JPH0314711A - 油圧式サスペンション - Google Patents

油圧式サスペンション

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JPH0314711A
JPH0314711A JP14773089A JP14773089A JPH0314711A JP H0314711 A JPH0314711 A JP H0314711A JP 14773089 A JP14773089 A JP 14773089A JP 14773089 A JP14773089 A JP 14773089A JP H0314711 A JPH0314711 A JP H0314711A
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JP
Japan
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pressure
reservoir
flow path
passage
pressure flow
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Pending
Application number
JP14773089A
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English (en)
Inventor
Kaoru Ohashi
薫 大橋
Shuichi Takema
修一 武馬
Takashi Yonekawa
米川 隆
Toshio Onuma
敏男 大沼
Toshiaki Hamada
敏明 浜田
Koichi Kokubo
浩一 小久保
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌のサスペンションに係り、更
に詳細には油圧式のサスペンションに係る。
従来の技術 自動車等の車輌のサスペンションの一つとして、例えば
特開昭63−145115号公報に記載されている如く
、作動油を貯留するリザーバと、作動油供給通路と、リ
ザーバより供給通路へ高圧の作動油を供給するポンプと
、車輪と車体との間に配設された油圧アクチュエータと
、リザーバと連通ずる作動油排出通路と、供給通路又は
排出通路とアクチュエータとを選択的に連通接続すると
共にアクチュエータ内の油圧を調整する圧力調整手段と
、種々のセンサよりの検出結果に基き圧力調整手段を制
御する制御手段とを有し、これにより車輌の乗り心地性
や車体の姿勢制御等を行うよう構成された油圧式サスペ
ンションは従来より知られている。
発明が解決しようとする課題 かかる油圧式のサスペンションに於では、例えば作動油
供給通路の連結部のシールの劣化等に起因して作動油供
給通路より作動浦が漏洩し、その結果リザーバ内の作動
油量が低下すると、ボンブが空気を吸込むようになり、
そのためポンプが焼付きを起すことがある。
尚特開昭63−263119号公報には作動油供給通路
内の圧力を変化させ得るよう構或された油圧式サスペン
ションが記載されているが、このサスペンションに於け
る作動油供給通路内の圧力の制御は車輌の走行状態に応
じて行われ、リザーバ内の作動油の量に基いて行われる
わけではないので、このサスペンションに於でも同様の
問題がある。
本発明は、従来の油圧式サスペンションに於ける上述の
如き問題に鑑み、リザーバ内の作動油量が低下してもボ
ンブが空気の吸込みに起因して焼付きを起すことがない
よう改良された油圧式サスペンションを提供することを
目的としている。
課題を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、作ill/Iil
を貯留するリザーバと、前記リザーバ内の作動油量を検
出する手段と、アキュムレータを有する作動油供給通路
と、前記リザーバより前記供給通路へ高圧の作動油を供
給するポンプと、車輪と車体との間に配設された油圧ア
クチュエータと、前記リザーバと連通ずる作動油排出通
