JPH0421410Y2 - - Google Patents

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JPH0421410Y2
JPH0421410Y2 JP1986172778U JP17277886U JPH0421410Y2 JP H0421410 Y2 JPH0421410 Y2 JP H0421410Y2 JP 1986172778 U JP1986172778 U JP 1986172778U JP 17277886 U JP17277886 U JP 17277886U JP H0421410 Y2 JPH0421410 Y2 JP H0421410Y2
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scaffolding
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staircase
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、建築現場の階段部分において用いる
仮設用の階段傾斜部足場に関する。
「従来の技術」 建物の構築、補修等を行なう際に、階段部分
に、その階段の傾斜に沿つて斜めに足場を組む必
要がある場合がある。
従来のこの種の建築物の階段部分に設置される
階段傾斜部足場としては、第21図に示すような
ものが知られている。
図において、符号1は階段に設置された階段傾
斜部足場である。そして、この階段傾斜部足場1
を組み立てるには、まず、踊り場と階段のほぼ中
央部に単管パイプによつて製作された支持部材
2,2,……を立設させるとともに、これにクラ
ンプを用いて単管パイプ製の梁材3及び腕木4を
組み付けて足場を作り、さらに、根からみ5やブ
レース6等を同様にクランプ7,7,……によつ
て取り付けることにより、前記支持部材2,2,
……を補強する。つぎに、長尺のアルミ製の足場
板8,8を梁材3に沿わせて腕木4,4,……の
上部に架設した後、傾斜した足場板8,8の上部
には歩行者が歩き易いように、滑り止めのための
桟木(ノンスリツプ)9,9,……を番線(図示
せず)によつて一定間隔毎に足場板8,8,……
に固定する。
また、前記足場を解体する場合には、カツタ等
で番線を切断して桟木9や足場板8等を梁材3上
から取り外した後、クランプを緩めて前記足場部
材、即ち単管パイプ製の梁材3、腕木4、根から
み5、ブレース6等を一つずつ順次分解し、建物
の外へ搬出する。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、前記従来の階段傾斜部足場において
は、次に挙げるような問題点があつた。
() 足場板や単管パイプ製の梁材が長尺物な
ので組立、解体時に建物の内部にぶつかつて壁
面等の仕上面を傷付ける恐れがある。
() 滑り止めとしての桟木(ノンスリツプ)
を番線等で足場板に固定したり、解体したりす
る作業に手間がかかるとともに、使用した桟木
や番線等が消耗材となつてしまう。
() 支持部材を自立させ、かつ補強するため
に根からみやブレース等の補強材が必要である
とともに、それらのクランプを用いての組立解
体作業に手間がかかること、又これらの補強部
材を使用して組み立てた足場は見栄えが悪い。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、足
場板や単管パイプ製の梁材が組立、解体時に建物
の壁等にぶつかつて仕上面を傷付けることなく、
足場板に滑り止めとして取り付ける桟木(ノンス
リツプ)やこれを足場板に固定する部品等を消耗
材とすることなく、現場での足場床材の組立解体
を迅速に行うことができ、さらに、支持部材を自
立させることにより、支持部材を補強するための
ブレース、根からみ等の部品を不要とするととも
に、これらのクランプによる組立解体作業を不要
とし、現場での足場床材の組立解体作業全体を迅
速かつ容易に行うことができ、また、組み立てら
れた完成品が見栄えの良い階段傾斜部足場を提供
することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、前記問題点を解決するために、階段
の上方に、ほぼ該階段の傾斜に合わせて斜めに設
置される階段傾斜部足場において、ジヨイントを
介して長手方向に接続・分割可能とされ、階段の
上下の踊り場にそれぞれ設置された足場間に前記
階段の傾斜とほぼ平行に設けられた梁材と、階段
の途中に前記梁材を支持すべく自立可能かつ高さ
調整可能に立設され、中間部に前記梁材の延在方
向と直交する水平軸回りに回動可能かつ自身の長
手方向に摺動可能なステーを有した支持部本体、
および該支持部本体の上端に前記ステーの回動方
向と同一方向に回動自在に設けられたクランプ、
