JPH03143463A - 管状体の製造方法 - Google Patents

管状体の製造方法

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JPH03143463A
JPH03143463A JP1282609A JP28260989A JPH03143463A JP H03143463 A JPH03143463 A JP H03143463A JP 1282609 A JP1282609 A JP 1282609A JP 28260989 A JP28260989 A JP 28260989A JP H03143463 A JPH03143463 A JP H03143463A
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Akira Noguchi
彰 野口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ゴルフクラブ用シャフト、釣竿等として使用
される管状体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近時、例えば、特開昭50−109024号公報に開示
されるように、シャフト本体を繊維強化合成樹脂で形成
し、この表面に金属薄膜を被覆したゴルフクラブ用シャ
フトが開発されている。
第7図は、この公報に開示されるゴルフクラブ用シャフ
トを示すもので、このゴルフクラブ用シャフトは、カー
ボンファイバーからなるカーボンファイバー層11の表
面に、金属薄膜層13を被覆して形成されている。
このようなゴルフクラブ用シャフトでは、カーボンファ
イバー層11の表面に、金属’+’:V 119層13
を被覆したので、カーボンファイバー層11に傷が付き
難くなり、傷に起因する強度低下および撓み弾性の劣化
による性能の低下を防止することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のゴルフクラブ用シャフ
トでは、板状あるいはテープ状の金、属□1膜をカーボ
ンファイバー層11に巻回して金属薄11層13を形成
する場合には、例えば、テープの締め付は力の不足によ
り、成形加熱硬化時にカーボンファイバー層11にボイ
ドが生じるという問題があった。
また、金属薄膜によりカーボンファイバーN11の繊維
を切断したり、あるいは、金属薄膜とカーボンファイバ
ー層11との密着不良を生し強度が低下するという問題
があった。
一方、カーボンファイバー層11に金属粒子を付着させ
た状態でプリプレグシートを巻回して金属薄膜を形成す
る場合には、プリプレグシー1−の巻回工程での変形、
縮径により、金属粒子の層が分散分離するため、所望の
強度9重量、外観等を得ることが非常に困難になるとい
う問題があった本発明は、かかる従来の問題を解決すべ
くなされたもので、繊維強化合成樹脂からなる本体層の
外側に、金属層を確実に形成することのできる管状体の
製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の管状体の製造方法は、高強度繊維に合成樹脂を
含浸したプリプレグシートをマンドレルに巻回して本体
層を形成する工程と、この本体層の外周に、金属コーテ
ィングされた薄肉厚のプリプレグシートを、金属コーテ
ィング側が前記本体層側となるように巻回し外層を形成
する工程と、この外層にテープを巻回する工程と、テー
プの巻回された前記本体層と外層とを焼成する工程とを
有するものである。
〔作 用] 本発明の管状体の製造方法では、高強度繊維に合成樹脂
を含浸したプリプレグシートがマンドレルに巻回され本
体層が形成された後、この本体層の外周に、金属コーテ
ィングされた薄肉厚のプリプレグシートが、金属コーテ
ィング側が本体層側となるように巻回され外層が形成さ
れ、この後、この外層にテープが巻回され、テープの巻
回された本体層と外層とが焼成される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の管状体の製造方法の一実施例を示し
ており、第2図および第3図は、第1図の製造方法によ
り製造されたゴルフクラブ用シャフトを示している。
第2図および第3図において符号21は、本体層を示し
ており、この本体層21の外側には、外層23が形成さ
れている。
そして、外層23は、金属層25と最外層27とから形
成されている。
すなわち、第1図の(b)に示すように、本体層21は
