JPS606145A - 釣竿 - Google Patents

釣竿

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JPS606145A
JPS606145A JP11334583A JP11334583A JPS606145A JP S606145 A JPS606145 A JP S606145A JP 11334583 A JP11334583 A JP 11334583A JP 11334583 A JP11334583 A JP 11334583A JP S606145 A JPS606145 A JP S606145A
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JP
Japan
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synthetic resin
rod body
impregnated
strength
prepreg
Prior art date
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JP11334583A
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English (en)
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JPH037334B2 (ja
Inventor
勇 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS606145A publication Critical patent/JPS606145A/ja
Publication of JPH037334B2 publication Critical patent/JPH037334B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として軽さを重要視される鮎釣りなどに好
適な釣竿に関する。
一般に、釣竿は、カーボン繊維、ガラス繊維など高強度
繊維の引揃シートに合成樹脂を含浸させたプリプレグを
、芯金に複数回に亘り引揃方向に巻回した後、加熱して
管状に成形している。
所で、釣竿の強度は、前記プリプレグにおける合成樹脂
の含浸量により大きな影響を受けるのであるが、一般に
は、前記合成樹脂の含浸量を35〜4 Q wt%とじ
、残りを前記繊維とした場合、最も好ましい強度が得ら
れるのである。
従って、従来の釣竿は、合成樹脂を65〜4Q wt%
含浸したプリプレグが用いられている。
所が、例えば鮎釣用の釣竿など、軽さを重要視される釣
竿の場合、合成樹脂を65〜4Qwt%含浸したプリプ
レグを用いると、単位面積当りの重量を所定値以下に小
さくすることができなくて、重かったのである。又、前
記合成樹脂の含浸量を最も好ましい場合に比べて少なく
したプリプレグを用いた場合、単位重量当りの強度を所
定値以上に保つことができな(て、折損し易(なる問題
がある。
そのため、既に軽さを重要視される釣竿においCは、前
記プリプレグにおける合成樹脂の含浸量を少量に、例え
ば3 Q wt%以下にして、プリプレグの単位面積当
りの重量を小さく成すと共に、このプリプレグを巻回成
形した竿本体に、つぎのように補強手段を施して、強度
も大きくすべくしたものが提案されている。その一つは
、爲−ボン繊維を引揃えたものに、厚みを例えば0−0
3mmのごとく薄く織ったガラスクロスを裏打ちした所
謂aGクロスを、前記竿本体の外面に、このCGクロス
のカーボン繊維が周方向を向(ごとく巻き付けたもので
あるが、十分な強度を得るには多層に巻く必要があって
、重くなってしまう問題があった。また、他の一つは、
カーボン繊維の31揃えシートのと(に薄手のものを、
前記竿本体に、このシートのカーボン繊維が周方向を向
(ごと(配設したものであるが、もともとこの種シート
は、幅の広い、例えば1m以上のもので、薄手のものを
製作するとき、シートの全体に亘って、如何なる部分に
おいても含浸合成樹脂が不足することがないようにする
ため、合成樹脂の含浸量を若干多い目とするので、0.
08mmより薄いものができ難いのであり、従って、全
体に重量を所定値以下に小さくすることができず、重か
ったのである。さらに、従来提案されている他のものと
しては、カーボン繊維の引揃シートに、合成樹脂を少量
、例えば3 Q wt%以下含浸させた細幅テープを形
成して、該テープを前記竿本体の外面または内面に巻回
したものであるが、繰り返しの曲げ荷重が加わることに
より、この竿本体においてテープを巻い−Cいない内面
または外面に表層割れが生ずることになる問題があった
本発明の目的は、高強度繊維の引揃シートに合成樹脂を
含浸させたプリプレグを巻装して形成する竿本体におけ
る前記合成樹脂の含浸量を少なくして軽量にできながら
