JPH03143785A

JPH03143785A - 作業車

Info

Publication number: JPH03143785A
Application number: JP28030689A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Kurokawa; 雅博黒河; Takao Akiyama; 秋山　隆夫; Yasushi Fujita; 靖藤田; Michio Ishikawa; 道男石川; Takeshi Hagiyama; 丈士萩山; Atsushi Sogabe; 敦曽我部
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1989-10-27
Filing date: 1989-10-27
Publication date: 1991-06-19
Anticipated expiration: 2013-11-25
Also published as: JP2827340B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、コンバイン等の作業車にあって、詳しくは、
車体を駆動ローリング制御する機構と駆動ピッチング制
御する機構並びに車高を昇降制御する機構とを備えであ
る作業車の操作装置に関する。

〔従来技術〕

従来は、車体のローリング制御とピッチング制御並びに
車高昇降制御を各別に設けた操作レバーによって手動制
御していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

かかる構成によると、操作レバーの選択間違い等による
誤操作を招き易い問題があった。

本発明は、かかる問題点を解消せんとするものであって
、次のような技術的手段を講じた。

〔課題を解決するための手段〕

すなわち、本発明は車体の左右方向の傾斜を制御する機
構と前後方向の傾斜を制御する機構及び車高を昇降制御
する機構を設けてある作業車において、ニュートラル位
置から左右方向及び前後方向に操作し得る１本の操作レ
バーを設け、前記操作レバーの左右方向の操作で駆動ロ
ーリング機構を、前後方向の操作で駆動ピッチング機構
を作動させるべく連係すると共に、該レバーを上下方向
に押し引き操作可能に構成し、上方への引き操作によっ
て車高を上昇駆動し、下方への押し操作によって下降駆
動するよう制御すべく構成してあることを特徴とするも
のである。

〔発明の作用効果〕

従って、本発明によれば、操作レバーの左右方向の操作
でローリング制御を、前後方向の操作でピッチング制御
を更に上下方向の押し引き操作で車高昇降制御を行うこ
とができるので、従来のように操作レバーをいちいち持
ち換える必要がなく、選択の煩わしさから解消でき、し
かも、各操作が判り易く、誤操作を招かず、操作の迅速
化を図ることができるに至った。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。左
右一対のクローラ走行装置１・１を備えた機体フレーム
２に刈取部３．脱穀部４、グレンタンク５及び運転部６
等を設置してコンバインを構成している。

前記左右のクローラ装置１・１は同一構造であるため、
−六個のクローラ走行装置１についてのみ説明する。前
記機体フレーム２に連結固定している車体フレーム７に
はその前端側にクローラベルト８を巻回して駆動するク
ローラ駆動用軸体９が支承体を介して取付固定されてい
る。前記車体フレーム７には、複数個の接地輸体１０、
クローラベルトを緊張調節可能なりローラ緊張用１１１
体１１を軸支した可動トラックフレーム１２をローリン
グリンク機構１３を介して相対上下動可能に装着してい
る。前記接地輸体１ｏ群の中間位１λには前記可動トラ
ックフレーム１２に大径案内輪体１４が支承されている
。

前記ローリングリンク機構１３は１前後一対のローリン
グリンク１３鵠・１３ｂとこれらと一体的に揺動するよ
うに前記車体フレーム７に軸支したローリングアーム１
５・１５とによって構成してあり、そして、このローリ
ングアーム１５・１５の遊端同志をロッド１６により連
動連結すると共に前記車体フレーム７側のブラケット１
７に取付けたローリング油圧シリンダー１８のピストン
ロッド１８ａを後方側の前記ローリングアーム１５に連
結し、もって、ローリングＵ動機構としてのローリング
油圧シリンダー１８の伸縮作動により、車体フレーム７
に対して可動トラックフレーム１２を昇降操作できるよ
うに構成している。

また、前記車体フレーム７側には、機体の前後方向の傾
斜を制御するピッチングリンク機構１９を設けるが、後
部のピッチングアーム軸２０周りに回動自在のピッチン
グリンク２１と、このピッチングリンク２１の先端に対
してピン軸２２で回動自在に取付けられたリンク２２ａ
と、前記ピッチングリンク２１と一体的に回動するピッ
チングアーム２３等からなり、このアーム２３を車体フ
レーム７に取付けたピッチング油圧シリンダー２４のピ
ストンロット２４ａと連結して、このピッチング油圧シ
リンダー２４の伸縮作動によって、リンク２２ａをピッ
チングフレーム２５のリンクピン２６周りに回動するこ
とにより、これらリンク２２ａ及びピッチングリンク２
１で車体フレーム７をピッチング軸２７周りに上下回動
する構成としている。

つぎに、クローラ走行装置の制御機構について説明する
と、ローリング油圧シリンダ１８、ピッチング油圧シリ
ンダ２４及び前記刈取部３を機体フレーム２に対して上
下する刈取上下シリンダ２８等を油圧作動する油圧ポン
プＰの油圧回路が第３図のように設けられる。刈取上下
シリンダ２８の油７圧回路には、刈取上昇用の刈取上制
御弁２９、及び刈取下降用の刈取上制御弁３０等を電磁
的に作動するよう設ける。ピッチング油圧シリンダ２４
の油圧回路には１機体フレーム７をピッチング軸２７周
りに回動させて前下方向にピッチング回動させたり、又
この逆に後下方向に回動させるように切換えるピッチン
グ制御弁３１を設ける。又左右一対のローリング油圧シ
リンダ１８の油圧回路には、各々ローリング制御弁３２
を設け、左側又は右側の可動トラックフレーム１２を独
立的に。

