JPS6113621Y2 - - Google Patents

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JPS6113621Y2
JPS6113621Y2 JP10296881U JP10296881U JPS6113621Y2 JP S6113621 Y2 JPS6113621 Y2 JP S6113621Y2 JP 10296881 U JP10296881 U JP 10296881U JP 10296881 U JP10296881 U JP 10296881U JP S6113621 Y2 JPS6113621 Y2 JP S6113621Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
drain
water receiver
eaves gutter
lid
bottom plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP10296881U
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English (en)
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JPS589427U (ja
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Publication date
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Priority to JP10296881U priority Critical patent/JPS589427U/ja
Publication of JPS589427U publication Critical patent/JPS589427U/ja
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Publication of JPS6113621Y2 publication Critical patent/JPS6113621Y2/ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軒樋の排水口に装着されるドレンに関
する。
(従来の技術) 従来、軒樋に用いられるドレンとしては、例え
ば実開昭55−86823号公報に記載されたもの(第
3図参照)のように、軒樋A′の底板1′に略長円
形の排水口2′が設けられ、上端開口部から外側
に鍔縁6′が設けられた上短筒体4′が該排水口
2′に挿入され、該鍔縁6′が該排水口2′に係止
され、上短筒体4′の下部には下短筒体8′が接続
され、該下短筒体8′は透孔10′を有する椀杆の
水受体11′と複数個の腕杆12′によつて一体と
なされ、水受体11′の下部に排水管接続筒1
3′が設けられたもの等がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものにあつては、水
受体の下部に接続される排水管内の排気を行う工
夫がなされていないため、排水量が多いとき、排
水管内に入り込んだ空気によつて排水が円滑に行
われないといつた問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案のドレンは、上下両端が開口される軒樋
の底板に形成された排水口の下面に設けられる水
受体と、上面略中央部に排気口を有し上面適所に
排水口が設けられる前記軒樋の排水口上面に設け
られる蓋体とが、この蓋体の排気口と前記水受体
とに貫挿された円筒状の止め棒より前記軒樋の底
板を介して連結され、前記水受体の下端に接続さ
れる排水管の内部空気と前記軒樋の内部空気とが
前記止め棒より連通されるようになされたもので
ある。
(作用) 排水口から水とともに排水管内に入り込んだ空
気は、水受体と蓋体とを連結している円筒状の止
め棒を通じて排気され、これにより排水が円滑に
行われる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は本考案に係るドレンの構成を示す分解
斜視図である。
このドレンは、蓋体1と、水受体3と、これら
蓋体1と水受体3とを連結する止め棒2および止
め具4とから構成されている。
蓋体1は、長円形状の板体11の下面に、横断
面形状が板体11と略相似形状の短筒号12が垂
下されるとともに、板体11の略中央部に排気口
111が設けられ、さらにこの排気口111を挾
んで長軸方向に2つの排水口112,112が並
設されたもので、排水口112,112には網体
113,113がそれぞれ冠着されている。
水受体3は、上端開口部32が上記蓋体1の短
筒体12の外形状と略同形状(長円形状)に形成
されその周縁に鍔縁34が設けられた短筒体31
1と、この短筒部311の下端に連設されたロー
ト状部312とからなり、これら短筒部311と
ロート状部312とで水受部31が構成されたも
のである。
止め棒2は上端および下端が開放された円筒状
のものであつて、上端部が前記蓋体1の板体11
の上面から突出するよう排気口111に挿通され
るとともにこの排気口111の部分で板体11に
固定されており、下端部外周には雄ネジ21が刻
設されている。
止め具4は、上記止め棒2の下端部に螺嵌され
るものであつて、前記水受体3のロート状部31
2の下端周縁部と当接する環状体43と、この環
状体43の中心にリブ42……を介して取り付け
られたナツト部41とから構成されている。
次にこのようになるドレンを軒樋に装着する手
順について第2図を参照して説明する。
まず、軒樋5の底板51にドレンの蓋体1の短
筒部12と略同形状の(長円形状)の排水口をそ
の長軸が軒樋5の長手方向に沿うように形成す
る。次に、軒樋5の底板51に形成された排水口