路と、前記供給通路又は前記排出通路と前記アクチュエ
ータとを選択的に連通接続すると共に前記アクチュエー
タ内の油圧を調整する圧力調整手段と、前記供給通路と
前記リザーバとを選択的に連通接続するバイパス手段と
、前記圧力調整手段及び前記バイパス手段を制御する制
御手段とを有し、前記制御手段は前記リザーバ内の作動
/[1]fiが所定値以下になると前記バイパス手段を
連通させるよう構或された油圧式サスペンションによっ
て達威される。
発明の作用及び効果 上述の如き構成によれば、リザーバ内の作動油量が所定
値以下になると、バイパス手段が連通されることにより
作動油供給通路内の圧力が低減され、これにより圧力調
整手段を経て各アクチュエータへ供給される作動油の量
が低減されると共にアキュムレータ内の作動油の一部が
リザーバへ戻され、これによりポンプの空気吸込みによ
る焼付きが回避される。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明による油圧式サスペンションの一つの実
施例の流体回路を示す概略構成図である。
図示のサスペンションの流体回路は、それぞれ図には示
されていない車輌の右前輪、左前輪、右後輪、左後輪に
対応して設けられたアクチュエータIPR,  IPL
,  IRR,  IRLを有しており、これらのアク
チュエータはそれぞれ油室2PR, 2PL, 2R1
?、21?Lを有している。
また図に於で、4は作動浦を貯留するリザーブタンクを
示しており、リザーブタンク4は途中に異物を除去する
フィルタ8が設けられた吸入流路10によりボンプ6の
吸入側と連通接続されている。ポンブ6にはその内部に
て漏洩した作動浦をリザーブタンク4に回収するドレン
流路12が接続されている。ボンプ6はエンジン14に
より回転駆動されるようになっており、エンジン14の
回転数が回転数センサ16により検出されるようになっ
ている。
ポンプ6の吐出側には高圧流路18が接続されている。
高圧流路18の途中にはポンプより各アクチュエータへ
向かう作動油の流れのみを許す逆止弁20が設けられて
おり、ポンブ6と逆止弁20との間にはポンプより吐出
された作動油の圧力脈動を吸収してその圧力変化を低減
するアテニュエータ22が設けられている。高圧流路1
8には前輪用高圧流路18F及び後輪用高圧流路181
?の一端が接続されており、これらの高圧流路にはそれ
ぞれアキュムレータ24及び26が接続されている。こ
れらのアキュムレータはそれぞれ内部に高圧ガスが封入
され作動浦の圧力脈動を吸収すると共に蓄圧作用をなす
ようになっている。また高圧流路18F及び18Rには
それぞれ右前輪用高圧流路18FR,左前輪用高圧流路
18PL及び右後輪用高圧流路18Rl?、左後輪用高
圧流路18RLの一端が接続されている。高圧流路18
PR,18FL, 1 8RR, 1 8RLの途中に
はそれぞれフィルタ2 8PR, 2 8PL, 2 
8RR, 2 8RLが設けられており、これらの高圧
流路の他端はそれぞれ圧力制御弁32、34、36、3
8のパイロット操作型の3ボート切換え制御弁40、4
2、44、46のPボートに接続されている。
圧力制御弁32は切換え制御弁40と、高圧流路1gP
Rと右前輪用の低圧流路4BPRとを連通接続する流路
50と、該流路の途中に設けられた固定絞り52及び可
変絞り54とよりなっている。
切換え制御弁40のRポートには低圧流路48PRが接
続されており、Aポートには接続流路56が接続されて
いる。切換え制御弁40は固定絞り52と可変絞り54
との間の流路50内の圧力Pp及び接続流路56内の圧
力Paをパイロット圧力として取込むスブール弁であり
、圧力Ppが圧力Paより高いときにはボートPとボー
トAとを連通接続する切換え位置40aに切換わり、圧
力Pp及びPaが互いに等しいときには全てのポートの
連通を遮断する切換え位置40bに切換わり、圧力Pp
が圧力Paより低いときにはポートRとボートAとを連
通接続する切換え位置40eに切換わるようになってい
る。また可変絞り54はそのソレノイド58へ通電され
