JPH03149773A - 樹脂コネクター - Google Patents

樹脂コネクター

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JPH03149773A
JPH03149773A JP1287661A JP28766189A JPH03149773A JP H03149773 A JPH03149773 A JP H03149773A JP 1287661 A JP1287661 A JP 1287661A JP 28766189 A JP28766189 A JP 28766189A JP H03149773 A JPH03149773 A JP H03149773A
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Toru Yamanaka
亨 山中
Shunei Inoue
井上 俊英
Nagatake Ueno
上野 長武
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、耐熱性、機械的特性に優れた電気電子機器回
R接続用樹脂コネクターに関するものである。
〈従来の技術〉 従来より電気・電子機器回路の接続には各種のプラスチ
ックコネクターが使用されている。
電気・電子機器の高密度化が進むにつれ、コネクターも
小型化、薄肉化し、コネクター用素材としてのプラスチ
ックには優れた成形流動性と寸法精度が要求されている
。さらに、コネクターなどの電気・電子部品をプリント
配線板に半田付けを行う方法としては、従来のピン立て
方法から表面実装技術(以下SMTと略す)へ急速に移
行しつつあり、従来にも増してコネクターなどの電気・
電子部品に対し高い耐熱性が要求されている。
こうした要求に応えるため、たとえば特開昭64−72
404号公報には全芳香族ポリエステルを成形してなる
コネクターが開示されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、特開昭64−72404号公報に開示さ
れる全芳香族ポリエステルからなるコネクターでさえ、
SMT対応という意味では耐熱性が十分ではなく、また
、コネクターにビンを圧入する際にクラックが発生する
ということがわかった。さらに、成形時の流動性もかな
らずしも十分ではないという問題があることがわかった
よって、本発明は優れた成形性と寸法精度のみならずS
MTm途として使用可能な耐熱性と、ピン圧入時の応力
に対し割れやクラックを生じない優れた靭性をあわせ持
つ電気・電子機器回路接続用コネクターを提供すること
を課題とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは上記課題を達成すべく鋭意検討した結果、
特定梢遺の液晶ポリエステルおよび特定411迫の液晶
ポリエステルを主体とする組成物を成形してなるコネク
ターが上記課題を達成するという目的に合致しているこ
とを見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は、 (1)下記罹遺単位■、■、■および■からなり梢遣単
位■が〔■十〇十〇〕の40〜90モル%、ma単位■
/@≠のモル比が971〜1/9である液晶ポリエステ
ルを成形してなる樹脂コネクターおよび +0−(O〉−CO−ト              
       ・・・・・(D+mlo )(o )−
+        ・・−・旬−(−0−R1−0−ト
                     ・・−・
硼p−fco−R2−CO−ト           
           ・・・・・(Dから選ばれた1
種以上の基を、R2は から選ばれた1種以上の基を示す、また、式中のXは水
素原子または塩素原子を示す、)(2)第(1)項記載
の液晶ポリエステル100重量部に対してさらに充填剤
200重量部以下を含有せしめた第(1)項記載の樹脂
コネクターを提供するものである。
上記構造単位のはp−しドロキシ安息香酸から生成した
ポリエステルの構造単位であり、構造単位■は4.4′
−ジしドロキシビフェニルからなる構造単位を、m造単
位0はハイドロキノン、2.6−ジしドロキシナフタレ
ン、t−ブチルハイドロキノン、3.3″、5.5”−
テトラメチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルおよ
びフェニルハイドロキノンから選ばれた1種以上の芳香
族ジオールから生成したIl m単位を、構造単位■は
テルフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、1.2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4
′−ジカルボン酸、1.2ービス(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸および4.4′−
ジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた1種以上
の芳香族ジカルボン酸から生成した$311造単位を各
々M 3Fi単位、かつ梢逍単位■がテレフタル酸から
生成した構造単位の場合である。
上記構造単位(I)〜Oのうち、構造単位0)は〔■十
〇十〇〕の40〜90モル%であり、好ましくは60〜
85モル%である。構造単位■が[(I)十〇十〇]の
90モル%より大きいと溶融流動性が低下して重合時に
固化し、40モル%より小さいと流動性が不良となり好
ましくな−い、また、梢逍単位■/■のモル比は9/1
〜1/9であり、好ましくは8/2〜278である。1
010〜9/l、O/I O−′−1/9ではやはり耐
熱性、流動性が不良となり、本発明の目的を達成するこ
とが困難である。また、梢逍単位■は構造単位〔■+0
〕と実質的に等モルである。
本発明に用いる液晶ポリエステルの製造方法については
特に限定するものではなく、公知のポリエステルの重縮
合方法に準じて製造できる。
また本発明で使用する液晶ポリエステルの溶融粘度は1
0〜15.000ボイズが好ましく、特に20〜5. 
