JPH0315658Y2 - - Google Patents

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JPH0315658Y2
JPH0315658Y2 JP1986188645U JP18864586U JPH0315658Y2 JP H0315658 Y2 JPH0315658 Y2 JP H0315658Y2 JP 1986188645 U JP1986188645 U JP 1986188645U JP 18864586 U JP18864586 U JP 18864586U JP H0315658 Y2 JPH0315658 Y2 JP H0315658Y2
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JP
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water
drainage
resin sheet
drain
soluble resin
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JP1986188645U
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JPS6395779U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、クリーンルーム等室外空気の流通を
防止すべき室内の排水口に設けられる排水器具に
関する。
〈従来の技術〉 クリーンルームのように内部で水を使用するこ
とが希な室においても、非常時の排水の為に排水
口が設けられている。しかし室内空気の温、湿度
を一定に保つ必要から、この排水口及びそれに連
設された排水管を通して室外空気が流通すること
を防止しなければならない。
そこで従来の排水器具では、例えば第5図の概
略図に示す様に、室R内の排水口2に連設された
排水管3の途中にU字形のトラツプ4を設け、そ
の封水Wによつて室外空気の流通を遮断してい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが長期間排水が無い場合には、封水Wが
蒸発や気圧の変動により無くなつてトラツプ4が
開通し室外空気が室R内へ流入してしまう。その
為タイマーTにより自動開閉する電磁弁Vを取付
けた給水管5により、トラツプ4に定期的に封水
Wを送り補充していた。
上述の如く、従来の排水器具は各種の付加設備
を要し、従つて設備コストが高く、しかもメンテ
ナンスが繁雑であつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決すべく案出したもの
で、即ち排水金具に水溶性樹脂シートの周縁を気
密且つ着脱可能に定着して成り、該排水金具を前
記排水口に気密に取付けた排水器具である。
〈作用〉 そしてこの排水器具により、該排水口は常時は
封止され、排水時には水溶性樹脂シートが排水に
より溶けて自然に開封される。又排水終了後には
水溶性樹脂シートは新しいものと交換できる。
〈実施例〉 以下図面に基づいて本考案による実施例を説明
する。
第1図は排水口に設置された本考案の排水器具
の概略断面図、第2図はその一部切欠平面図であ
る。図で示す様に排水器具1は、室内の床Fに設
けられた排水口2に、床Fに埋設された状態で設
置されている。そして排水器具1の下部は排水管
3に連通している。この排水器具1は、輪状の排
水金具11に水溶性樹脂シート12の周縁を気密
且つ着脱可能に定着して成り、その排水金具11
を排水口2に気密に取付けている。更に水溶性樹
脂シート12の排水金具11への定着の形態を説
明すれば、排水金具11の内壁に形成された取付
段部11aと該取付段部11aに略ぴつたりと嵌
合する輪状の止めリング13とにより水溶性樹脂
シート12の周縁を挟着している。又、止めリン
グ13には、その内壁の相対する部分に取つ手1
3aが架設されていて、この取つ手13aをつか
めば止めリング13の着脱、従つて水溶性樹脂シ
ート12の着脱が容易に行える。
更に排水金具11には、止めリング13の上側
にストレーナ14を載置し水溶性樹脂シート12
を保護している。
上記排水器具1により排水口2は常時、即ち排
水を要さない時には封止され空気の流通が遮断さ
れる。又排水時には、水溶性樹脂シート12が排
水によつて溶けて孔があくことにより、自然に排
水口2が開封して排水が行われる。そして排水終
了後に、上述の如く排水金具11から止めリング
13を取外して水溶性樹脂シート12を新しいも
のと交換し、再び排水口2を封止する。
次に、第3図の概略断面図と第4図の見上げ図
により本考案の他の実施例を説明する。
図で示す様に本実施例では、水溶性樹脂シート
12の周縁をストレーナ14と固定リング15に
よりネジ16,16…を用いて気密に挟着し、そ
れを排水金具11の取付段部11aに載置してい
る。従つて水溶性樹脂シート12の周縁は排水金
具11に着脱可能に定着され、しかも固定リング
15の底面と取付段部11aとは密着する為気密
に定着される。
〈考案の効果〉 以上述べた様に本考案による排水器具によれ
ば、構造が単純であるとともに付加設備も必要と
しない為、設備コストが低減され且つ場所も全く
取らない。更に排水器具が肉視できる為メンテナ
ンスが容易でしかも確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の排水器具の概略断面図、第
2図は、第1図の一部切欠平面図、第3図は、本
考案の他の実施例を示す概略断面図、第4図は、
第3図の見上げ図、第5図は、従来の排水器具の
概略図である。 1……排水器具、11……排水金具、12……
水溶性樹脂シート、2……排水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内の床に設けられた排水口に設置される排水
    器具において、排水金具に水溶性樹脂シートの周
    縁を気密且つ着脱可能に定着して成り、該排水金
    具を前記排水口に気密に取付けたことを特徴とす
    る排水器具。
JP1986188645U 1986-12-08 1986-12-08 Expired JPH0315658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986188645U JPH0315658Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

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JP1986188645U JPH0315658Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

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Publication Number Publication Date
JPS6395779U JPS6395779U (ja) 1988-06-21
JPH0315658Y2 true JPH0315658Y2 (ja) 1991-04-04

Family

ID=31140201

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JP1986188645U Expired JPH0315658Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08

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JP (1) JPH0315658Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061420A (ja) * 1973-10-02 1975-05-27
JPS5615926U (ja) * 1979-07-18 1981-02-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061420A (ja) * 1973-10-02 1975-05-27
JPS5615926U (ja) * 1979-07-18 1981-02-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6395779U (ja) 1988-06-21

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