る電流を制御されることにより絞りの実効通路断面積を
変化し、これにより固定絞り52と共働して圧力Ppを
変化させるようになっている。
同様に圧力制御弁34〜38はそれぞれ圧力制御弁32
の切換え制御弁40に対応するパイロット操作型の3ポ
ート切換え制御弁42、44、46と、流路50に対応
する流路60、62、64と、固定絞り52に対応する
固定絞り66、68、70と、可変絞り54に対応する
可変絞り72、74、76とよりなっており、可変絞り
72〜76はそれぞれソレノイド78、80、82を有
している。
また切換え制御弁42、44、46は切換え制御井40
と同様に構成されており、そのRボートにはそれぞれ左
後輪用の低圧流路48PL,右後輪用の低圧流路48R
R,左後輪用の低圧流路48RLの一端が接続されてお
り、Aボートにはそれぞれ接続流路84、86、88の
一端が接続されている。また切換え制御弁42〜46は
それぞれ対応する固定絞りと可変絞りとの間の流路60
〜64内の圧力Pp及び対応する接続流路84〜88内
の圧力Paをパイロット圧力として取込むスプール弁で
あり、圧力Ppが圧力Paより高いときにはポートPと
ポートAとを連通接続する切換え位置42a ,44a
 ,46aに切換わり、圧力Pp及びPaが互いに等し
いときには全てのポートの連通を遮断する切換え位置4
2b ,44b ,46bに切換わり、圧力Ppが圧力
Paより低いときにはボートRとボートAと・を連通接
続する切換え位置42c ,44c ,46cに切換わ
るようになっている。
第1図に解図的に示されている如く、各アクチュエータ
I FR, I FL, I RR, I RLはそれ
ぞれ油室2PR, 2PL. 2RR, 2RLを郭定
するシリンダ106PR, 1 0 6PL. 1 0
 6RR, 1 0 6RLと、それぞれ対応するシリ
ンダに嵌合するピストン1 0 8 FR,1 0 8
FL, 1 0 8RR, 1 0 8RLとよりなっ
ており、それぞれシリンダにて図には示されていない車
体に連結され、ピストンのロッド部の先端にて図には示
されていないサスペンションアームに連結されている。
尚図には示されていないが、ピストンのロッド部に固定
されたアッパシートとシリンダに固定されたロアシート
との間にはサスペンションスプリングが弾装されている
また各アクチュエータのシリンダ106FR,10 6
PL, 1 0 6RR, 1 0 6RLにはドレン
流路110、112、114、116の一端が接続され
ている。ドレン流路110,112、114、116の
他端はドレン流路118に接続されており、該ドレン流
路はフィルタ120を介してリザーブタンク4に接続さ
れており、これにより油室より漏洩した作動流体がリザ
ーブタンクへ戻されるようになっている。
油室2PR, 2PL, 2RR, 2RLにはそれぞ
れ絞り124、126、128、130を介してアキュ
ムレータ132、134、136、138が接続されて
いる。またピストン1 0 8FR, 1 0 8PL
,1 0 8RR, 1 0 8RLにはそれぞれ流路
1 4 0 PR,1 4 0FL,  1 4 0R
R. 1 4 01?Lが設けられている。
これらの流路はそれぞれ対応する流路56、84〜88
と油室2PR, 2PL, 2RR, 2RLとを連通
接続し、それぞれ途中にフィルタ142PR,142F
L, 1 4 2RR. 1 4 2RLを有している
。またアクチュエータI PR, I FL, I R
R, I RLに近接した位置には、それぞれ各車輪に
対応する部位の車高XFR, XPL, XRI?, 
XRLを検出する車高センサ144PR,144PL,
1441?R,1441?Lが設けられている。
接続流路56、84〜88の途中にはそれぞれパイロッ
ト操作型の遮断弁150、152、154、156が設
けられており、これらの遮断弁はそれぞれ対応する圧力
制御弁40、42、44、46より上流側の高圧流路1
8PR、18FL,18RR,18RL内の圧力とドレ
ン流路110、112、114、116内の圧力との間
