JPH0234355Y2 - - Google Patents

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JPH0234355Y2
JPH0234355Y2 JP1984010918U JP1091884U JPH0234355Y2 JP H0234355 Y2 JPH0234355 Y2 JP H0234355Y2 JP 1984010918 U JP1984010918 U JP 1984010918U JP 1091884 U JP1091884 U JP 1091884U JP H0234355 Y2 JPH0234355 Y2 JP H0234355Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主としてユニツト式にして建築現
場で組立てるシステム型枠工法において、対向す
る型枠の端太部材相互間に架設する際に使用され
る型枠用仮設ビームに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の型枠工法は、型枠の底板を大引
部材で支持し、且つ型枠の両側板を、大引部材に
起立保持された端太部材で支持した後、対向する
型枠の大引部材及び端太部材の上部相互間に仮設
ビームを架設するようにしていた(例えば実開昭
56−93442号公報)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、対向する型枠の大引部材及び端
太部材の上部相互間のみに仮設ビームが架設され
るため、対向する型枠の大引部材及び端太部材の
下部相互間が不安定で、型枠の強度が弱く且つ精
度が低かつた。
そこで、この考案は、上述のような問題点を解
消するために案出されたもので、対向する型枠の
大引部材及び端太部材の上下相互間に架設して、
対向する型枠の大引部材及び端太部材の上下部相
互間の安定化を図り、従来より型枠の強度が強く
且つ精度が高くなるような型枠用仮設ビームを提
供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、上述のような目的を達成するため
に、前後面にピン挿入孔が左右の長手方向へ沿つ
て適宜間隔に穿設されたビーム本体の両端部に、
一対の伸縮部材の一端部に夫々設けられたピン挿
入孔及び係止ピン側を相反する方向から伸縮自在
に装着し、この各伸縮部材の他端部には型枠の端
太部材上部連結用のネジ孔付き連結板を設けると
共に、ビーム本体の両端部下面には伸縮可能な一
対の伸縮ジヤツキを、軸受を介して揺動自在に軸
支し、この各伸縮ジヤツキの下端部には型枠の端
太部材下部連結用の軸受を揺動自在に軸支したも
のである。
(作用) そして、上述のような技術的手段により、対向
する型枠の端太部材上部に各伸縮部材の他端部側
の連結板を、ネジ孔にネジを介して夫々連結し、
且つ型枠の端太部材下部に各伸縮ジヤツキの下端
部側の軸受を夫々連結して、対向する型枠の大引
部材及び端太部材の上下部相互間に架設すること
により、対向する型枠の大引部材及び端太部材の
上下部相互間の安定化を図るようにする。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
この考案の型枠用仮設ビームは、第1図及び第
2図に示すようにビーム本体Aと、このビーム本
体Aの左端部及び右端部に夫々左端及び右端方向
から伸縮自在に挿着する、型枠31の端太部材3
5上部連結用の一対の伸縮部材B1、伸縮部材B
2と、ビーム本体Aの左端部及び右端部下面に伸
縮自在に軸支する、型枠31の端太部材35下部
連結用の一対の伸縮ジヤツキC1、伸縮ジヤツキ
C2とから構成されている。
前記ビーム本体Aは、下向き断面リツプ溝形状
のビーム材1の前後面にピン挿入孔2を左右の長
手方向へ沿つて50m/m間隔に夫々穿設し、且つ
上ビーム材1の下方には長さが上ビーム材1の略
半分程度の角パイプ状の下ビーム材3を、直線状
の4本の鉄棒等の補強材4を三角形に介して平行
に連設するように形成されている。
また、前記伸縮部材B1及び伸縮部材B2は、
角パイプ状に成形されており、その一端部の前後
面には2個のピン挿入孔5を長手方向へ沿つて
75m/m間隔に夫々穿設し、且つその一端部の下
面には、ビーム本体Aへの装着時に各ピン挿入孔