および前記ステーの先端部に該ステーの回動方向
と同一方向に回動自在に設けられたクランプを備
えた支持部材と、前記梁材の上部に載置された足
場板と、該足場板の上面より突出して滑り止めを
兼ねた足場固定部材と、これら足場板および足場
固定部材を前記梁材に固定する連結手段と、を備
えて成るものとした。この場合、前記梁材が平行
な単管とその上部に一定間隔毎に固定された根太
とからなり、前記根太の所定の位置には前記連結
部材が螺合するねじ穴が設けられていたり、前記
足場固定部材が平行な棒状体とこれらの間に一定
間隔毎に固定された桟木とからなり、前記桟木の
所定の位置には、前記連結部材の貫通孔が形成さ
れていたり、又は前記足場固定部材が前記足場板
の上部に一定間隔毎に配設されるとともに、連結
部材によつて前記足場板を介して梁材に固定され
る複数の桟木であることが望ましい。
「実施例」 以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。第1図ないし第17図は第1の実施例を
示すものであり、第1図ないし第3図は本考案の
階段傾斜部足場の斜視図である。これらの図にお
いて、前記従来の技術に示した構成要素と同一の
要素については、同一符号を付してその説明を省
略する。
図中1は階段に設置される階段傾斜部足場であ
る。この階段傾斜部足場1は階段Kの途中に立設
された自立可能な支持部材2と、この支持部材2
に一端部が支持されるとともに、他端部が階段の
下部踊り場F1に設置された足場Aに取り付けら
れた第1の梁材3及び他端部が階段の上部踊り場
F2に設置された足場Bに取り付けられる第2の
梁材3と、これら第1の梁材3と第2の梁材3と
をつなぐジヨイント28と、これら梁材3,3の
上部に載置されるアルミ製の足場板8と、この足
場板8の上部に設置される足場固定部材9と、こ
れら足場板8と足場固定部材9とを前記梁材3に
固定する連結部材10とを主な構成要素としてい
る。
前記第1、第2に分割された梁材3,3の一端
部が固定される支持部材2は、第4図、第5図に
示すように、下端部にジヤツキベース11を備え
た単管パイプからなる2本の支持部本体12,1
2を横梁13,13によつて連結して自立するよ
うにしたものであり、この支持部本体12の上部
にはクランプ14が前記梁材3,3の延在方向と
直交する水平軸回りに回動自在に取り付けられて
いる。さらに、前記支持部本体12のほぼ中間部
には2本のステー15,15が前記梁材3,3の
延在方向と直交して水平に設けられた軸部16回
りに回動可能に、かつ自身の長手方向にスライド
可能に支持されているとともに、軸部16の先端
部には固定手段であるロツクハンドル16aが螺
着されることによつてステー15,15を任意の
位置で締め付け可能とされている。そして、ステ
ー15,15の先端部にはそれぞれクランプ17
が、前記クランプ14同様、梁3,3の延在方向
と直交して水平方向に設けられたピン17aによ
つて回動自在に取り付けられたものとなつてい
る。
一方、第1、第2の梁材3,3の各々の他端部
には、第6図ないし第8図に示すように、クラン
プ付フツク18が取り付けられることにより、上
下の踊り場F1,F2に設置された足場A,Bを
構成する、あるいは足場A,Bに取り付けられた
横架材22に固定されるようになつている。ここ
で、第2図、第3図を用いて、踊り場に設置され
る足場について簡単に説明する。足場A,Bは下
端部に高さ調節可能なジヤツキベース19を備え
た建枠20,20を相対向するように立設させる
とともに、建枠20,20の間にブレース21,
21を設けてこれらを連結支持する。そして、階
段Kに面する建枠20の所定の位置に前記クラン
プ付フツク18を取り付けるための横架材22を
固定するようにしたものである。そして、前記ク
ランプ付フツク18は、梁材3の任意の位置に締
結されるクランプ18aと、この一側面に固定さ
れた連結板18bと、この連結板18bに固定さ
れかつ横架材22に係合されるフツク18cとか
らなつており、フツク18cには脱落防止用の締
結金具18dが設けられたものとなつている。
つぎに、第9図ないし第13図を用いて前記梁
材3について説明すると、この梁材3は足場Aと
足場Bとの間の距離のほぼ半分の長さを有する単
管3aを2本平行に配設し、この単管3,3に直
交しかつその上部に一定間隔毎にアングル材で製
作した根太3b,3b,……を固定したものであ
る。単管3aと根太3bとの間には、単管3aの
軸線方向に沿つて、これに直交するように補強板
23が固定されている。そして、前記アングル材
の両端部にはアングル状の板材24,24,……
が固定されることによつて、その上部に載置され
る足場板8のガイドを形成しており、アングル材
のほぼ中央部には、第12図a,bに示すよう
に、連結部材10の貫通孔25が形成されている