の差圧が所定値以下のときには閉弁状態を維持するよう
になっている。また接続流路56、84〜88の対応す
る圧力制御弁と遮断弁との間の部分がそれぞれ流路15
8、160、162、164により対応する圧力制御弁
の流路50、60,62、64の可変絞りより下流側の
部分と連通接続されている。流路158〜164の途中
にはそれぞれリリーフ弁166、168、170、17
2が設けられており、これらのリリーフ弁はそれぞれ対
応する流路158、160、162、164の上流側の
部分、即ち対応する接続流路の側の圧力をパイロット圧
力として取込み、該パイロット圧力が所定値を越えると
きには開弁して対応する接続流路内の作動油の一部を流
路50、60〜64へ導くようになっている。
尚遮断弁150〜156はそれぞれ高圧流路18PR,
 1 8PL, 1 8RR, 1 81?L内の圧力
と大気圧との差圧が所定値以下のときに閉弁状態を維持
するよう構成されてもよい。
低圧流路48FI?及び481’Lの他端は前輪用の低
圧流路48Fの一端に連通接続され、低圧流路48RI
?及びRLの他端は後輪用の低圧流路48Hの一端に連
通接続されている。低圧流路48P及び48Rの他端は
低圧流路48の一端に連通接続されている。低圧流路4
8は途中にオイルクーラ174を有し他端にてフィルタ
176を介してリザーブタンク4に接続されている。高
圧流路18の逆止弁20とアテニュエータ22との間の
部分は流路178により低圧流路48と連通接続されて
いる。流路178の途中には予め所定の圧力に設定され
たリリーフ弁180が設けられている。
図示の実施例に於では、高圧流路18R及び低圧流路4
8Rは途中にフィルタ182、絞り184、及び常開型
の流量稠整可能な電磁開閉弁186を有する流路188
により互いに接続されている。電磁開閉弁186はその
ソレノイド190が励磁されその励磁電流が変化される
ことにより開弁ずると共に弁を通過する作動曲の流量を
:JS整し得るよう構成されている。また高圧流路18
R及び低圧流路481?は途中にパイロソト操作型の開
閉弁192を有する流路194により互いに接続されて
いる。開閉弁192は絞り184の両側の圧力をパイロ
ット圧力として取込み、絞り184の両側に差圧が存在
しないときには閉弁位置192aを維持し、絞り184
に対し高圧流路181?の側の圧力が高いときには開弁
位置192bに切換わるようになっている。かくして絞
り184、電磁開閉弁186及び開閉弁192は互いに
共働して高圧流路18Rと低圧流路48R1従って高圧
流路18と低圧流路48とを選択的に連通接続して高圧
流路より低圧流路へ流れる作動油の流量を制御するバイ
パス弁196を横或している。
更に図示の実施例に於では、高圧流路18R及び低圧流
路4.8Rにはそれぞれ圧カセンサ197及び198が
設けられており、これらの圧カセンサによりそれぞれ高
圧流路内の作動浦の圧力Ps及び低圧流路内の作動油の
圧力Pdが検出されるようになっている。また接続流路
56、84、86、88にはそれぞれ圧カセンサ199
PR,199FL, 1 9 9RR, 1 9 9R
Lが設けられており、これらの圧カセンサによりそれぞ
れ油室2PR,2PL,2RR.2RL内の圧力が検出
されるようになっている。更にリザーブタンク4にはそ
れぞれタンクに貯留された作動油の温度T及び油量(液
位L)を検出する温度センサ195及び油量センサ25
0が設けられている。油量センサ250は液位が第一の
所定値L,以下になったか否か及び液位が第一の所定値
よりも低い第二の所定値L2以下になったか否かを検出
し得るようになっている。
電磁開閉弁186及び圧力制御弁32〜38は第2図に
示された電気式制御装置200により制御されるように
なっている。電気式制御装置200はマイクロコンピュ
ータ202を含んでいる。
マイクロコンピュータ202は第2図に示されている如
き一般的な構或のものであってよく、中央処理ユニット
(CPU)204と、リードオンリメモリ(ROM)2
06と、ランダムアクセスメモリ(RAM)208と、
