JPH0352813Y2 - - Google Patents

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JPH0352813Y2
JPH0352813Y2 JP18064286U JP18064286U JPH0352813Y2 JP H0352813 Y2 JPH0352813 Y2 JP H0352813Y2 JP 18064286 U JP18064286 U JP 18064286U JP 18064286 U JP18064286 U JP 18064286U JP H0352813 Y2 JPH0352813 Y2 JP H0352813Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、高速道路の橋脚の張り出し部分等
の建造の際に用いる支保工に関するものである。
(ロ) 従来の技術及びその問題点 第5図は、高速道路の橋脚の張り出し部分の簡
略構成を示すものであり、aが橋脚で、その上部
には、両側への張り出し部分b,bが形成されて
いる。この張り出し部分b,bの建造は、パイプ
組み立て構造体c上に図に示すような構造の支保
工dを複数個並設固定し、その支保工dの上にコ
ンクリートパネルを敷いて、その上部に鉄筋を組
みコンクリートを打設することにより行つてい
た。
上記の支保工dは、鉄枠材を熔接固定して組み
上げることにより形成しているが、張り出し部分
b,bの形状は第6図にも示すように現場により
まちまちで、それに伴つて、第5図におけるXで
示す角度やYで示す寸法は現場により種々異な
り、したがつて、従来においては一つの現場で使
用した支保工は他の現場で使用できず、使い捨て
とされており、非常に無駄となる欠点があり、ま
た、支保工が設計どおりの形状となつていない
と、使用できない欠点があつた。
本考案は、上記の点に鑑みてなしたもので、そ
れぞれの現場の異なる寸法の張り出し部分に対応
可能で、再使用の行える支保工を提供することを
目的とするものである。
(ハ) 実施例 以下本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図において、1は第一支保工部材であり、
3本の支保工単体1a,1b,1cが連結されて
構成されている。2は第二支保工部材であり、や
はり3本の支保工単体2a,2b,2cが連結さ
れて構成されている。それぞれの支保工単体1
a,1b,1c、2a,2b,2cは、第2図
A,B,Cに示す支保工単体1aのように2本の
チヤンネル鋼3,3が、背中合わせにその間に隙
間4を介在させる状態で接合されて構成されてい
る。支保工単体1aの端部には、上方に突出して
軸支穴5の設けられた取り付け板6が設けられて
いて、この取り付け板6に装着された軸棒7に支
保工単体2aが回動可能に取り付けられることに
より、第一支保工部材1に第二支保工部材2が回
動可能に取り付けられている。8a〜8eのそれ
ぞれは、伸縮支持部材としてのジヤツキであり、
両端の平たい取り付け部9a〜9eが、支保工単
体1a,1b,1c、2a,2b,2cの隙間4
に差し入れられ、回動可能なように取り付けられ
ている。ジヤツキ8a〜8eは、その回転操作部
10a〜10eを両方向に回転することによりそ
の長さが伸縮されるようになつている。
以下上記した支保工単体1a,1b,1c,2
a,2b,2cどうしの連結構造、ジヤツキ8a
〜8eの支保工単体1a,1b,1c,2a,2
b,2cへの取り付け構造について順次説明す
る。
第3図A,Bは、支保工単体1aと支保工単体
1bの互いに連結される側の端面の形状を示し、
それぞれに、連結板(連結固定体)11a,11
bが固着されている。連結板11aには、上下方
向に2つの連結用ボス12,12が突出して設け
られ、横方向に2つの連結用穴13,13が設け
られ、さらに、後に説明する固定用穴14が設け
られている。これに対し、連結板11bには上記
連結用ボス12,12に対応するボス穴15,1
5が設けられるとともに、上記連結用穴13,1
3に対応する連結用穴16,16が設けられてい
る。
そして、連結板11aの連結用ボス12,12
を連結板11bのボス穴15,15に挿入して、
連結用穴13,13と連結用穴16,16の位置
合わせし、その状態において、連結用穴13,1
6にボルト(固定具)17を通してナツト18
(固定具)で固定する構成としている。このよう
に連結用ボス12,12をボス穴15,15に挿
入する構成とすることにより、連結用穴13,1
3と連結用穴16,16の位置合わせが容易に行
えるようにするとともに、固定が強固に行える構
造としている。上記と同様に、支保工単体1b,
1cと2a,2b,2cの連結は行われる。
ジヤツキ8a〜8eを支保工単体1a,1b,
1c,2a,2b,2cに取り付ける場合、支保
工単体1a,1b,1c,2a,2b,2cのそ
れぞれのチヤンネル鋼3の内面に補強板19……
が取り付けられた部分の隙間4にジヤツキ8a〜
8eの取り付け部9a〜9eを差し入れ、チヤン
ネル鋼3とジヤツキ8a〜8eの軸支穴どうしを
合わせ、第4図に示すピン20を一方のチヤンネ
ル鋼3側から挿入し、そのピン20のクリツプ穴
21に抜け止めのクリツプをはめ込むようにす
る。ジヤツキ8a〜8eはこのように取り付けら
れることにより、支保工単体1a,1b,1c,
2a,2b,2cに対して回動可能となつてい
る。
以下、組み立て及び使用について第1図に示す
支保工について説明する。
まず、支保工単体1aと支保工単体2aとを、
ジヤツキ8aを伸縮調整することにより開き、そ
の開き角度を、実際に建造する橋脚の第5図にお