又は同時に上下動するように切換える。３３はアンロー
ドバルブである。

第４図において、マイクロコンピュータを有するコント
ローラ３４には、入力側に１手動傾斜レバースイッチ３
５を設け、このレバースイッチ３５及び手動操作レバー
３６は運転部６近くに設け。

この手動操作レバー３６の前後方向の傾倒操作で前下ス
イッチＦＤＳ及び後下スイッチＢＤＳをＯＮし、又左右
方向の傾倒操作で左下スイッチＬＤＳ及び右下スイッチ
ＲＤＳをＯＮして、ピッチング制御弁３１．ローリング
制御弁３２を切換出力して、車体フレーム７をピッチン
グ作動したり、左側又は右側の可動トラックフレーム１
２を上下動してローリング作動する関係に構成している
。

又、前記操作レバー３６は、機枠４５に対し摺動可能な
摺動杆４Ｇを介して」二下方向に押し引き操作可能に構
成し、メタル４７には摺動杆４６の外周面を常時押圧す
るばね４８で押圧されたボール４９を設け、他方摺動杆
４６には前記操作レバー３６が上下方向の中立位置にあ
るときに、この中立位置を保持するために前記ボール４
９が嵌入する嵌合溝５０を設ける。

そして、この摺動杆４６の中立位置より上方と下方への
摺動圏内には車高上下スイッチ３７が設けられ、操作レ
バー３６を中立位置より上方に弓き操作すると、車高上
下スイッチ３７の車高上げスイッチ３７ａが作動し、左
右のローリング制御弁３２が上げ側へ切換えられて、車
高を上昇し、又、下方に押し操作すると、車高下げスイ
ッチ３７ｂが作動し、左右のローリング制御弁３２が下
げ側へ切換えられて、車高を下降するように制御出力さ
れる。

車体水平スイッチ３８は、車体１の左右ローリング制御
、及び前後ピッチング制御等を行わせるものである。殻
稈センサ３９は、刈取装置によって殻稈が刈取られる状
態にあることを検出するもので、これによって上記のよ
うな各制御を行わせる前後傾斜センサ４０．左右傾斜セ
ンサ４１、これらの各ストロークセンサ４２・４３・４
４を設けている。

機体２のピッチング制御については、前後傾斜センサ４
０が機体２の前後方向の傾斜を検出すると、これによっ
てピッチング制御弁３１を６１ｉ下又は後下に切換えて
、ピッチング油圧シリンダ２４を伸縮し、このピッチン
グ油圧シリンダ２４に設けられる前後ストロークセンサ
４２で検出してフィードバック制御することにより１機
体２を前後水平状態に制御維持する構成としている。

車体１のローリング制御については、機体又は車体の左
右の傾斜を左右傾斜センサ４１が検出することにより、
左ローリング制御弁３２．又は右ローリング制御弁３２
を切換えて、左右のローリング油圧シリンダ１８を伸縮
し、この各ローリング油圧シリンダ１８の伸縮量を左右
のストロークセンサ４３・４４で検出しながらフィード
バック制御することにより、車体を左右水平状態に制御
維持する構成としている。

【図面の簡単な説明】

図は１本発明の、一実施例を示すもので、第１図はコン
バインの概略側面図、第２図はクローラ走行装置の側面
図、第３図は油圧回路図、第４図は制御ブロック図、第
５図は操作レバー装置の一部破断せる概略側面図、第６
図はその斜視図である。符号の説明１・・・クローラ走行装置　２・・・機体フレーム３・
・・刈取部　　　　　　４・・・脱穀部５・・・グレン
タンク　　　６・・・運転部７・・・車体フレーム　　
　８・・・クローラベルト９・・・クローラ駆動用輸体１０・・・接地輪体１１・・・クローラ緊張用軸体１２・・・可動トラックフレーム１３・・・ローリングリンク機構１４・・・大径案内輪体　　１５・・・ローリングアー
ム１６・・・ロッド　　　　　１７・・・ブラケット１
８・・・ローリング油圧シリンダ１９・・・ピッチングリンク機構２０・・・ピッチングアーム軸２１・・・ピッチングリンク２２・・・ピン軸　　　　　２２ａ・・・リンク２３・
・・ピッチングアーム２４・・・ピッチング油圧シリンダ５・・・ピッチングフレーム６・・・リンクピン　　　２７・・・ピッチング軸８・
・・刈取上下シリンダ９・・・刈取上制御弁　　３０・・・刈取上制御弁１・
・・ピッチング制御弁２・・・ローリング制御弁３・・・アンロードバルブ４・・・コントローラ５・・・手動傾斜レバースイッチ６・・・操作レバー７・・・車高上下スイッチ８・・・車体水平スイッチ“ ９・・・殻稈センサ　　　４０・・・＾７ｆ後傾斜セン
サト・・左右傾斜センサ２〜４４・・・ストロークセンサ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）車体の左右方向の傾斜を制御する機構と前後方向
の傾斜を制御する機構及び車高を昇降制御する機構を設
けてある作業車において、ニュートラル位置から左右方
向及び前後方向に操作し得る１本の操作レバーを設け、
前記操作レバーの左右方向の操作で駆動ローリング機構
を、前後方向の操作で駆動ピッチング機構を作動させる
べく連係すると共に、該レバーを上下方向に押し引き操
作可能に構成し、上方への引き操作によって車高を上昇
駆動し、下方への押し操作によって下降駆動するよう制
御すべく構成してあることを特徴とする作業車。