入力ボート装@210と、出力ボート装置212とを有
し、これらは双方性のコモンバス214により互いに接
続されている。
入力ボート装置210には回転数センサ16よリエンジ
ン14の回転数Nを示す信号、温度センサ195より作
動油の温度Tを示す信号、圧カセンサ197及び198
よりそれぞれ高圧流路内の圧力Ps及び低圧流路内の圧
力Pdを示す信号、圧カセンサ199PL,199FR
,199RL,199RRよりそれぞれ油室2PL, 
2PR, 2RL, 2RR内の圧力P1(1−1、2
、3、4)を示す信号、イグニッションスイッチ(IG
SW)216よりイグニッションスイッチがオン状態に
あるか否かを示す信号、車高センサ144FL,144
FR,14 4RL, 1 4 4RRよりそれぞれ左
前輪、右前輪・、左後輪、右後輪に対応する部位の車高
Xl(1−1、2、3、4)を示す信号がそれぞれ人力
されるようになっている。
また入力ボート装置210には車速センサ234より車
速yを示す信号、前後G(加速度)センサ236より前
後加速度Gaを示す信号、横6(加速度)センサ238
より横加速度Glを示す信号、操舵角センサ240より
操舵角θを示す信号、スロットル開度センサ242によ
り検出されたスロットル開度センサθaを示す信号ID
SW244がオン状態にあるか否かを示す信号、BKS
W246がオン状態にあるか否かを示す信号、車高設定
スイッチ248より設定された車高制御のモードがハイ
モードであるかローモードであるかを示す信号、/dl
量センサ250よりリザーブタンク内の作動油の液位L
が第一の所定値L1又は第二の所定値L2以下であるか
否かを示す信号がそれぞれ人力されるようになっている
入カボート装置210はそれに入力された信号を適宜に
処理し、ROM206に記憶されているプログラムに基
( CPU204の指示に従いCPU及びRAM208
へ処理された信号を出力するようになっている。ROM
206は第3図、第6図に示された制御フロー及び第4
図、第5図に示されたマップを記憶しており、CPUは
各制御フローに基く信号の処理を行うようになっている
出力ボート装置212はCPU204の指示に従い、駆
動回路220を経て電磁開閉弁186へ制御信号を出力
し、駆動回路222〜228を経て圧力制御弁32〜3
8、詳細にはそれぞれ可変絞り54、72、74、76
のソレノイド58、78、80、82へ制御信号を出力
し、駆動回路230を経て表示器232へ制御信号を出
力するようになっている。
次に第3図に示されたフロチャートを参照して図示の実
施例の作動について説明する。
尚、第3図に示された制御フローはイグニッションスイ
ッチ216が閉成されることにより開始される。また第
3図に示されたフローチャートに於で、フラグFcは高
圧流路内の作動油の圧力PSが遮断弁150〜156を
完全に開弁させる敷居値圧力Pc以上になったことがあ
るか否かに関するものであり、1は圧力Psが圧力Pc
以上になったことがあることを示し、フラグFsは圧力
制御弁32〜38の後述のスタンバイ圧力Pbi(1−
1、2、3、4)に対応するスタンバイ圧力電流1b1
(1−1、2、3、4)が設定されているか否かに関す
るものであり、lはスタンバイ圧力電流が設定されてい
ることを示している。
まず最初のステップ10に於では、図には示されていな
いメインリレーがオン状態にされ、しかる後ステップ2
0へ進む。
ステップ20に於ては、RAM208に記憶されている
記憶内容がクリアされると共に全てのフラグが0にリセ
ットされ、しかる後ステップ30へ進む。
ステップ30に於では、回転数センサl6により検出さ
れたエンジン14の回転数Nを示す信号、温度センサ1
95により検出された作動油の温度Tを示す信号、圧カ
センサ197により検出された高圧流路内の圧力Psを
示す信号、圧カセンサ198により検出された低圧流路
内の圧力Pdを示す信号、23圧カセンサ1 9 9F
L. 1 9 9PR,1 9 9RL, 1 9 9
RRにより検出された油室2 PL,2PR, 2RL
, 2RR内の圧力P1を示す信号、イグニッションス
