JPH03142019A - パネル部品のフランジ加工方法 - Google Patents

パネル部品のフランジ加工方法

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JPH03142019A
JPH03142019A JP27816289A JP27816289A JPH03142019A JP H03142019 A JPH03142019 A JP H03142019A JP 27816289 A JP27816289 A JP 27816289A JP 27816289 A JP27816289 A JP 27816289A JP H03142019 A JPH03142019 A JP H03142019A
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JP
Japan
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panel
flange
lower mold
forming
nest block
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JP27816289A
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Minoru Minegishi
峯岸 稔
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のフードアウタパネルに代表されるよ
うなパネル部品の周縁部にフランジ曲げ加工を施す方法
に関する。
従来の技術 例えば第5図および第6図に示す自動車のフードアウタ
パネルPにおいては、相手側のフードインナパネルとの
ヘミング結合のためにその全周にフランジ部1” ’l
  F2+  F 3が折曲成形される。このフランジ
部F、、F、、F3の加工は例えば第7図および第8図
に示すプレス型を用いて一工程で行われ、パネルPの後
端部および両側部のフランジ部F、、F、が上ホルダ2
側のセクショナルダイ4と下型としてのポンチ5または
コラプスポンチ6との協働によって成形されるのに対し
、パネルPの前端のフランジ部F1は上ホルダ2例のス
ライドカム7に固定されたセクショナルダイ8とポンチ
5との協働によって成形される。3は上ホルダ2ととも
に上型1を構成するパッド、9はポンチ5に固定されて
スライドカム7を駆動するためのドライブカムである。
成形完了後、上型1が上昇するのを待ってポンチ5内に
内蔵されたりフタ10で成形品たるパネルF)を押し上
げることになるが、それに先立ってエアシリンダ11に
よりコラプスポンチ6を第7因の矢印m1方向にスライ
ドさせ、このスライド量だけパネルP全体を矢印m1方
向にシフトさせる。これにより初めてパネルPの前端の
フランジ部F、とポンチ5との干渉が回避されて、パネ
ルPをポンチ1の上方に押し上げることが可能となる。
ここで、第8図および第9図に示すようにフランジ部F
−,Faに対応するポンチ5の周縁部には、上ホルダ2
の昇降動作に応じて上下動するフランジリフタ12が設
けられる。このフランジリフタ12は、セクショナルダ
イ4側のプッシャービン13に当接するネストブロック
14およびリフタプレート15を有しており、ネストブ
ロック14はポンチ5上に投入されたパネルPの端部を
当接させることでフランジ加工前のパネルPを位置決め
する役目をし、またリフタプレート15は、加工後のフ
ランジ部F□ F3の先端に当接してこれを押し上げて
、ポンチ5からフランジ部F、、F3を離脱させる役目
をする(このフランジリフタ12の構造は例えば実開昭
61−82716号に開示されている)。
また、ポンチ5の一部は第8図および第10図に示すよ
うに補助ポンチ16として分割されており、この補助ポ
ンチI6は、上記のコラプスポンチ6のスライド動作に
際して該コラプスポンチ6との干渉を防止するために第
10図の矢印m3方向にストロークSだけスライド変位
する。
発明が解決しようとする課題 上記のような従来のプレス型構造においては、パネルP
の投入に際してパネルPの後端部および両側部について
は前述したフランジリフタ12のネストブロック14に
当接して位置決めされるものの、パネルPの前端部(フ
ランジ部F、が成形される部分)についてはその位置を
規制するものが存在しないために第11図に示すように
位置ずれQが生じやすく、フランジ長さ等がばらついて
形状桔度の向上が望めない。
そこで、例えば第1211aに示すようにフランジ部F
、となるべき部分にもネストブロック17を設置すると
ともに、このネストブロック17にパネルPの端部を当
接させて位置決めを行い、セクショナルダイ8(第7図
)によるフランジ成形時には」二型1の下降変位に応じ
てネストブロック17を下降させてセクショナルダイ8
との干渉を回避するようにした構造が考えられる。
