JPH0125231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125231Y2 JPH0125231Y2 JP2014784U JP2014784U JPH0125231Y2 JP H0125231 Y2 JPH0125231 Y2 JP H0125231Y2 JP 2014784 U JP2014784 U JP 2014784U JP 2014784 U JP2014784 U JP 2014784U JP H0125231 Y2 JPH0125231 Y2 JP H0125231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil drain
- oil
- cylinder
- bottom plate
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排油装置に関するものである。
従来、食堂等の調理場において、ガスレンジ等
の上方には煙突と連通連設した天蓋を配し、同天
蓋を介してガスレンジ等にて炊事した際に発生す
る煙等を外部へ排出せしめており、この際、煙と
共に飛散して同天蓋内壁に付着した油が、同天蓋
を伝つて落下するのを回避すべく、天蓋下端縁に
は排油樋を設けているが、同排油樋中に油溜りが
生起すると共に、同排油樋中にて油が固化するこ
とより、同油が固化、さらには、排油樋よりオー
バーフローするのを回避すべく、同排油樋に排油
バルブを設けて、同バルブを介して排油作業を行
うようにしているものの、同バルブの上端面と排
油樋の底板とが面一状態となつていないことよ
り、同バルブが充分に油抜き機能を果さず、油溜
りの問題が完全には解消されていなかつた。
の上方には煙突と連通連設した天蓋を配し、同天
蓋を介してガスレンジ等にて炊事した際に発生す
る煙等を外部へ排出せしめており、この際、煙と
共に飛散して同天蓋内壁に付着した油が、同天蓋
を伝つて落下するのを回避すべく、天蓋下端縁に
は排油樋を設けているが、同排油樋中に油溜りが
生起すると共に、同排油樋中にて油が固化するこ
とより、同油が固化、さらには、排油樋よりオー
バーフローするのを回避すべく、同排油樋に排油
バルブを設けて、同バルブを介して排油作業を行
うようにしているものの、同バルブの上端面と排
油樋の底板とが面一状態となつていないことよ
り、同バルブが充分に油抜き機能を果さず、油溜
りの問題が完全には解消されていなかつた。
本考案では、排油樋の底板に取付けた排油装置
の上端面と同底板を面一状態となるべく構成する
ことにより、油溜りの問題を一挙に解消すること
のできる排油装置を提供せんとするものである。
の上端面と同底板を面一状態となるべく構成する
ことにより、油溜りの問題を一挙に解消すること
のできる排油装置を提供せんとするものである。
本考案の実施例を図面にもとづき詳細に説明す
ると、Aは排油装置を示しており、同装置Aは、
天蓋B下端縁に設けた排油樋bの底板b−1に取
付けているものであり、同底板b−1に排油装置
用の孔Hを穿設し、同孔Hに排油筒体1を嵌入し
て、同筒体1の上端1−1と底板b−1とを面一
状態にすると共に、同上端面1−1の左右端部に
鍔体2を、同上端面1−1より張出し状に連設
し、同鍔体2にて排油筒体1を排油樋bの底板b
−1に垂下せしめると共に、排油筒体1の外周に
螺着した締付けナツト3と、同鍔体2との間に底
板b−1を挾着して、排油筒体1を底板b−1に
支持固定すべく構成しており、しかも、同筒体1
中には、天井閉塞状4−2の筒状バルブ4を筒体
上部開口部5で閉塞自在に螺嵌し、同バルブ4上
部の外周と、排油筒体1内周との間には一定の間
隙Sを形成すると共に、同バルブ4の上部外周壁
には横方向に十字状の排油孔6を穿設し、筒状バ
ルブ4を螺転降下操作することにより、間隙Sを
介して筒体上部開口部5と、排油孔6とを連通可
能に構成している。
ると、Aは排油装置を示しており、同装置Aは、
天蓋B下端縁に設けた排油樋bの底板b−1に取
付けているものであり、同底板b−1に排油装置
用の孔Hを穿設し、同孔Hに排油筒体1を嵌入し
て、同筒体1の上端1−1と底板b−1とを面一
状態にすると共に、同上端面1−1の左右端部に