イッチ216がオン状態にあるか否かを示す信号、車高
センサ144PL,144PR,1441?L,144
RRにより検出された車高X1を示す信号、車速センサ
234により検出された車速Vを示す信号、前後Gセン
サ236により検出された前後加速度Gaを示す信号、
横Gセンサ238により検出された横加速度G1を示す
信号、操舵角センサ240により検出された操舵角θを
示す信号、スロットル開度センサ242により検出され
たスロットル開度センサθaを示す信号IDSW244
がオン状態にあるか否かを示す信号、BKSW246が
オン状態にあるか否かを示す信号、車高設定スイッチ2
48により設定されたモードがハイモードであるかロー
モードであるかを示す信号、油量センサ250により検
出された作動油の液位LがL1又はL2以下であるか否
かを示す信号の読込みが行われ、しかる後ステップ40
へ進む。
ステップ40に於では、イグニッションスイッチがオフ
状態にあるか否かの判別が行われ、イグニッションスイ
ッチがオフ状態にある旨の判別が行われたときにはステ
ップ200へ進み、イグニッションスイッチがオン状態
にある旨の判別が行われたときにはステップ50へ進む
ステップ50に於では、回転数センサ16により検出さ
れステップ30に於で読込まれたエンジンの回転数Nが
所定値を越えているか否かを判別することによりエンジ
ンが運転されているか否かの判別が行われ、エンジンが
運転されてはいない旨の判別が行われたときにはステッ
プ90へ進み、エンジンが運転されている旨の判別が行
われたときにはステップ60へ進む。
尚エンジンが運転されているか否かの判別は、エンジン
により駆動される図には示されていない発電機の発電電
圧が所定値以上であるか否かの判別により行われてもよ
い。
ステップ60に於では、エンジンの運転が開始された時
点より後述のステップ150に於で圧力制御弁32〜3
8のスタンバイ圧力Pblが設定される特点までの時間
Tsに関するタイマの作動が開始され、しかる後ステッ
プ70へ進む。尚この場合タイマTsが既に作動されて
いる場合にはそのままタイマのカウントが継続される。
ステップ70に於では、バイパス弁196の電磁開閉弁
186のソレノイド190へ通電される電流!bがRO
M206に記憶されている第4図に示されたグラフに対
応するマップに基き、Ib−1b+ΔIbs に従って成算され、しかる後ステップ80へ進む。
ステップ80に於では、ステップ70に於で演算された
電流1bが電磁開閉弁186のソレノイド190へ通電
されることによりバイパス弁196が閉弁方向へ駆動さ
れ、しかる後ステップ90へ進む。
ステップ90に於では、高圧流路内の圧力Psが敷居値
Pc以上であるか否かの判別が行われ、PskPcでは
ない旨の判別が行われたときにはステップ120へ進み
、Ps ;i=Pcである旨の判別が行われたときには
ステップ100へ進む。
ステップ100に於では、フラグFcが1にセツトされ
、しかる後ステップ105へ進む。
ステップ105に於では、油量センサ250により検出
された作動油の液位Lに基き、第6図を参照して後に説
明する油量判定制御が行われ、しかる後ステップ110
へ進む。
ステップ110に於ては、車輌の乗心地制御及び車体の
姿勢制御を行うべく、ステップ30に於で読込まれた各
種の信号に基きアクティブ演算が行われることにより、
各圧力制御弁の可変絞り54、72〜76のソレノイド
58、78、80、82へ通電される電流1uiが演算
され、しかる後ステップ170へ進む。
尚このステップに於で行われるアクティブ演算は本発明
の要旨をなすものでなく、その詳細な説明を省略するが
、このアクティブ演算は例えば本願出願人と同一の出願
人の出願にかかる特願昭63−331042号明細書に
記載されている如く行われてよい。
ステップ120に於ては、フラグFcが1であるか否か
の判別が行われ、Fe −1である旨の判別、即ち高圧
流路内の作動油の圧力Psが敷居値圧力Pc以上になっ
た後これよりも低い値になった旨の判別が行われたとき
にはステップ105へ進み、Fcmlではない旨の判別