しかしながらこの構造によると、第12図に示すように
フランジ成形後のパネルPを水平移動させた上で上方に
押し上げようとすると、フランジ部F1とネストブロッ
ク17とが干渉してしまってパネルPを上方に抜くこと
ができず、実用上なおも問題を残している。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので;
その目的とするところは、上記のような可動式のネスト
ブロ゛ツクの採用を前提とした上で、フランジ成形前の
パネル部品の位置決めを行うことができ、しかもフラン
ジ成形後の下型からのパネル部品の抜き取りを容易に行
うことができるフランジ加工方法を提供することにある
課題を解決するための手段 本発明は、パネル部品の端部を下型側のネストブロック
に当接させて位置決めした上でパネル部品を上下型によ
り加圧拘束し、これら上下型によって駆動されるスライ
ドカムを前記加圧拘束方向に対し所定角度傾斜した方向
から前進させてスライドカムと下型との協働によりパネ
ル部品の端部にフランジ部を折曲成形し、フランジ部が
折曲成形されたパネル部品を下型上方に取り出すにあた
って前記フランジ部と下型との干渉を回避するべくパネ
ル部品を水平移動させるようにした方法であって、フラ
ンジ部が成形されるパネル部品の端部に予め余剰舌片部
を一体に形成しておき、余剰舌片部を下型側に設けられ
た上下動可能なネストブロックに当接させてパネル部品
を下型上に位置決めする工程と、スライドカムと下型と
の協働により7ラング部を折曲成形する際に、スライド
カムの前進変位に応じてネストブロックを押し下げつつ
同時にスライドカムと下型とに設けた切刃同士のせん断
作用により余剰舌片部を切断除去する工程とを含んでい
る。
作用 この方法によると、フランジ成形に先立って、予め一体
成形されている余剰舌片部をネストブロックに当接させ
ることで下型に対するパネル部品の位置決めがなされ、
位置決めされたパネル部品を上下型で加圧拘束した以降
は余剰舌片部はその機能を失う。
そこで、下型とスライドカムとの協働によるフランジ成
形の際に同時に上記の余剰舌片部を切断除去する。その
結果、下型とネストブロックの間には、下型とフランジ
部との干渉を回避するべくパネル部品を水平移動させる
のに必要十分な空間が確保され、ネストブロックがパネ
ル部品の位置決め機能を有しながらも同時に無理のない
パネル部品の下型上方への取り出しが可能となる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図であって、
従来例と共通する部分には同一符号を付しである。
第1図に示すように、下型としてのポンチ5のうちフラ
ンジ成形部5aの下方には切断加工用の切刃21を有す
る切刃ブロック22を一体に固定し、セクショナルダイ
8には切刃ブロック22側の切刃21に対応する切刃2
3を形成しである。
さらに、ポンチ5にはコイルスプリング24にて上方に
は付勢されたネストブロック25を上下動可能に設ける
一方、セクショナルダイ8が取り付けられたスライドカ
ム7にはホストブロック25側のローラ26に接触する
アーム27を一体に設置すである。上記のローラ26お
よびアーム27はスライドカム7のスライド変位に応じ
てネストブロック25を押し下げるために設けられてい
るもので、ネストブロック25の押し下げが開始される
タイミングは、後述するようにバッド3がパネル部品た
るフードアウタパネル(以下、単にパネルという)Pを
加圧拘束した以降となるように設定される。
このような型構造によるフランジ成形の手順は、従来同
様にポンチ5上にパネルPを載置した上で成形を行うこ
とになるが、それに先立って前工程のトリム工程では第
2図に示すようにフランジ部F、となるべきパネルPの
前端部に切り残しをつくり、実質的にパネルPの前端部
に予め余剰舌片部Sを一体に成形しておく。
そして、第3図に示すようにパネルPの前端の余剰舌片
部Sをネストブロック25に当接させて位1d決めした
上で上型1を下降させる。この時、パネルPの後端部お
よび両側部については従来と同様に第9図に示したフラ
ンジリフタ12によって位置決めされる。
上型1が下降すると最初にバッド3がポンチ5上のパネ
ルPを加圧拘束しく第3図)、なおも上型1が下降する
とネストブロック25が第1図のアーム27によって徐
々に押し下げられる一方、セクショナルダイ8がポンチ
5のフランジ成形部5aに対しスライドカム7ごと前進
する。
セクショナルダイ8が前進すると、第1図に示すように
切刃ブロック22とセクショナルダイ8の切刃21.2
3同士が噛み合って両者のせん断作用により余剰舌片部
Sが切断除去され、さらにそれに続いてポンチ5のフラ
ンジ成形部5aとセクショナルダイ8との協働によりフ
ランジ部F。
が折曲成形される。
フランジ部F1の成形が完了すると、上型1の上昇によ
りセクショナルダイ8がスライドカム7ごと後退すると
ともにそれに併せてネストブロック25も上昇し、最後
