JPH03154021A - 光アイソレータの調整方法 - Google Patents

光アイソレータの調整方法

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Publication number
JPH03154021A
JPH03154021A JP29217789A JP29217789A JPH03154021A JP H03154021 A JPH03154021 A JP H03154021A JP 29217789 A JP29217789 A JP 29217789A JP 29217789 A JP29217789 A JP 29217789A JP H03154021 A JPH03154021 A JP H03154021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
isolation
rotation angle
optical isolator
analyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP29217789A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Umezawa
浩光 梅澤
Yasuhiro Yasuma
安間 康浩
Hirotaka Iguchi
博貴 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03154021A publication Critical patent/JPH03154021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、光通信システム等において光を一方向にの
み通過させるのに用いる光アイソレータに関し、特に、
ファラデー回転子と偏光子および検光子を組み合わせて
なる光アイソレータの調整方法に関する。
(従来の技術) よく知られた光アイソレータの基本的な構造例を第3図
に示している。ファラデー回転子1は例えばYIGから
なり、円筒形永久磁石2の筒穴内にセットされており、
プリズムあるいは偏光板からなる偏光子3と検光子4が
永久磁石2の両端面に配置されている。
ファラデー回転子1のファラデー回転角θFは約45@
に設定され、偏光子3と検光子4の偏光面のなす角も約
45″に設定されている。これにより偏光子3→フアラ
デ一回転子1−検光子4と順方向に光は通過するが、逆
方向の光は阻止される。
(発明が解決しようとする課題) ファラデー回転子1のファラデー回転角θFは温度依存
性がある。第1図(A)はYIGからなるファラデー回
転子1の代表的な温度特性を示している。この例では、
常温25℃にてファラデー回転角が45″になるように
ファラデー回転子1が製作されている。このようなファ
ラデー回転子1を用いて光アイソレータを組立てる場合
、従来は次のような方法によって偏光子3と検光子4の
偏光面の角度調整を行っていた。
ここでは光アイソレータの使用温度範囲として一20℃
〜85℃が設定されているものとする◎従来方法では光
アイソレータの組立を常温25℃(ファラデー回転角θ
Fを45@に設定した温度)にて行い、その温度25℃
にてアイソレーションが最大になるように偏光子3と検
光子4の偏光面のなす角度θPを調節する(この調節に
よってθFが4511になる)。
したがって温度25℃で最大のアイソレーションKOを
示し、環境温度が25℃から低温側および高温側へそれ
ぞれずれると、第1図(A)に示すようにファラデー回
転角θFが45″からずれ、そのためアイソレーション
Kが低下する。ファラデー回転角θFの45°からのず
れを乙θとすると、アイソレージコンには次式で表わさ
れる。
K−−10XIog  (sin  ” Aθ+10”
)第1図(A)に示すように、多くのファラデー回転子
のθFの温度特性は高温側はど変化率が大きく、そのた
め−20℃〜85℃の設定温度範囲におけるアイソレー
ションの低下は第1図(B)に示すように、高温側が極
端に大きくなる。このため高温側でのアイソレーション
を規定値以上に保つのが非常に困難になるという問題が
あった。
この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたので、
その目的は、使用温度範囲内においてアイソレーション
の低下をできるだけ小さくし、全域にわたって差の少な
い平均的なアイソレーションを実現できるようにした光
アイソレータの調整方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明では、前記ファラデー回転子について設
定温度範囲におけるファラデー回転角θFの最大値θP
a+axと最小値θPa+inを調べ、前記偏光子と前
記検光子の偏光面のなす角度θPを、θP−(θF++
+ax+θP1n) / 2に設定するようにした。
(作 用) 前記の調整方法によれば、θF−(θF■aX+θP+
g1n) / 2となる温度でアイソレーションが最大
値を示し、その温度より低温側および高温側でそれぞれ
アイソレーションが低下するが、その低下量は低温側と
高温側で等しくなる。
(実施例) 第1図(A)に示すθFの温度特性を有するファラデー
回転子を用いる光アイソレータであって、使用温度範囲
として一20℃〜85℃が設定されている場合、次のよ
うに調整する。
まず−20℃〜85℃におけるファラデー回転角θFの
最大値と最小値を調べる。この例では一20℃で最大値
θPtaxを示し、85℃で最小値θF■1nを示す。
次にθFlaxとθFsfr+の中間値(θPt1aX
+θFm1n) / 2を示す温度を調べる。この例で
は47℃である。そこでファラデー回転子1と偏光子3
と検光子4を組み立てる際に、偏光子3と検光子4の偏
光面のなす角度の調整作業を47℃の温度で行い、その
温度47℃でアイソレーションが最大になるように調整
する。その結果、θP−(θPwax+θFmin) 
/ 2になる。
このように調整することで47℃の温度でアイソレーシ
ョンが最大になり、それより、低温側および高温側でア
イソレーションは低下するが、第1図(A)に示すよう
に47℃から一20℃間でのファラデー回転角のずれ量
と、47℃から85℃までのファラデー回転角θFのず
れ量とが等しいので、第1図(B)に示すようにアイソ
レーションの低下量も低温側と高温側で等しい。その結
果アイソレーションの最小値を従来方法による場合より
も大きく保つことができる。
第2図(A)はファラデー回転子のθFの温度特性の別
の例を示している。Tl−72が光アイソレータの使用
温度範囲であり、この特性例では温度範囲の下限値Tl
より少し高い温度T4にてθFmaxを示し、使用温度
範囲の上限値T2でθFm1nを示す。この場合(θP
max+θFIIin) / 2に対応する温度T3を
求め、その温度T3にてアイソレーションが最大になる
ように偏光子と検光子の偏光面のなす角度θPを調整す
る。そうすると、第2図(B)に示すようなアイソレー
ションの特性が得られる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明の調整方法によれ
ば、使用温度範囲におけるアイソレーションのピーク値
からの低下をできるだけ小さくすることができ、広い使
用温度範囲内で基準値以上のアイソレーションを容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)はファラデー回転角の温度特性例を示すグ
ラフ、第1図(B)は同図(A)の特性のファラデー回
転子を使用した従来方法による光アイソレータのアイソ
レーション温度特性と本発明方法による光アイソレータ
のアイソレーション特性を比較して示すグラフ、第2図
(A)(B)は本発明の他の例を示すファラデー回転角
の温度特性およびアイソレーションの温度特性を示すグ
ラフ、第3図は光アイソレータの構造例を示す断面図で
ある。 1・・・・・・ファラデー回転子 2・・・・・・永久磁石 3・・・・・・偏光子 4・・・・・・検光子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ファラデー回転角が約45゜のファラデー回転子と偏光
    子および検光子を組み合わせてなる光アイソレータにお
    いて、前記ファラデー回転子について設定温度範囲にお
    けるファラデー回転角θFの最大値θFmaxと最小値
    θFminを調べ、前記偏光子と前記検光子の偏光面の
    なす角度θPを、θP−(θFmax+θFmin)/
    2 に設定することを特徴とする光アイソレータの調整方法
JP29217789A 1989-11-13 1989-11-13 光アイソレータの調整方法 Pending JPH03154021A (ja)

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