2,5に伸縮自在に挿入して係止する係止ピン6
を、鎖7を介して付設し、一方、その他端部には
2個の長楕円状のネジ孔8付き水平片9と垂直片
10とから成る型枠31の端太部材35上部連結
用の逆L字形状の連結板11を設けるように形成
されている。
更に、前記伸縮ジヤツキC1及び伸縮ジヤツキ
C2は、径が異なる丸パイプ状の上支持部材12
及び下支持部材13の前後面にピン挿入孔14,
15を斜め上下の長手方向へ沿つて適宜間隔に
夫々穿設し、且つ上支持部材12の下端部には、
この上支持部材12に下支持部材13を装着する
際に各ピン挿入孔14,15に挿入して係止する
係止ピン16を、鎖17を介して付設し、また下
支持部材13の下端部には、内部にボールナツト
(図示せず)を有するハンドル18を設け、この
ハンドル18のボールナツトには、外周面にボー
ルネジ19を有するジヤツキ部材20を伸縮自在
にねじ込むように形成されている。そして、上支
持部材12の上端部がビーム本体Aの両端部下面
に、軸受21に軸ピン22を介して揺動自在に支
持されており、一方、ジヤツキ部材20の下端部
には型枠31の端太部材35下部連結用の軸受2
3を、軸ピン24を介して揺動自在に支持されて
いる。
(考案の効果) この考案は、上述のように前後面にピン挿入孔
2が左右の長手方向へ沿つて適宜間隔に穿設され
たビーム本体Aの両端部に、一対の伸縮部材B
1,B2の一端部に夫々設けられたピン挿入孔5
及び係止ピン6側を相反する方向から伸縮自在に
装着し、この各伸縮部材B1,B2の他端部には
型枠31の端太部材35上部連結用のネジ孔8付
き連結板11を設けると共に、ビーム本体Aの両
端部下面には伸縮可能な一対の伸縮ジヤツキC
1,C2を、軸受21を介して揺動自在に軸支
し、この各伸縮ジヤツキC1,C2の下端部には
型枠31の端太部材35下部連結用の軸受23を
揺動自在に軸支するように構成したから、使用時
には第3図に示すように対向する型枠31の端太
部材35上部に伸縮部材B1及び伸縮部材B2の
他端部側の連結板11を、ネジ孔8にジを介して
夫々連結し、且つ型枠31の端太部材35下部に
伸縮ジヤツキC1,C2の下端部側の軸受23を
夫々連結して、対向する型枠31の大引部材33
及び端太部材35の上下部相互間に架設すること
により、対向する型枠31の大引部材33及び端
太部材35の上下部相互間の安定化を図ることが
できるため、従来より型枠31の強度がはるかに
強く且つ精度もはるかに高くなるのである。
しかも、ビーム本体Aの両端部に伸縮部材B1
及び伸縮部材B2の一端部側を相反する方向から
挿入した後、伸縮部材B1及び伸縮部材B2の係
止ピン6をビーム本体A及び伸縮部材B1,B2
の互いに対向する適宜なピン挿入孔2,5に、貫
通されるように挿入して係止させて、伸縮部材B
1及び伸縮部材B2を伸縮させることにより、ビ
ーム本体A、伸縮部材B1、伸縮部材B2の全体
の長さを調整できるため、対向するいかなる型枠
31相互間にも対応させて架設することができ
る。この場合、ビーム本体Aの各ピン挿入孔2の
間隔を50m/mとし、伸縮部材B1、伸縮部材B
2のピン挿入孔5を交互に使用しながらビーム本
体Aのピン挿入孔2を1個ずつずらして行くこと
により、伸縮部材B1及び伸縮部材B2を25m/
m間隔で伸縮調整できることとなる。
また、各伸縮部材B1,B2の他端部に型枠3
1の端太部材35上部連結用のネジ孔8付き連結
板11を設け、且つ各伸縮ジヤツキC1,C2の
下端部に型枠31の端太部材35下部連結用の軸
受23を揺動自在に軸支したことにより、対向す
る型枠31の端太部材35上部に各伸縮部材B
1,B2を夫々連結する際に、端太部材35の上
端に各伸縮部材B1,B2の他端部側の連結板1
1を載置して、この連結板11のネジ孔8にネジ
を上方からねじ込むだけで良く、一方、対向する
型枠31の端太部材35下部に各伸縮ジヤツキC
1,C2を夫々連結する際に、対向する型枠31
の端太部材35下部に各伸縮ジヤツキC1,C2
の下端部側の軸受23を側方から嵌着するのみで
良いため、対向する型枠31の大引部材33及び
端太部材35の上下部相互間に架設する操作が容
易である。
更に、伸縮ジヤツキC1及び伸縮ジヤツキC2
の上支持部材12に下支持部材13を下方から挿
入した後、上支持部材12の係止ピン16を上支
