JPS628709Y2 - - Google Patents

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JPS628709Y2
JPS628709Y2 JP8892580U JP8892580U JPS628709Y2 JP S628709 Y2 JPS628709 Y2 JP S628709Y2 JP 8892580 U JP8892580 U JP 8892580U JP 8892580 U JP8892580 U JP 8892580U JP S628709 Y2 JPS628709 Y2 JP S628709Y2
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box
wall
discharge pipe
water
frame
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JP8892580U
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は、温水暖房システム等において、温水
循環回路接続用の流路接続具、所謂、給湯用ボツ
クスバルブに関するものであり、特に、端末器具
近傍の室内壁面に埋設されるこの種ボツクスバル
ブにおける接続部からの漏水や結露水が壁面に侵
入することを防止しようとするものである。
(従来技術) 給湯用ボツクスバルブからの漏水、あるいは、
このバルブ本体に生じる結露水をボツクスバルブ
のボツクスから外部に導き出すようにしたもの
を、すでに、実願昭55−29545号として提案し
た。
このものは、第4図、第5図の如く、バルブ本
体1を収容するボツクス2を壁面に埋設し、この
ボツクスの室内側の開放端を室内壁面に添設した
開閉自在の蓋板31によつて閉塞するようにした
ものであり、前記ボツクス2の下壁16前縁の中
央部以外の部分に立ち上り部18を設け、蓋板支
持用の枠体28の下端部に取り付けた受皿22を
前記した壁の下方に配設し、さらに、この受皿2
2に連通させ且枠体28を貫通させた排出管27
をこの枠体28の下端に設けた構成となつてい
る。
このものでは、バルブ本体1の接続部からの漏
水や、このバルブ本体1に生じる結露水は、ボツ
クス2の下壁16に滴下したあと、受皿22に貯
溜され、排出管27を介して室内側に排出される
から、上記した漏水や結露水が壁3に侵入するこ
とが大幅に少なくなる。
ところが、この先行例のものでは、上記漏水や
結露水が受皿22から排出管27を介して排出さ
れるときその一部が排出管27の外壁を伝つて壁
の室内側表面に浸み込む不都合がある。
これは、排出管27も開放端から排出される水
が、その表面張力によつて、水平方向に取付姿勢
となるこの排出管27の外壁下縁に移動するから
である。
(技術的課題) 本考案は、上記した点に鑑みて成されたもので
あり、〓室内側に開放させたボツクス2内にバル
ブ本体1を設けて、このボツクス2の開放端側か
ら端末器具側の接続具を接続し、枠体28によつ
て支持された蓋板31を壁3の表面に添設してボ
ツクス2の開放部を開閉自在に閉鎖し、ボツクス
2の下壁16の前縁から、漏水や結露水をこの下
壁16の下方に設けた受皿22に排出するように
したもの〓において、前記漏水等の壁3内への侵
入を確実に防止することをその技術的課題とす
る。
(技術的手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、〓排出管27を壁3の室内側表
面に添設する枠体28の下辺部に形成した透孔2
9に貫通させ、枠体28の裏面側における前記透
孔29の周縁を受皿22の全面に密接させ、透孔
29の下方の枠体28の下縁から舌片32を斜め
下方に突出させるとともにこの舌片32を排出管
27の下方域より広い範囲に亙つて配設した〓こ
とである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
バルブ本体1からの漏水や結露水は、受皿22
内に貯溜したあと、この貯溜水は排出管27から
室内側に排出されるが、この排出管27から排出
される水の滴下域には、斜め下方に突出する舌片
32があり、排出管27からの排出水は舌片32
に伝つて室内側に滴下する。排出管27は水平姿
勢にあるが、この基端側は枠体28における透孔
29の周縁によつてシールされている。従つて、
排出管27の下縁を伝う水は枠体28の裏面側に
は侵入しない、又、排出管27の下方に位置する
舌片32は斜め下方に突出するから、この舌片3
2からの滴下水の壁3の室内側表面には移動しな
い。
(効果) 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
排出管27からの排出水は枠体28の裏面側に
移動せず、且、舌片32からの滴下水も壁3の室
内側表面には移動しないから、排出管27から排
出される水が壁3の室内側表面にしみ込むことは
ない。従つて、侵入水によつて壁3が汚損される
不都合は生じない。
又、正常時は漏水や結露水の量は極く微量であ
ることから、これらの水が舌片32に至るまでの
間に蒸発することとなり、舌片32からの滴下が
あるときは、ボツクスバルブ内に異常があること
となる。従つて、舌片32からの滴下水の発見に
より、前記異常を知ることができ、異常の拡大が
未然に防止できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例の詳細を図面に基いて説
明する。
第1図に、本考案実施例のボツクスバルブの設
置状態の断面図を示すが、同図に於いて1はバル
ブ本体で、一端開放のボツクス2内に収容され、
該ボツクスは、壁3内に埋設されて開放部は室内
側に開口する。バルブ本体1内には一対の流路
4,4が形成され、壁3内に配設する一対の給湯
配管5,5がボツクス2から突出した一対の接続
管6,6に接続される。尚、同図は、一方の流路
側について断面であり、これと同構成の流路が並
列されるものである。このことは、以下に説述す
る弁装置等についても同様である。
各流路には、一組の弁装置が挿入されている
が、その一方を例に採り説述すると、該弁装置は
主弁7と副弁8とから成り、これらの弁は互いに
連動してバルブ本体1の正面上部に設けた接続口
9に突出する主弁7の弁軸10を押し込むと、該