にバッド3がパネルPから離間する。
そしてパネルPは、成形されたフランジ部F。
とフランジ成形部5aとの干渉を回避するべ〈従来と同
様に第7図に示したフラブスボンチ6によって所定量だ
け第4図のネストブロック25側(第4図の矢印m1方
向)に水平移動された上、リフタ10(第7図)によっ
てポンチ5の上方に押し上げられる。
この時、先の余剰舌片部Sの存在により、フランジ部F
、の長さ12+に対して、フランジ成形部5aの先端と
ネストブロック25との間の寸法Q2方が大きいために
、パネルPを水平移動させたとしてもフランジ部F1が
ネストブロック25と干渉することなくパネルPはスム
ーズにポンチ5の」ニガに押し上げられる。
発明の効果 以−ヒのように本発明によれば、パネル部品の端部に予
め余剰舌片部を一体に成形しておき、この余剰舌片部を
ネストブロックに当接させて位置決めした上で、フラン
ジ部を折曲成形するのと同時に上記の余剰舌片部を切断
除去するようにしたことにより、ネストブロックがフラ
ンジ成形前のパネル部品の位置決め機能を有しながらも
成形後のフランジ部がネストブロックと干渉することが
ないので、フランジ成形後のパネル部品の取り出し容易
性を確保しつつパネル部品の形状精度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図でフランジ成形が完
了した直後の断面図、第2図はフランジ成形前のパネル
部品の斜視図、第3図はフランジ成形前のパネル部品が
下型上に位置決めされた状態を示す断面図、第4図はフ
ランジ成形後のパネル部品が下型上で水平移動した状態
を示す断面図、第5図はフランジ成形後のパネル部品の
斜視図、第6図(A)、(B)、(C)は第5図のa−
a線、b−b線およびc−c線に沿う断面図、第7図は
従来のフランジ成形用のプレス型の断面図、第8図は第
7図の下型の平面説明図、第9図は第8図におけるフラ
ンジリフタの断面図、第10図は第8図のD−D線に沿
う断面図、第11図および第12図は従来の成形法によ
る不具合を説明するための要部断面図である。 1・・」二型、5・・・下型としてのポンチ、7・・・
スライドカム、8・・・セクショナルダイ、21.23
・・・切刃、22・・・切刃ブロック、25・・・ネス
トブロ・lり、27・・・アーム、F5.F−、F3・
・・フランジ部、P・・・パネル部品としてのフードア
ウタパネル、S・・余剰舌片部。 第 図 21.23・・・切刃 S・・・余剰古片郡 第 8 図 1−。 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル部品の端部を下型側のネストブロックに当
    接させて位置決めした上でパネル部品を上下型により加
    圧拘束し、これら上下型によって駆動されるスライドカ
    ムを前記加圧拘束方向に対し所定角度傾斜した方向から
    前進させてスライドカムと下型との協働によりパネル部
    品の端部にフランジ部を折曲成形し、フランジ部が折曲
    成形されたパネル部品を下型上方に取り出すにあたって
    前記フランジ部と下型との干渉を回避するべくパネル部
    品を水平移動させるようにした方法であって、フランジ
    部が成形されるパネル部品の端部に予め余剰舌片部を一
    体に形成しておき、 余剰舌片部を下型側に設けられた上下動可能なネストブ
    ロックに当接させてパネル部品を下型上に位置決めする
    工程と、 スライドカムと下型との協働によりフランジ部を折曲成
    形する際に、スライドカムの前進変位に応じてネストブ
    ロックを押し下げつつ同時にスライドカムと下型とに設
    けた切刃同士のせん断作用により余剰舌片部を切断除去
    する工程、 とを含むことを特徴とするパネル部品のフランジ加工方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448384B1 (ko) * 2002-07-31 2004-09-10 현대자동차주식회사 프레스 금형의 패널 취출구조
CN105750415A (zh) * 2016-03-30 2016-07-13 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车顶盖冲压模具和加工设备
CN106040812A (zh) * 2016-08-09 2016-10-26 中国第汽车股份有限公司 预翻边设备及预翻边方法
CN109013909A (zh) * 2018-09-19 2018-12-18 上海晨昌精密模具有限公司 一种回型件空压折弯成型类级进模

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197320U (ja) * 1984-11-30 1986-06-23

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