、カーボン繊維、硝子繊維等の高強度繊維29に、エポ
キシ、ポリエステル等の合y′fi、!M脂からなるマ
トリックス31を含浸した複数枚のプリプレグシート3
3を複数回巻回して形成されている。
そして、この本体層21の外側には、第1図の(d)に
示すように、金属コーティングされた薄肉厚のプリプレ
グシート35を、金属コーティング側が本体層21側と
なるように巻回し外層23が形成されている。
すなわち、このプリプレグシート35は、カーボン繊維
、硝子繊維等の高強度繊維37に、エポキシ、ポリエス
テル等の合成樹脂からなるマトリックス39を含浸して
形成されており、例えば、0.1w以下の薄肉厚とされ
ている。
また、プリプレグシート35の一例表面には、アモルフ
ァス金属、結晶金属等の金属が、スパッタ法等の周知の
方法により金属コーティングされている。
以上のように構成されたゴルフクラブ用シャフトは、以
下述べるようにして製造される。
すなわち、先ず、第1図の(a)に示したように、外周
をテーバ面41とされるマンドレル43に、高強度繊維
29にマトリックス31を含浸した複数枚のプリプレグ
シート33が、複数回巻回され本体層21が形成される
。なお、この時に、マンドレル43の先端側に補助パタ
ーン45が巻回される。
この後、この本体層21の外側に、第1図の(d)に示
したように、金属コーティングされた薄肉厚のプリプレ
グシート35が、金属コーティング側が本体層21側と
なるように巻回され外層23が形成される。
すなわち、この巻回により、第3図に示したように、本
体層21側の金属層25と、最外周の最外層27とから
なる外層23が形成される。
この後、第1図の(e)に示したように、最外層27に
テープ47が巻回され、テーピングされた本体層21お
よび外層23が焼成され、マンドレル43を引き抜くこ
とによりゴルフクラブ用シャフトが製造される。
しかして、以上述べた管状体の製造方l去では、製造工
程を、高強度繊維29に合成樹脂を含侵したプリプレグ
シート33をマンドレル43に巻回して本体層21を形
成する工程と、この本体層21の外周に、金属コーティ
ングされた薄肉厚のプリプレグシート35を、金属コー
ティング側か本体層21側となるように巻回し外層23
を形成する工程と、この外層23乙こテープ47を巻回
する工程と、テープ47の巻回された本体層21と外層
23とを焼成する工程とから構成したので、繊維強化合
成樹脂からなる本体層21の外側に、金属層25を確実
に形成することが可能となる。
すなわち、以上述べた管状体の製造方法では、本体層2
■の外周に、金属コーティングされた薄肉厚のプリプレ
グシー1−35を巻回するようにしたので、成形特に、
金属コーティングがプリプレグシート35から分離、+
多山力することがなく、i哉維強化合成樹脂からなる本
体層21の外<!!、lIに、金属層25を均一に、か
つ、高強度で形成することができる。
そして、プリプレグシート35を金属コーティング側が
本体層21側となるように巻回し外層23を形成するよ
うにしたので、プリプレグシート35の巻回時に、金属
層25が縮径した状態で巻回されることとなり、金属層
25が、分断された状態2重なった状態あるいは開いた
状態となることがなく金属層25をより均一に、かつ、
より高強度に形成することができる。
また、金属コーティングは、薄肉厚のプリプレグシート
35に非常に薄肉で行なうことができるため、比重の大
きい金属をコーティングした場合にも、金属層25の形
成による重量の増大を抑制することが可能となる。
さらに、従来のように、本体層21の繊維が切断1露出
することがないため、強度および外観を大幅に向上する
ことが可能となる。
また、予め金属コーティングされたプリプレグシート3
5を使用するため、作業性が良つTであり、不良等の発
生を低減することができる。
さらに、金属層25を形成するプリプレグシート35の
強化繊維に、硝子繊維、有機透明繊維等を使用すること
により、金属層25が外部から透けて見えるように形成
することが容易に可能であり、この場合においても、以
上述べた管状体の製造方法では、非常に外観の良好なも
のとなる。
第4図は、本発明の管状体の製造方法の他の実施例によ
り製造された管状体を示すもので、この実施例では、金
属層25と最外層27とからなる外層23が二重に形成
されている。
このような管状体は、本体層21の外周に、金属コーテ
ィングされたプリプレグシート35を二重に巻回するこ
とムこより容易に形成可能であり、前達した実施例と同