とともに、その一側面にはねじ穴を前記貫通孔2
5と連通させるナツト26が固定されたものとな
つている。そして、梁材3の単管3aの一端部に
は、2つに分割された第1及び第2の梁材3,3
同士を連結するためのパイプ状のジヨイント28
が挿入されるようになつており、このジヨイント
28の端部には第13図a,bに示すようにスト
ツパー28aが固定されているとともに、所定の
位置には単管3aとジヨイント28とを固定する
ためのピン穴28bが形成されている。そして、
前記梁材3の上部に載置される足場板8は、アル
ミ製の板を梁材3とほぼ同じ長さと、約半分の幅
を有するように形成したものであり、梁材3の上
部に2枚ずつ並べて載置されるようになつてい
る。
つぎに、前記足場固定部材9について、第14
図ないし第17図を用いて説明すると、足場固定
部材9は前記足場板8の上部に載置され、前記足
場板8を前記梁3に保持させるとともに足場板8
のための滑り止めを形成するものであり、アング
ル材により製作された棒状体30を2本平行に配
設し、これに直交するようにかつ一定間隔毎にア
ングル材によつて製作された桟木31,31,…
…を固定したものである。この桟木31のほぼ中
央部には、前記梁材3の根太3bに形成された連
通孔25と対応する連結部材10の貫通孔32が
形成されている。
そして、前記桟木31の貫通孔32には、前記
梁材3の上部に足場板8と足場固定部材9とを固
定するための連結部材(本実施例においてはボル
ト)10が座金10aを介して挿通された構成と
なつている。
つぎに、第1図ないし第3図を用いて、前記構
成の階段傾斜部足場1の施工方法について簡単に
説明する。
まず、第2図に示すように、階段Kの下方の踊
り場F1に、ジヤツキベース19,19,……を
所定の形状[本実施例においては、600mm(階段
の幅方向)×1200mm(階段の延在する方向)]に設
置するとともに、その上部に建枠20,20を建
込みかつこれらをブレース21,21によつて連
結補強することにより足場Aを組み立てる。ま
た、階段Kの上方の踊り場F2にも同様にして足
場Bを設置する。そして、これら足場A,Bの階
段Kに面する建枠20の所定の位置(本実施例に
おいては、建枠20の最上段の横梁から約250mm
下方)に横架材22をそれぞれ固定する。
つぎに、階段上において、第1及び第2の梁材
3,3をジヨイント28によつて連結する。連結
する際には、梁材3,3の単管3a,3aをパイ
プ状のジヨイント28の内部に挿入した後、ピン
穴28bにピン(図示せず)を挿通することによ
り、ジヨイント28の離脱を防止する。
つぎに、予め足場A,B間の斜めのスパン長を
測定しておき、梁材3の単管3a部分の余長が足
場A内に挿入されるように、単管3a,3aの両
端部にクランプ付フツク18,18,……を取り
付ける。
つぎに、ジヨイント28によつて連結された梁
材3の両端部を、足場A,B間に架設するととも
に、その中間部(ジヨイント部)を支持部材2に
よつて支持する。梁材3,3を足場A,Bに取り
付ける際には、単管3aの端部に取り付けられた
クランプ付フツク18を横架材22,22に係合
させた後、締結金具18dによつて固定し、クラ
ンプ付フツク18が横架材22から離脱しないよ
うにする。また、第1、第2の梁材3,3の他端
部、即ち連結された梁材3,3の中間部付近を支
持する際には、まず、連結された第1、第2の梁
材3,3の中間部付近の階段上に支持部材2を立
設させるとともに、ジヤツキベース11を伸張さ
せて高さを調節した後、クランプ14を第2の梁
材3の単管3aの端部に装着する。ついで、一方
のステー15の長さ及び角度を調節することによ
り前記クランプ14の上方の梁材3にクランプ1
7を装着した後、他のステー15の長さ及び角度
を調節することにより、第1の梁材3の単管3a
の端部にクランプ17を装着する。そして、各ク
ランプを単管3a,3aに装着した後には、ロツ
クハンドル17を締め付けることによつてステー
15,15を支持部材2に固定する。
つぎに、第3図に示すように、足場A,B間に
架設された第1、第2の梁材3,3の上部に足場
板8を所定の枚数(本実施例においては、合計4
枚)設置した後、その上部に足場固定部材9,9
を設置する。その際、足場固定部材9の貫通穴3
2が2枚の足場板8,8の隙間8aを介して梁材
3の貫通孔25と一致するようにセツトする。そ
して、前記貫通孔32からボルト10を挿入して
その先端部を貫通孔25の一端部に固定されたナ
ツト26に螺着させることにより、足場板8を足
場固定部材9によつて梁材3に固定する。そうす
ることにより、足場板8の上面には桟木31,3
1,……が一定間隔毎に設けられた階段傾斜部足
場1が完成する。
つぎに、前記のようにして、施工された階段傾
斜部足場1の作用、効果について述べる。
本考案の階段傾斜部足場1は支持部材2が下端