鍔体2を、同上端面1−1より張出し状に連設
し、同鍔体2にて排油筒体1を排油樋bの底板b
−1に垂下せしめると共に、排油筒体1の外周に
螺着した締付けナツト3と、同鍔体2との間に底
板b−1を挾着して、排油筒体1を底板b−1に
支持固定すべく構成しており、しかも、同筒体1
中には、天井閉塞状4−2の筒状バルブ4を筒体
上部開口部5で閉塞自在に螺嵌し、同バルブ4上
部の外周と、排油筒体1内周との間には一定の間
隙Sを形成すると共に、同バルブ4の上部外周壁
には横方向に十字状の排油孔6を穿設し、筒状バ
ルブ4を螺転降下操作することにより、間隙Sを
介して筒体上部開口部5と、排油孔6とを連通可
能に構成している。
そして、筒状バルブ4の下部には螺転用鍔部7
を張出し状に連設し、同鍔部7下方に位置する同
バルブ4を排油管嵌合部4−1として、同嵌合部
4−1に排油管Pの基端を嵌着すべく構成してい
る。
を張出し状に連設し、同鍔部7下方に位置する同
バルブ4を排油管嵌合部4−1として、同嵌合部
4−1に排油管Pの基端を嵌着すべく構成してい
る。
8は上部シール部材であり、9は下部シール部
材で、同シール部材8,9は筒状バルブ4の排油
孔の上下部位置に各々設けているものである。
材で、同シール部材8,9は筒状バルブ4の排油
孔の上下部位置に各々設けているものである。
10は、締付けナツト3の上端内周凹部3−1
に嵌装した大径シール部材である。
に嵌装した大径シール部材である。
図中、Cは煙突、Dはガスレンジ、そして、E
は排油収納器を各々示している。
は排油収納器を各々示している。
第6図、第7図は、他の実施例としての排油装
置Mを示しており、同装置Mは、排油筒体11の
下半部11−1を筒状バルブ12の排油管嵌合部
12−1とほぼ同一外径に形成して、排油管P′の
基端を同下半部11−1外周面まで嵌着すべく構
成している。
置Mを示しており、同装置Mは、排油筒体11の
下半部11−1を筒状バルブ12の排油管嵌合部
12−1とほぼ同一外径に形成して、排油管P′の
基端を同下半部11−1外周面まで嵌着すべく構
成している。
従つて、排油の排出作業を行う際には、排油管
P′基端部を嵌着している排油管嵌合部12−1を
指先で挾圧すると共に螺転して、筒状バルブ12
を降下せしめればよいものであり、この際、同バ
ルブ12のネジ部12−2外周面より漏出した排
油も、外方を排油管P′により囲繞されていること
より、外部に漏出することなく排油管P′を介して
確実に排油収納器E等へ排出されるものである。
P′基端部を嵌着している排油管嵌合部12−1を
指先で挾圧すると共に螺転して、筒状バルブ12
を降下せしめればよいものであり、この際、同バ
ルブ12のネジ部12−2外周面より漏出した排
油も、外方を排油管P′により囲繞されていること
より、外部に漏出することなく排油管P′を介して
確実に排油収納器E等へ排出されるものである。
本考案の実施例は上記のように構成されている
ものであり、ガスレンジDにて炊事した際には、
天蓋Bの排油樋bに溜つた油を定期的に排油装置
Aを介して排出すればよいものであり、同装置A
の操作は、排油筒体1に設けた螺転用鍔部7を螺
転して、筒状バルブ4を降下せしめ、上部シール
部材8を介して閉塞されている間隙Sを解放せし
めると共に、同間隙Sを介して筒体上部開口部5
と排油孔6とを連通状態とすることにより、同筒
体1下端より排油管Pを介して排油収納器E中に
排油を排出せしめることができるものであり、こ
の際、筒体1の上端面1−1と排油樋bの底板b
−1とが面一状態となつていることより、排油は
円滑、かつ、確実に同装置Aを介して排出される
ものである。また、常時筒体上部開口部5と排油
孔6とを連通状態としておけば、排油は排油管P
を介して随時排油収納器E中に収納せられるもの
である。
ものであり、ガスレンジDにて炊事した際には、
天蓋Bの排油樋bに溜つた油を定期的に排油装置
Aを介して排出すればよいものであり、同装置A
の操作は、排油筒体1に設けた螺転用鍔部7を螺
転して、筒状バルブ4を降下せしめ、上部シール
部材8を介して閉塞されている間隙Sを解放せし
めると共に、同間隙Sを介して筒体上部開口部5
と排油孔6とを連通状態とすることにより、同筒
体1下端より排油管Pを介して排油収納器E中に