の下面に水受体3の上端開口部32を合わせ、軒
樋5の上方から蓋体1の短筒部12を水受体3の
短筒部13内に挿入するとともに止め棒2を水受
体3内に挿通して蓋体1の下面外周縁部と水受体
3の鍔部34とで軒樋5の底板51を挾持する。
そして、水受体3の下端開口部から突出た止め棒
2の下端部に止め具4を螺嵌し、この止め具4を
締め付けて蓋体1と水受体3とを連結固定し、作
業を完了する。この後、水受体3の下端に竪樋等
の排水管(図示せず)を接続する。
なお、蓋体1および水受体3の短筒部311の
形状は、上記した実施例において説明したように
必ずしも長円形状に限定されるものではないが、
長円形(楕円形)もしくは長方形とすれば、軒樋
5が第2図に示すように底板51と両側壁52,
52との隅角部に長手方向に沿うリブを有するも
のであつてもそのリブに関係なくドレンの大型化
が図れ、大量の雨水を排水することができる。ま
た、上記実施例では止め棒2を蓋体1の排気口1
11に固定し、水受体3の下端開口部から突出し
た下端部に止め具4を螺着することにより蓋体1
と水受体3とを連結しているが、これに限定され
るものではなく、図示はしないが、下端部に止め
具を固着した止め棒2を水受体3の下端開口部か
ら蓋体1の排気口111に貫挿し、蓋体1の上面
でナツト等より締め付け固定するようにしてもよ
い。さらに、止め棒2の上端部は必ずしも蓋体1
の上面から突出させる必要はないが、突出してい
れば止め棒2内に雨水が入りにくいので、排気が
円滑に行われ好適である。
(考案の効果) 本考案のドレンは、上下両端が開口され軒樋の
底板に形成された排水口の下面に設けられる水受
体と、上面略中央部に排気口を有し上面適所に排
水口が設けられ前記軒樋の排水口上面に設けられ
る蓋体とが、この蓋体の排気口と前記水受体とに
貫挿された円筒状の止め棒により前記軒樋の底板
を介して連結され、前記水受体の下端開口に接続
される排水管の内部空間と前記軒樋の内部空間と
が前記止め棒により連通されるようになされたも
のであるから、水受体の下端に接続される排水管
内の排気を止め棒により行つつ、雨水を排水する
ことができ、大量の雨水を円滑に排水することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドレンの一実施例を示す
分解斜視図、第2図は第1図に示すドレンの使用
態様を示す一部切欠斜視図、第3図は従来のドレ
ンを示す中央縦断面図である。 1……蓋体、111……排気口、112……排
水口、2……止め棒、3……水受体、5……軒
樋、51……底板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上下両端が開口され軒樋の底板に形成された
    排水口の下面に設けられる水受体と、上面略中
    央部に排気口を有し上面適所に排水口が設けら
    れ前記軒樋の排水口上面に設けられる蓋体と
    が、この蓋体の排気口と前記水受体とに貫挿さ
    れた円筒状の止め棒により前記軒樋の底板を介
    して連結され、前記水受体の下端に接続される
    排水管の内部空間と前記軒樋の内部空間とが前
    記止め棒により連通されるようになされたドレ
    ン。 2 水受体の上端開口と蓋体とがともに長円形も
    しくは長方形となされたものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のドレン。 3 止め棒の上端部が蓋体の上面より上方に突き
    出されたものである実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項に記載のドレン。
JP10296881U 1981-07-10 1981-07-10 ドレン Granted JPS589427U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10296881U JPS589427U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ドレン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296881U JPS589427U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ドレン

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Publication Number Publication Date
JPS589427U JPS589427U (ja) 1983-01-21
JPS6113621Y2 true JPS6113621Y2 (ja) 1986-04-26

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ID=29897598

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JP10296881U Granted JPS589427U (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ドレン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134374U (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 株式会社富士通ゼネラル テレビ受信機

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Publication number Publication date
JPS589427U (ja) 1983-01-21

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