OOOボイズがより好ましい。
なお、この溶融粘度は(液晶開始温度士40℃)ですり
速度1,000(1/秒)の条件下で高化式フローテス
ターによって測定した値である。
一方、この液晶ポリエステルの対数粘度はO。
1g/a濃度、60℃のペンタフルオロフェノール中で
測定可能であり、その場合(15〜20a/gが好まし
く、1.0〜15a/gが特に好ましい。
なお、本発明で使用する液晶ポリエステルを重縮合する
際には上記構造単位■〜■を梢成する成分以外に4.4
′−ジフェニルジカルボン酸、3.3′−ジフェニルジ
カルボン酸、2.2′−ジフェニルジカルボン酸などの
芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、
ヘキサしドロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、
クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、4,4
′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4″−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、4.4′−ジしドロキシジ
フェニルエーテルなどの芳香族ジオール、1.4−ブタ
ンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、1.4−シクロヘキサンジオール、1,4
−シクロヘキサンジメタノールなどの脂肪族、脂環式ジ
オールおよびm−しドロキシ安息香酸、2、6− Lド
ロキシナフトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸お
よび芳香族イミド化合物などを本発明の目的を損なわな
い程度の少割合でさらに共重合せしめることができる。
本発明に使川する液晶ポリエステルに対してさらに充填
剤を含有させた組成物がより好ましく本発明に使用でき
る。充填剤を添加する場合、その添加量は液晶ポリエス
テル100f!量部に対して200重量部以下が好まし
く、15〜100重量部が特に好ましい。
本発明において用いることができる充填剤としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、チタン酸
カリウム繊鰻、石コウ繊維、黄銅繊維、ステンレス繊維
、スチール繊維、セラミックス繊維、ボロンウィスカ繊
維、マイカ、タルク、シリ力、炭酸カルシウム、ガラス
ピーズ、ガラスフレーク、ガラスマイクロバルーン、ク
レー、ワラステナイト、酸化チタンなどの繊維状、粉状
、粒状あるいは板状の無機フィラーが挙げられる。
上記充填剤中、ガラス繊維が好ましく使用される。ガラ
ス繊維の種類は、一般に樹脂の強化用に用いるものなら
特に限定はなく、たとえば長繊維タイプや短繊維タイプ
のチョップトストランド、ミルドファイバーなどから選
択して用いることができる。また、ガラス繊維はエチレ
ン/酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂、エポキシ
樹脂などの熱硬化性樹脂で被覆あるいは集束されていて
もよく、またシラン系、チタネート系などのカップリン
グ剤、その他の表面処理剤で処理されていてもよい。
さらに、本発明の組成物には、本発明の目的を損なわな
い程度の範囲で、酸化防止剤および熱安定剤(たとえば
しンダードフェノール、しドロキノン、ホスファイト類
およびこれらの置換体など)、紫外線吸収剤(たとえば
レゾルシノール、サリテレート、ベンゾトリアゾール、
ベンゾフェノンなど)、滑剤および離型剤(モンタン酸
およびその塩、そのエステル、そのハーフェステル、ス
テアリルアルコール、ステアラミドおよびポリエチレン
ワックスなど)、染料(たとえばニドロジウムなど)お
よび顔料(たとえば硫化カドミウム、フタロシアニン、
カーボンブラックなど)を含む着色剤−可塑剤、帯$I
!jj止刑などの通常の添加剤や他の熱可塑性樹脂を添
加して、所定の特性を付与することができる。
本発明の樹脂組成物は溶融混練することが好ましく、溶
融混練には公知の方法を用いることができる。たとえば
バンバリーミキサ−、ゴムロール機、ニーダー、単軸も
しくは二軸押出機などを用い、200〜350℃の温度
で溶融混練して組成物とすることができる。
本発明の樹脂コネクターは上記の液晶ポリエステルある
いは液晶ポリエステル組成物を射出成形することにより
容易に得られる。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を詳述する。
参考例1 撹拌機、留出管を備えた反応容器にp−しドロキシ安息
香算994重量部、4.4′−ジヒドロキシビフェニル
223重量部、2.6−ジアセトキシナフタレン147
重量部、テレフタル酸299重量部および無水酢酸1.