、しかも、前記竿本体の内面及び外面に、高強度繊維の
引揃シートに少ない目の合成樹脂を含浸させ、0.08
1111以下の厚さとした細幅テープを巻装して、竿本
体への曲げ荷重に対し分担して補強させ、軽貴さを保持
しながら十分な強度も持たせることができる釣竿を提供
する点にある。
本発明の構成は、高強度繊維の引揃シートに合成樹脂を
含浸させたプリプレグを巻装して竿本体を形成すると共
に、高強度繊維の引揃シートに合成樹脂を含浸させ、厚
みを0−08m以下とした細幅テープを形成して、前記
竿本体の内面及び外面に巻装し、前記竿本体の内面及び
外面に、該竿本体への曲げ荷重に対し分担して補強対抗
する巻回層を設けて、曲げ荷重に対する強度当りの重量
を十分に低減可能にしたことを特徴とするものである。
以下、本発明釣竿の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明は、基本的には、高強度繊維(11)の引揃シー
トに合成樹脂(12)を含浸させたプリプレグ(1)を
巻装して、竿本体(A)を形成すると共に、高強度繊維
(21)のジ[揃シートに合成樹脂(22)を含浸させ
、厚みを0−08mm以下とした細幅テープ(2)を形
成して、前記竿本体(A)の内面及び外面に巻装し、該
内面及び外面に、竿本体(A)への曲げ荷重に対し分担
して補強対抗する巻回層(B)、(0)を設けるのであ
る。
図面に示したものでは、前記プリプレグ(1)は、高強
度繊維(11)として、軽くて高強度の特性を有するカ
ーボン繊維を用い、かつ前記合成樹脂(12)の含浸量
を、例えば3 Q vt−’%以下の少ない目の値とし
て、単位面積当りの重量が所定値以下に小さくなるよう
にしたもので、前記カーボン繊維の径及び使用本数を従
来のものと同じにした場合、前記竿本体(A)は、前記
合成樹脂(12)の含浸量を減少させた量に対応して、
曲げ強度が低下するけれども、重量がそれだけ軽くなる
のである。
また、前記細幅テープ(2)は、前記高強度繊維(21
)として、前記プリプレグ(1)に用いたカーボン繊維
より細径で引張強度300kg以上のカーボン繊維を用
いて、該カーボン繊維の例えば3,000本のものを幅
寸法0.5閣〜10閤の細幅状に引揃え、かつ合成樹脂
の含浸量を、少ない目の例えば20〜33 wt%の範
囲内の値とし、かつ厚みを0.01〜0.05mmの範
囲内の値と成すのであって、この細幅テープ(2)は、
以上のどと(、幅寸法をきわめて小さくしたので、合成
樹脂の含浸量を少な(しても、全体に、合成樹脂が不足
する個所が生ずることなく、かつ合成樹脂が過大となる
個所も生ずることなく、必要最小量の合成樹脂が均一に
含浸されることになって、厚みを0.0811I11以
下になし得たものである。
そして、この細幅テープ(2)は、前記竿本体(A)の
内面及び外面に巻装して、前記巻回層CB)、(0)を
形成するとき、とくに軽量にする場合には、重ならない
ように螺旋状に巻5回するのであり、かつ必要最小限の
強度に補強できる程度に、小さい曲げ荷重が加わる先端
側程粗状に巻回すると共に、大きい曲げ荷重が加わる手
元側程密状に巻回するのであるが、以上の巻回状態に限
定されるものでなく、重合状に巻回してもよいし、かつ
任意の巻回ピッチで巻回できる。また、前記細幅テープ
(2)は、前記竿本体(A)を加熱して硬化させる前に
内、外画面に突出することなく喰込ませるようにするの
であるが、必ずしも喰込ませる必要はない。
本発明は、以上の如(構成するもので、第5図(イ)の
ごとく細幅テープ(2)を芯金(6)に螺旋状に巻回し
た後、その外周に第5図(ロ)のごとくプリプレグ(1
)を数回巻回すると共に、この竿本体(A)の外面に細
幅テープ(2)を第5図(ハ)のどと(螺旋状に巻回し
、次いでその外周に第5図(ニ)のごとく、セロ7−ン
テープ(4)を螺旋状に巻付けて緊縛し、加熱炉で加熱
焼成して前記竿本体(A)及びその内、外画面の細幅テ
ープ(2)、(2)における合成樹脂を硬化させ、然る
後、従来通り脱芯、セロノ1ンテープ剥離、研磨、塗装
するのである。
しかして、以上の如(製造した釣竿は、プリプレグ(1
)における合成樹脂(12)の含浸量が3 Q wt%
以下であるため、前記合成樹脂の含i−tを65〜4Q
wt%とじた一般的な釣竿に比べて単位重量当りの引張
強度は低下するけれども、その反面、単位体積当りの重
量を大幅に小さくできるので、非常に軽くできるのであ
る。
しかも、前記プリプレグ(1)により形成する竿本体(
A)の内面及び外面に、前記細幅テープ(2)の高強度
繊維(21)が周方向に巻回するごとく巻回層CB)、
(0)を設けたので、竿本体(A)への曲げ荷重に対し
、竿本体(A)の内面及び外面の両面において、これら
の巻回層(B)t(0)がそれぞれ分担して補強対抗す
ることになり、かつ各巻回層(B)、(0)ともに、細
幅で、0.08II11以下のきわめて薄肉で、合成樹
脂の含浸量も少ない目であるため、極めて軽量であり、
さらに螺旋状に巻回することによりご層軽量と成し得る