部にジヤツキベース11を有する平行な2本の支
持部本体12と、この支持部本体12の上部にピ
ン結合されたクランプ14と、前記支持部本体1
2の中間部にステー15を介してピン結合された
クランプ17とを備えたものであるため、従来の
ように支持部材2を自立させかつ補強するために
根からみやブレース等の補強材が不要であるとと
もに、支持部材2の組立解体作業を迅速かつ容易
に行うことができる。また、ジヤツキベース11
により高さの調節を容易に行うことができるとと
もに、支持部材2の重量もそれ程重いものではな
く運搬が容易であり、かつ組み立てた際の見栄え
が良いものとなつている。また、梁材3や足場板
8を長さ方向に2分割して一端部を支持部材2に
支持させるとともに、他端部を階段の上下の踊り
場F1,F2に設置された足場A,Bに取り付け
るようにしたものであるので、足場板8や単管パ
イプ製の梁材3等の長さが短くなり組立、解体時
に建物の内部にぶつかつて壁面等の仕上面を傷付
けるようなことがないとともに、梁材3は単管パ
イプ3aと根太3bとを予め組み立ててユニツト
化したものであるので現場でのクランプによる組
立解体作業を省略することができ、かつその際使
用していたクランプの数を大幅に減らすことがで
きる。また、階段Kの傾斜に合わせて足場板の設
置角度を自由かつ容易にしかも安全に変更するこ
とが可能である。さらに、平行な棒状体30に直
行しかつこれらの間に一定間隔毎に固定された桟
木31とからなる足場固定部材9を、足場板8を
介して前記梁材3の根太3bに連結部材10によ
つて固定したものであるので、滑り止めのための
桟木(ノンスリツプ)を番線等で足場板に固定し
たり、解体したりする作業を省略できるととも
に、従来のように使用した桟木や番線等の消耗材
がなくなり、省力化を図ることができるととも
に、他の現場への部材の転用を可能とすることが
できる。このように、足場全体の組立解体作業を
迅速かつ容易に行うことができて省力化を図るこ
とができるとともに、クランプや番線等の消耗品
を減らすことができて大幅なコストダウンを実現
することができる。
つぎに、第18図ないし第20図を用いて第2
の実施例を説明する。これらの図は、前記実施例
に示した階段傾斜部足場1の上部、即ち梁材3と
その上部に固定される足場板8及び足場固定部材
9の一部分を示す図である。
これらの図において、梁材3の上部には足場板
8が載置されており、足場板8の上部にその長手
方向に一定間隔毎に桟木31,31,……が配設
されている。そして、桟木31の所定の位置には
アルミ製の足場板8を介して先端部が根太3bの
上面に固定されたナツト26に螺着されることに
より、桟木31と足場板8とを根太3bに固定す
るようにしたものである。即ち、この実施例は、
前記の実施例の足場固定部材9の変形例であり、
予め棒状体30,30に桟木31,31,……を
固定して一体化することなく、梁材3の上部に載
置された足場板8を、その上部に直接配設され、
滑り止めを形成する桟木31とこれに挿入される
連結部材10によつて梁材3に固定するようにし
たものであり、その他の部分については前記第1
の実施例と同様である。
したがつて、この第2の実施例の階段傾斜部足
場においても、前記第1の実施例と同様の作用、
効果を有する。
「考案の効果」 本考案によれば、階段の上方にその階段の傾斜
に沿つて斜めに架設する階段傾斜部足場におい
て、足場板や梁材が短くなり、その結果、組立解
体時に建物の壁等にぶつかつて仕上面を傷付ける
恐れが少なくなり、足場板に滑り止めとして取り
付ける桟木やこれを足場板に固定するための部品
等を消耗材とすることがなくなり、さらに、支持
部材を自立させ補強するためのブルース、根から
み等の部品が不要となり、その結果、足場の組立
解体作業に用いるクランプの大部分を不要とする
とともに、現場での足場の組立解体作業全体を迅
速かつ容易に行うことができる。また、足場板の
設置角度を階段の傾斜に合わせて自由かつ容易に
しかも安全に変更することが可能であり、しか
も、完成した足場は従来のものに比べて見栄えが
良いという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第17図は本考案の第1の実施例
を示すものであり、第1図は階段傾斜部足場の全
体を示す斜視図、第2図は第1図における階段傾
斜部足場の梁材を連結するところを示す斜視図、
第3図は第1図における階段傾斜部足場の梁材に
足場板と足場固定部材を設置するところを説明す
るための斜視図、第4図は支持部材の側面図、第
5図は第4図の−断面を示すものであり支持
部材の正面図、第6図はクランプ付フツクの平面
図、第7図はクランプ付フツクの正面図、第8図
はクランプ付フツクの側面図、第9図は梁材の平
面図、第10図は梁材の正面図、第11図は梁材
の側面図、第12図aは梁材の根太のほぼ中央部