077重量部を仕込み、次の条件で脱酢酸重合を行った
まず窒素ガス雰囲気下に100〜250℃で5時間、2
50〜330℃で1.5時間反応させた後、330℃、
1時間で0.5 m向に減圧し、さらに0゜5時間反応
させ、重縮合を完結させたところ、はぼ理論量の酢酸が
留出し下記の理論梢遺式を有する樹脂(a)を得た。
K / j! / m / n = 80 / 13.
3 / 6. フ / 20また、このポリエステルを
偏光顕微鏡の試料台にのせ、昇温して光学異方性の確認
を行った結果、液晶開始温度は296℃であり、良好な
光学異方性を示した。
実施例1 参考例1で得た樹脂(a)100重量部とガラス繊維4
5重量部を330℃に設定した30■φの二軸押出機に
より溶融混合、ペレタイズした。
得られた組成物を射出成形機に供し、lOX3X3M、
8X2列の16ビン用コネクターを成形した。
得られたコネクターは薄肉部まで完全に充填されていた
上、ヒゲやフクレは全く見られなかった。また、このコ
ネクターの半【■耐熱試験(浸漬試験)を行ったところ
300℃、10秒間の浸漬後もフクレや変形は見られず
、耐熱性が優れていることがわかった。さらに端子(ビ
ン)圧入試験を行ったところクラックの発生は見られず
、強度、靭性に優れていることがわかった。
〈発明の効果〉 本発明により靭性、強度、寸法精度に優れ、しかも表面
実装用途としても使用可能なきわめて高い耐熱性を有す
る電気・電子回路接続用コネクターが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造単位( I )(II)(III)および(IV)
    からなり構造単位( I )が〔( I )+(II)+(III
    )〕の40〜90モル%、構造単位(II)/(III)モ
    ル比が9/1〜1/9である液晶ポリエステルを成形し
    てなる樹脂コネクター。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) ■O−R_1−O■・・・・・・(III) ■CO−R_2−CO■・・・・・・(IV)(ただし式
    中のR_1は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ から選ばれた1種以上の基を、R_2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ から選ばれた1種以上の基を示す、また、式中のXは水
    素原子または塩素原子を示す。)(2)液晶ポリエステ
    ル100重量部に対してさらに充填剤200重量部以下
    をを含有せしめたことを特徴とする請求項(1)記載の
    樹脂コネクター。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003109700A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Sumitomo Chem Co Ltd コネクター用液晶性ポリエステル樹脂組成物、およびコネクター
WO2018038093A1 (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 住友化学株式会社 液晶ポリエステル組成物およびこれを用いた樹脂成形体
WO2024198932A1 (zh) * 2023-03-28 2024-10-03 珠海万通特种工程塑料有限公司 一种液晶聚酯及其制备方法和应用

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WO2024198932A1 (zh) * 2023-03-28 2024-10-03 珠海万通特种工程塑料有限公司 一种液晶聚酯及其制备方法和应用

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