様な効果を17.ることができ、さらに、重量を大中に
増大することなく、管状体の強度を向上することができ
る。
なお、プリプレグシート35を、三重以上に4回しても
良いことは勿論である。
第5図は、本発明の管状体の製造方法C)さ、−)二こ
他の実施例により製造された管状体生来4もので、この
実施例では、最外層51が三軸JR’IJJJ↓こ、E
すj[<成されている。
すなわち、この実施例では、金t’Aコーチでングが施
されるプリプレグシー1・の強化G5い11[;こ!上
、第6図に示すように、60度の角度で交叉L−でいる
2方向の経糸53に緯系55が狽識し、;仝糸5355
が60度の交叉角で織られている三l!1111代物が
使用されている。
このような管状体は、本体層21の外周に、金属コーテ
ィングされた三軸織物からなるプリプレグシートを巻回
することにより容易に形成可能であり、前述した実施例
と同様な効果を得ることができ、さらに、三軸織物が形
状保持性、負荷分散性等に優れているため、ねしり2曲
げ等が作用しても、金属層25が容易に剥離することが
なく、管状体としての強度を向上できる。
なお、以上述べた実施例において、本体層、外層等に糸
状体を巻回し、あるいは、他のプリプレグシートを巻回
しても良いことは勿論であり、また、本体層、外層に、
織布、引揃え等のプリプレグシートを任意に使用しても
良いことは勿論である。
また、以上述べた実施例では、プリプレグシートの一面
に金属コーティングをした例について述べたが、本発明
は、かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、
プリプレグシートの両面に金属コーティングをしても良
いことは勿論である。
さらに、以上述べた実施例では、ゴルフクラブ用シャフ
トの製造に本発明方法を使用した例について述べたが、
本発明は、かかる実施例に限定されるものではなく、例
えば、釣竿等の種々の管状体にも適用できることは勿論
である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の管状体の製造方法では、製
造工程を、高強度繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグ
シートをマンドレルに巻回して本体層を形成する工程と
、この本体層の外周に、金属コーティングされた薄肉厚
のプリプレグシートを、金属コーティング側が本体層側
となるように巻回し外層を形成する工程と、この外層に
テープを巻回する工程と、テープの巻回された本体層と
外層とを焼成する工程とから構成したので、繊維強化合
成樹脂からなる本体層の外側に、金属層を確実に形成す
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の管状体の製造方l去の一実施例を示す
工程図である。 第2図は第1図のゴルフクラブ用シャフトの製造方法に
より製造されたゴルフクラブ用シャフトを示す側面図で
ある。 第3図は第2図のIII −In線に沿う横断面図であ
る。 第4図は本発明の管状体の製造方法の他の実施例により
製造されたゴルフクラブ用シャフトを示す横断面図であ
る。 第5図は本発明の管状体の製造方lnのさらに他の実施
例により製造されたゴルフクラブ用シャフトを示す横断
面図である。 第6図は第5図の三軸織物を示す説明図である。 第7図は従来のゴルフクラブ用シャフトを示す横断面図
である。 〔主要な部分の符号の説明〕 21・・・本体層 23・・・外層 5 ・金属層 33゜ ・プリプレグシート ・マンドレル。 第 1 図 43(マントしlし) ノ 第2図 ■シ 第 図 第 図 第 フ 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高強度繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシー
    トをマンドレルに巻回して本体層を形成する工程と、こ
    の本体層の外周に、金属コーティングされた薄肉厚のプ
    リプレグシートを、金属コーティング側が前記本体層側
    となるように巻回し外層を形成する工程と、この外層に
    テープを巻回する工程と、テープの巻回された前記本体
    層と外層とを焼成する工程とを有することを特徴とする
    管状体の製造方法。
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