分を示し、根太に形成された連結部材の貫通孔と
その一側面に設けられたナツトを示す平面図、第
12図bは第12図aの側面図、第13aは梁材
のジヨイントの正面図、第13図bは第13図a
の側面図、第14図は足場固定部材の平面図、第
15図は足場固定部材の正面図、第16図は第1
5図の側面図、第17図aは桟木のほぼ中央部を
示すものであり、連結部材が挿入された状態を示
す平面図、第17図bは第17図aの側面図、第
18図ないし第20図は第2の実施例を示すもの
であり、第18図は梁材の上部に固定された足場
板と桟木とを示す平面図、第19図は第18図の
正面図、第20図は梁材に足場板と足場固定部材
とを連結部材で固定した状態を示す一部断面をし
た側面の拡大図、第21図は従来の技術を示すも
のであり、階段に設置された傾斜部足場の斜視図
である。 K……階段、F1……下方の踊り場、F2……
上方の踊り場、1……階段傾斜部足場、2……支
持部材、3……梁材、3a……単管、3b……根
太、8……足場板、9……足場固定部材、10…
…連結部材(ボルト)、11,19……ジヤツキ
ベース、12……支持部本体、14,17……ク
ランプ、15……ステー、16……固定部材(ロ
ツクハンドル)、18……クランプ付フツク、2
6……ねじ穴(ナツト)、28……ジヨイント、
30……棒状体、31……桟木。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 階段の上方に、ほぼ該階段の傾斜に合わせて
    斜めに設置される階段傾斜部足場であつて、 ジヨイントを介して長手方向に接続・分割可
    能とされ、階段の上下の踊り場にそれぞれ設置
    された足場間に前記階段の傾斜とほぼ平行に設
    けられた梁材と、 階段の途中に前記梁材を支持すべく自立可能
    かつ高さ調整可能に立設され、中間部に前記梁
    材の延在方向と直交する水平軸回りに回動可能
    かつ自身の長手方向に摺動可能なステーを有し
    た支持部本体、および該支持部本体の上端に前
    記ステーの回動方向と同一方向に回動自在に設
    けられたクランプ、および前記ステーの先端部
    に該ステーの回動方向と同一方向に回動自在に
    設けられたクランプを備えた支持部材と、 前記梁材の上部に載置された足場板と、 該足場板の上面より突出して滑り止めを兼ね
    た足場固定部材と、 これら足場板および足場固定部材を前記梁材
    に固定する連結手段と、 を備えて成ることを特徴とする階段傾斜部足
    場。 (2) 前記梁材が平行な単管とその上部に一定間隔
    毎に固定された根太とからなり、前記根太の所
    定の位置には前記連結部材が螺合するねじ穴が
    設けられていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の階段傾斜部足場。 (3) 前記足場固定部材が平行な棒状体とこれらの
    間に一定間隔毎に固定された桟木とからなり、
    前記桟木の所定の位置には、前記連結部材の貫
    通孔が形成されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の階段傾斜部足
    場。 (4) 前記足場固定部材が前記足場板の上部に一定
    間隔毎に配設されるとともに、連結部材によつ
    て前記足場板を介して梁材に固定される複数の
    桟木であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の階段傾斜部足場。
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JPH0810126Y2 (ja) * 1989-12-28 1996-03-27 住金鋼材工業株式会社 折り畳み可能な階段室内足場

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JPS6053952B2 (ja) * 1976-11-22 1985-11-28 ベ−・テ−・エス・システムエントウイツクルングス・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング 聴視再生装置

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JPS6053952U (ja) * 1983-09-21 1985-04-16 株式会社大林組 階段用足場枠

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JPS6378642U (ja) 1988-05-25

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