JPS6242014Y2 - - Google Patents

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JPS6242014Y2
JPS6242014Y2 JP18275783U JP18275783U JPS6242014Y2 JP S6242014 Y2 JPS6242014 Y2 JP S6242014Y2 JP 18275783 U JP18275783 U JP 18275783U JP 18275783 U JP18275783 U JP 18275783U JP S6242014 Y2 JPS6242014 Y2 JP S6242014Y2
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JP
Japan
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plate
drain port
pipe
flow path
water
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Application number
JP18275783U
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JPS6087938U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、造営物の外壁に突設されるバルコニ
ーにおいて雨水などを排水するバルコニーの排水
構造に関するものである。
[背景技術] 一般に、バルコニーからの排水にあたつては、
第1図に示すように、強化プラスチツクのような
材料を用いて上方に開放された薄箱状に形成され
たプレート9の一所に排水口10を設け、この排
水口10に排水管11を接続してプレート9から
の排水を行なうようにしている。通常、この種の
バルコニーは階上に設けられるものであるから、
外壁1とプレート9との取付部で施工が不良であ
つたり、排水口10と排水管11との接続部や排
水管11そのものが老朽化したりすると、天井に
漏水して天井下地や天井仕上を傷めるという問題
がある。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、漏水を防止して排
水できるようにしたバルコニーの排水構造を提供
することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案に係るバルコニーの排水構造は、上方に
開放された薄箱状の第1プレートと、上方に開放
された薄箱状であつて第1プレート内に収容され
るとともに少なくとも下面の一部が第1プレート
の上面から離間して第1プレートとの間に流路を
形成する第2プレートと、内管および内管よりも
径が大きい外管よりなり内管と外管との間および
内管内にそれぞれ流路が形成される二重管とを具
備し、第1プレートと第2プレートとは造営物の
外壁から突出する形で外壁に取り付けられ、第1
プレートの一所に形成された第1排水口に内管が
連通するとともに第2プレートにおいて第1プレ
ートと第2プレートとの間に流路に連通する一所
に形成された第2排水口に外管が連通して成るも
のであり、第1プレート上に第2プレートを重ね
てバルコニーを2重構造に形成することにより、
第2プレートが割れて漏水しても第1プレートで
その水を受けることができるようにしたものであ
る。
(実施例) 第2図に示すように、造営物の外壁1から突出
する形で第1プレート2と第2プレート3とが取
り付けられる。第1プレート2は鉄のような金属
板により上方に開放された薄箱状に形成されてお
り、また第2プレート3は強化プラスチツクによ
り第1プレート2と同様に上方に開放された薄箱
状に形成される。第2プレート3は第1プレート
2内に収められているのであつて、第1プレート
2の上面と第2プレート2の一部の下面とは上下
に離間して流路を形成する。第1プレート2の一
所には第1排水口4が開口し、また第2プレート
3の周部には凹溝15が形成されており、凹溝1
5の一所には第1排水口4に対応して第1排水口
4よりも径の小さい第2排水口8が開口する。第
2排水口8には目皿16が配設され、ごみを漉し
取るようになつている。第1排水口4と第2排水
口8とにはそれぞれ二重管5の外管6と内管7と
が接続される。すなわち、二重管5は外管6と外
管6よりも径の小さい内管7とよりなり、外管6
と内管7との間の流路は第1排水口4に連通し、
内管7内の流路は第2排水口8に連通する。第1
排水口4には形で排水スリーブ17が取着されて
おり、排水スリーブ17は上端部にフランジ18
を有し、その下部に設けた雄ねじ部19に螺合す
るナツトリング20とフランジ18との間に第1
排水口4の開口周縁を挟装することにより、第1
プレート2に固定されるようになつている。二重
管5の外管6は排水スリーブ17の下端部に連結
される。
以上の構成により、第2プレート3にひびが入
つたり、第2プレート3と外壁1との接続部の施
工が不良であつたり、あるいはまた、第2排水口
8と内管7との接続部の接続不良、二重管5の老
朽化などの原因で第2プレート3から漏水するこ
とがあつても、第1プレート2により水を受ける
ことができるのであり、外管6と内管7との間の
流路を通して排水することができるから、天井な
どに漏水することが防止できるのである。
[考案の効果] 本発明は上述のように、上方に開放された薄箱
状の第1プレートと、上方に開放された薄箱状で
あつて第1プレート内に収容されるとともに少な
くとも下面の一部が第1プレートの上面から離間
して第1プレートとの間に流路を形成する第2プ
レートと、内管および内管よりも径が大きい外管
よりなり内管と外管との間および内管内にそれぞ
れ流路が形成される二重管とを具備し、第1プレ
ートと第2プレートとは造営物の外壁から突出す
る形で外壁に取り付けられ、第1プレートの一所
に形成された第1排水口に内管が連通するととも
に第2プレートにおいて第1プレートと第2プレ
ートとの間の流路に連通する一所に形成された第
2排水口に外管が連通して成るものであり、第1
プレート上に第2プレートを重ねてバルコニーを
2重構造に形成しているので、第2プレートにひ
びが入つたり第2プレートと外壁との接続部の施
工状態が不良であつても漏水した水を第1プレー
トで受けることができ天井などに漏水することが
ないという利点を有する。また、二重管により排
水するから、第2プレートに連通する内管が損傷
しても外管が損傷しないかぎり外部への漏水が防
止できるのであり、内管と第2プレートとの接続
部の損傷や内管の老朽化によつて内管から漏水し
ても天井などに漏水することがないという利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す概略断面図、第2図は本
考案の一実施例を示す概略断面図、第3図は同上
の部分分解斜視図である。 1は外壁、2は第1プレート、3は第2プレー
ト、4は第1排水口、5は二重管、6は外管、7
は内管、8は第2排水口である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に開放された薄箱状の第1プレートと、上
    方に開放された薄箱状であつて第1プレート内に
    収容されるとともに少なくとも下面の一部が第1
    プレートの上面から離間して第1プレートとの間
    に流路を形成する第2プレートと、内管および内
    管よりも径が大きい外管よりなり内管と外管との
    間および内管内にそれぞれ流路が形成される二重
    管とを具備し、第1プレートと第2プレートとは
    造営物の外壁から突出する形で外壁に取り付けら
    れ、第1プレートの一所に形成された第1排水口
    に内管が連通するとともに第2プレートにおいて
    第1プレートと第2プレートとの間の流路に連通
    する一所に形成された第2排水口に外管が連通し
    て成るバルコニーの排水構造。
JP18275783U 1983-11-25 1983-11-25 バルコニ−の排水構造 Granted JPS6087938U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18275783U JPS6087938U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 バルコニ−の排水構造

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JP18275783U JPS6087938U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 バルコニ−の排水構造

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Publication Number Publication Date
JPS6087938U JPS6087938U (ja) 1985-06-17
JPS6242014Y2 true JPS6242014Y2 (ja) 1987-10-28

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ID=30395704

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18275783U Granted JPS6087938U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 バルコニ−の排水構造

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JPS6087938U (ja) 1985-06-17

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