排油を排出せしめることができるものであり、こ
の際、筒体1の上端面1−1と排油樋bの底板b
−1とが面一状態となつていることより、排油は
円滑、かつ、確実に同装置Aを介して排出される
ものである。また、常時筒体上部開口部5と排油
孔6とを連通状態としておけば、排油は排油管P
を介して随時排油収納器E中に収納せられるもの
である。
本考案によれば、上記のように構成しているた
めに、構造簡易にして円滑、かつ、確実に油抜き
がなされると共に、同油抜き作業も迅速、かつ、
簡便に行うことができるという効果がある。
めに、構造簡易にして円滑、かつ、確実に油抜き
がなされると共に、同油抜き作業も迅速、かつ、
簡便に行うことができるという効果がある。
第1図は、本考案による排油装置の使用状態説
明図。第2図は、同要部の斜視図、第3図は、第
2図の−線矢視図、第4図は、第3図の−
線矢視図、第5図は、同要部の断面図、第6図
は、他の実施例としての排油装置の断面図。第7
図は、同排油装置の側面図。 A:排油装置、B:天蓋、b:排油樋、b−
1:底板、1:排油筒体、2:鍔体、3:締付け
ナツト、4:筒状バルブ、5:筒体上部開口部、
6:排油孔。
明図。第2図は、同要部の斜視図、第3図は、第
2図の−線矢視図、第4図は、第3図の−
線矢視図、第5図は、同要部の断面図、第6図
は、他の実施例としての排油装置の断面図。第7
図は、同排油装置の側面図。 A:排油装置、B:天蓋、b:排油樋、b−
1:底板、1:排油筒体、2:鍔体、3:締付け
ナツト、4:筒状バルブ、5:筒体上部開口部、
6:排油孔。
Claims (1)
- 排油樋bの底板b−1に排油装置用の孔Hを穿
設し、同孔Hに排油筒体1を嵌入して、同筒体1
の上端面1−1と排油樋bの底板b−1とを面一
状態にすると共に、同筒体1の上端面1−1の左
右端部に鍔体2を、上端面1−1より張出し状に
連設し、同鍔体2にて排油筒体1を排油樋bの底
板b−1に垂下せしめると共に、排油筒体1の外
周に螺着した締付ナツト3と、同鍔体2との間に
底板b−1を挾着して、排油筒体1を排油樋bの
底板b−1に支持固定し、しかも、同筒体1中に
は、天井閉塞状4−2の筒状バルブ4を筒体上部
開口部5で閉塞自在に螺嵌し、同バルブ4上部の
外周と、排油筒体1内周との間には一定の間隙S
を形成すると共に、同バルブ4の上部外周壁には
横方向に排油孔6を穿設し、筒状バルブ4を螺転
降下操作することにより、間隙Sを介して筒体上
部開口部5と、排油孔6とを連通可能に構成して
なる排油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014784U JPS60133313U (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | 排油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014784U JPS60133313U (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | 排油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133313U JPS60133313U (ja) | 1985-09-05 |
JPH0125231Y2 true JPH0125231Y2 (ja) | 1989-07-28 |
Family
ID=30510362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014784U Granted JPS60133313U (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | 排油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133313U (ja) |
-
1984
- 1984-02-14 JP JP2014784U patent/JPS60133313U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133313U (ja) | 1985-09-05 |