のであり、結局、前記巻回層(B)、(0)により、重
量増加を最小限に抑制できながら、竿本体(A)におけ
る内面及び外面をともに確実に補強でき、竿本体(A)
の内面及び外面に割れが生ずるのを防止できるのである
尚、以上の説明では、前記竿本体(A)の内面及び外面
に巻回する細幅テープ(2)は同一仕様のものを用いる
とと(したが、異なった仕様のものを用いることができ
ることは云う迄もない。
以上の如く本発明は、高強度繊維の引揃シートに合成樹
脂を含浸させたプリプレグにおけル合成樹脂の含浸量を
少ない目にできるので、竿本体の重量を軽(でき、しか
も、前記竿本体の内面及び外面に、高強度繊維の細幅状
引揃シートに少ない目の合成樹脂を含浸させ、厚みを0
−08+ma以下とした細幅テープによる巻回層を設け
たので、重量増加を最小限に抑制できながら、竿本体の
内面及び外面をともに確実に補強でき、竿本体の内面及
び外面のいずれに右いても割れが発生するのを防止でき
るのである@
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明釣竿の一実施例を示す一部断面正面図、
第2図は部分拡大断面図、第3図はプリプレグの斜視図
、第4図は細幅テープの部分拡大斜視図、第5図(イ)
、(ロ)、(ハ)、(ニ)は製造方法の一例を示す説明
図である。 (1)・・・プリプレグ (11)・・・高強度繊維 (12)・・・合成樹脂 (2)・・・細幅テープ (21)・・・高強度繊維 (22)・・・合成樹脂 (A)・・・竿本体 (B)′、(C)・・・巻回層 代理人 弁理士 津 1)直 久 」4図 一刀 234 第51囚 (/\)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高強度繊維の引揃シートに合成樹脂を含浸させたプリプ
    レグを巻装して竿本体を形成すると共に、高強度繊維の
    引揃シートに合成樹脂を含浸させ、厚みを0−08m以
    下とした細幅テープを形成して、前記竿本体の内面及び
    外面に巻装し0、前記竿本体の内面及び外面に、該竿本
    体への曲げ荷重に対し分担して補強対抗する巻回層を設
    けたことを特徴とする釣竿。
JP11334583A 1983-06-22 1983-06-22 釣竿 Granted JPS606145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11334583A JPS606145A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 釣竿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11334583A JPS606145A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 釣竿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS606145A true JPS606145A (ja) 1985-01-12
JPH037334B2 JPH037334B2 (ja) 1991-02-01

Family

ID=14609889

Family Applications (1)

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JP11334583A Granted JPS606145A (ja) 1983-06-22 1983-06-22 釣竿

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JP (1) JPS606145A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0190360U (ja) * 1987-12-07 1989-06-14
JPH0335745A (ja) * 1989-07-03 1991-02-15 Shimano Ind Co Ltd 釣竿及び釣竿の成形方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53134685A (en) * 1977-04-13 1978-11-24 Shimano Industrial Co Angling rods
JPS56154942A (en) * 1980-05-02 1981-11-30 Shimano Industrial Co Production of fishing rod

Patent Citations (2)

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JPH037334B2 (ja) 1991-02-01

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