持部材12、下支持部材13の互いに対向する適
宜なピン挿入孔14,15に、貫通されるように
挿入して係止させて、下支持部材13を伸縮させ
るようにすれば、伸縮ジヤツキC1及び伸縮ジヤ
ツキC2の全体の長さを調整できるばかりでな
く、下支持部材13の下端部のハンドル18を回
転させて、ジヤツキ部材20を伸縮させると、伸
縮ジヤツキC1及び伸縮ジヤツキC2の全体の長
さを微調整できるため、対向するいかなる型枠3
1相互間に一層対応させて架設できる。
以上説明したように、この考案によれば、対向
する型枠の大引部材及び端太部材の上下部相互間
の安定化を図ることができて、従来より型枠の強
度がはるかに強く且つ精度もはるかに高くなると
共に、全体の長さを調整できるため、対向するい
かなる型枠相互間にも対応させて架設できる等の
諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は伸縮部材の分解斜視図、第
3図は使用状態を示す一部省略斜視図である。 A……ビーム本体、B1……伸縮部材、B2…
…伸縮部材、C1……伸縮ジヤツキ、C2……伸
縮ジヤツキ、1……上ビーム材、2……ピン挿入
孔、3……下ビーム材、4……補強材、5……ピ
ン挿入孔、6……係止ピン、7……鎖、8……ネ
ジ孔、9……水平片、10……垂直片、11……
連結板、12……上支持部材、13……下支持部
材、14……ピン挿入孔、15……ピン挿入孔、
16……係止ピン、17……鎖、18……ハンド
ル、19……ボールネジ、20……ジヤツキ部
材、21……軸受、22……軸ピン、23……軸
受、24……軸ピン、31……型枠、32……底
板、33……大引部材、34……側板、35……
端太部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後面にピン挿入孔が左右の長手方向へ沿つて
    適宜間隔に穿設されたビーム本体の両端部に、一
    対の伸縮部材の一端部に夫々設けられたピン挿入
    孔及び係止ピン側を相反する方向から伸縮自在に
    装着し、この各伸縮部材の他端部には型枠の端太
    部材上部連結用のネジ孔付き連結板を設けると共
    に、ビーム本体の両端部下面には伸縮可能な一対
    の伸縮ジヤツキを、軸受を介して揺動自在に軸支
    し、この各伸縮ジヤツキの下端部には型枠の端太
    部材下部連結用の軸受を揺動自在に軸支したこと
    を特徴とする型枠用仮設ビーム。
JP1091884U 1984-01-28 1984-01-28 型枠用仮設ビ−ム Granted JPS60122456U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091884U JPS60122456U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 型枠用仮設ビ−ム

Applications Claiming Priority (1)

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JP1091884U JPS60122456U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 型枠用仮設ビ−ム

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Publication Number Publication Date
JPS60122456U JPS60122456U (ja) 1985-08-17
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JP (1) JPS60122456U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693442U (ja) * 1979-12-19 1981-07-24

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JPS60122456U (ja) 1985-08-17

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