ける角度Xに合わし、その支保工単体1a,2a
に、支保工単体1b,1c、支保工単体2b,2
cを順次連結してその第5図における寸法Yが実
際の橋脚の寸法を満たすようにし、さらに、それ
ら単体1b,1cと単体2b,2c間にジヤツキ
8b〜8eを伸縮調整しながら介在させる。
そして、このように組み立てた支保工を、橋脚
の厚み幅に対応する数、所定の間隔をおいて並設
し、支保工どうしを連結固定する固定部材22で
連結固定する。すなわち、例えば、橋脚の厚み幅
が1メートルとする場合、4個の支保工を25セン
チメートル間隔に用いる。固定部材22として
は、第1図に端面構成を示すように、2本のチヤ
ンネル鋼を隙間が介在するように上下方向におい
て結合したものを用い、この固定部材22を支保
工それぞれの支保工単体1b上に、支保工と直交
する方向に上記した連結板11aに接するように
載置し、そのチヤンネル鋼間に挿入したボルト端
を連結板11aのそれぞれの固定用穴14内に差
し入れてナツトにより固定する。このように、固
定部材22に4個の支保工を固定することによ
り、4個の支保工が一体とされた支保工構成体が
形成される。
そして、この支保工構成体が、橋脚基部の両側
に組まれたパイプ構造体上の所定位置に向かい合
うように設けられ、さらにそれぞれの支保工構成
体上に角パイプが複数本掛け渡され、それらの上
部にコンクリートパネルが敷かれる。支保工構成
体を構成する両側に位置する支保工の第二支保工
部材2を形成する支保工単体2a,2b,2cの
上部には、第1図に示すように所定間隔に多数の
掛け止め片23……が突出して設けられており、
それら掛け止め片23……に掛け止めされて上記
した角パイプが支保工構成体上に設けられる。
また、橋脚の対称形状の張り出し部を建造する
ために、向かい合うように設けられた支保工構成
体は、固定部材22の隙間部分に、支保工間の位
置において一端部が係止された複数本のタイロツ
トの他端部どうしを支保工構成体間で連結するこ
とにより一体とするもので、このようにすること
により支保工構成体上にコンクリートが打設され
た際に、そのコンクリートの重量が両方の支保工
構成体を引き離す方向に力を及ぼすが、そのとき
上記タイロツトは、支保工構成体を相互に引き付
けるように機能して、支保工構成体の位置ずれを
防止する。橋脚の張り出し部分が一方のみで、支
保工構成体を片側のみしか使用しない場合は、タ
イロツトの他端部は、鉄筋の一部に係止してコン
クリート内に埋め込むようにし、やはり支保工構
成体の位置ずれを防止するようにする。上記のよ
うにコンクリートが打設されて、タイロツトに力
がかかると、その力は固定部材22に及び、その
固定部材22からの力を連結板11aが受け、し
たがつて、連結板11aの前部には、三角形状の
支持板24,24が設けられている。
コンクリートの固形後には、コンクリートパネ
ルともども支保工構成体も固定部材22を取り外
して支保工それぞれに分解し、さらに支保工単体
それぞれに分解して小スペースに保管する。
(ニ) 考案の効果 この考案は上述のように構成されているので、
第一支保工部材と第二支保工部材間を伸縮支持部
材で支持する状態において両者間の角度を自由に
でき、しかも、連結分離可能な支保工単体を適宜
数用いて第一支保工部材および第二支保工部材を
所望の長さにできるので、建造現場において種々
異なる形状の橋脚の張り出し部分の形状に対応す
るように全体形状を自由に構成可能で。一度の使
用によつて使い捨てることなく何度でも使用でき
る極めて実用的かつ経済的な画期的支保工であ
る。
また、支保工単体どうしの連結を、連結用ボス
をボス穴に挿入するととも互いの連結用穴におい
て固定する構成としているので、連結用穴どうし
の位置合わせが容易に行えて組み立てが簡単であ
り、しかもボスと固定具の両者により、支保工単
体どうしの連結固定が強固に行える効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の支保工の実施例正面図、第
2図A,B,Cそれぞれは、支保工単体1aの平
面図、正面図、部分端面図、第3図Aは、連結板
11aの正面図、Bは連結板11bの正面図、第
4図は、ピンの正面図、第5図、第6図それぞれ
は、橋脚の簡略構成図である。 1は第一支保工部材、2は第二支保工部材、1
a,1b,1c、2a,2b,2cは支保工単
体、8a,8b,8c,8d,8eは伸縮支持部
材、12,12は連結用ボス、15,15はボス
穴、13,16は連結用穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の連結分離可能な支保工単体からなる第
    一支保工部材と、同じく複数本の連結分離可能な
    支保工単体からなり前記第一支保工部材の一端に
    回動可能に取り付けられる第二支保工部材と、前
    記第一支保工部材と第二支保工部材間に伸縮可能
    に介在される伸縮支持部材とからなり、前記支保
    工単体どうしの連結が、連結用ボスのボス穴への
    挿入および互いの連結用穴部分における固定具に
    よる固定によつてなされてなる支保工。
JP18064286U 1986-11-25 1986-11-25 Expired JPH0352813Y2 (ja)

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JP18064286U JPH0352813Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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