JPH03148676A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真装置に適用される乾式の現像装置に
関し、特に容器内のトナーを潜像担持体に対向して配設
された無端ベルトに供給し、この無端ベルトによりトナ
ーを潜像担持体上の潜像に塗布して現像を行う形式の現
像装置に関する。

（従来の技術〕 感光体ドラム、感光体ベルトなどの潜像担持体のうち、
特に感光体ドラムにおいては、剛性体である現像スリー
ブによりトナーを供給しようとすると、両者の接触幅を
大きくし確保して現像速度を高速化することが難しい。

そのため、現像スリーブに代わって、可撓性を有し感光
体ドラムの周面に対して、成る幅をもって対向すること
のできる無端ベルトによりトナーを供給する方式の現像
装置が既に特開昭５８−２５６７０号公報、特開昭６１
−１６９８６０号公報等に提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来技術においては、トナーが無端
ベルトの裏側に回り込んでしまい、無端ベルトに張力を
掛けている駆動ローラおよび従動ローラと、無端ベルト
の間に挟まって無端ベルトの裏側を傷付けたり、あるい
はローラと無端ベルトの間ですべりを発生させたりする
不具合があった。

これは、多量のトナーが貯蔵されている容器内に無端ベ
ルトの少なくとも一部を直接接触させ、過剰にトナーを
供給してしまうからである。

ここで、剛性体である現像スリーブにトナーを供給する
場合には、可撓性のあるフィルム部材からなるシール部
材を用いて、トナーの過剰供給を抑えることができる。

一方、無端ベルトの場合にはシール部材を押し当てると
ベルト自体が撓んで逃げてしまいトナーの遮蔽効果がな
くなるので、シール部材を採用することができないとい
う背景がある。

本発明の目的は、無端ベルトに対する過剰なトナーの供
給による無端ベルト裏側へのトナーの回り込みを防止す
ることができる現像装置を襟供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、トナーを収容する容器と、この容器内のト
ナーを潜像担持体に供給する無端ベルトとを有する現像
装置において、容器と無端ベルトとの間に、容器内のト
ナーを適量ずつ無端ベルトに塗布する供給ローラを備え
、さらに供給ローラ外周面にトナー帯電部材を配設する
ことによって達成される。

〔作用〕

多量のトナーが貯蔵されている容器には、供給ローラの
一部が露出してトナーに接触している。

そしてこの供給ローラの外周面に量が規制されて、保持
されたトナーが無端ベルトに運ばれる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

図は本発明による現像装置の実施例の構成図であって、
この現像装置の概略は、トナーｌを収容する容器２と該
容器２内のトナー１を供給する供給ローラ３とこの供給
ローラ３と対向し供給ローラ３からトナーｌの供給を受
ける無端ベルト４とから構成される装置 また、容器２内にはトナー１を攪拌するための撹拌部材
５が設けられている。金属円筒または金属円筒に絶縁被
覆して構成された供給ローラ３は、容器２内にその外周
面の一部を露出しーでおり、容器２内のトナーｌと接触
している．容器２の底部には供給ローラ３の外周面に接
触するフイルム状のシール部材６が設けられており、こ
のシール部材６により、トナー１が容器２の下方に漏れ
るのを防止している。

一方、供給ローラ３がトナー１と接触する部分より上方
にはトナー帯電部材７が設けられており、反時計回り方
向に回転する供給ローラ３の外周面に接触している．こ
のトナー帯電部材７はトナーｌを帯電させるためのもの
であって、これによって容器２内のトナーｌが供給ロー
ラ３を介して無端ベルト４に搬送されたとき、無端ベル
ト４にトナー１が静電吸着されるようになる。従って、
トナーｌの搬送路となる無端ベルト４において、トナー
ｌが無端ベルト４に静電吸着し、トナー１の飛散を防止
することができる．また、このトナー帯電部材７は供給
ローラ３上のトナ一層を規制する働きをもち、このこと
によって適量のトナー１が無端ベルト４に供給される。

なお、このトナー帯電部材７は図の如きブレ−ド状のも
のでなく、ローラ状のものでもよい。また、トナー１の
帯電は摩擦帯電を利用してもよいし、電界をかけて電荷
を注入させてもよい．或いはコロナ放電でも差し支えな
い。

一方、トナー１は１成分トナー，２成分トナーの何れで
もよく、また、磁性，非磁性の材質は問わない．なお磁
性トナーの場合は、供給ローラ３に磁性トナーを補給す
るために供給ローラ３の内部に磁界発生手段が必要とな
り、非磁性トナーの場合は、供給ローラ３に非磁性トナ
ーを補給するために供給ローラ３の他に回転発泡体など
の補助部材が実際には必要となる。

ゴム，樹脂フイルム．金属薄膜などの材質で構成される
無端ベルト４は、駆動側ローラ８と従動側ローラ９間に
掛は渡されており、矢印ａ方向に回転する．また、無端
ベルト４の表面は導電層となっており、ここに電圧が印
加される。

ｌＯは反時計回り方向に回転する潜像担持体であり、現
像位置で微少ギャップを設けて無端ベルト４と対向して
おり、無無端ベルト裏側トナーＩが供給され、静電潜像
に塗布される。

このように、本実施例では潜像担持体１０にトナーｌを
塗布する無端ベルト４を、直接容器２内に多量に貯蔵さ
れているトナー１に接触させるのではなく、トナー量を
規制された供給ローラ３を介して無端ベルト４にトナー
ｌを供給するものであるから、無端ベルト４の裏側に余
剰トナーが回り込むのを防止することができる。

なお、供給ローラ３は、駆動ローラ８と従動ローラ９間
の中央部で無端ベルト４と対向させると、トナーｌのロ
ーラ部への回り込み防止のためにさらに良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、供給ローラを介
して容器内のトナーをｊＩ！！端ベルトに適量ずつ供給
するようにしたから、無端ベルト裏側へのトナーの回り
込みによる無端ベルト裏側の傷や無端ベルトとローラ間
のすべりの発生を防止することができ、また、帯電され
たトナーを無端ベルトに供給することにより、トナーを
無端ベルトに吸着させることができるから、トナーの飛
散を防ぐことが可能な現像装置を擾供することができる
。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による現像装置の一実施例の構成図である。 １−）ナー、２・・・容器、３・・・供給ローラ、４・
・・無端ベルト、７・・・トナー帯電部材、１０・・・
潜像担持体。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）トナーを収容する容器と、この容器内のトナーを
   潜像担持体に供給する無端ベルトとを有する現像装置に
   おいて、容器と無端ベルトとの間に、容器内のトナーを
   適量ずつ無端ベルトに塗布する供給ローラを備えたこと
   を特徴とする現像装置。
2. （２）請求項（１）記載において、供給ローラ外周面に
   トナー帯電部材を配設したことを特徴とする現像装置。