主弁が開弁すると共に副弁8が開弁する構造であ
る。
前記接続口9には、プラグ11の接続筒12が
対応し、該接続筒12を接続口9に挿入すると、
プラグ11の流路内に挿入した常閉弁体13が弁
軸10を押し込むと同時にこの常閉弁体13も開
弁する。プラグ11にも一対の流路が並設されて
互いに同構成となつており、プラグ11の一対の
接続筒12,12をバルブ本体側の一対の接続口
9,9に同時に挿入可能で、これにより二つの流
路が連通する。プラグ11の各流路はフアンコン
ベクターの端末器に接続されており、上記したプ
ラグ11の差込みにより一方の流路5から端末器
具14を介して他方の流路5に帰還する循環回路
が連通する。
15は栓体で、バルブ本体1の正面上部に開口
する一対の接続口9,9を、端末器具不使用時に
閉止するものである。
ボツクス2の下壁16から配管接続部17が気
密状態で下方に突出するが、該配管接続部外周と
下壁16との間には、適宜シール手段が施されて
おり、この部分の気密は保たれている。又、下壁
16の前縁に立ち上り部18を設けると共に、第
2図に示す如く、該立ち上り部中央には切欠部1
9を形成し、該切欠部はボツクス2の両側壁2
0,21間に架設される受皿22の上方に位置さ
せ、さらに、下壁16前縁の適宜範囲には舌片2
3が垂下して受皿22内に対向している。
前記受皿22はボツクス2の開口端を閉塞し且
接続口9,9に対応する開口部24を有する表示
板25と一体又は別体に設けられるが、前壁26
に排出管27を設けて、該排出管を枠体28の下
辺中央に穿設した透孔29から突出させている。
枠体28は、第3図の如く、ボツクス2の正面
に相当する開口部を有するが、該開口部周縁の枠
部をボツクス2の舌片30及び立ち上り部18に
適宜にねじ止めして表示板25の外側から止着さ
れ、該枠体28に含まれる形で蓋板31が回動可
能に装着される。図示実施例の場合、上端部が支
点で蓋板31は上方に回動して開放される。
また、枠体28の下辺の透孔29下方には舌片
32が突出してその先端は壁3の室内側壁面から
適宜量突出している。
上記した実施例の場合、バルブ本体1からの異
常時に於ける微量漏出水及び結露水は、そのすべ
てがボツクス2の下壁16内に滴下し、前縁の立
ち上り部18中央の切欠部19から受皿22内に
滴下する。この時、切欠部19の裏面には舌片2
3が垂下しているため、該切欠部から溢れた貯留
水は下壁16の裏面を伝つて壁3内に浸入するこ
となく該舌片のみから受皿内に滴下することとな
り、該部分での壁3内部へのこれら結露水等の浸
入が生じない。
次に、受皿22内に貯留した水は、その前壁の
排出管27から枠体28の下辺を貫通して舌片3
2から滴下する。従つてこの経路に於いても、結
露水等の壁3内への浸入の恐れがない。
尚、この場合の滴下量はごく微量であるため、
大部分は受皿22内への貯留に止まり、異常時に
排出管27から漏出することとなる。従つて、通
常状態では、結露水等は舌片32に至るまでの間
に蒸発することとなり、床面等への滴下が防止さ
れ、異常時には、舌片32からの滴下によりこれ
を発見でき、異常の拡大が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図はボツ
クス2の要部の斜視図、第3図は枠体28の正面
図、第4図、第5図は従来例の説明図であり、図
中 1……バルブ本体、2……ボツクス、16……
下壁、18……立ち上り部、27……導出路、2
8……枠体、29……透孔、31……蓋板、32
……舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内側に開放させたボツクス2内にバルブ本体
    1を設けて、このボツクス2の開放端側から端末
    器具側の接続具を接続し、枠体28によつて支持
    された蓋板31を壁3の表面に添設してボツクス
    2の開放部を開閉自在に閉鎖し、ボツクス2の下
    壁16の前縁から、漏水や結露水をこの下壁16
    の下方に設けた受皿22に排出するようにしたも
    のにおいて、排出管27を壁3の室内側表面に添
    設する枠体28の下辺部に形成した透孔29に貫
    通させ、枠体28の裏面側における前記透孔29
    の周縁を受皿22の前面に密接させ、透孔29の
    下方の枠体28の下縁から舌片32を斜め下方に
    突出させるとともにこの舌片32を排出管27の
    下方域より広い範囲にわたつて配設した給湯用ボ
    ツクスバルブ。
JP8892580U 1980-06-24 1980-06-24 Expired JPS628709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8892580U JPS628709Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8892580U JPS628709Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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JPS5711420U JPS5711420U (ja) 1982-01-21
JPS628709Y2 true JPS628709Y2 (ja) 1987-02-28

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ID=29450984

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JP8892580U Expired JPS628709Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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JP5191835B2 (ja) * 2008-08-19 2013-05-08 株式会社藤井合金製作所 温水コンセント

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JPS5711420U (ja) 1982-01-21

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