、即ち圧力Psが敷居値圧力Pc以上になったことがな
い旨の判別が行われたときにはステップ130へ進む。
ステップ130に於では、フラグFsが1であるか否か
の判別が行われ、Fs−1である旨の判別が行われたと
きにはステップ170へ進み、Fs −1ではない旨の
判別が行われたときにはステップ140へ進む。
ステップ140に於では、時間Tsが経過したか否かの
判別が行われ、時間Tsが経過してはいない旨の判別が
行われたときにはステップ170へ進み、時間Tsが経
過した旨の判別が行われたときにはステップ150へ進
む。
ステップ150に於ては、Tsタイマの作動が停止され
、またステップ30に於で読込まれた圧力Piがスタン
バイ圧力pbtとしてRAM2 0 8に記憶されると
共に、ROM206に記憶されている第5図に示された
グラフに対応するマップに基き、各圧力制御弁と遮断弁
との間の接続流路56、84〜88内の作動油の圧力を
スタンバイ圧力pbt、即ちそれぞれ対応する圧カセン
サにより検出された油室2PL, 2PR, 2RL,
 2RR内の圧力Piに実質的に等しい圧力にすべく、
圧力制御弁34、32、38、36の可変絞り72、5
4、76、74のソレノイド78、58、82、80へ
通電される電流1bi(1−1、2、3、4)が演算さ
れ、しかる後ステップ160へ進む。
ステップ160に於では、フラグFsが1にセットされ
、しかる後ステップ170へ進む。
ステップ170に於では、ステップ70に於で演算され
た電流Ibが基準値1 bo以上であるか否かの判別が
行われ、Ibalboではない旨の判別が行われたとき
にはステップ30へ戻り、IbaIboである旨の判別
が行われたときにはステップ180へ進む。
ステップ180に於では、ステップ30に於で読込まれ
た高圧流路内の作動流体の圧力Psが基準値Pso(<
Pc)以上であるか否かの判別が行われ、psapso
ではない旨の判別が行われたときにはステップ30へ戻
り、PsaPsoである旨の判別が行われたときにはス
テップ190へ進む。
ステップ190に於では、ステップ150に於で演算さ
れた電流1bl又はステップ110に於で演算された電
流1uiが各圧力制御弁の可変絞りのソレノイド58、
78〜82へ出力されることにより各圧力制御弁が駆動
されてその制御圧力が制御され、しかる後ステップ30
へ戻り、上述のステップ30〜190が繰り返される。
ステップ200に於では、電磁開閉弁186のソレイド
190への通電が停止されることにより、バイパス弁1
96が開弁され、しかる後ステップ210へ進む。
ステップ210に於では、メインリレーがオフに切換ら
れ、これにより第3図に示された制御フローが終了され
ると共に、第2図に示された電気式制御装置200への
通電が停止される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 作動油を貯留するリザーバと、前記リザーバ内の作動油
    量を検出する手段と、アキュムレータを有する作動油供
    給通路と、前記リザーバより前記供給通路へ高圧の作動
    油を供給するポンプと、車輪と車体との間に配設された
    油圧アクチュエータと、前記リザーバと連通する作動油
    排出通路と、前記供給通路又は前記排出通路と前記アク
    チュエータとを選択的に連通接続すると共に前記アクチ
    ュエータ内の油圧を調整する圧力調整手段と、前記供給
    通路と前記リザーバとを選択的に連通接続するバイパス
    手段と、前記圧力調整手段及び前記バイパス手段を制御
    する制御手段とを有し、前記制御手段は前記リザーバ内
    の作動油量が所定値以下になると前記バイパス手段を連
    通させるよう構成された油圧式サスペンション。
JP14773089A 1989-06-09 1989-06-09 油圧式サスペンション Pending JPH0314711A (ja)

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