くかかる。従つて、工事が煩雑化し高
価になることが避けられない。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、以上の従来の難点を解消し、簡易か
つ迅速に設置することができる支柱体の支持構造
を提供するのが目的である。
「問題点を解決するための手段」 即ち、以上の目的を達成する本考案は、第1図
の様に、管状の支柱体1と、支柱体1の基部を保
持ピン7を介して一方向に可傾保持するベース板
2と、一端を支柱体1の中間に巻着し、他端を建
物要所に固定したブラケツト体4に係止する連結
腕体3によつて構成されており、支柱体1は下端
をベース板2上に保持されると共に、その中間部
分を建物要所と連結係止して任意角θ(θ=0゜を
含む)によつて立設保持される構造となつてい
る。
「実施例と作用」 詳しくは、一実施例を示す第1〜5図におい
て、支柱体1の下端には直交する直径上に十字状
のスリツト5が切設してあり、方形板状のベース
体2の中央上面には、保持ピン7を側方に突設し
た支板部6が立設してある。そして、支柱体1の
下端の一直径上のスリツト5が支板部6に遊嵌す
ると共に、前記直径と直交する他の直径上のスリ
ツト5が保持ピン7と嵌合し、支柱体1の下端は
保持ピン7によつて保持され、かつ支板部6の長
手方向の一方向のみに傾斜可能に結合保持される
構造である。
一方、支持腕体3は、第2,3図の様に、支柱
体1に外嵌しセツトボルト12によつて支柱体1
の任意位置に固定する環状の係止部8を一側に有
し、係止部8の脚部から平行して伸長する一対の
腕部9A,9Bによつて構成されており、支持腕
体3の他端となる腕部9A,9Bの先端は、建物
要部に取付けたブラケツト体4を挾着して結合固
定される様に成つている。即ち、ブラケツト体4
には複数の係止用長孔溝10が切設してあると共
に、腕体9A,9Bの先端にもボルト用長孔溝1
1が切設されており、支持腕体3は支柱体1の所
要立設角度θに対応した該長孔溝10を選択し、
該長孔溝10と腕体9A,9Bの長孔溝11を一
致させて両者をボルト締め固定する様に成つてい
る。
以上の構成からなる本考案の支持構造は、第
1,4図の様に、方形枠囲い状に配列した空胴コ
ンクリートブロツク13をグランドレベル14ま
で埋設して簡易基礎部15を形成し、基礎部15
の中空部分にベース体2を「がた」なく挿着し、
ベース体2上に支柱体1を立設すると共に、建物
要所に取付けたブラケツト体4と支柱体1を連結
腕体3によつて連結固定すると、支柱体1は任意
の傾斜角θを有して建物近傍の要所に立設固定さ
れる。
以上の本考案の支柱体の支持構造によると、支
柱体1はベース体2上の保持ピン7を介して一方
向のみ傾斜自在に保持され、かつ、その中間部分
はブラケツト体4の両側に係止した保持腕体3に
よつて固定保持されるので支柱体1のXY軸の2
方向とも安定して保持され、支柱体1の機械的保
持力は充分に充足される。
従つて、本考案の支柱体の支持構造は、例えば
パラボラアンテナ用支柱の支持構造として好適で
あり、既設建物等を利用してブラケツト体4を取
付け、パラボラアンテナの必要場所に、建物等の
干渉をさけて任意量傾斜させ、簡便かつ迅速に支
柱体1を立設することができる実用上の利点があ
る。
特に、本考案の支持構造は支柱体1およびベー
ス体2等の組立て、解体が自在であり、前記の簡
易基礎部15の基礎構成を併用すると、コンクリ
ート打設の必要がなく、立設工事が極めて簡易化
すると共に、不用時には即時に解体撤去すること
ができる。
「他の実施例」 一方、第6,7図を参照して本考案の他の実施
例のベース体2′を説明すると、ベース体2′には
鉤状の杭孔17および基礎ボルト孔16が穿設し
てあり、支柱体1の立設条件によつて、基礎ボル
ト孔16に基礎ボルトを挿入してコンクリート打
設してベース体2′を固定したり、或は杭孔17
にL字状の杭体18を挿着して土中に打ち込み、
ベース体2′を固定させることができるので、ベ
ース体の固定手段が任意に選択できるので一層便
利になる。
つぎに、第8図は前記のベース体2′を用いた
本考案の他の実施例を示したもので、例えば建物
の軒下にある通路等のコンクリート部分20を利
用したり、或は止むを得ずコンクリート部分20
にベース体が干渉する場合等は、図の様に、ベー
ス体2′を傾斜して設置し、接地部分には杭孔1
7を利用して杭体18を打込み、他方にコンクリ
ート部分20に接する部分には基礎ボルト孔16
に基礎ボルト19を挿着して固定し、支柱体1を
垂直に(θ=0゜)立設固定することができる。
「考案の効果」 以上の様に本考案は、支柱体が任意角度に立設
できると共にその機械的強度が安定し、かつ立設
工事が極めて簡単、迅速化する実用的諸効果を有
する支柱体の支持構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例の正面図、第2図:第
1図のAA断面図、第3図:保持腕体とブラケツ
ト体の結合状態を示す第1図のB視側面図、第4
図:第1図のCC断面図、第5図:第1図の支柱
体の基部とベース体を示す拡大正面図、第6図:
本考案の他の実施例のベース体を示す平面図、第
7図:第6図実施例の使用状態を示す正面図、第
8図:本考案他の実施例のベース体部分を示す正
面図。 主な符号、1:支柱体、2:ベース体、3:保
持腕体、4:ブラケツト体、6:支板部、7:保
持ピン、8:係止部、9A,9B:腕部、10,
11:長孔溝、13:空胴コンクリートブロツ
ク、15:基礎部、16:基礎ボルト孔、17:
杭孔、18:杭体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面に支板部を有し、前記支板部には側方に
    突設する保持ピンを形成した板状のベース体
    と、基部に直交するスリツトを有し、前記スリ
    ツトを前記保持ピンならびに支板部に嵌合して
    傾斜自在に保持される支柱体、ならびに、前記
    支柱体の中間部に係止する係止部を一端に有
    し、他端は建物要部に固定したブラケツト体と
    結合する保持腕体から成り、前記ベース体上に
    前記支柱体を傾斜角自在に固定支持する構成を
    特徴とする支柱体の支持構造。 (2) 枠囲い状に空胴コンクリートブロツクを配列
    し、該枠内にベース体を挿着すると共に、前記
    空胴コンクリートブロツクを土中に埋設する基
    礎部から成る実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の支柱体の支持構造。 (3) 杭孔ならびに基礎ボルト孔を穿設したベース
    体から成る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の支柱体の支持構造。
JP7491584U 1984-05-21 1984-05-21 支柱体の支持構造 Granted JPS60187258U (ja)

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JP7491584U JPS60187258U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 支柱体の支持構造

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JP7491584U JPS60187258U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 支柱体の支持構造

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JPS60187258U JPS60187258U (ja) 1985-12-11
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TWI786427B (zh) * 2019-08-19 2022-12-11 許金城 離岸風力發電機整機之架設系統以及桅拉平台船
JP7360953B2 (ja) * 2020-01-09 2023-10-13 株式会社日本ネットワークサポート 建造物の基礎構造、プレキャスト部材、および、建造物の基礎構造の製造方法

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JPS60187258U (ja) 1985-12-11

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